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俺と娘。の夢物語〜in 狩狩〜

64 :とある夢見男1号:2003/10/17(金) 01:22

今日、フットサルの朝練に参加した。
僕は、みんなにゴールを決められまくった石川さんに代わって、ゴールキーパーをやることになった。
ゴールポストの横で石川さんが膝を抱えて落ち込んでいるのが、ちょっとやりにくい。

「いくよぉー!」
元気な声といっしょに、後藤さんがなかなか鋭いシュートを放つ。
「コースが甘いぜっ!」
実は結構ギリギリだったけど、僕は意地でボールを弾き出した。
「んあぁ〜〜、止められちゃったよ〜〜〜」
「よーし! ごっちん、オレにまかせなっ!」
何だかふにゃふにゃと悔しがる後藤さんに代わって、今度は吉澤さんが向かってくる。
「くらえ! 必殺シュートーーー!!」
ばちんっ! 真正面に飛んできた吉澤さんのシュートを、僕は見事に防いだ。・・・ただし顔面で。
「「あ、鼻血」」
後藤さんと吉澤さんが、そろって僕の顔を指差す。あえなく僕は戦線離脱となってしまった。

ベンチで休憩していると、さっきから吉澤さんがチラチラとこっちを気にしている。
しばらくすると、少し手の空いた吉澤さんが、僕の所へ駆け寄ってきた。
「・・・大丈夫?」
ちょっと神妙な顔をしている吉澤さん。僕は鼻を押さえたまま笑って応えた。
「あー、大丈夫大丈夫。それよか、さっきのはこっちの勝ちね。一応、止めたし」
「あっ、そうだった! くそー、次はぜってー決めてやる! 見てろよっ!」
すると、うってかわって元気になった吉澤さんは、傍にあったボールをゴールめがけてキックした。
ばしーーんっ・・・。少し離れたゴールへ、吉澤さんの蹴ったボールはきれいに飛んでいく。僕は思わず見とれてしまった。

「よーし、もう1回がんばるぞっ・・・ふぎゃ!?」
・・・げしっ。吉澤さんの蹴ったボールは、ようやく立ち直った石川さんのアゴに見事にヒットした。

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