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俺と娘。の夢物語〜in 狩狩〜3

717 :-仲間外れ???-:2007/08/10(金) 02:40

秋のツアーに向けてリハーサルが始まった頃・・・

リハが終わって楽器を片付けて最後に楽屋に戻った僕を待っていたのは
何とも不思議な光景だった。まず、楽屋に入る扉の前にはジュンジュンが立っている、
そしてその足元には僕のバッグと大きなビニール袋がひとつ・・・

 「ジュンジュ〜ン、何してんの???」

僕はジュンジュンに尋ねる

 「あ、●●センパイ、これ」

僕はジュンジュンが指差す楽屋の扉を見る、するとそこには貼り紙が1枚貼ってある

---●●先輩、入室禁止!!(着替えには隣の部屋を使って下さい)---

の一言、それからいたる所に普段みんなが書いているイラストが書いてあった・・・

 「え〜???なんだこれ???」

思わず僕はそう呟いてしまった。
ジュンジュンの方を見ると、どう説明していいのかわからないような顔をしている・・・
それは恐らく言葉の方の問題であって、楽屋の中で何が行われているのかは知っているのだろう
ジュンジュンをここで問い詰める意味はないし、よくよく考えれば年頃の女の子の集団である
モーニング娘。・・・・・・・・・その中で唯一の男である僕抜きで話したい事もあるのだろう・・・
そうなると・・・・・・・・・ジュンジュンは中にいなくていいのか・・・・・・う〜ん???

考えれば考えるほど頭が痛くなってきた僕は半分諦めのような返事をジュンジュンに伝えた

718 :-仲間外れ???-:2007/08/10(金) 02:41

 「OKOK♪I change clothes in room next to mine.」
 (オッケー、僕は隣で着替えるよ)

僕がそういうとジュンジュンは安心したような表情になった・・・
なんだか釈然としないものが心には残っているが、別にこんな日があってもいいだろう
・・・・・・でも、実質仲間外れになって扉の前に立たされてるジュンジュンがかわいそうだ・・・
格好を見るともう着替え終わっているようだし、一緒に帰ろうかな・・・

 「ジュンジュン、一緒に帰る???」
 「うん♪」
 「じゃあ、ちょっとここで待ってて」

僕が誘うと、ジュンジュンは嬉しそうな顔で答えてくれた
僕が着替えてくる間にジュンジュンも楽屋から荷物を取ってきたようで準備は万端
二人揃ってリハーサルスタジオから家路につく、途中でジュンジュンがお腹が減ったと
言うのでいつものラーメン屋さんに寄ってから帰宅した

初めてジュンジュンと2人でゆっくり話し込んだけど、本当に日本語上達したな〜
まだまだ微妙なニュアンスとか難しい言葉はわからないけど、そこは僕の底の浅い英語で
なんとかなった・・・・・・のかな・・・(汗)

うん、今日は実りの多い良い日だったな〜・・・なんて事を考えながら僕は眠りについた

---翌日---

今日も一番乗りで楽屋に入りみんなの到着を待つ・・・これはいつもの事なんだけど
いつもと違うのはみんな鬼のようにテンションが低い・・・

ジュンジュンと久住さんの2人を除いて・・・・・・・・・・・・

ジュンジュンはいつも通りなんだけど、久住さんはみんなと逆で朝から凄いテンション
昨日の事を聞いてもみんな一様に「ごめんなさい、秘密なんです」としか答えない・・・
いったい何があったんだろう???

このメンバー間コントラストの謎が解けるのには、およそ一週間を必要としたのだった・・・

続いていく・・・はず(汗)

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