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俺と娘。の夢物語〜in 狩狩〜3

660 :−ストレッチ−:2007/07/11(水) 00:35

「よいしょっと」

一人、ダンスレッスンの準備のため、早めに来てストレッチをする。
開脚をして、ベターっと頭を床につけて深呼吸をする。

「ん〜…やっぱり、股関節がちょっと硬くなってるかも…」
「おはようございま〜す♪」

鏡を写して見えたのは、レッスン着の絵里が立っている。
僕は、開脚したまま顔を上げた。

「あぁ、絵里。おはよ〜♪」
「あ、先輩おはよ…えぇ〜!?」

絵里は、僕を見て驚いた表情をしている。

「どうしたの?」
「先輩って、そんなに体柔らかいんですか?!」
「うん、そうだけど…あれ? 知らなかった?」
「はい、先輩コンサートの時いつも自分の楽屋に居るから」
「そっか、みんなでストレッチとかしないもんなぁ〜…あ、絵里。後ろから
 押してくれないかな?」
「はぁ〜い♪」

絵里が、僕に駆け寄ってきて背中を優しく押す。

「うわ〜、やわらか〜い♪」
「絵里も、柔らかいじゃん。それと、一緒だよ」
「でも、男の人もこんなに柔らかくなるんですね」
「まぁ、毎日努力してますから」
「さすが、先輩♪ えいっ!!」

僕の体に急に重みが加わった。

「ちょ、ちょっと絵里〜お、重い…」
「むぅ〜、重くないです〜」

絵里が、さらに僕に体重を預けてくる。ってか、背中になんか当たってるから!!

661 :−ストレッチ−:2007/07/11(水) 00:35

「ギブ、ギブ!!」
「許しませ〜ん!! 絵里は、重くないです〜」

我慢できなくなって無我夢中で体を捻る。

「キャッ!!」

僕は、気づくと絵里の上に倒れこんでいた。

「あ、ご、ごめん!!」

慌てて離れようとすると、絵里は僕をがっちりと腕でロックして離そうとしない。

「絵里?」
「先輩…たまには、甘えていいですよね?」

絵里は、僕を見つめていた。そして、ゆっくりと目をつぶる。

「・・・」

僕も、そのまま絵里の唇に…

「おはようございま〜す!!」

レッスン場に愛ちゃんが、元気に入ってきた。慌てて離れる二人。

「おぉ、●●と絵里。早いね〜」
「う、うん。ちょっと早めに来て絵里にストレッチ手伝ってもらってたから」
「ほんまかぁ〜。あ、絵里昨日話してた服屋行ってきたやよ♪」
「ほんとに♪」

絵里が、愛ちゃんの方へ向かおうとする時僕の耳元でこう囁いた。

『また、一緒にストレッチしましょうね♪』


僕は、その後なぜかレッスン場で筋トレを始めていた。

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0ch BBS 2006-02-27