■掲示板に戻る■ 全部 1- 101- 201- 301- 401- 501- 601- 701- 最新50
俺と娘。の夢物語〜in 狩狩〜3
- 595 :名無し娘。:2007/06/22(金) 23:01
-
いつもの楽屋。
そして、すぐ隣にみんなの楽屋。
少し前までは、気軽に訪れることのできる場所だった。
話して、遊んで。そうやってみんなを感じていた。
…けど今は。
藤本さんの一件以来、思いを強くしたことがある。
「もう何をどう書かれるか、分かったもんじゃない」
僕は男で、みんなは女。
もちろん、僕にとってはそんなの関係ないけど。
外から見れば、そうじゃないのかもしれなかった。
楽屋でみんなと一緒に過ごしている。
そんな光景を外の、悪い人間が見聞きしたら。
誤解や嘘や虚構で、歪められて伝わるかもしれない。
まして記事にでもなってしまったら…みんなを傷つける。
以来、こちらからみんなの楽屋に出向くことはしなくなった。
この前の新垣さんみたいに、むこうから来てくれるなら。
拒むつもりはなかった。拒むのは、さすがに不自然だ。
みんなの力になりたいという気持ちは変わってないわけだし。
けど…自分からは。
「考えすぎかな…」
臆病な自分を感じる。振り払うようにひとりごちて、目を閉じた。
500KB
続きを読む
掲示板に戻る 全部 前100 次100 最新50