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俺と娘。の夢物語〜in 狩狩〜
1 :
名無し娘。
:2003/09/09(火) 18:55
前スレ
俺と娘。の夢物語
http://teri.2ch.net/mor2/kako/977/977128657.html
俺と娘。の夢物語〜第2章〜
http://teri.2ch.net/mor2/kako/986/986831774.html
俺と娘。の夢物語〜第3章〜
http://www.metroports.com/test/read.cgi/morning/1004618557/
このスレを狩と共に終わらせてしまうのは、
余りにも惜しい。
205 :
名無し娘。
:2003/12/23(火) 23:01
「おはようございまーす」
そう言って楽屋のドアを開けたが、中には誰もいなかった。
どうやら僕が一番早かったみたいだ。
バッグを置いた僕は、ふと、楽屋の隅に二つ並んだロッカーが気になった。
まさかとは思うが、一応、ロッカーと壁との間を見てみる。
……亀井さんがいた。
「あ、おはようございます」
「おはよう」
狭い隙間に挟まったまま笑顔であいさつする亀井さんの姿はちょっとシュールだ。
「亀井さんって狭いところがホント好きだよね」
「はい、落ち着くんです。先輩も一緒にどうですか?」
そう言って僕の場所を空けるように、スススッとさらに奥へと入り込んでいった。
「あ、いや、僕にはちょっと狭すぎるかな」
ロッカーと壁との隙間は僕の体が入るにはちょっと幅が足りない。
「そうですか……」
亀井さんは残念そうな顔で下を向いてしまった。
それを見て僕はあわてて話題を変えた。
パシャ!
そのまま僕と亀井さんが話をしていると、突然フラッシュが瞬いた。
ビックリした僕が見ると、そこにはカメラを構えた矢口さんと心配そうな顔をした安倍さんがいた。
「いいネタ拾っちゃったー。題して『ロッカーと話すバカ』」
矢口さんはうれしそうにキャッキャッと笑っている。
「最近いそがしかったから……クエン酸いる?」
安倍さんはバッグをゴソゴソとかき回しだした。
「違いますよ!そこに亀井さんが……あれ?」
隙間を見るとさっきまでそこにいたはずの亀井さんの姿が消えていた。
「どうしたんですかぁ?」
矢口さんと安倍さんの後ろから亀井さんが声をかけてきた。
「エッ!?」
「亀井こっちにいるじゃん!」
「大丈夫?病院行く?」
笑いながらカメラを僕の顔に向ける矢口さんとさっきよりも心配顔になった安倍さんの後ろで
亀井さんはいたずらっぽい笑みを浮かべていた。
それを見た僕は、僕が矢口さんと安倍さんに気を取られている間に
亀井さんは反対側からこっそり抜け出たんだと気付いた。
『あー、やられた……』
僕と目があった亀井さんは笑顔のままぺロッと小さく舌を出した。
206 :
名無し娘。
:2003/12/23(火) 23:09
亀井さんの悪戯な部分がよく出てていいね。
207 :
名無し娘。
:2003/12/23(火) 23:11
強かな奴でよかった
208 :
とある夢見男1号
:2003/12/24(水) 00:48
今日は、12月24日。
さっき恒例のプレゼント交換を終え、ひとしきり盛り上がった後、
僕はみんなと一緒に楽屋で他愛のない話をして時間を過ごしていた。
「そう言えば、今年はサンタに何貰うの?」
僕の隣にいた辻ちゃんに、ちょっとからかい加減で僕はそう聞いてみる。
すると、一瞬きょとんとした辻ちゃん。次に返ってきたリアクションは少し予想外だった。
「んー、サンタはね、ちゃんといるよ」
「・・・え?」
「サンタはね、クリスマスの日に何か一ついいことを起こしてくれるんだよ」
今度はきょとんとさせられてしまった僕に、そう言って辻ちゃんはふふんと何だか得意げに笑っていた。
「おーい、そろそろケーキ食べよっか」
その時、飯田さんがみんなに声をかける。すると、僕の周りの数人がはっと顔を強張らせた。
「しまった・・・さっきチキン食べ過ぎた・・・」
と、これは辻ちゃん。
「あ〜〜〜、パンプキンパイ一切れ多かった・・・」
と、これは小川さん。
「・・・よし! 今からフットサルして、お腹を減らそう!」「「それいい! 賛成!」」
そう言うなりボールを持って立ち上がった吉澤さんに、辻ちゃん小川さんを始め数人が後へと続く。
「かおり〜ん、ちょっと待っててね〜。あいぼ〜ん、あいぼんも行こーよー」
ケーキを持ったまま苦笑している飯田さんに声をかけると、辻ちゃんは傍にいた加護ちゃんの手を取った。と、その時。
「いや、ウチはええわ。今そんなにお腹いっぱいとちゃうし」
その刹那、辻ちゃんの顔がものすごく寂しそうな顔になる。しばらく2人で押し問答。
楽屋の出入口の所で、吉澤さんがボールを手でクルクル回しながら黙ってそんな2人を眺めていた。
「そんなこと言わないで行こうよー。のんがあいぼんのシュート全部止めるからさー」
「あー、そら頼もしいわ・・・って、ウチを助けるんと違うんかい!」
と、いつのまにやら、加護ちゃんもすっかりその気。見ると、出入口の吉澤さんはもういなくなっていた。
「ほら、何ボーッとしてんねん。あいぼんさんチームのキーパーに御指名や!」
そう加護ちゃんに急かされた僕は、やれやれと頭を掻きながら後へと続く。
「ね。やっぱりサンタはいるんだよ」
楽屋を出る間際、そう言って辻ちゃんはほんとに嬉しそうな笑顔を浮かべると、軽やかに僕を追い越していった。
209 :
名無し娘。
:2003/12/24(水) 01:07
よくわからないかな?俺だけ?
210 :
名無し娘。
:2003/12/24(水) 02:44
お、俺今からピッチ行って主審やってくる!
211 :
名無し娘。
:2003/12/24(水) 08:36
じゃあ、俺はボールの役を!
212 :
甘夏みかん
:2003/12/24(水) 15:25
やっぱさすがですね。ほんと情景が浮かびます夢見男さんの作品は。
>>205
(*´Д`)えりりん
みなさまよいクリスマスイブを。
213 :
甘夏みかん
:2003/12/24(水) 15:26
「あーあ、クリスマスイブかー。全然関係ねーなー。」
娘。にはいってから毎年当然のように仕事が入っている。
はっきりいって世間の浮かれ具合が悔しいというかうざいというか。
「だーれだ?」
リハの休憩中、自販機のそばでコーヒーを飲んでいた僕の後ろから
誰かが子供がやるように手で目隠しをしてそう言った。
「よしこだろ。」
「ちぇ、つまんねー。」
声を少し変えたつもりだろうが簡単に言い当ててしまったので
少しご機嫌斜めなよっすぃー。
「すぐわかるっつーの。」
「ほほーそれは同期の絆ってやつですか?それともなに?
愛しの吉澤さんのことはすぐ分かるって感じですか?」
「ばかじゃないの。なにいってんだよ。」
よっすぃーとはいつもこんな感じ。同期ってこともあるけど
彼女のさばさばした性格も手伝ってお互い遠慮なく何でも言い合える間柄で
親友と言ってもいいと思う。少なくとも僕はそう思っている・・・。
ホットココアを買って僕の隣に座るよっすぃー。
「クリスマスイブですよ。まったく。恋人がいない人間にとって
これほど嫌がらせな日はないよね。たまにはクリスマス中止とかなんないかなー。」
「なんだそれ。」
「だって悔しいじゃんかー。」といってまた一口ココアを飲む。
「あ、そうだ!一時間ぐらい休憩あるじゃん。ちょっと外行ってみない?」
「カップルだらけで余計空しくなるだけじゃないの?」
「いいからいいから。ほら早くいくよ!」
そんなよっすぃーの勢いに負けて街に繰りだしイルミネーション輝く
夜を歩く。
214 :
甘夏みかん
:2003/12/24(水) 15:27
「あーやっぱ綺麗だねー。なんだかんだ言ってこの雰囲気は好きなんだよね。」
いつもと変わらない夜もクリスマスってだけでまるで違ったものに
思えてくる。それはすれ違う人たちも同じでみな幸せそうだ。
「やっぱカップル多いねー。」
「だから言ったろ。そりゃ一大イベントだから彼らにとっちゃ。」
しばし信号で待ちぼうけを食らう。
「ねーあのさー。」
「ん?」
「やっぱりいい。」
「なんだよ気になるだろ。」
僕の隣で少しうつむくよっすぃー。
「私たちってさー周りからはどういう風に見えるんだろね?」
「え?いやーどういう風ってそらカップルに見えないこともないだろうけど
・・・どうなんだろう・・・やっぱ普通に友達って感じじゃないかな。
別にぴったり寄り添って歩いてるわけじゃないし。」努めて冷静を装う僕。
信号が青になって歩き出そうとした瞬間コートのポケットに入れていた
左手に違和感を感じた。
いきなりよっすぃーが右手を僕のポケットに入れ、そして僕の左手を握ってきた。
「・・・あったかいね・・・」
突然のことでどうしていいか分からずとにかく彼女に歩調を合わせてゆっくり歩く。
「これならどっからどう見ても恋人ってかんじだよね。」
「あぁ・・・」
「ねーあのさー・・いつまでサンタクロースいるって信じてた?」
「えーいつだろう。たぶん小学校の三年生ぐらいじゃないかな?家で親が隠してた
プレゼント見つけてさそれで。」
「私もそんな感じかな。いたいけな少女は傷つきましたよ。」
「はぁー?誰がいたいけな少女だって?」
「あのねーチョー可愛かったんだぞー。まったくデリカシーのない奴だなー。」
「ごめんごめん。」なんかいつもの感じになってきた。
215 :
甘夏みかん
:2003/12/24(水) 15:27
「でも・・また信じてもいいかも・・サンタクロース。」
「何いきなり?」
「うん。いやーちゃんとプレゼントくれたからさ・・・今年は。」
「なにそのプレゼントは?教えてよ。」軽く冗談のつもりで言ってみた。すると・・・
「バカ。」
急に立ち止まるよっすぃー。そして僕の手を思いっきり握る。
「い、痛いって。ちょ、よしこ・・・」
「あーやっぱ信じない!絶対信じない!!もう帰る!」
そう言うと一人でスタジオのほうへ歩き出した。とにかく謝ろうと思って・・
「ちょっ・・ごめん。俺が悪かった。あ、そうだ!ケーキ!ケーキ奢るからさ。な?」
「今ケーキって言ったよね?しかも奢るって。」
「あぁ。」
「しょうがないなー。それで手を打ってやるか。」
怒っていると思いきやなぜかうれしそうなよっすぃー。
「よっしゃーケーキ屋へレッツゴーだ!!」
「まったく現金な奴だな」
「なんか言った?」
「いえなにも。ひとみ嬢にケーキをおごれてうれしゅうございます。」
「うん。わかれば良い。」
そう言ってまたよっすぃーは腕を組んできて二人で歩き出した。
「ぴったりしたいクリスマスー!まったりしたいクリスマスー!ってほら
いっしょに歌うの!」
やっぱりよっすぃーといるとすごく楽しい。気の置けない奴っていうかなんというか。
ずっとこういう関係が続けばいいなって思った。
だって僕らはまだこの関係がこのあと劇的に変わってしまうことなど知る由もなかったから・・・。
「「サンタさんー!!」」
二人の楽しげな歌声が街に響いた。
216 :
名無し娘。
:2003/12/24(水) 23:06
「ねえ、なっちとかおり連れて飲みに行かない?」
振り返ると矢口さんがいた。
「こんな日にメンバーでっていうのもあれだけどさ、寂しい思いするよりは・・・」
そうだ!
「ねぇ矢口さん、耳貸して。ゴニョゴニョ・・・」
「いいねぇそれ!早速二人連れてくるよ。」
一時間後・・・
自宅に到着
「どうぞ、上がってください。」
「ちょっとこいつと買出し行ってくるから、先に始めてて。」
「かお、二人行っちゃったよ。」
「ねぇ、普通買出しくらい途中で済ませてくるよね、案外矢口って抜けてる所あるよね。」
「ふたりっきりでどうしろってのさ、こんな夜に」
「何にもしてないのも退屈だから料理でもしよっか。」
「そうしよっか、冷蔵庫の中はどう?かお」
「あっ、鶏肉あるよ。スモークサーモンも。」
「じゃあ、なっちが唐揚げ作るよ。」
「私はサーモンでオードブルでも作ろうかな・・・」
「一緒に住んでたときはよく料理とかしたよね、かお」
「そうだね、鍋いっぱいにシチューとか作っちゃったりして(笑)」
「しかも、まっずいの(笑)」
「当時は忙しかったけどお金も無かったし、いつもスーパーに閉店間際に駆け込んでさ・・・」
「あの頃はこんな日が来るなんて思わなかったな・・・」
「本当、こんな大所帯になるなんて思わなかったし、なっちが卒業するなんて・・・」
「かお・・・、そっかもうあと一月だ」
「ふたりっきりだから言えるけど、本当に寂しいの。裕ちゃんとかとはやっぱり違うよ・・・」
「かお・・・」
ピピピピピピ
飯田さんの携帯がメールの着信を知らせている・・・
『二人だけの時間を大切にね。サンタより』
217 :
名無し娘。
:2003/12/24(水) 23:06
送信っと
「あんたもたまには気の利いたこと考えるね。」
「たまにはってヒドイじゃないですか、矢口さん」
「これからどうするの?うちらは」
「・・・・・・・・・・・考えてない」
「ちょっと!マジで?こんな寒空にレディを連れ出しておいて?」
「れでぃ?プ」
「何よ!何か文句ある?」
「ないない、全然無いですよ。」
「あそこ、入ります?矢口さん」
「おでん?いいねぇ〜!熱燗でキューっといきますか」
「矢口さん、飲みすぎじゃないですか?」
「うるへー!ぬぁんかもんくある?」
「無いです・・・」
「おんぶー!おんぶー!」
「はいはい、困ったれでぃですね。」
「よーし!けーちゃんとこで飲みなおすぞー」
「・・・ちょっと電話してみます。」
『いいわよ(笑)、いらっしゃい。待ってるから プツ』
(助かった・・・)
「あんた!なんか言った?」
「何も言って無いですよ。あっ、そうだ明石家サンタ観れるな。」
「あたしも毎年観てるんだ〜、実は。」
「どうせなら出ましょうか、プレゼント狙いで(笑)」
「えー、いいよ。今年はもうプレゼントもらったしね〜」
「えっ?いつですか?何もらったんですか?」
「ん〜、あったか〜い背中かな キャハハ」
「えっ!矢口さん・・・ 寝ちゃったのか。」
(なっちとかおりをだしにしたかいがあったかな・・・メリークリスマース♪)
218 :
名無し娘。
:2003/12/24(水) 23:07
処女作です
みなさんメリークリスマス
219 :
名無し娘。
:2003/12/24(水) 23:55
>>209
辻にとって加護と遊べることが「いいこと」で、
そういう「小さな幸せ」をサンタはプレゼントしてくれるってことじゃないかな、多分。
>>212
何か新しい物語が始まりそうですね、期待。
>>218
「僕」の年齢設定が他の方のより高めなのかな? ちょっと新鮮。
220 :
名無し娘。
:2003/12/25(木) 11:28
3/8に解散するまで・・・・・・
などという他の内容は全然覚えてないのに日付だけが妙にハッキリしてるマジ夢を見た。
初めて娘。が出てきた夢がこんな内容で鬱。
221 :
名無し娘。
:2003/12/25(木) 14:54
>>220
じゃああと1年は持つな。
ポジティブポジティブ…_| ̄|○
222 :
名無し娘。
:2003/12/25(木) 15:21
あと2ヶ月ちょいだろ
223 :
とある夢見男1号
:2003/12/25(木) 23:21
今日は、12月25日。
安倍さんとコンビニへ行った帰り道、僕たちはとあるケーキ屋さんの前を通りかかった。
「ほんとは今日が本番なんですけどねー」
店内をちらっと見てみると、もうクリスマスケーキが割引で売られている。
街の様子も昨日のお祭りのようなムードに比べると、随分大人しくなっていた。
「・・・かわいそうだな・・・」
すると、その時、僕の隣で安倍さんがぽつりとそう呟く。
「え? 何がですか・・・って、嘘ぉ!?」
何気なく聞き返した僕は、予想外のことにびっくりした。安倍さんが目に涙を溜めている。
「ど、どうしたんですか!?」
「・・・あのね、あのケーキ見てたらね、ほんとならみんなにわーって囲まれて幸せなのに、
何かかわいそうになっちゃってさ・・・はは、なっち変だね、泣かなくてもいいべさ」
そう言って、安倍さんは照れ臭そうに笑う。
僕はもう一度店内を見ながら、すぐには安倍さんに言葉を返せなかった。
「買って帰りましょっか、ケーキ」
「・・・え」
ぽそっと呟いた僕を見上げながら、安倍さんは涙の乾きかけた目をパチパチさせる。
「昨日も食べたけど・・・ま、いいじゃないですか。あれば飛びつきますよ、みんな」
「・・・うん、ありがと」
少し恥ずかしそうにマフラーに顔を埋めながらそう言うと、安倍さんはへへっと鼻をこすっていた。
「2つぐらい買ってもよかったんじゃないですか?」
安倍さんが持っているケーキの箱を見ながら、僕はそう聞いてみる。
「だめ。そんなことしたら、下の子たちがいくらでも食べるっしょ?」
こんな時だけ、お姉さんの顔になる安倍さん。僕はおかしくて少し笑った。
「何よー。何がおかしいべさー? 失礼しちゃうねー」
そう言って、膨れっ面の安倍さんはケーキに言葉をかける。
箱の中のケーキはきっと少し困りながら、でも幸せそうに微笑んでいるに違いなかった。
224 :
名無し娘。
:2003/12/25(木) 23:42
イイネー!イイネー!
225 :
名無し娘。
:2003/12/25(木) 23:57
俺をケーキ役で出演させてくれ
226 :
名無し娘。
:2003/12/26(金) 00:21
ケ・ー・キ! ケ・ー・キ!
227 :
名無し娘。
:2003/12/26(金) 09:51
>>226
中に紺野がいるような
228 :
甘夏みかん
:2003/12/26(金) 15:13
(ToT)な、なっち・・・。
夢見男さん最高!!!
なっち僕の胸に飛び込んで来てもいいんだよ。
229 :
名無し娘。
:2003/12/26(金) 15:26
感想は名無しで言った方がいいんじゃないかなぁ
230 :
名無し娘。
:2003/12/26(金) 17:37
>>229
了解
231 :
名無し娘。
:2003/12/26(金) 22:52
sageのあとにスペース入れると誰だかわかっちまうぞ
232 :
名無し娘。
:2003/12/27(土) 04:25
>>223
世界に一つだけのケーキか
233 :
甘夏みかん
:2003/12/30(火) 18:45
もうすぐ新年を迎えようという12月末、今年最後の仕事となる紅白の
リハーサルが始まった。しかし年末の忙しさのせいで実は体調を
崩している。でもあまりメンバーには心配をかけたくないので
いつも通りにこなしていたつもり・・・だったのだけど
「先輩なんか今日いつもと違って元気ないですね。どこかわるいんですか?」
といって亀井さんが僕のほうに近づいてきた。
「え?なんで?」
「いやーだって顔色あまりよくないしあんまりしゃべってないし。」
「そうかな?」
「はい。」
「なんか亀井さん俺のことずっと見てたみたいじゃない。」
「はい見てましたよ。」
さも当然のように言う亀井さん。
「さようですか・・・」
「やっぱり先輩どっか悪いんじゃないですか?」
「うーん実はちょっと体調があまりよくないんだよ。一応薬は飲んでるんだけどね。」
「熱はあるんですか?」
「ちょっとね。」
「先輩ちょっといいですか?」
「え?」
僕の返事を待たず亀井さんは顔を僕に近づけるとおでこを僕のおでこにくっつけた。
「うん。ちょっとありますね。」
というかそんなことしたら熱なくてもあがるだろうとおもいつつもなすがまま。
とかそんなことをやっていたら遠くから聞こえてくる声があった。
「あーんせんぱーい!お久しぶりです〜。」
振り向かずともそれとわかる桃色パワー。
「先輩おひさしぶりです〜元気でしたか〜?まつうら〜先輩に会えなくて
寂しかったです〜シクシク」
最後は泣きまねだ。
234 :
甘夏みかん
:2003/12/30(火) 18:46
「あー亜弥ちゃん。久しぶりってつい此間あったばかりでしょ。」
「まつうらにとってはすごーくながかったんです〜。あそうそう私ハワイに
行ってきたんですよ。」
「みたいだね。で楽しかった?」
「はい。また行きたいですね〜。今度は先輩も一緒に行きましょうね。ね?ね?」
といって僕の腕を両手でつかんでぶらぶらさせている。
が僕はもう一人の存在を忘れていた。
「あのー松浦さん。先輩実は風引いてるんですよ。だからそんなに騒がないでください。
頭にひびいちゃいますよねー先輩?」
「あ、亀井ちゃんいたんだ。」雲行きが怪しくなってきた。
「松浦さん、先輩つらそうだからその手離してください。」
「先輩大丈夫ですか〜?まつうら〜な〜んでもしますから言ってくださいね。」
「あのー先輩のお世話は私がしますから松浦さんは心配しなくてもいいです。」
「辛かったら先輩まつうらの膝に頭載せて寝てください。」まったく亀井さんのいうことは聞いていない。
「いや大丈夫だから。」
「そんなせんぱい遠慮しないでくださいよ〜。」
「いや本当に大丈夫だから。」
「先輩もう楽屋に戻りましょうよ。」といって僕の体を支えるようにして立ち上がる亀井さん。
すると反対側から松浦さんが僕を抱きかかえる。
「先輩、まつうらの肩につかまってください。」
僕をはさんで見えない火花が散る。
するとそこへよっすぃーが通りかかった。
「ちょうどよかった。ちょっとよしこ何とかしてよ。」
「どうしたの?困ってるようには見えないけど。なんか両手に花って感じじゃない。」
「先輩からだの調子が悪いんです。それで私が楽屋に連れて行こうとしてるんですけど
松浦さんが邪魔するんですよ。」
「邪魔してるのは亀井ちゃんでしょ。ね?せんぱい。」
「なるほどそういうことね。馬鹿は風引かないっていうけどあれ違ったんだ。」
と言ってよっしぃーは向こうへ歩いていってしまった。
「ちょと、おーいよしこ。」
仕方ないのでふたりに挟まれて楽屋まで歩いていく。
少し歩いてふと振り向くとよっすぃーが廊下の壁にもたれて下を向いていた。
そしておもむろに顔を上げ僕のほうをみた。目が合った瞬間よっすぃーは何か一言つぶやいたようだった。
遠くてもちろん声は聞こえない。けどその唇の動きから彼女が僕に“バカ”とそういったのがわかった。
235 :
とある夢見男1号
:2003/12/31(水) 12:11
今日、僕は楽屋で一人悩んでいた。
僕の周りでは、SMAPの紅白大トリの是非について熱い議論が交わされている。
・・・さて、どうしたものか。
僕は、ちょうど去年の今頃を思い返していた。
・・・みんなにヘンな目で見られたもんなあ・・・。
そう、今は年末。こんな時ぐらい、僕はちゃんと御挨拶しなければいけない。でも・・・。
「大トリは、やっぱりサブちゃんだべ」
「いいえ、五木さんもええと思います」
「別にSMAPでいいじゃん。200万だよ、200万」
この騒がしさに紛れて、言ってしまってもいいかも。
でも、それでは、みなさんに失礼だ。何かいい方法は・・・・・・あっ・・・。
その時、僕は「ある場所」のことを思い出した。
そうだ・・・「あそこ」なら、きっと誰もいないはず・・・よし、「あそこ」へ行こう!
思い立ったが吉日ならぬ吉時。僕は、その場をすっくと立ち上がった。
「あれ? どこ行くの?」
「ん、ちょっとトイレ」
隣で鮭トバをかじっていた藤本さんの声に、そう僕は答えて楽屋を後にする。
でも、僕の足は、トイレではなく「あそこ」に向かって歩を進めていた。
236 :
とある夢見男1号
:2003/12/31(水) 12:13
>>235
の続きです。
現在、「あそこ」に滞在中。
237 :
とある夢見男1号
:2003/12/31(水) 12:42
>>236
の続きです。
「こ、こんなとこで何してたんですか!?」
「あ、愛ちゃん!? 何でこんなとこに?」
さっきまでいた「あそこ」を出た所で、僕は高橋さんに出くわした。お互い予想外でびっくりしている。
「あの、帰ってくるのが遅いんで探しに来たんです」
「はは、そうなんだ・・・や、何か迷惑かけちゃったね。ごめんごめん」
さっきまでやっていたことがことだけに、僕は少々テンパリ気味で受け答えする。
そんな僕の様子を、高橋さんはちょっと不思議そうな顔で見つめていた。
「あの」
「えっ、な、何?」
しばらく歩いたところで、高橋さんが声をかけてきた。
「さっき保田さんと話してましたよね?」
僕は思わずドキッとして立ち止まる。高橋さんの目が真っ直ぐに僕を捉えていた。
「ちょっと聞こえてしもたんですけど・・・」
その刹那、真っ直ぐな高橋さんの目に、どこか複雑な光がたゆたった。
「えっと、その・・・『辞める』とかって言ってませんでしたか?」
その時、僕は、時が止まったのかと思った。
238 :
とある夢見男1号
:2003/12/31(水) 12:46
>>237
の続きです。
「「・・・・・・」」
戸惑った僕の顔と、悲しげな高橋さんの顔。その間には、静かな空気が流れていた。
「・・・いや、あれは娘。を辞めるとかって話じゃないよ、ほんとに」
「・・・ほんとですか?」
「うん、ほんとほんと。愛ちゃんの早とちりだって」
「・・・・・・」
まだ疑問があるのか、神妙な顔のまま黙ったままの高橋さん。少しして、不意にこんなことを呟いた。
「じゃあ、げんまん」
「え・・・」
「・・・絶対辞めないって約束して下さい。だから、げんまん」
見れば、高橋さんがおずおずと小指を差し出している。僕は、その小指にそっと自分の小指を絡めた。
「「指切りげんまん、嘘ついたら針千本飲ーます。指切った!」」
「これで大丈夫?」
「・・・はい!」
そう返事すると、高橋さんは嬉しそうに微笑む。僕も、ほっと胸を撫で下ろした。
「それじゃあ・・・行こっか」
そう言うと、僕はさっき指切りした高橋さんの手を取って歩き出す。一瞬、身体が熱くなった。
「えっ、あの、ちょっと・・・」
案の定、高橋さんは慌てふためいて何だか転びそうな歩き方になる。
「えっと・・・嫌、かな?」
少しあさっての方向を見ながら、僕はそう言うと、もう一度高橋さんの手を握り直した。
「・・・嫌じゃないです」
そう言って、高橋さんは恥ずかしそうに笑うと、僕に手を引かれるように少し遅れてトコトコと歩いていた。
「ねえ、さっき愛ちゃんと手つないでなかった?」
高橋さんと一緒にみんなと合流した僕は、移動中、藤本さんにそう突っ込まれる。
「別に〜。気のせいだろ」
「そうかなあ・・・。あっ、今、愛ちゃん、こっち見て笑ったよ」
そんな藤本さんと僕のやりとりが気になるのか、矢口さんがしきりにこっちをチラチラ窺っていた。
「それじゃあ、これが今年最後の大仕事です。気合入れていくよ!」
16人の円陣の中心に、飯田さんの声が響く。みんなの声が響く。
「がんばっていきまっ」「「しょーーーーーい!!!」」
239 :
名無し娘。
:2003/12/31(水) 15:58
新展開クル━━━━(゚∀゚)━━━━ノカ??
240 :
名無し娘。
:2004/01/01(木) 01:34
俺も早とちりしちゃった。
日活ロマンポルノワラタYO
241 :
239
:2004/01/01(木) 12:17
ヤットワカッタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!!
242 :
名無し娘。
:2004/01/04(日) 00:37
意味がわからない・・・_| ̄|○
243 :
名無し娘。
:2004/01/04(日) 00:51
>>242
こことは違う「あそこ」に、
>>236
の分のネタがあるってこと。
早く行って、ゆめみんコールやっといでw
244 :
名無し娘。
:2004/01/04(日) 05:27
どこにあるのかヒントだけでもよいのでください。
さっぱりわかりません。
245 :
244
:2004/01/04(日) 05:57
今、わかりました。まさかあそことは。すごいなー
246 :
名無し娘。
:2004/01/04(日) 06:04
俺も知らないけどまあいいや
そこまでして見なきゃいけないものじゃない
247 :
名無し娘。
:2004/01/04(日) 07:04
うぅぅ・・
わからない・・
誰か教えて!
248 :
名無し娘。
:2004/01/04(日) 10:48
前に居(r
249 :
名無し娘。
:2004/01/04(日) 12:37
おれもわかんねー。なんかむかつくな。
250 :
247
:2004/01/04(日) 13:02
ほんとに教えて下さい・・・
メル欄でもいいんで・・・
251 :
名無し娘。
:2004/01/04(日) 13:09
>>250
そこまで必死になってると拍子抜けかもしれないが・・・メル欄でどうぞ。
252 :
247
:2004/01/04(日) 17:49
わかりました!
ありがとうです。
253 :
とある夢見男1号
:2004/01/06(火) 23:39
今日、みんなで楽屋にいると、
先日の衝撃も収まったのか、自然と辻ちゃん加護ちゃんの今後の話になった。
「カオはね、のんちゃんとあいぼんにはやっぱり歌を歌っててほしいな。
だって、歌を歌うことに苦しんだり喜びを感じたりしながら、ここまで大きくなったんだから」
さすがリーダー、言うことが違う。隣では安倍さんも優しげな微笑みを浮かべて頷いていた。
「おいらは・・・う〜ん、そうだな・・・」
腕組みをして真剣に考え込む矢口さん。僕はミニモニ。の絆の深さを感じずにはいられなかった。
「・・・よし、総合格闘技に挑戦だ!」
・・・・・・・・・へ? 矢口さん、今何て言いました?
「デビュー戦は話題性を考えて・・・うん、やっぱ曙だな。ローストチキン再び!」
「・・・かっけー」
いや、よっちゃん絶対間違ってる。こら、まこっちゃん、こんな時まで妻のように寄り添うな。
「あっしは? あっしも出たいやよ」
愛ちゃんまで!? 愛ちゃん、ここではそんなキャラじゃないはずなのに・・・。
「高橋? んー、高橋はね、チケット売る役か永田裕志の役かどっちか」
矢口さんの言葉に、高橋さんは心底落ち込んだ様子。また、いつの間にやらMVPになりたかったのかな・・・。
「それじゃあ、あとはユニット名ですね」
こんちゃん、まともな意見嬉しいけど、何か言うタイミング間違ってる。
「そりゃあ、2人って言ったら・・・」
紺野さんの言葉を受けて、矢口さんがニヤリと笑って口を開いた。
「チキン&ポーク。これで決まり!」
254 :
とある夢見男1号
:2004/01/06(火) 23:42
>>253
の続きです。
というところで、目が覚めた。
・・・・・・はぁ、やっぱ夢か・・・よかった。
昨年の初夢も何だか妙な夢を見たことを思い出しながら、僕は寝転がったまま楽屋の畳の感触を確かめた。
向こうでは、辻ちゃんと加護ちゃんが『あやや大脱出マジックごっこ』なる遊びをやっている。
どうやら、辻ちゃんが脱出装置役で、加護ちゃんが石田純一役らしい。髪型もうまく似せてあった。
「大丈夫?」
すると、その時、石川さんがひょこっと顔を覗かせた。
「何かヘンな寝言言ってたよ。高田は猪木にもビンスにもなれないとか何とか・・・」
そう言って、石川さんは困ったように眉を寄せる。僕は年末年始の格闘技漬けを少し反省した。
「そろそろ用意した方がいいって誰かが言って・・・きゃあっ!?」
どんっ。その時、『あやや大脱出マジックごっこ』をやっていた辻ちゃんが石川さん目がけて倒れこんだ。
「わっ、ちょっ・・・ぶ!!」
直後、辻ちゃん分の重さがプラスされた石川さんが、僕の方へ文字通り降ってくる。
横になったままだった僕は、支えることもままならず、何かが僕の顔面を押し潰した。
「・・・痛って・・・ん?」
僕は痛さに顔をしかめようとして、ふと思い止まった。
それほど痛くないかも・・・。何だかぽよぽよした感触のものが、ちょうどクッションになっている。
「・・・って、ちょっと待てえええええっっ!!!」
瞬間的に顔から火の出る勢いで、僕は石川さんごとガバッと起き上がった。石川さんは目をパチクリさせている。
「ど、どうしたの!? ・・・あっ、鼻血」
たら。石川さんに指摘されるのと同時に、僕も自分の鼻にとろりとした感触を感じた。
「い、いや、これは違うから! そ、その、興奮し・・・ち、違う! そ、そう、痛かった、痛かっただけだから!」
「やっぱり痛かった? 痛かったよね。ごめん、ごめんね」
一人興奮してテンパる僕を尻目に、石川さんは心底申し訳なさそうな顔で「ごめんね」を繰り返す。
そのあと、石川さんにティッシュを詰めてもらった僕の鼻血は、いつもより止まるのにちょっと時間がかかった。
255 :
名無し娘。
:2004/01/06(火) 23:49
なんか甘夏みかんさんみたいな直球ですね。
256 :
名無し娘。
:2004/01/07(水) 11:23
辻加護は脱出装置役と石田純一役だけで一体どうやって楽しんでいたんだろう・・・。
257 :
名無し娘。
:2004/01/07(水) 14:47
ぽよぽよって何だー!(;´Д`)
258 :
名無し娘。
:2004/01/08(木) 23:34
降ってきたのが藤本だったら鼻骨骨折で鼻出血ですな
259 :
名無し娘。
:2004/01/08(木) 23:53
>>258
いっぱい詰めてるから大丈夫
260 :
名無し娘。
:2004/01/09(金) 15:43
>>258-259
〃ノノハヾヽ
从;VvV)<なにかおっしゃいました?
261 :
とある夢見男1号
:2004/01/13(火) 00:35
「光る汗 Tシャツ 臭いがした〜♪」
今日、楽屋にいると、
石川さんが鼻歌を口ずさみながらハロモニで貰った牛タンを炙っていた。
その隣では、とあるニュース速報を見たという辻ちゃんと加護ちゃんが、虎視眈々と箸を持って待ち構えている。
「ガキさん、何やってるの?」
そんないつもの風景を眺めながら、僕は何やら熱心に取り組んでいる新垣さんにそう尋ねた。
「はい? あぁ、これです!」
そう言って、新垣さんはかわいらしいファイルを僕に見せる。それには、娘。のカードがびっしり入っていた。
「うわー、まだ持ってたんだー」
「当たり前じゃないですかー。新しいのもあるんですよー」
そう事も無げに言う新垣さんは、先日出たばかりの新しいカードをせっせとファイリングしている。
「ほら、こんなのもありますよ」
「うわっ、これやばいなー。『I WISH』の頃だ・・・」
そう言って新垣さんが見せたカードには、僕のデビュー当時の姿。気恥ずかしくも懐かしい、そんな気持ちになる。
僕がリアクションを見せるたびに、新垣さんは何だか得意げな様子で楽しそうに笑っていた。
「あれ? これって・・・」
ファイリング中の新しいカードの中から、僕はあるカードを取り出す。それは、新垣さんのカードだった。
「自分のも買うんだ」
「はい。こういうのは全部集めないと何かヤなんで」
苦笑交じりの僕の言葉にも、新垣さんはさらりと応える。今日の新垣さん、かっこいい。
「このガキさん、かわいいね」
「え? いやー、そんなことないですよー。でも、それ、お気に入りなんで2枚買っちゃいました」
僕が持ってるのと同じカードを取り出しながら、そう言って新垣さんはちょっと照れ臭そうにしていた。
「というわけで、それあげます。大事にして下さいね」
「へ!?」
いきなりの申し出に、きょとんとしてしまう僕。
でも、目の前でニコニコしている新垣さんを見て、僕は素直にお礼を言うとカードを受け取った。
新垣さん、何だか嬉しそうだった。
262 :
名無し娘。
:2004/01/13(火) 02:32
ヤバっ・・・カワイイ。
263 :
名無し娘。
:2004/01/14(水) 02:42
差し出された手。
その指はガラス細工の様に繊細で、透き通る様に白い。
シャボン玉を掴むが如く、優しく優しく手を握りしめた。
その手は、とても冷たかった。
抱き締めたくなる感情。壊してしまいたくなる感情。
「痛い」
その声で現実に呼び戻された。
見慣れた石川の部屋の天井。
新年会をやろうと、吉澤と矢口を誘って鍋を突いて居たんだ。
僕は酔い潰れて、いつの間にか寝てしまった様だった。
僕の手は、隣で添い寝していた矢口さんの手を握りしめていた。
握った矢口の手から、拒否の反応が無かった。
矢口さんは眠っている。あの声は・・・本当に眠っているのか?
僕は再び目を瞑った。眠れはしなかったが、朝まで手を放さなかった。
264 :
名無し娘。
:2004/01/14(水) 14:09
さすが史上最強のモーオタ。
265 :
甘夏みかん
:2004/01/14(水) 20:36
今でも彼女の事をよく思い出す・・・この街に雪が降った夜なんかは特に。
いや本当は思い出すまでもない。だって彼女に会おうと思えばいつだって
会えるんだ。40センチ四方の小さな世界を通して・・・。
そこで彼女は昔となんら変わらない笑顔を振りまいていてそれを見て
ぼくも思わず微笑んでしまう。
「お前は変わらないナー。」
誰もいない小さな部屋で一人つぶやく。でも実際変わってないのは
僕のほうで彼女はしっかり自分の夢ってやつを実現させていた。
多くの人が彼女と同じ夢を持ち同時にほとんどの人が夢破れていく。
そんな夢を実現させた彼女は神様に選ばれたにちがいない。きっと。
いわゆる天使ってやつかな。
そんな天使に僕は恋をした。もう何年も前のことだけど。
彼女とはじめて会った時から心を奪われ、その笑顔が僕に向けられると
本当にうれしかった。特別仲が良かった訳ではないけど割りと好きな
音楽や映画が同じだったりでよく話をしていたらいつのまにか
いつも一緒にいるようになった。別に恋人とかって訳じゃなかったけど
周りの友達はどう思っていただろう。
そんな時、決まって彼女はうれしそうに夢の話をしてくれた。
そんな彼女を見ているうちにいつの間にか本気で応援していた。
その先に起こりうるものがなんとなく分かってはいたけど。
266 :
甘夏みかん
:2004/01/14(水) 20:37
『おまえなら大丈夫だって。がんばれよ。』
『そうかなー。キミにそういってもらうとなんかうれしいな。がんばるよ。』
『おう。おれがファン一号だな。今のうちにサインとか貰っとこうかな。』
『もーまだはやいって。』
それから約一年後、彼女は夢実現のために僕の知らない街へ行くことになった。
遠い遠い世界へ・・・。
『あーこりゃまた積もるな。・・なーなつみー・・・あのさ俺・・・』
『・・うん・・・』
『・・・なんでもない。とにかく体に気をつけて頑張れよ。応援してっからさ。』
『・・・ありがとう。なっちキミが応援してくれたからがんばれたよ。キミのおかげでここまでこれた。』
『なに言ってんだよ。まだこれからだろ。』
『わかってる。ただありがとうって言いたかったんだ。』
『そっか・・・』
彼女は今たくさんの愛すべき仲間に囲まれて昔二人でみた“本当の夢”を掴むためにもう一歩
前に進もうとしている。少し時間がかかったけどけして無駄じゃなかったよ。絶対に。
今度は僕が夢を実現させる番だ。いつか再び君に会って昔言えなかった言葉を伝えたいな。
「なつみのことがずっと好きだった。そしてこれからもずっと・・・」
267 :
名無し娘。
:2004/01/15(木) 22:43
>>261
本当にガキさんのままかわいくなるよな・・
すげぇ
268 :
名無し娘。
:2004/01/16(金) 04:51
>22
(・∀・)イイ!!
…遅すぎ??
269 :
とある夢見男1号
:2004/01/17(土) 00:22
今日、みんなで餅を焼いてぜんざいを食べた。
「・・・・・・・・・ずずっ」
僕の向かいに座った紺野さんは、一心不乱にぜんざいを口に運んでいる。
「なあ、『ぜんざい』と『おしるこ』って何が違うんやろ?」
その時、加護ちゃんが隣の辻ちゃんにそんな疑問を呟いた。少し首を傾げてから、こう答える辻ちゃん。
「んーとね、うまいのが『ぜんざい』で、あまいのが『おしるこ』なんだよ、たぶん」
「うん、まあ、そんなとこやろな」
「・・・・・・ぼふっ!」
その瞬間、黙々と口を動かしていた紺野さんが、おもしろい音を出して思いっきりむせる。
「だ、大丈夫?」
とっさに目の前のお茶を差し出しながら、そう言って僕は紺野さんの顔を覗き込んだ。
「・・・! ・・・!」
無言のまま勢いよくコクコクと頷くと、
顔を真っ赤にした紺野さんは、慌てて鼻まで飛んだあんこを拭いていた。
270 :
名無し娘。
:2004/01/17(土) 01:55
>>269
めちゃめちゃありえそうで萌え
271 :
名無し娘。
:2004/01/17(土) 08:57
やったー!!
やっと紺野さん登場だー!!
272 :
とある夢見男1号
:2004/01/19(月) 23:11
今日は、オフの日。
だというのに、僕は思いっきり風邪をひいて寝込んでいた。
「あ〜、マジでごめん・・・」
「いいから。ちゃんと寝てなさい」
今、僕が謝っている相手は石川さん。さっきから妙にお姉さんぶっている。
しばらく前から、僕と同じくオフだった石川さんと吉澤さんがお見舞いに来てくれていたのだった。
吉澤さんの方はと言えば、台所で2人で作ってくれたおかゆの火の番をしている。
「ああーーーーっ!!」
すると、その時、台所から吉澤さんの大きな叫び声が響いた。と同時に、ひょっこり顔を覗かせる。
「ごめーん、こげちゃった」
「何でよー!? もう残り御飯なかったよ?」
あっけらかんと報告する吉澤さんに、心底困った様子の石川さん。・・・ちょっと熱出てきたかもしんない。
「だーいじょうぶだって。すぐにいいもの買ってくるから。待ってろよ!」
そう言うと、最後にビシッと僕を指差し、吉澤さんは勢いよく僕の部屋を飛び出していった。
「・・・何買ってきてくれんのかな・・・」「・・・食べれるものだといいね」
「ねえねえ、冷蔵庫にゼリーあったよ!」
そのあと、しばらく冷蔵庫をごそごそしていた石川さんが、何だか声を弾ませて戻ってきた。
「これだったら食べれるよね?」
「うん、ありがと」
そう返事して、僕はゼリーとスプーンを受け取ろうとする。でも、ニコニコしながら持ったままの石川さん。
「食べさせてあげよっか? あーんって」
そう言って、悪戯っぽく笑いながら、石川さんはあーんと口を開けてみせた。
「・・・あ、あほなこと言うな」
ちょっと内心の動揺を抑えつつ、僕はゼリーとスプーンを慌てて奪い取る。
「えーっ、遠慮しなくていいのにー。じゃあ、ちゃんと食べれるか見ててあげるね」
そう小さな子を相手しているように言うと、石川さんは優しげに目を細めて僕の枕元に座っていた。
そのあと、かなり気恥ずかしいその時間は、吉澤さんが袋いっぱいのレトルトおかゆを買って帰ってくるまで続いていた。
273 :
名無し娘。
:2004/01/20(火) 15:53
ここで石川じゃなく
あれこれ悩んでいるうちに全種類おかゆを買ってしまった吉澤に萌えるのが玄人
274 :
名無し娘。
:2004/01/20(火) 17:08
>>273
素直に石川に萌えてしまった俺はまだまだ素人ってことか_| ̄|○
275 :
名無し娘。
:2004/01/20(火) 18:40
>>273
俺もまだまだ素人か
そりゃ、新年早々離婚協議に入るわけだ_| ̄|○
276 :
名無しちゃんいい子なのにね
:2004/01/20(火) 23:03
>>273
むしろ貴方に萌えてしまうオイラは?
277 :
名無し娘。
:2004/01/20(火) 23:05
>>275
イ`
278 :
とある夢見男1号
:2004/01/20(火) 23:32
今日、帰り道が矢口さんと一緒になった。
ちょうどいい時間だったので、僕たちはそのまま御飯を食べに行くことになった。
「ねー、どこ行く?」
僕の隣をトコトコ歩きながら、矢口さんが僕を見上げてそう尋ねる。
「んー、そうですね・・・寒いからラーメンとかどうですか?」
「お、いいねえ! おいしいとこ知ってんの?」
僕の提案に、すっかり乗り気の矢口さん。さっそく僕はお店の方へ足を向け直した。
「へー、何かオシャレな感じのとこだねー」
僕が案内したラーメン屋に入ると、矢口さんは落ち着いたシックな雰囲気の店内をチラチラ見回しながら席に着く。
「ま、せっかく女性を連れてきてますからね」
「あっ、そういうこと言うようになったか〜。えいっ、こいつめっ」
少しおどける僕に、そう言いながら矢口さんは割り箸で僕の腕や頭をツンツン突付いてきた。
「何にしようかな〜」
足をプラプラさせながら、メニューを手にする矢口さん。矢口さんが持つと、何だかメニューも大きく見える。
「ここ、味噌がおすすめですよ」
「う〜ん、でも塩も食べたいんだよな・・・あっ、そうだ」
僕の言葉に、しばらく迷っていた矢口さんが何か思いついたようにニヤッと笑った。
「おいら味噌注文するから、塩注文してね」
「・・・つまり両方とも食べるってことですね」
苦笑まじりの僕の確認に、矢口さんはニッコリ笑いながら頷いていた。
「・・・んまい! 味噌も塩も両方うまい!」
「それは何より・・・って、塩の方のチャーシューまで食べないで下さいよ!」
「そんな小っちゃいこと言うなって。いい男になれないぞ」
笑いながらそう言って、満足そうに麺をすする矢口さん。まあ、連れてきた甲斐があったというものだ。
「・・・今度醤油食べに来ようね」
相変わらず麺をすする中、ふと箸を止めてそう呟いた矢口さんは、今度は少し小さくなってスープを口に運んでいた。
279 :
名無し娘。
:2004/01/22(木) 02:20
やぐやぐ(*´д`*)ポワワ
280 :
280
:2004/01/22(木) 03:01
今日、加護ちゃんと辻ちゃんが楽屋の端っこで
ヒソヒソ話をしていた。
「……やなー…遺伝?……か…うちのお母んだって…」
「でもでも、…大きく……お姉ちゃ………」
「焦…。そのうち……」
なにやら真面目な顔して会議を開いているようだが、
僕は新曲の事を考えていてあまり気にしなかった。
だが、近くで雑誌を読んでいた矢口さんがいきなり、
「な〜にナマ言ってんだよ!
そんなもんは揉んで貰えば大きくなるんじゃないの〜〜!?」
…どうやら胸の事を話し合っていたようだが。
「どーせならコイツに頼んでみれば〜?キャハハ☆」
おいおい…なに言い出すんだとあきれていた俺に
辻ちゃん加護ちゃんは顔を赤らめながら俯いていた…。
「ホラホラ、辻が悩んでるんだから〜、年上として相談に乗ってやれヨー♪」
「矢口さん!そ、そんな事急に言われても…」
口ごもっていた僕だが、年下のメンバーがまじまじと僕を見てくる。
「…よーし、僕が大きくしてやる〜〜〜!!!」
そういって手をにぎにぎしながら二人の方へ向かって行くと
「「キャア〜〜♪」」
待て〜とか言いながら僕たちは楽屋を走り回っていた。
…ふと気が付くと藤本さんとが、自分の胸を見て溜息をついていた。
「センパイはやっぱり大きいほうがよかと??」
「どうなんですか!?」
「……れいなやえりよりは大きいです……」
…ふと気が付くとガキさんとが、自分の胸を見て深く溜息をついていた。
281 :
280
:2004/01/22(木) 03:34
ハロモニの収録も終わり、楽屋で雑誌のアンケート待ちをしていた。
「センパイ!この四人の中だったら誰がイチバン可愛いですか!?」
「…はい?」
お豆ちゃん…ちっちゃな顔してなんて質問するんだよ…。
楽屋は丁度、僕と五期メンの5人しかいない。
えーっと…とか言ってると向こうの方で三人も、
興奮した顔で答えを待っている。
「そ、そーだなー…ぼ、僕は皆の事が好きだな!!あはは…」
「またまたぁ〜、実はこの眉毛にメロメロなくせに♪」
「そうですよ、てっきり『フッ…麻琴だよ…』って言うと思ったのにぃ〜☆」
「あの時『愛ちゃん』って言ってくれたのは嘘だったんですか!?」
「…あ、あの…その……」
そこへマネージャーが来て僕だけが呼ばれた。
ワーワーキャーキャー騒がしい楽屋を後にして
廊下で携帯を取り出しメールを打った。
『可愛いよ☆』
アンケートもソツなく終わり楽屋に帰ってきてその子の隣に座った。
先程と同じく何も話してくれないが、
顔を真っ赤にしながらもそもそと干し芋を食べていた。
282 :
名無し娘。
:2004/01/22(木) 10:17
コンコ━━━━━━ ;´Д` ━━━━━━ン!!!!!
283 :
名無し娘。
:2004/01/22(木) 13:23
>>280
面白かったんだけどちょっと気になったので
>…ふと気が付くと藤本さんとが
>…ふと気が付くとガキさんとが
「と」が余計なのかもう一人加えるのかなと
そして折れもコンコ━━━━━━ ;´Д` ━━━━━━ン!!!!!
284 :
名無し娘。
:2004/01/22(木) 22:53
年が明け、もう月の下旬にさしかかろうとしている。
狂牛病問題が大変らしいが、忙しい僕にはあまり関心がなかった。
なんかここ最近、スケジュールがキツイ。
今日も朝から長野の山中でロケがあり、夜には東京に戻らなければいけないらしい。
「あれ?なんか元気ないね。どした?」
「最近忙しいんで、あんまり寝てなくって。」
疲れたまま長時間の移動、ホントは休みたかったが、
安倍さんと2人って聞かされた時、「行きます」と答えてしまっていた。
「なっちも最近疲れてるんだよね〜。じゃ、着くまで寝てよっか。」
言うが早いか、安倍さんは僕に寄りかかって目を閉じてしまった。
肩に感じた重みと、かすかに薫る髪の香り。
安倍さん。
…眠れないっす。
結局一睡も出来ないまま目的地に到着。
眠ったことで移動の疲れもないのか、
安倍さんは元気いっぱいだ。
辺り一面の白銀の中で、撮影の準備が出来るのを待っている。
「雪なんて久しぶりです」
「そう?なっちは冬ってこうなんだと思ってたけどな」
「子供の頃は、たまに雪が降るとすっごく嬉しかったですよ。
北海道の雪景色とか、すっごく憧れてましたねー。」
「ねぇ、いつか一緒に行く?北海道。」
「ホントですか?」
「いつか、ね。」
そう言って笑う安倍さんを見ると、来てよかったと思う。
285 :
名無し娘。
:2004/01/22(木) 22:53
ちょうど準備が出来て、僕らは撮影のために呼ばれた。
寒かったせいか、休憩を挟みながらだったので
終わる頃にはもう日が傾いていた。
「疲れたねー」
「ええ、それに寒かったですし。」
「ね、ちょっと目つぶって。」
「えっ!?」
安倍さん。…近いっす。
でも、感じたのは冷たさと痛みだった。
ゆ、雪玉…。
「ひどいっすよ、安倍さん」
「ニヤニヤしてるからですよ〜だ」
そう言って、笑いながら近づいてくる安倍さん。
「で、どこにぶつかったの?」
「ここですよ、おでこ。」
「ねえ、ちょっと見せて。」
髪をあげてしゃがむ僕のおでこに手を当てて、
たんこぶ出来てないから大丈夫っしょ、だってさ。
「痛かった?」
「ちょっと」
不意に感じた、柔らかい感触。
おでこをぬぐうと、口紅がちょっと付いてた。
痛みはなくなったけど、熱出てきたかも…。
「ね、直った?」
そう言って、少し照れながら笑う安倍さん。
帰りもやっぱり、僕だけ眠れなかった。
286 :
名無し娘。
:2004/01/23(金) 02:19
お、俺も、これから長野の山奥行ってくる!
287 :
名無し娘。
:2004/01/23(金) 02:19
萌え尽きたぜ…真っ白に…
288 :
280
:2004/01/23(金) 03:57
>>283
『と』が要らなかったね、ご指摘サンクス。
批判もないのでもういっちょ。
289 :
280
:2004/01/23(金) 03:58
今日は一日コンサートに向けてのダンスレッスンで皆ヘトヘトになっていた。
メンバーは夕御飯もそこそこに、ホテルの部屋で寝ている様だった。
僕は部屋で雑誌を読んでいた時にインターホンが鳴った。
「こ、こんばんわ…まだ起きてましたか??」
ロンTに腿のあたりで切った短いGパンの田中さんが立っていた。
「うん、起きてたよ。それよりどうしたの?」
「あ、あの…なかなか寝付けなくて、でも…さゆもえりも寝ちゃって……」
「そっか、少しお話でもしよっか?」
そう言うと田中さんは笑顔で頷いた。
大変だねー。と相槌を打ちながら僕は田中さんの話を聞いていた。
ベットに座り胡坐をかいて枕を抱きつつ、
方言を交えてしゃべりまくっている。
「そーなんよー。塾長が結構厳しくて…でもぉ〜、さゆには優しくて…」
話が進んでくなか、いつのまにか質問タイムになってきた。
「じゃあー、センパイは私とさゆとえりの中で誰が一番カワイイですかぁ??」
「え!?…えーとそれは…そうだなぁ〜…」
「…もう!早く答えてくださいよ〜!!」
どうして女の子ってこういう事聞きたがるんだろう?とか思いながらも
胸元からチラチラ覗く光景に困っていた。
290 :
280
:2004/01/23(金) 04:00
当の本人は困っている僕の顔を見ながら楽しそうにしていたので
「ばかだな。れいなに決まってるだろ。」
いじわるして真面目な顔をして田中さんの目を見ながら答えた。
すると、え?とか、あの…その…とか言いながら枕に顔を埋めている。
「れいなが一番かわいいよ」
畳み掛けるように言ってやった。
「も、もう!…えりやさゆにも同じこといっとるんでしょ!?
そ…そんな事いっても騙されんから!…浮気もん!スケベ!!
いいです!…もう寝ます!」
そう言い残すと枕を僕に投げつけて部屋を出て行ってしまった。
やりすぎたかなー?と思いながらもさっきから眠気も強く、
とりあえず寝る準備に取り掛かった。
歯を磨き終えて、洗面所から戻ってくると携帯にメールが来ていた。
『突然でて行ってスイマセンでした。
…さっきのはなしはホントですか?? れいな』
291 :
名無し娘。
:2004/01/23(金) 11:52
れいなキュン♥
292 :
名無し娘。
:2004/01/24(土) 03:26
れいなあああああああああああああ
293 :
280
:2004/01/24(土) 04:21
今日は午後から仕事だったので、
午前中は紺野さんと小川さんとペットショップに行った。
「カワイィ〜〜♪この犬の目元なんかあさ美ちゃんそっくりー。」
「ひどーい、垂れてるって言いたいの!?」
きゃあきゃあ言いながらイヌとじゃれ合っている。
ふと、僕はチワワに目を向けた。
「こいつもカワイイな〜。」
抱き上げるとチワワが僕の顔をペロペロ舐め始めた。
「「カワイイ〜〜♪」」
二人も寄ってきてチワワを交互に抱っこしている。
名前を見てみると『亜沙魅(あさみ)』と書いてあった。
「へー、あさ美ちゃんと同じ名前なんだー。」
「あのチワワとだったら一緒に住んでみてもいいかもなー。」
呟き気味に言う僕とは対象に、
TV局に向かう途中でも二人はイヌの話で盛り上がっていた。
収録も無事に終わり帰り支度をしていると急に、
「そーそー!みなさん聞いてくださいよ〜。」
突然小川さんが大声を上げて話し始めた。
「センパイの顔を『あさみ』がペロペロ舐めてたんですよ〜!」
メンバー全員がはあ??という顔をしてもさらに話は続いて
「センパイもコイツとだったら一緒に住んでみて見たいなーって言ってたし♪」
高橋さんが物凄い形相でこっちを見ていたが
「!…ち、違います!!あさみはあさみでも…そんな…
センパイの顔を…ペ、ペロペロ…もう!まことーーー!!!」
紺野さんは頬を真っ赤っ赤に染めながら小川さんを追いかけて
二人は楽屋を出て行った。
「…紺野さんもやるときはやるんですね…」
道重さんが的外れな意見を言っていた……。
294 :
280
:2004/01/24(土) 04:32
>>282
291 292さん れす嬉しいッス。
短い文章体&ほのぼの系が俺には書けん。
295 :
名無し娘。
:2004/01/24(土) 08:11
>>293
紺野がペロペロ・・・(;´Д`)
296 :
名無し娘。
:2004/01/24(土) 13:10
>>293
シゲさんの反応ありそうでワラタ
297 :
名無し娘。
:2004/01/24(土) 13:53
>>293
おいマコ、お前わざとだろw
298 :
280
:2004/01/25(日) 00:07
今日は吉澤さんとジュースをかけてゲームをしていた。
「じゃあねぇ〜、ののの下着の色と柄!!」
僕は『白の無地』吉澤さんは『白は白でもキティーちゃん柄』で勝負!
・・・・・・
僕はジュースを買いに行く途中、何故か心が和んでいた。
299 :
280
:2004/01/25(日) 00:08
続いては加護ちゃんの下着の色になった。
僕は『白』吉澤さんは『黒』で勝負!
・・・・・・
僕はジュースを買いに行く途中、少し恥ずかしい気分だった。
300 :
280
:2004/01/25(日) 00:09
最後は梨華ちゃんの下着の色になった。
「「ピンク!!」」
思わず僕たちは顔を見合わせて笑ってしまった。
吉澤さんは?と聞くとグーで殴られた。
…何色だったんだろうか?
301 :
名無し娘。
:2004/01/25(日) 01:10
>>298
なごむなぁ。
302 :
280
:2004/01/25(日) 05:07
「北海道はいいですよ〜☆ホタテにウニにあわびも美味しいし!」
「越前カニはさいこーなんよ♪どこぞのたらばや毛がになんぞ…」
藤本さんと高橋さんが、僕の右腕と左腕を掴みながらお国自慢を披露している。
二人の話を交互に聞きながら僕は困り果てていた。
…バリ!……バリボリ!!
その音にびっくりして振り向いてみると、
亀井さんがこっちを睨みながらせんべいを食べていた。
303 :
280
:2004/01/25(日) 05:11
>>301
和んでいただければ幸いデス。
いち読みてとして作者さんの作品も期待します!
304 :
280
:2004/01/25(日) 05:12
いち読みてとして『他の』作者さんの作品もでした…<(_ _)>
305 :
とある夢見男1号
:2004/01/25(日) 22:17
今日、楽屋にいると、
安倍さんと辻ちゃんと加護ちゃんが先日撮ったらしいプリクラを見せ合っていた。
「やーだ、ののもあいぼんもヘンな顔ばっかしてるべさ」
「えーっ! なちみの方がヘンだよー!」
「そうやそうや。この安倍さんなんか、ありえへんぐらいアホ面や」
僕から見ればどっちもどっちだけれど、当人たちはやいのやいのと騒いでいる。
「アホじゃないべさ! もうお母さんに言うかんね!」
「うるさーい! ちょっとは静かにしなさい!」
すると、その時、読んでいた本から顔を上げた飯田さんが、プリクラ3人組を一喝した。
「・・・怒られちゃった・・・。お母さーん、カオリに叱られたべさー」
小さく肩をすくめながら、こっそりとお母さんに小声で報告する安倍さん。と、傍にいた藤本さんがニヤッと笑った。
「安倍さんのお母さーん! かわいい後輩の藤本でーす! 今度、鮭トバ送って下さーい!」
そう言って安倍さんをからかう藤本さんに続き、僕も安倍さんのお母さんに御挨拶。
「いつも安倍さんをお世話してまーす! 僕にはカニお願いしまーす!」
「こら、あんたたち! 何なっちのお母さんにたかってるべさ!」
そう言いながら膨れっ面になる安倍さんを見て、僕たちはお腹を抱えてゲラゲラ笑っていた。
その時、僕の目に、ふと飯田さんの姿が映る。
飯田さんは、本から顔を上げたまま、仕方ないなあって顔をしながら静かに優しい微笑みを浮かべていた。
いつのまにか、安倍さんも笑ってた。
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