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とくばん〜HPシャッフルサバイバルSP〜

353 :ゼロ ◆ZERO/PNu7I :2004/05/04(火) 23:11
FOOD TEAM'S PHASE──

亀井と田中が斉藤と入れ替わって2階で見張りをしていると、
保田が斉藤を連れて2階にあがってきた。

「ふー、さっぱりどうしたらいいかわからないわね。」といいつつ紙に文字を書く。
『首輪の効果は解除できた。』
「そうですか…。」亀井も同じくあたりさわりのない会話をしながら筆談を続ける。
『随分早かったですね。』
『私たちにPCを預けた人物が手伝ってくれたのか、簡単に侵入できたし、首輪のコードを無効にできた。』
田中も用意していたメモ帳で筆談に加わる。
『じゃあ、帰れるんですね』
保田はゆっくり首を振った。
『足がないからすぐには無理。船か飛行機がないと。』

354 :ゼロ ◆ZERO/PNu7I :2004/05/04(火) 23:12
「そっかあ…!?」思わず喋ってしまい、田中は慌てて自分で口を押さえる。
『それぐらい聞かれても問題ないって』斉藤も筆談に加わる。
『とりあえずこれからみんなに首輪の効力がなくなったことを知らせなければならないんだけど、
 普通に説得しても信じてもらえないかもしれないでしょ?』保田は話題を戻した。
田中と亀井は揃って頷く。
『首輪の効力を解除してから首輪を外す方法のデータがもらったPCに入っていた。
 これが結構複雑でとても1人じゃできないから斉藤さんに手伝ってもらうことにした。
 マニュアルを見ながら斉藤さんに私の首輪を外してもらう。
 これが成功して首輪がない状態でみんなを説得すれば信じてもらえると思う。
 私と斉藤さんは下に戻って首輪の外す作業をするから見張りを引き続きよろしく。』
亀井と田中は手でOKのサインを出した。
保田と斉藤は再び1階へと戻っていった。

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