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俺と娘。の夢物語〜in 狩狩〜

261 :とある夢見男1号:2004/01/13(火) 00:35

「光る汗 Tシャツ 臭いがした〜♪」
今日、楽屋にいると、
石川さんが鼻歌を口ずさみながらハロモニで貰った牛タンを炙っていた。
その隣では、とあるニュース速報を見たという辻ちゃんと加護ちゃんが、虎視眈々と箸を持って待ち構えている。

「ガキさん、何やってるの?」
そんないつもの風景を眺めながら、僕は何やら熱心に取り組んでいる新垣さんにそう尋ねた。
「はい? あぁ、これです!」
そう言って、新垣さんはかわいらしいファイルを僕に見せる。それには、娘。のカードがびっしり入っていた。
「うわー、まだ持ってたんだー」
「当たり前じゃないですかー。新しいのもあるんですよー」
そう事も無げに言う新垣さんは、先日出たばかりの新しいカードをせっせとファイリングしている。
「ほら、こんなのもありますよ」
「うわっ、これやばいなー。『I WISH』の頃だ・・・」
そう言って新垣さんが見せたカードには、僕のデビュー当時の姿。気恥ずかしくも懐かしい、そんな気持ちになる。
僕がリアクションを見せるたびに、新垣さんは何だか得意げな様子で楽しそうに笑っていた。

「あれ? これって・・・」
ファイリング中の新しいカードの中から、僕はあるカードを取り出す。それは、新垣さんのカードだった。
「自分のも買うんだ」
「はい。こういうのは全部集めないと何かヤなんで」
苦笑交じりの僕の言葉にも、新垣さんはさらりと応える。今日の新垣さん、かっこいい。
「このガキさん、かわいいね」
「え? いやー、そんなことないですよー。でも、それ、お気に入りなんで2枚買っちゃいました」
僕が持ってるのと同じカードを取り出しながら、そう言って新垣さんはちょっと照れ臭そうにしていた。

「というわけで、それあげます。大事にして下さいね」
「へ!?」
いきなりの申し出に、きょとんとしてしまう僕。
でも、目の前でニコニコしている新垣さんを見て、僕は素直にお礼を言うとカードを受け取った。

新垣さん、何だか嬉しそうだった。

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