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俺と娘。の夢物語〜in 狩狩〜

395 :名無し娘。:2004/03/09(火) 00:41
(・∀・)イイ━━━━━━━━━━━━ !!!!!!!

396 :とある夢見男1号:2004/03/09(火) 00:43
>>394 の続きです。

それから、僕の新しいスタートへの日々が始まった。

「よろしくお願いします」
事務所で、僕のバックバンドを務めてくれる人たちにも、何人か挨拶した。
いろんなアーティストのバックバンドをやってきた実力ある人たちで、僕は恐縮しきりだった。
それと同時に、自分のギターの練習が始まる。
ギターに関しては全くの素人ではなかったものの、まだまだお客さんに聴かせられるレベルじゃない。

「デビューシングルのA面は俺が書くとして・・・カップリングはカバーがええかな。
 んー、そうやな、『ひとりぼっちの歯ブラシ』とかどうや? 似合うと思うで」
つんくさんとも相談を重ねて、いろいろと詳細も決まっていった。
方向性が違うと言うことで、僕のソロはハロプロとは分けて進められることも検討され始める。
そんな多忙な日々の中、僕の心の拠り所は、やっぱり娘。のメンバーたちだった。

ピロピロピーン♪ 僕の携帯にメールが届く。
「あ、辻ちゃんからだ・・・わっ、何だこりゃ!?」
辻ちゃんから届いたメールには、この世のものとは思えない辻ちゃん加護ちゃんの変顔写真。
おまけに、「『W』をなめんなよ!」とのメッセージがくっついている。
僕は、ギターの練習の手を休めて、一人ゲラゲラ笑っていた。

娘。の楽屋に戻れば、いつもと変わらない風景が僕を迎えてくれた。
本を読んでいる飯田さんの隣にちょこんと座って、高橋さんが同じ本を読んでいる。
高橋さんが年配のスタッフさんしか分からないようなモノマネをして、みんなをちょっと困らせている。
さっきから高橋さんばかり見ていることに気付いて、僕は一人照れ臭くなって頭を掻いた。

「愛ちゃん、それ全然分かんないよ」
「えーっ、そんなことないですってぇー」
僕のツッコミに、高橋さんはいつものように頬を膨らませる。そして、照れ臭そうに笑う。

でも、僕は、その時、本当に高橋さんを見ていたのだろうか。

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0ch BBS 2006-02-27