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とくばん〜HPシャッフルサバイバルSP〜
- 345 :ゼロ ◆ZERO/PNu7I :2004/04/25(日) 20:47
- 「石田、状況はどうなっている?」
うたばんのプロデューサーは、首輪による監視システムの責任者である石田佳子に尋ねた。
「ええ、学校に3チームのメンバーが集まっている他は大きな変化はありません。」
「そうか。俺は仮眠をとるから後は頼んだぞ。」
「はい。わかりました。」
と言うとプロデューサーは、部屋から出て行った。
石田佳子は、4月から中途でTBSに入った新人であるが、監視システムの責任者を任されている。
なぜなら、東京でも通常の撮影があることから、うたばんのスタッフ全員を離島に連れてくるわけにもいかないので、
アルバイトを募集したりして人数を補った。
そんなわけで離島に連れてきた正社員は石田を含めて5人しかいなく、
他の人は他の人で船舶担当などの責任者になっている。
- 346 :ゼロ ◆ZERO/PNu7I :2004/04/25(日) 20:47
- プロデューサーが部屋を出て行くと部屋の中は石田とアルバイトの、合計2人だけになった。
しばらくすると、アルバイトがモニタを見て、
「あれ? 現在、システムに侵入している人がいますが、石田さんですか?」と尋ねてきた。
「ええ、私よ。ちょっと気になることがあってね。」とマウスとキーボードを適当に動かしながら答える。
と言っても本当に石田が現在システムに入っているわけではない。
(ついに来たわね。保田さん。ここからが本当の勝負よ。ま、本来は私がやるべきなんでしょうけど、
私が首輪の効力を解除してもそれを伝える方法がないし、自分でやってもらった方が実感が湧くしね。)
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