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俺と娘。の夢物語〜in 狩狩〜3

146 :歩いてる:2006/11/08(水) 20:31

カツ・・・カツ・・・カツ・・・カツ・・・

日本武道館でのライブリハ前の空き時間、僕は会場の近くを散歩していた
楽屋の賑やかな雰囲気も好きなんだけど、たまにはこうして一人でいるのも良い
少しずつ空気が引き締まって冬の気配が忍び寄りつつある東京の朝の空気を僕は満喫していた

 「はぁ〜、来週は仙台か・・・」

そんな独り言を呟きながら僕は歩いてる

 ♪〜〜♪〜〜♪〜〜♪

静寂を打ち破るようにズボンの右ポケットに入っている携帯電話が鳴った

 「ん?メールか・・・」

携帯の発するイルミネーションカラーからメールが届いた事に気づく
携帯を開き、ディスプレイを確認するとそこには懐かしい人の名前があった

 「おぉ!」

早速メールを読んでみる

 『久しぶり〜♪●●は元気にしてる〜?こないだ新曲のPV見たよ〜、あんたもちっとは成長したじゃん!
  ボーイッシュ担当をあたしから受け継いだんだから、まだまだ頑張ってね〜〜(⌒^⌒)b』

相変わらず厳しい先輩だよ、この人は・・・

僕は歩きながら当時の事を思い出してみる・・・、僕のライブデビューはここだった
4期メンバーよりも少し早く娘。に入っていたんだけど、初ステージは同じ場所・・・
何もかもが初めてづくしで・・・前の晩も全然眠れなくってごっちんにずっと話を聞いてもらってたけ・・・
今思えば微笑ましい思い出だけど、付き合わされているごっちんは大変だったろうなぁ〜

147 :-歩いてる-:2006/11/08(水) 20:32

僕はもうしばらく歩いた後、リハの時間が迫っているために武道館の方へ戻ってきた

 「せんぱ〜い!どこ行ってたんですかぁ〜♪」

控え室へ続く廊下で久住さんは僕を見つけると、物凄い勢いで近づいてきて僕にしがみつく

 「散歩に行ってたんだよ。一緒に行きたかった???」

僕は久住さんの頭を撫でながら聞く

 「はい♪今度は一緒に行きましょう♪あ、先輩、もうすぐリハ始まりますよ〜」
 「そっか、急いで準備なきゃね」
 「はい♪」

僕と久住さんは手を繋いで楽屋まで歩いた、楽屋の前に行くと既にみんなはスタンバイOKの状態で
久住さんと僕を迎えてくれた・・・少々手荒い歓迎だったけどね・・・

 「さぁ、小春と隠れてデートしてた●●はほっといてみんなリハ行くよ〜」
 「「「「お〜!」」」」

吉澤さんの声にみんなが呼応する

リハに向かう廊下を皆で歩く、僕はいつもと変わらず最後尾を歩く・・・
後ろから見るいつもと変わらないこの景色、やっぱり僕は娘。が好きなんだなぁと思う
いつまでこうやって歩いていられるかはわからないけど、ずっとこうやって歩き続けられたら
いいなぁと思った・・・

リハが終わったあと、僕はメールの返信を送った

 『親愛なる市井・・・いや吉澤紗耶香先輩♪
  先輩は元気っすか???相変わらずの手厳しいメールっすね〜(>_<)
  娘。になってずっと突っ走ってばっかでしたけど、最近ようやく
  周りの景色(みんな)を見ながら歩く事ができるようになりました(*^。^*)
  まだまだ娘。でがんばります!先輩もがんばってください(*^_^*)』

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