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とくばん〜HPシャッフルサバイバルSP〜
- 363 :ゼロ ◆ZERO/PNu7I :2004/05/14(金) 23:53
- AIR TEAM'S PHASE──
気絶していた石川だが、何かが足元にドスンと乗っかった衝撃で意識を取り戻す。
「ん、ん?」と目を開けるが、視界がはっきりせず、もやっとしている。
近くで「石川さん、石川さん!」と自分を呼ぶ声がした。
だんだん、視界がはっきりしてくるとそれが高橋だということがわかる。
「あっ、高橋。どうしてここに?」
その言葉を受け、高橋は自分がここにいるわけを話し始める。
同時に自分の足に何かが乗っかっているのに石川は気がついた。
足元を見る。とそこには誰かの上半身があった。顔を見てみるとそれは仰向けに倒れた吉澤だった。
目はかっと見開かれ、上半身はいくつかの致命傷とわかる切り傷がある。
「よっすぃ〜?」石川は起き上がり吉澤の側に行き、体をゆする。予想はしていたのだが反応はない。
- 364 :ゼロ ◆ZERO/PNu7I :2004/05/14(金) 23:55
- 「いや、あのー、石川さんがてっきり吉澤さんを殺したと思ったんですよ。」高橋は焦りながら説明する。
「何をいってるの、高橋。なんでよっすぃ〜が私を殺そうとするのよ? そんなわけないでしょ?」
石川はものすごい形相で高橋に迫る。
「いや、でも、松浦さんが…。」
「まあいいわ、で、高橋がよっすぃ〜を殺したの?」
「それはですね、あの、松浦さんがですね。」高橋はしどろもどろだ。
石川は近くに落ちていたシグ/ザウェルを拾うと、銃口を高橋の額に当て、トリガーに指をかける。
「松浦は今は関係ないでしょ? 私はあなたが殺したのかってきいているの!」
これに対し高橋は怯えたように答える。
「はい、はい、殺しました。すみませんすみま…」
石川は高橋の言葉の途中で、シグ/ザウェルのトリガーを引いた。
銃声が学校内に響き渡った。
高橋愛(モーニング娘。):死亡 【AIR 3人→2人】
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