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仏を信じよ!

1 ::2003/09/17(水) 10:27
仏を信じよ!

164 :名無し娘。:2004/02/22(日) 04:12
(; `.∀´) ナ、ナンダッテー !! (` Д ´ (`〜´O;)

165 :ノストラモムス。の大予言:2004/02/22(日) 22:14

 【百詩篇集 第9巻 4篇】

 翌年氾濫ありて露出せん
 二人の首領選ばれしも最初の者耐えられず
 仲間一人の隠れ家に逃げる影ありて
 最初に耐えた者略奪さる


「露出」と言えばもちろん、『ブレーメンの音楽隊』における辻希美の入浴シーンのことであろう。
特に「氾濫」という言葉は、それが水に関係するものであることを表している。

「翌年」というのは、その撮影が前年に行われたことを意味しており、
「二人の首領」というのは、モーニング娘。のツートップである辻希美と加護亜依のことである。
そして「選ばれた」というのは、この二人が入浴シーンの候補として選ばれていたことを意味しており、
あいうえお順で名前が「最初の者」である加護がそれに抵抗を示したことで、
最終的に辻が選ばれたということなのであろう。

三行目の「隠れ家」というのは当然、ドラマに登場する洋館のことであり、
「仲間一人」「逃げる影」が登場人物である幽霊のケン坊を表したものであることは言うまでもない。

問題は四行目であるが、「最初に耐えた者」というのは、当然入浴シーンに耐えた辻ということになる。
しかし、それが「略奪さる」のであるから、入浴シーンでヲタを萌えさせた辻の回よりも、
入浴シーンの無い加護の回の方が視聴率が高いということを予言しているのかもしれない。

ノストラダムスの予言が的中するかどうか、興味深いところであろう。

166 :ノストラモムス。の大予言:2004/02/22(日) 22:14

 【百詩篇集 第3巻 91篇】

 長き間に乾き枯れていた木は
 一夜にして再び緑とならん
 王は病に伏し、王子は足に包帯を巻く
 敵は帆をたたむのを怖れよう


二行目の「緑」という言葉から、これが小川麻琴を予言した詩篇であることがわかる。
彼女が加入直後から劣化し続けていたことはヲタなら周知の事実であり、
それが「長き間に乾き枯れていた」というまさに的確な言葉で表されている。

しかし、そんな彼女にもやがて転機が訪れるのであって、それが二行目において書かれていることである。
「一夜にして」というのは、当然夜の番組においてということであるが、そこで思いつくのはもちろん、
小川がいじられまくり、全国にその存在をアピールした『うたばん』であろう。
あの時の小川の衣装は「緑」であり、彼女は一躍、『緑の人』としてブレイクしたのである。

そして、そんな小川の活躍により、『うたばん』は「帆をたたむのを怖れた」のであるが、
これは数字が取れず、モーニング娘。の扱いを減らそうとしていた「敵=上層部」が、
その方針を考え直さざるを得なかったことを意味しているものと思われる。

なお、三行目の「王」は当然リーダーの飯田圭織のことであり、「病に伏し」というのは、
彼女が『うたばん』において、強烈な個性を発揮しなくなっていたことを表している。
そして「王子」であるが、これはバラエティ班筆頭である吉澤ひとみのことと解釈すべきであり、
「足に包帯を巻く」というのは、彼女の激太りをそのように例えたものと思われる。

保田卒業後の『うたばん』で、飯田と吉澤の二人が数字を取り戻すことができず、
思わぬ伏兵であった小川がそれを食い止めたというのを、ノストラダムスは予言していたのである。

167 :ノストラモムス。の大予言:2004/02/22(日) 22:14

 【百詩篇集 第1巻 65篇】

 手なき子供、すさまじき雷電に仰天す
 王子はテニスの競技で負傷
 活発でありし稲妻に山丘打ち砕かれ
 三人は柏木に鎖でつながれん


これはモーニング娘。第5期メンバーの加入直後の騒動を予言した詩篇である。

「手なき子供」というのは、才能が枯渇し、もう打つ手が無くなっていたつんく♂のことであり、
彼が「仰天」した「すさまじき雷電」というのは、紺野のとてつもない音痴のことである。

しかしその「王子=紺野」は、『うたばん』の大玉転がしの企画で「負傷」したのであり、
「テニス」とあるのは、ノストラダムスが大玉転がしを知らなかったためにそう表現したものと思われる。

三行目は、この紺野の負傷騒動によって、
以来『うたばん』におけるそうした活発な企画が見られなくなったことを意味しており、
四行目の「鎖でつながれた三人」というのは、紺野とともに一律に注目を浴びるはずであった
高橋愛、小川麻琴、新垣里沙の三人の存在感が薄れてしまったことを表したものである。

しかし「すさまじき雷電」とあるように、ノストラダムスにとっても紺野の歌は衝撃だったようである。

168 :ノストラモムス。の大予言:2004/02/22(日) 22:15

 【百詩篇集 第1巻 15篇】

 火星は軍事力を用いて我々を威嚇し
 七十回もの血が流されるだろう
 聖職は飼桶と瓦礫となりて
 人々は彼らに対し何一つ期待しないだろう


これも第5期メンバーの加入に関する詩篇であり、特に新垣里沙についての予言である。

まず「火星」というのが新垣のことであるが、これはノストラダムスが、
「マルス」と「まゆげ」を聞き間違えたものと思われる。

そして「軍事力」で「威嚇」したというのは、新垣が金の力でメンバーに選ばれたことを意味している。
「七十回もの血」とあるから、その新垣サイドの圧力はかなり凄いものであったようであり、
彼女を加入させなかった場合、事務所にかなりの被害が出るほどであったのだろう。

結局新垣はカネとコネの力によってモーニング娘。に加入したのであるが、
しかし、事務所の中には、そうした汚いやり方に反対する人たちもいたようであり、
ノストラダムスは彼らを「聖職」と表現して称えている。
ただし、彼らは上層部から弾圧され、「瓦礫」と化してしまったのだが。

残りの四行目に関しては、今さら説明するまでも無いだろう。

169 :ノストラモムス。の大予言:2004/02/22(日) 22:15

 【百詩篇集 第1巻 85篇】

 国王は貴婦人の答えに心を曇らせよう
 大使らは彼の生命を気にかけん
 国王は二重の反する心を隠す
 二人はくよくよし、嫌悪し、妬み、そして死ぬだろう


「国王」というのは、国王のような衣装を来た後藤真希演じる太眉毛下次太郎のことであり、
「貴婦人」というのは、当然小川麻琴演じる白百合伯爵夫人のことである。

つまり、これは人気コントコーナーである『ハロモニ。劇場』の内容を予言した詩篇なのであるが、
ただし、まだ放送されていない内容であると思われるので、ネタバレの嫌な人は注意していただきたい。

まず一行目であるが、これは伯爵夫人が下次太郎に告白したことを意味しており、
それに対して下次太郎が「心を曇らせた=困惑した」ことが書かれている。

二行目の「大使」というのは、コントの中で公的な存在である婦警役の中澤裕子のことであり、
彼女が下次太郎のその困惑ぶりを心配している様子を表わしたものと思われる。
もしかすると、下次太郎が心労によって交番の前で倒れ、
中澤が痛井病院の女医の飯田圭織を呼ぶという話があるのかもしれない。

そして三行目であるが、下次太郎は伯爵夫人の告白によってかなり揺れていたのであろう。
それが「二重の反する心」というものであり、彼は無理にその想いを「隠して」いたのである。

しかし、結局二人が結ばれることは無かったようである。
「二人」は若かりし頃の二人にはもう戻れないことを「くよくよ=後悔」し、
その恋を貫かなかった昔の自分を「嫌悪」し、そして相手の結婚相手を「妬み」、
そして最後には「死」を迎えるのである。

もっとも、これは二人の別れを「死」と表現したものなのかもしれない。

170 :名無し娘。:2004/02/22(日) 22:46
いやー、いまだかつてない種類の面白さだね。

171 :名無し娘。:2004/02/22(日) 22:50
こういうのスキだわw

172 :ノストラモムス。の大予言:2004/02/24(火) 21:35

 【百詩篇集 第3巻 44篇】

 獣が人間に飼い慣れしとき
 渾身の努力と跳躍により話しはじめん
 不吉の前兆により雷が礎に落ち
 地面から離れ空に宙吊りとなるだろう


ハロプロ内には「獣」のニックネームを持つ人物が幾人か存在しているが、
この詩篇の場合、二行目以降の内容から、それが辻希美(=辻ゴリラ)だということがわかる。

辻はハロプロ関係の番組以外においては、あまり目立つことはなかったが、
しかし「飼い慣れし」とあるように、一つだけ辻が活躍した番組が存在していたのである。
それはもちろん、正月特番における巨大フラフープ企画である。

二行目の「渾身の努力と跳躍」というのがまさにその時の辻の様子を表しており、
三行目の「雷が礎に落ち」というのは、辻のフラフープが床についてしまったことを意味している。
「不吉の前兆」というのは、その時矢口が発した「あ、ついたっ」という言葉のことであろう。

なお、四行目がフラフープのことを表していることは言うまでもない。

173 :ノストラモムス。の大予言:2004/02/24(火) 21:35

 【百詩篇集 第9巻 17篇】

 第三の中で一番の者、ネロ以上の悪しき者
 勇敢にも出現し多くの人間の血を流す
 フォーヌロンを再建し
 黄金時代、死、新たな王には多くの誹謗


「第三」という言葉から、これが第3期メンバーの後藤真希を予言した詩篇であることがわかる。
「一番の者」というのは、オーディションの中で彼女が突出した存在であったことを意味しており、
たった一人だけが選ばれたことを、独裁者「ネロ」に例えたものと思われる。

二行目の「血を流す」とあるのは、彼女の加入によってモーニング娘。が一躍国民的アイドルグループとなり、
ヲタが必要以上の金を費やすようになったことを表している。

問題は三行目の「フォーヌロン」であるが、「再建し」とあるから、
これは彼女たちが所属する事務所、アップフロントのことと解釈すべきであろう。

そして四行目は、後藤加入によって「黄金時代」が築かれたことを表すとともに、
彼女の「死=引退」によって「新たな王=センター」となった高橋愛に
「多くの誹謗」が寄せられたことを予言したものである。

174 :ノストラモムス。の大予言:2004/02/24(火) 21:35

 【百詩篇集 第1巻 48篇】

 月の支配による二十年間が過ぎ
 別の君主による七千年が築かれる
 太陽がなすがまま一日を刻み始めたとき
 私の予言は全て成就し終わりを迎えるだろう


これはモーニング娘。の解散について予言した詩篇であると思われる。

「月(つき)」というのは、その読みからしてプロデューサーのつんく♂のことであるが、
「二十年」「七千年」というのは、もちろん実際の日数ではなく、
つんく♂が強い権限を持っていたのがごく初期の段階までであったことを表している。
これを信じるならば、現在のつんく♂は肩書きだけで、
実際は「別の君主=ゴースト」が作詞作曲を手がけているということになるだろう。

三行目の「太陽」が「一日を刻み始めた」というのは、朝が訪れたことを意味しているが、
これは当然、モーニング娘。のことであり、そしてまた、
「太陽」が昇ればやがて沈むという摂理を表しているものと思われる。
つまり、モーニング娘。もやがては夕陽(=売れない存在)となって解散を迎えるということである。

そして四行目には、その解散の時点でこの予言が「全て成就」することを表している。

175 :ノストラモムス。の大予言:2004/02/24(火) 21:35

 【百詩篇集 第1巻 64篇】

 夜中に太陽を目撃したと思いしとき
 半豚人が顔を出す
 喧騒、歌、天空の争いが見え
 獣たちのお喋りを聞くことになるだろう


二行目の「半豚人」という言葉から、これが安倍なつみについて予言した詩篇であることがわかる。

「夜中に太陽を目撃した」というのは、安倍が天使のような存在であることを比喩した言葉であるが、
しかし安倍にはアンチも多く、それが三行目において「喧騒」「天空の争い」という言葉で表されている。

特に「喧騒」というのはプレステ2騒動のことと思われ、
「天空の争い」というのは、それに関してネット上で「争い」が勃発したことを意味したものであろう。
ノストラダムスにとっては、インターネットは摩訶不思議な天空の装置のように思えたのかもしれない。

なお、四行目における「獣」というのは、『羊』『狼』などの「獣」の名前を持ったモ板を意味しており、
安倍がネット上で中傷されていることを、知り合いから「聞いて」知ってしまったことを表したものであろう。

176 :ノストラモムス。の大予言:2004/02/24(火) 21:35

 【百詩篇集 第1巻 92篇】

 すべてが穏やかであり、真の平和が成り立ち
 だが略奪と反乱が束の間支配せん
 人々はそれを拒絶し傷ついた町、陸、海のみが残り
 死者と囚人は百万の三分の一に達するだろう


これは『ラブマシーン』の大ヒット後のモーニング娘。の衰退を予言した詩篇である。
一行目はモーニング娘。をやたらと持ち上げていた危険な風潮が一旦落ち着き、
ヲタにとって「真の平和」と思えるような安息の日々が到来したことを意味している。
多分、第4期メンバーの加入により、バランスの取れたグループになった時のことであろう。

しかし、そうした日々もすぐに打ち砕かれるのであって、それが第5期メンバーの加入である。
「略奪」と「反乱」というのは、事務所がカネとコネを重視する方針に転換したことを意味しており、
それに反発したヲタの様子が、三行目に書かれていることである。

四行目の「百万の三分の一」というのは、売上げ枚数が徐々に落ち込んでいく過程を表したものであり、
「三分の一」であるから、それは売上げ31万枚の『Do it! Now』を予言したものであると思われる。

177 :ノストラモムス。の大予言:2004/02/24(火) 21:36

 【百詩篇集 第3巻 41篇】

 評議会でせむし男が選出されよう
 よもや地上でかくも忌まわしき怪物を見ようとは
 飛んできた一撃により眼球は破裂し
 国王の支持者は刃向かわん


これは市井紗耶香の再デビュー後のプロデューサーとして、たいせーが選ばれたことを予言した詩篇である。
一行目がそれであり、二行目・三行目はノストラダムス自身の彼に対する印象を語ったものであろう。

そして四行目であるが、これは「国王=市井」の「支持者=ヲタ」がそれに反発したことを表している。

178 :ノストラモムス。の大予言:2004/02/24(火) 21:36

 【百詩篇集 第6巻 67篇】

 大帝国に筋違いの者が訪れる
 思いやりと幸せとは縁遠い男
 生まれた床から這いでたばかりの者に治められ
 王国は大いなる不幸へと転落するだろう


「大帝国」というのは、人数を増やしすぎたモーニング娘。のことであり、
「筋違いの者」というのは、グループではなくソロとして活躍していた人物ということである。
もうおわかりだろう。そう、これは藤本美貴の編入を予言した詩篇なのである。

二行目はもう説明するまでもなく、彼女についての記述であるが、
三行目の「生まれた床から這いでたばかりの者」というのは、第6期メンバーのことである。
藤本はソロとして紅白出場を果したほどの実績と人気を持ちながらも、
オーディションで選ばれたばかりのペーペーと同じ第6期という枠に入れられたのであり、
その藤本の悔しさは本人以外には計り知れないものであったことだろう。

特に藤本はソロと並行して活動するという条件があったからこそ編入を承諾したのであるが、
しかし、その条件は決して守られることはなく、
彼女が理想とした「王国=ソロと並行」は「大いなる不幸」へと「転落」したのである。

179 :ノストラモムス。の大予言:2004/02/24(火) 21:36

 【百詩篇集 第8巻 25篇】

 秘めやかな愛により恋人の心の扉は開かれよう
 小川の中で貴婦人は辱しめを受けん
 恥ずかしいながらも好色を装い
 両親の父親は身体から魂を剥奪するだろう


二行目に「小川」とあるから、これが小川麻琴を予言した詩篇であることは明白ではあるが、
しかしその内容については、意見が分かれるところである。

「貴婦人」とあるから、やはり『駅前交番物語』について語ったものと思われるが、
しかし今のところ、この詩篇の記述に合致するような話は放送されていないことから、
やはり今後放送される予定の回を予言したものと考えるべきであろう。

180 :ノストラモムス。の大予言:2004/02/24(火) 21:36

 【百詩篇集 第7巻 16篇】

 女王の命により奥底に入らん
 そこは強力で近付き難い地とし
 三匹のライオンの軍隊は敗北
 忌まわしくも恐ろしい行為のうちに


これはハロプロの「女王」こと中澤裕子に関する詩篇であり、
それも韓国におけるファンクラブツアーのことを予言したものと思われる。

「奥底」というのが韓国のことであるが、「近付き難い地」とあるのは、
鳥インフルエンザによって、韓国への観光客が激減していることを表したものであろう。
また、『近くて遠い韓国』というキャッチコピーを表したものとも考えられる。

三行目の「三匹のライオン」というのは、ツアーに参加しながら、
韓国から狼のスレを経由してネットラジオを実況放送した人間のことを例えたものと思われる。
そのネットラジオのメインのDJ(ヲタ)は二人であったものの、「三人」とあるのは、
独自の笑いのセンスを持ち、リスナーから好評だった有田という人物を加えたためであろう。

そして、彼らが「敗北」したというのは、彼らが萌え死んだことを意味しており、
それは当然、ツーショットの記念撮影において、中澤と腕を組んだり、肩を抱いたり、
その時に腕が不可抗力的に中澤の胸に当たったりしたためであろう。

そんな行為をノストラダムスは「忌まわしくも恐ろしい行為」と表現しているが、
そこには『予想もしていなかった』という意味と、『羨ましい』という思いが含まれているのかもしれない。

個人的にはハワイよりも_| ̄|○な気分なのだが、皆さんはいかがだろうか。

181 :ノストラモムス。の大予言:2004/02/24(火) 21:36

 【百詩篇集 第10巻 72篇】

 一九九九年、七の月
 恐怖の大王が天より降り立つ
 アンゴルモアの大王を蘇らせ
 その前後は幸運に助けられて火星が君臨する


これはノストラダムスの予言の中で最も有名な詩篇であり、最も意見の分かれるものであるが、
しかし彼がモーヲタであり、モーニング娘。についての予言を数多く残していることを考えると、
この予言が何を表しているのか、それは一目瞭然なのである。

「一九九九年、七の月」とあるが、これは現在の暦に直すと1999年8月のこととされる。
ということは、「恐怖の大王」というのは、当然その月に加入した後藤真希のこととしか考えられないであろう。
そう、この有名な詩篇は後藤の加入を予言したものだったのである。

三行目における「アンゴルモア」とはモンゴロイド(蒙古人種=東アジアの黄色人種)のことであり、
その「大王」とは当然、アジアにおいて一番の経済大国である日本のことである。
しかし、日本はバブル崩壊後長い不況に陥っており、国内に絶望感が漂っていたことは記憶にも新しい。
そんな時、その絶望感を払拭し日本中に元気を振りまいたのが、「恐怖の大王」こと後藤真希だったのである。

後藤加入後にリリースされた『ラブマシーン』は空前のミリオンヒットを記録し、
その売上げは少なからずも日本の景気回復に貢献するものであったことだろう。
そしてまた、その曲の中には『日本の未来は(略)世界が羨む』という歌詞があることが知られているが、
その馬鹿馬鹿しい歌詞によって、元気を取り戻した日本人も数多くいたのではないだろうか。
ノストラダムスはそんな様子を、「アンゴルモアの大王を蘇らせ」と表現したのである。

そして四行目であるが、これは後藤が加入した「前後」、そのオーディションの模様も含めて、
テレビでモーニング娘。が流れなかった日が無かったことを表したものであるとともに、
その「幸運=後藤人気」に「助けられ」て弟のユウキまでが「君臨=デビュー」したことを表したものである。

「火星」は原語では『マルス』であり、それは戦争の神、勇ましい軍神であるから、
それがユウキ(=勇気)を表すものであることは、説明するまでもないだろう。

つまりこの詩篇は、後藤の加入を予言したものであるとともに、
日本の景気回復や、弟のユウキのデビューまでもを予言したものだったのである。
この詩篇が長らく解読できずにいたのは、そうした複合的な意味を研究者が理解できなかったためなのだろう。

182 :案内:2004/02/24(火) 21:39

【目次2】

『ノストラモムス。の大予言』 >>153-160 >>165-169 >>172-181

183 :名無し娘。:2004/02/25(水) 07:15
こりゃ凄いね。読みごたえあるわ。

184 :名無し娘。:2004/02/25(水) 07:42
>>181
そうきたか

185 :名無し娘。:2004/02/25(水) 16:26
(; ` Д ´) ナ、ナンダッテー !! 从`∀´O; (` Д ´♂;)

186 :名無し娘。:2004/02/25(水) 20:39
こういうネタもあるんだなぁ

187 :名無し娘。:2004/02/25(水) 21:35
>>185
ワロタ

188 :3を ◆XjKPPBUhLM :2004/03/05(金) 00:59
失礼します。

『新設・「さしみ賞」選考スレッド』
http://www.omosiro.com/~sakuraotome/live/test/read.cgi/bbs/1067954400/l50


このような新人賞をやっております。このスレッドの(>>31以降)作者さんは
同一の方とみなして賞をぜひ受け取っていただきたいと考えております。

賞を受けてはいただけないでしょうか?

189 :仏の中の人:2004/03/05(金) 18:03

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 ;;;ヽミゞ;,;||;/;:::':::;:::':::;:::':ノヽ;:::'::ミゞ`;;:ノ;ミゞ;:::':::;::::;:::/   [仏荘]  \ \: : : : : : :: :: : : : :
 ";"ミゞ:; ||, ̄| ̄ ̄ ̄ 彡ヽミゞ:ノミゞ;ノ:;ミ;  ̄ ̄ ̄|           | ̄
 ノミミゞ:; ||,  |  |ニlニ彡ヽミゞ:ノミミゞ;彡 ミ lニl  |     lニlニl   |
 ;;ノ彡ミi ,||ゞ, |  |___l;彡;;i;ヽミゞ;ソミ;;彡::ノミゞゞ__|゙ |     |___l___|゙   |    ;":;;:
 ノ;ヽミゞ゙||ミ;;ゝ    ノミヽミゞ;ノミミノノ;;ii;;;ヽミゞ,   |   iニニニニiニニニニi  ;::;;":;;';; ;":;;
 彡|l!:ミゞ||.  |  |ニl'ノ彡ii;ミミヽミゞ;;彡|l::lニlニl  |   i :::┌─||;i:::: i | ||  / ̄ ̄ ̄ ̄
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190 :仏の中の人:2004/03/05(金) 18:03

ピンポーン



( u_u)<ん?誰だ?こんな寂れたスレにやって来るなんて、珍しいな。





     パタパタパタパタッ

        ∈゜∂ヽyy
     く彡(^◇^〜)) 彡フ: <ちわーす、やぐバトっす〜。お手紙届けに来たっす。
         ∞
         |
     [このスレの中の人宛]





( u_u)<って、なんかそのAA見たことあるけど……。      ナンノ
       それはいいとして、そのやぐバトさんがなんの用だ?南野陽子、なんつって。

191 :仏の中の人:2004/03/05(金) 18:03

パタパタパタパタッ

∈゜∂ヽyy                            ナンノ
^◇^〜;)) 彡フ: <……ここちゃうわ。絶対ここちゃう。南野陽子って、そんな感性の奴が受賞するわけあらへん。
 ∞            そうや、絶対そうや。これは何かの間違いや。うち、きっとスレを間違えたねん……。
 |
スレの中の人宛]





(;u_u)<あ、あのお……手紙を届けに来たんじゃ?て言うか、なんで関西弁?

192 :仏の中の人:2004/03/05(金) 18:03

10分後



     パタパタパタパタッ

        ∈゜∂ヽyy
     く彡(^◇^〜;)) 彡フ: <ってかやっぱりこのスレかよ。本当にこんな奴でいいのかよ、ったく。
         ∞
         |
      [このスレの中の人宛]





(;u_u)<あ、戻ってきた。

193 :仏の中の人:2004/03/05(金) 18:04

(;u_u)<あ、あのお、手紙って何ですか?



    从,..,,
  γ  ∂゚∋
  ((〜^◇^)  <あーイヤだイヤだ。こんな奴に俺が手紙届けなきゃなんねーなんてサイテーだよ、ったく。
 く     フy-~~
 く    ノ
   从



(;u_u)<てか鳥のくせにタバコ吸うなよ……焼き鳥になったらどうすんだよ。

194 :仏の中の人:2004/03/05(金) 18:04

    从,..,,
  γ  ∂゚∋
  ((〜^◇^)  <うわー。鳥がタバコ吸ったら焼き鳥かよ。そんな単純な思考でよくネタ書きやってたな、ったく。
 く     フy-~~
 く    ノ
   从



(;u_u)<なら鳥インフルエンザの方が良かったか?時事ネタ絡めると高尚な感じがする、って誰かが言ってた。

195 :仏の中の人:2004/03/05(金) 18:04

    从,..,,
  γ  ∂゚∋
  ((〜^◇^)  <やっぱサイテーだ!おいら、こんな奴にこの手紙届けんのやだかんね。プライドが許さねー!
 く     フy-~~
 く    ノ
   从



(;u_u)<文句が多い奴だなあ。まあいいけど。で、手紙って何なんだ?

196 :仏の中の人:2004/03/05(金) 18:04

    从,..,,
  γ  ∂゚∋
  ((〜^◇^)  <しゃーねーな。せっかく久しぶりにAAパクったんだし、もう一人の奴にでも届けさせるか。
 く     フy-~~
 く    ノ
   从



(;u_u)<パクリって……久しぶりに聞く響きだなあ……。

197 :仏の中の人:2004/03/05(金) 18:04

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(;u_u)<パクリと言いつつ修正してるところが小心者の所以か……。汎用性は無いけど……。

198 :仏の中の人:2004/03/05(金) 18:05

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 |::::::::::(^◇^)<メール確認中だ。大人しく待ってろ!     |
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(;u_u)<ポストペットってよくわかんねーんだけどな。アホの坂田が「吹〜けば飛ぶよな〜」って喋るやつか?

199 :仏の中の人:2004/03/05(金) 18:05

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 |:::::::::::(^◇^)<おい仏の(略)の人、お前に手紙だ!     |
 |――――――――――――――――――――――――|



(;u_u)<略さずに『中』って書けばいいのに。ってかあの帽子懐かしいなあ……ダサいけど。

200 :仏の中の人:2004/03/05(金) 18:05

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 |::::::::::(^◇^)<詳しくは>>188を見ろ!以上だ!        |
 |――――――――――――――――――――――――|



Σ(;u_u)<見ろって、そんなのありかよ。ポストペットの意味ないじゃん!

201 :仏の中の人:2004/03/05(金) 18:05

    从,..,,
  γ  ∂゚∋
  ((〜^◇^)  <何言ってんだよ。ちゃんとポストオナペットって書いてあんだろ?牛君と蛙君ってボケはナシな。
 く     フy-~~
 く    ノ
   从



(;u_u)<ほんとだ……と言うことは、もしかして伝説の黄ばみ賞の打診?……シモネタ書いてないのに……。

202 :仏の中の人:2004/03/05(金) 18:06

    从,..,,
  γ  ∂゚∋
  ((〜^◇^)  <なわけねーだろ。さしみ賞だよ、さしみ賞。おめーだって元ネタ書きなんだから知ってんだろ?
 く     フy-~~
 く    ノ
   从



(;u_u)<元ネタ書きとか言ってる時点でさしみ賞は貰えないと思うんだけど、って誰かが言ってた。

203 :仏の中の人:2004/03/05(金) 18:06

    从,..,,
  γ  ∂゚∋
  ((〜^◇^)  <しゃーねーなー。じゃあおいらが読んでやっから、目ん玉かっぽじってよく聞きな!
 く     フy-~~
 く    ノ
   从



(;u_u)<……(他スレのネタをパクるなんて……あ、でもあれは別にいいんだよな?)

204 :仏の中の人:2004/03/05(金) 18:06

    从,..,,
  γ  ∂゚∋
  ((〜^◇^)  <……します、さしみ、スレッド……このような、をやっております。このスレッドの、
 く     フy-~~ 31、さんは、の、とみなして、をぜひ、けっていただきたいと、えております。
 く    ノ      を、けてはいただけないでしょうか?……だってさ。
   从



Σ(;u_u)<漢字読めねーのかよ!!!てか、もしかしてラジオのハガキとかもスタッフが一々振り仮名を……。

205 :仏の中の人:2004/03/05(金) 18:06

    从,..,,
  γ  ∂゚∋
  ((〜^◇^)  <うっせーなー。アイドルだからそんなの知らなくてもいーんだよ。
 く     フy-~~ ってか、お前ハマみたいだぞ。漢字読めないよね〜みたいな〜。
 く    ノ
   从



(;u_u)<みたいな〜ってのやめろ。あと、これよくなくなくなくなくなくない?ってのも可能ならやめろ!

206 :仏の中の人:2004/03/05(金) 18:06

    从,..,,
  γ  ∂゚∋
  ((〜^◇^)  <意味わかんねーよ。本当にお前なんかが受賞すんのかよ。
 く     フy-~~
 く    ノ
   从



(;u_u)<てかあれだろ?どうせエイプリルフールとかってオチだろ?そんなオチ書いたらまた苦情来るぞ。

207 :仏の中の人:2004/03/05(金) 18:07

    从,..,,
  γ  ∂゚∋
  ((〜^◇^)  <おいおい、幾らなんでもそりゃネタにもなんねーぞ。まだ桜も咲いてねーっつーの。
 く     フy-~~
 く    ノ
   从



(;u_u)<でも矢口って嘘吐きだからなあ。ずっとファンを欺いてたわけだし。本当は31歳なのに詐称しちゃってさ。

208 :仏の中の人:2004/03/05(金) 18:07

    从,..,,
  γ  ∂゚∋
  ((〜^◇^)  <誰が31歳だよ!そんなアンリアルなデマをリアルに信じてんじゃねーよ!
 く     フy-~~ ったく、本当にこいつでいいのかよ。おい、3を!考え直すなら今のうちだぞ!
 く    ノ
   从



(;u_u)<あーあ、他スレと絡むと後が大変なんだぞ。自スレに引き篭るのが一番楽なんだからな。

209 :仏の中の人:2004/03/05(金) 18:07

    从,..,,
  γ  ∂゚∋
  ((〜^◇^)  <てか絡む以前に絡まれてんだよ。だからさしみ賞お前にやるってよ。どうすんだよ。
 く     フy-~~
 く    ノ
   从



(;u_u)<でも作品発表してないし……テーマは「何も無い絵里の股間には何かがある!きっとある!」だったっけ?

210 :仏の中の人:2004/03/05(金) 18:07

    从,..,,
  γ  ∂゚∋
  ((〜^◇^)  <テーマはいいんだよ。第一回だってそういうオチだったろ?気まぐれオレンジな賞なんだから。
 く     フy-~~
 く    ノ
   从



(;u_u)<ボケは完全スルーかよ。てか、てんで性悪な賞だなあ……。

211 :仏の中の人:2004/03/05(金) 18:08

    从,..,,
  γ  ∂゚∋
  ((〜^◇^)  <で、どうすんだよ。受けるのか?受けねーのか?
 く     フy-~~
 く    ノ
   从



(;u_u)<さしみ賞って、3をが、新人を、見つける賞だったよな?
       でも俺、ネタ書きを定年退職して静かに余生送ってるって感じだろ?
       今年はここでは大予言ネタくらいしか書いてないし。しかも市井の妊娠、解読できなかったし。

212 :仏の中の人:2004/03/05(金) 18:08

    从,..,,
  γ  ∂゚∋
  ((〜^◇^)  <それはお前次第だろ。つーか、さしみ賞の意味がそうだとばかりは限らないぞ。
 く     フy-~~
 く    ノ
   从



(;u_u)<そう言われれば、前回はM氏で今回は俺……。
       と言うことは、3をが、新人の分際で色んな騒動を巻き起こした問題児を、見せしめにする賞?

213 :仏の中の人:2004/03/05(金) 18:08

    从,..,,
  γ  ∂゚∋
  ((〜^◇^)  <やっと気づいたか。ぶっちゃけそういうことなんだよ。
 く     フy-~~
 く    ノ
   从



(;u_u)<マジかよ。確かに俺は狩狩板の中では一番空気が読めないネタ書きだったけど……。

214 :仏の中の人:2004/03/05(金) 18:08

    从,..,,
  γ  ∂゚∋
  ((〜^◇^)  <バーカ、冗談だ。そんなこと言ったら次から誰もさしみ賞狙わなくなるだろ。
 く     フy-~~ つーか、むしろわざと色んな騒動起こす奴らがわんさか出てくるじゃねーか!
 く    ノ
   从



(;u_u)<すでに色んな騒動が起きてると思うんだけど……。

215 :仏の中の人:2004/03/05(金) 18:09

    从,..,,
  γ  ∂゚∋
  ((〜^◇^)  <で、結局どうすんだ?
 く     フy-~~
 く    ノ
   从



(;u_u)<どうしようかな。最近あまりネタスレ覗いてないけど、面白い新人さんとか結構いるみたいだし。
       名前挙げるとまた色々騒動になっちゃうから挙げないけどさ。

216 :仏の中の人:2004/03/05(金) 18:09

    从,..,,
  γ  ∂゚∋
  ((〜^◇^)  <おいらは軍艦マーチ5の野郎だと思ったんだけどな。賭けに負けちまったよ。
 く     フy-~~
 く    ノ
   从



(;u_u)<だから名前挙げるなって言っただろ!罵倒されてもしんねーぞ!……てか賭けてたのかよ!

217 :仏の中の人:2004/03/05(金) 18:09

    从,..,,
  γ  ∂゚∋
  ((〜^◇^)  <で、結局どうすんだ?自分が新人だと思うのなら受ければいいし。
 く     フy-~~
 く    ノ
   从



(;u_u)<て言うか、俺最近モーヲタやめてるっぽいし……これ結構問題だよな。

218 :仏の中の人:2004/03/05(金) 18:09

    从,..,,
  γ  ∂゚∋
  ((〜^◇^)  <昨日飯田の『エーゲ海』と中澤のDVD買った奴がよく言うぜ。
 く     フy-~~
 く    ノ
   从



(;u_u)<だって『エーゲ海』はいい曲だったし、姉さんの曲も好きだし……。
       というか本体も桜も乙女も興味ないんだよ。はっきり言って卒メンヲタ(+飯田待ち)だし……。

219 :仏の中の人:2004/03/05(金) 18:10

    从,..,,
  γ  ∂゚∋
  ((〜^◇^)  <そう言えばつい先日にはソニンの『ほんとはね。』と市井の『4U〜ひたすら〜』も買ったらしいな。
 く     フy-~~
 く    ノ
   从



(;u_u)<なんでそんなことまで知ってんだよ。てか、自分語りはやめた方がいいと思うぞ。経験上。

220 :仏の中の人:2004/03/05(金) 18:10

    从,..,,
  γ  ∂゚∋
  ((〜^◇^)  <おめーって、つくづく運がねー野郎だなあ。つーか、むしろ時代を先取りしすぎだろ。
 く     フy-~~ 『ずっとずっと』買った三日後に市井の引退発表で、『4U』買った翌日に妊娠発覚報道。
 く    ノ     次はいつ買う予定なんだ?おいら離婚の賭けとか色々やんなきゃいけねーし……。
   从



(;u_u)<当分は購入の予定は無いから安心しろ。てかそういうの聞くと自分でも試したくなるな。いつにしよっかな。

221 :仏の中の人:2004/03/05(金) 18:10

    从,..,,
  γ  ∂゚∋
  ((〜^◇^)  <で、どうすんだよ。その疫病神がさしみ賞受けるのか受けねーのか。
 く     フy-~~
 く    ノ
   从



(;u_u)<前回はちゃんとコメント考えてたんだけどな。……断る方向で、だけど。
       でも今回はまさか自分とこに来るとは思わなかったからな。何の準備もしてないし。

222 :仏の中の人:2004/03/05(金) 18:10

    从,..,,
  γ  ∂゚∋
  ((〜^◇^)  <ぶっちゃけ、おめーこっそり引退するつもりだったろ?最後の記念に貰っといたらどうだ?
 く     フy-~~
 く    ノ
   从



(;u_u)<でもそうすると、変なジンクスが生まれちゃうかもしれないし……。

223 :仏の中の人:2004/03/05(金) 18:10

    从,..,,
  γ  ∂゚∋
  ((〜^◇^)  <生んじゃえよ。生んじゃえって。市井もガキ生むんだし。ジンクスくらい別にいいだろ。
 く     フy-~~
 く    ノ
   从



(;u_u)<……そっか。そうだよな。じゃあジンクス出産するか。そして将来は東京メッツに入団させて……。

224 :仏の中の人:2004/03/05(金) 18:11

    从,..,,
  γ  ∂゚∋
  ((;〜^◇^)  <やっぱやめろ。そんな誰もわかんねーネタ書くような奴にはやっぱ駄目だ!
 く     フy-~~
 く    ノ
   从



(*u_u)<というわけで、>>188 さしみ賞お受け致します。

225 :仏の中の人:2004/03/05(金) 18:11

    从,..,,
  γ  ∂゚∋
  ((;〜^◇^)  <あーあ。受けちまったよ。色々めんどいことになってもしらねーぞ。
 く     フy-~~
 く    ノ
   从



(*u_u)<雌鶏(めんどり)だけにめんどいってか。うん。今回も我ながらいいオチだ。

226 :仏の中の人:2004/03/05(金) 18:11

     パタパタパタパタッ

        ∈゜∂ヽyy
     く彡(^◇^〜;)) 彡フ: <やっぱおいら帰る。これは何かの間違いだ!それかそもそもこの賞は……。
         ∞
         |
      [このスレの中の人宛]










     何も無いネタ書きにも春は来る。

     でも、それもいつか、人知れずに散っていくのだろう。

     やがて来る夏の予感を残しつつ……。





     って誰かが言ってた。

227 :3を ◆XjKPPBUhLM :2004/03/05(金) 18:19
お受けいただいてありがとうございます。
副賞もなにもありませんが、これからも頑張って。

228 :名無し娘。:2004/03/05(金) 21:12
これだけの腕を持ちながら隠棲とは惜しむべきかな。

229 :名無し娘。:2004/03/07(日) 08:00
>>165とかは辻加護ユニットWの結成で新たな解釈が生まれそうだね。

つーことで復活よろ。

230 :ノストラモムス。の大予言:2004/03/07(日) 21:12

 【百詩篇集 第1巻 45篇】

 宗派の師、告発者は目の上のコブなり
 獣が小劇場にてストーリーと演出を組み立てん
 作家は古き悪戯で名をはせる
 世界は分家により混乱を究むるだろう


これは狩板閉鎖騒動と狩狩板の誕生、及びその二板並立時代を予言した詩篇である。
それを端的に示しているのが四行目であり、「分家」というのが狩狩板のことであることは言うまでもない。

二行目にある「小劇場にてストーリーと演出を組み立てる」というのは、
狩板もしくは狩狩板のスレッド(スレの特定はできないが)におけるストーリー仕立てのネタのことであり、
「獣」とあるから、『ネコ顔氏』あるいは『もののけ氏(=もののふ氏)』のことと思われる。

一方、三行目には「悪戯」という言葉も記されており、しかも「名をはせる」とあるから、
これは当然、大御所ネタ職人の『いたづら氏』のことであることは疑いの余地は無い。

問題は一行目における「宗派の師」「告発者」であるが、これは諸説があって定かではない。
ただ、「目の上のコブ」「分家により混乱を究むる」とあるから、「告白者」というのは、
狩板の権利を相続したことを宣言した狩板の新管理人のことと考えるべきであろう。

とすると残りは「宗派の師」であるが、これは狩狩板の管理人とする説と狩板の前管理人とする説、
あるいは独自の「宗派(=シモネタ)」を貫くサーω氏とする説などが提出されており、意見が分かれている。

とにかく、ノストラダムスが狩板と狩狩板の将来を心配していたことだけは間違いないようである。

231 :ノストラモムス。の大予言:2004/03/07(日) 21:15

【解読者談】

結局、市井妊娠の予言詩を見つけることはできませんでした。
もしかすると、ノストラダムスにとってそれはどうでもいいことだったのかもしれません。
多くのモーヲタがそうであるように。。。

232 :『解説シリーズ02・妖怪《裳尾鵡巣》のすべて』:2004/03/16(火) 20:31

【はじめに】

近年、新世代の妖怪とでも言うべき存在が人々の間で語られるようになったことは、
長年妖怪の研究に携わってきた私の耳にも当然聞こえるところであった。

しかし、中世から近世にかけての妖怪を対象にし、またその発生の過程や習俗・信仰との関わりを
主な研究主題としていた私としては、それらは研究の対象としてはあまりにも異質なものであり、
当初は余り興味を惹かれるものとは言い難かったことをまず述べておきたい。

しかしながら、それら新世代の妖怪について知りたいという声が私の元に届くようになり、
また既知の出版社、及びその編集者の方々から、専門家の見解を聞きたいという要望が来るに及び、
私としても何らかの対処をしなければならないと考えるに至ったのである。

そこで、最初に私の元に企画を相談しに来た、私としても馴染みの出版社である狩狩出版を選び、
その作業を始めることとなったのであるが、その当初は苦難の連続であった。
まずその対象となる新世代の妖怪《裳尾鵡巣》についての情報がかなり少ないということがあった。
これほどまでに人々の関心が集まっているにも関わらず、その正体や素性、特徴といったものが
あまり知られていないということは驚くべきことであって、それは別の意味で興味を惹かれることでもあった。

しかしながら、調べるうちに、そこに多少の信仰との関わりというものを見出すことができ、
また、その妖怪の発生過程が、中世や近世の既存の妖怪と全く変わらないということに気づくに及び、
これは一種の新世代の妖怪として学術的な研究に価する対象であると確信するに至ったのである。

233 :『解説シリーズ02・妖怪《裳尾鵡巣》のすべて』:2004/03/16(火) 20:31

その間には学界からの批判的な声も聞かれたが、それは学界の性質上仕方のないものであろう。
新しいものを異端視するのは何もこれに始まったことではなく、私もまたその学界に属する人間であるから、
そのことは十分に承知しているつもりであるが、ただ、固定化された既存の枠組みに囚われず、
新たなことに挑戦するというのが、私のこれまでの研究に対する信念とでも言うべきものであり、
それは若かりし頃から今に至るまで抱き続けてきた私自身の気概なのである。

そういう点で、この新世代の妖怪についての研究も、老いた研究者の新たな挑戦として、
温かい目で見守っていただきたいと思う所存である。これはもちろん、学界に対しての要望である。

さて、本書は妖怪《裳尾鵡巣》についての一般向けの解説本である。
私は書くことと言えば論文の他に思い浮かばないような頭の固い人間であり、
その文体もかなり難しいものとなることは想像に難くなかったが、
編集者の○○君らの尽力のおかげで、私の文章の意味を損なうことなく、
読者諸兄の誰もが容易に理解できるような文体として刊行される運びとなった。

編集者の○○君には謝意の気持ちを表したいと思う。
また、私の元に足しげく通い、この企画を練り詰めた同じく編集者の○○君、
資料整理等を手伝ってくれた編集部アルバイトの○○君にも、改めて謝意を表したい。


 2004年○月×日 清水庵にて               仏中 埜人 (ほとなか のひと)

234 :『解説シリーズ02・妖怪《裳尾鵡巣》のすべて』:2004/03/16(火) 20:31

【第一章 妖怪《裳尾鵡巣》の発生とその位置付け】


妖怪《裳尾鵡巣》は新世代の妖怪と言われるように、その発生はかなり新しいものである。
その発生時期には諸説があるが、大体1998年前後と考えていいのではないだろうか。

その発生を考える前に、まずはその妖怪《裳尾鵡巣》の名称について言及しておく必要があるだろう。
驚く人はいないだろうが、妖怪《裳尾鵡巣》は一般的に呼称されているものではあるが、正式名称ではない。
そもそも正式名称と呼べるものがあるのかどうかという議論も学術的には成り立つのだろうが、
当初は《裳尾仁愚鵡巣女円》と呼ばれていたことがわかっている。
ただし、本書では一般的な呼称である妖怪《裳尾鵡巣》に統一しておく。

(略)

さて、この妖怪《裳尾鵡巣》は、皆さんご存知のように、一人(学術的には一匹、以下同)の妖怪ではなく、
同系統の新世代の妖怪の総称であり、その個々の妖怪は当然それぞれの名称を持っている。
例えば中に〈異居田顔裏〉という妖怪がいる。詳細は個々の妖怪の説明の章において述べるが、
こうした妖怪が二十数人いるのであり、そうした妖怪をまとめて妖怪《裳尾鵡巣》と呼んでいるのである。

わかりやすい例を挙げれば、中世の有名な妖怪〈火禍厨(ぴかちゅう)〉を思い浮かべればいい。
〈火禍厨〉は台所の火を粗末にすると禍(まが=わざわい)を起こす妖怪であるが、
《歩家門(ぽけもん)》と呼ばれる系統の妖怪の一匹(この場合は匹と数える)であることが知られている。

 ※《歩家門》――
 家の外にいていつも仲間を求めて歩き回っている妖怪。普段は家の門から中へは入ってこないが、
 家の中で何か異変が起きると門から家の中へと入り、人々に対して様々な災難や福事をもたらす。
 ただし、本来は《歩祁門》であり、門(観念的領域)の外から中に「ケ(気)」を補充する妖怪であった。
 この「ケ」は「ハレとケ」の「ケ」であり、「気枯れ=穢れ」の「ケ」でもある。つまり、気が枯れると現われ、
 それを家の中に補充してくれるのであり、福をもたらす妖怪であったが、人々が悪さをすることにより、
 災難をもたらす存在へと変化していったのである。なお、後に「祁」が「家」に変化したのは、
 その「門」が観念的なものから実生活的な家の「門」として捉えられるようになったためとされる。

(略)

235 :『解説シリーズ02・妖怪《裳尾鵡巣》のすべて』:2004/03/16(火) 20:31

また、妖怪《裳尾鵡巣》はそうした個々の妖怪の総称であるが、
その中にも幾つかの枠組みと呼べるものがあり、それぞれ個々の妖怪の組合せが違っている。
例えば〈辻覗見〉という妖怪がいる。この妖怪は単独で語られている場合もあれば、
《実煮藻煮》という枠組みにおいて、他の妖怪数人とともに語られている場合もある。

また、妖怪《裳尾鵡巣》の他に、それに類する系統の妖怪もおり、例えば《寒鵡巣》が挙げられる。
こうした類似系統の妖怪の枠組みを全て統括して《葉路腐路》と呼んでいる場合もあるが、
今のところその詳細はよくわかっていない。また、そうした類似系統の枠組みを越えて、
各個の妖怪をまた新たな別種の枠組みとしてまとめている場合も見られる。
ただし、既存の妖怪においてもそうした現象は見られ、専門的には「斜津振る」と呼ばれるものである。

本書でもこうした《裳尾鵡巣》《寒鵡巣》などの枠組みを越えて再結合された別種の枠組みについては
後に触れるが、わかりにくいので、以下に簡単な図を載せておく。


 図1・妖怪の枠組み


    ↓妖怪の総称        ↓類似系統の妖怪

┌──妖怪《裳尾鵡巣》――┐┌─妖怪《寒鵡巣》―┐ ─┐
│                ││                │   │
│   〈異居田顔裏〉など  .││   個々の妖怪   │   │
│                ││                │   │ これら全てをまとめて
│ ┌─《実煮藻煮》―┐   │└────────┘   │ 《葉路腐路》という枠組みとして
│ │              │   │                 │ 扱っている場合もある
│ │   〈辻覗見〉   │   │┌―同様の枠組み―┐   │
│ │              │   ││                │   │ なお、この最も大きな枠組みの中の
│ │   〈家誤遭〉   │   ││   個々の妖怪   │   │ 個々の妖怪が、通常の枠組みとは
│ │        など .│   ││                │   │ 違う、別種の枠組みを持つ場合がある
│ └───────┘   │└────────┘   │ (※斜津振るの説明)
│    ↑枠組みの例      │                 │
└───────────┘                     ─┘

236 :『解説シリーズ02・妖怪《裳尾鵡巣》のすべて』:2004/03/16(火) 20:32

(略)


【第二章 個々の妖怪】


本章では、本書のメインでもある各妖怪について紹介していきたいと思う。
なお、それぞれ語られる地域によって名前や特徴が異なっている場合もあるが、
ここでは最も一般的に流布しているものを選んだつもりである。

237 :『解説シリーズ02・妖怪《裳尾鵡巣》のすべて』:2004/03/16(火) 20:32

1.異居田顔裏 (いいだかおり)

本来は田んぼに居る妖怪で、美人妖怪である。
働き者の百姓に対しては笑顔で微笑み、その疲れを癒す存在であるが、
ひとたび怠け者の百姓を見つけると豹変し、顔を裏返してしまう。

その裏返した顔は、まるで別人のように異なっており、
そのあまりの違いに、見た者は腰を抜かしてしまうとか。
また、その顔を裏返した後は、「ガガガガガ」という機械音が聞こえるとも。

田んぼがあまり見られなくなった昨今では、街中のオフィス街などに出没することもあるらしく、
怠け者の百姓ではなく、仕事をさぼっているサラリーマンの前に姿を現すことが多い。

とにかく、働き者には優しく、怠け者には厳しい教訓的な妖怪である。

238 :『解説シリーズ02・妖怪《裳尾鵡巣》のすべて』:2004/03/16(火) 20:32

2.矢愚痴魔離 (やぐちまり)

小人の妖怪である。特に住んでいる場所は限定されていないが、
駐車場などに突然現れることがあるという。
ただし、時間帯は限られており、深夜に出没することが多い。

どこからともなく夢遊病のように現れ、
そこにいた人に対し、矢継ぎ早に愚痴をこぼして帰っていくとか。

しかし、その愚痴を聞いた人は決して災難というわけではない。
その愚痴を聞くと、取り付いていた魔が離れていくと言われており、
実際、この妖怪に会った後で気分が晴れて元気になったという人が多い。

ただし、一つ注意しなくてはならないのは、
この妖怪には決して触れてはいけないということ。
触れると背が縮むとか、感染性腸炎になるとかいった話があるのだ。

深夜の駐車場で小人の妖怪に出会ったら、
我慢してその愚痴を聞くことに専念するのが得策だろう。

239 :『解説シリーズ02・妖怪《裳尾鵡巣》のすべて』:2004/03/16(火) 20:32

3.四獅騒肥富 (よしざわひとみ)

四匹の獅子にも負けぬほどの巨体を持ち、かなり騒がしい妖怪である。
名前にある「肥」「富」という字から、よく福を招く妖怪と勘違いされるが、
それは妖怪の外見を表わしただけのものであるから注意が必要だ。

出没する場所はどれも決まって食べ物に関する場所であり、
特に食べ残しがあるとどこからともなく現れるという。

最初はその食べ残しを食べてくれるということで喜ばれるのだが、
あまりに頻繁に食べ残しをすると、そのうち食べ残しではない普通の料理にまで手を出し、
ついには冷蔵庫の中までを勝手に漁るという。そして冷蔵庫の中の食べ物が尽きると、
最後にはちゃぶ台をひっくり返す暴挙に出るなど、とにかくやっかいな妖怪である。

この妖怪に目をつけられたが最後、食費はかさみ、
最後には破産にまで追い込まれてしまうのだ。

それを防ぐには、やはり普段から食べ物を大切にし、食べ残しをしないようにすることだろう。
ただし、ある特定の宗派のお経を読むと、納得してなぜか大人しく帰っていくとも。

なお、某局の番組において、この妖怪の姿が偶然カメラに収められたという話もあり、
原宿において食べ残しを探しているところであったと考えられている。

240 :『解説シリーズ02・妖怪《裳尾鵡巣》のすべて』:2004/03/16(火) 20:32

4.胃死禍話離禍 (いしかわりか)

人が真剣に話しているのに携帯電話をいじっていると現れ、
胃に穴が開いて死ぬかと思うくらい寒い話やギャグを連発する妖怪である。

そんな迷惑な妖怪であるにも関わらず、性質的には人に尽くす妖怪であり、
「どんなことだってするよ!悪いとこがあったら教えて?」と言って、なかなか離れてくれないという。

ただし、この妖怪から逃れるのは簡単であり、一言排便をするように頼めばいいのだ。
そうすると「しないよ!」と言って大人しく去っていくという。

この妖怪は顔色が黒く、アゴがしゃくれているものの、顔自体はかなりかわいく、
そのため、胃に穴を開けてもいいからこの妖怪に出会いたいという人もいるとかいないとか。

また、先に述べた〈四獅騒肥富〉がいる家においてこの妖怪が鉢合わせをすると、
そのちゃぶ台をひっくり返すのを止めようとするなど、
本来の人に尽くす妖怪としての一面も見られるという。

241 :『解説シリーズ02・妖怪《裳尾鵡巣》のすべて』:2004/03/16(火) 20:33

5.辻覗見 (つじのぞみ)

交差点(=辻)の角からじっと覗き見している妖怪である。
何をするわけでもなく、ただ覗き見しているだけであり、
交通事故に遭って亡くなった霊が妖怪になったものとも。

ただし、決して事故を呼び込むようなことはせず、
むしろ交通安全を祈願している良い妖怪であるという。

この妖怪を見つけたら、とにかく食べ物を供えることをお薦めしたい。
そうするとその交差点ではしばらくの間事故が全く起きなくなるという。

唯一注意しなくてはならないのは、この妖怪がフラフープをしている時である。
この妖怪は年に一度、覗き見しながらフラフープで遊んでいることがあるらしく、
そのフラフープが三十秒以内に地面に接触してしまうと、
その交差点はそれから一年間、逆に事故多発地帯になってしまうという話があるのだ。

そのため、フラフープをしている時は絶対に邪魔をしないようにしなくてはならない。
もしその時にケーキでもお供えしようものなら、食い意地の張った妖怪であるから、
フラフープなどそっちのけでお供えに手を出してしまうことだろう。

臨機応変に対処しなくてはならないのが、この妖怪の特徴であろう。

242 :『解説シリーズ02・妖怪《裳尾鵡巣》のすべて』:2004/03/16(火) 20:33

6.家誤遭 (かごあい)

訪問する家を間違えた時に現れる関西弁の妖怪である。

例えば、あなたが訪問するはずの家を間違え、別の家の呼び鈴を鳴らしたとしよう。
そうすると、どこからともなくこの妖怪が現れ、「そこは梨華ちゃんの席」と訴えるのだ。

しかし、この妖怪の特徴はそれだけではない。
一度この妖怪が現われると、その後も行く先々でこの妖怪と遭遇するようになるのだ。
そしてそのたびに「そこは梨華ちゃんの席」と訴え続け、それを聞いているうちに、
本当にそこが「梨華ちゃんの席」であるかのような錯覚を覚えてしまうという。

一度家を間違えたが最後、その後は例え間違えずに正しい家を訪れたとしても、
この妖怪はその人の前に現れ続け、その人をノイローゼにしてしまうのだ。

なお、この妖怪の発生には糞ガキどものピンポンダッシュが関係しているとも言われ、
本来は糞ガキどもを懲らしめるために創り出された妖怪であるとも。

243 :『解説シリーズ02・妖怪《裳尾鵡巣》のすべて』:2004/03/16(火) 20:33

7.他寡走哀 (たかはしあい)

一人ぼっちの妖怪。

同じように一人ぼっちで寡黙な人を見つけると、一目散に走り寄って来て、
勝手に親友認定され、さらに一緒に宝塚を見ることを約束させられてしまうという。

相手のことを全く考えずに一人、宝塚の話で盛り上がったつもりになるが、
寡黙な人は大体においてそれを断ることができないため、
さらに親近感を(勝手に)覚えられてしまうという悪循環に陥ってしまうという。

その親友扱いは相手が否定するまで続き、それを否定するとようやく立ち去るのだが、
忘れた頃に再びメールが届いたりするので注意が必要だ。

この妖怪については、一見ただの淋しがり屋の妖怪のように見えるが、
実際は一人ぼっちで自分の意見を言えない人を更生するという側面も持っており、
ある意味では福をもたらす妖怪と言えるのかもしれない。

244 :『解説シリーズ02・妖怪《裳尾鵡巣》のすべて』:2004/03/16(火) 20:33

8.汚雅話魔呼都 (おがわまこと)

田舎者の前に突如現れ、都会への憧れを増幅させる妖怪。

この妖怪自体は新潟出身であるが、東京に出て色々なことを経験したらしく、
その汚れた話や雅やかな話などをして最後には魔の都東京に呼び寄せるという。

しかし呼び寄せられた者は、最初はきりっと引き締まった顔をして覇気があるものの、
そのうち徐々にその覇気も薄れ、最後には丸々と太り、ただのおばちゃんに成り下がるという。

なお、漢字一字で<緑>と書いて「おがわまこと」と呼んでいる場合もあり、
これは大阪のNGKに出没する眉無し妖怪<緑(ちゅうじょう)>との関連も指摘されている。

245 :『解説シリーズ02・妖怪《裳尾鵡巣》のすべて』:2004/03/16(火) 20:33

9.婚ノ朝味 (こんのあさみ)

新婚さんの家に現れるエロ妖怪。

初夜を済ませた翌朝に出没することが多く、
メモを片手に「ファーストセックスは何の味でしたか?」と質問するという。

ただエロいことに興味を持っているだけの妖怪であり、特に害はないが、
あまりのしつこさに新婚の家庭を破滅に追い込むこともあるとかないとか。

早く追い払い人はお芋を供えることをお薦めしたい。
そうすると「完璧です!」と言って大人しく帰っていくという。
ただし、最後に一緒にプリクラを撮らされることもあるので注意が必要だ。

246 :『解説シリーズ02・妖怪《裳尾鵡巣》のすべて』:2004/03/16(火) 20:34

10.丹偉雅桐詐 (にいがきりさ)

貧乏人をからかう極悪非道の成金妖怪。

名前にある「丹」は朱色のことで、古代においては高貴・富裕の象徴として
珍重されていたものであり、同様に「桐」も高価な物の象徴である。

この妖怪は貧乏人の家に突如転がり込み、そこに世話になると、
そのお礼と言って高額な現金を差し出す、そこまでならいい妖怪である。

しかし、そのお礼というのが実はとんでもない代物であり、
例えば一兆円の現金の場合は、全ての紙幣が「お豆ちゃん銀行券」であり、
よく見ると肖像画が成金の「羽柴誠三秀吉」だったり、単位が「豆」だったりするのだ。

この一兆円の偽札を渡された家は、その紙幣の置き場に困ることは言うまでもなく、
その重さによって家が傾き、最後には全壊してしまうこともあるのだ。

この危機を回避するには、妖怪から渡された紙幣をすぐにちり紙交換に出して、
トイレットペーパーなどと交換してもらい、さらにそれを売りさばくのが得策であるが、
最近では地方自治体がリサイクルを義務化しているため、
そうした業者を見かけること自体が無くなっているので注意が必要だ。

247 :『解説シリーズ02・妖怪《裳尾鵡巣》のすべて』:2004/03/16(火) 20:34

11.不治喪富鬼 (ふじもとみき)

先ほどの<丹偉雅桐詐>は貧乏人を欺く妖怪であったが、
この妖怪は逆に金持ちを欺く妖怪である。

特に成金の臭いを嗅ぎ分けることに長けており、
成金の家を見つけては転がり込んで、その富を吸い尽くすのだ。

その様子はかなり凄まじいものであるらしく、
全ての財産を喪失させ、二度と立ち直れないほどにするというのだ。

ただし、この妖怪は正しいことで正当に稼いだお金には手を付けず、
汚いことをして稼いだ成金の前にのみ出没するので、庶民の味方と呼べるかもしれない。

しかし、「ねずみ小僧」などのいわゆる義賊と違うところは、
この妖怪が決して他人にそのお金をめぐんだりはしないということだろう。

なお、この妖怪については、素性などもほとんどわかっておらず、
出身地を聞かれても「真ん中」としか答えないとも。
また、しきりに「甦露懇作跡(そろこんさあと)」と呟いているとも。

248 :『解説シリーズ02・妖怪《裳尾鵡巣》のすべて』:2004/03/16(火) 20:34

12.亀家離 (かめいえり)

家で飼っていた亀が突然いなくなったら、大体はこの妖怪の仕業である。

愛情に溢れた心優しい妖怪であり、特に動物愛護に感心が強いとか。
その手始めとして、狭い水槽の中に強制的に拘束された可哀相な亀を
逃がすことを思いついたらしいが、その亀の末路はかなり悲惨である。

マンションの階段から転げ落ちて死んだ亀など序の口で、
道路に飛び出して車に轢かれ、粉々になった亀は枚挙に遑(いとま)がない。
また、街中に出てしまったために赤色と緑色の服を着た髭親父に蹴られたり、
壁際に追い込まれて百回連続で踏まれ続けられたといった話も聞かれる。

ただし、今のところ亀以外を逃がしたという話は聞かれない。
そのため、この妖怪は亀の妖怪ではないかと考えられている。

249 :『解説シリーズ02・妖怪《裳尾鵡巣》のすべて』:2004/03/16(火) 20:34

13.魅血死解白湯味 (みちしげさゆみ)

あなたが山口県を訪れ、JR宇部線を利用しようと駅のホームで待っている時、
見知らぬ女の子からお茶やお湯を差し出されても、決して飲んではいけない。
なぜなら、それこそがこの妖怪の罠であり、その白湯にはフグの毒が入っているのだ。

宇部線は本数が少なく、一時間待たされることもザラではないが、
田舎人にとってはそれが普通のことであり、それを苦痛に感じるのは都会人の怠慢なのだ。

この妖怪はそうした忙しない都会人に対する教訓的な妖怪であるが、
しかし単に血に飢えた残虐な妖怪であるとも言われている。

250 :『解説シリーズ02・妖怪《裳尾鵡巣》のすべて』:2004/03/16(火) 20:34

14.田中礼名 (たなかれいな)

車で田んぼの畦道を走っていると、突然一人の女の子から声をかけられることがある。
しかし、彼女に道を尋ねられても決して答えてはいけない。
なぜなら、そのお礼として名前を勝手に平仮名にされてしまうからだ。

この妖怪はそのように、人の名前を勝手に平仮名にしてしまうという、
全くもって意味不明の妖怪であり、その素性もよくわかっていない。

ただ、最初に紹介した<異居田顔裏>のように、昨今では田んぼ自体が少ないため、
街中においてもこの妖怪が出没することがあるという。

女の子から道を尋ねられた時は、普通なら素直に教えてあげるべきではあるが、
その場合は自分の名前が平仮名になってしまうという危険性も一応考慮しておくべきだろう。

251 :『解説シリーズ02・妖怪《裳尾鵡巣》のすべて』:2004/03/16(火) 20:34

【第三章 消えた妖怪たち】


現在確認されている妖怪《裳尾鵡巣》は前章で紹介した十四人であるが、
実はこれ以外にも幾人かの妖怪がいたことが判明している。
その消えた理由は定かではないが、その信仰上の理由によるものであろう。

252 :『解説シリーズ02・妖怪《裳尾鵡巣》のすべて』:2004/03/16(火) 20:35

15.泣か挫話憂孤 (なかざわゆうこ)

深夜の繁華街の裏通りに泣いている女性を見つけたら、それがこの妖怪である。
特に悪さをするわけではないが、暇な人以外は声をかけないでおくのが得策だろう。
ただし、個人的にはこの妖怪の話を聞くのも一興かとは思う。

この妖怪は泣きながら、田舎から都会に出て、さらに年にも関わらずアイドルに憧れ、
オーディションに応募して苦難の果てに合格し、デビューにこぎつけたものの、
その後人気は凋落し、挫折してしまったということを話してくれることだろう。

だから何だということになるが、とにかくそうした苦労話を延々と聞かせる妖怪なのだ。
注意すべきはその妖怪はかなりの年であり、その話がかなり長いということだろう。
そのため、深夜から始まった話は朝になっても止まらず、昼まで続くこともあるという。
もちろん、途中で立ち去ることはできない。そんなことをすれば鉄拳パンチが飛んでくるのだから。

ただし、その話はまったくのでたらめで、本来は福知山の狐の妖怪だとか。

253 :『解説シリーズ02・妖怪《裳尾鵡巣》のすべて』:2004/03/16(火) 20:35

16.意志愚弄妖 (いしぐろあや)

確固たる意志を持っていない人の前に現れ、その軟弱性を批難する妖怪。
外見はかなり妖艶で、大人の色気を醸し出しており、
大人の男性はもちろんのこと、大人の女性から見ても憧れるほどであるという。

この妖怪に愚弄された人は、最初こそ少し凹むものの、
最後にはこの妖怪のようにかっこよく生きたいと思うようになるのだとか。

しかし、この妖怪に会いたいからといって、決してわざと軟弱に生きてはいけない。
この妖怪は二児の母であり、子育てに忙しいのであまり頻繁には出没しないのだ。

254 :『解説シリーズ02・妖怪《裳尾鵡巣》のすべて』:2004/03/16(火) 20:35

17.福堕明日禍 (ふくだあすか)

幸せな人の前に現れ、その幸せも明日には不幸に変わっているかもしれないと注意を促す妖怪。
名前には「福が堕ちる」とあるが、これはこの妖怪の警告内容を表したものであり、
決して人を不幸にする妖怪ではないから安心しよう。

まだ幼い妖怪にも関わらず、大人顔負けの独自の哲学を確立していたが、
最近ではあまり出没することはなく、現在では美人な妖怪になっているという話もある。

例えこの妖怪に出会うことがなくても、一日一日を大切に生きることを忘れないようにするべきであろう。

255 :『解説シリーズ02・妖怪《裳尾鵡巣》のすべて』:2004/03/16(火) 20:35

18.あべな罪 (あべなつみ)

あべこべなことばかりを言っている人の前に現れ、その罪を責める妖怪。
しかし、その当の妖怪自体、朝まで徹夜でプレステ2をしていたなどといった嘘を平気で吐き、
また長い間同じジャージを着て同室の女性を困らせたりするなど、
言っていることとやっていることがあべこべだという批判もある。

つまり、この妖怪自体がそのままズバリ<あべな罪>なのであり、
この妖怪は自分と同じ臭いのする人を求めているということになるのかもしれない。

なお、その愛らしい外見から男性からは好かれており、
中には妖怪ではなく天使だと言い張る声もあるとか。

256 :『解説シリーズ02・妖怪《裳尾鵡巣》のすべて』:2004/03/16(火) 20:35

19.夜酢打傾(やすだけい)

深夜に酸っぱい臭いがしたら、近くにこの妖怪がいるので注意しよう。

この妖怪は悪臭を撒き散らす河童の妖怪であるが、それ以外には特に悪さはしない。
しかし、その悪臭はかなり強烈であるから、当然その対処法というのも必要になってくる。
でもそれは簡単だ。この妖怪が傾くくらい強烈な言葉で打ちのめしてやればいいのだ。

ただし、実はこの妖怪が女神の化身であるという話もあり、
この妖怪に優しく接した人は幸せになれるとも言われている。

筆者個人の意見としては、打ちのめすことはせず、温かく見守ってあげることをお願いしたい。
なお、この河童の妖怪が4月24日にテレビに姿を見せることになっているので覚えておこう。

257 :『解説シリーズ02・妖怪《裳尾鵡巣》のすべて』:2004/03/16(火) 20:35

20.一居詐夜禍 (いちいさやか)

あなたの家に見知らぬ女性がやって来て、一夜の宿を求めたとしても、
決して泊めてあげてはいけない。なぜなら、それがこの妖怪なのだ。

この妖怪が泊まるのはたった一夜であるが、
翌朝になると唐突に「できちゃったみたい」と言ってくるという。
もちろん一夜で妊娠が判明することもなく、それは当然詐術ということになる。

しかし、そうなった場合、あなたは決して否定してはいけない。
そんなことをすれば、その妖怪の禍(まが=わざわい)によって、
あなたの人生はきっとボロボロになってしまうことだろう。

それを回避するには、妊娠したことを肯定し、生むことに賛同すればいいのだ。
そうすると、どこか淋しげながらも満足げな表情を浮かべて去っていくという。

「据え膳食わぬは男の恥」などとのたまっている世の男性への教訓的な妖怪であろうか。

258 :『解説シリーズ02・妖怪《裳尾鵡巣》のすべて』:2004/03/16(火) 20:36

21.護刀魔鬼 (ごとうまき)

主に地方に出没するかなりきゃわいい妖怪。
けなげで地道に生きている人間には愛想よく天使のような笑顔を振りまくものの、
そうした人間を扱き使っている金にあくどい事務所の社長などにはかなりの不満を持っており、
その不満が一度爆発してしまうと、霊力のこもった護(まも)り刀でぶった切るという。

なお、地方にいて、「1等!2等!3等!4等!…」という声が聞こえてきたら、
まず間違いなくこの妖怪だと思っていいだろう。
ただし、もしあなたがその声のするコンサート会場に入ったとしても、
そのお金はほとんど事務所の社長の懐に入るので注意が必要だ。

259 :『解説シリーズ02・妖怪《裳尾鵡巣》のすべて』:2004/03/16(火) 20:36

【第四章 類似系統の妖怪と斜津振る】

(略)


【第五章 妖怪《裳尾鵡巣》の信仰と変遷】

(略)


【第六章 妖怪《裳尾鵡巣》の今後】

(略)

260 :『解説シリーズ02・妖怪《裳尾鵡巣》のすべて』:2004/03/16(火) 20:36

【あとがき】

本書は一般向けの本であり、本来ならば難しい学術的な話などは省略すべきであったかもしれない。
しかし、妖怪《裳尾鵡巣》を知りたいというからには、当然専門的な領域にも足を踏み入れて然りであり、
それは読者諸兄も当然覚悟しなければならないことであろう。
ただし、編集者の○○君の尽力により、難しい文体を平易な文体に改善し、
また専門用語等についての説明を欄外に記すなど、かなり易しい本に仕上がっているはずである。

本書では、まず最初に妖怪《裳尾鵡巣》の発生とその妖怪史における専門的な位置付けを行った。
そして次章において、読者諸兄の一番の興味である各妖怪についての説明を行った。
ただし、説明は最も一般的なものを採用し、また説明文もかなり概略的なものに仕上げたつもりである。
もし読者諸兄の中で、もっと詳しく知りたいという方がいるのであれば、
それは今後私が学会誌に発表するであろう論文を是非お読みいただきたいと思う。

(略)

さて、妖怪《裳尾鵡巣》についてはまだまだ様々な謎があり、全てが解明されているというわけではない。
それは今後の研究次第ということになるのだろうが、私ももう高齢であり、
どこまで真相を解明することができるか、自信を持って答えることはできないと言わざるを得ない。

(略)

最後に。この本がどのような評価を得るかは私自身もよくわかっていない。
しかし、読者諸兄の中で例え一人でもこの本に興味を持ってくれる人がいれば幸いである。

261 :『解説シリーズ02・妖怪《裳尾鵡巣》のすべて』:2004/03/16(火) 20:36

【解説――仏中先生の気概】                         おが憂鬱(釣り氏)

仏中氏……と呼ぶのも何か変だろう。やはりいつものように仏中先生と呼ぶことにしたい。
仏中先生は私にとって師匠であり(と私が勝手に思っているだけなのだが)、
先生のパスティーシュ作品は、私の釣り意欲を毎回増幅させてくれる威力を持っているのだ。

さて、長々と話していても仕方がないので、早速本ネタの解説に入ることにしたい。
本ネタのタイトルは『解説シリーズ02・妖怪《裳尾鵡巣》のすべて』であり、
これが本ネタ中において刊行されることになったという本のタイトルであることは言うまでも無い。
そしてその文章はいきなり【はじめに】という著者の言葉から始まっている。
この時点で勘のいい読者は、ははあ、これがパスティーシュってやつか、と思ったことだろう。

パスティーシュというのは仏語で、文学においては「摸倣作品」と訳されるが、
それは決して他人の作品をパクるということを意味したものではない。
例えば本ネタにおいては、妖怪の専門家が書いた一冊の本という体裁が取られている。
しかし、実際にそういう本があるわけではなく、それは当然創作されたものであるが、
その創作において、一般的な本の体裁を真似て取り入れているという点で「摸倣作品」なのである。

ただし、本ネタに関しては、そのものズバリ「摸倣作品」という意味も含まれており、
それは【はじめに】において見られる「清水庵」という言葉で知ることができる。

実は清水某という小説家の作品に「愛知妖怪事典」というものがあり、
愛知県の地名を妖怪に見立てて解説した本というパスティーシュ手法が取られているのである。
つまり、仏中先生はこの作品を読み、それをモーニング娘。でやってみようと思いついたのだろう。
そうなると、本ネタはパスティーシュ作品のパスティーシュ作品ということになるかもしれない。

ただし、ちょっと待ってもらいたい。本ネタを書いたのは仏中先生である。
そして、こうして最後に解説を書いているのは私、おが憂鬱である。
仏中先生の熱心な読者ならおわかりだろうが、おが憂鬱というのは仏中先生と同一人物である。
ということは、この解説を書いているのは実は仏中先生ということになり、
それは【はじめに】からずっと続いているということになってしまうではないか。
ということは、この【解説】自体もまだ本ネタの続き、ということになり、
こうして今書いていることもパスティーシュであり、だから、えーと……。     (おわり)

262 :仏中埜人:2004/03/16(火) 20:55
たまにはageてみます。

263 :名無し娘。:2004/03/17(水) 00:10
すごい

それしか感想が無い

264 :名無し娘。:2004/03/17(水) 02:37
清水好きだが、それ抜きでも面白かった

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