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とくばん〜HPシャッフルサバイバルSP〜
- 282 :ゼロ ◆ZERO/PNu7I :2004/02/11(水) 23:28
- FOOD TEAM'S PHASE──
後藤・みうなが里田のつきそいで倉庫に向った後、亀井は田中とともに2階で見張りをしていた。
「……、というわけで宝箱はたくさんあると思うと。れいなが見つけたのは2つやけど。」
「2つ目がパソコンで、1つ目がこれだったのね。
ふ〜ん、これってこんなふうになってたんだ。でも、それってサイズ的には合ってるの?」
「サイズは…、れいなんぴったりの大きさばい。やけんSサイズってことやろか?
表示がなかからわからなかよ。」
「まあ、これはれいなが着ていて大丈夫なんじゃないかな? あとみんな体小さくないし。」
「やったらそうさせてもらおっと。あ、あれ? 誰かおる。」
れいなが指差した方向には、赤い服を着た女性が地図を見ながら近づいてくるところだった。
「あれは、WATERばいね?」「そう、だと思う。誰だろう?」亀井は答えた。
「あ、そうだ。」と田中は声をあげるとブレーザーR93(弾はぬいてある)のスコープを覗く。
「あ、ボスさんだ。メロンの斉藤さんばい。」
「保田さんにとりあえず知らせよう。」亀井は階段を下りる。「れいなも行く〜。」田中もついて来る。
- 283 :ゼロ ◆ZERO/PNu7I :2004/02/11(水) 23:29
- 保田は2人の話を聞くと。「斉藤さん、どしたんだろう?」と言いながら立ち上がり、
集会所の出口のほうへ向う。2人はその後に続く。
入り口まで来て、保田は「あ、2人はここで待ってて。ま、大丈夫だろうけど。」
と言うと一人で外へ出て行った。
2人は再び2階に上がり、2階から保田と斉藤の様子を眺め始めた。
「斉藤さ〜ん」と斉藤に呼びかけながら保田が近づいていく。
「大丈夫かなあ。」斉藤をよく知らない亀井はちょっと心配だった。
地図を見ていた斉藤はハッとして顔を上げ、保田を確認したのか笑顔を浮かべ、保田に向けて手を振り返した。
そして保田と斉藤は仲良さそうに話しはじめ、やがて2人で集会所の方に戻ってきた。
「大丈夫……みたいね。」田中がそれを見て安心したように言った。
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