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俺と娘。の夢物語〜in 狩狩〜3
- 603 :−おかえり−:2007/06/23(土) 01:52
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「あれ? あの背中…」
事務所の廊下で、久しぶりにある人を見つけた。
どうやら、こっちには気づいていないらしい。ちょっと脅かしてみるかな?
「ポンちゃん♪」
「え? え?!」
僕は、後ろから静かに近づくと声を掛けると同時に、紺野さんの腰に抱きついて
持ち上げた。
「やっぱ、軽いなぁ〜ちょっと痩せた?」
「ちょ、ちょっと降ろしてください!!」
紺野さんが、ちょっと暴れ始めたので仕方なく降ろす。
「おかえり。ポンちゃん」
「もう、先輩…。ただいまです」
頬を少し赤くしてちょっと怒った風になりながらも、やっぱり性格なのか
しっかりしてるところは、しっかりしている。
「なんか不思議だね」
「はい、そうですね。でも、帰ってこれて嬉しいです」
笑顔で、僕にそう答える紺野さん。
「そっか」
「やっぱり、先輩の近くに居たかったし…」
「え?」
「い〜え、なんでもありません。じゃ、これから吉澤さんに会ってきます」
僕に笑顔で手を振って部屋に入っていく紺野さん。
聞こえてたんだけどなぁ〜…
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