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仏を信じよ!
- 1 :仏:2003/09/17(水) 10:27
- 仏を信じよ!
- 105 :博士と助手:2003/12/12(金) 18:15
-
ノノノハヽ
|||;o・∀・)<いやあ、危ない危ない。まさか我々まで止まってしまうとは……。
ノンハヽ
|||;*^ー^)<って言うか、どうやって元に戻ったんですかね?そっちの方が気になるんですけど。
ノノノハヽ
|||;o・∀・)<それはあれだ。橙色の道ってやつだ。俗に言う気まぐれってやつだな。
ノンハヽ
|||;*^ー^)<よくわかりませんけど、でも元に戻ったからそれ以上は詮索しないでおきます。
ノノノハヽ
|||o・∀・)<それはそうと、時間を止めた瞬間にまた新しい装置を閃いてしまったのだ!
ノンハヽ
|||;*^ー^)<こ、今度は何ですか?
ノノノハヽ
|||o・∀・)<ふふふふっ、聞いて驚くなかれ!……ええ!それマジっすか!!!
ノンハヽ
|||;*^ー^)<……自分で驚いてどうするんですか。しかも言う前に……。
ノノノハヽ
|||o・∀・)<今のは軽い余興だ。まあ気にすんな。って言うか、今作るから待ってろ!
トンカントンカン
- 106 :博士と助手:2003/12/12(金) 18:15
-
ノノノハヽ
|||o・∀・)<でーきたー!……とまるで十年くらい前の「一人でできるもん」のセリフを言ってみる。
ノンハヽ
|||;*^ー^)<自分で説明するくらいなら言わない方がいいと思うんですけどね……。
ノノノハヽ
|||o・∀・)<あっそ!ジャーン!時間を遡る機械、名づけてタイムストリッパーだ!!!
ノンハヽ
|||;*^ー^)<って、さっきと同じ名前じゃないですか!本当に大丈夫なんですか?
ノノノハヽ
|||o・∀・)<今度こそ大丈夫だ。アインシュタインの宇宙定数をジャパネット価格に訂正したからな。
ノンハヽ
|||;*^ー^)<何をどう訂正したのかよくわかりませんけど、でも説明はいいです。
ノノノハヽ
|||o・∀・)<それでは早速試してみるのだ!とりあえず時間を一日遡ってみるとするか!
ノンハヽ
|||;*^ー^)<あ、あのお、今度はちゃんと元に戻れますよね?
ノノノハヽ
|||o・∀・)<心配するな!たった一日前に戻るだけだから、一日経てばまた今日が訪れるはずだ!
- 107 :博士と助手:2003/12/12(金) 18:16
-
ノンハヽ
|||;*^ー^)<それはそうですけど、でも、と言うことは、一日前に戻った私たちは今どこにいるんでしょうかね?
ノノノハヽ
|||o・∀・)<……。
ノンハヽ
|||;*^ー^)<って言うか、明らかにわからないっていうような顔ですよね。すっごい不安なんですけど。
ノノノハヽ
|||o・∀・)<まああれだあれ。多分我々に見つからないようにその辺のキャバクラ幕府にでも潜んでるんじゃね?
ノンハヽ
|||;*^ー^)<キャバクラってのは気になりますけど、でも博士ならありえない話でも……。
ノノノハヽ
|||o・∀・)<とにかく、一日前に戻って、それから一日後にひっそりとここに戻ってくれば問題ないだろ。
ノンハヽ
|||;*^ー^)<はあ。博士の名は別の意味で歴史に刻まれるような気がします。
ノノノハヽ
|||o・∀・)<甘い!甘いぞ絵里!そりゃもう作者の圭ちゃんへの恋心みたいに甘酸っぱいぞ!
ノンハヽ
|||;*^ー^)<それは本当に意味がわからないんですけど。むしろ酸っぱいだけなんじゃ?
- 108 :博士と助手:2003/12/12(金) 18:16
-
ノノノハヽ
|||o・∀・)<まあいい。とにかく、このボタンを押せば、我々は一日前に戻ることができるのだ!
ノンハヽ
|||;*^ー^)<本当に大丈夫なんですか?ちゃんと一日前のこの場所に戻れるんですか?
ノノノハヽ
|||o・∀・)<……。
ノンハヽ
|||;*^ー^)<だから、その明らかにわからないっていうような顔は……。
ノノノハヽ
|||o・∀・)<さすがは私の助手だ。あやうく場所のことをすっかり忘れるところだった。
ノンハヽ
|||;*^ー^)<やっぱり……。
ノノノハヽ
|||o・∀・)<えーと、現在の宇宙座標をパルサーを元に確認して、その座標を設定、と。
ノンハヽ
|||;*^ー^)<わざわざパルサーまで調べなくても……。
ノノノハヽ
|||o・∀・)<ちなみにパルサーの意味がわからない人は検索して調べてね ♥
ノンハヽ
|||;*^ー^)<そこは自分で説明するべきだと思うんですけどね。
- 109 :博士と助手:2003/12/12(金) 18:16
-
ノノノハヽ
|||o・∀・)<よし。これで我々は一日前のこの座標にちゃんと到着するはずだ。
ノンハヽ
|||;*^ー^)<でも本当にこの場所に来れるんですか?
ノノノハヽ
|||o・∀・)<それは大丈夫だ。半日前なら地球の裏側に到着するだろうが、きっかり一日前なら大丈夫だ。
ノンハヽ
|||;*^ー^)<そうだといいんですけどね。
ノノノハヽ
|||o・∀・)<よし、それでは起動するぞ。準備はいいな!
ノンハヽ
|||;*^ー^)<は、はい。
カチッ
- 110 :博士と助手:2003/12/12(金) 18:16
-
_,,,,,--―''''''''""゙゙゙゙ ̄ ̄ ゙゙゙゙゙゙̄"''''''―--,,,,,_
_,,-‐'"` `゙'''ー、_
,/ 太陽 `''、
( ○ )
ヽ、 /
`''-、,,、 ,,,,-"
`゙"'ー-、,,,,,,,,,__ _,,,,,,,,,--ー'''"
 ゙゙゙゙゙゙゙゙゙̄o゙゙..゙゙゙ ̄
↑ ↑
一日前の地球の位置 二人が到着した地点
<<STUDY ! >>
地球は太陽の周りを時速107465km/hで公転しているため、
現在いる位置のまま一日前に戻ると、そこは宇宙空間ということになる。
(つまり、その位置に地球が来るのは一日後ということになる。)
二人は自転のことは計算に入れたものの、公転の存在を忘れていたのだ。
ちなみに、我々の太陽系自体も渦巻銀河の中を猛スピードで公転しており、
また、その銀河自体も宇宙の膨張によってその位置を変えているため、
実際はこの図のように単純にはいかないと思われるが、それ以上は触れないでおく。
- 111 :博士と助手:2003/12/12(金) 18:17
-
ノノノハヽ
|||;o・∀・)<いやあ、危ない危ない。まさか宇宙空間に出ちまうとはな。
ノンハヽ
|||;*^ー^)<って言うか、私たちよく生きてましたね……。
ノノノハヽ
|||;o・∀・)<リセットボタンを押すのが後少し遅ければ今頃は……おお!恐ろしい!!!
ノンハヽ
|||;*^ー^)<私には博士の方が恐ろしいんですけどね。って言うかそのリセットボタンの方が凄い発明なんじゃ……。
ノノノハヽ
|||o・∀・)<それはそうと、宇宙空間に出た瞬間にまた新しい装置を閃いてしまったのだ!
ノンハヽ
|||;*^ー^)<ま、またですか?って言うか質問は無視ですか?
ノノノハヽ
|||o・∀・)<ふふふふっ、聞いて驚くなかれ!……ええ!それマジっすか!!!
ノンハヽ
|||;*^ー^)<……それ、さっきもやりましたよね?
ノノノハヽ
|||o・∀・)<いわゆるお約束ってやつだから気にすんな。気にする亀井は鎖骨を触ると海老になるって言うだろ?
ノンハヽ
|||;*^ー^)<言いませんよ。一体何の諺なんですか?
ノノノハヽ
|||o・∀・)<まあいい!とにかく今作るから待ってろ!
トンカントンカン
- 112 :博士と助手:2003/12/12(金) 18:17
-
ノノノハヽ
|||o・∀・)<でーきたー!……とまるで無邪気な子供のように出来上がったことを大げさに報告してみる。
ノンハヽ
|||;*^ー^)<そのまんまですね……。
ノノノハヽ
|||o・∀・)<……。
ノンハヽ
|||;*^ー^)<せっかくボケやすい言葉を言ってみたのに……。
ノノノハヽ
|||o・∀・)<悪いが博士というものはそんな余興をかましてるほど暇ではないのだ!
ノンハヽ
|||;*^ー^)<はいはい。で、今度は何を発明したんですか?
ノノノハヽ
|||o・∀・)<ジャーン!コーヒー牛乳を“coffee”と“milk”に分離する装置なのだあああ!!!
ノンハヽ
|||;*^ー^)<って言うか、わざわざ宇宙空間で閃くようなことじゃないかと……。しかもなんで英語なんですか?
ノノノハヽ
|||o・∀・)<甘い!甘いぞ絵里!まるで伊勢海老で鯛を釣るくらい甘いぞ!
ノンハヽ
|||;*^ー^)<それは甘いというかもったいないような気がしますけど。
ノノノハヽ
|||o・∀・)<この発明はだな、真空と極寒と宇宙線というその三つの要素が揃って初めて可能となるのだ!
ノンハヽ
|||;*^ー^)<どう考えてもその辺の主婦が適当に発明してそうですけどね。伊東家の食卓とか普通にありそうだし。
- 113 :博士と助手:2003/12/12(金) 18:17
-
ノノノハヽ
|||o・∀・)<それでは早速実験するのだ!コーヒー牛乳をフラスコに注入!アルコールランプに点火開始!
ノンハヽ
|||;*^ー^)<どう見ても普通の理科室の実験っぽいんですけど?真空とか宇宙線とかって言ってませんでしたっけ?
ノノノハヽ
|||o・∀・)<甘い!甘いぞ絵里!自販機で冷たいコーンスープが出てきた時くらいに甘いぞ!
ノンハヽ
|||;*^ー^)<それは全然甘くないんじゃ……むしろ絶望という言葉が似合うかと……。
ノノノハヽ
|||o・∀・)<とにかく、自称世界一の発明王なのに特許数は日本一ですらないというのが発明家の在るべき姿なのだ!
ノンハヽ
|||;*^ー^)<あれはただの頭のいい詐欺師だと思いますけどね……。一応特許数で一番とは言ってませんから。
ノノノハヽ
|||o・∀・)<まあいい。この実験が成功すれば、私の名前は永遠に歴史に刻まれるであろう!
ノンハヽ
|||;*^ー^)<たかがコーヒー牛乳分離したくらいで名前が残っても困りませんか?
ノノノハヽ
|||o・∀・)<そして私の元には各国の軍隊から問い合わせが殺到して、私は一躍大金持ちに!!!
ノンハヽ
|||;*^ー^)<なんでコーヒー牛乳で軍隊が来るんですか?どうやって軍事目的に使うんですか?
ノノノハヽ
|||;o・∀・)<それはだな……例えば、独裁者が世界中のコーヒー牛乳を分離して世界を大混乱に陥れるとか……。
ノンハヽ
|||;*^ー^)<絶対無理だと思いますよ。それにそんな独裁者がいたら世界は今より平和になってますよ。
ノノノハヽ
|||;o・∀・)<……。
- 114 :博士と助手:2003/12/12(金) 18:18
-
ノノノハヽ
|||;o・∀・)<えーい!やめだやめだー!!!この実験は中止だあああ!!!!!
ノンハヽ
|||;*^ー^)<そんなことでキレなくても……。
ノノノハヽ
|||;o・∀・)<くそっ!まさか私の発明が世界を平和にしてしまうとは!これは屈辱だあああ!!!
ノンハヽ
|||;*^ー^)<何がどう屈辱なんですか?それにそんな発明くらいで平和になるわけがないと思うんですけどね。
ノノノハヽ
|||;o・∀・)<もういい!この実験は永遠に中止だ!早速、この記憶除去装置を使ってお前の記憶を消すことから……。
ノンハヽ
|||;*^ー^)<って言うか、そんな装置がすでにあるってこと自体が滅茶苦茶凄いと思うんですけど……。
ノノノハヽ
|||;o・∀・)<えーい!ぶつくさ言うな!とにかく記憶が消えるまでじっとしてろ!
ウイーン
ノノノハヽ
|||o・∀・)<よし、これで今回の発明に関する記憶は消えたはずだ!
- 115 :博士と助手:2003/12/12(金) 18:18
-
ノンハヽ
|||*^ー^)<わ〜い絵里のスレだぁ〜♪
(l]つ:)]つ
く_,._,._,.ゝ
εεε (__/"(__)
ノノノハヽ
|||;o・∀・)<……ちょっと記憶が混乱してるみたいだが、まあいいだろう。……特に異常なし、と。
ノノノハヽ
|||;o・∀・)<とりあえずコーヒー牛乳でも飲んでリフレッシュするとするか……。
二人は世界平和のために今日も発明を続けている……らしい……。
――――――――――――――
『博士と助手』 三部作 完
――――――――――――――
- 116 :名無し娘。:2003/12/12(金) 18:53
- 乙でした!続きがあるとは!w
今度は是非助手の股間にリアルでティムポが生える発明を・・・。
- 117 :ある喫茶店の風景:2003/12/12(金) 19:15
-
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ノンハo∈
(^ー^*|||<いらっしゃいませ。ご注文の方、お決まりでしょうか?
ノノノハヽ
|||o・∀・)<お湯くれ!お湯!冷たいお湯!
〃ソババヾ
(C°ー ℃)<氷くれ!氷!温かい氷!
ノンハo∈
(^ー^*;|||<そ、それではご注文の方、確認します。冷たいお湯が一つと温かい氷が一つでよろしいでしょうか?
ノノノハヽ
|||o・∀・)<おうよ!
〃ソババヾ
(C°ー ℃)<おうよ!
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ノンハo∈
(^ー^*;|||<お、お待たせしました。
ノノノハヽ
|||o・∀・)<ばかやろー!これのどこがお湯なんだよ!ただの水じゃねーか!
〃ソババヾ
(C°ー ℃)<ばかやろー!これのどこが氷なんだよ!ただの水じゃねーか!
ノンハo∈
(^ー^#|||<……とりあえずお前ら帰れ!お代はいらねーから!
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ノノノハヽ
|||o・∀・)<兄貴、水がただで飲めましたな。得しましたな!
〃ソババヾ
(C°ー ℃)<お前の脅しもなかなかだったぞ!
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
- 118 :ある喫茶店の風景:2003/12/12(金) 19:16
-
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ノンハo∈
(^ー^*|||<いらっしゃいませ。ご注文の方、お決まりでしょうか?
ノノノハヽ
|||o・∀・)<カキ氷くれ!カキ氷!
〃ソババヾ
(C°ー ℃)<カキ氷くれ!カキ氷!
ノンハo∈
(^ー^*;|||<そ、それではご注文の方、確認します。カキ氷が二つでよろしいでしょうか?
ノノノハヽ
|||o・∀・)<おうよ!
〃ソババヾ
(C°ー ℃)<おうよ!
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ノンハo∈
(^ー^*;|||<お、お待たせしました。
ノノノハヽ
|||o・∀・)<ばかやろー!柿氷だって言ったろ!カキ氷なんて季節外れなんだよ!
〃ソババヾ
(C°ー ℃)<ばかやろー!牡蠣氷だって言ったろ!カキ氷なんて季節外れなんだよ!
ノンハo∈
(^ー^#|||<……とりあえずお前ら帰れ!お代はいらねーから!
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ノノノハヽ
|||o・∀・)<兄貴、カキ氷がただで食えましたな。得しましたな!
〃ソババヾ
(C°ー ℃)<ちょっと寒いけどな。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
- 119 :ある喫茶店の風景:2003/12/12(金) 19:16
-
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ノンハo∈
(^ー^*|||<いらっしゃいませ。ご注文の方、お決まりでしょうか?
ノノノハヽ
|||o・∀・)<おしるこくれ!おしるこ!
〃ソババヾ
(C°ー ℃)<ぜんざいくれ!ぜんざい!
ノンハo∈
(^ー^*;|||<そ、それではご注文の方、確認します。おしるこが一つとぜんざいが一つでよろしいでしょうか?
ノノノハヽ
|||o・∀・)<おうよ!
〃ソババヾ
(C°ー ℃)<おうよ!
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ノンハo∈
(^ー^*;|||<お、お待たせしました。
ノノノハヽ
|||;o・∀・)<……あんた、違いがわかってるじゃねーか!
〃ソババヾ
(;C°ー ℃)<……あんた、なかなかやるじゃねーか!
ノンハo∈
(^ー^#|||<……とりあえず今度はちゃんと金払えよ!
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ノノノハヽ
|||;o・∀・)<兄貴、ちょっと損した気分ですな。
〃ソババヾ
(;C°ー ℃)<ああ、体は温まるけどな。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
- 120 :ある喫茶店の風景:2003/12/12(金) 19:16
-
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ノンハo∈
(^ー^*|||<いらっしゃいませ。ご注文の方、お決まりでしょうか?
ノノノハヽ
|||o・∀・)<冷やし中華始めてくれ!冷やし中華!
〃ソババヾ
(C°ー ℃)<冷やし中華終わらせてくれ!冷やし中華!
ノンハo∈
(^ー^#|||<……とりあえずお前ら帰れ!次からは入店料取るからな!
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ノノノハヽ
|||;o・∀・)<兄貴、冷やし中華はまだ早すぎたんじゃないですかね?
〃ソババヾ
(;C°ー ℃)<いや、多分遅すぎたんだろ。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
- 121 :名無し娘。:2003/12/12(金) 20:14
- とりあえず要所要所に小ネタ交えてウケ狙う前にちゃんとオチを考えとけ
- 122 :名無し娘。:2003/12/12(金) 20:57
- ワロタ
けど、「喫茶店」の弟分は誰サン?
- 123 :ある喫茶店の風景:2003/12/12(金) 21:07
-
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ノノノハヽ
|||;o・∀・)<兄貴、なんか言われてますぜ?
〃ソババヾ
(C°ー ℃)<無視しろ!無視!爽やかな脱力感オチってもんがわかんなかったんだろ?
ノノノハヽ
|||;o・∀・)<さすがは兄貴!最近いろんなスタイルを試してるだけのことはありますな!
〃ソババヾ
(C°ー ℃)<まあな。とりあえずこのネタのタイトルからすれば間違いなく“最良”かつ“自信”のオチだからな!
ノノノハヽ
|||;o・∀・)<しかし、ネタの構成に注文つけられたのは長いことやっててこれが初めてっすよね?批判はあっても……。
〃ソババヾ
(C°ー ℃)<おっとボーイ!そういう時は前向きに考えるんだぜ!それだけ期待されてるってことよ!
ノノノハヽ
|||;o・∀・)<さすがは兄貴!尊敬しますぜ!期待されてるんすね!信じていいんすね!
〃ソババヾ
(C°ー ℃)<そうとも!多分>>121は『ハロモニ。劇場』に毎週不満の手紙を送るほど笑いに熱心な奴なんだぜ!
ノノノハヽ
|||;o・∀・)<あのコントで毎週大爆笑しつつさらに中澤姉さんの婦警姿に萌えまくる兄貴とは大違いっすね!
〃ソババヾ
(C°ー ℃)<まあな。こう見えても『ジュニアスペシャル』も毎週欠かさずに見てるからな!
ノノノハヽ
|||;o・∀・)<さすがは兄貴!「中澤裕子の一夜漬けコーナー」だけが生き甲斐というだけのことはありますな!
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
- 124 :ある喫茶店の風景:2003/12/12(金) 21:07
-
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
〃ソババヾ
(C°ー ℃)<ふっ、お前もいつかわかる日が来るさ!
ノノノハヽ
|||;o・∀・)<で、今回のオチは?
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ノンハo∈
(^ー^#|||<……お前ら、水だけで何時間いるつもりなんだよ!とっとと帰れ!
ノノノハヽ
|||;o・∀・)<……こ、これも自信のオチなんすか?
〃ソババヾ
(C°ー ℃)<黙秘権を行使します!当番弁護士を呼んでください!
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
- 125 :ある喫茶店の風景:2003/12/12(金) 21:07
- ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【CAST】
ノンハo∈
(^ー^*||| 亀井絵里 : 店員さん(アルバイト)
ノノノハヽ
|||o・∀・) 紺野あさ美 : 弟分
〃ソババヾ
(C°ー ℃) 福田明日香 : 兄貴
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
- 126 :『夫婦円満』:2003/12/12(金) 21:38
-
ノノハヽ
|||o・‐・)<おい、お前、今日の晩御飯は何だね?
ノノハヽヾ
∬*´ ロ`)<はい、あなた。今日は寒かったし、お豆腐が安かったから、特製の湯豆腐よ!
ノノハヽ
|||o・‐・)<さすがは私の愛する妻だ!して、特製というからには普通の湯豆腐ではないのだな?
ノノハヽヾ
∬*´ ロ`)<もちろんよ!ただの湯豆腐ではつまらないでしょ?
ノノハヽ
|||o・‐・)<さすがは私の愛する妻だ!料理に工夫をこらすことがそも愛情の証!
ノノハヽヾ
∬*´ ロ`)<うふふ。そう言ってもらえると励みになるわ!
ノノハヽ
|||o・‐・)<して、その特製たる由縁は如何に?
ノノハヽヾ
∬*´ ロ`)<湯豆腐をね、味噌仕立てにしてみたの。
ノノハヽ
|||o・‐・)<さすがは私の愛する妻だ!いとも簡単にこの世に新たな料理を生み出してしまうとは!!!
人はそれを豆腐の味噌汁と呼ぶ……。
- 127 :『番長烈伝』:2003/12/12(金) 22:02
-
世の中には番長というものが存在する。
これはモーニング娘。に君臨した一人の番長の物語……。
ノノノハヽヽ
ijjjVvVjjji<おい、田中!タバコまだか?
〃ノリノハゝ
从;` れ´)<す、すいやせん。今買って来ますんで。
ノノノハヽヽ
ijjjVvVjjji<ちっ、使えねーな!おい、道重!タバコ持ってねーか?
☆ノハヽ☆
从;*・υ.・)<す、すいやせん。今買って来ますんで。
ノノノハヽヽ
ijjjVvVjjji<お前もかよ、使えねーな!
ノノノハヽヽ
ijjjVvVjjji イライラ イライラ
ノノノハヽヽ
ijjjVvVjjji イライラ イライラ
ノンハヽ
|||*^ー^)<ふじ〜、タバコまだかしら〜?
ノノノ ハヽヽ
ijjj;VvVjjji<あ、絵里様、今用意してますんで、もうしばらくお待ちいただけますか?
ノンハヽ
|||*^ー^)<あと一分待ったげる。遅れたらぶっ殺すかんね ♥
世の中には番長というものが存在する。
これはモーニング娘。に君臨した一人の番長の物語……。 (完)
- 128 :名無し娘。:2003/12/12(金) 22:29
- 新たなるネタスレの王、流石だな
- 129 :名無し娘。:2003/12/12(金) 23:22
- これほど強かな奴は久しぶりだ
- 130 :その道:2003/12/13(土) 23:36
-
彼らは何のためにその道を歩み続けているのか……。
私、小川麻琴がこのドキュメンタリー番組の制作に関わってから半年。
それから様々な方面で活躍している第一線の人物に密着取材を続けてきた。
彼らは時に孤独であり、そして寡黙であり、そして難しいまでに真面目であった。
しかし、最初の頃の私は、そうした彼らに共通する心を感じ取ることはできなかった。
ただ決められた形で取材をこなし、その活躍する姿をお茶の間に伝える……。
それで本当に良かったのだろうか、そういった懸念が今、私の頭をよぎっている。
私が伝えるべきなのは、彼らの姿ではなく、その心だったのだから……。
それに気づいたのは、つい先週のことだった……。
ノノノハヽ
∬ ´▽`)<今日密着取材しますのは、登山家として有名な吉澤ひとみさんです。
J~iiiiiiiiiiiiiii]
( ○^〜^)<どうも〜!よろしくっす!
吉澤ひとみ……女性登山家として日本は固より世界の山々を制覇してきた人物である。
しかし、その過酷な生き様とは裏腹に、取材に受け答えする彼女は、陽気で朗らかな印象であった。
今までに経験した様々なエピソードを笑顔で、それもユーモアを交えながら話すその様子は、
これまで小川が取材してきた様々な道のプロ達とは全くかけ離れているように映った。
- 131 :その道:2003/12/13(土) 23:36
-
ノノノハヽ
∬ ´▽`)<登山家はよく、登山をする理由を「そこに山があるから」と答えますが、吉澤さんはどうでしょうか?
J~iiiiiiiiiiiiiii]
( ○^〜^)<うむ。いい言葉だね。でもね、それだけでは答えになってないんじゃないかな?
ノノノハヽ
∬ ´▽`)<と言うと、吉澤さんには別の理由があるということですか?
J~iiiiiiiiiiiiiii]
( ○^〜^)<そもそも理由なんてものは無いと思うんだよな。その答えだって、裏を返せば理由が無いってことだからさ。
ノノノハヽ
∬ ´▽`)<理由は無いんですか?それはまた意外な答えですけど。
J~iiiiiiiiiiiiiii]
( ○^〜^)<いやいや、それはね、山に登らないとわからないことなんだよ。実際にね。
ノノノハヽ
∬ ´▽`)<それでは、答えは山にある、ということですか?
J~iiiiiiiiiiiiiii]
( ○^〜^)<つまり答えを探すために山に登るってことか。うん、君のその答えもなかなか面白いものだと思うよ。
登山家が山に登る理由……それは一体、何故なのだろうか。
そこに山があるからなのか、自然を征服するためなのか、あるいは自分を見つけるためなのか……。
私たちスタッフは、その答えを探すために、吉澤さんに同行して、ある山に登ることになった。
- 132 :その道:2003/12/13(土) 23:37
-
しかし、それまで穏やかだった吉澤さんの表情も、登山道の入口に到着した途端、
それまで取材してきた様々な職人や達人たちと同じような、真剣な表情へと一変した。
J~iiiiiiiiiiiiiii]
( ○`〜´)<それでは、装備の最終点検、そして順列の確認をしてください。
ノノノハヽ
∬;´▽`)<は、はい。
そして私たちは出発した。
本来は一番のベテランが最後尾を務めるのだが、その日は取材上の問題から、吉澤さんが先頭を務め、
そしてスタッフを挟むようにして登山会の石川梨華さんが最後尾から見守るという順列を組んでいた。
緩やかな山道を登り、徐々に角度が険しくなる。
二度の休憩を挟み、私たちはいよいよ急角度の岩場に進みだした。
- 133 :その道:2003/12/13(土) 23:37
-
J~iiiiiiiiiiiiiii]
( ○`〜´)<ラーク!
ノノノハヽ
∬;´▽`)<えっ?
J~iiiiiiiiiiiiiii]
( ○`〜´)<ば、ばかやろー!!!ラークって言ったらすぐに後ろに伝えろって言っただろ!
ノノノハヽ
∬;´▽`)<す、すいません。
J~iiiiiiiiiiiiiii]
( ○`〜´)<たかが小さな石ころ一つでもな、それが致命的な事故に繋がることだってあるんだよ!
ノノノハヽ
∬;´▽`)<は、はい……。
自然の厳しさをまざまざと見せつけられる。
それは都会で暮らす私たちが普段忘れていたものだった。
- 134 :その道:2003/12/13(土) 23:37
-
岩場を抜け、狭く荒涼とした足場を尾根伝いに進む。
ところどころに鉄の杭が埋まっており、杭と杭の間には鉄の鎖が結ばれていた。
J~iiiiiiiiiiiiiii]
( ○`〜´)<後一歩だが、絶対に油断はするな。ここからが一番危険なポイントだからな!
ノノノハヽ
∬;´▽`)<は、はい。
頂上はもう目の前に迫っていた。あそこに、その答えがあるのだろうか。
初めて自分の足で山に登る私にとって、それは苦しいながらもどこか充実したものだった。
しかし、私はその吉澤さんの言葉の意味を全く理解していなかったのだろう。
私の意識はついつい目の前の頂上へと注がれ、そして頭の中で様々なことを考えていた。
それは自然への挑戦なのか、自分への挑戦なのか、それとも……。
次の瞬間、私は前から転がり落ちてきた石に足元を救われ、そして急斜面から転がり落ちようとしていた。
鉄の鎖を掴んでいたために転落することは免れたが、でもそれは私の不注意が招いてしまったことだった。
- 135 :その道:2003/12/13(土) 23:37
-
J~iiiiiiiiiiiiiii]
( ○`〜´)<ばかやろー!油断するなって言ったばかりだろ!!!ラークって言ったの聞こえなかったのか!!!
ノノノハヽ
∬;´▽`)<ご、ごめんなさい……。
J~iiiiiiiiiiiiiii]
( ○`〜´)<今回はなんともなかったから良かったものの、もし後ろまで巻き添えになったらどうするつもりなんだ!
ノノノハヽ
∬;´▽`)<……。
J~iiiiiiiiiiiiiii]
( ○`〜´)<俺はお前らの命を預かってるが、それはお前らも一緒だ!今からでもいい!そのことを自覚しろ!!!
ノノノハヽ
∬;´▽`)<は、はい……。
J~iiiiiiiiiiiiiii]
( ○`〜´)<……俺たちはな、山から見ればちっぽけな存在なんだよ。
ノノノハヽ
∬;´▽`)<ちっぽけな存在……。
J~iiiiiiiiiiiiiii]
( ○`〜´)<山にとってはな、俺たちがいてもいなくても同じなんだよ。でもな……。
吉澤さんはその後の言葉を言わなかった。
でも私には何かわかったような気がした。その続きこそが、多分私が求めている答えなのだと……。
それから三十分後、私たちは最後の岩場を乗り越え、そしてついに山の頂上に辿り着いた。
- 136 :その道:2003/12/13(土) 23:38
-
J~iiiiiiiiiiiiiii]
( ○`〜´)<よし、それでは全員休憩!
ノノノハヽ
∬;´▽`)<も、もう足がくたくたで……。
J~iiiiiiiiiiiiiii]
( ○^〜^)<ほらほら、座ってないで、立って周りを見てみろって!
ノノノハヽ
∬;´▽`)<えっ?
J~iiiiiiiiiiiiiii]
( ○^〜^)<一体何のために登ってきたんだよ?せっかくてっぺんに来たんだぜ?
ノノノハヽ
∬;´▽`)<そ、そう言えば……すっかり忘れてました……。
J~iiiiiiiiiiiiiii]
( ○^〜^)<ほれ、もうここより高いところは無いんだぜ?てっぺんだから当然だけどな。
ノノノハヽ
∬*´▽`)<うわ〜!
その瞬間、私は求めていた答えを見つけていた。
- 137 :その道:2003/12/13(土) 23:38
-
「そこに山があるから」……その言葉も確かに正しかったのだ。
ただし、その答えだけでは無い、もう一つの“何か”がそこにはあった。
それは実際に山に登ってみて初めてわかったことだった。
それは達成感でも満足感でも、自然への挑戦や征服でも、自分を見つけることでもなかった。
でも、今の私には、それを言葉として表現することはできない。
そこにあった答えは、実際に山に登らない限りわかることのできない、そして言葉では表現できないものなのだから。
そして、それは私がこれまで取材してきた様々な人たちの心の中にあったものとも共通しているように感じられた。
それぞれの道には、それぞれの答えがある。
しかし、それらの道を進む人間には、共通した“何か”があるのだ。
私はまだその道の入口に、ほんの少し立っただけなのかもしれない。
でも、“その道”には、確かに“何か”があるのだ。
それが“その道”である限り……。
- 138 :その道:2003/12/13(土) 23:38
-
ノノノハヽ
∬*´▽`)<吉澤さん、それではもう一度伺います。なぜ山に登るのですか?
J~iiiiiiiiiiiiiii]
( ○^〜^)<それはね、こうして山のてっぺんで温かいココアを飲んでチョコレートを食べるのが幸せだからさ!
答えは人それぞれ……しかしそこには共通した“何か”があることは間違いない。
- 139 :名無し娘。:2003/12/14(日) 00:16
- ずっこけた
- 140 :名無し娘。:2003/12/14(日) 00:47
- ショートショートだな
- 141 :名無し娘。:2003/12/14(日) 01:09
- 吉さんはでっかい人だな
- 142 :名無し娘。:2003/12/14(日) 03:27
- いいんじゃないでしょうか
- 143 :目次です:2003/12/14(日) 13:27
-
【目次】
『石川の退屈』 >>31-40
『吉澤の肥満』 >>47-58
『π』 >>63-89
『博士と助手』 >>98-102 >>105-110 >>111-115
『ある喫茶店の風景』 >>117-120 >>123-124 (CAST >>125)
『夫婦円満』 >>126
『番長烈伝』 >>127
『その道』 >>130-138
【ボツネタスレ】
『一人語り』
http://www.omosiro.com/~sakuraotome/live/test/read.cgi/bbs/1062147283/169-176
『どちらでもない風景』
http://www.omosiro.com/~sakuraotome/live/test/read.cgi/bbs/1062147283/180-188
『名人戦』
http://www.omosiro.com/~sakuraotome/live/test/read.cgi/bbs/1062147283/189-194
- 144 :名無し娘。 :2003/12/20(土) 05:56
- 良スレに出会えた幸せ
- 145 :名無し娘。:2003/12/21(日) 10:54
- 何とも味のあるスレですね
- 146 :名無し娘。:2003/12/22(月) 12:50
- 高まる期待
- 147 :名無し娘。:2004/01/10(土) 17:05
- おもしろー。前スレとかあるんですか?
- 148 :名無し娘。:2004/01/29(木) 21:48
- 帰ってきてほしいなあ。
- 149 :案内:2004/01/31(土) 01:03
- >>147
【前スレのようなもの】
バッテンチョイス クイズ・HEXAGON (小川の憂鬱 part1)
http://www.topsites.jp/test/read.cgi/morning/1042440057/
川o・-・)ノ<こんこんの今夜も最高です! in 狩 (小川の憂鬱 part2)
http://www.topsites.jp/test/read.cgi/morning/1060248213/
小川の憂鬱 part3 〜 I love you ! 冷奴 〜
http://sakuraotome.or.tv/bbs/kako/1062/1062516818.html
小川の憂鬱 part4 〜 最後のフロンティア〜
http://sakuraotome.or.tv/bbs/kako/1065/1065641683.html
※内容はこのスレとは全く関係ありません。
- 150 :名無し娘。:2004/02/02(月) 20:56
- ああ。これが噂の小川の憂鬱か。
- 151 :名無し娘。:2004/02/11(水) 18:29
- またこの人のネタが見たいなあ
- 152 :名無し娘。:2004/02/21(土) 18:42
- 少し異質なネタを。
- 153 :ノストラモムス。の大予言:2004/02/21(土) 18:42
-
【百詩篇集 第3巻 45篇】
異邦人五人が神殿に入り
彼らの血が大地を汚すだろう
トゥルーズの民には極めて厳しい教訓とならん
法を破ろうとする者にとって
この詩篇がモーニング娘。の台頭に関する予言詩であることは、
一行目の「五人」という人数から明らかであり、「異邦人」という表現も、
彼女たちがそれまでの歌手とは異質な存在であったことを表したものである。
また、「神殿」というのは、彼女たちが後に神のような活躍をすることと、
熱烈なヲタによって神のように崇められることを表したものであろう。
三行目の「トゥルーズの民」とはもちろん平家みちよのことであるが、
オーディションで落選した五人とは違い、正式に合格してデビューを果したということが、
"trues"という言葉で表現されている。複数形なのは「正当な(合格者)」という意味の他に、
「誠実な(=いい子なのにね)」という意味が込められているからであろう。
「厳しい教訓」というのは、当然平家みちよのその後の活動のことであり、
四行目には、事務所の方針に不満がありながらも逆らえない様子が予言されている。
- 154 :ノストラモムス。の大予言:2004/02/21(土) 18:43
-
【百詩篇集 第6巻 69篇】
近いうちに大いなる悲哀が訪れる
施した者は略奪を強いられ
包帯されしも裸で寒さ、飢え、渇きに悩まされん
大いなる誹謗とともに山脈を越えるだろう
これはモーニング娘。の人気の衰退を予言・警告した詩篇であり、
それが「大いなる悲哀」という的確な言葉によって表されている。
二行目には、ヲタが事務所にぼったくられている様子が書かれているが、
そうとわかっていながらもCDやDVD、グッズ、はたまた高額なコンサ、ミュージカルなどに
有り金を費やしてしまうヲタの様子が三行目に書かれている。
「大いなる誹謗」というのは「モーヲタ=キモイ」という世間一般の認識のことであるが、
「山脈を越える」とあるから、そうした誹謗もいつしか消えて無くなるということなのだろう。
ただし、そうした誹謗を乗り越えてこそ初めて一人前のヲタになれるという、
ノストラダムスからの励ましの意味が込められていると考えることもできるかもしれない。
- 155 :ノストラモムス。の大予言:2004/02/21(土) 18:43
-
【百詩篇集 第3巻 73篇】
王国の中で不自由な足が出世するとき
身近な私生児が競争者とならん
彼と王国はばらばらにされ
そのようにして彼の行いの回復は遅れよう
これはモーニング娘。に編入させられた藤本美貴の様子を予言した詩篇である。
「王国」とは当然ハロープロジェクトのことであるが、「不自由な足」というのは、
ソロとしていまいち伸びなかった藤本を表した言葉であろう。
それが「出世」とあるのは、モーニング娘。に編入したということであるが、
藤本がそれを望んでいなかったことを皮肉的に表現したものとも、
あるいはそれまでモーニング娘。にいなかった軽ヤンキャラとして、
藤本が華々しく活躍できる場に移ったということを表現したものとも考えられる。
しかし、二行目にあるように、そこに思わぬ「競争者」が登場するのであり、
それが「身近(=同期)」な「私生児(=問題児)」である田中れいなであったことは言うまでもない。
そして三行目においては、せっかく話題作りのために藤本を編入させたのに、
同じようなキャラのメンバーを加入させてしまった事務所の混乱が書かれており、
四行目には、そうした混乱によって藤本のソロ活動が未定のままになっていることが書かれている。
- 156 :ノストラモムス。の大予言:2004/02/21(土) 18:43
-
【百詩篇集 第6巻 82篇】
無法で荒れた不毛の地より
大司教の甥がさまよい来る
なんとも重い棍棒を持つ七人に打ちのめされる
のちに聖杯を独り占めする人々に
これは第3期メンバーとして加入した後藤真希がいじめを受けていたことを予言した詩篇である。
「無法で荒れた不毛の地」というのは、後藤の生まれ育った環境を表しており、
「大司教の甥」とあるのは、後藤が事務所やヲタから多大な期待を受けていたことを表している。
しかし、そんな後藤を快く思わなかったのが福田脱退後の「七人」のメンバーたちであり、
「重い棍棒」というのは、彼女たちのそうした後藤への良からぬ感情・敵意が、
怨念として手に持ったマイクにこもるほどであったことを感じ取ったものであろう。
なお、四行目には、当時のメンバーがそれぞれ人気を独占しようとして争っていたことが書かれている。
- 157 :ノストラモムス。の大予言:2004/02/21(土) 18:44
-
【百詩篇集 第9巻 71篇】
神聖なる場所、トリックスで毛ばかりの獣を見ん
日光に思い切り当たれぬ人を引き連れ
カルカソンヌはプライドが傷つき
永らくそこに留まることになろう
「トリックス」という言葉が「キュービッククロス」の略であることは、今さら説明するまでも無いだろう。
つまり、これは再デビューした市井紗耶香について予言した詩篇なのである。
「毛ばかりの獣」というのは、口先ばかりで実力の無かった市井を痛烈に批判した語句であり、
「神聖なる場所」というのも、市井が実力に伴わない理想を求めていたことを同様に表した語句である。
そして二行目の「日光に思い切り当たれぬ人」というのは、
いかにも病弱そうで日に当たっていないように見えるたいせーを指したものであることは間違いない。
三行目の「カルカソンヌ」とは、市井の2ndシングルである『失恋ラブソング』のことであり、
この理解不能なタイトルと陽気な楽曲によって、市井のプライドがずたずたにされたことを表している。
そして市井はそのショックから立ち直ることができず、
結局落ち目のまま引退を迎えてしまったことが四行目に書かれている部分である。
- 158 :ノストラモムス。の大予言:2004/02/21(土) 18:44
-
【百詩篇集 第1巻 4篇】
世界のどこかしこに現れん
束の間の至福も長くは続かず
生死を彷徨う瀕死の王
ついに法王の舟は致命的な傷を受けるだろう
この詩を解読するに当たってヒントとなるのが、一行目の「世界のどこかしこ」という語句である。
地域を限定せずにぼかしているのは、その地名を口にすることがためらわれるからであるが、
モーニング娘。のメンバーの中でそうした言えないような地名に関係する人物は一人しかいない。
それはもちろん、北海道の真ん中出身の藤本美貴である。
そう、この詩篇もまた、藤本美貴について予言したものなのである。
二行目は藤本のソロ活動が「束の間の至福」の後に終わりを迎えたことを予言しており、
モーニング娘。編入という事務所の仕打ちによってかなりのショックを受けたことが、
三行目と四行目に書かれている。
なお、「法王の舟」というのは、ソロコンサートの会場を表した比喩であろう。
- 159 :ノストラモムス。の大予言:2004/02/21(土) 18:44
-
【百詩篇集 第1巻 14編】
奴隷となりし庶民は
懇願を歌曲として歌い出す
王と役人は捕虜生活を強いられ
いつか彼らは首無しの愚人に
「奴隷となりし庶民」というのは、当然事務所の「奴隷」としてこき使われているメンバーたちのことであり、
二行目にはそうした彼女たちが「奴隷」からの解放を望んでいたことが書かれている。
また、「歌曲として歌い出す」とあるから、アーティストとして扱ってほしいという思いもあったに違いない。
そうした思いを一番強く抱いていたのが「王=リーダー」の飯田圭織であるが、
しかしそうした「懇願」が事務所の癇にさわったのか、彼女はタンポポを降ろされてしまい、
「捕虜生活」を余儀無くされることになってしまったのである。
そしてまた、三行目にはもう一人「役人」という存在が書かれているが、
これは「やくにん」と読むから、その発音からも当然矢口真里のことであると思われる。
矢口もまた、飯田同様に事務所に反発し、その結果としてミニモニ。から降ろされてしまい、
キッズとのユニットやケバケバユニットに左遷されてしまったということなのであろう。
なお、四行目の「首無しの愚人」というのは、彼女たちのそうしたアーティスト指向が完全に否定され、
紅白でさえ口パクで歌わされたことを例えたものである。
- 160 :ノストラモムス。の大予言:2004/02/21(土) 18:44
-
【百詩篇集 第3巻 48篇】
七百名の囚人は手酷く括られん
運命により半数の人が死ぬだろう
望みは勢いを持って迫りしも
死者となる十五名には届くまい
これはハワイにおけるモーニング娘。のファンクラブツアーを予言した詩篇である。
「七百名」というのは、ツアーに参加したヲタがたくさんいたことを表しており、
「括られた」というのは、彼らが負け組から勝ち組として一律に認識されたことを意味している。
ただし、「囚人」「手酷く」とあるように、負け組からの恨みや妬みは多かったようである。
二行目においては、握手会や記念撮影などで萌え死んだ者が続出したことが書かれているが、
握手会を欠席した辻「望み」に対してヲタが寄せ書きTシャツを送ったものの、
それが本人には届かなかったことが三行目と四行目から察することができる。
なお、「死者となる十五名」とは、このツアーにおいてキモヲタとの接触を強制させられた
十五人のメンバーたちを表したものであることは言うまでもない。
- 161 :名無し娘。:2004/02/21(土) 18:51
- これって元の詩をそのまま引用してるのかな?
- 162 :ノストラモムス。の大予言:2004/02/21(土) 18:51
- そうです。
- 163 :名無し娘。:2004/02/21(土) 18:55
- そりゃすごい。てっきり詩も創作かと。
>>160とかはまりすぎ。
- 164 :名無し娘。:2004/02/22(日) 04:12
- (; `.∀´) ナ、ナンダッテー !! (` Д ´ (`〜´O;)
- 165 :ノストラモムス。の大予言:2004/02/22(日) 22:14
-
【百詩篇集 第9巻 4篇】
翌年氾濫ありて露出せん
二人の首領選ばれしも最初の者耐えられず
仲間一人の隠れ家に逃げる影ありて
最初に耐えた者略奪さる
「露出」と言えばもちろん、『ブレーメンの音楽隊』における辻希美の入浴シーンのことであろう。
特に「氾濫」という言葉は、それが水に関係するものであることを表している。
「翌年」というのは、その撮影が前年に行われたことを意味しており、
「二人の首領」というのは、モーニング娘。のツートップである辻希美と加護亜依のことである。
そして「選ばれた」というのは、この二人が入浴シーンの候補として選ばれていたことを意味しており、
あいうえお順で名前が「最初の者」である加護がそれに抵抗を示したことで、
最終的に辻が選ばれたということなのであろう。
三行目の「隠れ家」というのは当然、ドラマに登場する洋館のことであり、
「仲間一人」「逃げる影」が登場人物である幽霊のケン坊を表したものであることは言うまでもない。
問題は四行目であるが、「最初に耐えた者」というのは、当然入浴シーンに耐えた辻ということになる。
しかし、それが「略奪さる」のであるから、入浴シーンでヲタを萌えさせた辻の回よりも、
入浴シーンの無い加護の回の方が視聴率が高いということを予言しているのかもしれない。
ノストラダムスの予言が的中するかどうか、興味深いところであろう。
- 166 :ノストラモムス。の大予言:2004/02/22(日) 22:14
-
【百詩篇集 第3巻 91篇】
長き間に乾き枯れていた木は
一夜にして再び緑とならん
王は病に伏し、王子は足に包帯を巻く
敵は帆をたたむのを怖れよう
二行目の「緑」という言葉から、これが小川麻琴を予言した詩篇であることがわかる。
彼女が加入直後から劣化し続けていたことはヲタなら周知の事実であり、
それが「長き間に乾き枯れていた」というまさに的確な言葉で表されている。
しかし、そんな彼女にもやがて転機が訪れるのであって、それが二行目において書かれていることである。
「一夜にして」というのは、当然夜の番組においてということであるが、そこで思いつくのはもちろん、
小川がいじられまくり、全国にその存在をアピールした『うたばん』であろう。
あの時の小川の衣装は「緑」であり、彼女は一躍、『緑の人』としてブレイクしたのである。
そして、そんな小川の活躍により、『うたばん』は「帆をたたむのを怖れた」のであるが、
これは数字が取れず、モーニング娘。の扱いを減らそうとしていた「敵=上層部」が、
その方針を考え直さざるを得なかったことを意味しているものと思われる。
なお、三行目の「王」は当然リーダーの飯田圭織のことであり、「病に伏し」というのは、
彼女が『うたばん』において、強烈な個性を発揮しなくなっていたことを表している。
そして「王子」であるが、これはバラエティ班筆頭である吉澤ひとみのことと解釈すべきであり、
「足に包帯を巻く」というのは、彼女の激太りをそのように例えたものと思われる。
保田卒業後の『うたばん』で、飯田と吉澤の二人が数字を取り戻すことができず、
思わぬ伏兵であった小川がそれを食い止めたというのを、ノストラダムスは予言していたのである。
- 167 :ノストラモムス。の大予言:2004/02/22(日) 22:14
-
【百詩篇集 第1巻 65篇】
手なき子供、すさまじき雷電に仰天す
王子はテニスの競技で負傷
活発でありし稲妻に山丘打ち砕かれ
三人は柏木に鎖でつながれん
これはモーニング娘。第5期メンバーの加入直後の騒動を予言した詩篇である。
「手なき子供」というのは、才能が枯渇し、もう打つ手が無くなっていたつんく♂のことであり、
彼が「仰天」した「すさまじき雷電」というのは、紺野のとてつもない音痴のことである。
しかしその「王子=紺野」は、『うたばん』の大玉転がしの企画で「負傷」したのであり、
「テニス」とあるのは、ノストラダムスが大玉転がしを知らなかったためにそう表現したものと思われる。
三行目は、この紺野の負傷騒動によって、
以来『うたばん』におけるそうした活発な企画が見られなくなったことを意味しており、
四行目の「鎖でつながれた三人」というのは、紺野とともに一律に注目を浴びるはずであった
高橋愛、小川麻琴、新垣里沙の三人の存在感が薄れてしまったことを表したものである。
しかし「すさまじき雷電」とあるように、ノストラダムスにとっても紺野の歌は衝撃だったようである。
- 168 :ノストラモムス。の大予言:2004/02/22(日) 22:15
-
【百詩篇集 第1巻 15篇】
火星は軍事力を用いて我々を威嚇し
七十回もの血が流されるだろう
聖職は飼桶と瓦礫となりて
人々は彼らに対し何一つ期待しないだろう
これも第5期メンバーの加入に関する詩篇であり、特に新垣里沙についての予言である。
まず「火星」というのが新垣のことであるが、これはノストラダムスが、
「マルス」と「まゆげ」を聞き間違えたものと思われる。
そして「軍事力」で「威嚇」したというのは、新垣が金の力でメンバーに選ばれたことを意味している。
「七十回もの血」とあるから、その新垣サイドの圧力はかなり凄いものであったようであり、
彼女を加入させなかった場合、事務所にかなりの被害が出るほどであったのだろう。
結局新垣はカネとコネの力によってモーニング娘。に加入したのであるが、
しかし、事務所の中には、そうした汚いやり方に反対する人たちもいたようであり、
ノストラダムスは彼らを「聖職」と表現して称えている。
ただし、彼らは上層部から弾圧され、「瓦礫」と化してしまったのだが。
残りの四行目に関しては、今さら説明するまでも無いだろう。
- 169 :ノストラモムス。の大予言:2004/02/22(日) 22:15
-
【百詩篇集 第1巻 85篇】
国王は貴婦人の答えに心を曇らせよう
大使らは彼の生命を気にかけん
国王は二重の反する心を隠す
二人はくよくよし、嫌悪し、妬み、そして死ぬだろう
「国王」というのは、国王のような衣装を来た後藤真希演じる太眉毛下次太郎のことであり、
「貴婦人」というのは、当然小川麻琴演じる白百合伯爵夫人のことである。
つまり、これは人気コントコーナーである『ハロモニ。劇場』の内容を予言した詩篇なのであるが、
ただし、まだ放送されていない内容であると思われるので、ネタバレの嫌な人は注意していただきたい。
まず一行目であるが、これは伯爵夫人が下次太郎に告白したことを意味しており、
それに対して下次太郎が「心を曇らせた=困惑した」ことが書かれている。
二行目の「大使」というのは、コントの中で公的な存在である婦警役の中澤裕子のことであり、
彼女が下次太郎のその困惑ぶりを心配している様子を表わしたものと思われる。
もしかすると、下次太郎が心労によって交番の前で倒れ、
中澤が痛井病院の女医の飯田圭織を呼ぶという話があるのかもしれない。
そして三行目であるが、下次太郎は伯爵夫人の告白によってかなり揺れていたのであろう。
それが「二重の反する心」というものであり、彼は無理にその想いを「隠して」いたのである。
しかし、結局二人が結ばれることは無かったようである。
「二人」は若かりし頃の二人にはもう戻れないことを「くよくよ=後悔」し、
その恋を貫かなかった昔の自分を「嫌悪」し、そして相手の結婚相手を「妬み」、
そして最後には「死」を迎えるのである。
もっとも、これは二人の別れを「死」と表現したものなのかもしれない。
- 170 :名無し娘。:2004/02/22(日) 22:46
- いやー、いまだかつてない種類の面白さだね。
- 171 :名無し娘。:2004/02/22(日) 22:50
- こういうのスキだわw
- 172 :ノストラモムス。の大予言:2004/02/24(火) 21:35
-
【百詩篇集 第3巻 44篇】
獣が人間に飼い慣れしとき
渾身の努力と跳躍により話しはじめん
不吉の前兆により雷が礎に落ち
地面から離れ空に宙吊りとなるだろう
ハロプロ内には「獣」のニックネームを持つ人物が幾人か存在しているが、
この詩篇の場合、二行目以降の内容から、それが辻希美(=辻ゴリラ)だということがわかる。
辻はハロプロ関係の番組以外においては、あまり目立つことはなかったが、
しかし「飼い慣れし」とあるように、一つだけ辻が活躍した番組が存在していたのである。
それはもちろん、正月特番における巨大フラフープ企画である。
二行目の「渾身の努力と跳躍」というのがまさにその時の辻の様子を表しており、
三行目の「雷が礎に落ち」というのは、辻のフラフープが床についてしまったことを意味している。
「不吉の前兆」というのは、その時矢口が発した「あ、ついたっ」という言葉のことであろう。
なお、四行目がフラフープのことを表していることは言うまでもない。
- 173 :ノストラモムス。の大予言:2004/02/24(火) 21:35
-
【百詩篇集 第9巻 17篇】
第三の中で一番の者、ネロ以上の悪しき者
勇敢にも出現し多くの人間の血を流す
フォーヌロンを再建し
黄金時代、死、新たな王には多くの誹謗
「第三」という言葉から、これが第3期メンバーの後藤真希を予言した詩篇であることがわかる。
「一番の者」というのは、オーディションの中で彼女が突出した存在であったことを意味しており、
たった一人だけが選ばれたことを、独裁者「ネロ」に例えたものと思われる。
二行目の「血を流す」とあるのは、彼女の加入によってモーニング娘。が一躍国民的アイドルグループとなり、
ヲタが必要以上の金を費やすようになったことを表している。
問題は三行目の「フォーヌロン」であるが、「再建し」とあるから、
これは彼女たちが所属する事務所、アップフロントのことと解釈すべきであろう。
そして四行目は、後藤加入によって「黄金時代」が築かれたことを表すとともに、
彼女の「死=引退」によって「新たな王=センター」となった高橋愛に
「多くの誹謗」が寄せられたことを予言したものである。
- 174 :ノストラモムス。の大予言:2004/02/24(火) 21:35
-
【百詩篇集 第1巻 48篇】
月の支配による二十年間が過ぎ
別の君主による七千年が築かれる
太陽がなすがまま一日を刻み始めたとき
私の予言は全て成就し終わりを迎えるだろう
これはモーニング娘。の解散について予言した詩篇であると思われる。
「月(つき)」というのは、その読みからしてプロデューサーのつんく♂のことであるが、
「二十年」「七千年」というのは、もちろん実際の日数ではなく、
つんく♂が強い権限を持っていたのがごく初期の段階までであったことを表している。
これを信じるならば、現在のつんく♂は肩書きだけで、
実際は「別の君主=ゴースト」が作詞作曲を手がけているということになるだろう。
三行目の「太陽」が「一日を刻み始めた」というのは、朝が訪れたことを意味しているが、
これは当然、モーニング娘。のことであり、そしてまた、
「太陽」が昇ればやがて沈むという摂理を表しているものと思われる。
つまり、モーニング娘。もやがては夕陽(=売れない存在)となって解散を迎えるということである。
そして四行目には、その解散の時点でこの予言が「全て成就」することを表している。
- 175 :ノストラモムス。の大予言:2004/02/24(火) 21:35
-
【百詩篇集 第1巻 64篇】
夜中に太陽を目撃したと思いしとき
半豚人が顔を出す
喧騒、歌、天空の争いが見え
獣たちのお喋りを聞くことになるだろう
二行目の「半豚人」という言葉から、これが安倍なつみについて予言した詩篇であることがわかる。
「夜中に太陽を目撃した」というのは、安倍が天使のような存在であることを比喩した言葉であるが、
しかし安倍にはアンチも多く、それが三行目において「喧騒」「天空の争い」という言葉で表されている。
特に「喧騒」というのはプレステ2騒動のことと思われ、
「天空の争い」というのは、それに関してネット上で「争い」が勃発したことを意味したものであろう。
ノストラダムスにとっては、インターネットは摩訶不思議な天空の装置のように思えたのかもしれない。
なお、四行目における「獣」というのは、『羊』『狼』などの「獣」の名前を持ったモ板を意味しており、
安倍がネット上で中傷されていることを、知り合いから「聞いて」知ってしまったことを表したものであろう。
- 176 :ノストラモムス。の大予言:2004/02/24(火) 21:35
-
【百詩篇集 第1巻 92篇】
すべてが穏やかであり、真の平和が成り立ち
だが略奪と反乱が束の間支配せん
人々はそれを拒絶し傷ついた町、陸、海のみが残り
死者と囚人は百万の三分の一に達するだろう
これは『ラブマシーン』の大ヒット後のモーニング娘。の衰退を予言した詩篇である。
一行目はモーニング娘。をやたらと持ち上げていた危険な風潮が一旦落ち着き、
ヲタにとって「真の平和」と思えるような安息の日々が到来したことを意味している。
多分、第4期メンバーの加入により、バランスの取れたグループになった時のことであろう。
しかし、そうした日々もすぐに打ち砕かれるのであって、それが第5期メンバーの加入である。
「略奪」と「反乱」というのは、事務所がカネとコネを重視する方針に転換したことを意味しており、
それに反発したヲタの様子が、三行目に書かれていることである。
四行目の「百万の三分の一」というのは、売上げ枚数が徐々に落ち込んでいく過程を表したものであり、
「三分の一」であるから、それは売上げ31万枚の『Do it! Now』を予言したものであると思われる。
- 177 :ノストラモムス。の大予言:2004/02/24(火) 21:36
-
【百詩篇集 第3巻 41篇】
評議会でせむし男が選出されよう
よもや地上でかくも忌まわしき怪物を見ようとは
飛んできた一撃により眼球は破裂し
国王の支持者は刃向かわん
これは市井紗耶香の再デビュー後のプロデューサーとして、たいせーが選ばれたことを予言した詩篇である。
一行目がそれであり、二行目・三行目はノストラダムス自身の彼に対する印象を語ったものであろう。
そして四行目であるが、これは「国王=市井」の「支持者=ヲタ」がそれに反発したことを表している。
- 178 :ノストラモムス。の大予言:2004/02/24(火) 21:36
-
【百詩篇集 第6巻 67篇】
大帝国に筋違いの者が訪れる
思いやりと幸せとは縁遠い男
生まれた床から這いでたばかりの者に治められ
王国は大いなる不幸へと転落するだろう
「大帝国」というのは、人数を増やしすぎたモーニング娘。のことであり、
「筋違いの者」というのは、グループではなくソロとして活躍していた人物ということである。
もうおわかりだろう。そう、これは藤本美貴の編入を予言した詩篇なのである。
二行目はもう説明するまでもなく、彼女についての記述であるが、
三行目の「生まれた床から這いでたばかりの者」というのは、第6期メンバーのことである。
藤本はソロとして紅白出場を果したほどの実績と人気を持ちながらも、
オーディションで選ばれたばかりのペーペーと同じ第6期という枠に入れられたのであり、
その藤本の悔しさは本人以外には計り知れないものであったことだろう。
特に藤本はソロと並行して活動するという条件があったからこそ編入を承諾したのであるが、
しかし、その条件は決して守られることはなく、
彼女が理想とした「王国=ソロと並行」は「大いなる不幸」へと「転落」したのである。
- 179 :ノストラモムス。の大予言:2004/02/24(火) 21:36
-
【百詩篇集 第8巻 25篇】
秘めやかな愛により恋人の心の扉は開かれよう
小川の中で貴婦人は辱しめを受けん
恥ずかしいながらも好色を装い
両親の父親は身体から魂を剥奪するだろう
二行目に「小川」とあるから、これが小川麻琴を予言した詩篇であることは明白ではあるが、
しかしその内容については、意見が分かれるところである。
「貴婦人」とあるから、やはり『駅前交番物語』について語ったものと思われるが、
しかし今のところ、この詩篇の記述に合致するような話は放送されていないことから、
やはり今後放送される予定の回を予言したものと考えるべきであろう。
- 180 :ノストラモムス。の大予言:2004/02/24(火) 21:36
-
【百詩篇集 第7巻 16篇】
女王の命により奥底に入らん
そこは強力で近付き難い地とし
三匹のライオンの軍隊は敗北
忌まわしくも恐ろしい行為のうちに
これはハロプロの「女王」こと中澤裕子に関する詩篇であり、
それも韓国におけるファンクラブツアーのことを予言したものと思われる。
「奥底」というのが韓国のことであるが、「近付き難い地」とあるのは、
鳥インフルエンザによって、韓国への観光客が激減していることを表したものであろう。
また、『近くて遠い韓国』というキャッチコピーを表したものとも考えられる。
三行目の「三匹のライオン」というのは、ツアーに参加しながら、
韓国から狼のスレを経由してネットラジオを実況放送した人間のことを例えたものと思われる。
そのネットラジオのメインのDJ(ヲタ)は二人であったものの、「三人」とあるのは、
独自の笑いのセンスを持ち、リスナーから好評だった有田という人物を加えたためであろう。
そして、彼らが「敗北」したというのは、彼らが萌え死んだことを意味しており、
それは当然、ツーショットの記念撮影において、中澤と腕を組んだり、肩を抱いたり、
その時に腕が不可抗力的に中澤の胸に当たったりしたためであろう。
そんな行為をノストラダムスは「忌まわしくも恐ろしい行為」と表現しているが、
そこには『予想もしていなかった』という意味と、『羨ましい』という思いが含まれているのかもしれない。
個人的にはハワイよりも_| ̄|○な気分なのだが、皆さんはいかがだろうか。
- 181 :ノストラモムス。の大予言:2004/02/24(火) 21:36
-
【百詩篇集 第10巻 72篇】
一九九九年、七の月
恐怖の大王が天より降り立つ
アンゴルモアの大王を蘇らせ
その前後は幸運に助けられて火星が君臨する
これはノストラダムスの予言の中で最も有名な詩篇であり、最も意見の分かれるものであるが、
しかし彼がモーヲタであり、モーニング娘。についての予言を数多く残していることを考えると、
この予言が何を表しているのか、それは一目瞭然なのである。
「一九九九年、七の月」とあるが、これは現在の暦に直すと1999年8月のこととされる。
ということは、「恐怖の大王」というのは、当然その月に加入した後藤真希のこととしか考えられないであろう。
そう、この有名な詩篇は後藤の加入を予言したものだったのである。
三行目における「アンゴルモア」とはモンゴロイド(蒙古人種=東アジアの黄色人種)のことであり、
その「大王」とは当然、アジアにおいて一番の経済大国である日本のことである。
しかし、日本はバブル崩壊後長い不況に陥っており、国内に絶望感が漂っていたことは記憶にも新しい。
そんな時、その絶望感を払拭し日本中に元気を振りまいたのが、「恐怖の大王」こと後藤真希だったのである。
後藤加入後にリリースされた『ラブマシーン』は空前のミリオンヒットを記録し、
その売上げは少なからずも日本の景気回復に貢献するものであったことだろう。
そしてまた、その曲の中には『日本の未来は(略)世界が羨む』という歌詞があることが知られているが、
その馬鹿馬鹿しい歌詞によって、元気を取り戻した日本人も数多くいたのではないだろうか。
ノストラダムスはそんな様子を、「アンゴルモアの大王を蘇らせ」と表現したのである。
そして四行目であるが、これは後藤が加入した「前後」、そのオーディションの模様も含めて、
テレビでモーニング娘。が流れなかった日が無かったことを表したものであるとともに、
その「幸運=後藤人気」に「助けられ」て弟のユウキまでが「君臨=デビュー」したことを表したものである。
「火星」は原語では『マルス』であり、それは戦争の神、勇ましい軍神であるから、
それがユウキ(=勇気)を表すものであることは、説明するまでもないだろう。
つまりこの詩篇は、後藤の加入を予言したものであるとともに、
日本の景気回復や、弟のユウキのデビューまでもを予言したものだったのである。
この詩篇が長らく解読できずにいたのは、そうした複合的な意味を研究者が理解できなかったためなのだろう。
- 182 :案内:2004/02/24(火) 21:39
-
【目次2】
『ノストラモムス。の大予言』 >>153-160 >>165-169 >>172-181
- 183 :名無し娘。:2004/02/25(水) 07:15
- こりゃ凄いね。読みごたえあるわ。
- 184 :名無し娘。:2004/02/25(水) 07:42
- >>181
そうきたか
- 185 :名無し娘。:2004/02/25(水) 16:26
- (; ` Д ´) ナ、ナンダッテー !! 从`∀´O; (` Д ´♂;)
- 186 :名無し娘。:2004/02/25(水) 20:39
- こういうネタもあるんだなぁ
- 187 :名無し娘。:2004/02/25(水) 21:35
- >>185
ワロタ
- 188 :3を ◆XjKPPBUhLM :2004/03/05(金) 00:59
- 失礼します。
『新設・「さしみ賞」選考スレッド』
http://www.omosiro.com/~sakuraotome/live/test/read.cgi/bbs/1067954400/l50
このような新人賞をやっております。このスレッドの(>>31以降)作者さんは
同一の方とみなして賞をぜひ受け取っていただきたいと考えております。
賞を受けてはいただけないでしょうか?
- 189 :仏の中の人:2004/03/05(金) 18:03
-
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;;ミゞ, || /;:::':::;:::':::;:::':::;:::':::;:::':::;:::':::;:::':::;:::':::;:::':::;/ \ \::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
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";"ミゞ:; ||, ̄| ̄ ̄ ̄ 彡ヽミゞ:ノミゞ;ノ:;ミ;  ̄ ̄ ̄| | ̄
ノミミゞ:; ||, | |ニlニ彡ヽミゞ:ノミミゞ;彡 ミ lニl | lニlニl |
;;ノ彡ミi ,||ゞ, | |___l;彡;;i;ヽミゞ;ソミ;;彡::ノミゞゞ__|゙ | |___l___|゙ | ;":;;:
ノ;ヽミゞ゙||ミ;;ゝ ノミヽミゞ;ノミミノノ;;ii;;;ヽミゞ, | iニニニニiニニニニi ;::;;":;;';; ;":;;
彡|l!:ミゞ||. | |ニl'ノ彡ii;ミミヽミゞ;;彡|l::lニlニl | i :::┌─||;i:::: i | || / ̄ ̄ ̄ ̄
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- 190 :仏の中の人:2004/03/05(金) 18:03
-
ピンポーン
( u_u)<ん?誰だ?こんな寂れたスレにやって来るなんて、珍しいな。
パタパタパタパタッ
∈゜∂ヽyy
く彡(^◇^〜)) 彡フ: <ちわーす、やぐバトっす〜。お手紙届けに来たっす。
∞
|
[このスレの中の人宛]
( u_u)<って、なんかそのAA見たことあるけど……。 ナンノ
それはいいとして、そのやぐバトさんがなんの用だ?南野陽子、なんつって。
- 191 :仏の中の人:2004/03/05(金) 18:03
-
パタパタパタパタッ
∈゜∂ヽyy ナンノ
^◇^〜;)) 彡フ: <……ここちゃうわ。絶対ここちゃう。南野陽子って、そんな感性の奴が受賞するわけあらへん。
∞ そうや、絶対そうや。これは何かの間違いや。うち、きっとスレを間違えたねん……。
|
スレの中の人宛]
(;u_u)<あ、あのお……手紙を届けに来たんじゃ?て言うか、なんで関西弁?
- 192 :仏の中の人:2004/03/05(金) 18:03
-
10分後
パタパタパタパタッ
∈゜∂ヽyy
く彡(^◇^〜;)) 彡フ: <ってかやっぱりこのスレかよ。本当にこんな奴でいいのかよ、ったく。
∞
|
[このスレの中の人宛]
(;u_u)<あ、戻ってきた。
- 193 :仏の中の人:2004/03/05(金) 18:04
-
(;u_u)<あ、あのお、手紙って何ですか?
从,..,,
γ ∂゚∋
((〜^◇^) <あーイヤだイヤだ。こんな奴に俺が手紙届けなきゃなんねーなんてサイテーだよ、ったく。
く フy-~~
く ノ
从
(;u_u)<てか鳥のくせにタバコ吸うなよ……焼き鳥になったらどうすんだよ。
- 194 :仏の中の人:2004/03/05(金) 18:04
-
从,..,,
γ ∂゚∋
((〜^◇^) <うわー。鳥がタバコ吸ったら焼き鳥かよ。そんな単純な思考でよくネタ書きやってたな、ったく。
く フy-~~
く ノ
从
(;u_u)<なら鳥インフルエンザの方が良かったか?時事ネタ絡めると高尚な感じがする、って誰かが言ってた。
- 195 :仏の中の人:2004/03/05(金) 18:04
-
从,..,,
γ ∂゚∋
((〜^◇^) <やっぱサイテーだ!おいら、こんな奴にこの手紙届けんのやだかんね。プライドが許さねー!
く フy-~~
く ノ
从
(;u_u)<文句が多い奴だなあ。まあいいけど。で、手紙って何なんだ?
- 196 :仏の中の人:2004/03/05(金) 18:04
-
从,..,,
γ ∂゚∋
((〜^◇^) <しゃーねーな。せっかく久しぶりにAAパクったんだし、もう一人の奴にでも届けさせるか。
く フy-~~
く ノ
从
(;u_u)<パクリって……久しぶりに聞く響きだなあ……。
- 197 :仏の中の人:2004/03/05(金) 18:04
-
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(;u_u)<パクリと言いつつ修正してるところが小心者の所以か……。汎用性は無いけど……。
- 198 :仏の中の人:2004/03/05(金) 18:05
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(;u_u)<ポストペットってよくわかんねーんだけどな。アホの坂田が「吹〜けば飛ぶよな〜」って喋るやつか?
- 199 :仏の中の人:2004/03/05(金) 18:05
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(;u_u)<略さずに『中』って書けばいいのに。ってかあの帽子懐かしいなあ……ダサいけど。
- 200 :仏の中の人:2004/03/05(金) 18:05
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|::::::::::(^◇^)<詳しくは>>188を見ろ!以上だ! |
|――――――――――――――――――――――――|
Σ(;u_u)<見ろって、そんなのありかよ。ポストペットの意味ないじゃん!
- 201 :仏の中の人:2004/03/05(金) 18:05
-
从,..,,
γ ∂゚∋
((〜^◇^) <何言ってんだよ。ちゃんとポストオナペットって書いてあんだろ?牛君と蛙君ってボケはナシな。
く フy-~~
く ノ
从
(;u_u)<ほんとだ……と言うことは、もしかして伝説の黄ばみ賞の打診?……シモネタ書いてないのに……。
- 202 :仏の中の人:2004/03/05(金) 18:06
-
从,..,,
γ ∂゚∋
((〜^◇^) <なわけねーだろ。さしみ賞だよ、さしみ賞。おめーだって元ネタ書きなんだから知ってんだろ?
く フy-~~
く ノ
从
(;u_u)<元ネタ書きとか言ってる時点でさしみ賞は貰えないと思うんだけど、って誰かが言ってた。
- 203 :仏の中の人:2004/03/05(金) 18:06
-
从,..,,
γ ∂゚∋
((〜^◇^) <しゃーねーなー。じゃあおいらが読んでやっから、目ん玉かっぽじってよく聞きな!
く フy-~~
く ノ
从
(;u_u)<……(他スレのネタをパクるなんて……あ、でもあれは別にいいんだよな?)
- 204 :仏の中の人:2004/03/05(金) 18:06
-
从,..,,
γ ∂゚∋
((〜^◇^) <……します、さしみ、スレッド……このような、をやっております。このスレッドの、
く フy-~~ 31、さんは、の、とみなして、をぜひ、けっていただきたいと、えております。
く ノ を、けてはいただけないでしょうか?……だってさ。
从
Σ(;u_u)<漢字読めねーのかよ!!!てか、もしかしてラジオのハガキとかもスタッフが一々振り仮名を……。
- 205 :仏の中の人:2004/03/05(金) 18:06
-
从,..,,
γ ∂゚∋
((〜^◇^) <うっせーなー。アイドルだからそんなの知らなくてもいーんだよ。
く フy-~~ ってか、お前ハマみたいだぞ。漢字読めないよね〜みたいな〜。
く ノ
从
(;u_u)<みたいな〜ってのやめろ。あと、これよくなくなくなくなくなくない?ってのも可能ならやめろ!
- 206 :仏の中の人:2004/03/05(金) 18:06
-
从,..,,
γ ∂゚∋
((〜^◇^) <意味わかんねーよ。本当にお前なんかが受賞すんのかよ。
く フy-~~
く ノ
从
(;u_u)<てかあれだろ?どうせエイプリルフールとかってオチだろ?そんなオチ書いたらまた苦情来るぞ。
- 207 :仏の中の人:2004/03/05(金) 18:07
-
从,..,,
γ ∂゚∋
((〜^◇^) <おいおい、幾らなんでもそりゃネタにもなんねーぞ。まだ桜も咲いてねーっつーの。
く フy-~~
く ノ
从
(;u_u)<でも矢口って嘘吐きだからなあ。ずっとファンを欺いてたわけだし。本当は31歳なのに詐称しちゃってさ。
- 208 :仏の中の人:2004/03/05(金) 18:07
-
从,..,,
γ ∂゚∋
((〜^◇^) <誰が31歳だよ!そんなアンリアルなデマをリアルに信じてんじゃねーよ!
く フy-~~ ったく、本当にこいつでいいのかよ。おい、3を!考え直すなら今のうちだぞ!
く ノ
从
(;u_u)<あーあ、他スレと絡むと後が大変なんだぞ。自スレに引き篭るのが一番楽なんだからな。
- 209 :仏の中の人:2004/03/05(金) 18:07
-
从,..,,
γ ∂゚∋
((〜^◇^) <てか絡む以前に絡まれてんだよ。だからさしみ賞お前にやるってよ。どうすんだよ。
く フy-~~
く ノ
从
(;u_u)<でも作品発表してないし……テーマは「何も無い絵里の股間には何かがある!きっとある!」だったっけ?
- 210 :仏の中の人:2004/03/05(金) 18:07
-
从,..,,
γ ∂゚∋
((〜^◇^) <テーマはいいんだよ。第一回だってそういうオチだったろ?気まぐれオレンジな賞なんだから。
く フy-~~
く ノ
从
(;u_u)<ボケは完全スルーかよ。てか、てんで性悪な賞だなあ……。
- 211 :仏の中の人:2004/03/05(金) 18:08
-
从,..,,
γ ∂゚∋
((〜^◇^) <で、どうすんだよ。受けるのか?受けねーのか?
く フy-~~
く ノ
从
(;u_u)<さしみ賞って、3をが、新人を、見つける賞だったよな?
でも俺、ネタ書きを定年退職して静かに余生送ってるって感じだろ?
今年はここでは大予言ネタくらいしか書いてないし。しかも市井の妊娠、解読できなかったし。
- 212 :仏の中の人:2004/03/05(金) 18:08
-
从,..,,
γ ∂゚∋
((〜^◇^) <それはお前次第だろ。つーか、さしみ賞の意味がそうだとばかりは限らないぞ。
く フy-~~
く ノ
从
(;u_u)<そう言われれば、前回はM氏で今回は俺……。
と言うことは、3をが、新人の分際で色んな騒動を巻き起こした問題児を、見せしめにする賞?
- 213 :仏の中の人:2004/03/05(金) 18:08
-
从,..,,
γ ∂゚∋
((〜^◇^) <やっと気づいたか。ぶっちゃけそういうことなんだよ。
く フy-~~
く ノ
从
(;u_u)<マジかよ。確かに俺は狩狩板の中では一番空気が読めないネタ書きだったけど……。
- 214 :仏の中の人:2004/03/05(金) 18:08
-
从,..,,
γ ∂゚∋
((〜^◇^) <バーカ、冗談だ。そんなこと言ったら次から誰もさしみ賞狙わなくなるだろ。
く フy-~~ つーか、むしろわざと色んな騒動起こす奴らがわんさか出てくるじゃねーか!
く ノ
从
(;u_u)<すでに色んな騒動が起きてると思うんだけど……。
- 215 :仏の中の人:2004/03/05(金) 18:09
-
从,..,,
γ ∂゚∋
((〜^◇^) <で、結局どうすんだ?
く フy-~~
く ノ
从
(;u_u)<どうしようかな。最近あまりネタスレ覗いてないけど、面白い新人さんとか結構いるみたいだし。
名前挙げるとまた色々騒動になっちゃうから挙げないけどさ。
- 216 :仏の中の人:2004/03/05(金) 18:09
-
从,..,,
γ ∂゚∋
((〜^◇^) <おいらは軍艦マーチ5の野郎だと思ったんだけどな。賭けに負けちまったよ。
く フy-~~
く ノ
从
(;u_u)<だから名前挙げるなって言っただろ!罵倒されてもしんねーぞ!……てか賭けてたのかよ!
- 217 :仏の中の人:2004/03/05(金) 18:09
-
从,..,,
γ ∂゚∋
((〜^◇^) <で、結局どうすんだ?自分が新人だと思うのなら受ければいいし。
く フy-~~
く ノ
从
(;u_u)<て言うか、俺最近モーヲタやめてるっぽいし……これ結構問題だよな。
- 218 :仏の中の人:2004/03/05(金) 18:09
-
从,..,,
γ ∂゚∋
((〜^◇^) <昨日飯田の『エーゲ海』と中澤のDVD買った奴がよく言うぜ。
く フy-~~
く ノ
从
(;u_u)<だって『エーゲ海』はいい曲だったし、姉さんの曲も好きだし……。
というか本体も桜も乙女も興味ないんだよ。はっきり言って卒メンヲタ(+飯田待ち)だし……。
- 219 :仏の中の人:2004/03/05(金) 18:10
-
从,..,,
γ ∂゚∋
((〜^◇^) <そう言えばつい先日にはソニンの『ほんとはね。』と市井の『4U〜ひたすら〜』も買ったらしいな。
く フy-~~
く ノ
从
(;u_u)<なんでそんなことまで知ってんだよ。てか、自分語りはやめた方がいいと思うぞ。経験上。
- 220 :仏の中の人:2004/03/05(金) 18:10
-
从,..,,
γ ∂゚∋
((〜^◇^) <おめーって、つくづく運がねー野郎だなあ。つーか、むしろ時代を先取りしすぎだろ。
く フy-~~ 『ずっとずっと』買った三日後に市井の引退発表で、『4U』買った翌日に妊娠発覚報道。
く ノ 次はいつ買う予定なんだ?おいら離婚の賭けとか色々やんなきゃいけねーし……。
从
(;u_u)<当分は購入の予定は無いから安心しろ。てかそういうの聞くと自分でも試したくなるな。いつにしよっかな。
- 221 :仏の中の人:2004/03/05(金) 18:10
-
从,..,,
γ ∂゚∋
((〜^◇^) <で、どうすんだよ。その疫病神がさしみ賞受けるのか受けねーのか。
く フy-~~
く ノ
从
(;u_u)<前回はちゃんとコメント考えてたんだけどな。……断る方向で、だけど。
でも今回はまさか自分とこに来るとは思わなかったからな。何の準備もしてないし。
- 222 :仏の中の人:2004/03/05(金) 18:10
-
从,..,,
γ ∂゚∋
((〜^◇^) <ぶっちゃけ、おめーこっそり引退するつもりだったろ?最後の記念に貰っといたらどうだ?
く フy-~~
く ノ
从
(;u_u)<でもそうすると、変なジンクスが生まれちゃうかもしれないし……。
- 223 :仏の中の人:2004/03/05(金) 18:10
-
从,..,,
γ ∂゚∋
((〜^◇^) <生んじゃえよ。生んじゃえって。市井もガキ生むんだし。ジンクスくらい別にいいだろ。
く フy-~~
く ノ
从
(;u_u)<……そっか。そうだよな。じゃあジンクス出産するか。そして将来は東京メッツに入団させて……。
- 224 :仏の中の人:2004/03/05(金) 18:11
-
从,..,,
γ ∂゚∋
((;〜^◇^) <やっぱやめろ。そんな誰もわかんねーネタ書くような奴にはやっぱ駄目だ!
く フy-~~
く ノ
从
(*u_u)<というわけで、>>188 さしみ賞お受け致します。
- 225 :仏の中の人:2004/03/05(金) 18:11
-
从,..,,
γ ∂゚∋
((;〜^◇^) <あーあ。受けちまったよ。色々めんどいことになってもしらねーぞ。
く フy-~~
く ノ
从
(*u_u)<雌鶏(めんどり)だけにめんどいってか。うん。今回も我ながらいいオチだ。
- 226 :仏の中の人:2004/03/05(金) 18:11
-
パタパタパタパタッ
∈゜∂ヽyy
く彡(^◇^〜;)) 彡フ: <やっぱおいら帰る。これは何かの間違いだ!それかそもそもこの賞は……。
∞
|
[このスレの中の人宛]
何も無いネタ書きにも春は来る。
でも、それもいつか、人知れずに散っていくのだろう。
やがて来る夏の予感を残しつつ……。
って誰かが言ってた。
- 227 :3を ◆XjKPPBUhLM :2004/03/05(金) 18:19
- お受けいただいてありがとうございます。
副賞もなにもありませんが、これからも頑張って。
- 228 :名無し娘。:2004/03/05(金) 21:12
- これだけの腕を持ちながら隠棲とは惜しむべきかな。
- 229 :名無し娘。:2004/03/07(日) 08:00
- >>165とかは辻加護ユニットWの結成で新たな解釈が生まれそうだね。
つーことで復活よろ。
- 230 :ノストラモムス。の大予言:2004/03/07(日) 21:12
-
【百詩篇集 第1巻 45篇】
宗派の師、告発者は目の上のコブなり
獣が小劇場にてストーリーと演出を組み立てん
作家は古き悪戯で名をはせる
世界は分家により混乱を究むるだろう
これは狩板閉鎖騒動と狩狩板の誕生、及びその二板並立時代を予言した詩篇である。
それを端的に示しているのが四行目であり、「分家」というのが狩狩板のことであることは言うまでもない。
二行目にある「小劇場にてストーリーと演出を組み立てる」というのは、
狩板もしくは狩狩板のスレッド(スレの特定はできないが)におけるストーリー仕立てのネタのことであり、
「獣」とあるから、『ネコ顔氏』あるいは『もののけ氏(=もののふ氏)』のことと思われる。
一方、三行目には「悪戯」という言葉も記されており、しかも「名をはせる」とあるから、
これは当然、大御所ネタ職人の『いたづら氏』のことであることは疑いの余地は無い。
問題は一行目における「宗派の師」「告発者」であるが、これは諸説があって定かではない。
ただ、「目の上のコブ」「分家により混乱を究むる」とあるから、「告白者」というのは、
狩板の権利を相続したことを宣言した狩板の新管理人のことと考えるべきであろう。
とすると残りは「宗派の師」であるが、これは狩狩板の管理人とする説と狩板の前管理人とする説、
あるいは独自の「宗派(=シモネタ)」を貫くサーω氏とする説などが提出されており、意見が分かれている。
とにかく、ノストラダムスが狩板と狩狩板の将来を心配していたことだけは間違いないようである。
- 231 :ノストラモムス。の大予言:2004/03/07(日) 21:15
-
【解読者談】
結局、市井妊娠の予言詩を見つけることはできませんでした。
もしかすると、ノストラダムスにとってそれはどうでもいいことだったのかもしれません。
多くのモーヲタがそうであるように。。。
- 232 :『解説シリーズ02・妖怪《裳尾鵡巣》のすべて』:2004/03/16(火) 20:31
-
【はじめに】
近年、新世代の妖怪とでも言うべき存在が人々の間で語られるようになったことは、
長年妖怪の研究に携わってきた私の耳にも当然聞こえるところであった。
しかし、中世から近世にかけての妖怪を対象にし、またその発生の過程や習俗・信仰との関わりを
主な研究主題としていた私としては、それらは研究の対象としてはあまりにも異質なものであり、
当初は余り興味を惹かれるものとは言い難かったことをまず述べておきたい。
しかしながら、それら新世代の妖怪について知りたいという声が私の元に届くようになり、
また既知の出版社、及びその編集者の方々から、専門家の見解を聞きたいという要望が来るに及び、
私としても何らかの対処をしなければならないと考えるに至ったのである。
そこで、最初に私の元に企画を相談しに来た、私としても馴染みの出版社である狩狩出版を選び、
その作業を始めることとなったのであるが、その当初は苦難の連続であった。
まずその対象となる新世代の妖怪《裳尾鵡巣》についての情報がかなり少ないということがあった。
これほどまでに人々の関心が集まっているにも関わらず、その正体や素性、特徴といったものが
あまり知られていないということは驚くべきことであって、それは別の意味で興味を惹かれることでもあった。
しかしながら、調べるうちに、そこに多少の信仰との関わりというものを見出すことができ、
また、その妖怪の発生過程が、中世や近世の既存の妖怪と全く変わらないということに気づくに及び、
これは一種の新世代の妖怪として学術的な研究に価する対象であると確信するに至ったのである。
- 233 :『解説シリーズ02・妖怪《裳尾鵡巣》のすべて』:2004/03/16(火) 20:31
-
その間には学界からの批判的な声も聞かれたが、それは学界の性質上仕方のないものであろう。
新しいものを異端視するのは何もこれに始まったことではなく、私もまたその学界に属する人間であるから、
そのことは十分に承知しているつもりであるが、ただ、固定化された既存の枠組みに囚われず、
新たなことに挑戦するというのが、私のこれまでの研究に対する信念とでも言うべきものであり、
それは若かりし頃から今に至るまで抱き続けてきた私自身の気概なのである。
そういう点で、この新世代の妖怪についての研究も、老いた研究者の新たな挑戦として、
温かい目で見守っていただきたいと思う所存である。これはもちろん、学界に対しての要望である。
さて、本書は妖怪《裳尾鵡巣》についての一般向けの解説本である。
私は書くことと言えば論文の他に思い浮かばないような頭の固い人間であり、
その文体もかなり難しいものとなることは想像に難くなかったが、
編集者の○○君らの尽力のおかげで、私の文章の意味を損なうことなく、
読者諸兄の誰もが容易に理解できるような文体として刊行される運びとなった。
編集者の○○君には謝意の気持ちを表したいと思う。
また、私の元に足しげく通い、この企画を練り詰めた同じく編集者の○○君、
資料整理等を手伝ってくれた編集部アルバイトの○○君にも、改めて謝意を表したい。
2004年○月×日 清水庵にて 仏中 埜人 (ほとなか のひと)
- 234 :『解説シリーズ02・妖怪《裳尾鵡巣》のすべて』:2004/03/16(火) 20:31
-
【第一章 妖怪《裳尾鵡巣》の発生とその位置付け】
妖怪《裳尾鵡巣》は新世代の妖怪と言われるように、その発生はかなり新しいものである。
その発生時期には諸説があるが、大体1998年前後と考えていいのではないだろうか。
その発生を考える前に、まずはその妖怪《裳尾鵡巣》の名称について言及しておく必要があるだろう。
驚く人はいないだろうが、妖怪《裳尾鵡巣》は一般的に呼称されているものではあるが、正式名称ではない。
そもそも正式名称と呼べるものがあるのかどうかという議論も学術的には成り立つのだろうが、
当初は《裳尾仁愚鵡巣女円》と呼ばれていたことがわかっている。
ただし、本書では一般的な呼称である妖怪《裳尾鵡巣》に統一しておく。
(略)
さて、この妖怪《裳尾鵡巣》は、皆さんご存知のように、一人(学術的には一匹、以下同)の妖怪ではなく、
同系統の新世代の妖怪の総称であり、その個々の妖怪は当然それぞれの名称を持っている。
例えば中に〈異居田顔裏〉という妖怪がいる。詳細は個々の妖怪の説明の章において述べるが、
こうした妖怪が二十数人いるのであり、そうした妖怪をまとめて妖怪《裳尾鵡巣》と呼んでいるのである。
わかりやすい例を挙げれば、中世の有名な妖怪〈火禍厨(ぴかちゅう)〉を思い浮かべればいい。
〈火禍厨〉は台所の火を粗末にすると禍(まが=わざわい)を起こす妖怪であるが、
《歩家門(ぽけもん)》と呼ばれる系統の妖怪の一匹(この場合は匹と数える)であることが知られている。
※《歩家門》――
家の外にいていつも仲間を求めて歩き回っている妖怪。普段は家の門から中へは入ってこないが、
家の中で何か異変が起きると門から家の中へと入り、人々に対して様々な災難や福事をもたらす。
ただし、本来は《歩祁門》であり、門(観念的領域)の外から中に「ケ(気)」を補充する妖怪であった。
この「ケ」は「ハレとケ」の「ケ」であり、「気枯れ=穢れ」の「ケ」でもある。つまり、気が枯れると現われ、
それを家の中に補充してくれるのであり、福をもたらす妖怪であったが、人々が悪さをすることにより、
災難をもたらす存在へと変化していったのである。なお、後に「祁」が「家」に変化したのは、
その「門」が観念的なものから実生活的な家の「門」として捉えられるようになったためとされる。
(略)
- 235 :『解説シリーズ02・妖怪《裳尾鵡巣》のすべて』:2004/03/16(火) 20:31
-
また、妖怪《裳尾鵡巣》はそうした個々の妖怪の総称であるが、
その中にも幾つかの枠組みと呼べるものがあり、それぞれ個々の妖怪の組合せが違っている。
例えば〈辻覗見〉という妖怪がいる。この妖怪は単独で語られている場合もあれば、
《実煮藻煮》という枠組みにおいて、他の妖怪数人とともに語られている場合もある。
また、妖怪《裳尾鵡巣》の他に、それに類する系統の妖怪もおり、例えば《寒鵡巣》が挙げられる。
こうした類似系統の妖怪の枠組みを全て統括して《葉路腐路》と呼んでいる場合もあるが、
今のところその詳細はよくわかっていない。また、そうした類似系統の枠組みを越えて、
各個の妖怪をまた新たな別種の枠組みとしてまとめている場合も見られる。
ただし、既存の妖怪においてもそうした現象は見られ、専門的には「斜津振る」と呼ばれるものである。
本書でもこうした《裳尾鵡巣》《寒鵡巣》などの枠組みを越えて再結合された別種の枠組みについては
後に触れるが、わかりにくいので、以下に簡単な図を載せておく。
図1・妖怪の枠組み
↓妖怪の総称 ↓類似系統の妖怪
┌──妖怪《裳尾鵡巣》――┐┌─妖怪《寒鵡巣》―┐ ─┐
│ ││ │ │
│ 〈異居田顔裏〉など .││ 個々の妖怪 │ │
│ ││ │ │ これら全てをまとめて
│ ┌─《実煮藻煮》―┐ │└────────┘ │ 《葉路腐路》という枠組みとして
│ │ │ │ │ 扱っている場合もある
│ │ 〈辻覗見〉 │ │┌―同様の枠組み―┐ │
│ │ │ ││ │ │ なお、この最も大きな枠組みの中の
│ │ 〈家誤遭〉 │ ││ 個々の妖怪 │ │ 個々の妖怪が、通常の枠組みとは
│ │ など .│ ││ │ │ 違う、別種の枠組みを持つ場合がある
│ └───────┘ │└────────┘ │ (※斜津振るの説明)
│ ↑枠組みの例 │ │
└───────────┘ ─┘
- 236 :『解説シリーズ02・妖怪《裳尾鵡巣》のすべて』:2004/03/16(火) 20:32
-
(略)
【第二章 個々の妖怪】
本章では、本書のメインでもある各妖怪について紹介していきたいと思う。
なお、それぞれ語られる地域によって名前や特徴が異なっている場合もあるが、
ここでは最も一般的に流布しているものを選んだつもりである。
- 237 :『解説シリーズ02・妖怪《裳尾鵡巣》のすべて』:2004/03/16(火) 20:32
-
1.異居田顔裏 (いいだかおり)
本来は田んぼに居る妖怪で、美人妖怪である。
働き者の百姓に対しては笑顔で微笑み、その疲れを癒す存在であるが、
ひとたび怠け者の百姓を見つけると豹変し、顔を裏返してしまう。
その裏返した顔は、まるで別人のように異なっており、
そのあまりの違いに、見た者は腰を抜かしてしまうとか。
また、その顔を裏返した後は、「ガガガガガ」という機械音が聞こえるとも。
田んぼがあまり見られなくなった昨今では、街中のオフィス街などに出没することもあるらしく、
怠け者の百姓ではなく、仕事をさぼっているサラリーマンの前に姿を現すことが多い。
とにかく、働き者には優しく、怠け者には厳しい教訓的な妖怪である。
- 238 :『解説シリーズ02・妖怪《裳尾鵡巣》のすべて』:2004/03/16(火) 20:32
-
2.矢愚痴魔離 (やぐちまり)
小人の妖怪である。特に住んでいる場所は限定されていないが、
駐車場などに突然現れることがあるという。
ただし、時間帯は限られており、深夜に出没することが多い。
どこからともなく夢遊病のように現れ、
そこにいた人に対し、矢継ぎ早に愚痴をこぼして帰っていくとか。
しかし、その愚痴を聞いた人は決して災難というわけではない。
その愚痴を聞くと、取り付いていた魔が離れていくと言われており、
実際、この妖怪に会った後で気分が晴れて元気になったという人が多い。
ただし、一つ注意しなくてはならないのは、
この妖怪には決して触れてはいけないということ。
触れると背が縮むとか、感染性腸炎になるとかいった話があるのだ。
深夜の駐車場で小人の妖怪に出会ったら、
我慢してその愚痴を聞くことに専念するのが得策だろう。
- 239 :『解説シリーズ02・妖怪《裳尾鵡巣》のすべて』:2004/03/16(火) 20:32
-
3.四獅騒肥富 (よしざわひとみ)
四匹の獅子にも負けぬほどの巨体を持ち、かなり騒がしい妖怪である。
名前にある「肥」「富」という字から、よく福を招く妖怪と勘違いされるが、
それは妖怪の外見を表わしただけのものであるから注意が必要だ。
出没する場所はどれも決まって食べ物に関する場所であり、
特に食べ残しがあるとどこからともなく現れるという。
最初はその食べ残しを食べてくれるということで喜ばれるのだが、
あまりに頻繁に食べ残しをすると、そのうち食べ残しではない普通の料理にまで手を出し、
ついには冷蔵庫の中までを勝手に漁るという。そして冷蔵庫の中の食べ物が尽きると、
最後にはちゃぶ台をひっくり返す暴挙に出るなど、とにかくやっかいな妖怪である。
この妖怪に目をつけられたが最後、食費はかさみ、
最後には破産にまで追い込まれてしまうのだ。
それを防ぐには、やはり普段から食べ物を大切にし、食べ残しをしないようにすることだろう。
ただし、ある特定の宗派のお経を読むと、納得してなぜか大人しく帰っていくとも。
なお、某局の番組において、この妖怪の姿が偶然カメラに収められたという話もあり、
原宿において食べ残しを探しているところであったと考えられている。
- 240 :『解説シリーズ02・妖怪《裳尾鵡巣》のすべて』:2004/03/16(火) 20:32
-
4.胃死禍話離禍 (いしかわりか)
人が真剣に話しているのに携帯電話をいじっていると現れ、
胃に穴が開いて死ぬかと思うくらい寒い話やギャグを連発する妖怪である。
そんな迷惑な妖怪であるにも関わらず、性質的には人に尽くす妖怪であり、
「どんなことだってするよ!悪いとこがあったら教えて?」と言って、なかなか離れてくれないという。
ただし、この妖怪から逃れるのは簡単であり、一言排便をするように頼めばいいのだ。
そうすると「しないよ!」と言って大人しく去っていくという。
この妖怪は顔色が黒く、アゴがしゃくれているものの、顔自体はかなりかわいく、
そのため、胃に穴を開けてもいいからこの妖怪に出会いたいという人もいるとかいないとか。
また、先に述べた〈四獅騒肥富〉がいる家においてこの妖怪が鉢合わせをすると、
そのちゃぶ台をひっくり返すのを止めようとするなど、
本来の人に尽くす妖怪としての一面も見られるという。
- 241 :『解説シリーズ02・妖怪《裳尾鵡巣》のすべて』:2004/03/16(火) 20:33
-
5.辻覗見 (つじのぞみ)
交差点(=辻)の角からじっと覗き見している妖怪である。
何をするわけでもなく、ただ覗き見しているだけであり、
交通事故に遭って亡くなった霊が妖怪になったものとも。
ただし、決して事故を呼び込むようなことはせず、
むしろ交通安全を祈願している良い妖怪であるという。
この妖怪を見つけたら、とにかく食べ物を供えることをお薦めしたい。
そうするとその交差点ではしばらくの間事故が全く起きなくなるという。
唯一注意しなくてはならないのは、この妖怪がフラフープをしている時である。
この妖怪は年に一度、覗き見しながらフラフープで遊んでいることがあるらしく、
そのフラフープが三十秒以内に地面に接触してしまうと、
その交差点はそれから一年間、逆に事故多発地帯になってしまうという話があるのだ。
そのため、フラフープをしている時は絶対に邪魔をしないようにしなくてはならない。
もしその時にケーキでもお供えしようものなら、食い意地の張った妖怪であるから、
フラフープなどそっちのけでお供えに手を出してしまうことだろう。
臨機応変に対処しなくてはならないのが、この妖怪の特徴であろう。
- 242 :『解説シリーズ02・妖怪《裳尾鵡巣》のすべて』:2004/03/16(火) 20:33
-
6.家誤遭 (かごあい)
訪問する家を間違えた時に現れる関西弁の妖怪である。
例えば、あなたが訪問するはずの家を間違え、別の家の呼び鈴を鳴らしたとしよう。
そうすると、どこからともなくこの妖怪が現れ、「そこは梨華ちゃんの席」と訴えるのだ。
しかし、この妖怪の特徴はそれだけではない。
一度この妖怪が現われると、その後も行く先々でこの妖怪と遭遇するようになるのだ。
そしてそのたびに「そこは梨華ちゃんの席」と訴え続け、それを聞いているうちに、
本当にそこが「梨華ちゃんの席」であるかのような錯覚を覚えてしまうという。
一度家を間違えたが最後、その後は例え間違えずに正しい家を訪れたとしても、
この妖怪はその人の前に現れ続け、その人をノイローゼにしてしまうのだ。
なお、この妖怪の発生には糞ガキどものピンポンダッシュが関係しているとも言われ、
本来は糞ガキどもを懲らしめるために創り出された妖怪であるとも。
- 243 :『解説シリーズ02・妖怪《裳尾鵡巣》のすべて』:2004/03/16(火) 20:33
-
7.他寡走哀 (たかはしあい)
一人ぼっちの妖怪。
同じように一人ぼっちで寡黙な人を見つけると、一目散に走り寄って来て、
勝手に親友認定され、さらに一緒に宝塚を見ることを約束させられてしまうという。
相手のことを全く考えずに一人、宝塚の話で盛り上がったつもりになるが、
寡黙な人は大体においてそれを断ることができないため、
さらに親近感を(勝手に)覚えられてしまうという悪循環に陥ってしまうという。
その親友扱いは相手が否定するまで続き、それを否定するとようやく立ち去るのだが、
忘れた頃に再びメールが届いたりするので注意が必要だ。
この妖怪については、一見ただの淋しがり屋の妖怪のように見えるが、
実際は一人ぼっちで自分の意見を言えない人を更生するという側面も持っており、
ある意味では福をもたらす妖怪と言えるのかもしれない。
- 244 :『解説シリーズ02・妖怪《裳尾鵡巣》のすべて』:2004/03/16(火) 20:33
-
8.汚雅話魔呼都 (おがわまこと)
田舎者の前に突如現れ、都会への憧れを増幅させる妖怪。
この妖怪自体は新潟出身であるが、東京に出て色々なことを経験したらしく、
その汚れた話や雅やかな話などをして最後には魔の都東京に呼び寄せるという。
しかし呼び寄せられた者は、最初はきりっと引き締まった顔をして覇気があるものの、
そのうち徐々にその覇気も薄れ、最後には丸々と太り、ただのおばちゃんに成り下がるという。
なお、漢字一字で<緑>と書いて「おがわまこと」と呼んでいる場合もあり、
これは大阪のNGKに出没する眉無し妖怪<緑(ちゅうじょう)>との関連も指摘されている。
- 245 :『解説シリーズ02・妖怪《裳尾鵡巣》のすべて』:2004/03/16(火) 20:33
-
9.婚ノ朝味 (こんのあさみ)
新婚さんの家に現れるエロ妖怪。
初夜を済ませた翌朝に出没することが多く、
メモを片手に「ファーストセックスは何の味でしたか?」と質問するという。
ただエロいことに興味を持っているだけの妖怪であり、特に害はないが、
あまりのしつこさに新婚の家庭を破滅に追い込むこともあるとかないとか。
早く追い払い人はお芋を供えることをお薦めしたい。
そうすると「完璧です!」と言って大人しく帰っていくという。
ただし、最後に一緒にプリクラを撮らされることもあるので注意が必要だ。
- 246 :『解説シリーズ02・妖怪《裳尾鵡巣》のすべて』:2004/03/16(火) 20:34
-
10.丹偉雅桐詐 (にいがきりさ)
貧乏人をからかう極悪非道の成金妖怪。
名前にある「丹」は朱色のことで、古代においては高貴・富裕の象徴として
珍重されていたものであり、同様に「桐」も高価な物の象徴である。
この妖怪は貧乏人の家に突如転がり込み、そこに世話になると、
そのお礼と言って高額な現金を差し出す、そこまでならいい妖怪である。
しかし、そのお礼というのが実はとんでもない代物であり、
例えば一兆円の現金の場合は、全ての紙幣が「お豆ちゃん銀行券」であり、
よく見ると肖像画が成金の「羽柴誠三秀吉」だったり、単位が「豆」だったりするのだ。
この一兆円の偽札を渡された家は、その紙幣の置き場に困ることは言うまでもなく、
その重さによって家が傾き、最後には全壊してしまうこともあるのだ。
この危機を回避するには、妖怪から渡された紙幣をすぐにちり紙交換に出して、
トイレットペーパーなどと交換してもらい、さらにそれを売りさばくのが得策であるが、
最近では地方自治体がリサイクルを義務化しているため、
そうした業者を見かけること自体が無くなっているので注意が必要だ。
- 247 :『解説シリーズ02・妖怪《裳尾鵡巣》のすべて』:2004/03/16(火) 20:34
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11.不治喪富鬼 (ふじもとみき)
先ほどの<丹偉雅桐詐>は貧乏人を欺く妖怪であったが、
この妖怪は逆に金持ちを欺く妖怪である。
特に成金の臭いを嗅ぎ分けることに長けており、
成金の家を見つけては転がり込んで、その富を吸い尽くすのだ。
その様子はかなり凄まじいものであるらしく、
全ての財産を喪失させ、二度と立ち直れないほどにするというのだ。
ただし、この妖怪は正しいことで正当に稼いだお金には手を付けず、
汚いことをして稼いだ成金の前にのみ出没するので、庶民の味方と呼べるかもしれない。
しかし、「ねずみ小僧」などのいわゆる義賊と違うところは、
この妖怪が決して他人にそのお金をめぐんだりはしないということだろう。
なお、この妖怪については、素性などもほとんどわかっておらず、
出身地を聞かれても「真ん中」としか答えないとも。
また、しきりに「甦露懇作跡(そろこんさあと)」と呟いているとも。
- 248 :『解説シリーズ02・妖怪《裳尾鵡巣》のすべて』:2004/03/16(火) 20:34
-
12.亀家離 (かめいえり)
家で飼っていた亀が突然いなくなったら、大体はこの妖怪の仕業である。
愛情に溢れた心優しい妖怪であり、特に動物愛護に感心が強いとか。
その手始めとして、狭い水槽の中に強制的に拘束された可哀相な亀を
逃がすことを思いついたらしいが、その亀の末路はかなり悲惨である。
マンションの階段から転げ落ちて死んだ亀など序の口で、
道路に飛び出して車に轢かれ、粉々になった亀は枚挙に遑(いとま)がない。
また、街中に出てしまったために赤色と緑色の服を着た髭親父に蹴られたり、
壁際に追い込まれて百回連続で踏まれ続けられたといった話も聞かれる。
ただし、今のところ亀以外を逃がしたという話は聞かれない。
そのため、この妖怪は亀の妖怪ではないかと考えられている。
- 249 :『解説シリーズ02・妖怪《裳尾鵡巣》のすべて』:2004/03/16(火) 20:34
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13.魅血死解白湯味 (みちしげさゆみ)
あなたが山口県を訪れ、JR宇部線を利用しようと駅のホームで待っている時、
見知らぬ女の子からお茶やお湯を差し出されても、決して飲んではいけない。
なぜなら、それこそがこの妖怪の罠であり、その白湯にはフグの毒が入っているのだ。
宇部線は本数が少なく、一時間待たされることもザラではないが、
田舎人にとってはそれが普通のことであり、それを苦痛に感じるのは都会人の怠慢なのだ。
この妖怪はそうした忙しない都会人に対する教訓的な妖怪であるが、
しかし単に血に飢えた残虐な妖怪であるとも言われている。
- 250 :『解説シリーズ02・妖怪《裳尾鵡巣》のすべて』:2004/03/16(火) 20:34
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14.田中礼名 (たなかれいな)
車で田んぼの畦道を走っていると、突然一人の女の子から声をかけられることがある。
しかし、彼女に道を尋ねられても決して答えてはいけない。
なぜなら、そのお礼として名前を勝手に平仮名にされてしまうからだ。
この妖怪はそのように、人の名前を勝手に平仮名にしてしまうという、
全くもって意味不明の妖怪であり、その素性もよくわかっていない。
ただ、最初に紹介した<異居田顔裏>のように、昨今では田んぼ自体が少ないため、
街中においてもこの妖怪が出没することがあるという。
女の子から道を尋ねられた時は、普通なら素直に教えてあげるべきではあるが、
その場合は自分の名前が平仮名になってしまうという危険性も一応考慮しておくべきだろう。
- 251 :『解説シリーズ02・妖怪《裳尾鵡巣》のすべて』:2004/03/16(火) 20:34
-
【第三章 消えた妖怪たち】
現在確認されている妖怪《裳尾鵡巣》は前章で紹介した十四人であるが、
実はこれ以外にも幾人かの妖怪がいたことが判明している。
その消えた理由は定かではないが、その信仰上の理由によるものであろう。
- 252 :『解説シリーズ02・妖怪《裳尾鵡巣》のすべて』:2004/03/16(火) 20:35
-
15.泣か挫話憂孤 (なかざわゆうこ)
深夜の繁華街の裏通りに泣いている女性を見つけたら、それがこの妖怪である。
特に悪さをするわけではないが、暇な人以外は声をかけないでおくのが得策だろう。
ただし、個人的にはこの妖怪の話を聞くのも一興かとは思う。
この妖怪は泣きながら、田舎から都会に出て、さらに年にも関わらずアイドルに憧れ、
オーディションに応募して苦難の果てに合格し、デビューにこぎつけたものの、
その後人気は凋落し、挫折してしまったということを話してくれることだろう。
だから何だということになるが、とにかくそうした苦労話を延々と聞かせる妖怪なのだ。
注意すべきはその妖怪はかなりの年であり、その話がかなり長いということだろう。
そのため、深夜から始まった話は朝になっても止まらず、昼まで続くこともあるという。
もちろん、途中で立ち去ることはできない。そんなことをすれば鉄拳パンチが飛んでくるのだから。
ただし、その話はまったくのでたらめで、本来は福知山の狐の妖怪だとか。
- 253 :『解説シリーズ02・妖怪《裳尾鵡巣》のすべて』:2004/03/16(火) 20:35
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16.意志愚弄妖 (いしぐろあや)
確固たる意志を持っていない人の前に現れ、その軟弱性を批難する妖怪。
外見はかなり妖艶で、大人の色気を醸し出しており、
大人の男性はもちろんのこと、大人の女性から見ても憧れるほどであるという。
この妖怪に愚弄された人は、最初こそ少し凹むものの、
最後にはこの妖怪のようにかっこよく生きたいと思うようになるのだとか。
しかし、この妖怪に会いたいからといって、決してわざと軟弱に生きてはいけない。
この妖怪は二児の母であり、子育てに忙しいのであまり頻繁には出没しないのだ。
- 254 :『解説シリーズ02・妖怪《裳尾鵡巣》のすべて』:2004/03/16(火) 20:35
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17.福堕明日禍 (ふくだあすか)
幸せな人の前に現れ、その幸せも明日には不幸に変わっているかもしれないと注意を促す妖怪。
名前には「福が堕ちる」とあるが、これはこの妖怪の警告内容を表したものであり、
決して人を不幸にする妖怪ではないから安心しよう。
まだ幼い妖怪にも関わらず、大人顔負けの独自の哲学を確立していたが、
最近ではあまり出没することはなく、現在では美人な妖怪になっているという話もある。
例えこの妖怪に出会うことがなくても、一日一日を大切に生きることを忘れないようにするべきであろう。
- 255 :『解説シリーズ02・妖怪《裳尾鵡巣》のすべて』:2004/03/16(火) 20:35
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18.あべな罪 (あべなつみ)
あべこべなことばかりを言っている人の前に現れ、その罪を責める妖怪。
しかし、その当の妖怪自体、朝まで徹夜でプレステ2をしていたなどといった嘘を平気で吐き、
また長い間同じジャージを着て同室の女性を困らせたりするなど、
言っていることとやっていることがあべこべだという批判もある。
つまり、この妖怪自体がそのままズバリ<あべな罪>なのであり、
この妖怪は自分と同じ臭いのする人を求めているということになるのかもしれない。
なお、その愛らしい外見から男性からは好かれており、
中には妖怪ではなく天使だと言い張る声もあるとか。
- 256 :『解説シリーズ02・妖怪《裳尾鵡巣》のすべて』:2004/03/16(火) 20:35
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19.夜酢打傾(やすだけい)
深夜に酸っぱい臭いがしたら、近くにこの妖怪がいるので注意しよう。
この妖怪は悪臭を撒き散らす河童の妖怪であるが、それ以外には特に悪さはしない。
しかし、その悪臭はかなり強烈であるから、当然その対処法というのも必要になってくる。
でもそれは簡単だ。この妖怪が傾くくらい強烈な言葉で打ちのめしてやればいいのだ。
ただし、実はこの妖怪が女神の化身であるという話もあり、
この妖怪に優しく接した人は幸せになれるとも言われている。
筆者個人の意見としては、打ちのめすことはせず、温かく見守ってあげることをお願いしたい。
なお、この河童の妖怪が4月24日にテレビに姿を見せることになっているので覚えておこう。
- 257 :『解説シリーズ02・妖怪《裳尾鵡巣》のすべて』:2004/03/16(火) 20:35
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20.一居詐夜禍 (いちいさやか)
あなたの家に見知らぬ女性がやって来て、一夜の宿を求めたとしても、
決して泊めてあげてはいけない。なぜなら、それがこの妖怪なのだ。
この妖怪が泊まるのはたった一夜であるが、
翌朝になると唐突に「できちゃったみたい」と言ってくるという。
もちろん一夜で妊娠が判明することもなく、それは当然詐術ということになる。
しかし、そうなった場合、あなたは決して否定してはいけない。
そんなことをすれば、その妖怪の禍(まが=わざわい)によって、
あなたの人生はきっとボロボロになってしまうことだろう。
それを回避するには、妊娠したことを肯定し、生むことに賛同すればいいのだ。
そうすると、どこか淋しげながらも満足げな表情を浮かべて去っていくという。
「据え膳食わぬは男の恥」などとのたまっている世の男性への教訓的な妖怪であろうか。
- 258 :『解説シリーズ02・妖怪《裳尾鵡巣》のすべて』:2004/03/16(火) 20:36
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21.護刀魔鬼 (ごとうまき)
主に地方に出没するかなりきゃわいい妖怪。
けなげで地道に生きている人間には愛想よく天使のような笑顔を振りまくものの、
そうした人間を扱き使っている金にあくどい事務所の社長などにはかなりの不満を持っており、
その不満が一度爆発してしまうと、霊力のこもった護(まも)り刀でぶった切るという。
なお、地方にいて、「1等!2等!3等!4等!…」という声が聞こえてきたら、
まず間違いなくこの妖怪だと思っていいだろう。
ただし、もしあなたがその声のするコンサート会場に入ったとしても、
そのお金はほとんど事務所の社長の懐に入るので注意が必要だ。
- 259 :『解説シリーズ02・妖怪《裳尾鵡巣》のすべて』:2004/03/16(火) 20:36
-
【第四章 類似系統の妖怪と斜津振る】
(略)
【第五章 妖怪《裳尾鵡巣》の信仰と変遷】
(略)
【第六章 妖怪《裳尾鵡巣》の今後】
(略)
- 260 :『解説シリーズ02・妖怪《裳尾鵡巣》のすべて』:2004/03/16(火) 20:36
-
【あとがき】
本書は一般向けの本であり、本来ならば難しい学術的な話などは省略すべきであったかもしれない。
しかし、妖怪《裳尾鵡巣》を知りたいというからには、当然専門的な領域にも足を踏み入れて然りであり、
それは読者諸兄も当然覚悟しなければならないことであろう。
ただし、編集者の○○君の尽力により、難しい文体を平易な文体に改善し、
また専門用語等についての説明を欄外に記すなど、かなり易しい本に仕上がっているはずである。
本書では、まず最初に妖怪《裳尾鵡巣》の発生とその妖怪史における専門的な位置付けを行った。
そして次章において、読者諸兄の一番の興味である各妖怪についての説明を行った。
ただし、説明は最も一般的なものを採用し、また説明文もかなり概略的なものに仕上げたつもりである。
もし読者諸兄の中で、もっと詳しく知りたいという方がいるのであれば、
それは今後私が学会誌に発表するであろう論文を是非お読みいただきたいと思う。
(略)
さて、妖怪《裳尾鵡巣》についてはまだまだ様々な謎があり、全てが解明されているというわけではない。
それは今後の研究次第ということになるのだろうが、私ももう高齢であり、
どこまで真相を解明することができるか、自信を持って答えることはできないと言わざるを得ない。
(略)
最後に。この本がどのような評価を得るかは私自身もよくわかっていない。
しかし、読者諸兄の中で例え一人でもこの本に興味を持ってくれる人がいれば幸いである。
- 261 :『解説シリーズ02・妖怪《裳尾鵡巣》のすべて』:2004/03/16(火) 20:36
-
【解説――仏中先生の気概】 おが憂鬱(釣り氏)
仏中氏……と呼ぶのも何か変だろう。やはりいつものように仏中先生と呼ぶことにしたい。
仏中先生は私にとって師匠であり(と私が勝手に思っているだけなのだが)、
先生のパスティーシュ作品は、私の釣り意欲を毎回増幅させてくれる威力を持っているのだ。
さて、長々と話していても仕方がないので、早速本ネタの解説に入ることにしたい。
本ネタのタイトルは『解説シリーズ02・妖怪《裳尾鵡巣》のすべて』であり、
これが本ネタ中において刊行されることになったという本のタイトルであることは言うまでも無い。
そしてその文章はいきなり【はじめに】という著者の言葉から始まっている。
この時点で勘のいい読者は、ははあ、これがパスティーシュってやつか、と思ったことだろう。
パスティーシュというのは仏語で、文学においては「摸倣作品」と訳されるが、
それは決して他人の作品をパクるということを意味したものではない。
例えば本ネタにおいては、妖怪の専門家が書いた一冊の本という体裁が取られている。
しかし、実際にそういう本があるわけではなく、それは当然創作されたものであるが、
その創作において、一般的な本の体裁を真似て取り入れているという点で「摸倣作品」なのである。
ただし、本ネタに関しては、そのものズバリ「摸倣作品」という意味も含まれており、
それは【はじめに】において見られる「清水庵」という言葉で知ることができる。
実は清水某という小説家の作品に「愛知妖怪事典」というものがあり、
愛知県の地名を妖怪に見立てて解説した本というパスティーシュ手法が取られているのである。
つまり、仏中先生はこの作品を読み、それをモーニング娘。でやってみようと思いついたのだろう。
そうなると、本ネタはパスティーシュ作品のパスティーシュ作品ということになるかもしれない。
ただし、ちょっと待ってもらいたい。本ネタを書いたのは仏中先生である。
そして、こうして最後に解説を書いているのは私、おが憂鬱である。
仏中先生の熱心な読者ならおわかりだろうが、おが憂鬱というのは仏中先生と同一人物である。
ということは、この解説を書いているのは実は仏中先生ということになり、
それは【はじめに】からずっと続いているということになってしまうではないか。
ということは、この【解説】自体もまだ本ネタの続き、ということになり、
こうして今書いていることもパスティーシュであり、だから、えーと……。 (おわり)
- 262 :仏中埜人:2004/03/16(火) 20:55
- たまにはageてみます。
- 263 :名無し娘。:2004/03/17(水) 00:10
- すごい
それしか感想が無い
- 264 :名無し娘。:2004/03/17(水) 02:37
- 清水好きだが、それ抜きでも面白かった
- 265 :名無し娘。:2004/03/17(水) 05:35
- 大作乙
妖怪好きにはたまらんです
- 266 :中の人:2004/04/15(木) 23:33
- 自主保
- 267 :中の人:2004/04/19(月) 23:04
-
さらば狩狩・・・さよならモーニング娘。・・・
色々あったけど楽しかったよ・・・
- 268 :名無し娘。:2004/04/19(月) 23:38
- 憂さんも逝くか、、、さみしくなるな……
- 269 :名無し募集中。。。:2004/04/20(火) 00:32
- >>267
えー!!!!
- 270 :名無し娘。:2004/04/20(火) 06:29
- 再見。
- 271 :仏:2004/04/20(火) 21:39
- 中の人こと小(ryよ、ここで去ることは仏が許さん!
仏が許すともROMが許さん!
充分休み英気を養い、再びこの場に戻り来たれ!
お前に新しい名前を与えよう。
「小川衛門」だ!!
謹んで受けよ!
- 272 :中の人:2004/04/20(火) 21:45
- 最後に軽いネタを・・・。
>>271
おしい!かなりおしい!
- 273 :おがわのQ太郎:2004/04/20(火) 21:46
-
いつの頃からか、私の部屋に一匹の生物が棲みついている。
名前はまだない。本人は悟空だと名乗っているが、
私にはどう見ても、悟空には見えない。
だって、それはどこから見たって……。
- 274 :おがわのQ太郎:2004/04/20(火) 21:46
-
\
/ ̄ ̄ヽ
| ´▽` |
⊂| |⊃
ノ、,、 ,、,ゝ
(m) (m)
おがわのQ太郎……。
- 275 :おがわのQ太郎:2004/04/20(火) 21:46
-
それはある昼下がりのことでした。
§ノバ§
( ・e・)<今日は久しぶりのオフまめ。家でゆっくりするまめ。
私がのんびりと過ごしていたところに、突然それは現れたのです。
________
/ /| ガタガタガタガタ
|| ̄ ̄ ̄ ̄|| ̄ ̄|| |
|| ̄ ̄ ̄ ̄|| ̄ ̄|| |
|| || ̄ ̄||/
 ̄ ̄
- 276 :おがわのQ太郎:2004/04/20(火) 21:46
-
§ノバ§
Σ( ・e・)<な、何の音まめか?……つ、机が震えてるまめ!
\ ______
/ ̄ ̄ヽ___. /| ガタガタガタガタ
../| ´▽` |/|| ̄ ̄|| |
| ̄ ̄ ̄ ̄|/|| ̄ ̄|| |
 ̄|| ̄ ̄ ̄ || ̄ ̄||/
 ̄ ̄
- 277 :おがわのQ太郎:2004/04/20(火) 21:47
-
§ノバ§
Σ( ・e・)<……!
\
/ ̄ ̄ヽ
| ´▽` | <呼ばれて飛び出てジャジャジャジャーン!
§ノバ§
Σ( ・e・)<……いや……誰も呼んでないし……。
\
/ ̄ ̄ヽ
| ´▽`;| <……。
それはまるで、ハクション大魔王のように目の前に現れました。
- 278 :おがわのQ太郎:2004/04/20(火) 21:47
-
§ノバ§
Σ( ・e・)<ていうか、何者まめ?
\
/ ̄ ̄ヽ
| ´▽` | <オッス、おら悟空!
それは自分のことを悟空だと名乗りました。
でも、そんなことはありえません。なぜなら……。
- 279 :おがわのQ太郎:2004/04/20(火) 21:47
-
§ノバ§
Σ( ・e・)<信用できないまめ!証拠を見せるまめ!
\
/ ̄ ̄ヽ
| ´▽` |ノ <ピコピコピーン、タ〜ケ〜コ〜プ〜タ〜!
それはドラえもんと悟空の区別さえついていなかったのです。
- 280 :おがわのQ太郎:2004/04/20(火) 21:47
-
§ノバ§
Σ( ・e・)<い、いったいどこからやって来たまめ?
\
/ ̄ ̄ヽ
| ´▽` | <山を越え谷を超え、僕らの町にやって来ました!
そしてまた、それは忍者ハットリくんとも勘違いしていました。
- 281 :おがわのQ太郎:2004/04/20(火) 21:47
-
§ノバ§
Σ( ・e・)<百歩譲って悟空だとして、何しに来たまめ?
\
/ ̄ ̄ヽ
| ´▽` | <お腹が減ってる人に顔を食べてもらおうかなあ、なんて……。
それはさらに、アンパンマンともごっちゃになっていました。
- 282 :おがわのQ太郎:2004/04/20(火) 21:48
-
§ノバ§
Σ( ・e・)<もしかして愛と勇気だけが友達まめか?
\
/ ̄ ̄ヽ
| ´▽` | <ボールは友達ー!
そしてなおかつ、キャプテン翼ともごっちゃになっていました。
- 283 :おがわのQ太郎:2004/04/20(火) 21:48
-
とにかく、そんなわけで、その生物は私の部屋に棲みつくようになったのです。
めでたし、めでたし……。
\
/ ̄ ̄ヽ
| ´▽`;| <えっ……?これ連載じゃないの?ねえ、連載だよね?ね?
わからん(作者談)
- 284 :名無し娘。:2004/04/21(水) 02:14
- 連載キボン。
- 285 :名無し娘。:2004/04/21(水) 03:25
- ワロタ
- 286 :名無し娘。:2004/06/02(水) 06:33
- 再利用してもいいですか?
- 287 :名無し娘。:2004/06/02(水) 06:33
- はいどうぞ。
- 288 :名無し娘。:2004/06/02(水) 06:34
-
\川o・-・)/ 国 語 の 時 間 \(`.∀´ )/
- 289 :名無し娘。:2004/06/02(水) 06:34
-
( `.∀`)<はあ。。。ただでさえ仕事が貰えないって言うのに、カオリンと梨華も卒業なのね。。。
( `.∀`)<このまま芸能界にいても惨めなだけだし、「どさくさ」にまぎれて引退しようかしら。。。
川o・-・)<なるほど、「どさくさ」ですか。
Σ( `.∀`)<こ、紺野じゃないの、なに人の話盗み聞きしてるのよ!
川o・-・)<保田さん、「どさくさ」ってどういう意味だか知ってますか?
( `.∀`)<な、なによ突然!そんなの知ってるわよ、混乱に乗じてって意味でしょ?
川o・-・)<そうです。でもどうして「どさくさ」なのかわかりますか?
( `.∀`)<さ、さあ。。。
川o・-・)<この言葉は元々は江戸時代のばくち打ちたちが使っていた隠語だそうです。
川o・-・)<賭博はご法度でしたから、ばくち打ちたちは役人の手入れをいつも怖れていたんですね。
川o・-・)<そこで役人の手入れで捕まることを仲間内で「どさを食う」と言っていたんです。
( `.∀`)<「どさを食う」?
川o・-・)<「どさ」というのは「佐渡」をひっくり返した言葉です。
川o・-・)<なぜ佐渡かと言うと、手入れで捕まったら流人として送られる場所が佐渡島だったんですね。
( `.∀`)<佐渡ってどこだっけ?
川o・-・)<金山で有名な新潟県の島です。とんちんかん世代には佐渡おけさの方が通じるかもしれませんが。
( `.∀`)<ふーん、でもどうして佐渡なの?
川o・-・)<わかりませんか?幕府は佐渡で金山を開発していました。その働き手を確保するためです。
( `.∀`)<なるほどね、でもその「どさを食う」と「どさくさ」とはどう繋がるのかしら?
川o・-・)<役人は普段は賭場に対して見て見ぬ振りをしていたらしいんです。つまり黙認ですね。
川o・-・)<ところが佐渡の働き手が不足すると、突然賭場に踏み込む、つまり「どさ入れ」をするわけです。
( `.∀`)<あ、「どさ入れ」もそこから来てるのね。。。
川o・-・)<そうすると賭場は大変です。逃げるばくち打ちと追いかける役人とで大騒動になるわけです。
川o・-・)<こうした混乱した状態のことを、「どさを食う」を語呂よくして「どさくさ」と言うようになったんですね。
( `.∀`)なるほどねえ。。。
川o・-・)<ちなみに、歌手や芸人の地方巡業を「どさ回り」と言うのも同じ「佐渡」に由来する言葉です。
川o・-・)<保田さんも仕事が無いのなら事務所に頼んで「どさ回り」でもさせてもらったらどうでしょうか?
(; `.∀`)<ためになったと思ったら、そういうオチなのね。。。
川o・∀・)<今日勉強したこと!
(; `.∀`)<「どさくさ」、「どさを食う」、「どさ入れ」、「どさ回り」。。。
川o・∀・)<以上、『国語の時間』でした!
- 290 :名無し娘。:2004/06/02(水) 14:33
- ほう、ためになるな
続くの?
- 291 :名無し娘。:2004/06/02(水) 16:47
- 土左衛門はこの際違うんだな。
- 292 :名無し娘。:2004/06/03(木) 05:39
-
( `.∀`)<あら、いきなりレスがついてるわ。ちょっと予定が狂っちゃったわね。。。
川o・-・)<保田さん、どうかしたんですか?
( `.∀`)<いえね、ここは「土佐衛門」の由来も説明しといたほうがいいんじゃないかって思って。。。
川o・-・)<なるべく触れたくなかったんですが、仕方ありませんね。わかりました。説明しましょう。
川o・-・)<水死体のことを「土佐衛門(どざえもん)」と言うようになったのは江戸の享保頃と言われます。
川o・-・)<その頃、江戸に青色のネコ型ロボットがいました。なんでも未来から来たロボットだそうです。
(;`.∀`)<いや、いくらなんでもそれは絶対違うから。。。
川o・-・)<冗談はさておき、成瀬川土佐衛門という「あんこ型」の体格をした人気力士がいたんですね。
( `.∀`)<「あんこ型」?
川o・-・)<「あんこ型」と言うのは、吉澤さんやまこっちゃんみたいに太った体格をした力士のことです。
川o・-・)<逆に里沙ちゃんみたいに痩せている力士のことは「そっぷ型」と言います。
(;`.∀`)<わかりやすい例えだけど、わざわざ名前を出さなくても。。。
川o・-・)<「あんこ型」と言っても小豆の「あんこ」ではなく、魚の「あんこう」に由来する言葉です。
川o・-・)<一方の「そっぷ型」ですが、これは鍋のダシに使う「鶏がら」のことです。
川o・-・)<と言うのも、「スープ」のダシに使う「鶏がら」のことを「そっぷ」と呼んでいたんですね。
川o・-・)<ですから、「あんこう」のように太った力士と、「鶏がら」のように痩せた力士という意味になります。
( `.∀`)<新垣が「鶏がら」ってのは、悪いけど言い得て妙って感じだわ。。。
川o・-・)<これは両方とも力士の「ちゃんこ鍋」に由来する言葉ですが、これはまた後日説明しますね。
川o・-・)<この「あんこ型」の成瀬川土佐衛門という力士、色白でぶくぶくと太っていたそうです。
川o・-・)<そして水死体は長時間水に使ってますから、肌が青白くなって、ぶくぶくと膨れ上がりますよね。
川o・-・)<その様子が成瀬川土佐衛門みたいだったので、水死体を「土佐衛門」と呼ぶようになったわけです。
( `.∀`)<その力士には悪い気がするわね。。。
川o・-・)<一応他にも説があって、まず、太った人間を「土仏(どぶつ)」と呼んだのが訛ったという説。
川o・-・)<それと水に落ちる「ドブン」という音が訛ったという説なんかもあります。
川o・-・)<でも、一般的には成瀬川土佐衛門説が浸透していて、それがかなり有力みたいですね。
( `.∀`)<ちょっと聞くけど、紺野が「どざ」と呼ばれてるのって、この「土佐衛門」から来てるわけ?
川#o・-・)<もちろん違いますよ。私の場合は「デザート」みたいに甘くて爽やかなイメージからです。
(;`.∀`)<いや、まだ「道産子(どさんこ)」とかの方が説得力あるんだけど。。。
川o・∀・)<今日勉強したこと!
(; `.∀`)<「土佐衛門」「あんこ型」「そっぷ型」。。。
川o・∀・)<以上、『国語の時間』でした!
- 293 :名無し娘。:2004/06/04(金) 05:16
-
( `.∀`)<はあ。。。どれだけ頑張っても「にっちもさっちも」いかないわ。。。
( `.∀`)<正月の舞台は好評だったのに、ドラマも舞台も全くオファーが来ないし。。。
川o・-・)<なるほど、「にっちもさっちも」ですか。
Σ( `.∀`)<こ、紺野じゃないの、また盗み聞きしてたのね?
川o・-・)<保田さん、「にっちもさっちも」ってどういう時に使ってた言葉か知ってますか?
( `.∀`)<さ、さあ。。。
川o・-・)<これは元々ソロバンの割り算で使う「八算」という暗唱方法の言葉なんですね。
川o・-・)<その中に「二進一十(にしんがいんじゅう)」「三進一十(さっちんがいんじゅう)」というのがあります。
( `.∀`)<なんだか九九みたいねえ。。。
川o・-・)<いいところに気づきましたね。まさにその通りで、これは九九の割り算版なんですね。
川o・-・)<つまり、この言葉を唱えながらソロバンの玉の動かし方を覚えていたわけです。
( `.∀`)<でもそれがどうして「にっちもさっちもいかない」みたいに使われるようになったの?
川o・-・)<「二進一十」というのは「2÷2」、「三進一十」は「3÷3」で、つまりこれは初歩の初歩なんですね。
川o・-・)<そこから、それすらうまくいかないことを「二進も三進もいかない」と言うようになったわけです。
( `.∀`)<じゃあそれが訛って「にっちもさっちも」になったのね?
川o・-・)<ええ。ただ、最初の頃は金銭のやりくりに関して使う言葉だったようです。
川o・-・)<「2÷2」も「3÷3」も答は「1」で割り切れますから、やりくりがうまくいくという印象がありますよね。
川o・-・)<そこから金銭の都合がつかない手詰まり状態を指す言葉として用いられ始めたそうです。
川o・-・)<それがやがて解決策が見つからない手詰まり状態全般を指すようになったというわけです。
( `.∀`)<なるほどねえ。。。
川o・-・)<私が思うに、保田さんよりも「にっちもさっちも」いかない人たちがいると思うんですけど。
( `.∀`)<あら、誰のことかしら?
川o・-・)<にっちもさっちもプッチも。。。
(; `.∀`)<それは本人たちには言ってあげない方がいいわよ。。。
川o・∀・)<今日勉強したこと!
(; `.∀`)<「にっちもさっちも」。。。
川o・∀・)<以上、『国語の時間』でした!
- 294 :名無し娘。:2004/06/04(金) 17:03
- ウマー
- 295 :名無し娘。:2004/06/05(土) 05:18
-
( `.∀`)<はあ。。。仕事がなくて暇だわ。。。
はあ。。。>(`.∀` )
( `.∀`)<はあ。。。
はあ。。。>(`.∀` )
川o・-・)<保田さん、なに「うろうろ」してるんですか?
( `.∀`)<他にやることがないのよ。じっとしてても退屈だし。2chは飽きちゃったし。。。
川o・-・)<なるほど、それでは暇つぶしに「うろうろ」について考えてみるのはどうでしょうか?
( `.∀`)<「うろうろ」?
川o・-・)<ええ。なぜそうやってただ動き回ることを「うろうろ」というのかわかりますか?
( `.∀`)<それはやっぱり、ウロウロと歩き回ってるからじゃないかしら?
川o・-・)<つまり擬態語ということですね。でも残念ながらそれは違います。
( `.∀`)<いや、擬態語とか難しいこと言われてもわかんないし。。。
川o・-・)<「うろうろ」の語源は諸説ありますが、「うろたえる」の「うろ」を重ねたものと言われています。
川o・-・)<古語の「うろたえる」には「落ち着かず歩き回る」という意味もありますから、まさにそのままですね。
( `.∀`)<なるほどね。。。でも他にも説があるんでしょ?
川o・-・)<ええ。次は「うろ」に「虚(うろ)」の文字を当てるという説です。
川o・-・)<「虚」というのは空っぽの状態のことです。樹木に開いた穴を「ウロ」と言ったりしますね。
川o・-・)<また、「うろ覚え」の「うろ」もこの「虚」のことで、「虚(うつ)ろな」「確かでない」という意味です。
川o・-・)<この「虚」説の場合、幾つかの解釈が可能だと思うんですが、わかりますか?
( `.∀`)<わからないけど、頭の中が空っぽの状態で、何も考えずにただ歩き回ってるってことかしら?
川o・-・)<それもありますね。つまり夢遊病の矢口さんのように意味もなく虚ろに歩き回るということです。
(; `.∀`)<その例えは不謹慎だけどわかりやすいわね。。。
川o・-・)<もう一つは空っぽなわけですから、中身を探して歩き回っている様子、ということになります。
( `.∀`)<それじゃ真里は夜な夜な駐車場で中身を探してるのね。。。
川o・-・)<ただ、その他にも説があって、「有漏(うろ)」が語源だという説もあります。
川o・-・)<「漏」というのは仏教用語で煩悩のことで、「有漏」とは煩悩の多い状態を指します。
川o・-・)<この場合、煩悩のために道を見失って迷った状態から「うろうろ」が発生したということになります。
川o・-・)<ちなみに、「有漏」は煩悩が多いという意味から、今では俗世間の人を指す言葉として使われます。
( `.∀`)<なんだかどれも間違ってないような気がするわね。。。
川o・-・)<それじゃ、保田さんは頭が空っぽで煩悩だらけでうろたえてた、ということでいいですか?
(; `.∀`)<いや、全部まとめないでどれか一つにしてよね。。。
川o・∀・)<今日勉強したこと!
(; `.∀`)<「うろうろ」「虚(うろ)」「うろ覚え」「有漏(うろ)」。。。
川o・∀・)<以上、『国語の時間』でした!
- 296 :名無し娘。:2004/06/06(日) 06:13
-
( `.∀`)<はあ。。。せっかく関西の番組から出演依頼があったのに、直前で断られるなんて。。。
川o・-・)<あらあら、一体どうしたんですか?
( `.∀`)<向こうからオファーが来たのに、司会の人が私が元モーニング娘。だって知った途端。。。
川o・-・)<断られちゃったんですか?
( `.∀`)<そうなの。なんでも以前裕ちゃんと一悶着あったらしくて。とんだ「とばっちり」だわ。。。
川o・-・)<なるほど、それは本当に「とばっちり」ですね。
( `.∀`)<でしょ?
川o・-・)<ま、それはいいとして保田さん、「とばっちり」ってどういう意味か知ってますか?
(; `.∀`)<いや、全然よくないんだけど。。。
川o・-・)<「とばっちり」は「とばしり」が音便化した言葉で、遡れば「ほとばしる」という言葉に行き着きます。
( `.∀`)<なるほど、語源は「ほとばしる」なのね。。。
川o・-・)<「ほとばしる」は勢いよく何かが飛び散ることで、これはかなり古くからある言葉です。
川o・-・)<『日本書紀』にも「よろこびほどはしり給ひて」とありますし、『平家物語』にも記載が見えます。
川o・-・)<「石や鉄(くろがね)なんどの焼けたるやうに、水ほとばしつて寄りつかず」とあるのがそれです。
( `.∀`)<それはどういう意味かしら?
川o・-・)<これは平清盛の熱病の様子を語ったものとしてよく知られている文章ですよ。
川o・-・)<つまり水が一瞬ではね飛ぶくらい熱かったということで、もちろんかなり誇張されてはいますけど。
( `.∀`)<それはそうよね、実際そんなに熱かったら大変だものね。。。
川o・-・)<とにかく、そうした「ほとばしる」という言葉が後に「とばっちり」に変化したわけです。
( `.∀`)<さっき言ってた音便化ってやつね。。。
川o・-・)<ただ、音便化とともに、水が「散る」ということも合わさって「とばっちり」になったとも言われています。
川o・-・)<この「とばっちり」は本来は「何かの傍に居たために掛けられる汚れた水」のことだそうです。
川o・-・)<車が水溜りの水を撥ねてそばを歩いていた人に掛けてしまったと考えるとわかりやすいですね。
( `.∀`)<ただ歩いてただけなのに突然水を掛けられちゃったってわけね。
川o・-・)<ええ。そんなことから、巻き添えを食うことを「とばっちりを食う」というようになったわけです。
( `.∀`)<なるほどね。紺野の説明は説得力があってとても感心するわ。。。
川o・-・)<まあ私たちは保田さんのおかげで「とばっちり」の意味を身を以って知りましたからね。
( `.∀`)<あら、どういうことかしら?
川o・-・)<「舞台にて鬼瓦の形相、汗ほとばしつて撒き散らし、郎党の面々難儀し候」
(; `.∀`)<それは何?もしかしてステージ上でのあたしのことを言ってるのかしら?
川o・∀・)<今日勉強したこと!
(; `.∀`)<「とばっちり」「ほとばしる」。。。
川o・∀・)<以上、『国語の時間』でした!
- 297 :名無し娘。:2004/06/07(月) 04:43
-
<しゃらくせー!明後日来やがれ!
(`.∀`+)<な、なによその言い方はっ!それにそれを言うなら一昨日来やがれでしょっ!
川o・-・)<あらあら、珍しいですね。保田さんが大声で怒鳴るなんて。
(; `.∀`)<ちょ、ちょっとね。明日香が生意気なこと言うもんだから。。。
川o・-・)<福田さんと喧嘩ですか。もしかして○ーちゃん失踪の件で喧嘩ですか?
(; `.∀`)<それはかなり問題発言のような気がするけど。。。それより、今日もまた何か解説するわけ?
川o・-・)<そうですね。それじゃ今日は「しゃらくさい」について考えてみましょうか。
川o・-・)<「しゃらくさい」は生意気な、気取っている、癇に障るといった相手への反感を含んだ言葉です。
川o・-・)<「〜くさい」というのは「〜めいている」という意味の接尾語なので、問題は「シャラ」ですね。
( `.∀`)<「シャラ」?
川o・-・)<この「シャラ」については諸説あるんですが、概ね気取った様子を表わす擬態語とされています。
川o・-・)<つまり、今でいうところの「チャラチャラした若者」みたいな感じでしょうか。
( `.∀`)<なるほどね。。。
川o・-・)<そして、実はこの場合の「シャラ」という言葉は、その発祥地までもがわかってるんですね。
川o・-・)<それが越前の三国(みくに)です。越前は今の福井県で、高橋愛という人が生まれた県らしいです。
(; `.∀`)<「高橋愛という人」っていう表現はどうかと思うわよ、あと「らしい」ってのも。。。
川o・-・)<この三国は日本海三津七港の一つで、北前船でにぎわった豊かな港町でした。
川o・-・)<そのため、普通の家庭の女房や娘が、まるで遊女のように着飾っていたそうです。
川o・-・)<そんな女性たちがシャラリシャラリと出歩く様(さま)から、「シャラ」が生まれたというわけです。
川o・-・)<ちなみに、福井県出身のある女性は水着のような格好ばかりさせられているという話もあります。
(; `.∀`)<いや、それは多分関係ないかと。。。
川o・-・)<ただ、他にも諸説があるので、それが絶対に正しいというわけでもないんですね。
川o・-・)<例えば、高価な香料の「伽羅(きゃら)」が語源だという説があります。
川o・-・)<これは遊郭で遊ぶ客が「伽羅」の臭いをプンプンさせて、逆に野暮ったかったという説です。
川o・-・)<また、客の「麝香(じゃこう)」と遊女の「伽羅」の香りが混じって不快だったという説もあります。
( `.∀`)<確かに香水が混ざって凄い不快になる時ってあるわね。。。
川o・-・)<その他にも、単純に「洒落(しゃれ)くさい」が転じたとする説なんかもあります。
川o・-・)<また、浮世絵師の「東洲斎写楽(しゃらく)」が関係している、なんて言う人もいるそうです。
( `.∀`)<じゃあ色々あってどれが語源なのかはよくわからないってこと?
川o・-・)<まあそういうことになりますけど、でも一つだけ確実なことがありますよ。
川o・-・)<それはモーニング娘。の中に一人だけ「しゃらくさい」奴がいて、そいつはあwせdrftgyふじこlppp
(; `.∀`)<わ、悪いけどそれは「しゃらくさい」というより、「洒落にならない」わよ。。。
川o・∀・)<今日勉強したこと!
(; `.∀`)<「しゃらくさい」。。。
川o・∀・)<以上、『国語の時間』でした!
- 298 :名無し娘。:2004/06/08(火) 05:52
-
( *`.∀`)<はあ。。。二日酔いで頭が痛いわ。。。それにお肌もボロボロだし。。。
川o・-・)<どうしたんですか?もしかして誰かが失恋した日はもち朝までずっとカラオケコースですか?
( *`.∀`)<ちょっとね、昨夜裕ちゃんたちが部屋に来て朝まで「どんちゃん騒ぎ」してたのよ。。。
川o・-・)<「どんちゃん騒ぎ」ですか。
( *`.∀`)<そうなの。おかげで管理人から警告は来るわ、パトカーは来るわで大変だったのよ。。。
川o・-・)<保田さん、「どんちゃん騒ぎ」の「どんちゃん」って何のことかわかりますか?
( *`.∀`)<黒柳徹子のことでしょ?
川;o・-・)<それはトットちゃんです。
( *`.∀`)<じゃあ、女遊びの上手な男?
川#o・-・)<それはドンファンですよ。本当はわかってて言ってるんじゃないですか?
( *`.∀`)<ばれちゃったわね。あれでしょ、「ドンチャンドンチャン」音を立てて騒ぐってことでしょ?
川o・-・)<ズバリご名答です。この「ドン」は太鼓の音、「チャン」は鐘の音なんですね。
川o・-・)<江戸時代、庶民の楽しみと言えば芝居小屋でした。歌舞伎なんかは典型的な例ですね。
川o・-・)<そこでは鉦や太鼓、三味線、法螺、銅鑼なんかの鳴り物で、とても賑やかだったそうです。
( *`.∀`)<でもさすがにマワリストなんかはいなかったんでしょ?
川o・-・)<当然ですよ。ただ、役者が登場した時に「よっ大統領!」と声を掛ける人なんかはいたみたいです。
( *`.∀`)<いや、あんた私が酔ってるからってふざけてない?江戸時代に大統領はありえないでしょ?
川o・-・)<でも「よっ征夷大将軍!」なんて掛け声はあったみたいですよ。大河ドラマでもやってましたから。
( *`.∀`)<へえ。それは知らなかったわ。ためになるわね。。。
川o・-・)<ま、嘘はそれくらいにして、この「どんちゃん騒ぎ」、最初は舞台の上の出来事だったんですね。
( *`.∀`)<嘘ってあんた、てっきり信じちゃったじゃないの!
川o・-・)<それがやがて遊女をあげて遊ぶ時の宴会の様子に用いられるようになったそうです。
川o・-・)<現在の「どんちゃん騒ぎ」が宴会の乱れっぷりを表す言葉なのはそこに由来するんですね。
川o・-・)<いくら鐘や太鼓で賑やかでも、野球の応援を「どんちゃん騒ぎ」とは言いませんからね。
( *`.∀`)<なるほどね。語源は芝居小屋だとしても、今では確かにお酒の席にしか使わないわね。
川o・-・)<まあ、本来は遊女をあげての遊びですから、ある意味「ドンファン」も正解かもしれませんね。
(; `.∀`)<いや、今さら正解って言われても困るんだけど。。。
川o・∀・)<今日勉強したこと!
(; `.∀`)<「どんちゃん騒ぎ」。。。
川o・∀・)<以上、『国語の時間』でした!
- 299 :名無し娘。:2004/06/08(火) 23:04
- 笑えてしかも勉強になるね
グジョブ
- 300 :名無し娘。:2004/06/09(水) 05:45
-
( `.∀`)<はあ。。。「やたら」暇だわ。昔を懐かしんでこっそり海ほたるでバイトでもしようかしら。。。
川o・-・)<そう言えば保田さんは木更津のマック以外に、海ほたるでもバイトしてたんでしたね。
( `.∀`)<そうよ。美人の店員がいるって「やたら」評判だったのよ。
川o・-・)<あからさまな嘘は無視するとして、保田さん、「やたら」ってどういう意味だか知ってますか?
(; `.∀`)<「とても」とか「かなり」って意味じゃないの?と言うか、あからさまな嘘ってどういうことよ!
川o・-・)<まあ半分正解ですかね。「やたら」は秩序や根拠、節度が無い状態を表す言葉です。
川o・-・)<つまり、「やたら」暇であれば、それは普通では考えられないくらい暇、ということになります。
川o・-・)<また、「やたら」評判は、納得がいかないけどなぜか評判なのよね、という意味を含みます。
(; `.∀`)<なんか無理に変な方向に解釈してない?本当に評判だったんだから。。。
川o・-・)<ま、それはいいとして、古い書物では「矢鱈」と表記されていることが多いみたいです。
( `.∀`)<魚のタラに関係あるってことかしら?
川o・-・)<ですがこれは当て字で、語源は雅楽の「八多羅拍子」というリズムなんだそうです。
( `.∀`)<雅楽ねえ。。。そう言えば知り合いに雅楽を嗜んでる人がいたわ。。。
川o・-・)<そんな思い出話には誰も興味ありませんから、少し黙っててくれませんか?
(; `.∀`)<「やたら」突っかかるわね。。。
川o・-・)<雅楽は通常、二拍子や四拍子で奏でられるんですが、「八多羅拍子」はかなり特殊なんですね。
川o・-・)<二拍子と三拍子が繰り返し演奏されて、その上リズムが速いんですね。
川o・-・)<ですから、普通の人には無秩序に演奏しているように聞こえるわけです。
川o・-・)<そこから、わけもわからず混乱した時なんかに「八多羅拍子のように」と言うようになったわけです。
( `.∀`)<じゃあ高度な技術なのにそれが理解されなかったことが語源になっちゃったわけ?
川o・-・)<そういうことになりますね。
川o・-・)<そう考えると保田さんが「やたら」暇なのも、その才能が毒毒、もとい独特すぎて一般人には理(ry
(; `.∀`)<それは誉めてるのかしら?それともけなしてるのかしら?
川o・∀・)<今日勉強したこと!
(; `.∀`)<「やたら」「八多羅拍子」。。。
川o・∀・)<以上、『国語の時間』でした!
- 301 :名無し娘。:2004/06/10(木) 06:47
-
( `.∀`)<はあ。。。昨日は暇だったのに、今日になって急に用事が重なるなんて。。。
( `.∀`)<おかげで朝から夜まで「てんてこ舞い」だったわ。。。
川o・-・)<なるほど、珍しいこともあるもんですね。
( `.∀`)<あんたの言い方って「やたら」トゲがあるのよね。。。
川o・-・)<「やたら」は昨日やりましたよ。もう忘れちゃったんですか?「やたら」物忘れがひどいですね。
(; `.∀`)<いや、そういうつもりで言ったんじゃないんだけど。と言うか、あんたも使ってるじゃないの。。。
川o・-・)<さて、と言うことで今日は里田・・・もとい「てんてこ舞い」について考えることにします。
(; `.∀`)<そうやっていつも勝手に進めちゃうのよねえ。。。
川o・-・)<「てんてこ舞い」というのはその名の通り、舞いの所作に由来する言葉です。
川o・-・)<里神楽などの舞いには鳴り物がつくんですが、その小太鼓の音が「テンテコ」です。
川o・-・)<そして、この「テンテコ、テンテコ」という軽快な小太鼓の音に合わせて舞いを舞うんですね。
川o・-・)<そこから、忙しく立ち働く姿を「てんてこ舞い」と言うようになったわけです。
( `.∀`)<じゃあ、ある意味昨日の「やたら」の由来に似てるってことになるわね。。。
川o・-・)<ですね。ただ、一応別の説もあって、江戸の祭礼における「手古舞い」が語源という説もあります。
川o・-・)<この「手古舞い」は、女性が男装して御神輿や山車を先導する時の舞いだそうです。
川o・-・)<どちらにしても、軽快な舞いの様子に由来する言葉という点では同じですね。
( `.∀`)<ふーん、あんたってほんと「やたら」物知りよねえ。。。
川o・-・)<保田さんのダンスの場合は軽快というより、「どんどこ舞い」って感じですけど。
(; `.∀`)<そして「やたら」人を貶めたがるのよね。。。
川o・-・)<どん舞いどん舞い、気にすんな!
川o・∀・)<今日勉強したこと!
(; `.∀`)<「てんてこ舞い」。。。
川o・∀・)<以上、『国語の時間』でした!
- 302 :名無し娘。:2004/06/10(木) 07:45
- うまいね、どーも
- 303 :名無し娘。:2004/06/11(金) 05:26
-
( `.∀`)<おうおうおうおう!この圭さんの桜吹雪が、あ〜、目に入らね〜か〜!
川;o・-・)<と、突然どうしたんですか?遠山の金さんの真似なんかして。
( `.∀`)<いやね、暇だからついつい時代劇の再放送なんか見ちゃうのよね。。。
川o・-・)<なるほど、そういうことでしたか。それは仕事が無くて「やたら」暇な保田さんらしいですね。
( `.∀`)<はあ。もしも生まれ変われるのなら、絶対に「ちゃきちゃき」の江戸っ子がいいわ。。。
川o・-・)<保田さん、その「ちゃきちゃき」ってどういう意味か知ってますか?
( `.∀`)<ちゃきちゃきしてるってことじゃないの?ほら、江戸っ子ってちゃきちゃきしてるじゃない。。。
川o・-・)<擬態語ですか。でも残念ながらそれは違いますよ。
(; `.∀`)<いや、擬態語とか難しいこと言われてもわかんないし。と言うか以前にも同じようなことが。。。
川o・-・)<「ちゃきちゃき」は「嫡々」が訛った言葉で、純粋、正統という意味の言葉です。
川o・-・)<ですから「ちゃきちゃきの江戸っ子」は生粋の江戸っ子という意味になりますね。
( `.∀`)<なるほど、そういう意味だったのね。。。
川o・-・)<「嫡」という文字は、「嫡子」とか「源氏の嫡流」とか、正統な血統を意味する場合に使われます。
川o・-・)<そして武家社会では、嫡流の跡取りのことを「嫡々」と呼んでいたんですね。
川o・-・)<でも、だとすると一つだけ疑問が浮かびませんか?
( `.∀`)<あら、何かしら?
川o・-・)<この言葉、江戸っ子以外に使われてるの聞いたことありませんよね?
( `.∀`)<そう言われればそうよね。「ちゃきちゃきの京娘」なんて聞いたことないわね。。。
川o・-・)<それはやはり、武家社会から発生した言葉というのが影響しているんだと考えられています。
川o・-・)<つまり、そこには将軍様のお膝元の江戸の町民であるという自負があるわけですね。
川o・-・)<それに「ちゃきちゃき」は響きとしても勇ましいですから、やはり江戸っ子に似合いますよね。
(; `.∀`)<いや、さっき擬態語は違うとかって言ってなかったかしら?
川o・-・)<ちなみに、遠山の金さんと言えば、桜吹雪の入墨が有名ですよね?
川o・-・)<ところが、実は桜吹雪じゃなくて女の生首の入墨だったなんていう説もあるみたいですよ。
(; `.∀`)<う、嘘よ!杉さまがそんな入墨するなんて。。。
川o・-・)<それに、実際の金さんはどんな暑い日でも人前では決して肌を見せなかったそうです。
川o・-・)<いつも水着みたいな格好ばかりさせられてる誰かさんとは大違いですよね。
(; `.∀`)<いや、無理にそんなオチに持ってかなくても。。。
川o・∀・)<今日勉強したこと!
(; `.∀`)<「ちゃきちゃき」「嫡々」。。。
川o・∀・)<以上、『国語の時間』でした!
- 304 :名無し娘。:2004/06/12(土) 05:30
-
( `.∀`)<はあ。なんで今日に限って雨なんて降るのよ。晴れ雨のちスキとか言ってる場合じゃないわよ。。。
川o・-・)<どうかしたんですか?
( `.∀`)<友達と遊ぶ約束をしてたのよ。でも雨で予定が「ぽしゃっちゃった」の。。。
川o・-・)<なるほど。ということで保田さん、「ぽしゃる」ってどういう意味か知ってますか?
( `.∀`)<予定がポシャっと潰れたってことでしょ?と言うか、その導入の仕方どうにかならないかしら?
川o・-・)<また擬態語ですか。それはいいとして、実はこの「ぽしゃる」の語源は少し複雑なんですね。
川o・-・)<保田さん、物事が駄目になったり、手のうちようのないお手上げの状態を何と言いますか?
( `.∀`)<「降参」、かしら?
川o・-・)<そうですね。ただ、それ以外にもありませんか?
( `.∀`)<そうねえ、「脱帽」とも言うわね。。。
川o・-・)<はい。この「脱帽」というのは元来は「カブトを脱ぐ」という言葉でした。
川o・-・)<戦場などで「カブトを脱ぐ」という行為はすなわち降参の証なんですね。
川o・-・)<それが明治になって帽子というモノが伝わって、「帽子を脱ぐ」「脱帽」に変化したというわけです。
( `.∀`)<なかなか面白い変化ね。。。
川o・-・)<ところが、それが更に変化して、「シャッポを脱ぐ」という言い方が登場します。
川o・-・)<「シャッポ」というのはフランス語で帽子のことです。唐突ですけど事実なんですよ。
( `.∀`)<ちょっと信じられないわね。。。いきなりフランス語だなんて言われても。。。
川o・-・)<でも驚くのはこの先です。この「シャッポを脱ぐ」という言葉、更に変化するんですから。
川o・-・)<それが「シャッポ」が反対になった「ポシャる」という言葉で、これが有力な説なんだそうです。
( `.∀`)<有力ってことは、他にも説があるってことかしら?
川o・-・)<そうですね。一応京都地方で失敗を意味する「しゃっぽん」という方言が語源という説もあります。
川o・-・)<調べたわけではありませんが、これは多分「失敗」が訛った言葉でしょうね。
川o・-・)<ただ、その場合も言葉がひっくり返ったというのは同じですけど。
( `.∀`)<じゃあ、どっちにしてもひっくり返っちゃうわけね。。。
川o・-・)<予定がひっくり返ったって意味ですから、ある意味それも予定通りの変化なのかもしれませんね。
(; `.∀`)<予定がひっくり返ったことが予定通りだなんて、なんだか頭が痛くなってきたわ。もう「脱帽」よ!
川o・-・)<でも、落選組をデビューさせたり卒業前に次の卒業を発表したりするのに比べたらマシですよ。
(; `.∀`)<うーん。そう言われると、何事にも「脱帽」しないヲタさんたちに「脱帽」するべきかしら?
川o・∀・)<今日勉強したこと!
(; `.∀`)<「ぽしゃる」「カブトを脱ぐ」「脱帽」「シャッポ」。。。
川o・∀・)<以上、『国語の時間』でした!
- 305 :名無し娘。:2004/06/12(土) 17:52
- そして読者は作者に脱帽よ
- 306 :名無し娘。:2004/06/13(日) 07:49
-
( `.∀`)<はあ。。。けちって「ポンコツ」の中古車なんて買うんじゃなかったわ。。。
川o・-・)<どうかしたんですか?
( `.∀`)<いやね、最近車がすぐに調子悪くなっちゃうのよ。あたしの運転はスマートなのに。。。
川o・-・)<後半部分は無視するとして、保田さん、「ポンコツ」ってどういう意味か知ってますか?
( `.∀`)<当たり前じゃない。あれでしょ?ラーメンの種類でしょ?
川o・-・)<それは豚骨です。
( `.∀`)<じゃあエスパー魔美が飼ってるペットの名前?
川#o・-・)<それはコンポコです。
( `.∀`)<冗談よ冗談。古くて今にも壊れそうな車のことでしょ?
川o・-・)<まあそうですね。この言葉は今では車に対してのみ使われる言葉ですよね。
川o・-・)<でも、元々は人間に対して使われる言葉だったんですよ。
川o・-・)<ズバリ、ゲンコツで殴ったり、あるいは殴り殺すことを表現した言葉なんですね。
川o・-・)<仮名垣露文の『安愚楽鍋(あんぐらなべ)』では牛や馬の屠殺という意味でも使われています。
( `.∀`)<そう聞くとちょっと怖くなるわね。。。
川o・-・)<語源ですが、西洋人が「ゲンコツ」を「ポンコツ」と聞き間違えたのが訛ったという説が一つ。
川o・-・)<そして「パニッシュ(punish)」と「ゲンコツ」を組み合わせた言葉というのがもう一つの説です。
川o・-・)<「パニッシュ」は「罪」という意味で、ボクシングにおいては「強打する」という意味もあるそうです。
( `.∀`)<うーん、「ゲンコツ」が語源なら、ゲンコツで「ポン」「コツン」と小突く時の音じゃないのかしら?
川o・-・)<そんな感じもしますけどね。でも言葉の展開として面白いのはここからですよ。
川o・-・)<この「ポンコツ」という言葉が生まれた時は、まだ単に殴るという意味だったんです。
川o・-・)<それが「殴る」ということから発展して、ハンマーのことを「ポンコツ」と呼ぶようになります。
川o・-・)<そして更にハンマーで打って車を壊す作業のことも「ポンコツ」と呼ぶようになったそうです。
( `.∀`)<それじゃ、それが更に壊れかけた車にまで発展したってことかしら?
川o・-・)<そういうことになります。ただ、それも最初は業界用語みたいな感じだったみたいですよ。
川o・-・)<それが下町の自動車解体業の家族を描いた小説によって一般にも浸透したそうです。
川o・-・)<その本のタイトルがズバリ『ぽんこつ』で、阿川弘之の昭和34年の作品だそうです。
( `.∀`)<言葉は単純なのに、そこに至るまでには色んな変遷があったわけね。
川o・-・)<ある意味ロックヴォーカリストオーディションから現在に至るまでのモーニング娘。の変遷みたいですよね。
(; `.∀`)<それは今のモーニング娘。が「ポンコツ」で今にも壊れそうってことかしら?
川o・∀・)<今日勉強したこと!
(; `.∀`)<「ポンコツ」。。。
川o・∀・)<以上、『国語の時間』でした!
- 307 :名無し娘。:2004/06/13(日) 10:56
-
川 ’ - ’) <保田さんの片目、変に見えるやよ
気のせいかの〜?
- 308 :名無し娘。:2004/06/14(月) 08:01
-
( `.∀`)<ちょっと紺野、聞いてよ。裕ちゃんがね、さっき帰る時に面白いこと言ってたのよ!
川o・-・)<何て言ったんですか?
( `.∀`)<あのね、「それじゃそろそろどろんするわ」なんて言うのよ。一体いつの時代の人間なのかしらね!
川o・-・)<なるほど。確かに「どろんする」なんて若者はあまり使いませんね。
( `.∀`)<でしょ?ほんっと裕ちゃんって面白いわよね。。。
川o・-・)<それじゃせっかくですから、今日は「どろんする」について考えてみましょうかね。
川o・-・)<これまでにも歌舞伎や雅楽なんかから発生した言葉を説明しましたが、これもその一つです。
川o・-・)<「どろん」というのは歌舞伎の効果音で、幽霊が登場する芝居の太鼓の音に由来します。
川o・-・)<今でも夏の怪談話などで、「どろどろどろどろ」という音が効果音として使われていますよね。
( `.∀`)<確かにあるわね。ある意味夏の風物詩って言えるんじゃないかしら?
川o・-・)<元々は太鼓を小刻みに連打した音で、この幽霊太鼓が打てれば一人前と見なされたそうです。
川o・-・)<色々とテクニックもあって、演出によって「薄どろ」「大どろ」などが使い分けられていたそうです。
川o・-・)<一見簡単そうに聞こえますが、そういう表現にはやはり技術と経験がいるんでしょうね。
( `.∀`)<それはわかるわ。私だって最初の頃は舞台で普通に笑ったりすることができなかったからね。。。
川o・-・)<保田さんの場合は顔の筋肉が鬼瓦みたいに固まってるから当然ですけど、それは今はいいです。
(; `.∀`)<何が当然なのよ!何が!
川o・-・)<とにかく、この「どろどろ・・・」が鳴れば、それは舞台から幽霊が消える合図なわけです。
川o・-・)<そしてその最後は「どろどろ・・・どろん」と打ち上げて、幽霊は完全に舞台から消えます。
川o・-・)<このことから、失踪することを「どろんする」というようになったんですね。
川o・-・)<今では中年世代がおちゃらけた感じで席を立ち去るという意味に使うくらいですけど。
( `.∀`)<中年世代ねえ。。。確かに裕ちゃんもそうだけど。。。
川o・-・)<飲み屋なんかではよく聞くんですよ。「課長、そろそろ時間なんでどろんさせてもらいます」とか。
(; `.∀`)<いや、なんであんたがそんな会話を知ってるのよ。。。
川o・-・)<あれはなんなんでしょうかね。ハットリ君世代なんでしょうか?
(; `.∀`)<そう言えば忍者が消える時の効果音も「どろん」ね。。。
川o・-・)<中年的には面白い言葉ですよね。そういう意味ではもっと流行らせてもいいかもしれませんね。
(; `.∀`)<いや、絶対流行んないし。大体どうやって流行らせるのよ。。。
川o・-・)<今度モーニング娘。を「どろん」します、なんて「卒業」という意味で使ってみたり。
(; `.∀`)<いや、それだとなんか芸能界からもいなくなっちゃうみたいな感じがするんだけど。。。
川o・-・)<なにか間違ってますか?
川o・∀・)<今日勉強したこと!
(; `.∀`)<「どろんする」。。。
川o・∀・)<以上、『国語の時間』でした!
- 309 :名無し娘。:2004/06/14(月) 22:26
- オチひでぇw
- 310 :名無し娘。:2004/06/15(火) 06:02
-
( `.∀`)<あいたたた。。。久しぶりに運動したら体中が筋肉痛になっちゃったわ。しかも二日目に。。。
川o・-・)<どうかしたんですか?
( `.∀`)<もう年なのかしらね。気づかないうちにあちこち「がたが来て」るのよ。。。
川o・-・)<なるほど。それでは今日は「がたが来る」について考えてみましょう。
川o・-・)<「がたが来る」というのは調子が悪くなる、不具合が多くなるという意味の言葉です。
川o・-・)<家が古くなって「がたが来た」り、年をとって「がたが来た」りというように使います。
川o・-・)<そしてこの言葉は、「がたぴしする」という言葉を短縮した言葉なんですね。
( `.∀`)<立てつけが悪い家なんかは「がたぴしする」って言うわね。。。
川o・-・)<そこで保田さんに質問です。なぜ「がたぴし」なのかわかりますか?
( `.∀`)<そうねえ。古くなった家は戸がガタガタするし、壁にピシっとヒビが入ってるからかしら?
川o・-・)<また擬態語ですか。ほんと保田さんって単純ですよね。
(; `.∀`)<いや、流れ的にそう答えさせたいんでしょ?
川o・-・)<裏事情は置いといて、この「がたぴし」は元々は仏教用語で「我他彼此(がたびし)」と書きます。
川o・-・)<自分と他人、彼岸(あの世)と此岸(この世)という意味で、相反する概念を対比した言葉です。
川o・-・)<ただ、それが本来どういう使われ方をしていたのかは調べたんですがよくわかりませんでした。
川o・-・)<ある仏教サイトでは「全てのものは持ちつ持たれつ関わり合っている」という意味だとありました。
( `.∀`)<それはなんだか尊い教えのような感じがするわね。。。
川o・-・)<ただ、一番多かったのは対立すること、つまり衝突やいざこざを表した言葉という説明ですね。
川o・-・)<多分、人間が何事にも優劣や区別をつけたがることを戒めた言葉だったんだと思います。
川o・-・)<ここらへんはちょっと推測が混じってるので、耳半分で聞いてもらえるとありがたいんですが。
( `.∀`)<あら、今日は「やたら」自信が無いのね。。。
川o・-・)<とにかく、家の立てつけが悪いという場合は、この衝突やいざこざに由来するわけです。
川o・-・)<対立があれば衝突やいざこざが起こり、うまく機能しなくなる、ということなんだと思います。
川o・-・)<「がたぴしする」には、立てつけ以外に組織がうまく機能しないという意味もありますからね。
( `.∀`)<なるほどねえ。。。
川o・-・)<さて、ここまで言ったら、もう今日のオチはわかりますよね?
( `.∀`)<どうせモーニング娘。も仲が悪くて「がたぴししてる」って言いたいんでしょ?
川o・-・)<残念!正解は「うちの実家も最近がたが来ちゃってそろそろリフォームするそうです」でした。
(; `.∀`)<いや、それは全くオチになってないから。。。
川o・∀・)<今日勉強したこと!
(; `.∀`)<「がたが来る」「がたぴしする」「我他彼此」。。。
川o・∀・)<以上、『国語の時間』でした!
- 311 :名無し娘。:2004/06/15(火) 19:53
- なんか普通に関心してしまって感想レスつけていいのかわからない
- 312 :名無し娘。:2004/06/15(火) 20:41
- 明日休みます。
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