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あああああああああああああああああああ

1 :あああああ「:02/08/04 03:19
あああああああああああああああああ

401 :なんちてクエスト:2004/07/19(月) 21:32
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402 :なんちてクエスト:2004/07/19(月) 21:32

エピローグ

403 :なんちてクエスト:2004/07/19(月) 21:33
あの後の記憶はないんだけど、気が付いたら圭織おばあちゃんちに
いた。圭織おばあちゃんとノンが運んでくれたらしい。
目が覚めたときには、圭織おばあちゃんに大いに説教された。

3人とも回復して家に帰ることになったとき、圭織おばあちゃんが
見張り役にノンを私たちに同行させた。
だから帰るときには森を通ることもなく、モンスターにも会わなか
った。

ノンがそのときの様子を面白おかしくみっちゃんや裕ちゃんに話し
たもんだから、裕ちゃんには大いに笑われ、みっちゃんに大いに泣
かれた。

ノンはというと、話すだけ話して満足したのか、圭織おばあちゃん
ちに帰っていった。来るときと違って帰りは猫の姿に戻っていたか
ら、きっと夕食までには帰れるだろう。

それにしても迷惑なやつだ。

404 :なんちてクエスト:2004/07/19(月) 21:33
これから私の家で、みんなであつまって食事をすることになった。
裕ちゃんは先にきてビール飲んでたけど。

「明日香となっちがレベル3になったか。いやあ、めでたい。」

めでたいのはいいけど、飲みすぎじゃない?

「こりゃあ、飲まずにはいられんな。」

いつも飲んでるでしょ。

「みっちゃ〜ん。飯まだぁ〜?」
「もう少し待ってよ。」
「早よせんと、みっちゃんのビール、無くなるでぇ。」

おいおい。

「あんたも手伝いいなぁ。」
「ええんか? うちに料理させるなんて、、ほんまに手伝おうか?」
「ごめん。やっぱ何もせんといて。せっかくの料理が食えなくなる。」
「そやろ。そやろ。」

裕ちゃん、、笑ってる場合か?

食卓にはごっつぁんと高橋もいた。ごっつぁん達がこの村に来て裕
ちゃんの店に寄ったときになぜか私の話で盛り上がり、なぜかその
まま裕ちゃんちの空き部屋に泊まっているらしい。

405 :なんちてクエスト:2004/07/19(月) 21:33
「なんか魔法使えるようになったんか?」
「なっちはサンダーが使えるんだよぉ。」
「おお、すごいな。」

えっへん。

「明日香はどうなん?」

明日香が困ったような顔をした。

「なっち、何だよ。そのうれしそうな顔。」
「そ、そお?」
「思いっきり、顔がにやけてる。目が三角だよ。」
「そ、そんなことないもん。」

えへへへへ。

「なんや。明日香は魔法が使えんのかいな。」
「いや、それがね〜。レベル3になって使えるようになったんだよ
 ねぇ〜〜。」

不機嫌そうに明日香がにらむ。

「よかったやんか。何でそんな嫌そうな顔してんねんな。」
「いや、裕ちゃん。それがねぇ、なんとリカバーなのよぉ。」
「リカバー? すごいやん。」

406 :なんちてクエスト:2004/07/19(月) 21:34
リカバーとは回復魔法だ。

「白魔法使いやんけ。明日香すごいやん。」

いや、ほんとすごいんだけど、パーティーに白魔法使いがいるって
のも頼もしいし。

「でも明日香ったらさぁ、黒魔法使いに憧れてたんだもんね〜。」
「そうなんかぁ。でもええやん、白魔法でも。裕ちゃんなんかポイ
 ズンキラーだけなんやで。裕ちゃんももうちょっとがんばればリ
 カバー使えるようになったかもしれんけどな。」

リカバーなんて、白魔法使いを目指すものには憧れにも等しいのだ。
なんたって白魔法を代表する魔法だからね。

「明日から白い杖と白いマントにしなきゃね。」
「うるさい。」

裕ちゃんがビールを一口飲む。

「はいはい。おまたせ〜。」

奥からみっちゃんと紺野が料理を持って来た。

「乾杯しよ。乾杯。」
「あんたもう飲んでるでしょが。」
「だって、明日香となっちが私達とおんなじレベル3になったんだ
 し、めでたいやん。」
「そ、そりゃまあ・・・」

407 :なんちてクエスト:2004/07/19(月) 21:34
紺野が高橋の隣に座った。

さて、料理も出てきたし、、

「いっただきま〜す。」

みんないっせいに食べだした。

「おお、うまいやんけ。これ。」
「当たり前よぉ。誰が作ったと思ってんねん。」
「おいしいです。」
「ありがと。後藤ちゃん。ほんまにええ子やん。」

みっちゃんが私を見る・・・

「あ、うん。おいしい、おいしい。」
「素直じゃないんだから、もう。」

どっちがじゃ。

「紺野はレベル2だし、魔法はまだよね?」
「いやあ。それがさあ、紺野も魔法使えるんだよね。」
「え? ほんまなん?」

紺野が恥ずかしそうに下を向く。
そして、軽くうなずいた。

408 :なんちてクエスト:2004/07/19(月) 21:34
「そりゃすごいやん。ねえ、みっちゃん。やったやん。」
「何がやったやんなん?」
「乾杯や。乾杯。」
「一人でしてろ。」

裕ちゃんはそんなみっちゃんを無視して、紺野に話しかける。

「で、何なん?」
「・・・ポイズン。」
「ほえ〜〜。ポイズン言うたら黒魔法やん。しかもレベル2で。才
 能あるでなあ。」

そして紺野がポイズンをポイズンキラーだと思って明日香に試しに
かけてみた話になった。

「まったくあぶないなあ。もし毒消薬持ってなかったら死んでたで。」
「あんたらもうちで毒消薬買うとってよかったやろ。な?」
「うん。まあ。」
「それよりなんでうちんとこまで来んかったん。うちがポイズンキラ
 ーかけてあげたのに。」
「ここまで戻ってたらその前に死んじゃうじゃん。」
「ええやん。一回、ポイズンキラーをやってみたいねん。」

こらこら。

409 :なんちてクエスト:2004/07/19(月) 21:35
「知ってる? 裕ちゃんな、ポイズンキラー使えるっていっても使
 ったことないねんで。」
「しゃあないやん。誰も毒にかからんのやもん。」

まあ、この村の近くには、毒をもったモンスターっていないしね。
たぶん・・・

「紺野、うちが許す。みっちゃんにポイズンかけぇ〜。」
「どあほ。あさ美ちゃん。裕ちゃんにならかけてもええで。」
「待て待て、うちにかけたら誰がポイズンキラーするねん。」
「いっぺん死んでこい。」

こらこら。

「でもこの裕ちゃんもね、魔法使えるようになって最初はポイズン
 だと勘違いしててさ、スライムにポイズンキラーかけまくってた
 んよ。」
「え? それって意味ないよね?」
「当たり前やん。しまいに裕ちゃんが倒れてもうてな、あの時は困
 ったで。」

裕ちゃんが遠くを見るような目をして言った。

「昔の話やん。」

あはは。

410 :なんちてクエスト:2004/07/19(月) 21:35
「でも、冒険ごっこももう禁止ね。なっちもあさ美ちゃんも。」

え? 今、何てったの? みっちゃん?

「危ないから、ダメ。」
「え〜〜〜〜〜〜〜。」

紺野もはっとして顔を上げた。悲しそうな表情をしている。

「何でよぉ。」
「危ないやん。」
「なっち、冒険者だもん。」
「ごっこはお終い。」
「ごっこじゃないもん。」

みっちゃんは黙る。
私はすがるような気持ちで裕ちゃんの方を見た。

「ええやん。2人の好きにさせたりいな。」
「でも・・・」
「みっちゃんが心配なんは分かるけどさ、この子達の人生なんだし。」
「・・・」
「わかった。みっちゃん自分が魔法使えへんもんやから、」
「アホ。もうええわ。好きにし。」

やった〜。

411 :なんちてクエスト:2004/07/19(月) 21:35
紺野もなぜか高橋と手と手を取り合って喜んでいた。

「みっちゃん。大好き。」
「裕ちゃんはぁ?」
「はいはい。」
「なんやそれ。」

何でそこでさびしそうな顔をするんだ? まったく大人気ないなあ。

「ごめんね。みっちゃん。」

私がそう言うと、みっちゃんは困ったような微妙な顔をして私を見
ていた。

「危なくなったらすぐ逃げるんやで。」
「うんっ。」
「明日香ちゃんのところは何も言われんかったん?」

今まで静かに成り行きを見守っていた明日香が言った。

「別に。じいちゃん、冒険とか好きだし。どっちかっていうとどん
 どん行けっていう方かな。」

言葉とは裏腹に、どことなく寂しそうな顔をしていた。

412 :なんちてクエスト:2004/07/19(月) 21:36
「でも私はもう冒険をやめるつもりなんだ。」

え?

「何で? どしてよ。明日香。」

明日香が私の方を向く。

「黒魔法使いになれないから?」
「それもあるけど、商人になりたいんだ。お父さんが久しぶりに街
 から帰ってきててね、私もお父さんについて街をまわろうと思う
 んだ。」

そうなんだ・・・

「一流の商人になって、なっちや紺野にいい武器や防具を安く売っ
 てあげるからね。」

紺野も初耳だったらしく、かなり驚いているようだった。

さびしい。さびしいけど、、

「福田さんならなれますよ。きっと。」
「うん、明日香なら大丈夫さ。」
「ありがと。二人とも。」

明日香の決めた道だ。応援するっ。

413 :なんちてクエスト:2004/07/19(月) 21:36
「なっち。なに泣いてんのさあ。」
「泣いてなんかないもん。」

泣いてなんか・・・

「武器や防具は明日香から買うからね。早く一人前になりなよ。」
「ありがと。なっちからお金を巻き上げてあげるからね。」
「ばか。」
「泣くなって、よしよし。」

明日香が私の頭をなでてくれた。

ばか・・・

「で、どうすんの? あんたたちは?」

みっちゃんがやさしく声をかけてくれた。

「どうって?」
「二人で冒険続けるの?」

どうしよう?

「なっちさあ、ごっちんとパーティー組めば?」

明日香があっけらかんと言った。
ごっつぁんが私を見た。

414 :なんちてクエスト:2004/07/19(月) 21:36
「ごっちん、どうよ。」
「私? 別にいいけど。1人つれて歩くのも3人つれて歩くのも変
 わらないし。」

おいっ。ちょっと言葉にひっかかるものがあるぞ。

「高橋は、どう?」
「わ、私はあさ美ちゃんと一緒ならうれしい。」
「私も愛ちゃんと一緒なら楽しいし、いいですよ。」

何だ? 何だ? いつからあんなに仲良くなってたんだ?
愛ちゃんってのは、高橋のことかな?

「なっち、ドジだからさぁ。これで安心してこの街から旅立てるよ。」
「とっとと行けっ。」
「じゃあ決まりね。なっちもいい?」

そう私に聞く明日香が一番楽しそうだった。

私はうなづいた。

「安倍さん。明日さっそく冒険者事務所に行きませんとね。」

・・・そうだね。

415 :なんちてクエスト:2004/07/19(月) 21:37



私はみんなの笑顔が見ていたい。
目には見えないけれど、元気になあれってパワーを放しているんだ。
そしてみんなからもパワーをもらっているよ。

私はみんなの笑顔を見ていたい。
だから人にやさしくなれるし、幸せを感じられる。
みんなにもやさしくしてほしいし、幸せを感じて欲しい。

これからも自然体に生き、日常の何気ないことにも幸せを感じて。

みんなで幸せになろうよ。

416 :なんちてクエスト:2004/07/19(月) 21:37
「また寝坊しないでくださいね。」

おいおい。

「寝坊はダメだよねぇ〜。」

ご、ごっつぁんまで、、

「・・・」

高橋、そんな驚いたような目で見ないで。

「なっち、忘れないでね。私のこと。」
「誰が忘れるもんかいっ。なっちのことも忘れるなよ。」」
「・・・早く忘れたいけどね。」

あはは。夢に出てやるんだから。

「そうだ。大きくなったら一緒にお酒飲もうよ。約束だよ。」
「いいよ。約束だ。」

お互い、酒乱になってなきゃいいけどさ。
今から楽しみ。

417 :なんちてクエスト:2004/07/19(月) 21:37



fin

418 :名無し娘。:2004/07/19(月) 22:06
感動をありがとう

419 :名無し娘。:2004/07/19(月) 22:36
作品の雰囲気とキャラの性格が大好きでした。
いい作品をありがとうございました。

420 :名無し娘。:2004/07/20(火) 03:58
すごく楽しみにしていたのですが
飼育あたりで続きを書かれては如何ですか?

421 :名無し娘。:2004/07/20(火) 13:31
雰囲気とかひっくるめて全部好きでした  良作ありがとう

422 :名無し娘。:2004/07/20(火) 13:51
いつか気が向いたときでいいので、飼育あたりでぜひ続きを。

423 :名無し娘。 :2004/07/20(火) 22:42
狩狩で初めて読んだ小説がここでした。
楽しい作品を本当にありがとうございました。

424 :名無し娘。:2004/07/20(火) 23:28
楽しかったです。のんびりな雰囲気好きでした。
最初の頃から見てましたよ。続編、できれば見たいです。
楽しい作品をありがとうございました。

425 :名無し娘。:2004/07/21(水) 02:55
1回しかレスしなかったけど
更新のたびに心おどらせていたよ
ありがとう

426 :あぼーん:あぼーん
あぼーん

427 :あぼーん:あぼーん
あぼーん

428 :あぼーん:あぼーん
あぼーん

429 :あぼーん:あぼーん
あぼーん

430 :名無し娘。:2004/07/24(土) 16:18
題名が凄い・・
荒らしてみてっているみたいなもんじゃんかぁ

431 :あぼーん:あぼーん
あぼーん

432 :あぼーん:あぼーん
あぼーん

433 :あぼーん:あぼーん
あぼーん

434 :あぼーん:あぼーん
あぼーん

435 :あぼーん:あぼーん
あぼーん

436 :あぼーん:あぼーん
あぼーん

437 :名無し娘。:2004/07/31(土) 02:49
DO IT NOW編だな。

438 :名無し娘。:2004/08/01(日) 20:40

あべ・こんの+ごとう・たかはし
なるほどな。で、職業はどうなんだ?

439 :あぼーん:あぼーん
あぼーん

440 :あぼーん:あぼーん
あぼーん

441 :あぼーん:あぼーん
あぼーん

442 :あぼーん:あぼーん
あぼーん

443 :あぼーん:あぼーん
あぼーん

444 :あぼーん:あぼーん
あぼーん

445 :名無し娘。:2004/08/16(月) 22:00
このスレが荒らされるのはスレタイがいけないんだと思う
響子さんに頼んでもうちょっとまともなスレタイに代えてもらおう
漏れは「なんちてクエスト」でいいと思う

446 :名無し娘。:2004/08/17(火) 20:51
だったら、このスレ落としてもらった方がいいんじゃね。

447 :あぼーん:あぼーん
あぼーん

448 :あぼーん:あぼーん
あぼーん

449 :あぼーん:あぼーん
あぼーん

450 :あぼーん:あぼーん
あぼーん

451 :あぼーん:あぼーん
あぼーん

452 :あぼーん:あぼーん
あぼーん

453 :あぼーん:あぼーん
あぼーん

454 :あぼーん:あぼーん
あぼーん

455 :あぼーん:あぼーん
あぼーん

456 :あぼーん:あぼーん
あぼーん

457 :あぼーん:あぼーん
あぼーん

458 :あぼーん:あぼーん
あぼーん

459 :あぼーん:あぼーん
あぼーん

460 :xvdb:2004/09/01(水) 16:54
いやんあはん

461 :あぼーん:あぼーん
あぼーん

462 :あぼーん:あぼーん
あぼーん

463 :あぼーん:あぼーん
あぼーん

464 :あぼーん:あぼーん
あぼーん

465 :あぼーん:あぼーん
あぼーん

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あぼーん

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469 :あぼーん:あぼーん
あぼーん

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