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手の届かない夢

1 :ほんだし ◆21GHEvwtNw :2003/10/15(水) 03:46

【日常】

私は今日も彼女の帰りを待っていた。
10月になって日に日に寒さを増してきた。
そんな中彼女は今日も帰りが遅くなるのだろうか。
ふと外で車の止まる音が聞こえる。
彼女が帰ってきた。

「ただいまー!」
本当に仕事帰りかと疑うほどの満点の笑顔。残念ながらその半分は目深にかぶった帽子の下に隠れていた。
「おかえり、麻琴。今日は早かったね」
「うん。今日は皆と寄り道してこなかったんだ〜」
「珍しいね。って事はおなかペコペコなんじゃない?ごはん少しとって置いてあるよ」
「あ、食べる食べるー!」
あっという間に今日の私の夜ごはん残り―カボチャの煮つけ―をたいらげて麻琴は浴室に向かった。
「お姉ちゃんはもう浴びたの?」
「うん。私は先に寝てるから。」
私はベットに入って目を閉じる。外の静かな音と一緒に浴室のシャワーの音が聞こえる。
半分眠りに入った頃、肩のあたりに気配を感じた。
麻琴が私のベットもぐりこんできたのだ。
「今日も疲れた?」
「あ、お姉ちゃん起きてたの?…うーん疲れたけど今日も楽しかったよ!」
いつもの会話をしながら1つのベッドの中で私たち二人はまた眠りについた。

121 :名無し娘。:2004/09/01(水) 01:42
( ‘д‘)<うんこ

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