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俺と娘。の夢物語〜in 狩狩〜3
- 69 :−もしもし、亀よ−:2006/10/10(火) 03:01
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楽屋でのんびりしてると隣から誰かと誰かの喧嘩する声。
耳を澄ませて聞いてると、田中さんと亀井さんだということがわかった。
田中さんが、本気で怒ってる。あの仲間思いの田中さんが、あんだけ怒ってる
って事は亀井さんが、それだけ怒らせたことを言っちゃったのかな?とか
考え事してると・・・
「もう、れいななんか大っ嫌い!!」
そう聞こえて、勢いよく開けられたドアの音。
僕は、ドアを開けるとこっちに向かって走り出そうとしていた亀井さんの
腕を掴んで自分の部屋へひょいっと引っ張った。
「……あれ?」
何がなにやらわからないって顔をしてる。
まぁ、いきなり自分の部屋に入れちゃったらそうなるか。
なんとか仲直りさせてみるかな? よっすぃーもミキティも、今はれいなのフォローで
忙しいだろうし。
「ハデにやったみたいだね」
「はい? な、なんのことでしょー?」
「丸聞こえだったから、ごまかされてもね」
ちょっと怒った表情が緩んだ。そして、今起こった事を話してもらった。
二人の喧嘩は、たぶんちょっとした事だと思う。
僕は、優しく笑顔で尋ねてみる。
- 70 :−もしもし、亀よ−:2006/10/10(火) 03:02
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「で、飛び出してきちゃったのね?」
「そんなんじゃないんですけどー……あー、そうかも」
「またどうしてそんなんなっちゃたんだろうね」
「どうして? でしょう? んー……?」
腕を組んで考えているようで、僕はやさしく見つめる。
そして、亀井さんは何かを思い出したようだ。
僕は、苦笑いの顔が面白くてちょっと笑ってしまう。
「なんか思いだしたみたいだね」
亀井さんは、少し顔を赤くして苦笑いになった。
「そのぉ、えへへ……」
恥ずかしそうに、ごまかしている亀井さん。
仕方ないなぁ〜…僕は、わざとらしくため息をついてある提案をだした。
- 71 :−もしもし、亀よ−:2006/10/10(火) 03:03
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「じゃあさ、謝りいこっか。一緒に行ったげるからさ」
僕は、笑顔で手を差し伸べる。やっぱ、後輩は心配だしね。
亀井さんは、渋々といった感じで僕の手に自分の手を重ねた。
僕は、優しく亀井さんの手を包み込むと隣の部屋に向かって歩き出そうとする。
「うー」
後ろから、小さな唸り声が聞こえたかと思うと亀井さんが僕の腰に
抱きついてきたのがわかった。
――ったく、この亀さんは…
亀井さん、この角度からは顔が見えないけど、やっぱ不安なのかな?
「少しだけ、時間もらっていいですか?」
僕は、少し体をひねると抱きついている可愛い後輩の頭をやさしく撫でた。
謝るって、難しいよね。僕もわかるよ、やさしい亀さん。
- 72 :TACCHI:2006/10/10(火) 03:07
- 匿名さんとのコラボいかがでしたでしょうか?
ちょっと、いそいで書いたんでちょっとイマイチでしたかね?(苦笑
>>匿名さん
すいません、いきなりコラボなんてしてしまって(汗)
でも、匿名さんの作品見てたら先輩目線が頭の中にパッと浮かんだんで
書かせていただきましたが、どうだったでしょうか?
ハッキリと言ってくれたほうが、僕には今後のためにもなるんで
意見お願いします。あ、でもなるべく長い目で…(笑
他の娘。メンバー目線のも書けたら書きたいと思います(汗
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