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俺と娘。の夢物語〜in 狩狩〜

126 :とある夢見男1号:2003/11/23(日) 02:03

今日、何人かと一緒にコンビニへ買い物に出かけた。
外はぴゅうぴゅうと強い風が吹いていて、矢口さんなんて飛ばされそうだった。

「うわわっ、飛ばされそうや!」
その時、隣を歩いていた加護ちゃんが、そう言いながら頭を押さえて小さくなる。
「加護ちゃんは多分大丈夫」
顔にパラパラと当たる落ち葉を払いのけながら、僕は余計なことを突っ込んでみた。
「・・・うっさいわ! あほ!!」
どしんっ。即座に加護ちゃんは反撃とばかりに背中に体当たりをかましてくる。
顔をしかめて後ろを振り返ると、後ろを歩いていた高橋さんが楽しそうに笑っていた。

帰り道、風はまだ通りの街路樹をざわざわと揺らし続けていた。
「あ〜、寒っ。そや、ここに隠れとこ」
そう言うと、さっきは体当たりをかましてきた背中に、加護ちゃんがぴとっとくっついてくる。
「何だよー。歩きにくいだろ」
「ええやんか、別に。いつもよりお菓子少ないから、その分軽いねん。飛んでまうわ」
そう言いながら、加護ちゃんは僕の肩口でお菓子の入ったコンビニ袋を「ほれほれ」と揺すってみせる。

仕方ないなあと思いながら後ろを振り返ってみると、
僕の後ろを歩いていた高橋さんが、おもしろくなさそうな顔をしてスルメをもそもそ食べていた。

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