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俺と娘。の夢物語〜in 狩狩〜3
- 101 :−金色の髪の乙女−:2006/10/22(日) 00:45
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「おはよ…」
「あ、固まったやよ」
「ど、どうすっと?」
僕は、楽屋に入るなり目の前の状況に固まってしまった。
その原因は、娘。の一人…ではなく、目の前の外人さんみたいな女の子。
「あの、ハロプロの誰かだよね?」
「え? あのあたしだけど…」
「梨華ちゃん!?」
「お〜い、●●〜大丈夫か〜?」
ミキティが、僕の体を揺らすけどちょっとの間動くことが出来なかった。
「あの、この髪似合ってる?」
「う、うん…に、似合ってると思うよ…」
僕の自信のない言葉。自分でもわかってしまうぐらい弱々しかった。
そんな言葉に梨華ちゃんは、ちょっと悲しそうだった。
「●●…ちょっといい?」
梨華ちゃんに、腕を引っ張られて廊下へ連れてこられた。
「●●、ホントの事言って」
「え? な、何が?」
「あたしの髪のこと…今さっき、●●の言葉嘘が入ってた」
嘘は入ってはいないけど、やっぱ僕の動揺は梨華ちゃんに伝わっていたようだ。
ここは、ホントのこと言わないとね。
- 102 :−金色の髪の乙女−:2006/10/22(日) 00:45
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「ごめんね、梨華ちゃん。嫌な気持ちにさせちゃって…けどね、僕ホントに
似合ってると思うよ。最初、見たときに梨華ちゃんが、まさか金髪にすると
思ってなかったからさ驚いちゃって…ごめんね」
「ううん、あたしこそ●●に最初に言っておけばよかったんだよね」
僕は、梨華ちゃんの髪を優しく撫でる。梨華ちゃんは、くすぐったそうで
でも、嬉しそうだった。
「梨華ちゃん、好きだよ」
「!?」
梨華ちゃんの、顔が一気に赤くなる。
「『髪』がだよ梨華ちゃん、顔真っ赤。驚かされたお返しね」
僕は、笑いながら梨華ちゃんから逃げ出した。
「あー、もう!! 待てー!!」
後ろから追いかけてくる梨華ちゃん。
走るたびに揺れる梨華ちゃんの金色の髪が太陽に照らされてとてもきれいだった。
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