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俺と娘。の夢物語〜in 狩狩〜
1 :
名無し娘。
:2003/09/09(火) 18:55
前スレ
俺と娘。の夢物語
http://teri.2ch.net/mor2/kako/977/977128657.html
俺と娘。の夢物語〜第2章〜
http://teri.2ch.net/mor2/kako/986/986831774.html
俺と娘。の夢物語〜第3章〜
http://www.metroports.com/test/read.cgi/morning/1004618557/
このスレを狩と共に終わらせてしまうのは、
余りにも惜しい。
105 :
名無し娘。
:2003/11/05(水) 11:46
「こらこら。こんなぴちぴちした僕を捕まえて年寄り扱いするとは何事ですか?(笑
まったく!まだまだ現役ですよ!ってなんのだよ!!」自分で突っ込む
「ふふ(笑」そんな彼女の笑顔を見ると少し疲れが癒される。
それから少しだけ思いつめたような表情で彼女は続ける。
「ねー先輩。今日のPVですきって言うところあったでしょ・・・。」
「あーあそこね。いやーやっぱはずかしいよね。いくらなんでもさ。しかも
好きな人がいたらその人を思い浮かべてくださいなんてさ。まったく困っちゃうよ。
そんな人いないよね(笑」
「・・・・・」彼女は何も言わず俯いたままだ。「亀井さん?」
「私・・・もう子供じゃないですよ・・・好きな人ぐらい・・・
安倍さんにからかわれて照れてるようなお子ちゃまな誰かさんとは違います。
さっきだって・・・」
しばらく気まずい沈黙が二人の間を流れる。
「・・その人のことを思って・・・」ぼくはなんていったらいいのか分からなくて
ただ彼女を見つめて立ち尽くしているだけ。
そしたらいきなり軽いパンチが僕の鳩尾に入る。
「うっ」僕はたまらず胸を抑えてうずくまる。
「なんちゃって!お仕置きです!!先輩はまだまだ恋愛大臣への道は遠いですよ。
えりが今度ちゃんとて手ほどきしてあげますから!(笑」
何がなんだかわからない僕。彼女は満面の笑みをたたえてこちらに向かって
ピースサインをしている。そして・・・
「ブイ!」なるほどピースじゃなくてVってことね・・・
そのまま彼女は楽屋にかけていった。
スタジオに残された僕。もう何がなんだか・・・彼女のいうとおり恋愛大臣への
道は相当険しく僕にはまだ勝利は見えないらしい(泣
106 :
名無し娘。
:2003/11/05(水) 17:52
僕にはげしく嫉妬してる俺。
ネタだ、これはネタだ。と3回唱えてみる。
107 :
とある夢見男1号
:2003/11/09(日) 01:38
今日、帰りに出入口の所で、藤本さんと一緒になった。
帰る方向が同じだったので、僕たちは一緒に帰ることにした。
「今日も疲れたね〜」
僕がう〜んと背伸びしながらそう言うと、藤本さんは少し沈んだ声でぽつりと呟いた。
「・・・今日はうまくいかなかったなー」
そう言って、藤本さんは歩道に積もった落ち葉をばさっと蹴り上げる。
舞い上がった落ち葉がぴゅうと吹いた風に乗って、かさかさと歩道の上を流れるように逃げていった。
「う〜、寒っ」
すっかり日も傾いて薄暗くなり始めた中吹いた風に、僕は思わず首をすくめる。
すると、そんな僕を見て、藤本さんはクスッと笑ってこう言った。
「こんなの寒いうちに入んないって。北海道なんか、もう雪降ったんだよ」
「あ、それ、ニュースで見た見た。積もってたよなー」
そう僕が言葉を返すと、藤本さんはどこかしんみりとした表情で日の落ちかけた空を見つめた。
「・・・こっちの雪って、あんまり好きじゃないな」
不意にそんなことを呟く藤本さん。僕は思わずきょとんとしてしまう。
「だって、こっちの雪って、めったに積もんないじゃん。
知らない間に降り止んで、降ったかどうかも分かんないなんて、何かやだな・・・」
少しぼんやりとしたまま、僕はそんなことを話す藤本さんの横顔を眺めていた。と、その時。
「って、ちょっと聞いてんの!?」
「・・・えっ・・・あ、うん」
さっきまでの神妙な雰囲気と打って変わって、藤本さんがズバッと突っ込んできた。
「何か真面目な話して損したな〜。愛ちゃんの話とかだったら、うんうんって聞いてるくせにさ」
そう言って、藤本さんは意地悪そうにニヤニヤと笑う。
「なんでそういう話になんだよ。からかうなよなー」
少しだけ僕はムスッとして、藤本さんに言葉を返した。
ブロロロロロ・・・ッ。その時、僕たちの横を、大型のバスがエンジン音を響かせて通り過ぎていった。
「・・・からかってないもん」
「えっ、何?」
耳についたエンジン音のせいで、藤本さんの声が聞こえなかった僕はそう聞き返す。
「ん? ううん、何でもない。・・・あ、ミキ、こっちだから。じゃあね」
そう言って、微笑みながらぶんぶんと二度ほど手を振ると、くるりと背を向ける藤本さん。
風に吹かれてさらりと揺れる藤本さんの髪が、その時なぜか寂しげに映った。
「うん、また明日な! 明日はいつも通りうまくいくって!」
すると、藤本さんは少し驚いたような顔で足を止め振り返る。
少しして、どこか嬉しそうに「うん」と小さく頷くと、藤本さんはもう一度ぶんぶんと手を振っていた。
108 :
名無し娘。
:2003/11/09(日) 02:30
すいませんが激萌えさせてもらいますよ
109 :
名無し娘。
:2003/11/09(日) 03:55
こんな深夜に困りますね
萌えて仕方がないじゃないですか
110 :
名無し娘。
:2003/11/09(日) 22:39
そうか、ミキティと僕は4期オーディションで一緒だったんだな・・
111 :
名無し娘。
:2003/11/10(月) 07:39
あかん、萌えすぎて鼻血が・・・
112 :
名無し娘。
:2003/11/10(月) 20:52
イイ━━━━━(;´Д`)━━━━━!!!!!!!
113 :
名無し娘。
:2003/11/11(火) 14:46
今さらですが、
ここの愛ちゃんのアロハロなら間違いなく
買います。
114 :
名無し娘。
:2003/11/12(水) 00:14
ある日、収録に向かう途中で忘れ物に気付いた僕は楽屋へと引き返した。
楽屋のドアを開けると中では田中さんが一人で鏡に向かって座っていた。
『そう言えば、田中さんっていつも最後に楽屋から出てくるよなぁ』
ぼくが入ってきた事には気付いていないみたいで、
鏡の中の自分を見つめる田中さんの表情は真剣だ。
声をかけそびれた僕はしばらくその様子を見ている事にした。
20秒ほどそうしていただろうか。突然、田中さんはにっこりと満面の笑みを浮かべた。
「よしっ、今日も可愛かー」
小さなガッツポーズをして立ち上がり、振り返る。そして、
「あっ」
僕と目が合い、凍りつく。
「……」
「……」
「どうも」
なんとなく僕は会釈で返した。田中さんの頬がみるみる紅くなっていく。
「ち、違うと!さゆのマネっちゃ!!さゆの!!!」
ゴスッ!!
「うぐっ!!」
田中さんは僕を突き飛ばして楽屋から出て行ってしまった。
エルボーをみぞおちに食らった僕はうずくまったまま少し泣いた。
それからしばらくの間、田中さんは僕と目を合わせてくれなかった。
115 :
名無し娘。
:2003/11/12(水) 12:15
イイ! れいなかわいい!
116 :
とある夢見男1号
:2003/11/13(木) 02:09
今日、移動のためロケバスに乗ろうとしていた時、
バスの陰から白い子猫がひょっこり顔を出しトコトコと歩いてきた。
「あ〜、かわいか〜。こっちおいで〜」
すると、僕の後ろを歩いていた田中さんが、かがみ腰でおいでおいでする。
・・・にゃ〜。でも、子猫は田中さんを見て一鳴きすると、向こうへ走り去ってしまった。
「・・・なんね、かわいくなか」
子猫が走り去った先を見やりながら、田中さんは面白くなさそうに頬をふくらませる。
「ん〜、それじゃあ、仕方ないと思うよ」
そう言って、僕が指差す先には、田中さんの胸に堂々と構えた鬼の顔。
田中さんは少しきまり悪そうな笑みを浮かべた後、「はぁ・・・」と小さく溜息をついた。
「あれ!? 田中、今日妙にかわいらしい格好じゃない?」
次の日、矢口さんがそう突っ込むぐらい、田中さんはかわいらしい格好をしてきていた。
「え!? べ、別にそんなことないですよ!」
そう弁解する田中さんの頭には、白い子猫の小さな髪止めがついている。
「でも、れいなじゃないみたいだよ」
そこへ、面白いものを見つけたような顔をしながら、亀井さんもやってくる。
「う、うるさか! 何言いよーと、えりは。別になんも変やなか!」
そう言って、亀井さんへ強気に言葉を返す田中さんの顔は、でもちょっとだけ自信なさそうだった。
117 :
名無し娘。
:2003/11/13(木) 02:20
ここで萌えないと眠れませんので、ちょっと萌えさせてもらいますよ…
118 :
名無し娘。
:2003/11/14(金) 01:03
今日、楽屋で友達にメールを書いていると、
顔の横の方から石川さんが覗き込んできた。
「あら、メール? 誰に書いてるの?彼女?」
「え? いや、友達にですよ」
「え〜っ、ホントかなぁ〜っ」
少しニヤけながらそう言うと、必死に携帯を覗き込もうとする石川さん。
見られて困る訳では無いけど、あんまり見せたい物でもないし、少し隠してみる。
「あれれ? どうして見せてくれないのかな〜っ♪ やっぱり彼女なんでしょ〜っ♪」
「違うってば・・石川さんだってあんまり見られたくないでしょ?メール」
「うっ・・ま、まぁそうだけどさ・・・」
そう言うと、反省したようにうつむく石川さん。その姿に少し後悔したけど・・
まぁこれでメールを見られる事も無くなった事だし。ごめんね、石川さん。
なんて思ってると、急に石川さんが顔を上げて
「ちょっと待っててっ」
と言った途端、駆け足で鏡の方へ向かい、そこにあったバッグをゴソゴソと探ってる。
少し嫌な予感が頭の中に浮かんだ時には、石川さんは携帯を手にして・・
「私のメール1通と交換しよっ」
「えっ・・い、いや、でも」
無茶な事を言い出す石川さんに戸惑うしかない僕。
そんな僕に関係なしに話を続ける石川さん。
「私のアドレス知ってるよね? そこに送って♪ 私も送るからさっ」
「ちょっと待った。わかりました。見せますから・・」
そこまでされる程のメールじゃないから、今度は素直に見せる事にした。それなのに・・
「何よっ! 私のメールなんて興味無いって言いたいわけっ!」
「違いますって〜・・・」
ここまで来たらしょうがない。石川さんの案に同意する事にした。
「じゃあ、同時に送るよっ♪ せ〜の、はいっ」”ピッ”
二人同時に発信音がして、ほぼ同時に着信音が鳴る。
「あっ、来たよっ。ねぇ、見て良い?」
「じゃあ僕も見ますね」
「あっ、じゃあせ〜ので見ようよっ。せ〜のっ」
また二人同時にメールを開く。
読むのを躊躇してる間に、「え〜っ」という叫び声が耳に入る。
「なにこれ〜、普通のメールじゃないの〜っ・・もう、騙された〜」
「だから、友達へのメールだって・・・」
石川さんの声を聞きつつ、メールを読んでみる僕。
・・え?これって・・
「い、石川さん? このメールって・・今まで誰かに送りました?」
「え? え〜っと、確か後で送ろうと思って、保存して・・あれ?ごめん、ちょっと見せて・・」
メール画面を見せる。その途端、どんどん顔が赤くなってくる。
「あーーっ!! ウソっ、ちょっと待ってよ〜。よりによって・・」
「い、石川さん?」
声を掛けると、うつむきながら携帯を返してきて
「お願いっ!今すぐ消してっ・・・それで忘れてっ!」
と言うと同時に、走って楽屋を飛び出した。
メール画面には『好きだよっ』の文字と、誰かの名前が入りそうな空欄があった。
119 :
名無し娘。
:2003/11/14(金) 12:42
おっちょこちょいの梨華ちゃん萌え
120 :
名無し娘。
:2003/11/21(金) 04:15
今日はひさしぶりのオフ。結構早く目が覚めてしまい朝食をゆっくり作り
それを食べたあとはたまっていた洗濯物を洗いその間に部屋の掃除と
なかなかオフにしかできないこれらのことをやった。
そろそろお昼時というころになって部屋のインターフォンがなった。
いそいで受話器をとってどちら様ですか?と尋ねる。
「おはようございます、わたしです。」はっきりと聞き覚えのある声が
受話器を通して聞こえてくる。
「ひょっとして亀井さん?」
「もー先輩なに言ってるんですか?私以外にいないじゃないですか(怒
早く開けてください!」
微妙に怒っているようなので急いでドアを開けに行く。
開けた瞬間、両手にスーパーのものと思われるビニール袋を両手に下げた
亀井さんが僕の横をさくっとすり抜けておじゃましまーすといいながら
部屋に入っていった。僕はやっぱり訳がわからないんだけどとにかく
後につづく。
「なんだ先輩の部屋って結構きれいなんですね。せっかく私が掃除もして
あげようと思ったのに。とにかく先輩は買ってきたおせんべいでも食べててください
今お茶も入れますからね。」亀井さんの勢いに僕はますます混乱していく。
「あのー亀井さん?大変失礼なんですが・・・今日は何の御用でございましょうか・・・」
「ひどーい!!こないだ今度の休みに私がご飯つくりにいくって約束したじゃないですか!
しかも昨日の夜電話でもちゃんとなに食べたいですか?って聞いたのに(怒
先輩ふざてるんですか?」
軽く涙目になっている彼女の顔を見ると彼女がうそを言っているようには
到底思えないのだが僕にはさっぱり記憶がない。
121 :
名無し娘。
:2003/11/21(金) 04:17
しかしやっぱり彼女に泣かれるのは困るので適当にごまかしてご飯の支度を彼女に
促して僕はリビングのソファにすわる。
かわいいエプロンをつけて食材を切っている彼女の後姿をみているとさっきまで
気づかなかったが彼女が今日は異様に短いスカートをはいているとわかる。
これはやばいと思い必死にせんべいをたべる。いつのまにかそんな姿を亀井さんが
笑いながら見ている。思わずせんべいがのどにつまり緑茶をがぶっとのみ干す。
「うーん、なんなんだろう。何かいつもと違うような・・・」などとぶつぶつ言っていると
キッチンから「痛っ!」という声が聞こえる。あまりにもお約束な展開だが
見に行かないわけにも行かず亀井さんのそばへ行く。
「大丈夫かい?指切っちゃった?」案の定包丁で指を軽く切ってしまった亀井さんが
近づいた僕にそっと切った人差し指を差し出す。
「え?ひょっとして・・・」ただ頷く亀井さん。
僕はその手をとり口に含む。わかっていたけどやっぱり血の味はみんなおなじだ。
口の中で切った患部なめていると突然彼女はその手を引き抜いて今度は自分の
口に入れた。そしてまたその指を抜いて・・・
「先輩・・これってやっぱり間接キスですよね。ファースト間接キス?なんちゃって」
小悪魔のごとく微笑む彼女。やっぱり今日の亀井さんはいつもよりも積極的だ。
まだ口の中には血の味が少し残っているのもその原因なのか頭がぼんやりする。
やばい。なんか彼女の悪い魔法にかかり始めているような錯覚をおぼえる。
なんか体にうまく力が入らない。さらに追い討ちをかけるように・・・
数秒たって唇に何か違和感を覚え亀井さんの顔が目の前にあるのに気づく。
思わず体を離そうとするも彼女は背伸びしながらも僕の体をしっかりと両手で抱きしめて
いる。
122 :
名無し娘。
:2003/11/21(金) 04:18
「これはほんもののキス。先輩・・・えりのファーストキスの味はどうですか?
ちょっと血の味がしちゃったかも(笑 でもうれしい。えりのファーストキスは
先輩にもらってほしかったから・・・。これでもう先輩は私のものですよ。
今先輩に魔法をかけました。だから先輩は私のものです。えりも先輩のものですよ(笑」
やっぱり僕は何もいえない。動くことさえできない。なにかふしぎと空間に浮遊している
もしくはゆるい急流に身をまかしているような感覚だ。
でも遠くに彼女の声が聞こえるような気がする。
「ねー先輩!先輩!先輩ったら!!」
「うわ!」びっくりして飛び上がる僕。
目の前には亀井さんの顔!エプロンではなく・・・衣装だ。
「大丈夫ですか?ほらヨダレたれてますよ、もう。」
「あごめん」そこでやっと夢を見ていたことに気がつく。ぼくは楽屋でうたた寝をしていた
ようだ。
だけどまだなんとなく夢の余韻が残っていてなんとも恥ずかしい。そんな姿を安倍さんに見られて
「どうせえっちな夢でもみてたんだべ?(笑 よだれまでたらしちゃって
いやらしいべさー(笑」
「俺なんか変な寝言とか言ってなかったよね?」
「なにも。ぐっすり眠ってましたよ先輩。本当はイタズラでもしようかと
思ったんですけどかわいい寝顔だったのでやめました(笑」なんとも小悪魔な亀井さん。
どうやら先輩の威厳は保てたようだけどアノ夢の続きを実は見てみたかったり
けっこう魔法が解けてしまったことに本気でへこんでいることは内緒だ。
123 :
名無し娘。
:2003/11/21(金) 07:11
てめえこのやろー
124 :
名無し娘。
:2003/11/21(金) 08:49
(*´Д`)エリリン…。
125 :
名無し娘。
:2003/11/21(金) 10:49
(*´Д`)ヌハー
126 :
とある夢見男1号
:2003/11/23(日) 02:03
今日、何人かと一緒にコンビニへ買い物に出かけた。
外はぴゅうぴゅうと強い風が吹いていて、矢口さんなんて飛ばされそうだった。
「うわわっ、飛ばされそうや!」
その時、隣を歩いていた加護ちゃんが、そう言いながら頭を押さえて小さくなる。
「加護ちゃんは多分大丈夫」
顔にパラパラと当たる落ち葉を払いのけながら、僕は余計なことを突っ込んでみた。
「・・・うっさいわ! あほ!!」
どしんっ。即座に加護ちゃんは反撃とばかりに背中に体当たりをかましてくる。
顔をしかめて後ろを振り返ると、後ろを歩いていた高橋さんが楽しそうに笑っていた。
帰り道、風はまだ通りの街路樹をざわざわと揺らし続けていた。
「あ〜、寒っ。そや、ここに隠れとこ」
そう言うと、さっきは体当たりをかましてきた背中に、加護ちゃんがぴとっとくっついてくる。
「何だよー。歩きにくいだろ」
「ええやんか、別に。いつもよりお菓子少ないから、その分軽いねん。飛んでまうわ」
そう言いながら、加護ちゃんは僕の肩口でお菓子の入ったコンビニ袋を「ほれほれ」と揺すってみせる。
仕方ないなあと思いながら後ろを振り返ってみると、
僕の後ろを歩いていた高橋さんが、おもしろくなさそうな顔をしてスルメをもそもそ食べていた。
127 :
名無し娘。
:2003/11/23(日) 05:51
ハロープロジェクト2003冬−めっちゃやばいやんうちら−の本番も
残す所3日を迎え、48人での通しリハも今日で最後だ。
控え室では、道重さんが「100回目の私かわいい」もすませ、亀井さんをロッカーの隙間から
引っ張り出し、鍵番の僕は最後に部屋を出て鍵をかけていた。
ふとその時、
「○○さん、このOPの童謡『とうりゃんせ』の『行きはよいよい帰りは恐い』
ってどういう意味かわかりますー?」と
突然、突飛な内容とあまり馴染みのない声で話かけられた。僕は
「は?何?誰よ?」とキツイめの口調と興味なさ気な目つきをしつつ振り向くと、
なるほど普段一緒に仕事する機会の少ないメロン大谷さんが、ピンクと黄緑色のツートン頭を傾げながら
こっちを見ていた。言われた事など意にも介さない様子でニコニコしていた。
質問には無難に「スタッフさんに聞いたほうが詳しく正確に分かるんじゃないの?」とだけ
アドバイスをすると「そーですよねっ!いやーその通り!ありがとありがとありがとぉ・・」と
ザリガニのように後ろ向きで去っていった。
「今まで以上に打たれ強くないと、48人体勢のハローじゃメロンはやっていけないんだ!」と
心を鬼にして大谷さんに分からせようとした僕の瞳はなぜか濡れていた。
128 :
名無し娘。
:2003/11/23(日) 12:24
>>126
強い風・・・飛ばされそう・・・頭を抑えて・・・?
. 〆⌒ヽ
(#‘д‘) <だれが(r
∪ l| ||
@ノハ@ =3 ペシッ!
129 :
名無し娘。
:2003/11/23(日) 14:10
>ハロープロジェクト2003冬−めっちゃやばいやんうちら−
ワラタ
130 :
名無し娘。
:2003/11/23(日) 15:26
>>126
ズラボンキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!
131 :
名無し娘。
:2003/11/23(日) 18:32
川 ’−’)
132 :
名無し娘。
:2003/11/23(日) 19:07
むしろ川'へ'川だな
133 :
名無し娘。
:2003/11/23(日) 20:44
>>126
あいぼんかわいいな
134 :
名無し娘。
:2003/11/23(日) 23:07
今日の楽屋は何かが変だ。
「あたしもなんまらなまってるっしょやー・・、なんか違うなぁ
したっけカオリもしゃっこいべやなまらなまら・・んん、違う。。」
飯田さん、鏡に向かってなにブツブツ喋ってるんだろう。
あっ、安倍さんと6期の4人も部屋に入るなり飯田さんを不思議がってる。
「んー?かおりなーにやってるべ?リーダーがそんなんじゃ6期も心配するべさ」
「飯田先輩どがいしたと?ばりおらぶってたまがらせたらいけんくさとよー」
「飯田先輩どねーかいの?ぶちはりきっちょー訛っちょろー?」
「飯田さん、ひょっとしていまさら北海道弁キャラになろうとしてません?」
あ、飯田さん北海道弁の練習してたんだ。
「ふっ藤本、いくら私が札幌出身で北海道訛りが無いからってそんなことするはず"ないっしょ"!」
え?その認識は。。
「大丈夫です。飯田先輩もお国言葉丸出しですよ(ニコ」
あーあえりちゃん言っちゃった。
135 :
とある夢見男1号
:2003/11/24(月) 02:53
今日、楽屋にいると、石川さんが大慌てで駆け込んできた。
「大変、たいへん、たいへん、たい・・・・・・へんたい、へんたーい!!」
「何? 自分のこと?」
すました顔で矢口さんがつっこむものの、石川さんは意に介した様子もなく一気にまくしたてる。
「あっちで、ミキティと亜弥ちゃんがケンカしてるの!!」
「「マジでか!?」」
見事なハモリで応える矢口さんと僕。石川さんに連れられて、ダッシュで現場に急行した。
「あっち行け」「そっちがあっち行け」
僕たちが現場に着くと、藤本さんと松浦さんが絶対TVで流せないような凶悪な顔で睨み合っている。
「リプトンの紅茶飲んでるとこ見られた時ばりの勢いであっち行け」
「ハーゲンダッツ食べてるとこ見られた時ばりの勢いであっち行け」
「「・・・・・・」」
あまりの言葉の応酬に、僕たちは駆けつけた時の体勢のまま呆然と佇むしかなかった。
「自分で打った『くやシュート』のイレギュラーバウンドが顔面にヒットして、泣きながらあっち行け」
「デビルボディーズに入ろうとしたけど半笑いで胸を指差されながら断られて、泣きながらあっち行け」
と、その時、松浦さんが「ん?」と小さく首を傾げた。
「・・・もしかして、昨日のドラマ見てくれたの?」
何だか恐る恐るといった表情で尋ねる松浦さんに、藤本さんは少し照れ臭そうな顔で応える。
「うん・・・見た。・・・亜弥ちゃん、かわいかったよ」
「えーーっ、ほんとーーーっ!? もう、ミキたん、大好きーーーっ!!」
すると、さっきまでの凶悪な顔はどこへやら、藤本さんと松浦さんはキャッキャ言いながらじゃれ始めた。
「ねーねー、私は、私は? かわいかった?」
そこに、えへへと笑いながら加わっていこうとした石川さん。即座に藤本さんは言葉を返した。
「ううん、キモかった。ピンクもヤバかった」
廊下の消火器と並んで落ち込む石川さんを尻目に、藤本さんたちは再びじゃれ合いを再開する。
「「お前ら、まとめてあっち行けーーーっ!!!」」
そんな中、すっかり場に取り残された矢口さんと僕の叫び声が、楽屋の廊下にこだましていた。
136 :
名無し娘。
:2003/11/24(月) 14:42
(*´Д`)モエー
137 :
名無し娘。
:2003/11/25(火) 01:29
>>134
れいなタン何言ってんのかさっぱりわからんw
ワロタよ
138 :
名無し娘。
:2003/11/25(火) 01:46
>>137
おそらく「変な事言って(つぶやいて)、(みんなを)怖がらせたらダメですよ」かと。
139 :
名無し娘。
:2003/11/25(火) 11:19
辻ちゃんと紺ちゃんとまこっちゃんとまめさんが楽しそうにおしゃべりしている。
どうやらまたお泊まり会でもするみたいで、とても楽しそうでこちらまで楽しい気分にってくる。
あっ、連れションに行っちゃった。もうすこし聞き耳立てていたかった気もするけど盗み聞きはよくないか。
「・・ペラ。・・カリカリ。・・ペラ」
部屋の隅っこのほうから何か聞こえてきたので振り返ってみた。
「えーと完了形の・・時を意味する・・副詞・・いけない。。?わからんガシ・・」
高橋の愛ちゃんが一生懸命本を読みながらノートを取っているみたいだ。
「愛ちゃん、なにやってるの?」声をかけて見ると
「えっ、いや、寂し、いや、ヅカはもうあきらめたけど、え、そうじゃなくて、
受験とかじゃなくて、いや、仲間はずれだから早稲田で見返して、いや・・」
何を支離滅裂な事を言ってるんだろう。
「いや、別に、誕生日がどうとかでは、、ちっとも寂しくない、、ガシ。見返してやるガシ。
娘。一の頭脳派になるガシ!こんちゃんだって所詮中卒ガシ!!哀は!哀は!!」
愛ちゃんがんばれ
140 :
名無し娘。
:2003/11/27(木) 01:21
新展開だな。広末の二の舞になるなよ。
141 :
とある夢見男1号
:2003/11/30(日) 03:44
今日、帰り道が、飯田さんと一緒になった。
「あ、ここで今日の晩御飯買うんで。それじゃあ、お疲れさまでした」
交差点にあるコンビニの前にさしかかったところで、そう僕は飯田さんに挨拶する。
すると、飯田さんは少し困ったような顔をして、こう言った。
「・・・そっかー、一人暮らしだもんね。・・・う〜〜ん、どうしよっかな・・・」
しばらく一人で考え込む飯田さん。信号が2回変わったところで、ようやく口を開いた。
「・・・よし! 今からカオリの家おいで。たまにはちゃんとしたもの食べないと」
「ええっ!? マジですか!?」
突然のことに、僕は思わず素っ頓狂な声を出してしまう。
「何よー。そんなにびっくりすることないじゃん」
「・・・いや、びっくりしますよ・・・」
「そうかなー? カオリ、料理得意なんだけどなー」
ちょっと会話がズレたような気もしたけれど、せっかくなので僕は飯田さんの言葉に甘えることにした。
「・・・おじゃましまーす」
「はは、そんなに遠慮しないでよ」
玄関でいつもより丁寧に靴を脱ぎ部屋へ入ると、女の人の部屋らしい、ふわっと何かいい香りが鼻をくすぐる。
「ちょっと待っててね。すぐ用意するから」
そう言って、飯田さんは奥のキッチンへ入っていった。
部屋の隅にあるシンプルなデザインのオーディオからは、どこかの国の音楽が流れている。
待っている間、僕は、部屋の所々に飾られている絵をぼんやりと眺めていた。
「お待たせー」
その声にふと我に返ると、飯田さんがほわんと湯気の立つお盆を運んでいる。
「わ、うまそー」
目の前に置かれた、大きな野菜がたっぷり入ったクリームシチューに、僕は思わず身を乗り出した。
「でしょ? 特にジャガイモは先週北海道から送られてきたやつだから、おいしいよー」
僕のリアクションに、そう言って飯田さんは嬉しそうに目を細めながらパンやサラダをテーブルに並べている。
「「いただきまーす」」
飯田さんと向かい合わせに座った僕は、遠慮なく目の前の料理を御馳走になることにした。
142 :
とある夢見男1号
:2003/11/30(日) 04:16
>>141
の続きです。
「ふふ。それにしても、たくさん食べたねー」
食後のコーヒーを口にしながら、そう言って飯田さんはおかしそうに笑う。
あれから、結局何度もおかわりした僕は、シチューの鍋を空っぽにしてしまった。
「すいません。でも、すっごいおいしかったんで」
「ありがと。一度の食事でお鍋が洗えるって、何か気持ちいいよ。いっつも残るからさ」
そう言うと、飯田さんは嬉しそうに微笑む。それからしばらく、2人でコーヒーを飲みながら他愛のない話をしていた。
「あ、もうこんな時間・・・」
その時、時計を見た飯田さんがそう呟く。確かにもうそろそろ帰る時間になっていた。
「今なら電車、まだ大丈夫?」
「はい、全然大丈夫ですよ。それじゃあ、今日はほんとにごちそうさまでした」
そう飯田さんにお礼を言うと、僕は荷物を持って立ち上がる。と、その時。
「ねえ」
飯田さんが、立ち上がった僕を見上げるように、ぽつりと呟いた。
「もし、カオリが『帰らないで』ってお願いしたら、ずっと一緒に居てくれる?」
「・・・・・・・・・」
その瞬間、僕は固まってしまったように呆然と飯田さんの大きな瞳を見つめてしまう。
飯田さんも同じように僕を見つめ返している・・・・・・かに見えた。
「・・・・・・・・・ふふっ、あははっ、冗談だよー。何かドラマみたいだったっしょ?」
そう言って、飯田さんはおかしそうにケラケラと笑う。
「そのうち、ほんとにこういう場面に出くわすかもしれないんだから、そん時はそんな『ぽかん』って顔しちゃダメだよ」
立ち上がった飯田さんは、僕の顔を覗き込むようにそう言うと、僕のおでこをつんっと突付いた。
「おやすみー。明日もいろいろあるから、早く寝るんだよ」
僕を送り出す飯田さんの優しい言葉は、でも今日の僕にはちょっと無理な注文だった。
143 :
名無し娘。
:2003/11/30(日) 04:43
俺のおでこも、突付いて…
144 :
名無し娘。
:2003/11/30(日) 08:29
ずっと一緒にいますよ。よし、あした離婚届出してこよう!
145 :
名無し娘。
:2003/11/30(日) 13:32
>>144
ま、待て!お、おちけち!!
146 :
名無し娘。
:2003/11/30(日) 19:27
>>144
早まるな!離婚届は俺が出すから。
147 :
名無し娘。
:2003/11/30(日) 19:59
>>146
お、お前も。お、おちつ…。ふぅ〜。 クラクラ
148 :
名無し娘。
:2003/11/30(日) 21:08
(*´Д`)カオタン…。
149 :
名無し娘。
:2003/11/30(日) 21:29
俺の緩んだ口元をなんとかしてくで (*´д`*)
150 :
名無し娘。
:2003/11/30(日) 21:38
モーニング娘。最高!
もう現実なんて見ない!!
151 :
名無し娘。
:2003/11/30(日) 21:44
戦わなきゃ、現実と!
152 :
名無し娘。
:2003/12/01(月) 08:29
>部屋の隅にあるシンプルなデザインのオーディオからは、どこかの国の音楽が流れている。
( ゜皿 ゜)<ソレ、" パラディノメ "
153 :
名無し娘。
:2003/12/01(月) 15:54
やっぱ夢見さんだとレスの付きがぜんぜん違うなぁ。クヤスイ
154 :
名無し娘。
:2003/12/01(月) 16:15
某桜大戦のあやめさんみたいだ…
って、例えが悪いな。
155 :
名無し娘。
:2003/12/01(月) 16:22
ゲーヲタマジ勘弁
156 :
名無し娘。
:2003/12/03(水) 01:53
"ほわん"とか"もそもそ"とかの表現がイイ!!
157 :
名無し娘。
:2003/12/03(水) 03:09
>>一度の食事でお鍋が洗えるって、何か気持ちいいよ。
なんか萌えたww
158 :
名無し娘。
:2003/12/04(木) 00:59
>そのうち、ほんとにこういう場面に出くわすかもしれないんだから
川* ’ー ’)
159 :
名無し娘。
:2003/12/04(木) 02:13
今日は久しぶりにオフの日。特に予定のない僕は家でのんびりゴロゴロしていた。
誰かと買い物でも行こうかと考えていると、ふいに携帯が鳴った。
「はい、もしもし・・・」
「あ、もしもし私だけど」
電話の向こうから懐かしい声が聞こえてきた。
「あぁ、どうもです」
「何よその気のない返事は。高橋からじゃなくて残念そうね」
「そ、そんな事はないですよ・・・」
電話の声の主は保田さんだった。そう言えばこうやって保田さんと話すのは
随分久しぶりな気がする。
「まぁいいわ。ところで今、暇?ちょっと芝居の参考がてら劇場に行くんだけど、
一緒に行かない?」
「劇場ですか・・・えぇ、いいですよ。」
そう返事をした途端、保田さんの声がびっくりした口調に一変する。
「ええっ!?・・・・・ホントにいいの?」
「はい。今日は特に予定もありませんし、芝居も見てみたいかなぁって」
「そ、そう。じゃあ今から迎えに行くから待ってて・・・・ありがとうね」
最後の方がよく聞こえなかったのでもう一度聞き直そうと保田さんに
話し掛けた時には、もう電話は切れていた。
160 :
名無し娘。
:2003/12/04(木) 02:17
訂正、「懐かしい」のところは「聞き慣れた」です。
スレ汚しスミマセン・・・・
161 :
名無し娘。
:2003/12/04(木) 18:05
>>160
「随分久しぶりな気がする」なんだから、「懐かしい」のままでも良くないかな?
俺は読んでて、おかしいとは思わなかったんで・・・。
このエピソードは、またタクシーの運ちゃんにも断られた後なのかなw
162 :
名無し娘。
:2003/12/05(金) 18:03
ぐはっ 強烈な一発です夢見男さん。いいなかおりん。
あれですか?かおりん、愛ちゃん、美貴帝の三つ巴ですか?
163 :
名無し娘。
:2003/12/13(土) 02:44
今日は地方でコンサートがありそのまま現地で一泊する。しかも今日は安倍さん
が娘。単独での最後のコンサートということですごく盛り上がった。
ホテルにもどりシャワーを浴びて冷たいお茶を飲みながら一息つく。
安倍さんとの思い出をいろいろ思い出して彼女と一緒にすごす
時間がもう限られていることを改めて思い知らされる。
「あーりかちゃんにはやられたなー。おれもなっちって一度でいいから呼んでみたかったよ。」
などと言っているとドアのベルが鳴った。
僕の部屋を知ってるのはメンバーとマネージャーさんだけなのでそのうちの
だれかだとおもってドアをあける。するとそこにはお風呂に入った後であろうと
おもわれる亀井さんがいた。髪は少しぬれている。
「亀井さんどうしたの?」
「あのー先輩にちょっと相談したいことがあるんです。話を聞いてもらえますか?」
なんかいつもの元気な彼女とは違ってすこし思いつめたような表情が見て取れた
ので
「どうぞ」
といって彼女を部屋に入れる。
164 :
名無し娘。
:2003/12/13(土) 02:45
別に亀井さんは僕が教育係とかそういうのではないのだけれどすごく気になる
存在であるというのは自分自身でももう自覚してしまっている。
それが先輩として後輩をかわいいと思う気持ちなのか一人の女の子として
彼女を見ているのか・・・だけどまだその答えを明確にしてしまいたくない気持ちが
あるのも事実で。
ふたりでベッドに腰掛ける。彼女はTシャツに短パンという格好をしていた。
たぶんパジャマの代わりだろう。膝をかかえて体育座りをする彼女はすごく
弱弱しくて今にでも抱きしめたい衝動に駆られるがじっとこらえて
彼女が話を切り出すのを待つ。
「あのーさくら組のことなんですけど。私六期メンバーでただ一人じゃないですか。
だからちゃんとやれるかなって少し心配なんです。」
「なんだそんなことか(笑 大丈夫だよきっと。それにねこれはある意味チャンスだと
思うよ。六期はひとりだからさそのぶん目立つだろうし先輩たちとも
仲良くなれると思うけどな。あまり深く考えないで普段のようにやってみたら?
っていうか亀井さんもかわいいとこあるじゃん(笑」
「もう!先輩、人事だと思って!こっちは結構真剣に悩んでるのに!」
「いやーごめん。だって入ってきた当時は確かにこの子大丈夫かなって思ったけど
最近の亀井さんはすごく成長してるなって思ってたから。まーでもたしかに
田中さんと道重さんが乙女っていうのは結構きついかもね。」
165 :
名無し娘。
:2003/12/13(土) 02:46
「・・・そういうことじゃなくて・・・ほんとは先輩と同じ組がよかったかななんて
・・・。」
「え?」
「いや・・その・・なんていうか先輩たまに元気ない時があるからえりが
その・・そういう時はそばにいて励ましてあげたいかなって・・・。
あー私なに言ってるんだろう!!」
急に顔を赤らめて恥ずかしそうにしている。
「あーもう今日は寝ます!」というとそのまま僕のベットにごろんと寝転がり
目を閉じる亀井さん。
「あのー寝るってここは私の部屋なんですが・・・しかもシングルなんで・・」
とまったくわけのわからない事を言っている自分。
「亀井さん?あのー・・」今度はブランケットを肩までかけてどうしても
動かないつもりらしい。
「僕は床で寝たくないんですが・・・」
というと亀井さんは横を向いて横向きでやっと寝ることができるぐらいの
スペースをつくり手でそこをポンポンと二回叩いた。
終いにはうそのいびきを微笑みながらかき始めた。
「亀井さん?もうたのむよー(泣 」といいつつさっさと床で
ねることを決断できない自分が軽く情けない(泣
166 :
名無し娘。
:2003/12/13(土) 02:47
「いやーやっぱりさーいくらメンバー同士つってもさすがにまずいわけで・・
マネージャーさんも心配するだろうし・・そのー俺寝相悪いから
そんな狭いベットだと落ちる可能性もあるわけで・・・」
言っていることが支離滅裂だということに気づいていない。
彼女はというと・・・狸寝入りをしつつまたポンポンとベットをたたく。
するとまたドアベルが鳴った。
「もうーこんなときにだれだよー!」開けないわけにもいかないので
ドアに向かう。なんか騒がしいのでいやな予感がしたが構わず開けた。
「先輩!まだ起きてました?私たちの部屋でトランプ
やってるんです。一緒に遊びませんか?」
そこに立っているのは・・田中さんと道重さんのふたりだ。
これはまずい。まちがいなくまずい。
「いやーそのーもう遅いしさー。」しかし遅かったようだ。
「あー!えりー先輩の部屋で何しとー!」
「しかもえりベットに寝てるじゃんかー!」
「いやーそのこれは違うから。ね?亀井さんあれだよね。
相談があるからってそれで話を聞いてただけで。」
「なんかあやしかー」
「そんなことないって!」
「先輩あせってるー(笑」
こんなときの二人はホンと憎たらしい。
「先輩は同じ乙女組の後輩よりさくら組の後輩のほうがかわいいんだー。」
「いやーそんなことはないって。みんなかわいい後輩なわけで・・」
「先輩優柔不断ですよー(笑」
二人にがっちり両腕を組まれてもう彼女たちの部屋に行くしかない状況である。
「って冗談ですよ。みんなで遊びましょうよ。えりもいくよー。」
「・・うん・・。」
ベッドからおりてくる亀井さん。かぎを取りにいく時にすれ違った
亀井さんがぼそっと
「先輩の・・ロリコン・・(怒」
「っえ?」
呆気にとられる僕。あなたロリコンの意味わかって言ってますか?
納得がいかない。僕もロリコン呼ばわりされて黙っている訳にはいかない。
・・・がなんとなく何をいっても説得力に欠けるような気がしたので
そのままドアへと歩いていった・・・(泣
167 :
名無し娘。
:2003/12/13(土) 15:11
( ゜皿 ゜)<マッタクダ、コノロリコンガ!
168 :
名無し娘。
:2003/12/13(土) 18:09
俺はおとめだったのか
169 :
名無し娘。
:2003/12/13(土) 22:17
>163-166
そろそろコテハン付けてくんないかなぁ
170 :
名無し娘。
:2003/12/13(土) 23:58
(笑とか使わないほうがいいんじゃ
171 :
名無し娘。
:2003/12/14(日) 17:33
そろそろ亀井以外も書いてね
172 :
名無し娘。
:2003/12/14(日) 17:34
そろそろ亀井以外も書いてね
173 :
名無し娘。
:2003/12/14(日) 17:36
夢見男が来なくなって半月
174 :
名無し娘。
:2003/12/14(日) 20:01
あなたの書く亀井は最高ですよ
(;´Д`)ハァハァ (*´Д`)/lァ/lァ (*` Д´)//ア//ア!!
175 :
名無し娘。
:2003/12/15(月) 01:34
この板の雰囲気的にレスしてよいのかわかりませんが
>>167
いえけしてロリコンでは・・・
>>168
一応今回だけかもしれません。
>>169
コテハンですか。恐れ多い気もしますがでは次回から付けてみます。
>>170
ご指摘ありがとうございます。ぼくも違和感はあったんです。
次回更新時はその辺気をつけたいと思います。
>>171
今現在一番書きたいのが亀井さんですがなんとか挑戦してみます。
>>174
ありがとうございます。純粋に喜んでいただいてうれしいです。
長々とすいませんです。自分自身がこの板好きなんで
できるかぎり書いていければなと思います。それでは失礼します。
176 :
甘夏みかん
:2003/12/15(月) 16:31
さっそくですがコテハンこれでいかせていただきます。
今まで亀井さんばかり書いてまいりましたが今回はじめて
ほかのメンバーに兆戦しました。楽しんでいただければ。
177 :
甘夏みかん
:2003/12/15(月) 16:34
12月もいよいよ中盤に入りますます娘。たちも特番などで忙しくなってきている。
まー確かに一年でもっとも忙しい時期といってもいいだろう。
さらにお正月からのライブのリハーサルもこなさなければならない。
そんな時でも元気な矢口さんやよっすぃーを中心になんとか
みんながんばっている。
そんなある日、リハ後忘れ物をしたことに気づいて楽屋に戻った。
もうみんな帰って誰もいないだろうと思いつつドアを開けた・・・が、
そこには矢口さんがいた。しかも顔を両手で持ったタオルに埋めて。
「矢口さん・・・」
「みるなー」
そう言ってくるっとこちらに背を向ける。微妙に肩が震えている。
いつも元気に振舞っている矢口さん。その小さい体のどこからあんなすごい
パワーが出てくるんだろうっていつも思う。娘。のムードメーカーで
ぐいぐい僕らを引っ張っていってくれる。
でもほんとは人一倍繊細な部分を持ち、プレッシャーに押しつぶされそうになりながらも
大きな壁にぶつかった時は努力でそれを乗り越えてきた人。
そんな部分はこれっぽっちも見せないけど。
僕はそばにあった椅子を持って矢口さんのそばまで行きそっと座った。
「なんだよー見せもんじゃなっ・・」
僕は彼女に最後まで言わさずそっとその小さい体を胸によせた。
「・・やさしくすんなよー。今おいらそんなことされたら・・・」
「わかってます。」
「なんだよー生意気だぞ。」
178 :
甘夏みかん
:2003/12/15(月) 16:36
なんて言いつつも矢口さんはそのまま僕の胸に顔をうずめたままだ。
まだ体の震えは止まらない。僕は彼女の頭をやさしくなでる。
「ったく。後輩のくせに子ども扱いしやがって・・・」
「たまにはいいじゃないですか。」
「・・・うん・・・」
そんな状態がしばらくつづいたがだいぶ矢口さんも落ち着いてきたようで
僕に顔を見せないようにそっと体を離した。たぶん泣きはらした顔を僕に
見られたくないのだろう。こういうところは矢口さんらしいなと思う。
「矢口さんもう大丈夫ですか?」
「なにが?」
「いやなにがって。」
「勘違いすんなよ。おいらただ化粧落とそうとしてただけだからな。」
「ふっ」
思わず吹き出してしまう。
「まったく素直じゃないなー。ジャー誰でしたっけいままで僕の胸で
泣いてたのは?」
「はーそんな人知りませーん。そんなことより早く帰らなくちゃ。明日も早いし。」
といって荷物を持って立ち上がった。けどその後起こったことはまるでスローモーション
のように僕の脳裏に焼きついている。
矢口さんはありがとうとつぶやいて
僕の頬に・・・
「っ」
「さー明日もがんばるぞー!!おー!」
矢口さんは何事もなかったように一人で気合を入れ
何も言えないでいる僕のかたをバシッとおもいっきりたたいた。
「い、いたいですよー。」
「うるさい!」そういって矢口さんは帰っていった。
でもやっぱり照れくさかったのかそう言った矢口さんの顔が赤くなって
いたことを僕は見逃さなかった。
179 :
名無し娘。
:2003/12/15(月) 20:50
撃沈されました
180 :
名無し娘。
:2003/12/15(月) 22:16
イイネイイネー
181 :
名無し娘。
:2003/12/16(火) 10:35
し、市役所行って離婚届取ってくる!
182 :
甘夏みかん
:2003/12/18(木) 18:12
最近、夢見男さんはじめ他の作者の方々もお忙しいのでしょうか。
今回あいぼんですが当方あまり関西弁はくわしくないので
その辺は特に関西の方は脳内変換していただければ。
それでは。
183 :
甘夏みかん
:2003/12/18(木) 18:14
「ただいまー。って誰もいないか?」
最近なぜか家に帰ってくると一人暮らしで誰もいないのに
おもわず口から出てしまうこの一言。
「疲れてんのかなー。ふー。」
すでに深夜を過ぎておりとりあえずリビングのソファーに腰掛ける。
いろんなことから開放され落ち着くことができる瞬間だ。
とそんな時、僕の携帯メールの着信音が深夜の静かな部屋に響いた。
こんな深夜に誰だろうと思いつつメールをチェックする。
『夜遅くごめん。まだ起きてる?』
メールはあいぼんからだった。彼女ともよくメールはするから
けして珍しいことじゃないんだけどこんな夜遅くにきたのははじめてだった。
『うん起きてるよ。どうしたのこんな夜遅くに?めずらしいじゃん。』
打ち込んで送信する。しばらくして
『あんなー別に用って訳やないんやけどなんか眠れなくて。迷惑やった?f(^_^;』
あいぼん独特の関西弁と標準語が混ざったメール。
僕はたまに聞く彼女の関西弁になんとなくほっとすることがある。
それは漠然とあいぼんの関西弁から郷愁ってものを僕が感じている
からかもしれない。
184 :
甘夏みかん
:2003/12/18(木) 18:14
『全然、今帰ってきたところだし。よかったら今電話で話そうか?』
『ええねん。電話代もったいないし隣の部屋でおばーちゃんもう寝とるしな。』
あいぼんのこういうさりげないやさしさにいつも感心させられる。
『そっか。で最近どう?ってほとんど毎日あってるけどさ(^^*)』
『毎日楽しいで。忙しいけど。そっちこそどうなん?』
ほぼ毎日顔を合わせてはいるけれど15人という大所帯のなかで
こういったなにげない会話というものは実は埋もれがち。
常に一緒にいることが当たり前になりすぎてものすごく近くにあるものが
見えなくなることがある。
『うんやっぱ忙しいよな。こないだなんか俺三時間しか寝れなくて
次の日仕事死にそうだったもん。でもいつもうるさい誰かさんたち
の相手しなきゃいけないから大変だよ。』
『いつもうるさい誰かさんたちって誰のことやねん(-_-#)怒るでー!』
『なんだ自分でわかってるじゃん。(^^*)娘。ツートップには
毎日泣かされてますよ(T-T)』
普段あまり使わない顔文字が携帯の画面に踊る。
しばらく返信がこないので待っていると今度は電話の着信音が鳴った。
その着信音から誰が掛けてきたのかすぐわかったけどしばらく携帯を
見つめてやっと通話ボタンを押す。
「もしもし。」
「もしもし・・・ごめん。なんか急に声聞きたくなってん。眠たかったらすぐきるけど。」
「大丈夫だよ。それよりどうした?なんか変だぞ。」
「ほんとなんでもないねん。ただどうしても眠れへんねん。せやから声きいたら安心するかなおもて。」
「そっか。じゃー子守唄でも歌ってあげようか?」
「子守唄ってうちもう子供やないで。」
「ごめんごめん。ついね。」しばしお互い沈黙。
185 :
甘夏みかん
:2003/12/18(木) 18:15
「なーうちってやっぱまだ子供やろか?どう思う?」
「うーん正直まだそういう部分がないわけじゃないけど。でも最近のあいぼん見てると
少しずつなんていうんだろうな、大人っていうかおねーサンらしくなってきたというか。
でもさー俺は子供っぽいあいぼんすきだけどな。」
「うちは早よー大人になりたいねん。いつも子供っぽく見られるのはいやや。
どうしたら早よー大人になれるんやろか?」
「そんな急いでならなくてもみんないつの間にかなってるもんだよ。こうしたら大人とか
何歳になったら大人とかってもんでもないと思うし。」
「それでもうちは大人になりたいねん。自分大人やって自覚してるやろ?」
「俺?そうだね一応そのつもりだけど。年齢的にはどうなのかわからないけどもう周りの人たちは
そう思ってるだろうし責任もちゃんとあるし。」
「そやねん。いくら自分が大人やって思っても周りが認めてくれへんかったら子供やねん。」
再び二人の間に沈黙が流れる。
「も、もしやでもし好きな人がもう大人で,でもうちの事は子供にしか見てくれへんかったら・・なんか悲しいやん。
好きって気持ちに大人も子供もあらへん思うねんけど。やっぱあかんねん。なー・・・うちのこと
大人として見てくれへん?」
「え?」
「いや、あ、あれやでメンバーとしてな。へ、変なこと言うてんのとちゃうで。急には無理かもしれへんけど・・・」
「うん分かった。これからあいぼんのことはちゃんと大人として扱います。」
「ほんまにほんま?絶対やで!約束やで!!」
「ほんまにほんま。」関西弁をまねてみる。
「そっか。なんかそれ聞いたら眠たなってきたわ。ほんまありがとう。それじゃーもうきるで。
おやすみ!また明日な。」
「おやすみ。またね。」
電話を切ってまた静かな部屋にもどる。僕の顔は緩みっぱなし。
大人とか子供とかって気にしてるってことはやっぱりまだ子供なわけで
精一杯背伸びをしようとしている、少しでも大人に近づこうとする微妙なお年頃。
本人はそれにまだ気づいてないみたいだけど。
あいぼん・・・僕はそのままのあいぼんがいいな。幾つになってもさ。
186 :
名無し娘。
:2003/12/18(木) 23:57
>>181
お、落ち着け!お前はまだ結婚してない!
187 :
名無し娘。
:2003/12/19(金) 14:00
いや〜、珍しいね。あいぼんは。
なんかすごく新鮮で(・∀・)イイ!!ね
どうでもいいかもしれないけど、メンバーの数って一応16人じゃないの?
188 :
名無し娘。
:2003/12/21(日) 00:00
亀 井 不 足 !
189 :
甘夏みかん
:2003/12/21(日) 00:30
>>187
あ、すいません。言われて気がつきました。16人です。
>>188
えーではちょっと早いですがえりりん誕生日記念ものをUPします。
今回も例によっていまいちな作品ですがたのしんでもらえればと。
ではいきます。
190 :
甘夏みかん
:2003/12/21(日) 00:33
「「お誕生日おめでとー!!」」
今日12月23日は言わずと知れた亀井さんの誕生日。
朝からお祝いムードでプレゼントをもらったりしている
亀井さんもうれしそうだ。
僕はというと当然プレゼントは用意してあるわけで
「亀井さん。誕生日おめでとう。はいこれプレゼント。」
「あ先輩!ありがとうございます。うれしい。あけてもいいですか?」
「たいしたものじゃないけど。」
「あーかわいい!ありがとうございます。」
僕も使っているPottery Barn のキャンドルやら雑貨やらをうれしそうに
手にとる彼女。
「あーこれいい匂いしますね。」
「うん。僕もお気に入りでよく使ってるから。」
「じゃー先輩の部屋と同じ匂いですね。」
「まーね。」
「お揃いって良いですよね。早速今日から寝る前とか使ってみますね。」
僕のプレゼントを大事そうに再び包んで鞄の中にしまう彼女。
「先輩あのー今ちょっと時間ありますか?」
「うん。」
「じゃーちょっときてください。」
と言って亀井さんは僕を引っ張っていった。
そのいつになく強引な彼女に少しとまどいつつただ後ろをついていく。
そして非常階段の前まで来て彼女は立ち止まった。
普段めったに人が通らない場所だ。
「先輩、本当に誕生日プレゼントありがとうございます。エリ、すごくうれしいんです。
先輩にはじめてお祝いしてもらったから。」
「イヤー別にそんな対したことしてないし。」
「ううん。そんなことないですよ。」
思った以上に喜んでいてくれるみたいだ。
「でも先輩・・・明日って何の日かわかりますよね?」
「明日?えーとイブってこと?」
191 :
甘夏みかん
:2003/12/21(日) 00:35
「はい。」
「あのーエリの誕生日って23日じゃないですか。だからいつも家では誕生日とクリスマスいっぺんに
祝いしちゃうんです。だからプレゼントも毎年一つしか貰えなくて。でもやっぱりクリスマスは
クリスマスでちゃんとお祝いしたいし、プレゼントもほしいんです。
だからー・・・そのー・・先輩からもクリスマスプレゼントほしいなって。」
「でも毎年娘ではプレゼント交換してるんだけど。」
「そうじゃなくてちゃんと先輩からもらいたいんです。しかも先輩にしかプレゼントできないものが。
我侭ってわかってます。だめですか?」
「わかった。で何か特別欲しい物でもあるの?」
「・・・はい。」
「いってごらんよ。何でもほしいものプレゼントするからさ。」
「ほんとですか?」
「あー。25日までには用意しておくからさ。」
「違うんです。いますぐ欲しいんです。」
「今すぐ?ちょっと急過ぎ・・・」
そう言っているうちに亀井さんは階段を一段だけ登ると後ろを振り向いた。いつもなら見下ろすはずの彼女の顔が
今は僕の目の前にある。そして彼女は何かを訴えるように僕の顔を少しだけ見つめたあと目を閉じた。
僕の心拍数は一気に跳ね上がり彼女にも聞こえてしまうんじゃないかって思った。
「せんぱぃ・・・」
僕は覚悟を決め一瞬周りに人がいないのをを確認して
聞こえるか聞こえないかぐらいの声でそうつぶやいた薄いピンクのルージュが引いてある彼女の
唇にそっと自分の唇を重ねた・・・
「ありがとうございました・・・うれしかったです・・・」
「ちょっと早いけど最高のクリスマスプレゼントになりました。」
そう言った亀井さんは今まで見たこともないくらいの笑顔で。
「そうだ。あのさ亀井さん俺にはクリスマスプレゼントくれないの?」
「あげません。」
「なんで。それじゃー不公平だよー。」
「ふふ・・えーとそれは来年までまってください。エリが16歳になるまで・・・」
「な、なにそれ・・・」
亀井さんまさかそれって・・・いやそんなことないよね?ね?
僕は冷静さを保つのに精一杯でそのあとした会話はほとんど覚えていない。
192 :
188
:2003/12/21(日) 00:53
さっそくきた!
(;´Д`)ハァハァ (*´Д`)/lァ/lァ (*` Д´)//ア//ア!!(*` Д´)//ア//ア!!
あんたもう最高だよ!
193 :
名無し娘。
:2003/12/21(日) 01:54
勃起してもうた…
最低だ俺
194 :
名無し娘。
:2003/12/21(日) 02:31
>>193
シンちゃんハケーン
195 :
名無し娘。
:2003/12/21(日) 09:53
し、市役所行って婚姻届取ってくる!
196 :
名無し娘。
:2003/12/21(日) 11:13
↑1年待て
197 :
名無し娘。
:2003/12/21(日) 15:19
>>195-196
ワラタ
198 :
とある夢見男1号
:2003/12/23(火) 02:18
今日は、12月23日。
僕は、亀井さんと一緒にコンビニへ買い物に出かけていた。
「明日のプレゼント交換、楽しみです」
お菓子を品定めしながら、不意に亀井さんがそう言う。
「そうだね〜。ちなみに、どんなの買ったの?」
「ふふっ・・・秘密です」
僕の問いかけに、そう言って亀井さんはちょっぴり不敵に微笑んでいた。
「はい、どうぞ」
その帰り道、僕はさっき買ったばかりのサンタの人形を亀井さんに手渡した。
「・・・え?」
突然のことに目をパチクリさせている亀井さんの手の中で、お菓子の詰まった袋をサンタが揺らしている。
「ほら、今日誕生日だろ? ついでみたいになっちゃったけどさ」
その瞬間、顔一面にぱぁっと笑顔の広がった亀井さん。
「えへへ、やったぁ・・・」
小さなサンタをぎゅっと大事そうに抱きしめながら、亀井さんは嬉しそうに僕の隣をトコトコ歩いていた。
「あーっ! 絵里だけずるかー!」
「・・・・・・ずるい」
楽屋に戻ると、
クリスマスプレゼントと勘違いした田中さんと道重さんに、さっそく亀井さんは囲まれていた。
「「・・・・・・」」
そして、2人はおもむろに僕をじぃっと無言で見つめてくる。
「・・・分かった。ジュースでよけりゃ、ついて来い・・・」
はぁと溜息をつきながら廊下を歩く僕の後ろを、3人の女の子がキャッキャ言いながらはしゃいでいた。
「マジで何の日か分からなくなってきた・・・」
チャリンチャリンと自販機に小銭を入れながら、僕は一人愚痴をこぼす。と、その時。
「天皇誕生日」
そう一言さらっと言いながら、いつのまにか現れた藤本さん。
ピッ、ガシャンッ。ちょうど僕が小銭を入れ終えた自販機のボタンを押し、フッと笑って午後ティーを買っていった。
「・・・かっこよかー」
田中さん。何か間違ってるよ、それ。
199 :
名無し娘。
:2003/12/23(火) 02:25
狼の6期スレに書けそうだな
まだあるのかあれ
200 :
名無し娘。
:2003/12/23(火) 11:56
200
201 :
名無し募集中。。。
:2003/12/23(火) 13:16
やっぱ夢見は一味ちゃうわ。
ミキティ(・∀・)イイ!!
202 :
名無し娘。
:2003/12/23(火) 13:36
うん、さすがだと思う。
夢物語と下手な妄想の違いだね。
203 :
名無し娘。
:2003/12/23(火) 17:31
萌えるねー
夢見タンもみかんタンもグッジョブ
204 :
名無し娘。
:2003/12/23(火) 20:24
http://www.omosiro.com/~sakuraotome/live/test/read.cgi/bbs/1067780567
よもすれば新たに職人が生まれるかも
あんまり期待できないけどw
205 :
名無し娘。
:2003/12/23(火) 23:01
「おはようございまーす」
そう言って楽屋のドアを開けたが、中には誰もいなかった。
どうやら僕が一番早かったみたいだ。
バッグを置いた僕は、ふと、楽屋の隅に二つ並んだロッカーが気になった。
まさかとは思うが、一応、ロッカーと壁との間を見てみる。
……亀井さんがいた。
「あ、おはようございます」
「おはよう」
狭い隙間に挟まったまま笑顔であいさつする亀井さんの姿はちょっとシュールだ。
「亀井さんって狭いところがホント好きだよね」
「はい、落ち着くんです。先輩も一緒にどうですか?」
そう言って僕の場所を空けるように、スススッとさらに奥へと入り込んでいった。
「あ、いや、僕にはちょっと狭すぎるかな」
ロッカーと壁との隙間は僕の体が入るにはちょっと幅が足りない。
「そうですか……」
亀井さんは残念そうな顔で下を向いてしまった。
それを見て僕はあわてて話題を変えた。
パシャ!
そのまま僕と亀井さんが話をしていると、突然フラッシュが瞬いた。
ビックリした僕が見ると、そこにはカメラを構えた矢口さんと心配そうな顔をした安倍さんがいた。
「いいネタ拾っちゃったー。題して『ロッカーと話すバカ』」
矢口さんはうれしそうにキャッキャッと笑っている。
「最近いそがしかったから……クエン酸いる?」
安倍さんはバッグをゴソゴソとかき回しだした。
「違いますよ!そこに亀井さんが……あれ?」
隙間を見るとさっきまでそこにいたはずの亀井さんの姿が消えていた。
「どうしたんですかぁ?」
矢口さんと安倍さんの後ろから亀井さんが声をかけてきた。
「エッ!?」
「亀井こっちにいるじゃん!」
「大丈夫?病院行く?」
笑いながらカメラを僕の顔に向ける矢口さんとさっきよりも心配顔になった安倍さんの後ろで
亀井さんはいたずらっぽい笑みを浮かべていた。
それを見た僕は、僕が矢口さんと安倍さんに気を取られている間に
亀井さんは反対側からこっそり抜け出たんだと気付いた。
『あー、やられた……』
僕と目があった亀井さんは笑顔のままぺロッと小さく舌を出した。
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