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さくら組とおとめ組ってどっちが最強なの?
- 1 :名無し娘。:2006/01/08(日) 15:59
- どっちよ?
- 154 :名無し娘。:2006/11/18(土) 22:45
- 続く
- 155 :名無し娘。:2006/11/18(土) 23:28
- ホントにみきれなになってるw
- 156 :名無し娘。:2006/11/19(日) 01:16
- えりりん待ち
- 157 :名無し娘。:2006/11/20(月) 01:50
- 更新まだ?
- 158 :名無し娘。:2006/12/10(日) 23:19
-
「いやー楽しかった楽しかった。」
随分夜も更けて、電車の窓から見える外の景色はもう真っ暗だった。
隣で座る美貴はケラケラ笑っている。
コンビニに寄った後、散々俺の話で盛り上がった美貴とれいなちゃんだったが、
駅に着くとれいなちゃんは反対側のホームだと言うことでとうとうお開きとなった。
最後まで俺の女好きの話をされていたので、俺は駅に着くまでなぜか申し訳ない気持ちになり、
一言も喋ることができなかった。
「しっかしアレだね、れいなちゃんて凄くいい子だよね。かわいいし。」
そういえば今日は散々2人にイジめられたが、この2人は今日初めて喋ったと言っても言いすぎではないぐらいだ。
余程相性がいいのだろう。
俺はお前ら2人が怖いよ。
嫌なコンビネーション発揮しやがって。
「自業自得。でしょ?」
そう言って笑う美貴。
俺的にはいたって普通の高校生活を送っているつもりなのだが。
- 159 :名無し娘。:2006/12/10(日) 23:19
-
なんだかんだで美貴と帰るのは久しぶりなので、話すネタはたくさんあった。
ハズなのだが、いざとなると話すことを忘れてしまう。人間にありがちなことだ。
気がつくと一時の無言状態。
あ、ヤバい。と思って横を見ると美貴は眠っていた。
あー暇させちゃったか。
折角なのに、悪いことしちゃったな。
と思っていると、電車が揺れた弾みで美貴の頭が俺の左肩に乗る。
うおっ!!これってありがちなパターン!
いわゆる電車の恋人座りってヤツか!
いや、今俺が命名しただけだが。
しかし最近何かと複雑な関係の美貴の顔がすぐそこに。
今までこんなことなかったのに・・・俺はドキドキしている。
肩で感じる美貴の頭のわずかな重みも、ほのかに香ってくる美貴の匂いも、全てがドキドキする。
明らかに今までとは違う感情。
この時俺は、俺の美貴に対する気持ちの変化に気付いてしまった。
この気持ちの変化に気付いてしまった今、俺は今まで通りに美貴と接することができるのだろうか。
今のこの関係が崩れることを、ただ恐れた。
- 160 :名無し娘。:2006/12/10(日) 23:19
-
ドキドキしながらも、周りの目が気になった俺はふと当たりを見回す。
ここぞとばかりに人がいない。
なぜだ。両隣の車両には人はいるが、この車両にだけ人がいない。
なんだここはパラレルワールドか。
そこでふと冷静になる。
人がいないということで少し落ち着くことができたのだろう。
美貴の顔を覗き込む。
うわ・・・寝顔かわいい。
そういえば美貴の寝顔なんて見ることなかったもんな。
こんなにかわいいとは。損してたよ。
「ん・・・。」
モゾモゾしながら色っぽいうめき声を上げる美貴。
その声がきっかけとなり、先程までの俺の悩みをかき消した。
そして
俺の中のいけないスイッチがオンになった。
- 161 :名無し娘。:2006/12/10(日) 23:19
- 続く
- 162 :名無し娘。:2006/12/11(月) 00:26
- ああぁぁ!一線越えちゃうのぉ!!!?
- 163 :名無し娘。:2006/12/11(月) 22:16
- チン亀さんのいけないスイッチは入りっぱ
- 164 :名無し娘。:2006/12/12(火) 19:46
- そもそもチン亀にスイッチなんて必要ない
- 165 :名無し娘。:2006/12/31(日) 17:43
- レベル1:ほっぺた
まずはほっぺたを堪能しよう。
俺はほっぺたをぷにぷにするのが大好きなのだが、普段の美貴にそんなことしようものなら殴られるのは必然。
俺はそんなにマゾではない。
今のうちに堪能しておくべきだろう。
では早速・・・。
俺の肩に頭を乗せる美貴のほっぺに指を近づける。
プニプニ・・・プニプニ・・・。
プニプニ・・・プニプニ・・・。
プニプニ・・・プニプニ・・・。
プニプニ・・・プニプニ・・・。
「んん・・・っ」
嫌がって首を振る美貴。
フヒヒ・・・こりゃあいい・・・。
美貴のほっぺは思ってた以上だぜ。
これはいままで損してたな。
レベル1:コンプリート
- 166 :名無し娘。:2006/12/31(日) 17:43
-
レベル2:パンチラ
この際だから言っておく。
俺は変態だ。
はっきり言おう、パンツが見たい。
先程、ほっぺを突きまわしたときに、美貴の頭は俺の肩から離れていた。
寂しくもあるが、おかげで体の自由がきく。
・・・やってしまうか。
生唾を飲み、美貴のスカートの裾をつまむ。
ゆっくりと・・・ゆっくりと美貴のスカートを上げていく。
やがてふとももが半分ぐらい見えだした。
う・・・これは・・・エロい・・・。
これを全て見てしまった日には取り返しのつかないことになりそうだ。
いやしかし!こんなチャンス滅多に・・・
その時俺と美貴しか乗っていなかった車両の連結部のドアが開く。
駅員だ。
何事もなかったかのように窓の外を見る俺の眼には、うっすらと光るものがあった。
レベル2:インコンプリート
- 167 :名無し娘。:2006/12/31(日) 17:45
-
レベル3:胸
乳が揉みたい。
そうだ俺は実は欲求不満なのだろう。
この溢れんばかりの性欲は、普段の俺からは想像もできない。
いけないスイッチのせいだろう。
この勢いに任せて今ならなんでもできそうだ。
胸を揉む体勢を整え、いざ出陣!!
「アンタ、何やってんの?」
あは、藤本さん、おはようございます。
しかし俺の両手は乳を揉む準備をしている。
「・・・何しようとした?」
あ、握力を鍛えようと・・・。
その場で両手をニギニギする俺。
「美貴の胸、触ろうとしたでしょ?」
いやー、目指すは握力80kgだな!
リンゴを潰すのは男のロマンだよ!
「寝てる女の子、襲おうとしたんだ。」
フンッ!フンッ!さぁもうすぐ70kgだぞ!
美貴もどうだ!一緒に!握力を!フンッ!
- 168 :名無し娘。:2006/12/31(日) 17:45
-
「美貴の胸、触りたいんだ?」
フンッ!フンッ!フンッ!
「いいよ。」
・・・え?
「触らせてあげる。」
おいおいおいおい。
待てよ美貴、落ち着け。
いや、まず俺が落ち着け。
美貴は今なんて言った?
胸を触っていいだと?
みみみ美貴の胸をささ触っても?
そ れ で は 遠 慮 な く !
もう一度乳を揉む体勢に入る俺。
「・・・なんちゃって!ウソだよウソ!なにマジになってんの?アンタそんなに欲求不満なんだ。」
そう言ってニヤける美貴。
俺の耳にその声は届かない。
「・・・ちょっと!ウソだって!アンタ目危ないよ!ちょっと!ホント、ダメだって!」
美貴が俺の手首を掴み、乳揉みを阻もうとするが、今の俺は覚醒状態。
そう簡単には止まらない。
「ダ、ダメッ!ちょっと・・・待って!ここ電車だよ!そういうのはダメだって・・・!」
フンッ!フンッ!フンッ!
「やだっ・・・もう・・・いい加減にしろっ!!」
うぐっ!!
- 169 :名無し娘。:2006/12/31(日) 17:45
-
「ホラ!早く降りるよ!」
そう言い放つ美貴の後ろには、股間を抑え続ける情けない俺がいた。
レベル3:インコンプリート
- 170 :名無し娘。:2006/12/31(日) 17:47
- 続く
今年の更新はこれで最後です
よいお年を
- 171 :名無し娘。:2007/01/01(月) 16:11
- 惜しかった……
- 172 :名無し娘。:2007/01/25(木) 08:26
- 作者はまだ移転してないのかな
- 173 :名無し娘。:2007/02/05(月) 02:26
- ピロリン♪
『おーい、帰ったかぁ?』
ポチポチ・・・
『おう、さっき無事帰宅した。どうかしたか?』
・・・
ピロリン♪
『いやさ、なんか今日色々あったなぁって。』
ポチポチ・・・
『確かに。一週間分ぐらいの充実感はあるな。』
・・・
ピロリン♪
『なんか今日悪かったね。』
ポチポチ・・・
『なにが?』
・・・
ピロリン♪
『ほら、ごっちんの。』
ポチポチ・・・
『あー・・・気にしなくていいよ。本気かどうか疑わしいし(笑)』
・・・
- 174 :名無し娘。:2007/02/05(月) 02:26
-
ピロリン♪
『きっとごっちんは本気だったと思うよ。』
ポチポチ・・・
『・・・かな、やっぱ。そうだとしても美貴は悪くないだろ?偶然居合わせちゃっただけだし。』
・・・
ピロリン♪
『そうかな。ありがと。』
ポチポチ・・・
『こっちこそ悪かったな。』
・・・
ピロリン♪
『何が?』
ポチポチ・・・
『れいなちゃん、随分気が合うみたいだな。俺邪魔者みたいだったぜ。』
・・・
ピロリン♪
『あー!れいなちゃんのことね。確かにあの時のアンタはちょっとウザかったなぁ(笑)』
ポチポチ・・・
『うっわ、ひでぇ(笑)しっかしあの美貴があんなに心開くとはな。』
・・・
- 175 :名無し娘。:2007/02/05(月) 02:27
-
ピロリン♪
『何?妬いてるの?(笑)』
ポチポチ・・・
『ちげぇよ(笑)だって美貴ってあんま心開く子いないじゃん?』
・・・
ピロリン♪
『何それ、美貴すっごい冷たい子みたいじゃん。』
ポチポチ・・・
『あながち間違ってもない気が・・・。』
・・・
ピロリン♪
『殴るよ?まったく、美貴ちゃんは優しい子なのに。』
ポチポチ・・・
『殴るとか言ってるヤツが言うな(笑)』
・・・
ピロリン♪
『あ、そういえば奢ってもらって悪かったね。』
ポチポチ・・・
『お前に奢る気はなかったんだけどな・・・。』
・・・
- 176 :名無し娘。:2007/02/05(月) 02:27
-
ピロリン♪
『いいじゃん。そんなケチ臭いこと言ってると今日のこと、みんなに言うよ?』
ポチポチ・・・
『今日のことって?』
・・・
ピロリン♪
『電車の中でセクハラしたでしょ?』
ポチポチ・・・
『してないよ!ほんとだよ!』
・・・
ピロリン♪
『正直さぁ、美貴ほんとに寝てたからどこまでされたのかわかんないんだよねぇ。』
ポチポチ・・・
『どこまでって何にもしてねぇよ。』
・・・
ピロリン♪
『あの手だって、もしかして触った後だったりして?』
ポチポチ・・・
『違うって!・・・頬っぺた突いただけ。』
・・・
- 177 :名無し娘。:2007/02/05(月) 02:27
-
ピロリン♪
『・・・他には?今なら許したげるよ?』
ポチポチ・・・
『スカートちょっとめくってふともも見ました。』
・・・
ピロリン♪
『アンタ・・・それは引くわ・・・。』
ポチポチ・・・
『・・・。』
・・・
ピロリン♪
『冗談だって、凹むな(笑)まったく、そんなに美貴ちゃんとイケナイ事したいの?(笑)』
ポチポチ・・・
『・・・したい。』
・・・
ピロリン♪
『・・・え?』
ポチポチ・・・
『ウソだよ(笑)』
・・・
- 178 :名無し娘。:2007/02/05(月) 02:27
-
ピロリン♪
『殴る。絶対殴る。明日覚えとけよ!』
ポチポチ・・・
『逃げ回らせて頂きます。』
・・・
ピロリン♪
『朝家の前で待ってるから無駄だよ。』
ポチポチ・・・
『そういえば小春が新しいキティちゃんを手に入れたらしいぞ。』
・・・
ピロリン♪
『ウソ!ホントに!じゃあ明日よろしくね!』
ポチポチ・・・
『おうおう。じゃあ明日な。』
・・・
ピロリン♪
『小春ちゃんによろしく。じゃあねー。』
ポチポチ・・・
『おやすミキティ。』
・・・
- 179 :名無し娘。:2007/02/05(月) 02:28
-
ピロリン♪
『・・・ちょっと何それ。』
ポチポチ・・・
『おやすミキティ。』
・・・
ピロリン♪
『おい、質問に答えろ!何よそれ。』
ポチポチ・・・
『おやすミキティ。』
・・・
ピロリン♪
『・・・おやすミキティ。』
ポチポチ・・・
『おやすミキティ(笑)』
・・・
ピロリン♪
『やらしといて笑うな!じゃあほんとにおやすみね。』
ポチポチ・・・
『おう。』
・・・おやすみ。
- 180 :名無し娘。:2007/02/05(月) 02:28
- 続く
- 181 :名無し娘。:2007/02/08(木) 23:11
- イイヨイイヨー
- 182 :名無し娘。:2007/02/10(土) 16:42
- メールでやり取りするのがよっぽど恥ずかしく思えるなぁw
- 183 :名無し娘。:2007/03/05(月) 00:51
- キーンコーンカーンコーン
ガラッ
こんちわーって誰もいないか。
相変わらず俺の所属する映像研究部の部活動に参加する人は少ない。
もともと潰れる寸前の部活なんだからしょうがないけども。
しかしそんな映研部に亀井が入部して来たときは驚いた。
いかにも胡散臭い部活なのにあんな美少女が入って来たのだ。
驚かないわけがない。
亀井という美少女が入ったことによって俺が始めに考えたことは、
亀井目当てのバカな男共がドカッと映研部に入って部費ガッポガポ!
みたいなことを考えていたのだが、実際亀井目当てで部活に入るヤツはいなかった。
普通はこういう子がいると男が増えるもんなんだが・・・。
まぁ亀井はちょっとおかしなとこがあるから受けは悪いのかもしれない。よくわからんが。
それにしてもどうして亀井はこんな部活に入ったのだろうか・・・。
そんな感じで亀井の事を考えていると、部室のドアが開いた。
「だかられいなは・・・あ!先輩、今日は来てたんですね!こんにちわー!」
亀井と
「あ、先輩。こんちわー。」
れいなちゃんだ。
- 184 :名無し娘。:2007/03/05(月) 00:52
-
よぉ2人とも。っていうか亀井はともかくれいなちゃんはどうして?
「れいなったら先輩が」
「暇やけん!!・・・暇やけん遊びに来たと。」
明らかに亀井が言おうとしたことを遮るようにしてれいなちゃんが言い放つ。
れいなちゃんが亀井の方を睨む。
亀井はあははーごめんねー、みたいな感じだ。
まぁよくわからんが深く突っ込まないのが男ってもんだ。
そっか。ならいいんだけど、ぶっちゃけこの部活何もしないよ?
これは事実だ。
映像研究部という名前なのだからビデオカメラを使って自作映画でも作る、というのが普通だと思うが、
我が映像研究部はハッキリ言ってそんなことしたことがない。
たまーに部室に来てはそのとき部室にいたヤツと適当に遊ぶ部活である。
「遊びに来とるんやけん、何にもしない方が都合がよかよ。」
まぁそう言われてみればそうだな。
- 185 :名無し娘。:2007/03/05(月) 00:52
-
その後の部活動の様子はと言うと、
亀井とれいなちゃんが2人でおしゃべり、そしてマンガを読んでいる俺がたまに相槌を打つ、といった状況だった。
そんな状態で30分程経っただろうか。
れいなちゃんが突然とんでもないこと言い出した。
「あ!そういえばれな、最近胸がおっきくなってきた。」
ぶぶっ!!
「えーうそー。そんなに変わってなくない?」
「おっきくなっとるよ!ほらほら。」
そういって胸元を引っ張り亀井に制服の中を見せようとする。
ちょっと待てオイ!俺の存在忘れてない?
俺は目のやり場に困り、とりあえず耳はれいなちゃん達の会話に傾け、視線は読んでもいないマンガへとやった。
「うーん。たしかにちょっとおっきくなってるかも・・・。」
どうやら亀井はホントに覗いたみたいだ。
「やろ!?へっへー、もう絵里と同じぐらいやね。」
「むっ!まだ絵里の方が大きいですぅー。」
「そんなことなか!」
「絵里の方がおっきいもーん。」
「じゃあ先輩に決めてもらうと!」
何ィ!!
- 186 :名無し娘。:2007/03/05(月) 00:52
-
「先輩!!」
ん?え、何、どうしたの?
俺は今まで聞いていなかったフリをして返事を返した。
何故かと聞かれれば困る。
「絵里とれいな、どっちの方が胸大きいですか!?」
ええっ!?突然何?
さっきから盗み聞きしていたのだ、突然でも何でもない。
「れいなが最近胸おっきくなったらしくて、絵里と同じぐらいとか言うんです!まだ絵里の方が大きいですよね?」
「そんなことなか!もしかするとれなの方が大きいかもしれんよ!」
「・・・先輩!どっちの方が大きいと思います!?」
うぐ・・・これはまいったな。
む、胸の大きさなんてそんな気にしなくてもいいんじゃない?
追い詰められた俺の口から出た精一杯の逃げの言葉。
「えー?じゃあ先輩は胸が無いほうがいいんですか?」
うっ・・・。
それとこれとはまた話が違うぞ。
いや、そりゃまぁ、あるに越したことはないけども・・・。
「ほー。」
!!
その声は・・・
- 187 :名無し娘。:2007/03/05(月) 00:52
-
「所詮アンタもおっぱい星人だったってワケか。」
ふ、藤本さん。
そんな極端な・・・。
いや待てよ、嫌いではないけど星人と言われるほど好きでもないぞ。
「どうだか。」
完全に呆れた様子の美貴。
そういえば美貴も・・・いや、やめておこう。
そんなことよりどうしてお前がここにいる。
「話をそらすな。このおっぱい星人。」
話をそらしてるのはそっちじゃないのか・・・。
「先輩やっぱり大きい方がいいんじゃないですか!」
「ってことはこん中で一番大きいのはれなですね。うん。」
「何言ってんの!絵里だってばぁー!!」
「・・・アンタら、いい根性してるね。」
なんだこのカオス空間は。
一刻も早くここから抜け出したい。そう思った矢先に更なる刺客が・・・
「あっはっは!胸の話でこの真希ちゃんをスルーするとは!このフシアナ達めー!!」
・・・もう俺には止めれない。
っていうかなんで真希もここにいるんだよ。
「うっ・・・後藤先輩には勝てない・・・。」
「諦めちゃダメだよれいな!2人足したら勝てるって!」
「あれー?足しても勝てるかなー?オッホッホ!」
「・・・揃いも揃って美貴は無視か・・・オイ。」
こんな調子で4人がモメ始めた。
俺の存在も忘れられているようだし、俺はマンガに集中することにした。
- 188 :名無し娘。:2007/03/05(月) 00:53
-
「せーんぱい!」
ん・・・亀井か。
どうした?おっぱい論争は終わったのか?
「いえ、まだ続いてます。絵里だけこそっと抜けて来ちゃいました。」
確かに。
目をやるとまだ3人がギャーギャー言っている。
「先輩、部活来るの結構久しぶりですよね。」
そう言って亀井は俺の横に座る。
そうだった・・・かな。言われてみれば最近すぐ帰ってたかも。
「そうなんですー。なんか最近れいなとも急に仲良くなりましたよねー。」
そういえば美貴と3人で帰った日から、前に比べて随分と仲良くなったと思う。
そうかなー?
「そうですよぉ。もー!」
頬を膨らませ、あからさまに拗ねる亀井。
適当に笑ってごまかしているうちに、さっきの疑問がふと頭をよぎる。
- 189 :名無し娘。:2007/03/05(月) 00:53
-
そういえば亀井さ、なんで映研部入ったの?
「え?そりゃあ先輩目当てですよ。」
ふむふむ。先輩目当てねぇ。
ん?
俺目当てだと!?
「なんですかその顔ぉ!あれっもしかして先輩気付いてなかったんですか?」
イヤイヤイヤイヤ。
「ショックだなー。結構好き好きビーム出してたつもりだったんだけどなぁ。」
好き好きビームて。
「・・・先輩。ちょっと2人で話したいんで・・・駆け落ちしちゃいましょう!」
そう言って俺の腕を掴んだ亀井は、満面の笑みで俺の顔を見つめていた。
- 190 :名無し娘。:2007/03/05(月) 00:54
- 続く
- 191 :名無し娘。:2007/03/05(月) 19:46
- 相変わらずのsnegな展開に安心したw
- 192 :名無し娘。:2007/03/05(月) 21:10
- 亀井>藤本>田中
だと思う
- 193 :名無し娘。:2007/04/03(火) 13:47
- そんなバカな
- 194 :名無し娘。:2007/04/07(土) 05:21
-
「んー、やっぱ屋上はいいですねぇ先輩。」
亀井に手を引かれ連れてこられたのは校舎の屋上。
そういえば一年の時はよく屋上に来たもんだが最近はあまり来てなかったな。少し懐かしい。
しかしそんなことより俺はさっきの亀井の発言が頭から離れないでいた。
亀井は確かに俺目当てで部活に入った、と言った。
それはまぁ、普通に考えると”そういうこと”なんだろうけども、よく考えるとおかしい点もある。
仮に本当に俺目的で映研部に入ろうとしてもだ、入学して間もない頃に入部してきた亀井が俺の存在を知るはずがない。
そうだ!俺の推理に間違いはない!これは亀井の罠だ!
亀井、さっきの話なんだが。
「はい?なんですか?」
俺目的で映研部に入ったっての嘘だろ?
「あれー、バレちゃいました?」
そういってニヤける亀井。
亀井は映研部に入ってから俺と知り合っただろ?
「さすが先輩!名探偵ですね!」
バカにされてるのか・・・?
- 195 :名無し娘。:2007/04/07(土) 05:22
-
じゃあ本当の理由は
「でも先輩のこと好きってのは本当ですよ?」
ニヤけ顔のままで亀井が言う。
こここいつはマジなのか!?それともからかってるのか!?
「あれー?先輩何動揺してるんですか?『先輩』としてってことですよ?」
・・・この野郎。
もう怒ったぞ。この子にはオシオキが必要だな。
ゆっくりと亀井に近づきスッとバックを取る。
「え、何してるんですか?」
そして亀井の頭の方へと手をやる。
くらえ!!
「わっちょっと先輩!やめてください、痛いですって!」
俺は普段から小春でグリグリ攻撃のスキルを上げているからな。俺のは痛いぞ。
「ちょ、やぁですって!痛い痛い!ウソです!ウソですから!」
ウソ?何が?
「『先輩』として好きってのもウソです。」
もうなんか訳わからんくなってきた。
本当のこと言いやがれこの野郎。
「いーたーいー!だからー、本当に先輩のこと好きなんです!男の人として!」
- 196 :名無し娘。:2007/04/07(土) 05:22
-
なんということか。
まるで俺がグリグリで告白させたみたいな感じになってしまった。
えっと、亀井。それって
「いたた・・・そういうことです。」
ようやく俺のグリグリ攻撃から逃れた亀井は涙目でこちらを見ながらそう言った。
いや、前から亀井やれいなちゃんには好かれているとは思っていた。
しかしそれは先程亀井が言ったような『先輩』として、だと思っていたのだが・・・。
いっそ今まで何もなかったかのように亀井と付き合ってハッピーエンドを迎えたいところだがそうもいかない。
ぶっちゃけもうややこしすぎて泣いてしまいたい。
亀井、俺は
「いいんです、言わなくてもわかってますから。」
え?
- 197 :名無し娘。:2007/04/07(土) 05:23
-
「『俺には今決めることはできない。自分の気持ちがはっきりしないうちは・・・』でしょ?」
・・・なんだ、亀井はエスパーか?
「先輩のことならなんでもわかっちゃいますよ。ずっと先輩を見てきたんですから。」
その言葉に思わずドキッとしてしまう。
亀井みたいな子にこんなこと言われれば誰でもすると思うが。
「というワケでですね、これは告白じゃなくて報告なんです。」
・・・プッ。
なんだよそれ?報告?
「はい!そうです。絵里は先輩のことが好きなんですよっていう報告です。」
そう言ってまたニヤける亀井。
「じゃあそういうことで!早く戻らないとれいな達が怖いですよー!」
言うや否や亀井は俺の横をすり抜け屋上から出て行った。
亀井が出て行ったドアを呆気に取られて見つめる。
なんというドタバタぶりだ。
亀井っぽいと言われればそうだが・・・
- 198 :名無し娘。:2007/04/07(土) 05:23
-
「・・・ッ」
・・・ん?
「きゃーーーもうホントありえない!告白するつもりなんかなかったのにぃぃ・・・。先輩のばかぁ・・・。」
亀井さん、聞こえてますよ?
わざとらしく咳払いをしてみる。
すると亀井の顔がドアからひょこっと出てきた。
その顔は真っ赤だ。
「もしかして・・・聞こえちゃいました?」
バッチリ。
「先輩のばかーーーー!!」
そう言って走り去っていく亀井。
ばか・・・か。
異様に興奮した亀井や他の3人の事も気にはなったが、俺はしばらく屋上でいることにした。
- 199 :名無し娘。:2007/04/07(土) 05:23
- 続く
- 200 :名無し娘。:2007/04/08(日) 13:09
- ののたんに捧げる200ゲット
- 201 :名無し娘。:2007/04/08(日) 22:44
- エロに行くのか気になるところ
- 202 :名無し娘。:2007/05/12(土) 21:51
- ほ
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