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小説?『娘。戦記』

1 :名無し狩人:2003/09/08(月) 17:51
【ご挨拶】
どうもです。名無し狩人と申します。
羊で小説もどきをやっておりました。
誰でも参加OKと言う管理人さんのご厚意に甘え
こちらで一つ始めさせていただきたいと思います。

管理人様、及び狩狩板の皆様。よろしくお願いいたします。

496 :名無し狩人:2004/05/05(水) 22:46
「またこいつに乗れるなんて思ってもみなかったよ」

懐かしい愛機のコクピットに座る保田は笑った。

「何もかも昔のままですよ。それじゃあ行ってらっしゃい!」

補給が終わり再び出撃するレッド隊。
保田は愛機の操縦桿を握ると言った。

「ケメンダヤス出ます!」

マルス2より飛び出したレッド隊。

「攻撃目標セットアップ完了・・・」

機体を乗り換えた保田は全てのデータの入力を終える。
そして

「レッドリーダーより各機、まずは近くにいる敵機を叩く。
 それが終わり次第シルバー隊のバックアップに入る」

保田の突然の指示に本来のリーダーである後藤は一瞬躊躇ったが
何も言わずに指示に従う。

497 :名無し狩人:2004/05/05(水) 22:47
それは他のメンバー同じであった。保田が先程後藤に言った事に
あえて突っ込みを入れる事もなく指示通り動き始めた。

一方こちらは敵艦隊の旗艦の中・・・・

「連邦軍もなかなかやるな・・・どこの部隊だ?」

そう言ったのは「キオナ・ザワーショ」・・ウィラポーンの総帥である。

「あれはマルス2とガスプラ・・・・アレスの戦闘艦の様です」
「ガスプラ・・・?なんとも良いタイミングで現れたな。
 それにマルス2か・・・すると連中は例のアンドロイドの・・・」
「はい、ユリシーズを叩いた連中です」
「そうか・・・そうなると面倒だな」

キオナは表情を変えず淡々と話をしている。
しかしその言葉からはマルス隊が簡単な相手では無いと言う
認識を持っている事がうかがい知れた。

「今の戦力なら奴等を叩く事は出来るか・・・しかしこちらもただでは済むまい」
「撤退しますか?」
「そうだな・・・・」

キナオはそう言うと全艦に撤退命令を下す。
同時にあれだけいた艦載機隊が一気に引き上げて行く。

498 :名無し狩人:2004/05/05(水) 22:47
「なんだ?どうしたんだ?」

目の前の敵が急に引き返して行き保田は驚いている。
福田は突然の事に警戒しシルバー隊及びプロポーズ隊を敵艦隊から離脱させた。
そしてシルバー隊とプロポーズ隊が引き返した時である
ウィラポーン艦隊が保田達が叩いた一隻を残しピースドライブを開始した。

「敵艦隊ピースドライブに入ります!」
「えっ?急にどうしたんだろう・・・?」

突然の敵艦隊の撤退にマルス2のクルーは驚きの表情を浮かべる。

「一隻残ってますね・・・」

石川は敵艦が一隻残っている事に疑問を抱く。
だが安倍は躊躇いも無く主砲発射の指示を出した。

「発射!」

合図と共に放たれた主砲のエネルギー弾は残っていた敵艦を消し去る。
これによって特に問題が発生する事は無かった。

「急にどうしたんだろう・・・?」
「さあ・・・・」

明らかに劣勢の状況であったが敵艦隊は撤退をして行った。
いったい何故敵は撤退したのか・・・・
彼女達がその理由を解る筈も無かった。

499 :名無し娘。:2004/05/08(土) 18:02
良い感じだね

500 :名無し娘。:2004/05/09(日) 17:07
500

501 :名無し狩人:2004/05/10(月) 22:55
申し訳。ここで一旦切ります。
再開は・・・なんとも・・・はい・・・。
スマソ。

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