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とくばん〜HPシャッフルサバイバルSP〜
- 331 :ゼロ ◆ZERO/PNu7I :2004/04/08(木) 00:29
- EE JUMP TEAM'S PHASE──
(やっぱり人の命を奪うっていうのは最高だ。剣を突き立てる時のあの感触、たまらないぜ。
その点、銃はダメだな。人を殺す感触がない。やっぱり剣だ。)
ユウキは精神的に高揚していた。
(本当なら2人ともあそこで殺すはずだったんだが…、まあいい。俺は楽しみは後に取っておく方だからな。
さて、次の獲物はっと…。)
ユウキはレーダースイッチをオンにする。
(さすがに単独行動はあんまりいないか、うん? こいつは…。)
ユウキは診療所近くにWATERのメンバーであることを示す1つの青い点を発見した。
(この期に及んで一人で行動するなんて馬鹿なヤツだ。よし次はこいつだな。)
* *
- 332 :ゼロ ◆ZERO/PNu7I :2004/04/08(木) 00:30
- 一方ソニンは、ミカの遺体を海の家と思われるあばら家に入れると灯台に戻り、
倉庫にあったとある機械を屋上に運んでいるところであった。
これは結構重量があり、女一人で運ぶのはかなり大変だった。
屋上に持ってきた時にはソニンは既に息が上がっていた。
息を整えて、付属していた説明書を改めて読む。
ソニンが屋上に持ってきたのは、無線用ジャマーである。これを起動させれば無線は役に立たなくなる。
もとは外国の軍隊で使われていたものらしく、小さい割には高性能で、島のほとんどで無線による通話を不可能にする。
無線の有効地域は島の東部の学校から南東部を通り、南部の集会所にかけての一部地域のみとなる。
ユウキには既に連絡済である。これからはレーダーでお互いの位置を把握することとなる。
- 333 :ゼロ ◆ZERO/PNu7I :2004/04/08(木) 00:30
- 延長コードで電源をつなぎ、ジャマーを起動させる。何か音がしはじめるかと思ったが、
特にソニンの聴覚に変化はなかった。
(これで、襲撃しても応援を呼ばれる心配はなくなったか。)
その後、レーダーと双眼鏡を使って回りの様子を観察する。今は3人の人物を観察しているところである。
港の方向から来た3人は別荘の方向である北に向っている。
(後藤、里田にみうなだっけ? FOOD2人にAIR1人という組み合わせは妙ね。2チームは組んでいるんだろうか?
さすがに武装は優れていても3対1では分が悪い。しかも向うは警戒しているようだし。
あいつがいればまだ…、って姉をあいつが殺せるわけがないか。どちらにしてもここは様子見ね。)
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