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ふにゃちん☆レボリューション
- 1 :名無し娘。:2006/09/02(土) 21:36
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_, −‐ー― --- 、
_,に: ::,:へ: :ィ: : ::_; ;_: :`;ヽ
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. ∧/ |:l: :l: : :/:斗|‐;ト|、 |; l; i: :i ;,L;;;_l_: :l: :l: :l: : :|: ,へ
//: :| |:|: :l: ::イ「|:| |i | | l; liく「 i li i;「ヽ;l: l: :l: : レ ∧\
| |: : | |ハ: |: ::| | レf千;ミ i l | 斗ぇL_い: l::l: :l:: :トイ::| | .}
| |: ::| .| いハ / |゙ i:::::} }゙「::::゙iハヽ〉l:l: :l / | .|: | | i / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
i l; | ヽ ` .ハヽ.〔゙こソ [.i::::ソ}ノ /;;Vレ/ レv:;| l | 心配しないで! どんなチンコでも
l:| |: :ハ .::: ̄ ゙'-''゚ ∧::|.V |:./ <
ヽ l: ::へ __'_ ..:::::../ |::| | l/ | 絶対、小春が勃たせてみせるから☆
_」L:: ;ト` .、 ヾ. ノ , '´ ノ|::l/ / \_______________
く\ ヽ:ir‐‐「` -- ' 「 、_/-くヽ‐- 、
/ \\. i:i | i ム.._\ ヽ ヾ }
/ | \ ヾ、_ _, -'´ /} ゙ ゚ ゙ |
| \ `- 二二二 -‐ '´ / ∧
| ゝ、.i : | / .}
| V ::: .∧ / { |
. l | K .... ::: } } i l
- 301 :名無し娘。:2006/12/09(土) 21:19
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┃ 観察 実行 ┃┃屋上 ┃ ......::::::::::::::::::::::::::::::::
┃ ┃┗━━━━━━━┛_ .::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
┃ 会話 >設定 ┃┃._|_」| |ロロロ|_| .|」」」|
┃ ┃┃|`lロロロ|| |ロロロ|_;;''''''''~~~~'''';;;;;`,,";;;`,_
┃ 移動 助言 ┃┃| :lロロロ|| |ロロロ||[!;;;; ソノバヽ ;;;;; ミ ;;!!;;;ミロ| ̄ ̄| ̄| _
┃ ┃┃| :lロロロ|| |ロロロ||[!;;; 从*・ 。.・) ;;;;―.|||!ロロ| ̄||「「「「「
┃ 手淫 投票 ┃┃ ̄| ̄| ̄| ̄| ̄| ̄| ゚しJ゚  ̄| ̄| ̄| ̄| ̄| ̄| ̄| ̄
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┃
┃ 小春 「えーと じゃあ 師匠に 指名します」
┃
┃ 道重を 師匠に 指名した (Lv.01)
┃
┃ 道重 「弟子入りを 認めるの!↓
┃
┃ これからは さゆのことを 師匠と 呼ぶの! いい?」
┃
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- 302 :名無し娘。:2006/12/09(土) 21:20
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┃第01週 ┃人気:E 知名度:E 話題性:E 魅力:E ┃予定表 |能力一覧│
┣━━━━━╋━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━┫━━━━┓────┤
┃ ノハハヽ ┃性 欲│ 少 −−−−−□−−−−− 多 ┃対人関係┃道具一覧│
┃ リo´ゥ`リ ┃機 嫌| 悪 −−−−−□−−−−− 良 ┃━━━━┛────┤
┃ ゚しJ゚ .┃天 運│ 離 −−−−−□−−−−− 恵 ┃攻略記録│事業一覧│
┣━━━━━╋━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━┓
┃所持金 ┃ 役 割 [現職] |藤|道|田|亀|新|高|紺|小|吉|石|辻|加|後|保|矢|安|飯|中|松|z┃
┃ .100万円┃ .|本|重|中|井|垣|橋|野|川|澤|川| |護|藤|田|口|倍|田|澤|浦|z┃
┃─────┃─―――――─────────────────────────┃
┃体 力: 010┃→師 匠 [道重] |--|01|--|--|--|--|--|--|--|--|--|--|--|--|--|--|--|--|--|z┃
┃容 姿: 020┃ 黒 幕 [−−] |--|--|--|--|--|--|--|--|--|--|--|--|--|--|--|--|--|--|--|z┃
┃愛 想: 015┃ 羨 望 [−−] |01|--|--|--|--|--|--|--|01|--|--|--|01|--|--|--|--|--|--|z┃
┃色 気: 005┃ 親 友 [−−] |--|--|--|--|--|--|--|--|--|--|--|--|--|--|--|--|--|--|--|z┃
┃忍 耐: 010┃ 悪 友 [−−] |--|--|--|--|--|--|--|--|--|--|--|--|--|--|--|--|--|--|--|z┃
┃野 望: 010┃ 同 志 [−−] |--|--|--|--|--|--|--|--|--|--|--|--|--|--|--|--|--|--|--|z┃
┃評 判: 020┃ メルトモ..[−−] |--|01|01|01|01|01|01|01|--|--|--|--|--|--|--|--|--|--|--|z┃
┃―――――┃─―─────────────────────────────┃
┃攻略数: 001┃ 喧嘩 リスト │現在、喧嘩はしていません ┃
┃経験値: 001┃ 天敵 リスト |現在、誰からも睨まれていません ┃
┗━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
- 303 :名無し娘。:2006/12/09(土) 21:20
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┃ >観察 実行 ┃┃テレ東・スタジオ ┃‖
┃ ┃┗━━━━━━━┛{6}
┃ 会話 設定 ┃┃ | |┼┼|'
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┃ 移動 助言 ┃┃ | |┼┼| ノノノハヾ ノンハヽ
┃ ┃┃二l]::::|┼┼| < ̄ ̄ ̄ ̄ ̄>从#~∀~) ||(‘〜‘川
┃ 手淫 投票 ┃┃ | |┬sss | HELLO! | ゚しJ゚ ゚しJ゚
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┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃
┃ 道重に連れられて テレビ東京に やってきました
┃
┃ スタジオには 中澤と 飯田が います
┃
┃ 道重は 楽屋に 行きました
┃
┃ コマンド?
┃
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- 304 :名無し娘。:2006/12/09(土) 21:20
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┃ 観察 実行 ┃┃テレ東・スタジオ ┃‖
┃ ┃┗━━━━━━━┛{6}
┃ >会話 設定 ┃┃ | |┼┼|'
┃ ┃┃ ̄| |┼┼|
┃ 移動 助言 ┃┃ | |┼┼| ノノノハヾ ノンハヽ
┃ ┃┃二l]::::|┼┼| < ̄ ̄ ̄ ̄ ̄>从 ~∀~) ||(‘〜‘川
┃ 手淫 投票 ┃┃ | |┬sss | HELLO! | ゚しJ゚ ゚しJ゚
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┃
┃ 小春 「中澤先輩 飯田先輩 こんにちは!」
┃
┃ 小春は 挨拶をした
┃
┃ 飯田 「ああ 久住ちゃんか…… こんにちは…… 元気してる?」
┃
┃ 飯田が 返事をした しかし 中澤は 挨拶を 返さなかった
┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
- 305 :名無し娘。:2006/12/09(土) 21:20
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┃ 観察 実行 ┃┃テレ東・スタジオ ┃‖
┃ ┃┗━━━━━━━┛{6}
┃ >会話 設定 ┃┃ | |┼┼|'
┃ ┃┃ ̄| |┼┼|
┃ 移動 助言 ┃┃ | |┼┼| ノノノハヾ ノンハヽ
┃ ┃┃二l]::::|┼┼| < ̄ ̄ ̄ ̄ ̄>从 ~∀~) ||(‘〜‘川
┃ 手淫 投票 ┃┃ | |┬sss | HELLO! | ゚しJ゚ ゚しJ゚
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┃
┃ 小春 (ど どうしたんだろ…… なにか いけなかったかな……)
┃
┃ 小春 「中澤先輩 こんにちは」
┃
┃ 中澤 「あんなあ…… 今さら 言うんも なんやけど……↓
┃
┃ こんにちは やなくて おはようございます やろ?」
┃
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- 306 :名無し娘。:2006/12/09(土) 21:20
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┃ 観察 実行 ┃┃テレ東・スタジオ ┃‖
┃ ┃┗━━━━━━━┛{6}
┃ >会話 設定 ┃┃ | |┼┼|'
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┃ 移動 助言 ┃┃ | |┼┼| ノノノハヾ ノンハヽ
┃ ┃┃二l]::::|┼┼| < ̄ ̄ ̄ ̄ ̄>从 ~∀~) ||(‘〜‘川
┃ 手淫 投票 ┃┃ | |┬sss | HELLO! | ゚しJ゚ ゚しJ゚
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┃
┃ 小春 「あ そうでした すいません……」
┃
┃ 中澤 「ったく どんな教育受けてんねんな 師匠 だれやねん!」
┃
┃ 飯田 「まあまあ いいじゃないの 汚れてなくて……」
┃
┃ 中澤 「せやけど 交渉術も 身につけてへんようじゃ あかんで」
┃
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- 307 :名無し娘。:2006/12/09(土) 21:20
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┃ 観察 実行 ┃┃テレ東・スタジオ ┃‖
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┃ >会話 設定 ┃┃ | |┼┼|'
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┃ 移動 助言 ┃┃ | |┼┼| ノノノハヾ ノンハヽ
┃ ┃┃二l]::::|┼┼| < ̄ ̄ ̄ ̄ ̄>从 ~∀~) ||(‘〜‘川
┃ 手淫 投票 ┃┃ | |┬sss | HELLO! | ゚しJ゚ ゚しJ゚
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┃
┃ 小春 「交渉術?」
┃
┃ 中澤 「挨拶も 交渉術のうちや…… 交渉術があれば↓
┃
┃ 一人で営業もできるし ナンパかてできるし これは必須やで」
┃
┃ 飯田 「年配の先輩を 役割に指名すれば すぐに覚えるはずよ」
┃
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- 308 :名無し娘。:2006/12/09(土) 21:21
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┃ 観察 実行 ┃┃テレ東・スタジオ ┃‖
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┃ >会話 設定 ┃┃ | |┼┼|'
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┃ 移動 助言 ┃┃ | |┼┼| ノノノハヾ ノンハヽ
┃ ┃┃二l]::::|┼┼| < ̄ ̄ ̄ ̄ ̄>从 ~∀~) ||(‘〜‘川
┃ 手淫 投票 ┃┃ | |┬sss | HELLO! | ゚しJ゚ ゚しJ゚
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┃
┃ 中澤 「うちを 師匠にしたら 交渉術 教えてやってもええで」
┃
┃ 小春 「でも…… 師匠は 道重先輩を 指名したばかりで……」
┃
┃ 中澤 「ほな 黒幕や羨望でも ええけど」
┃
┃ 飯田 「駄目よ そんなのにしたら どうなるか わかったもんじゃないわ」
┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
- 309 :名無し娘。:2006/12/09(土) 21:21
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┃ 観察 実行 ┃┃テレ東・スタジオ ┃‖
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┃ >会話 設定 ┃┃ | |┼┼|'
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┃ 移動 助言 ┃┃ | |┼┼| ノノノハヾ ノンハヽ
┃ ┃┃二l]::::|┼┼| < ̄ ̄ ̄ ̄ ̄>从 ~∀~) ||(‘〜‘川
┃ 手淫 投票 ┃┃ | |┬sss | HELLO! | ゚しJ゚ ゚しJ゚
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┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃
┃ 小春 「あの…… それじゃ メルトモ なんか……?」
┃
┃ 中澤 「ほお それはまた マニアックな選択やな 本気なんか?」
┃
┃ 小春 「えーと あの…… じゃあ 投票で決めます……」
┃
┃ 小春は 投票を 選んだ
┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
- 310 :名無し娘。:2006/12/09(土) 21:21
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┏┫助言 ┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃┗━━━━━┛
┃師匠…奉仕の義務が発生。能力を伝授してくれたり、助力に応じてくれる。
┃黒幕…定期的に指令が届く。危険な指令が多いが、こなせば報酬を貰える。
┃羨望…観察することにより、能力を盗むことができる。交流は減る。
┃親友…定期的に約束の義務が発生。機嫌パラメータの上昇などに影響。
┃悪友…不定期に悪事を実行。悪事が露呈すると処罰を受けることもある。
┃同志…目標に向かって協力し合う。稀に一方的に利用される危険もある。
┃メルトモ…差し障りのない関係。メリットもデメリットも少ない。
┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
- 311 :名無し娘。:2006/12/09(土) 21:21
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┃第01週 ┃人気:E 知名度:E 話題性:E 魅力:E ┃予定表 |能力一覧│
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┃ ノハハヽ ┃性 欲│ 少 −−−−−□−−−−− 多 ┃対人関係┃道具一覧│
┃ リo´ゥ`リ ┃機 嫌| 悪 −−−−−□−−−−− 良 ┃━━━━┛────┤
┃ ゚しJ゚ .┃天 運│ 離 −−−−−□−−−−− 恵 ┃攻略記録│事業一覧│
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┃所持金 ┃ 役 割 [現職] |藤|道|田|亀|新|高|紺|小|吉|石|辻|加|後|保|矢|安|飯|中|松|z┃
┃ .100万円┃ .|本|重|中|井|垣|橋|野|川|澤|川| |護|藤|田|口|倍|田|澤|浦|z┃
┃─────┃─―――――─────────────────────────┃
┃体 力: 010┃ 師 匠 [道重] |--|01|--|--|--|--|--|--|--|--|--|--|--|--|--|--|--|--|--|z┃
┃容 姿: 020┃ 黒 幕 [−−] |--|--|--|--|--|--|--|--|--|--|--|--|--|--|--|--|--|--|--|z┃
┃愛 想: 015┃ 羨 望 [−−] |01|--|--|--|--|--|--|--|01|--|--|--|01|--|--|--|--|--|--|z┃
┃色 気: 005┃ 親 友 [−−] |--|--|--|--|--|--|--|--|--|--|--|--|--|--|--|--|--|--|--|z┃
┃忍 耐: 010┃ 悪 友 [−−] |--|--|--|--|--|--|--|--|--|--|--|--|--|--|--|--|--|--|--|z┃
┃野 望: 010┃ 同 志 [−−] |--|--|--|--|--|--|--|--|--|--|--|--|--|--|--|--|--|--|--|z┃
┃評 判: 020┃→メルトモ..[−−] |--|01|01|01|01|01|01|01|--|--|--|--|--|--|--|--|--|--|--|z┃
┃―――――┃─―─────────────────────────────┃
┃攻略数: 001┃◆投票◆ 中澤を 役職に 指名してください (師匠可・空白可) ┃
┃経験値: 001┃ ┃
┗━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
- 312 :名無し娘。:2006/12/10(日) 12:00
- 不如帰もいいがこれもやってみたい
- 313 :名無し娘。:2006/12/10(日) 16:21
- メルトモに若干の違和感
- 314 :名無し娘。:2006/12/10(日) 16:31
- AAが地味にレベル高いな
- 315 :sage:2006/12/10(日) 18:58
- 【黒幕】
中澤黒幕で百合系イベントに期待
- 316 :名無し娘。:2006/12/10(日) 20:31
- 中澤と久住が親友っておもろいやん
- 317 :名無し娘。:2006/12/18(月) 21:08
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革命前夜02.テストプレイ(攻略モードの説明)
- 318 :名無し娘。:2006/12/18(月) 21:09
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いまいち投票がなかったが、「親友」ということにする。
それと選択コマンドの矢印のバランスが悪いので、白マス・黒マスに変更。
- 319 :名無し娘。:2006/12/18(月) 21:09
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┃ □観察 □実行 ┃┃テレ東・スタジオ ┃‖
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┃ ■会話 □設定 ┃┃ | |┼┼|'
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┃ □移動 □助言 ┃┃ | |┼┼| ノノノハヾ ノンハヽ
┃ ┃┃二l]::::|┼┼| < ̄ ̄ ̄ ̄ ̄>从 ~∀~) ||(‘〜‘川
┃ □手淫 □投票 ┃┃ | |┬sss | HELLO! | ゚しJ゚ ゚しJ゚
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┃
┃ 小春 「それじゃ 親友 になってくれますか?」
┃
┃ 中澤 「ほお 親友とは意外やけど うちはもちろん ええで!」
┃
┃ 小春は 中澤裕子を 【親友】 に指名した (Lv.01)
┃
┃ 飯田 「あらあら なんだか 変な組み合わせが できちゃったわね」
┃
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- 320 :名無し娘。:2006/12/18(月) 21:09
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┃ □観察 □実行 ┃┃テレ東・スタジオ ┃‖
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┃ ■会話 □設定 ┃┃ | |┼┼|'
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┃ □移動 □助言 ┃┃ | |┼┼| ノノノハヾ ノンハヽ
┃ ┃┃二l]::::|┼┼| < ̄ ̄ ̄ ̄ ̄>从 ~∀~) ||(‘〜‘川
┃ □手淫 □投票 ┃┃ | |┬sss | HELLO! | ゚しJ゚ ゚しJ゚
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┃
┃ 中澤 「ほな 小春ちゃん 来週からは 一緒に遊んだり しような」
┃
┃ 小春 「は はい」
┃
┃ 飯田 「ねえ 私も なにかの役割に 指名してほしいんだけど」
┃
┃ 小春 「えっと じゃあ 同志なんて どうでしょうか?」
┃
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- 321 :名無し娘。:2006/12/18(月) 21:09
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┃ □観察 □実行 ┃┃テレ東・スタジオ ┃‖
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┃ ■会話 □設定 ┃┃ | |┼┼|'
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┃ □移動 □助言 ┃┃ | |┼┼| ノノノハヾ ノンハヽ
┃ ┃┃二l]::::|┼┼| < ̄ ̄ ̄ ̄ ̄>从 ~∀~) ||(‘〜‘川
┃ □手淫 □投票 ┃┃ | |┬sss | HELLO! | ゚しJ゚ ゚しJ゚
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┃
┃ 飯田 「あら どうして同志? なんちゃって」
┃  ̄ ̄
┃ 小春 「……」
┃
┃ 小春は 飯田圭織を 【同志】 に指名した (Lv.01)
┃
┃ 小春は 【ダジャレ】 を覚えた (Lv.01)
┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
- 322 :名無し娘。:2006/12/18(月) 21:09
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┃第01週 ┃人気:E 知名度:E 話題性:E 魅力:E ┃予定表 |能力一覧│
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┃ ノハハヽ ┃性 欲│ 少 −−−−−□−−−−− 多 ┃対人関係┃道具一覧│
┃ リo´ゥ`リ ┃機 嫌| 悪 −−−−−□−−−−− 良 ┃━━━━┛────┤
┃ ゚しJ゚ .┃天 運│ 離 −−−−−□−−−−− 恵 ┃攻略記録│事業一覧│
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┃所持金 ┃ 役 割 [現職] |藤|道|田|亀|新|高|紺|小|吉|石|辻|加|後|保|矢|安|飯|中|松|z┃
┃ .100万円┃ .|本|重|中|井|垣|橋|野|川|澤|川| |護|藤|田|口|倍|田|澤|浦|z┃
┃─────┃─―――――─────────────────────────┃
┃体 力: 010┃ 師 匠 [道重] |--|01|--|--|--|--|--|--|--|--|--|--|--|--|--|--|--|--|--|z┃
┃容 姿: 020┃ 黒 幕 [−−] |--|--|--|--|--|--|--|--|--|--|--|--|--|--|--|--|--|--|--|z┃
┃愛 想: 015┃ 羨 望 [−−] |01|--|--|--|--|--|--|--|01|--|--|--|01|--|--|--|--|--|--|z┃
┃色 気: 005┃☆親 友 [中澤] |--|--|--|--|--|--|--|--|--|--|--|--|--|--|--|--|--|01|--|z┃
┃忍 耐: 010┃ 悪 友 [−−] |--|--|--|--|--|--|--|--|--|--|--|--|--|--|--|--|--|--|--|z┃
┃野 望: 010┃☆同 志 [飯田] |--|--|--|--|--|--|--|--|--|--|--|--|--|--|--|--|01|--|--|z┃
┃評 判: 020┃ メルトモ..[−−] |--|01|01|01|01|01|01|01|--|--|--|--|--|--|--|--|--|--|--|z┃
┃―――――┃─―─────────────────────────────┃
┃攻略数: 001┃ 喧嘩 リスト │現在、喧嘩はしていません ┃
┃経験値: 001┃ 天敵 リスト |現在、誰からも睨まれていません ┃
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- 323 :名無し娘。:2006/12/18(月) 21:09
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┏━━━━━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓────┏━━━━┓
┃第01週 ┃人気:E 知名度:E 話題性:E 魅力:E ┃予定表 ┃能力一覧┃
┣━━━━━╋━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━┫────┗━━━━┛
┃ ノハハヽ ┃性 欲│ 少 −−−−−□−−−−− 多 ┃対人関係│道具一覧│
┃ リo´ゥ`リ ┃機 嫌| 悪 −−−−−□−−−−− 良 ┃────┼────┤
┃ ゚しJ゚ .┃天 運│ 離 −−−−−□−−−−− 恵 ┃攻略記録│事業一覧│
┣━━━━━╋━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━┓
┃所持金 ┃業界系 .Lv|芸能系 .Lv|女性系 .Lv|性技系 .Lv┃
┃ .100万円┃――――――─┼───────┼───────┼───────┃
┃─────┃枕営業 --|歌唱 02|スマイル.. 01|ふにゃレボ 01┃
┃体 力: 010┃交渉術 --|ダンス 02|ハニカミ. 01| ┃
┃容 姿: 020┃テレビ東京.. 03|演技 --| | ┃
┃愛 想: 015┃民放 01|トーク. --| | ┃
┃色 気: 005┃NHK 01|声優 03| | ┃
┃忍 耐: 010┃地方局 --|ダジャレ. 01| | ┃
┃野 望: 010┃ラジオ --| | | ┃
┃評 判: 020┃ | | | ┃
┃―――――┃ | | | ┃
┃攻略数: 001┃ | | | ┃
┃経験値: 001┃ | | | ┃
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- 324 :名無し娘。:2006/12/18(月) 21:10
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┃ □観察 □実行 ┃┃テレ東・スタジオ ┃‖
┃ ┃┗━━━━━━━┛{6}
┃ ■会話 □設定 ┃┃ | |┼┼|'
┃ ┃┃ ̄| |┼┼|
┃ □移動 □助言 ┃┃ | |┼┼| ノノノハヾ ノンハヽ
┃ ┃┃二l]::::|┼┼| < ̄ ̄ ̄ ̄ ̄>从 ~∀~) ||(‘〜‘川
┃ □手淫 □投票 ┃┃ | |┬sss | HELLO! | ゚しJ゚ ゚しJ゚
┗━━━━━━━━━┛┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃
┃ 小春 (なんだか よくわからないけど ダジャレを 覚えちゃった……)
┃
┃ 飯田 「ダジャレを愛する者として お互いに 頑張ろうね!」
┃
┃ 小春 「は はい……」
┃
┃ 小春 (同志って そういうことなのか…… どうしよう……)
┃  ̄ ̄
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- 325 :名無し娘。:2006/12/18(月) 21:10
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┃ □観察 □実行 ┃┃テレ東・スタジオ ┃‖
┃ ┃┗━━━━━━━┛{6}
┃ ■会話 □設定 ┃┃ | |┼┼|'
┃ ┃┃ ̄| |┼┼|
┃ □移動 □助言 ┃┃ | |┼┼| ノノノハヾ ノンハヽ
┃ ┃┃二l]::::|┼┼| < ̄ ̄ ̄ ̄ ̄>从 ~∀~) ||(‘〜‘川
┃ □手淫 □投票 ┃┃ | |┬sss | HELLO! | ゚しJ゚ ゚しJ゚
┗━━━━━━━━━┛┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃
┃ ** 「すいません そろそろ本番なので スタンバイお願いします」
┃
┃ 飯田 「あら 本番みたい それじゃ 私は この辺で失礼するわね」
┃
┃ 小春 「あ はい」
┃
┃ 中澤 「小春ちゃんは これまでに 仕事を攻略したこと あるんかな?」
┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
- 326 :名無し娘。:2006/12/18(月) 21:10
-
┏━━━━━━━━━┓┏━━━━━━━┓━━━━━━━━━━━━┓
┃ □観察 □実行 ┃┃テレ東・スタジオ ┃‖
┃ ┃┗━━━━━━━┛{6}
┃ ■会話 □設定 ┃┃ | |┼┼|'
┃ ┃┃ ̄| |┼┼|
┃ □移動 □助言 ┃┃ | |┼┼| ノノノハヾ
┃ ┃┃二l]::::|┼┼| < ̄ ̄ ̄ ̄ ̄> 从 ~∀~)
┃ □手淫 □投票 ┃┃ | |┬sss | HELLO! | ゚しJ゚
┗━━━━━━━━━┛┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃
┃ 小春 「攻略?」
┃
┃ 中澤 「うーん 初めてみたいやな ほな うちが教えたげるわ↓
┃
┃ 予定を実行する場合 仕事などは 攻略モードに切り替わるねん」
┃
┃ 小春 「攻略モード ですか?」
┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
- 327 :名無し娘。:2006/12/18(月) 21:10
-
┏━━━━━━━━━┓┏━━━┓━━┯━━━━━━━━━━━━━┓
┃ □待機 □発言 ┃┃小 春┃愛想│ 残り 015/015┃
┃ ┃┗━━━┛──┼─────────────┨
┃ □特技 □道具 ┃ ┃性欲│少−−−−−□−−−−−多┃
┃ ┃ ┃機嫌|悪−−−−−□−−−−−良┃
┃ □合図 □手淫 ┃ ┗━━┷━━━━━━━━━━━━━┛
┃ ┃┏━━━━━━━┯━━━━━━━━━━━━┓
┃ □居眠 □省略 ┃┃テレビ東京.. 03│□□□□□□□□□□評価┃
┗━━━━━━━━━┛┗━━━━━━━┷━━━━━━━━━━━━┛
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃
┃ 中澤 「これが攻略モードやけど 仕事の場合は 愛想が重要になるで↓
┃
┃ 行動するごとに 愛想が消費されて ゼロになったらおしまいや↓
┃
┃ 特技は レベルの分だけ消費されるけど その分 効果的やで」
┃
┃ 小春 「これが 攻略モード…… でも 私に できるのかな……?」
┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
- 328 :名無し娘。:2006/12/18(月) 21:10
-
┏━━━━━━━━━┓┏━━━┓━━┯━━━━━━━━━━━━━┓
┃ □待機 □発言 ┃┃小 春┃愛想│ 残り 015/015┃
┃ ┃┗━━━┛──┼─────────────┨
┃ □特技 □道具 ┃ ┃性欲│少−−−−−□−−−−−多┃
┃ ┃ ┃機嫌|悪−−−−−□−−−−−良┃
┃ □合図 □手淫 ┃ ┗━━┷━━━━━━━━━━━━━┛
┃ ┃┏━━━━━━━┯━━━━━━━━━━━━┓
┃ □居眠 □省略 ┃┃テレビ東京.. 03│□□□□□□□□□□評価┃
┗━━━━━━━━━┛┗━━━━━━━┷━━━━━━━━━━━━┛
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃
┃ 中澤 「仕事のレベルに応じて 評価を得るのが 次第に難しくなるけど↓
┃
┃ レベル3くらいやったら 待機(台本通り)でも 問題はないで」
┃
┃ 小春 「あの 合図とか手淫とか よくわからないのが あるんですけど」
┃
┃ 中澤 「ほな 簡単にまとめてあげるわ 小春ちゃんとは 親友やしね」
┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
- 329 :名無し娘。:2006/12/18(月) 21:10
-
┏━━━━━┓
┏┫助言 ┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃┗━━━━━┛
┃待機…守勢の行動。台本通りに動くため、可もなく不可もない。
┃発言…攻勢の行動。積極的に発言する。ただし、失敗することもある。
┃特技…芸能系・女性系などの能力を発揮する。使うだけ上達も早くなる。
┃道具…小道具を使用する。マジック能力などでは必須のコマンド。
┃合図…助けを求める。役割についているメンバーがフォローしてくれる。
┃手淫…性欲暴発時(混乱)などに選択。緊張をほぐすなど、効果は様々。
┃居眠…本番中に休憩する。評価パラメータは下がるが、愛想が回復する。
┃省略…スキップモード。過程を省略し、いきなり結果画面へと進む。
┃
┃愛想…「待機」「発言」などは1を消費し、「特技」はレベル分を消費する。
┃ その仕事が終わると自動的に回復するが、
┃ 機嫌が悪い時などは、完全に回復しないこともある。
┃ なお、枕営業の攻略モードでは「愛想」ではなく「色気」を活用する。
┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
- 330 :名無し娘。:2006/12/18(月) 21:11
-
┏━━━━━━━━━┓┏━━━━━━━┓━━━━━━━━━━━━┓
┃ □観察 □実行 ┃┃テレ東・スタジオ ┃‖
┃ ┃┗━━━━━━━┛{6}
┃ ■会話 □設定 ┃┃ | |┼┼|'
┃ ┃┃ ̄| |┼┼|
┃ □移動 □助言 ┃┃ | |┼┼| ノノノハヾ
┃ ┃┃二l]::::|┼┼| < ̄ ̄ ̄ ̄ ̄> 从 ~∀~)
┃ □手淫 □投票 ┃┃ | |┬sss | HELLO! | ゚しJ゚
┗━━━━━━━━━┛┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃
┃ 小春 「なんだか 難しそうです 攻略なんて 意識したことなかったし」
┃
┃ 中澤 「小春ちゃんには スマイルと ハニカミが あるから↓
┃
┃ 待機をしつつ たまに特技を使ってみたら ええんちゃうかな」
┃
┃ 小春 「そっか そういうのも 使えるんだ……」
┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
- 331 :名無し娘。:2006/12/18(月) 21:11
-
┏━━━━━━━━━┓┏━━━━━━━┓━━━━━━━━━━━━┓
┃ □観察 □実行 ┃┃テレ東・スタジオ ┃‖
┃ ┃┗━━━━━━━┛{6}
┃ ■会話 □設定 ┃┃ | |┼┼|'
┃ ┃┃ ̄| |┼┼|
┃ □移動 □助言 ┃┃ | |┼┼| ノノノハヾ
┃ ┃┃二l]::::|┼┼| < ̄ ̄ ̄ ̄ ̄> 从 ~∀~)
┃ □手淫 □投票 ┃┃ | |┬sss | HELLO! | ゚しJ゚
┗━━━━━━━━━┛┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃
┃ 中澤 「特技は 使えば使うほど レベルが 上がりやすくなるで」
┃
┃ 小春 「なんだか 中澤さんを 親友に指名して よかった気がします」
┃
┃ 中澤 「せやろ…… でも 親友やし 裕ちゃんで ええで」
┃
┃ 小春 「じゃあ 裕ちゃん先輩で いいですか?」
┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
- 332 :名無し娘。:2006/12/18(月) 21:11
-
┏━━━━━━━━━┓┏━━━━━━━┓━━━━━━━━━━━━┓
┃ □観察 □実行 ┃┃テレ東・スタジオ ┃‖
┃ ┃┗━━━━━━━┛{6}
┃ ■会話 □設定 ┃┃ | |┼┼|'
┃ ┃┃ ̄| |┼┼|
┃ □移動 □助言 ┃┃ | |┼┼| ノノノハヾ
┃ ┃┃二l]::::|┼┼| < ̄ ̄ ̄ ̄ ̄> 从 ~∀~)
┃ □手淫 □投票 ┃┃ | |┬sss | HELLO! | ゚しJ゚
┗━━━━━━━━━┛┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃
┃ 中澤 「おう それでええで…… ほな 仕事中に 困ったことがあったら
┃
┃ 合図を送ってや! うちやカオリンが フォローするさかい」
┃
┃ 小春 「はい!」
┃
┃ 中澤 「それじゃ 本番始まるみたいや お互い 頑張ろうな!」
┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
- 333 :名無し娘。:2006/12/18(月) 21:11
-
今回はここまで。
攻略モードは少しややこしいが、なるべく簡略化する予定。
- 334 :名無し娘。:2006/12/19(火) 12:45
- 高まる期待 (・∀・)
- 335 :名無し娘。:2006/12/20(水) 02:13
- 中澤が親友ってw
今の所頼もしいのが逆に不安だw
- 336 :名無し娘。:2007/01/15(月) 13:06
- 簡略化よりもマニアック化を望む
- 337 :名無し娘。:2007/02/07(水) 16:06
- 最初に比べたらかなり簡略化されてると思う
- 338 :名無し娘。:2007/03/08(木) 08:53
- まだ?
- 339 :名無し娘。:2007/04/03(火) 13:47
- 更新待ってるぜ
- 340 :名無し娘。:2007/05/03(木) 13:40
- ああ
- 341 :名無し娘。:2007/05/14(月) 20:36
-
情事もとい事情により『ふにゃちん☆レボリューション』はしばらくお休みします。
その間、『アイドル昇進物語 with G.R.R.』(仮題)をお楽しみください。
- 342 :名無し娘。:2007/05/14(月) 20:36
-
.
- 343 :名無し娘。:2007/05/14(月) 20:36
-
【アイドル界】――そこは弱肉強食の世界である。
華やいだ外面の裏側で地道に続けられる陰湿な【いやがらせ】や【いじめ】。
【ライバル】を蹴落とすための【密告】や【工作】は日常茶飯事、
時には相手の【スキャンダル】さえ捏造する。
競争は苛烈さを増し、【アイドル】同士の【傷害事件】や【暗殺事件】さえ珍しくはない。
まさに【乱世】である。
しかし、人々は決して【夢】や【希望】を捨てたりはしなかった。
【アイドル】という生身の【人間】を守るため、人々は新たな【システム】を考案したのである。
その名は【G.R.R.】。通常は更に【G.R.】と略される。
この物語は、【G.R.R.】を駆使して【アイドル】の【頂点】を目指す、一人の少女の物語である。
- 344 :名無し娘。:2007/05/14(月) 20:36
-
_, −‐ー― --- 、 アイドル昇進物語 with
_,に: ::,:へ: :ィ: : ::_; ;_: :`;ヽ
__/_/_///: : l: : : : : : : : :\: : :\ ┏━┓ ┏━┓ ┏━┓
, '".7: /: /: :/: :/: l|: l: : :l::l: : : :ヽ::ヽ : ::ヽ ┃ ┳ ┣┳┛ ┣┳┛
. / イ: :/:/: : ::/: /: ::| |: l: : :l: l: :l: :l: ::l: ::l: : :l, ┗━┛ ・ ┃┗━ ・ ┃┗━ ・
/ ./ /: /: / : : /: /::l: :| |::;|: : :l: :l: : l: : l: :l: :l: : :ト
.| .|l: l: :l: : ::/: /i: lハ| |:|::|: :|:|: :|: : :|: ::l: ::l: :l: : :l:\ ― GUARD RIKISHI ROBOT ―
. ∧/ |:l: :l: : :/:斗|‐;ト|、 |; l; i: :i ;,L;;;_l_: :l: :l: :l: : :|: ,へ
//: :| |:|: :l: ::イ「|:| |i | | l; liく「 i li i;「ヽ;l: l: :l: : レ ∧\
| |: : | |ハ: |: ::| | レf千;ミ i l | 斗ぇL_い: l::l: :l:: :トイ::| | .}
| |: ::| .| いハ / |゙ i:::::} }゙「::::゙iハヽ〉l:l: :l / | .|: | | i / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
i l; | ヽ ` .ハヽ.〔゙こソ [.i::::ソ}ノ /;;Vレ/ レv:;| l | 出でよ、タマノシマッ!
l:| |: :ハ .::: ̄ ゙'-''゚ ∧::|.V |:./ <
ヽ l: ::へ __'_ ..:::::../ |::| | l/ | 今日も白星でリキシゲットよっ!
_」L:: ;ト` .、 ヾ. ノ , '´ ノ|::l/ / \_______________
く\ ヽ:ir‐‐「` -- ' 「 、_/-くヽ‐- 、
/ \\. i:i | i ム.._\ ヽ ヾ }
/ | \ ヾ、_ _, -'´ /} ゙ ゚ ゙ |
| \ `- 二二二 -‐ '´ / ∧
| ゝ、.i : | / .}
| V ::: .∧ / { |
. l | K .... ::: } } i l
- 345 :名無し娘。:2007/05/14(月) 20:37
-
午後八時。【オープニング】の【テーマ曲】が流れ、【スタジオ】で【音楽番組】が始まる。
【司会者】の紹介に合わせて左右の登場口から姿を見せる【出演者】たち。
しかし全員が揃わないうちに唐突に【勝負】は始まる。
石川「吉澤ひとみ! ここで会ったが百年目! お命頂戴つかまつるっ!」
石川梨華が【力士ダマ】を床に投げつけ、煙とともに【ガード・リキシ・ロボット】が出現する。
石川の【G.R.R】は【押し相撲】の【デジマ】。その出る出る【デジマ】の【操作】には定評がある。
吉澤「いきなり来たかっ! こしゃくな! 出でよ、【コトミツキ】!」
吉澤ひとみが同じく【力士ダマ】を投げつけ、吉澤の隠し兵器、【コトミツキ】が出現する。
いきなりの【好取組】に【観覧客】はもとより、【出演者】も【司会者】も興奮を隠せない。
【カメラ】の背後から【スタジオ】を見ていた【スポンサー】陣が慌てて【懸賞ダマ】を投げる。
二体の【G.R.R.】の周りを囲むように【懸賞幕】が出現し、【CG土俵】を一周する。
その間、【G.R.R.】は【塩】を撒き、相手を睨みながら【仕切り線】に手をつく。
そしてまた戻って体を拭いたり水を口に含んだりといった動作を繰り返すが、
これは【G.R.R.】の調子や【操作】を確認するための準備動作でもある。
【番組】の【ディレクター】は予想より速い展開に【行司ダマ】を投げるのを忘れていたが、
ようやくそのことに気づいて煙とともに【行司ロボ】が現れる。
もっとも、【取組】は【テレビ局】の廊下や街中など、【カメラ】のないところでも行われるから、
【行司】がいなくて特に困るということはない。【アイドル】の【取組】は神出鬼没である。
- 346 :名無し娘。:2007/05/14(月) 20:37
-
石川「一気に押し出してやるっ! 【デジマ】、いつもの出足よっ!」
出島「がるるるるるるっ……」
吉澤「【デジマ】なんざ軽くあしらってやる! いいな、【ミツキ】!」
琴光喜「ぐおおおおおっ……」
行司「待ったなしっ! 手をついて〜!」
石川と吉澤がプレステに似た【コントローラー】を構え、意識を集中する。
互いの【G.R.R.】が【仕切り線】の前に腰を落とし、手をつくタイミングを計る。
【デジマ】が先に両手をつき、【コトミツキ】はいつものように相手をじらす。
石川「じらしても無駄よ! 【コトミツキ】の作戦なんかわかってるわ!」
出島「がるるるるるるっ……」
吉澤「ふっ、【デジマ】の強烈な【出足】が、うまく梨華に【操作】できるかな」
琴光喜「ぐおおっ、ぐおおっ……」
石川「今よっ、突進して!」
- 347 :名無し娘。:2007/05/14(月) 20:37
-
【コトミツキ】が手をついたのを見て、石川が【デジマ】を突進させる。
【デジマ】は頭からぶつかり、そのままの勢いで前へ出る。
【コトミツキ】はやや後ろに下がりながら、待ってたとばかりに【はたき込み】の動作を見せる。
石川はその動きを読み、前のめりにならないよう【デジマ】の腰を上げさせて【重心】を保持する。
それを見た吉澤は【コトミツキ】を横に回り込ませて横から【突き押し】を狙う。
【デジマ】がふっ飛ばされ、石川は慌てて【デジマ】の反った上体を元に戻させる。
しかし【コトミツキ】が素早い動きで【デジマ】に突進し、内から【両まわし】に手をかけようとする。
石川はそれを嫌い、【デジマ】を相手の体躯の【中心線】から逃れさせようとするが、
出るのを止めた【デジマ】にもはや最初の勢いはない。
【コトミツキ】は両腕を伸ばしてそのまま【デジマ】を押し、【土俵】の外へと押し出す。
拍手が巻き起こり、【行司ロボ】が【勝者】の名前を読み上げる。
押し出された【デジマ】が悲しそうな目を石川に向け、別れを告げる。
しかし石川がそれに反応する前に【コトミツキ】が【塩】を【デジマ】にかけ、
【デジマ】はポンッという音とともに煙になって【力士ダマ】に戻る。
- 348 :名無し娘。:2007/05/14(月) 20:37
-
吉澤「ふん、口ほどにもない。これがあの【デジマ】とはな」
石川「くっ……。【はたき込み】にかまわず突進させるべきだったか……」
吉澤が【懸賞】を受け取った【コトミツキ】に【塩】をかけて【力士ダマ】に戻し、
獲得した分とあわせて二つの【力士ダマ】を手に取る。
吉澤「【力士】ゲットだぜっ!」
表情に未練を浮かべながら、【ルール】に従い石川が【スタジオ】を後にする。
【CG土俵】が消え、【司会者】や【出演者】が中央に戻り、改めて【番組】が始まる。
久住小春はドキドキしながらその様子を【テレビ】で見ている。
風のような【音楽】が流れ出してもなお、その興奮は収まろうとしない。
- 349 :名無し娘。:2007/05/14(月) 20:37
-
次回、久住小春がついにアイドルデビューへ向けて動き出す!
乞うご期待!
- 350 :名無し娘。:2007/05/15(火) 22:58
- いきなりなんだこれw
- 351 :名無し娘。:2007/05/16(水) 23:22
-
◆ ┌───────┬───────────―─┐
■■■ │G.R.R. 力士ダマ|未定 | |
ノノハハヽ. ( ¨_¨ ) ├───────┤ | |
リリo´ゥ`リ / \. │保有総数−00個| | |
( つ四 ○..■■■..○ │幕内力士−00個| | |
| | | ( ■ ) │十両力士−00個│ | |
し't,_,) (_,)(,_). └───────┴─────────――──┘
┌───────┐┌────┬───────┬────────┬────┐
|連載回数−01回||名前 |所属部屋 |アイドル番付 ...|通算成績|
│新規声援−01人|├────┼───────┼────────┼────┤
|後援会員−01人|│久住小春|オフィス・ミラクル│未登録(新人) |--勝--敗|
└───────┘└────┴───────┴──────――┴────┘
- 352 :名無し娘。:2007/05/16(水) 23:22
-
翌朝。【芸能プロダクション】オフィスミラクルに久住小春が顔を出す。
上京して一ヶ月、まだ【業界】にも東京の街にも慣れておらず、表情は硬い。
社長「久住君、昨日の【Mステ】は見たかね?」
久住「はい。石川梨華さんの【デジマ】が負けてしまいました」
社長「私もまさかと思ったが、しかし吉澤の【コトミツキ】だってまだ【引退】には早い」
久住「はい。さすがベテランの【G.R.】だと思いました」
社長「うむ。だが人にはそれぞれ【相性】というものがある。【G.R.】は特にそれが強い。↓
. 昨日は取られたが、吉澤ひとみが【デジマ】を自分のモノにできるとは限らんよ。↓
. 廻り廻ってまた石川梨華の元に戻るか、あるいは君が手にすることだってなくはない」
久住「私がですか?」
**「そうよ。【デジマ】も【コトミツキ】も、全盛期はあたしの【G.R.】だったわ」
久住の横を女性が通り過ぎ、社長の斜め前に立ち止まって振り返る。
髪は金色で肩までの長さ。両耳と鼻に金色のピアスが光る。
- 353 :名無し娘。:2007/05/16(水) 23:22
-
久住「あ、石黒先輩。お、おはようございます」
石黒「おはよう、小春ちゃん。二週間ぶりね。どう、東京にはもう慣れたかしら?」
久住「あ、はい。あ、いや、まだちょっと……」
石黒「そんなもんね。でも心配することないわ。この【業界】、すぐ慣れることだらけよ」
社長「石黒君はもう【歌手】としては活動していないが、【アイドル】であることに変わりはない。↓
. 【G.R.】の【システム】開始とともに【デビュー】し、うちでは一番【G.R.】に慣れている」
石黒「なんかお局様って聞こえるんですけど」
社長「いや、それはまあなんだ、いい意味でだ」
石黒「まあ【ママドル】ですから、【人気】では今の若い子には負けますけどね」
社長「だが経験は豊富だ。そこで久住君、石黒君に【G.R.】の指導をしてもらうことにした」
久住「石黒先輩が?」
石黒「よろしくね。それとも、あたしなんかじゃ駄目だったかしら」
石黒がわざとらしくお局様的な言動をし、久住の表情が固まる。
素直すぎる反応に苦笑しつつ、石黒は破顔してそれが冗談だということを伝える。
- 354 :名無し娘。:2007/05/16(水) 23:22
-
石黒「なーんてね、冗談よ、冗談。精一杯頑張るから、小春ちゃんもよろしくね」
久住「はい。私、ずっと石黒先輩みたく格好いい【アイドル】になりたいなって。だから夢みたいです」
社長「うむ、その心意気だ。だが、どんな【アイドル】であろうと通らなければならない道がある」
石黒「来月に行われる【新人アイドル】の登竜門、【デビュー場所】ですね」
社長「そうだ。その関門を突破しない限り、【アイドル】として活動することは許されない。↓
. 【デビュー】できるのは十人前後。どの【事務所】もそのために必死の【稽古】をしている。↓
. もちろんうちもだ。なんといっても、久住君は我がオフィスミラクルの希望の星だからね」
石黒「社長、あまり期待をかけすぎるのもプレッシャーですよ。↓
. あたしだって小春ちゃんを初めて見た時、この子は【ミラクル】だって思いましたけどね。↓
. でも【アイドル】も【G.R.】も、予想した通りにはいかないものです。↓
. あたしはそういう【アイドル】たちを何人も見てきました。昔ここにいた子にも……」
社長「石黒君、その話はナシだと言ったろう」
石黒「あ、す、すいません……」
久住(ん?……二人ともどうしたんだろ?)
二人の表情の変化に久住が戸惑いを浮かべる。
しかしなにかの伏線だろうと思う程度で、久住はかしげた首を元に戻す。
- 355 :名無し娘。:2007/05/16(水) 23:22
-
社長「たしかに、【アイドル】は水物。【デビュー】しても【人気】が出ず【引退】する子もいれば、↓
. 【G.R.】の【操作】がままならず【実力】があるのに【デビュー】できない子もいる。↓
. だが、今では【G.R.】も【アイドル】の【実力】の一つだと【世間】に認知されている。↓
. 【G.R.】によって【アイドル】は公正な競争と均等な機会、そして安全を手に入れた。↓
. 【実力】でなく【宣伝力】の世界だったら、うちのような【弱小事務所】は生き残れなかった」
石黒「それは認めます。あたしの場合は【実力】より【G.R.】に助けられた感がありますけど」
社長「それも君の【実力】だよ。【G.R.】は【心・技・体】。それは【アイドル】自体も同じこと。↓
. だからこそ君に久住君の指導を頼むわけだ。君の【実力】を分けてやってほしい」
石黒「わかりました。時間はありませんが、やれるだけのことはやりましょう」
社長「うむ。それじゃ早速、久住君の【G.R.】を決めたいと思うんだが……」
久住「私の【ジー・アール】……!」
もはや【アイドル】の代名詞となっているその単語に、久住が爛爛と目を輝かせる。
【G.R.】を決めるということは、久住が【アイドル】の入口に立ったことを意味する。
社長「石黒君、その前に【デビュー場所】の【ルール】について簡単に教えてやってほしい」
石黒「わかりました」
- 356 :名無し娘。:2007/05/16(水) 23:23
-
石黒「【デビュー場所】は十五日間で、場所は【国技館】。【参加者】は百人を超えると思うわ。↓
. 【大手プロ】に所属している子もいれば、【地方ローカル】や【個人参加】の子もいるわ。↓
. 【参加者】の数にもよるけど、そのうちの成績上位、大体十人くらいが【合格】ね」
久住「たったの十人か……」
石黒「【事務所】に所属している子は、その【事務所】が保管する【G.R.】を使用できるけど、↓
. 【事務所】内での【トレード】は禁止されてるから、普通は【あまりもの】ってところかしら。↓
. もちろん【新人】のために強い【G.R.】をあえてキープしてるとこもあるだろうけど、↓
. 未知数の【新人】に持たせるよりは【現役】に使用させるのが得策でしょうね」
社長「それはそうだが、うちは結構な【G.R.】を用意してるよ。久住君には期待してるからね」
石黒「まあ【負け越し】はないだろうから、社長がそれでいいならいいですけど」
久住「【負け越す】とどうなるんですか?」
石黒「没収よ。その先は【R管】、【G.R.R.管理団体】が保有して、【再配分】か【引退】か……。↓
. そうそう、【個人参加】の子は【予選】があって、事前に【R管】から【G.R.】を入手するの。↓
. 少し厳しいけど、でも中にはそれで勝ち上がる子もいるわ。あの後藤真希も元々は……」
社長「石黒君、その名前は……」
石黒「あ、すいません……」
久住(後藤真希って、あの後藤真希? でも二人とも様子が……)
- 357 :名無し娘。:2007/05/16(水) 23:23
-
社長「とにかく、うちの場合は久住君のためにちゃんと【G.R.】を準備してある。心配いらんよ」
久住「あの、【G.R.R.】は何体まで保有できるんですか? 十五日間ですよね?」
石黒「【デビュー場所】は三体だけど、正式な【場所】だから負けても取られることはないわ。↓
. それにまだ【操作】に慣れてないから、使用するのは一体にしぼった方がいいわね。↓
. 毎年見てるけど、勝ち残る子は大体、一体の【G.R.】で十五日間を戦い抜くわ」
久住「一体で十五日間か……」
石黒「心配いらないわ。まずは【G.R.】の特徴を覚え込む。それが大きな武器になるわ。↓
. 石川梨華の【デジマ】もそうだったでしょ。あの子、【G.R.】の【操作】は大したことないけど、↓
. 【押し相撲】だけは別よ。だからほら、あの子の【G.R.】、ほとんど似たようなタイプでしょ」
久住「そういえば、そんな気がします」
石黒「それで社長、うちが用意してるっていう【G.R.】ですけど、タイプ的には?」
社長「うむ。ちょっと待っててくれ。とりあえず【十両】の【力士ダマ】を持ってくるから」
久住「【十両】?」
石黒「【アイドル】個人が保有してる【G.R.】が【幕内】。これは【取組】で使用することができるわ。↓
. ただ【G.R.】は保有数に制限があって、それ以上は【所属事務所】が保管するの。↓
. それが【十両】で、その【力士ダマ】を獲得した【アイドル】であれば、↓
. 【R管】に申請して【十両】を【幕内】に登録し直したり交替したりもできるわ」
- 358 :名無し娘。:2007/05/16(水) 23:23
-
久住「つまり【二軍】みたいなものですか?」
石黒「【G.R.】の【実力】とは関係ないんだけど、普通は弱い【G.R.】が【十両】に回されるわね。↓
. だけど【新人】のために強い【G.R.】を【十両】にしておく場合もあるって、聞いたわよね?」
久住「あ、はい」
石黒「【事務所】の規模なんかで【十両】にも制限があって、↓
. それ以上になると【R管】行きになるけど、うちはそれほど持ってないんじゃないかな。↓
. だって【アイドル】はあたしと舞ちゃんとお豆ちゃんくらいしかいないし」
久住「みなさん【G.R.】の使い手ですよね。新垣先輩なんて向うところ敵なしってよく聞きます」
石黒「あの子は相手をよく研究するのよ。自分で【G.R.ヲタク】って言ってるくらいだし。↓
. ただ、そのおかげでうちの【十両】には結構な掘り出し物が眠ってたりするのよね」
久住は石黒と新垣とどちらが強いのか質問しようとしたが、それより早く社長が戻ってくる。
- 359 :名無し娘。:2007/05/16(水) 23:23
-
社長「使い物にならないのを除いて候補を五つに絞った。石黒君、それでよかったかね?」
石黒「ええ。社長の目利きには全幅の信頼を寄せてます」
社長「久住君のためにと思って、お豆が獲得したのを【十両】に入れておいたんだ。↓
. 驚かないでくれよ。まずは【トチオウザン】だ!」
久住「【トチオウザン】!!!」
石黒「期待の【G.R.】ですね。まだ若いけど、経験を積ませれば将来は【横綱】クラスだと。↓
. ただ社長、たしかにかなりの大器ですけど、その分【操作】も複雑になりますよ」
社長「たしかにそうなんだがね。だがかなりの掘り出し物だろ?」
石黒「一ヶ月で【トチオウザン】をマスターするのはほとんど無理です。↓
. それよりお豆ちゃんに戻して活躍させた方が【トチオウザン】のためにもなります」
社長「うーん。石黒君の指導でも無理かのう。これはキタと思ったんだが……」
石黒「他の四体は?」
社長「うむ。次は【タマノシマ】だ。これは里田君が偶然の偶然で獲得したんだがね」
久住「【タマノシマ】……?」
石黒「これはいいですね。地味で【人気】はゼロですけど【地力】はありますから。↓
. 【新人】向けとしては申し分のない【G.R.】だと思います」
社長「だろ? だろ? なんといっても【作者】の【贔屓力士】ベストスリーの一人だからね。↓
. レスラーのような体格ながらやや気が小さいところがあって、そこがいいらしい」
石黒「体調のバロメータに難点がありますが、その辺は慣れれば大丈夫だと思います。↓
. 【デビュー場所】で【地力】のある【G.R.】というのはかなり有利ですね」
石黒が中腰になり、机の上の【タマノシマ】の【力士ダマ】をうなづきながら水平に眺める。
しかし久住はその間、【タマノシマ】という名前に首をひねり続けている。
- 360 :名無し娘。:2007/05/16(水) 23:23
-
社長「うむうむ。そしてそれ以外なんだが、まずは【ウシオマル】。↓
. それに【ヨシカゼ】と【タカノワカ】を候補にしてみた。この三体はどうかね?」
石黒「【ウシオマル】はまあまあですかね。うちが保管していたのは知りませんでした」
社長「今年の【再配分】で貰ってずっと【十両】に眠ってたんだが、悪くないだろ?」
石黒「【技】には乏しいですけど、動作が単純ですから【操作】次第でどうにでもなります」
社長「他の二人はどうだ? 【ヨシカゼ】も【タカノワカ】も【幕内】での経験は十分だ」
石黒「うーん、あたしも【対戦】したことがありますけど、可もなく不可もなく、ですか。↓
. お豆ちゃんなら、この二体のよさをそれなりに引き出してくれるでしょうけど」
社長「しかし、【幕内】経験のある【G.R.】をここまで用意してる【事務所】もそうはないだろ。↓
. 【デビュー場所】は【関取】クラスの保有は一体まで。それすらない子も多いからな」
石黒「でも【三役】クラスが【幕下】クラスに敗れるというのが【デビュー場所】の恐さですよ」
社長「まあそうなんだが、しかしうちには石黒君がいる。これほど心強いこともないだろ」
石黒「この中なら、あたしは断然【タマノシマ】ですね。あるいは【ウシオマル】でもいいですが」
社長「【トチオウザン】はいらないのかね?」
石黒「中途半端に【稽古】してせっかくの【力士ダマ】を没収されてもいいんですか?↓
. それよりお豆ちゃんか、あるいは【デビュー】後のために取っておくのが無難だと思います。↓
. 【デビュー】さえすれば保有数が五体に増えますし、【話題】にもなりますよ」
社長「うーん、【トチオウザン】で勝ち上がればかなり注目されると思ったんだがなあ。↓
. 久住君はどうだ? 自分の【G.R.】だ。やっぱり自分の好きなのを選びたいだろ」
社長が久住に質問し、久住が目を輝かせて即答する。
- 361 :名無し娘。:2007/05/16(水) 23:23
-
久住「もちろん【トチオウザン】です! 私、【トチオウザン】を使いこなしてみせます!」
社長「ほら石黒君、本人もそう言ってる。やっぱり【トチオウザン】にしよう」
石黒「で、ですが社長、あたしですら敬遠するのに、それを【新人】に預けるのは……」
社長「石黒君、私がこれだけ言っても駄目かね? 【トチオウザン】だよ、【トチオウザン】」
石黒「あたしは社長命令で久住小春が【デビュー】できるように指導しろと言われています。↓
. それを取り消すならかまいませんが……」
社長「うーん、まいったなあ。久住君はどうだ? やっぱり【トチオウザン】かね?」
久住「はい! 【トチオウザン】です! 私、【トチオウザン】に一生守ってもらいます!」
石黒「駄目だこりゃ……」
- 362 :名無し娘。:2007/05/16(水) 23:23
-
石黒の説明むなしく、期待の大器、栃煌山に固執するミーハーな社長と久住!
次回、久住が栃煌山でG.R.R.デビュー? 迎え撃つ相手は果たして誰か!
乞う、ご期待!
- 363 :名無し娘。:2007/05/17(木) 13:11
- 【ウシオマル】にしろよ〜
かわいさ最強なのに^^
- 364 :名無し娘。:2007/05/20(日) 18:57
-
◆ ┌───────┬───────────―─┐
■■■ │G.R.R. 力士ダマ|未定 | |
ノノハハヽ. ( ¨_¨ ) ├───────┤ | |
リリo´ゥ`リ / \. │保有総数−00個| | |
( つ四 ○..■■■..○ │幕内力士−00個| | |
| | | ( ■ ) │十両力士−00個│ | |
し't,_,) (_,)(,_). └───────┴─────────――──┘
┌───────┐┌────┬───────┬────────┬────┐
|連載回数−02回||名前 |所属部屋 |アイドル番付 ...|通算成績|
│新規声援−01人|├────┼───────┼────────┼────┤
|後援会員−02人|│久住小春|オフィス・ミラクル│未登録(新人) |--勝--敗|
└───────┘└────┴───────┴──────――┴────┘
※連載回数は前回の数。新規声援は前回のレス数。後援会員はこれまでのレス数です。
- 365 :名無し娘。:2007/05/20(日) 18:57
-
午後になり、三人は近場で昼食を済ませてから、六階建ての雑居ビルの屋上に向う。
オフィスミラクルが入っているのはその四階で、それとともに屋上のスペースも借りている。
石黒「小春ちゃんは屋上来るの初めて?」
久住「いえ、最初に来た時に……」
石黒「驚いたでしょ、屋上に【土俵】があって。トタン屋根ってのがちょっと貧乏っぽいけど」
社長「【土俵】があるだけマシだろ。うちクラスの【事務所】なら、【土俵】がないとこも多い。↓
. もっとも、その【土俵】も石黒君たちが稼いでくれたから作れたんだがね」
石黒「【土俵】のかわりに【給料】を上げてくれてもよかったんですけどね」
社長「こらこら。まるで私が搾取しているように聞こえるじゃないか。↓
. これでもギリギリのところをやりくりして、それでなんとかなっているんだから」
石黒「わかってますよ。冗談です」
二人の大人な会話に一応耳を傾けながら、久住は一人、
【土俵】やトタン屋根や屋上の端にあるプレハブ小屋などを興味深そうに眺めている。
ただし、六階建てで周りにも似た高さのビルが群立しているから、景色はあまりよくない。
- 366 :名無し娘。:2007/05/20(日) 18:57
-
社長「それより石黒君、久住君の【力士ダマ】は決めてくれたかね?↓
. 【トチオウザン】にせよ【タマノシマ】にせよ、残りの二体は【幕下】クラスじゃなきゃいかん」
石黒「ええ。さっきリストを見て。とりあえず【トンガラシ】と【サンショウウオ】でいいかと」
社長「小柄と大柄か。タイプが正反対だが、それでいいのかね?」
石黒「どのみち基本の【操作】を覚えるまで、本命は使いませんからね。↓
. それに色んなタイプの【操作】を知っておいた方が、【取組】では有利になります」
社長「うむ。それじゃ、久住君の予備の【力士ダマ】はその二体にしよう」
【土俵】の脇に置いたスーパーの黄色いプラスチックカゴを社長がごそごそとあさり出す。
野球の軟式ボールほどの大きさの【力士ダマ】がカゴの半分ほどを埋めている。
【力士ダマ】は上部が赤色、下部が白色で、その境目のところにボタンがついている。
社長「久住君、とりあえずこれが君の【力士ダマ】だ。まだ登録申請はしないが、↓
. 今日からはこの二体を使って【稽古】だ。【トチオウザン】は、まあ、少し様子見だ」
様子見と言われて久住が少し口をとがらせる。
しかし実際に【力士ダマ】を手にしたことで、どうしても笑顔が浮かぶ。
久住「これが私の【G.R.】……! 私、【アイドル】になるんだ……!」
- 367 :名無し娘。:2007/05/20(日) 18:57
-
石黒「じゃあ早速【稽古】を始めるわよ。といっても、まずは【四股】や【股割り】からだけど」
久住「はい。よろしくお願いします」
石黒「それじゃ、【G.R.】を出現させてちょうだい。やり方はわかるわね?」
久住「はい!」
久住が【力士ダマ】のボタンを押して屋上の床に投げつける。
煙とともに【トンガラシ】が現れ、同時に久住の手元に【コントローラー】が出現する。
ちなみに【土俵】のない場所で二つの【力士ダマ】を炸裂させると、
前日の【Mステ】のように内蔵センサーが機能し、自動的に【CG土俵】が現れる。
久住「うわっ、ほんとに出た!」
唐辛子「ぐぎゃーす、ぐぎゃーす」
【G.R.】はロボットとはいえ、生体と同様の触感を持った人工皮膚に覆われており、
その筋肉やら骨格やら神経やらも生体と同様の機能を有している。
ただし言葉は喋られず、飲食物の替わりに【ちゃんこオイル】でエネルギーを充填する。
- 368 :名無し娘。:2007/05/20(日) 18:57
-
石黒「基本の【操作】は勉強したと思うけど、実際とは違うはずよ。ちょっとやってみて」
久住「はい」
久住が【コントローラー】を【操作】して【トンガラシ】を動かす。
前に歩き、後ろに歩き、手を上げ、手を下げ、そして【四股】を踏もうと右足を上げる。
しかしバランスが取れず、左によよよっと傾いて、なんとか右足を着地させる。
石黒「最近は簡単設定で【四股】をボタン一つでやってる子が多いけど、うちは駄目よ。↓
. 【四股】や【股割り】が【操作】できないようじゃ、いざって時に対処できないから。↓
. 大事なのはバランス感覚。【カタヤマ】を操れるくらいになれば上出来ね」
久住「はい。頑張ります」
【カタヤマ】は【幕内】として使われていたこともある【G.R.】で、
足が斜め一直線に上がるような見事な【四股】によって気合いを高めていく。
ただし、その【操作】ができない【アイドル】も多く、最近ではあまり使用されることがない。
- 369 :名無し娘。:2007/05/20(日) 18:58
-
石黒「続けて。それから、色んなボタンを押してみたり、色んな組み合わせを試してみたり。↓
. 教えるっていっても、やっぱりそういうのは自分で身につけるべきことだからね」
社長「お豆みたいに仕事そっちのけで【操作】の研究に夢中ってのも困るんだがね。↓
. まあアレの場合は【アイドル】としてそれしか取り得がないってのもあるが」
石黒「そんなことないですよ。最近奇麗になったって評判ですから。↓
. なんだったら【朝ドラ】の【オーディション】にでも出してみたらどうです?」
社長「考えたことがないわけではないんだがね。お豆なら勝ち抜く可能性は五分五分だし。↓
. しかし本人がだな、あまり乗らんのだよ。そういう忙しい仕事は」
石黒が苦笑し、言った社長も苦笑する。
その間、久住は【トンガラシ】に屈伸させたり、【摺足】で前進させたりしている。
- 370 :名無し娘。:2007/05/20(日) 18:58
-
三十分ほど過ぎて社長が階下に戻り、石黒と久住の二人になる。
石黒が【サンショウウオ】を出現させ、あれこれと【操作】の確認を始める。
石黒「動きが遅いから【四つ相撲】でじっくりってタイプだけど、↓
. 体格の分だけ力はあるから、【押し相撲】もできないこともないわね」
山椒魚「うおーーー、うおーーー」
その【サンショウウオ】の隣で、久住の【トンガラシ】が【立ち合い】からの【摺足】を繰り返す。
久住「【トンちゃん】、もっと腰を落として。うーん、【重心】を低くするって難しいな」
唐辛子「ぐぎゃーす、ぐぎゃーす」
石黒「【十字キー】はハンドルみたいなものだから。それより【L2】【R2】に注意してみて」
久住「あ、はい」
唐辛子「ぐぎゃーす、ぐぎゃーす」
久住「あ、【重心】が安定した!」
石黒「そしたら手をつけてみて。【Aボタン】と【Bボタン】、しっかり脇をしめるのを忘れないで」
唐辛子「ぐぎゃーす、ぐぎゃーす」
- 371 :名無し娘。:2007/05/20(日) 18:58
-
夕方になり、社長が屋上に戻ってくる。
久住は一通り【四股】【股割り】【摺足】【鉄砲】をこなし、連携技はまだ無理だったが、
単純動作であればなんとか動かせるようにはなっている。
石黒「社長、ちょっと【取組】してみてもいいですか? 【トンガラシ】と【サンショウウオ】と」
社長「いきなりか? それはまだ早いんじゃないか? 【ぶつかり稽古】だってまだだろ?」
石黒「ちょっとやってみたいんです。勘というか、そういうものを……」
社長「見込みがあるってことか。まあそれくらいはいいが、あまり派手にやらんでくれよ」
石黒「小春ちゃん、【稽古】の締めに【取組】するわよ。一日のおさらいみたいなもんね」
久住「あ、はい」
石黒が【土俵】の東方に移り、久住が西方に移動する。
【サンショウウオ】と【トンガラシ】が【土俵】に上がり、【塩】は用意してなかったが、
一応それらしい真似をしてから、【仕切り線】の前に立つ。
山椒魚「うおーーー、うおーーー」
唐辛子「ぐぎゃーす、ぐぎゃーす」
- 372 :名無し娘。:2007/05/20(日) 18:58
-
久住「【トンちゃん】、【重心】を落として、しっかり頭からあたるんだよ」
石黒「それじゃ【立ち合い】よ」
【サンショウウオ】が片手を【仕切り線】について久住の【操作】を待つ。
【トンガラシ】が片手をつき、もう片方の手をつくと、【サンショウウオ】がまずは飛び出す。
山椒魚「うおーーー、うおーーー」
唐辛子「ぐぎゃーす、ぐぎゃーす」
石黒「押していくわよ。ほら、小春ちゃんも負けずに押し返して」
久住「あ、はい。【トンちゃん】、【張り手】、【張り手】」
【鉄砲】の【稽古】の要領で久住が【トンガラシ】に【張り手】をさせる。
しかし【サンショウウオ】も【張り手】を返し、じわじわと【トンガラシ】を押していく。
- 373 :名無し娘。:2007/05/20(日) 18:58
-
石黒「小春ちゃん、ハンドルを切って。真正面からだとそのまま押し出されるわよ」
久住「あ、駄目だ、向き変えてくれない……」
石黒「向きだけじゃなくて足も動かして。手の動作も忘れちゃ駄目」
久住「あ、あ、はい、でも……」
石黒「ほら、ぼやぼやしてると押し出されるわよ。【まわし】だって無防備でしょ」
【トンガラシ】が【土俵際】でようやく体の向きを変え、相手の【中心線】から逃れる。
しかし【サンショウウオ】も向きを変え、同時に【トンガラシ】の肩を押そうとする。
【トンガラシ】はさらに逃れ、斜めから【サンショウウオ】を【突っ張る】。
石黒「攻めに転じたわね。いい考えだけど、少し遅かったみたいね」
【トンガラシ】は【張り手】で【サンショウウオ】を攻めようとしたものの、
【サンショウウオ】に体ごとぶつかられ、そのまま【土俵】の下へと突き落とされる。
- 374 :名無し娘。:2007/05/20(日) 18:58
-
唐辛子「ぐぎゃーす、ぐぎゃー……」
山椒魚「うおーーーん、うおーーーん」
久住「ああああ……、こんなに簡単に負けちゃうなんて……」
石黒「初めてでそれだけ動ければ上出来よ。そう残念がることもないわ」
社長「うむ。基本動作だけでそこまで【取組】らしく動ければ十分だろ。悪くはない」
久住「あ、はい」
社長「だが石黒君も、君と同じで今のは基本動作だけだ。技は一つも出していない」
石黒「【単ボタン】だけでも、やろうと思えばこれくらいは誰だって簡単にやれるの。↓
. つまり、基本を忘れずに、基本に忠実にってことね」
久住「あ、そっか。石黒先輩も、私と同じようにしか【操作】してなかったんだ」
石黒「しばらくは基本の【稽古】を続けるわ。地味だけど、これが一番大切なの。↓
. 【まわし】を取っての【四つ相撲】も基本だけど、それは延長線上ってとこね」
社長「まあ【四つ相撲】も覚えにゃならんが、まずは動きに慣れることからだな」
石黒「【トチオウザン】にしろ【タマノシマ】にしろ、基本がなければ【実力】を発揮できないわ。↓
. 逆に基本が身についていれば、【幕下クラス】でも十分に戦えるってこと。↓
. 【デビュー場所】で大切なのは基本よ。【G.R.】に頼っていては勝ち抜けないわ」
- 375 :名無し娘。:2007/05/20(日) 18:59
-
社長「石黒君なら、【サンショウウオ】でも【トンガラシ】でも【優勝】できるだろうな」
石黒「社長、それはあたしだけじゃないですよ。お豆だって舞ちゃんだって同じことです。↓
. どの【事務所】のどの【アイドル】も、【デビュー場所】を勝ち上がってきたんですから。↓
. その程度で勝てないくらいじゃ、【現役】の【アイドル】としてはとても通用しません」
久住「そっか……。私、【トチオウザン】にこだわってたけど、そうじゃないんだ……」
石黒「でも基本が身についていて強い【G.R.】なら鬼に金棒よ。だから【タマノシマ】を薦めたの。↓
.【三役クラス】には通用しないけど、基本を一番よく発揮できるタイプだから」
社長「久住君、どうするかね? 最後の一体、【トチオウザン】にするか【タマノシマ】にするか」
久住「私、【タマノシマ】にします! 今日一日【稽古】してみて、石黒先輩の言ってたこと、↓
. なんとなくわかりました。基本を覚えるまで、【トチオウザン】には待っててもらいます!」
待っててもらうという言葉に、思わず石黒と社長が笑いをこぼす。
久住はなぜ二人が笑ったのかがわからず、きょとんとした表情を浮かべる。
- 376 :名無し娘。:2007/05/20(日) 18:59
-
社長「それじゃ、これが【タマノシマ】の【力士ダマ】だ。今日からは君の【G.R.】だ」
久住「はい! 頑張ります!」
社長から【タマノシマ】の【G.R.】を受け取り、久住の三体の【G.R.】が決定する。
石黒は久住の素直で素朴な表情に、かつての自分の姿を重ね合わせる。
- 377 :名無し娘。:2007/05/20(日) 18:59
-
次回、【稽古】も苛烈さを増し、【デビュー場所】に向けて最後の試練が始まる!
石黒に新垣・里田も加わり、【事務所】一丸となっての【稽古】の成果は如何に!
乞う、ご期待!
- 378 :名無し娘。:2007/05/20(日) 19:23
- 【 】
↑
この記号は何よ?
- 379 :名無し娘。:2007/05/24(木) 20:37
-
◆ ┌───────┬───────────―─┐
■■■ │G.R.R. 力士ダマ|玉乃島 |唐辛子 |
ノノハハヽ. ( ¨_¨ ) ├───────┤ |山椒魚 |
リリo´ゥ`リ / \. │保有総数−03個| | |
( つ四 ○..■■■..○ │幕内力士−01個| | |
| | | ( ■ ) │十両力士−02個│ | |
し't,_,) (_,)(,_). └───────┴─────────――──┘
┌───────┐┌────┬───────┬────────┬────┐
|既連載数−03回||名前 |所属部屋 |アイドル番付 ...|通算成績|
│新規声援−01人|├────┼───────┼────────┼────┤
|後援会員−03人|│久住小春|オフィス・ミラクル│未登録(新人) |--勝--敗|
└───────┘└────┴───────┴──────――┴────┘
- 380 :名無し娘。:2007/05/24(木) 20:37
-
オフィス・ミラクルの屋上で、【デビュー】へ向けての【ぶつかり稽古】が続けられている。
石黒が【アミニシキ】、里田が【ホウチヤマ】と、手持ちの中で最も得意とする【G.R.】を使い、
五番交替で久住の【タマノシマ】の挑戦を受けては【土俵】に転がす。
玉乃島「もるもるー、もるもるー」
安美錦「ふっ……、ふっ……」
寶智山「どどおおん、どどおおん」
一方、仕事を終えて駆けつけた新垣は、【G.R.】を出現させることなく、
【土俵】上の【稽古】の様子を見ながら、ひたすらノートパソコンをいじっている。
新垣「うーん、下半身がやや重い気がするまめ」
石黒「【タマノシマ】はそういうタイプよ。上半身で攻めるようなところがあるから」
新垣「安定はしてるまめ。でも落ち着きすぎてる感じがするまめ」
石黒「気が弱いから、腰から下は安全圏にいたいのよね。【タマノシマ】って。↓
. でも上半身はかなり強いわよ。ガタイのいい【ホウチヤマ】に負けてないもの」
新垣「【ホウチヤマ】より【タマノシマ】の方が成績は上位まめ。打ち勝って当然まめ」
石黒「小春ちゃんは【新人】、出るのは【デビュー場所】よ。期待はわかるけど」
新垣「合格はするまめ。でもそれだけまめ。その次にはまだ進めないまめ」
- 381 :名無し娘。:2007/05/24(木) 20:37
-
里田の【ホウチヤマ】が久住の【タマノシマ】を転がし、石黒の【アミニシキ】に替わる。
里田「結構使うようになってきたよ。【あたり】もいいし、状況判断も悪くないし」
新垣「それより里田さんの方まめ。あたった後の【押し】が続かないまめ」
里田「ああ、うん。なんか上半身が大きいと、足腰がついてかないっていうか」
新垣「【つっぱり】や【のどわ】に行かずに【まわし】を持って引きつけた方がいいまめ」
里田「やっぱりか。押し負けないようにって思ってやってたんだけど」
新垣「【新人】に七・三くらいじゃ【現役】として示しがつかないまめ。黒さんは十・ゼロまめ」
里田「そりゃ黒さん、【アミニシキ】だもん。あれだけ使える人ってそうはいないよ」
新垣「そんなこと言ってると【私闘】で一気にやられて引退ってこともあるまめ」
【私闘】とは、公式な【場所】以外での私的な【取組】のことをいう。
【番組】の収録中に勃発することもあれば、その裏側で繰り広げられることもあり、
負ければその【力士ダマ】は奪われるが、それも【ルール】に則ってのことである。
- 382 :名無し娘。:2007/05/24(木) 20:38
-
里田「まあそれはね。ヘキサゴンの【楽屋】なんか、ちょっと危険というか」
新垣「あの【番組】は【視聴率】がいいまめ。狙ってる【アイドル】はたくさんいるまめ」
里田「でも五分五分くらいかな。【タマノシマ】だって【ホウチヤマ】だってそこで手に入れたし。↓
. なんか名前知らない子とかがそういうの持ってたりするんだよね。↓
. ま、私もその名前知らない子の一人かもしんないんだけど」
新垣「その代わり【トチノナダ】も【オウガ】も取られたまめ」
里田「まあほら、それはお互い様じゃん。【力士ダマ】はまだまだあるんだし。↓
. それにさあ、最近じゃ私を恐れて手を出してくる子もそんなにいないんだよね。↓
. 大沢あかねちゃんなんてさ、名前知らない子とかから毎週のように狙われてるよ。↓
. こないだなんか私が助けてあげたもん。その相手が【タマノシマ】だったんだけど」
新垣「余計なお節介してると恨みを買うまめ。そういうのは無視するまめ」
石黒が五番連続で勝ち、話に戻ってくる。久住の【タマノシマ】は肩で息をしているが、
これは【ロボット】の自己回復機能が作動したものである。
- 383 :名無し娘。:2007/05/24(木) 20:38
-
石黒「お豆ちゃんは上を見すぎなのよ。そのくせあまり積極的に出てったりしないのよね」
新垣「今は機を見る時期まめ。そして一気に【アイドル】の頂点を目指すまめ」
石黒「そんなこと言ってると小春ちゃんに追い抜かれるわよ。結構いい筋してるんだから」
新垣「小春はまだまだまめ。【新人場所】で勝ち抜くにはまだなにかが足りないまめ」
【新人場所】は【デビュー】三年以内の【新人】が集う、将来を占う上で注目の【場所】である。
石黒は二年目に【敢闘賞】を受賞、新垣も三年目に【技能賞】を獲得している。
石黒「まだ【デビュー場所】前だっていうのに、もう【新人場所】のこと考えてたわけ」
新垣「今年の【新人場所】はこれまでとはレベルが違うまめ。↓
. 【U-18】勢は恐くないけど、遅咲きの【U-21】なんかがうようよいるまめ」
石黒「いくら小春ちゃんだって、一年目の【優勝】は無理よ。↓
. あの松浦亜弥だって【優勝】してビッグになったのは三年目よ」
新垣「その時に唯一【土】をつけたのが一年目の里沙たんまめ」
石黒「覚えてるわよ。相手が【トサノウミ】で、お豆ちゃんは……えっと……」
新垣「【キライホウ】まめ」
石黒「ああ、えっと、そういえばそんな【G.R.】もいたっけ」
新垣「やっぱり覚えてないまめ」
- 384 :名無し娘。:2007/05/24(木) 20:38
-
社長が【稽古】の様子を見にやって来る。小春は【サンショウウオ】で【鉄砲】をしている。
社長「【デビュー場所】、登録申請してきたぞ。これでいよいよ始まるわけだ」
石黒「【タマノシマ】、許可下りました?」
社長「もちろんだ。そのために手に入れた時にそのまま【十両】に入れたんだからな」
石黒「他はどうですか? 注目の【G.R.】は?」
社長「まだわからんが、どうも【チヨタイカイ】がいるらしい。そういう噂だ」
新垣「【チヨタイカイ】まめか?」
社長「どうしても勝たせたいってことなんだろうが、そんな考えじゃ通用せんだろ」
石黒「うちだって小春ちゃんのために【幕内】クラスを用意してたじゃないですか。↓
. それにもし基本がしっかりしててその上で任せたとなると……」
社長「ま、一人や二人くらい強敵がいても、ようは合格すればいいんだ。心配ない」
新垣「合格はするまめ。けど、目指すは【優勝】しての合格まめ。↓
. 一敗くらいはあるとしても、十四勝はキープしたいまめ」
里田「お豆は最低の九勝で合格したんじゃなかったっけ。それで叩かれたじゃない。↓
. ほら、その年は合格者が多くて、【実弾】ばらまいたんじゃないかって」
石黒「あの年は混戦だったからよ。十二勝三敗で【優勝】って時もあるもの」
里田「私なんか一年目は十勝で不合格。あの藤本美貴も同じ十勝で不合格。↓
. たしかにあの時【デビュー】した子たちは今でも売れっ子だったりするけど」
Mステで【私闘】を見せた石川梨華も吉澤ひとみも、その時の【デビュー】組である。
里田は翌年に合格したものの、しばらくは無名のままで停滞し、
露出が増え始めて存在が認識されるようになったのは、やっとこさ去年頃からである。
- 385 :名無し娘。:2007/05/24(木) 20:38
-
社長「ま、合格でも不合格でも、【夢】を諦めないってことだな。↓
. 大手の【プロダクション】でさえ、三年間不合格でやっと合格したってのもいる。↓
. それでも勝てず、一度別の業種に進んでから【アイドル】に編入する子だっている。↓
. むしろ最近じゃ【新人】よりそっちの方が好まれる傾向にある。エビちゃんだってそうだ」
石黒「あの子、あたしと同い年なんですよね。向うは【モデル】畑ですけど」
里田「へえ。黒さんと同い年なんだ」
石黒「なに? あたしが老けてるっていいたい?」
里田「いや、そうじゃなくて」
石黒「まあこっちは子供が三人もいるし、そりゃ【モデル】には到底敵わないけどね」
里田「でも聞かないですよね。エビちゃんが【場所】に出たとか【取組】したとか」
新垣「その必要がないまめ。でも【取組】の経験はあるみたいまめ。【年鑑】に載ってるまめ」
新垣がノートパソコンをいじる。中には【アイドル年鑑】などのデータも入っている。
- 386 :名無し娘。:2007/05/24(木) 20:38
-
里田「成績は?」
新垣「五勝三敗」
里田「大したことないじゃん」
新垣「でも【幕下】クラスで【幕内】クラスに勝ってるまめ。【幕内】クラスの使用は一度だけまめ」
石黒「対戦相手は?」
新垣「【モデル】出身が多いまめ。それ以外だと【舞台】系の保田圭が負けてるまめ」
石黒「あら、圭ちゃんが負けたの?」
新垣「二回対戦して二回とも負けてるまめ。ちょっと気になるまめ」
石黒「圭ちゃんが連敗なんて珍しいわね。【カキゾエ】で負けたならわかるけど」
新垣「一回目は【カキゾエ】まめ。あれ、二回目も【カキゾエ】まめ」
【カキゾエ】は【幕内】【十両】を含めた【関取】の中でも、最も瞬発的な【G.R.】である。
【立ち合い】からのロケット突撃が醍醐味であるが、はたき落とされて【土俵】に突っ伏したり、
自ら勢いあまって【土俵】の外に飛び出したりするなど、安定性はほぼゼロに等しく、
【まわし】を取られてしまうとなす術がないという、完全な【押し相撲】タイプである。
- 387 :名無し娘。:2007/05/24(木) 20:38
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里田「どういうこと?」
新垣「取った後、エビちゃんが【カキゾエ】を使って一度別の相手に負けてるまめ。↓
. その後できっと保田圭がその相手に【私闘】を挑んで取り返したまめ」
石黒「圭ちゃん、なぜか【カキゾエ】にこだわるのよねえ。↓
. あたしが【カキゾエ】手に入れた時も、圭ちゃん三日連続でやって来るんだもん。↓
. そんなに強い【G.R.】じゃないのよ。【立ち合い】がうまく決まれば別だけど」
新垣「あの人はよくわからないまめ。【キタザクラ】にもこだわってたまめ」
社長「まあ思い入れというやつだろ。【G.R.】は【アイドル】にとっての一番の武器だからな。↓
. 取って取られてを繰り返しながらも、やはり気に入った【G.R.】を確保したいわけだ。↓
. 取られる心配のない公式の【場所】でだけ見かける【G.R.】なんてのも多いからな」
石黒「圭ちゃんはそういうの嫌なのよね。いっつも一番のお気に入り使っちゃう。↓
. そういうところが好きなんだけどね。なぜかエビちゃんと対戦したりとかってのも」
里田「でも黒さん、いいですね。そういう友達というか【ライバル】みたいな人がいて」
石黒「最近はほとんど交流ないのよ。でも、そうね。みんなそれなりに生き残ってるから。↓
. もちろん今も最初の【アイドル】のままってわけじゃなくて、路線は変更してるけど」
- 388 :名無し娘。:2007/05/24(木) 20:38
-
社長「それもまた【アイドル】ってやつだろ。里田君もお豆も、いつか次に進まなきゃならん」
石黒「お豆ちゃんもそろそろ本気で考えてみたら? 【取組】には勝てるんだから。↓
. 堀北真希や蒼井優あたりを潰して【CM】奪ったって誰も文句言わないわよ。↓
. むしろそれくらいの力強さがないと、【業界】では認めてもらえないんだし」
新垣「堀北は余裕まめ。でも蒼井優は強敵まめ。【G.R.】の【操作】には定評があるまめ」
石黒「お豆ちゃんだって定評あるじゃない。【アイドル界】の歴史に残る【ライバル】になるかもよ」
新垣「それは……ちょっと魅力的まめ。考えておくまめ」
石黒「社長、そろそろ本気でお尻叩いてあげるべきですよ。お豆ちゃん、保身的だから」
社長「まあ昔あんだけ【ファン】から叩かれたからな。慎重になってもおかしくはないだろ。↓
. ただ、たしかにそろそろ時期かもしれんな。里田君も【ゴールデン】を掴んだし、↓
. お豆もそろそろ本気で売り出してみるか。【G.R.】は仕事を得る手段に過ぎんのだし」
新垣「億劫まめ。一日中【G.R.】の研究に没頭したいまめ」
石黒「小春ちゃんが【デビュー】すれば、うちの【事務所】だってきっと勢いが出てきますよ。↓
. 抱き合わせでもなんでも、やろうと思えば仕事は取れるんですから。ね、社長?」
社長「ああ。とにかく久住君の【デビュー場所】だな。それですべてが動き出すだろ」
三人が一斉に久住を見る。久住は黙々と【タマノシマ】の【稽古】を続けている。
- 389 :名無し娘。:2007/05/24(木) 20:39
-
次回、いよいよ【デビュー場所】が始まる!
久住の前に立ちはだかる様々な【ライバル】たち。久住の命運は如何に?
乞う、ご期待!
- 390 :名無し娘。:2007/05/24(木) 21:23
- 高まる期待
- 391 :名無し娘。:2007/05/24(木) 22:02
- 垣添にこだわる保田w
- 392 :名無し娘。:2007/06/03(日) 05:42
-
◆ ┌───────┬───────────―─┐
■■■ │G.R.R. 力士ダマ|玉乃島 |唐辛子 |
ノノハハヽ. ( ¨_¨ ) ├───────┤ |山椒魚 |
リリo´ゥ`リ / \. │保有総数−03個| | |
( つ四 ○..■■■..○ │幕内力士−01個| | |
| | | ( ■ ) │十両力士−02個│ | |
し't,_,) (_,)(,_). └───────┴─────────――──┘
┌───────┐┌────┬───────┬────────┬────┐
|既連載数−04回||名前 |所属部屋 |アイドル番付 ...|通算成績|
│新規声援−02人|├────┼───────┼────────┼────┤
|後援会員−05人|│久住小春|オフィス・ミラクル│序の口(新人候補)|--勝--敗|
└───────┘└────┴───────┴──────――┴────┘
- 393 :名無し娘。:2007/06/03(日) 05:42
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東京両国国技館。【アイドル】の【デビュー場所】、その初日ということもあり、
館内は【アイドルヲタク】、【ロボットマニア】、【相撲愛好家】などでごった返している。
社長「いよいよだな」
久住「は、はい」
石黒「緊張すると思うけど、大丈夫よ。いつもの【稽古】の通りにやればいいんだから」
久住「は、はい」
社長「今年の参加者は百二十人。その中で注目されてるのは二十人くらいだ。↓
. もちろん久住君もその中に入っている。ほら、スポーツ紙の予想でもすべて○と●だ」
久住「は、はい」
石黒「社長、プレッシャーかけてどうするんですか。ただでさえこの奇妙な熱気ですよ」
社長「ああ、すまんすまん。ただ、安心していいということだ。序盤の【取組】はランダムだし、↓
. 成績上位同士がぶつかるのは後半から。潰し合いは最後の最後になってからだ」
久住「は、はい」
社長「大手の【事務所】とはそうは当たらん。ほとんどが素人同然の子ばかりだ。↓
. 個人参加の子たちは適正審査は通過しているが、それも簡単な予選に過ぎんからな。↓
. 街中で【スカウト】されない子たちが、ここで【スカウト】されるのを期待してるくらいだ。↓
. 合格を目指しているのと【スカウト】を目指しているのじゃ、そもそものスタートラインが違う」
久住「は、はい」
石黒「とにかく、楽に考えたらいいのよ。それと、【タマノシマ】を信じることね」
久住「は、はい」
- 394 :名無し娘。:2007/06/03(日) 05:42
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当日の手続きが終わり、百二十人の新顔、【プレアイドル】が顔見せに登場する。
顔見せといっても【化粧まわし】もなければ【G.R.】もまだ姿を見せない。
東西から各三回に分けて二十人ずつが登場し、館内の四方の客に対して礼をする。
すでにドレスアップしてその気になっている子もいれば、私服やジャージ姿の子もいる。
周りはすべて【ライバル】であるが、ただし、【デビュー】前の【私闘】は禁止されているから、
そう険悪な空気が流れていることもなく、皆、緊張と期待とを表情に漂わせている。
そんな様子を社長と石黒の二人が関係者用の【桝席】から眺めている。
石黒「キョトンとしてますね。ちょっと緊張してるっぽいですよ」
社長「でもまあ大丈夫だろ。どのスポーツ紙も【稽古】を見学した上で評価したわけだから」
石黒「でも舞ちゃんの時は一年目、○で駄目でしたよ。激戦ってのもありましたけど。↓
. 逆にお豆ちゃんの時は無印・無注目ながらあっさり合格しちゃったり」
社長「それはそうだが、久住君なら大丈夫だろう。君が付きっきりで指導したんだし」
石黒「今日の対戦相手はどうです?」
社長「二浪してるらしい。九州のローカル【事務所】の子だ。【G.R.】は旧式の【オウツカサ】」
石黒「この田中れいなって子ですか。でも社長、○と△が一つづつですがついてますよ」
社長「うちはほとんど○。無印もゼロだ。まあ◎がないというのがやや寂しい気もするが」
- 395 :名無し娘。:2007/06/03(日) 05:42
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石黒がスポーツ新聞の予想欄を眺める。
百二十人のうち、まったくの無印も含め【事務所】所属の六十人弱の名前が記載されている。
石黒「本命はばらけてますね。国分、白井、辻本……。どれも知らない名前ですけど」
社長「◎が一つだけで他は無印ってのより、全部○や△という方が本命だろう」
石黒「この観音プロの志田未来って子、小春ちゃんと同じように全部埋まってますね」
社長「【子役】で一躍注目された子だ。一応【アイドル株】も取得しておこうってことだろう。↓
. 【アイドル】になれば【女優】も【歌手】も【グラビア】も【握手会】も、好きにできるからな。↓
. 【子役】からそのまま【女優】になっても、いざという時には潰しが効いた方がいい」
石黒「そっか。【U-18】の場合は編入資格がないから、別業種で活躍していても、↓
. 【デビュー場所】をクリアしなきゃいけないんでしたね」
社長「例の【チヨタイカイ】がその子らしいが、どうも半年間寝かせておいたらしい」
【幕内】として登録されている【G.R.】は、基本的に【アイドル】個人の保有であり、
いくら【十両】リストに落としたところで【事務所】内での【トレード】は禁止されている。
ただし、新規に獲得した【G.R.】をそのまま【十両】リストに直行させて使用しないでおくか、
既存の【幕内】を【十両】リストに移行して半年間眠らせておくと、
その【G.R.】は【R管】行きと見なされ、一時的に【事務所】に保有の権利が発生する。
元々の所有者・獲得者以外の【アイドル】に再配分することはできないが、
【新人】などの場合、申請すればこの【事務所】保有の【G.R.】を配分することができる。
なお、【新人】が使用する【G.R.】は、通常は【R管】から配分されることになっている。
- 396 :名無し娘。:2007/06/03(日) 05:43
-
石黒「じゃあうちみたいに棚ぼたで獲得した【G.R.】を分けたってことじゃないんですね」
社長「観音プロは堅実で有名だからな。それだけ期待がもてるってことなんだろう」
石黒「それで◎がないというのも、ちょっと物足りないような気がしますけど」
社長「こっちより更に一つ歳下だからな。こういう場で力を発揮できるかどうかは難しい。↓
. まあ久住君なら大丈夫だとは思うがな。【稽古】だってよくやっていた」
石黒「でも小春ちゃん、ちょっと思いつめるようなところがあるから」
社長「そうか? たしかに真面目な子だが、いつもヘラヘラ笑ってるように見える」
石黒「そのヘラヘラが思いつめてる時なんです。表情にどう出していいかわからないんですよ」
社長「うーん、それは知らなかったな。結構気楽に考えるというか、あまり深く考えないタイプだと」
石黒「今日の表情も、ちょっと別世界に迷い込んだみたいな感じで……」
石黒が真顔になる。その緊張の色がすぐに社長にも伝わる。
ただし石黒の目には、それをどこか懐かしむような感慨も含まれている。
- 397 :名無し娘。:2007/06/03(日) 05:43
-
控え室。顔見せを終えた久住は無表情のまま、ぼーっと突っ立っている。
そこに人を探しているような一人の少女が顔を出す。
??「あ、見つけたっちゃ。あんた、久住小春やろ?」
久住「そ、そうだけど……」
??「あたい、田中れいなっちゃ」
田中の名乗りに久住が首をかしげる。久住は朝から頭の中が真っ白状態である。
久住「田中?」
田中「今日対戦するっちゃ」
久住「あ、今日の……」
田中「あはは。ただ対戦するだけっちゃ。そんな警戒しんでもよかろーもん」
久住「ろーもん?」
髪は黒色であるが、その田中の都会的な格好に久住は別世界の人間を見る。
上京して二ヶ月とはいえ、久住はまだ田舎の価値観に大きく支配されている。
その日の格好もお気に入りとはいえ、新潟にいた頃の学校指定の水色ジャージ。
自転車に乗る時はいまだにヘルメットをかぶる。
- 398 :名無し娘。:2007/06/03(日) 05:43
-
田中「れいな二浪っちゃけど、今年は合格するような気がするとよね」
久住「はあ……」
田中「あはは。なんか緊張しよる?」
久住「う、うん。よくわかんないけど……」
田中「大丈夫っちゃ。二年前、こうやって初日に話しかけた子たちはみな合格したっちゃ。↓
. だけん、れいなはラッキーガールったい。久住ちゃんもきっと合格するとよ」
久住「はあ……」
田中「れいなは待ち遠しくて仕方がなかったったいね。↓
. 亀井絵里に道重さゆみ、せっかく友達になったのに、れいなだけが不合格やったけん」
久住「……」
田中「あ、やっぱ知らんとよね。【デビュー】してからあんま名前聞かんし。↓
. ばってんれいなは結構知っとると。早く一緒に仕事できるようになりたいっちゃ。↓
. あ、もちろんその時は久住ちゃんも一緒っちゃけんね」
久住「はあ……」
田中「あ、そろそろあっちに戻らんとー。それじゃ久住ちゃん、今日はお互いに頑張ろうっちゃ」
田中が一人で話をし、一人で帰っていく。
久住はその後姿をなんだかなあという阿藤海のような気分で見つめる。
そして【ライバル】という言葉を思い浮かべるが、それもすぐに緊張の海に呑みこまれる。
- 399 :名無し娘。:2007/06/03(日) 05:43
-
【桝席】。すでに【取組】が始まっており、館内は独特の雰囲気に包まれている。
時おり声援が飛んだりもするが、それは見守る【事務所】や応援に駆けつけた家族などからで、
それほど熱気が充満するというようなことはない。まだ初日ということもあり、
館内にいる【アイドルヲタク】たちも応援の対象を確定しきれてはいない。
社長「石黒君、こうして【土俵】を眺めていると、君が参加した時のことを思い出すよ。↓
. 【G.R.R.】のシステム開始一年目。物珍しさでかなりの【マスコミ】が駆けつけていた」
石黒「ええ。覚えてますよ。かなり緊張しましたもん。それにフラッシュがものすごくて」
社長「君は初日負けて、翌日も負けた。あの時はかなり心配したもんだ」
石黒「誰に負けたのかは覚えてませんけどね。多分、【デビュー】できなかった子たちだけど」
社長「あの年は異常だった。参加者は二百人を軽く超えていた。↓
. なんせそれまで好きに【デビュー】できていたのが、いきなりできなくなったんだからな。↓
. 【プレアイドル】や【デビュー】を予定していた【歌手】なんかが駆け込むように参加した。↓
. たしかにかなりの激戦だった。でも、結果はまったくの予想外だった」
東方の通路から、久住が緊張した面持ちで館内にやって来る。
西方からは同じように田中れいながやって来て、二人は【土俵】の脇に座って出番を待つ。
- 400 :名無し娘。:2007/06/03(日) 05:43
-
社長「優勝したのは平家充代だったか。評価ゼロではなかったが、まったくの新人だった。↓
. 君も含め、合格したのはほとんど芸能経験のない無名の子たちだった」
石黒「どこも【デビュー場所】の直前に【オーディション】とかやってましたからね」
社長「うちみたいなとこは【オーディション】や【スカウト】や、とにかく先が見えなかったからな。↓
. わけもわからず新しい勢力に期待したってわけだ。そして時代の波はそっちを選んだ。↓
. もちろん大手でも鈴木あみのように【オーディション】からやって来た子もいたが」
石黒「それが的中したわけですね」
社長「うむ。安倍なつみ、福田明日香、中澤裕子、飯田圭織……。それに君もだが、↓
. まったくの素人の子たちが合格したもんだから、当時はかなり話題になったもんだ。↓
. その素人五人組は今でも伝説の一期生なんて呼ばれているわけだがね」
石黒「五人とも完全な素人でしたから。合格した後は苦労しましたよ。わからないことだらけで」
社長「そこがウケたんだろうな。みんな、シンデレラストーリーを期待したわけだ。↓
. 特に鈴木あみが【新人場所】を制した後は、その五人の挽回に注目が集まった」
石黒「そのシンデレラが今じゃ三人の子持ちのおばちゃんになってたり」
社長「おばちゃんってほどでもないだろう。君は立派な【ママドル】だよ。うちの誇りだ」
石黒「あ、社長、そろそろ始まりますよ」
【土俵】上の勝負があっさりとつき、いよいよ久住の出番となる。
久住と田中が【土俵】に【力士ダマ】を投げつけ、【タマノシマ】と【オウツカサ】が出現する。
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