■掲示板に戻る■ 全部 1- 101- 201- 301- 401- 501- 601- 701- 最新50
俺と娘。の夢物語〜in 狩狩〜3
- 660 :−ストレッチ−:2007/07/11(水) 00:35
-
「よいしょっと」
一人、ダンスレッスンの準備のため、早めに来てストレッチをする。
開脚をして、ベターっと頭を床につけて深呼吸をする。
「ん〜…やっぱり、股関節がちょっと硬くなってるかも…」
「おはようございま〜す♪」
鏡を写して見えたのは、レッスン着の絵里が立っている。
僕は、開脚したまま顔を上げた。
「あぁ、絵里。おはよ〜♪」
「あ、先輩おはよ…えぇ〜!?」
絵里は、僕を見て驚いた表情をしている。
「どうしたの?」
「先輩って、そんなに体柔らかいんですか?!」
「うん、そうだけど…あれ? 知らなかった?」
「はい、先輩コンサートの時いつも自分の楽屋に居るから」
「そっか、みんなでストレッチとかしないもんなぁ〜…あ、絵里。後ろから
押してくれないかな?」
「はぁ〜い♪」
絵里が、僕に駆け寄ってきて背中を優しく押す。
「うわ〜、やわらか〜い♪」
「絵里も、柔らかいじゃん。それと、一緒だよ」
「でも、男の人もこんなに柔らかくなるんですね」
「まぁ、毎日努力してますから」
「さすが、先輩♪ えいっ!!」
僕の体に急に重みが加わった。
「ちょ、ちょっと絵里〜お、重い…」
「むぅ〜、重くないです〜」
絵里が、さらに僕に体重を預けてくる。ってか、背中になんか当たってるから!!
- 661 :−ストレッチ−:2007/07/11(水) 00:35
-
「ギブ、ギブ!!」
「許しませ〜ん!! 絵里は、重くないです〜」
我慢できなくなって無我夢中で体を捻る。
「キャッ!!」
僕は、気づくと絵里の上に倒れこんでいた。
「あ、ご、ごめん!!」
慌てて離れようとすると、絵里は僕をがっちりと腕でロックして離そうとしない。
「絵里?」
「先輩…たまには、甘えていいですよね?」
絵里は、僕を見つめていた。そして、ゆっくりと目をつぶる。
「・・・」
僕も、そのまま絵里の唇に…
「おはようございま〜す!!」
レッスン場に愛ちゃんが、元気に入ってきた。慌てて離れる二人。
「おぉ、●●と絵里。早いね〜」
「う、うん。ちょっと早めに来て絵里にストレッチ手伝ってもらってたから」
「ほんまかぁ〜。あ、絵里昨日話してた服屋行ってきたやよ♪」
「ほんとに♪」
絵里が、愛ちゃんの方へ向かおうとする時僕の耳元でこう囁いた。
『また、一緒にストレッチしましょうね♪』
僕は、その後なぜかレッスン場で筋トレを始めていた。
500KB
続きを読む
掲示板に戻る 全部 前100 次100 最新50