■掲示板に戻る■ 全部 1- 101- 201- 301- 401- 最新50
【俺の贔屓が】 信者がマンセーするスレ 【真の職人】
- 1 :名無し信者:2003/11/21(金) 21:23
-
【決まりごと】
・名前欄は「○○信者」で。(○○は勿論自分のごひいきのコテやスレ名を記入)
・存分に自分のひいきを持ち上げろ
・信者同士の喧嘩はアリだが職人への誹謗中傷人格攻撃は即刻削除依頼
・狩狩住人らしく、なるべくネタっぽさを心掛ける
さあ信者諸君。君たちが愛する職人こそが最高の職人である!!
好きなだけマンセーするがよい!!
- 101 :名無し娘。:2003/11/21(金) 22:39
- ネコ顔信者マンセー
- 102 :名無し娘。:2003/11/21(金) 22:40
- >>87とかモロモロ
∧∧
(Дコ;) カモーン
(⊃⌒*⌒⊂)
/__ノωヽ__)
ДT)< …って、折角【 解散 】でネタ終わらせたのに
ひっぱるななよっ!
Дコ)< もう怒った!
ネタ書くのに専念するっ!
ミサッ!
- 103 :名無し女良。:2003/11/21(金) 22:41
- ネコ顔信者信者マンセー
- 104 :名無し娘。:2003/11/21(金) 22:43
- フレッシュボイスマンセー
- 105 :名無し娘。:2003/11/21(金) 22:44
- 怒ったわりに、きっちりネタを返す教祖マンセー
- 106 :名無し娘。:2003/11/21(金) 22:45
- >>104
ワロタ
- 107 :名無し娘。:2003/11/21(金) 22:46
- >>102
▼ノハヽ▼
(^〜^0;) ハァハァ
/)/ノ
∧ ∧ ⌒⌒) ) )) カクカク
⊂(ネДコ;) つ∪ヽ
アッアッアッ
- 108 :名無し娘。:2003/11/21(金) 22:47
- 非常に下品マンセーになってまいりました!
- 109 :名無し娘。:2003/11/21(金) 22:48
- >>102
はじめからそうしていればもっとマンセーされたと思ってみるてst
- 110 :名無し娘。:2003/11/21(金) 22:49
- おいおまいら!脱線しすぎですよ!
- 111 :名無し娘。:2003/11/21(金) 22:53
- ネタの枯渇マンセー!
- 112 :名無し娘。:2003/11/21(金) 22:55
- こんこんあいぼんマンセー!
- 113 :名無し娘。:2003/11/21(金) 22:58
- モノノノフマンセー
- 114 :名無し娘。:2003/11/21(金) 22:58
- 脱線マンセー!
マンマンマンセー!!
- 115 :名無し娘。:2003/11/21(金) 22:58
- 詩吟マンセー!
- 116 :名無し娘。:2003/11/21(金) 23:07
- 今、FUN見てる奴マンセー!
- 117 :名無し娘。:2003/11/21(金) 23:08
- くりひろいマンセー
- 118 :名無し娘。:2003/11/21(金) 23:08
- ランダムマンセー!
- 119 :名無し娘。:2003/11/21(金) 23:14
- カメムシマンセー!!
- 120 :亀井絵里信者:2003/11/21(金) 23:17
- ライオンキング最高
- 121 :名無し娘。:2003/11/21(金) 23:31
- オワタ
実況にはしない、(狩狩)の人々謙虚さにマンセー!
- 122 :名無し娘。:2003/11/21(金) 23:51
- 金正日万歳ー!
- 123 :名無し娘。:2003/11/22(土) 00:19
- Painkillerマンセー!
- 124 :名無し娘。:2003/11/22(土) 14:47
- もののふ最高!師匠と呼ばせてください。
- 125 :名無し娘。:2003/11/22(土) 14:53
- 7000さんやびか氏のように、会社スレの皆様の中には優れた
小説作家やネタ書きがいらっしゃるよな
- 126 :○ブ信者:2003/11/25(火) 04:25
- 放置プレイマンセー
- 127 :名無し娘。:2003/11/25(火) 14:59
- >>125
「元」じゃねーの?
- 128 :名無し娘。:2003/11/28(金) 11:51
-
糸冬 了
- 129 :名無し娘。:2003/11/28(金) 16:57
- ネタ書き様、ご自由にお使いくださいませ
- 130 :名無し娘。:2003/12/21(日) 23:38
- こっちのスレ使えば?
感想スレでしたい別の話もあるだろうし。
- 131 :名無し娘。:2004/01/29(木) 00:03
- (〜^◇^)<ここ貰って良い?
- 132 :名無し娘。:2004/01/29(木) 00:18
- ドゾー
- 133 :名無し娘。:2004/01/29(木) 00:41
- (〜^◇^)<近々小説風味を始める予定ですのでよろしくお願いします。
- 134 :名無し娘。:2004/01/29(木) 20:55
- 楽しみにしてまっせ。
- 135 :名無し娘。:2004/02/02(月) 00:48
- 「そこいるのは矢口真里」
帰り道、いつもの様にコンビニに寄る。レジに並ぶと前にいた兄ちゃんが
モーニング娘。のトレカを手にしていた。まだまだ人気はあるらしい。
弁当とお茶を買いアパートに帰る。なぜか自分の部屋の電気がついていた。
(消し忘れたのか?)
そう思いながら鍵を開け部屋に入ると見慣れない靴がある。
(誰だ?)
部屋の鍵は自分しか持っていない筈だ。一体誰がいるのか・・・・すると
「お帰り〜」
今度は聞き覚えのある声が聞こえて来た。
おかしい、あいつはどうやってこの部屋に入ったんだろう。
「ただいま・・・・お前どうやって入ったの?」
「合鍵だよ。この前兄ちゃんから渡されたじゃん」
「そうだっけ?いつ?」
「この前泊まった時、オイラがまだ寝てたから出掛けに置いてったじゃん」
そう言われればそんな気がする。五日前の朝、仕事に行く時に
まだ部屋にいたこいつに鍵を渡した記憶がある。
- 136 :名無し娘。:2004/02/02(月) 00:48
- 「ところでさあ、隣の部屋の人って何やってるの?」
「お隣さん?さあ、解んないなぁ。どうして?」
「七時ごろかなぁ?アンテナ持って屋上に上がって行ったからさ。
この前見たときは朝の七時だったかな?そん時もアンテナ持ってた」
隣の部屋の住人とは話どころかろくに挨拶もしていない。
いったい何をしている人なのか見当もつかなかった。
「どうでもいいけど何しに来たんだよ。仕事は?」
「今日は早く終ったから遊びに来てあげたんだよ。1人じゃ寂しいでしょ?」
そう言って振り返った顔は先程コンビニで見た記憶がある。
前に並んでいた兄ちゃんの手に握られていたパッケージだ。
そう、今ここにいるのは紛れもない人気アイドルグループ
モーニング娘。のサブリーダー矢口真里である。
真里っぺは俺の従兄妹で近くのマンションに住んでいた。
- 137 :名無し娘。:2004/02/02(月) 00:49
- 「またコンビニ弁当?」
「別にいいだろう。作るのめんどうなんだよ」
「まあオイラも似たようなもんだけどね」
真里っぺがここに来るようになったのはいつからだろうか・・・
偶然近くのコンビニで会ったのがきっかけであった。
その日は仕事で遅くなり家に帰ったのが午前2時。
コンビニから帰ろうと車に乗った所で誰かが窓を叩いた。
「おーい!」
見ると女の子がこっちを見て笑っている。
(誰だっけ?)
女の子など縁のない俺は焦っているのが解った。
「どちら様で・・・・・」
そう言いかけた瞬間、我が目を疑った。
目の前にアイドル矢口真里がいるのである。別に始めて会った訳ではない。
小さい頃から何度も会ってはいる。しかし、真里っぺが芸能界に入ってからは
一度も会っていなかったのだ。
- 138 :名無し娘。:2004/02/02(月) 00:50
- 「お前・・・どうして・・・・」
「兄ちゃん久しぶり!なんでこんなとこにいんの?」
「どうしてって・・・俺のアパートすぐそこだし・・・」
「うそ!そうなの?ちょうどいいや、のっけっててよ」
真里っぺはそう言うと無理やり助手席に乗り込んできた。
「お客さん何処までですか?」
「運転手さんの家まで」
「おい、冗談だろ。やだよ」
「なんで、いいじゃん。話したい事もあるしさ・・・・」
真里っぺはそう言うと急に黙り込む。何かあったのか?
この時俺は、朝見たニュースを思い出した。
「後藤真希卒業!」
そうだ、今のこいつは相当参っている筈だ。
良くは覚えていないが他に保田圭の卒業とその他色々あった気がする。
- 139 :名無し娘。:2004/02/02(月) 00:50
- 「・・・・・・・・」
「・・・・どうした?・・・・って聞くのも変か・・・・
朝ニュース見たよ。大変だな・・・・・」
「うん・・・・」
「大丈夫か?」
「うん・・・・」
真里っぺは何を言っても「うん」としか言わなかった。
いやーな予感がしたが、仕方なく俺はそのままアパートに向かった。
「へぇー・・・結構いい部屋だね・・・」
「人気アイドルさんのマンションと比べたら狭いとは思うけど・・・」
「そんな事ないよオイラの部屋だってこんなもんだよ」
その場でドツいてやろうかと思ったが止めた。
俺の部屋代は家賃こそ会社持ちであるが光熱費だけでもかなりかかる。
そんな一般人の部屋とこいつの部屋が同じな訳がない。
真里っぺは話があると言っていた。どうせ愚痴になるだろう。
何時までつき合わされるのか・・・・
何から聞けば良いのか解らず、とりあえず冷蔵庫にあったコーラを
取り出し、真里っぺに渡す。
- 140 :名無し娘。:2004/02/02(月) 00:50
- 「氷ない?」
「冷えてるからいいだろう」
「違うこれに入れるんじゃなくて食べるの」
「はぁ?」
この頃の俺は正直言ってモーニング娘。の事をほとんど知らなかった。
真里っぺがメンバーである事は当然知っている。
それがモーニング娘。を見なくなった原因でもあった。
最初の5人の頃は良く知っている。その頃は好きだったのだ。
だが新メンバーオーディションでショックを受け見るのを止めた。
はっきり言って見たくなかったのだ。
自分の従兄妹がメンバーのグループなんて引いてしまうのである。
中澤さんやなっち、かおりんは好きだ。しかし矢口真里は・・・・
「ひどいよね・・・・オイラ何も聞いてなかったんだよ・・・・」
「まあな・・・でも俺の転勤だって突然だったぞ・・・」
「普通はそれでいいかも知れないけどさ、うちらは違うんだよ・・・」
「そう言うもんかねぇ・・・・」
- 141 :名無し娘。:2004/02/02(月) 00:51
- いやな予感は当たった。それから延々と真里っぺ愚痴は続いたのである。
気がついたら朝であった。どうやら話を聞いているうちに寝てしまった様だ。
起きると毛布が身体にかけられていてる。真里っぺはもういなかった。
あの後帰った様だ。置手紙に「ありがとう」と一言。
それからケータイの番号とメールアドレスが書いてあった。
「あれで気が済んだのかなぁ・・・?」
独り言を言いながら昨夜の事を思い出す。
真里っぺは延々と話を続けていた。保田圭との事
ミニモニの事、タンポポの事・・・・・
良くは覚えていないが泣いていた様な気もする。
この日から真里っぺは時々ここに来るようになった。
いつもただ話をして帰って行くだけなのだが・・・
いつだったか中澤さんを連れて来いと頼んだが駄目であった。
中澤さんだったら大歓迎するのであるが、こいつはそうじゃない。
まあ、話を聞いてやって真里っぺのストレスが晴れるのなら
付き合ってやるくらいは良いだろう。
そして今日もこれからそれは始まるのである。
- 142 :名無し娘。:2004/02/02(月) 00:51
- 「で?今日の御用は?」
「だからぁ、遊びに来たって言ってるでしょ。来ちゃ悪い?」
「うん」
「ストレートだねぇ、それじゃまるでオイラが邪魔者みたいじゃないか」
「違うのか?」
「そんな事言うなよ。解りました。ごめんなさい今日も話を聞いて貰いに来ました」
そう言うと真里っぺは笑う。
正直言って家に帰って来て出迎えてくれる人がいるのは嬉しい。
これが真里っぺのファンだったら最高のシュチュエーションであろう。
「氷とコーラ貰ったよ」
「ああ。飯は?」
「食べたよ。裕ちゃんと」
「お前・・・そう言う時は誘えって言ったろう!」
「言ったって仕事だったでしょ?」
「アホ!嘘言ってでも抜け出すわ!」
「じゃあ、また今度ね」
そう言うと真里っぺはTVのスイッチを入れる。
- 143 :名無し娘。:2004/02/02(月) 00:51
- 「さっきさぁ、ビデオ見てたんだ。デッキに入ってたやつ。
ハロモニ録画してあったけど・・・・見てくれてるの?」
こいつは・・・・また勝手にビデオをいじったらしい。
見られて困る物は無いがこの前はまだ見てないドラマを消されたのだ。
「最近少し見るようにしてるんだ。表面上でもモーニング娘。を知らないと
お前の話に付き合えないからな。マズかったか?」
「ううん、そんな事無いよ。ありがとう。どう?気に入った子いた?」
「いや・・・中澤さんが一番だね」
「オイラは?」
「問題外」
そう言うと真里っぺは近くにあったクッションを投げつける。
そう言えばこのクッションもこいつが持ち込んだ物だ。
この部屋もいつの間にか真里っぺが持ち込んだ物が増えた。
この前後輩が来た時、誤魔化すのに苦労したのを思い出す。
- 144 :名無し娘。:2004/02/02(月) 00:52
- 「でもさ、カオリとかなっちも好きなんでしょ?」
「うん」
「ケメ子は?」
「ケメ子・・・?ああ、保田さんか。そうだな、お前よか全然良いな」
そう言ったら怒ると思っていたのだが、以外にも真里っぺは嬉しそうに笑った。
ケメ子はやっぱり同期なだけあって何かあるのかも知れない。
コンビニ弁当を食べ終わると真里っぺは話を始めた。
仕事の愚痴、メンバーの事、自分の事。
いつも話す内容はだいたい同じである。
しかし今日はなんだか様子がおかしかった。
「どうした?何かあったのか?」
「ううん、何でもない・・・」
「そうか、ならいいけどね」
俺はそう言うと弁当のゴミを片付け始める。
- 145 :名無し娘。:2004/02/02(月) 00:52
- 「ちょっと!!もっと突っ込まないの?」
「だって何でもないって言ったろう?」
「まったく・・・気が利かない奴だなぁ。こう言う時はもっかい聞くのが普通でしょ?」
「あっ、そうなの?気が利きませんで・・・」
「もういいよ!」
「なんだ、やっぱりいいんじゃん」
「・・・・・・・・」
それっきり真里っぺは黙り込んだ。
まずい、少しからかい過ぎたらしい。
「悪かったよ・・・はい、ちゃんとお話を聞きます。いや聞かせてください」
俺がそう言うと真里っぺはゆっくりと話を始めた。
「あのね・・・オイラの気のせいかも知れないんだけど・・・・・
最近なっちの様子が変なんだ・・・・まさかとは思うんだけど・・・・
卒業・・・なんてないよね?大丈夫だよね?」
そんな事俺に言われてもどう答えたら良いのやら・・・
なっちがモーニング娘。をやめるなんて普通に考えれば
ありえない話の様な気がした。
なっちはモーニング娘。の顔・・・そう思っていたからだ。
- 146 :名無し娘。:2004/02/02(月) 00:54
- (〜^◇^)<げっ!ageちゃった・・・・まあ仕方ないか。
更新は不定期になると思います。申し訳・・・・
- 147 :名無し娘。:2004/02/02(月) 02:04
- 勘違いかもしれんが、転載?
- 148 :名無し娘。:2004/02/02(月) 08:09
- 元々はボツネタだからね
- 149 :名無し娘。:2004/02/05(木) 02:25
- 転載元のじゃなくて、もっと前に読んだ事あるようなデジャヴがするのは俺だけ?
- 150 :名無し娘。:2004/02/12(木) 23:02
- 真里っぺがそんな話をしてから少し経っての事であった。
その日は仕事が休みだったのだがたまたま目が覚めて
朝のワイドショーを見ていた。すると・・・目に信じられない物が飛び込んで来た。
なっち卒業・・・・
『イェーイ。卒業おめでとう!』
TVから聞こえて来たこの言葉にあのアホプロデューサーを
本気でシバキたくなった。この感情はいったい何処から来るのだろうか?
既に俺はモーヲタになっているのだろうか・・・?いや違う。
コンサートが終わったらどうなるか考えていたからである。
いったいあいつになんて言葉をかけてやれば良いのか?
それよりあいつはどんな心境なのか?
せっかくの休日に色々考えてばかりであった。
それから更に数日後、仕事を終え家に帰ると
部屋の電気が点いていた。
(げっ!来てるよ・・・)
思わず部屋に帰るのを躊躇ってしまった。
まあでも仕方が無い、覚悟を決めて部屋に入る。そして・・・
「お帰り!」
真里っぺはいつもの様に待っていた。
- 151 :名無し娘。:2004/02/12(木) 23:02
- 「い、いらっしゃいませ・・・・」
俺はかなり引きつった顔をしていた様だ。
それをみた真里っぺが思い切り吹きだした。
「きゃはははは・・・何だよその顔・・・」
「えっ?なんか変だった?」
「変て・・・きゃはははは・・・・・」
しばらく笑っていた真里っぺだがそれが済むと言った。
「そんな心配しなくても大丈夫だよ。実はまだ実感がないんだよね・・」
「何の話だ?」
「えっ?だってさっきの顔・・兄ちゃんオイラがなっちの事話しに来たと
思ったんでしょ?だから大丈夫だって言ったんだよ」
なんだばかばかしい。せっかく心配してやってのに
こいつはそれ程悩んではいなかったらしい。
「いつもそうなんだけどさ、実感が湧いて来るのってその人がいなくなる
直前なんだよね。それまではまだ大丈夫まだ時間があるって・・・・
それでその時になってあの時ああしとけば良かったとか
これも直前になって後悔するの」
「そうか・・・で今回も一緒なのか?」
「たぶん・・・・」
真里っぺはそう言うと真顔になって何かを考えている様子であった。
まったく・・・何が大丈夫なんだか、全然平気じゃないじゃないか。
- 152 :名無し娘。:2004/02/16(月) 22:21
- 「良く解んねーけど、普通にしてれば良いんじゃないか?
別に会えなくなる訳じゃないんだし」
「・・・・・他人事だと思ってるでしょ?」
「だって俺には関係ねーもん」
「もういいですよーだ!兄ちゃんはいつもそうなんだ!
ごっちんの時だって圭ちゃんの時だって・・・・」
おいおい、ちょっと待て。それはないだろう。
あの時俺がどれだけ気を使っていたのかこいつは忘れたのか!
後藤真希の時は一緒に遊びに行けってTDLのチケットあげたのに無駄にして
保田圭の時はドライブに行くからって俺に有給取らせて結局仕事で行けなくて
俺の苦労と時間を返して欲しいくらいなのに・・・・
「あのなぁ・・・人の善意を無駄したのは誰だよ?
そりゃお前が俺なんかより全然忙しいのは解るぞ。
でもそれだからって俺が何もしないみたいな言い方はないだろうよ」
「あーもう!全然解ってない!そう言う事を言ってるんじゃないの!」
「じゃあ何なんだ?もう訳解んねーよ」
「オイラだって解んないの!」
何だかこっちまで混乱して来た。真里っぺが何を考えているのか?
理解しろってのが無理な話なのかも知れない。
俺はとりあえず一晩放っておく事にしたのである。
- 153 :名無し娘。:2004/02/16(月) 22:21
- そして次の朝、自分の携帯の着信音で目が覚める。
(誰だ?休みの日くらいゆっくりさせてくれ・・・・)
そう思いながら電話に出ると・・・・
「もしもし?あの私アップフロントエージェンシーの・・・・」
「アップフロント・・・・?何だ?何かの勧誘?」
アップフロントエージェンシーなんて会社の取引先にはない名前である。
俺は電話を切ろうとした。
「ちょっと・・・すいません!あの矢口がお邪魔してませんか?」
(矢口・・・・?アップフロント・・・・?)
そこで一気に目が覚める。
そうだ!アップフロント・・・あの悪名高きプロダクションUFA。
真里っぺの所属事務所だ!
「スイマセン!はい、ちょっとお待ちくださいね・・・」
俺はそう言うと部屋を見渡す。見るとベットの上で真里っぺはまだ寝ていた。
「おい!起きろ!電話だぞ!」
「んー・・・・・!!」
駄目だ!完全に寝ぼけている。
- 154 :名無し娘。:2004/02/16(月) 22:22
- 「ごめんなさい。まだ寝てます」
「やっぱりそちらにいましたか・・・・実は今日TVの収録がありまして
電話をしても繋がらないものでしたから、真里から聞いていたそちらに・・・」
「もう収録時間なんですか?」
「まだ少し時間はありますが・・・打ち合わせとか・・・」
「すぐに連れて行きます・・・で場所は・・・?はい、TV東京・・・はい解りました」
俺は真里っぺを叩き起こすと車を走らせた。
まったく・・・遅刻なんてプロ失格である。
「馬鹿野郎!仕事ならなんで言わないんだよ!」
「ん・・・・ごめん・・・・」
コンビニに寄って氷を買う。これがないと駄目らしい・・・・
やっとの思いでTV局に到着する。入り口でマネージャーさんが待っていた。
「スイマセン。俺の責任です。今日仕事だって知らなくて昨日遅くまで・・・・」
「困りますよ。いくら従兄妹でもそれなりに考えてもらわないと・・・
何かあったらそちらもタダじゃ済まないですよ」
「はぁ・・・・」
とりあえず無事にTV局まで真里っぺを送り届けた俺は
帰り道に何だかおかしな事に気がついた。
(なんで俺が怒られないといけないんだ・・・・?)
大体なんで事務所の人が俺の携帯番号を知っているのか。
俺はあいつの保護者じゃない!
そう考えるとなんだか怒りが込み上げてきた。
- 155 :名無し娘。:2004/02/28(土) 08:33
- >>102や>>107のようなお下劣なAAのあるこんな糞スレで書くには勿体無い小説だ
- 156 :名無し娘。:2004/03/08(月) 23:14
- 夕方になり俺の携帯が鳴った。
「もしもし・・・?」
「あ、兄ちゃん?今日は本当にごめんね。後でまた行くから」
「・・・・その事だけど・・・どうしてマネージャーさんが俺の番号知ってるんだよ?
お前勝手におしえただろう!」
「・・・ごめん、でもほら、なんかあった時に実家よりそっちの方が近いし
オイラも親戚が近くにいると安心できるから・・・」
「だったら一言言っとけよ!別に緊急の連絡なら俺だって何も言わねーよ。
でも今日のはなんだよ!あのマネージャーの態度!
あんなんじゃ万が一の時は協力できねーって良く言っとけ!」
「・・・うん、解った・・・本当にごめん・・・・」
「もういいよ、それより収録は大丈夫たったんか?」
「うん」
「そうか、良かったな。でも今回だけだぞ」
「うん」
そう言って俺は携帯を切る。
真里っぺもこれで少しは反省するだろう。まったくこんな事は二度とごめんである。
そりゃこっちだって真里っぺと従兄妹などと周りに知られたら大変なのだ。
- 157 :名無し娘。:2004/03/08(月) 23:15
- あの事があってからしばらく真里っぺはアパートにくる事は無かった。
こっちも気楽で良い。TVでは相変わらず元気の様だ。
これなら何の心配も無い。
真里っぺが来なくなってからどれ位経ったあろうか?
家に帰ると久しぶりに明かりが点いていた。
「なんだ、来てたのか。年末で忙しくないのか?」
「うん、そうだけど・・・・時間が出来たから・・・
それにこの前のことまだ謝ってないし・・・・」
「もう良いって言ったろ?今は自分の事だけ考えてれば良いんだよ。
なっちの卒業だってもうすぐじゃないか。何かしてあげられること見つかったか?」
俺がそう言うと真里っぺの表情が明るくなった。
- 158 :名無し娘。:2004/03/08(月) 23:16
- 「ああ良かった。実はその事で来たんだよ」
「はい?」
「オイラ考えたんだ。でね、なっちと2人で遊ぶの」
「ほう。それで?」
「で、誰にも邪魔されないでゆっくり出来る場所・・・・
そう考えたらピッタリの所があったんだ」
「どこ?」
「兄ちゃん家」
「え?ここ?」
「違うよ。兄ちゃんの実家!あそこなら田舎だしここから2・3時間で行けるし
ピッタリでしょ?」
「ああ、なるほどね・・・って、おいっ!まさか!」
「うん、お正月明けに運転手頼むよ。どうせお正月は帰るんでしょ?
おじさん、おばさんにもよろしく言っといてよ」
もう、どうにでもしてくれ!でも・・・なっちに会えるのも悪くはないか・・・・
- 159 :名無し娘。:2004/03/22(月) 22:30
- 約束の日がやってきた。
「おはようございます。今日はよろしくお願いします」
真里っぺに連れられなっちがやって来た。
生なっち・・・・真里っぺの本じゃないが本当に芸能人オーラが出ている。
「こ・・こちらこそよろしくです・・・」
「きゃはは、兄ちゃん何緊張してんだよ」
ぎこちない俺に真里っぺが突っ込みを入れてきた。
「えっ?なんか変だった?」
「うん」
「そうか・・・でもほら、芸能人なんて滅多に会えないし」
「こら!じゃあオイラは何なんだよ?」
「ただの従兄妹」
俺の言葉に真里っぺはムクレた。
その様子を見ていたなっちは笑う
- 160 :名無し娘。:2004/03/22(月) 22:31
- 「あははは、本当に矢口の言ってた通りの人ですね」
「は?」
「いや、なんて言うかその・・・・」
「兄ちゃんはアホなんだよ」
真里っぺのやつ・・・仕事場でそんな事を言っていたのか!
と言う事は、今なっちはそう思ったって事なのか?
だとしたら・・・こう言っては失礼かも知れないが「お前に言われたくはない」
それが今の俺の気持ちである。
確かに可愛いが、どう見てもなっちはボケキャラである。
「ごめんなさい・・・そんなつもりじゃ・・・」
なっちは慌てて謝ってきた。じゃあ何なんだよ。
おれは出発前に非常にブルーになっているのが解った。
「ほらほら、時間もないしもう出かけようよ」
真里っぺに急かされ俺は車を発進させる。
後部座席に座る二人。これでは完全に運転手である。
もっともこれは仕方の無い事だ。二人は芸能人なのである。
俺の車は真里っぺが来るようになってからリヤウインドウに
一番濃いスモークを入れている。
これなら後ろに誰が乗っているのか解らないからである。
代金は当然自腹。真里っぺはこんな俺の苦労を解っているのであろうか?
- 161 :名無し娘。:2004/03/23(火) 23:15
- 都内を走り高速道路へ。それから約二時間程走ると俺の故郷である。
「お二人さん着きましたよ」
「・・・・ん・・・・」
出発して少しして気がついてはいたが、二人とも完全に熟睡していた。
起こすのもかわいそうだったのでそのまま寝かせていたが
到着しても寝ぼけている。
「着いたの・・・・?」
「・・・・あれ?ごめんなさい。なっち寝てた?」
やれやれ・・・・
「あれ・・・・?ここ何処兄ちゃん家じゃないじゃん!」
やっと気がついた様に真里っぺが言う。
そりゃそうだ。いくらなんでも実家に連れて行く訳にもいかないだろう。
- 162 :名無し娘。:2004/03/23(火) 23:15
- 「高原牧場だよ。昔一緒に来た事あるだろ?」
「牧場・・・?ああ、そう言えば見覚えがある様な・・・・」
実家から少し走った所にある高原牧場。
ここは俺が車の免許取立ての頃に、たまたま遊びに来ていた真里っぺを連れて
初めてドライブに来た場所である。
「なつかしいなぁ・・・・おっちゃん元気なの?」
おっちゃんとは、この牧場の主である。
俺は免許を取る前に自転車でこの牧場がある山を走っていた。
おっちゃんはその時に仲良くなり真里っぺを連れて来た頃には
俺はここの常連みたくなっていたのである。
「元気だよ。昨日電話しといたからいると思うし、
本当は今日はここ休みなんだけど無理言って開けてもらったんだ。
真里っぺ連れて行くって言ったら張り切ってたぞ!」
「本当に?なんだか申し訳ないなぁ」
そう言いながらも真里っぺはなっちと一緒に、既におっちゃんの待つ
管理事務所に向かっていた。
なっちの事は言っていない。おっちゃんがどんな顔をするのか楽しみである。
- 163 :名無し娘。:2004/03/24(水) 23:41
- 「こんにちわ!」
事務所の扉を開けた真里っぺが言う。
「おっ!来たな!待ってたぞ!」
「ご無沙汰でした。今日はよろしくお願いします」
おっちゃんは笑顔で迎えてくれた。そして・・・
「お世話になります」
「ん・・・?あ!」
なっちの挨拶におっちゃんは固まっていた。やはり真里っぺとは
オーラが違うのだ!
「貴女は・・・知ってるよ。真里ちゃんと同じモーニング娘の・・・
そうだっ!なっちん!」
「おっちゃん、惜しいなぁ・・・なっちんじゃなくて、なっちだよ!」
真里っぺが笑いながらそう言うと、おっちゃんはキョトンとしていた。
- 164 :名無し娘。:2004/03/24(水) 23:42
- 「安倍なつみです。よろしくお願いします」
「はい、こちらこそ。いやー有名人が二人も来てくれるなんて光栄だな」
嬉しそうに笑うおっちゃんに、真里っぺが話し掛ける。
「おっちゃん、早速で悪いんだけど・・・・」
「解ってるよ。ソフトクリームだろ?大丈夫、真里ちゃんが来るから
早起きしてちゃあんと準備してあるよ」
「本当?ありがとう。オイラ楽しみにしてたんだよ」
「ははは、ちょっと待ってろ、すぐに用意するから」
おっちゃんはそう言うと俺達を食堂に案内してくれる。
少しするとソフトクリームが出てきた。
「お待ちどう!」
「これこれ・・・・なっち、ここのソフトクリーム美味しいよ」
「矢口、牛乳大丈夫なの?」
「うん、このソフトクリームはオイラ用になってるからね」
「え?」
なっちの言葉に俺もハッとする。そう言えば真里っぺは牛乳が苦手の筈だ。
ここのソフトクリームは牛乳が濃い。
でも真里っぺと過去に何回かここに来た時には食べていた記憶がある。
- 165 :名無し娘。:2004/03/24(水) 23:43
- 「おっちゃん、真里っぺ用って何か違うの?」
「そう言えばお前には出した事なかったか。食ってみるか?」
おっちゃんはそう言うと俺の分もソフトクリームを持って来た。
一口食べてみる・・・・・あれ?何が違うんだ・・・・?
「なんだ、いつものやつと同じじゃんか」
「ははは、そう思うか?でもな微妙に違うんだよ。
牛乳が苦手なお客さんもいるからな。これはそう言う人用なんだ。
もっとも真理ちゃんがここに来るまでは無かった物だけどな」
「と言うと?」
「お前気がつかなかったのか?真理ちゃんが二回目に来た時だったかな?
そうだ!お前の車がパンクした時!あの時に真理ちゃんと二人で
工夫して出来上がったのがこのソフトクリームなんだ」
まったく知らない話であった。そんな事があったとは・・・・
俺が呆れながらタバコを取り出すと
「こら!歌手の前でタバコ吸うな!」
真里っぺに怒られた。
「良いだろう!禁煙じゃなんだし!嫌ならお前達があっちに行けよ。
窓際はお前の指定席だろ!」
俺がそう言うと真里っぺは思い出した様になっちを連れて窓際の席に行った。
その席からは俺の故郷の市内が一望でき、真里っぺのお気に入りなのだ。
- 166 :名無し娘。:2004/03/28(日) 22:47
- 「うわー。凄いね」
「でしょ?ここはオイラの特等席。昼間も良いけど夜景も最高だよ」
「へぇーそうなんだ。見てみたいなぁ」
なっちはそう言うとソフトクリームを口にした。
「美味しい。でも、牛乳の味するよ」
「きゃははは、そうんなだよね。でも多分なっちには解らないよ。
牛乳独特の匂いが無いの。だからオイラも大丈夫なんだよ」
真里っぺは訳の解らない事を言っていた。
味と匂い、何が違うのだろうか?
「お前にも解らんだろうな。牛乳嫌いじゃないとあの違いは解らんよ」
おっちゃんはそう言うと乳脂肪とか色々説明してくれたが俺には理解出来なかった。
「これ、ののとかも喜びそう」
「そうだね。連れてきてあげれば良かったかな」
なっちと真里っぺの声が聞こえて来る。
- 167 :名無し娘。:2004/03/28(日) 22:48
- 「まったくあいつ等は・・・・」
俺がそう呟くとおっちゃんが聞いて来た。
「何がまったくなんだ?」
「いやね、今日はその・・・・なっちがもうすぐモーニング娘からいなくなるんだけど・・」
「ああ、知ってるよ」
「それで今日は二人で思いで作りみたいにしたいって、真里っぺが言ったから
連れて来たんだけど・・・・ははは、二人とも他のメンバーの話なんかしてるからさ」
「いいじゃないか、ののって辻ちゃんだろ?後輩思いの良い先輩だ」
「そうなんだけど、こんな時くらいはそれを忘れてゆっくりすれば良いのに・・・」
俺がそう言うとおっちゃんは笑っていた。
それこそが本当のチームであると・・・・
「兄ちゃん、釣りやろ、釣り」
真里っぺは言う。ここには小さな池があって釣りも出来る。
今は冬であるがその池には水温の高い湧き水があって
冬でも釣りが楽しめるのだ。
「おっちゃん・・・」
俺がそう言うとおっちゃんは3本釣竿を持って来た。
それに餌とバケツ、俺達は池に向かった。
- 168 :名無し娘。:2004/04/03(土) 23:43
- ふむ
- 169 :名無し娘。:2004/04/04(日) 22:47
- 「餌をつけて・・・浮き下は長めにね。この時期だと魚は潜ってるから」
「浮き下ってなんですか?」
俺が説明をするとなっちが聞いて来た。
「ああ、ごめん。解んないか。浮きは解るよね? で、浮きの下になる糸を
長めにするって事だよ」
「はあ・・・?」
これでもまだ解っていないらしい。真里っぺはもう糸を垂らしている。
俺はなっちの仕掛けを調整するとポイントを指示した。
「そっか、浮き下。なるほど、であそこに落せば良いんですね?」
「うん、やってみな」
なっちは軽く竿を振ると見事に指示したポイントに仕掛けを落す。
- 170 :名無し娘。:2004/04/04(日) 22:47
- 「うん、上手い、上手い。あとはアタリあるまで待つ!」
「はい」
結構真剣な眼差しで浮きを見つめるなっち。スグアタリがきた。
「うわ!ビビっていった。引いてる、引いてる!」
「竿を立てて、落ち着いてゆっくりと引き寄せて・・・・」
なっちにアタリがきた事を知った真里っぺが叫ぶ。ああうるさい。
「うわ、うわ・・・・やった。釣れた!釣れたよぅ!」
嬉しそうにはしゃぐなっちを真里っぺは笑って見ている。
二人はこのままにして、俺は少し離れた場所に陣取った。
「どうだ。釣れるか?」
「ぼちぼち。もっともここで釣れないやつはおかしいよ」
釣り糸を垂らす俺の後ろにおっちゃんが立っていた。
「ほう、言うじゃないか。だったらあっちはどうだ?」
おっちゃんが指差す方向には俺の知らない大きな沼みたいな為池が出来ていた。
- 171 :名無し娘。:2004/04/04(日) 22:47
- 「あれ?あんな池あったっけ?」
「ああ、2年前に作ったんだ。ほら、ブラックバス。お前がここに入れようって
言ってたじゃないか。あの時はそんなつもりはなっかたんだが
俺の知り合いが管理釣り場をやっててな、結構金になるって・・・」
おっちゃんはそう言うと挑発的な笑いを浮かべた。
面白い・・・俺は車に積んであったタックルを取りに走った。
「おーい、兄ちゃんどうしたの?」
真里っぺが俺の様子に気が付き声をかけて来た。
「おっちゃんと勝負だ!」
「はあ?」
そんな真里っぺを無視して俺は車に向かう。
荷室を開けるとそこには簡単なタックルが一式。
こいつはいつも車に積んでいるやつで本格的なセットではないが今はこれしかない。
道具を持って池に戻ると真里っぺとなっちも来ていた。
- 172 :名無し娘。:2004/04/04(日) 22:48
- 「おっちゃん、どうすればいい?」
仕度をしながら俺は質問する。
「そうだな、20cmクラスを釣ったらお前の勝ちだ!」
「OK!」
「それからな、ワームはナシだぞ!」
これはキツイ注文であった。冬バスにハードルアーで挑むなんて・・・・
「あっ、リールだ。ブラックバス?」
真里っぺは、ここで初めて俺が手にしている物に気がついた様だ。
そう言えば中学生の頃、近くの野池に真里っぺとバス釣りに行った様な気もする。
「バスちゃん出ておいで!」
俺はそう言うとロッドを振る。小型のルアーはあまり飛ばなかった。
一時間位経過したであろうか?釣果は15cmクラスを筆頭に三匹。
普通なら充分な結果である。
- 173 :名無し娘。:2004/04/04(日) 22:48
- 「兄ちゃん、オイラにもやらしてよ」
真里っぺが言った。
「やらせてあげたいのは山々だけど今は・・・・」
「いいじゃん。オイラが釣るから」
「あのなぁ・・・・・お前に釣れるのかよ」
「馬鹿にするな!オイラはハワイでだって釣りした事あるんだぞ!
兄ちゃんなんか海外で釣りした事あるのかよ!」
ハワイ・・・そう言えばいつだったか真里っぺが持って来た
ハワイツアーのDVDの中でそんな事をやっていた様な・・・・
確かあの時は・・・・
「おいおい、あれが釣りかよ。リールロッドに糸つけて・・・・
それに釣れたのお前じゃなくてなっちじゃん」
「うるさいな、どっちだって良いの。ほら貸して!」
真里っぺはそう言うと俺からロッドを奪い取った。
「で?どうすればいいの?」
「マジかよ・・・・」
「いいから教えてよ」
本気で殴りたくなる。まあしかし、今日の主役はなっちと真里っぺである。
殴りたい気持ちをグッと堪えて俺は説明を始めた。
- 174 :名無し娘。:2004/04/12(月) 20:32
- 「ルアーフィッシングは覚えてるか?昔一緒にやったやつ」
「うん、確かこうして・・・」
真里っぺはそう言うとロッドを構えた。
「ポイントはあの流れ込み。あそこの水が流れてる場所だよ。後は投げるだけ」
「解った。よし見てろ!」
真里っぺはそう言うとロッドを振った。ルアーは残念ながら狙った場所には
落ちなかったがそれでもまともなキャスティングである。
「よし、後はアクションをつけながらゆっくりリールを巻く。
アクションのつけ方は昔教えた感じで」
「はいよ」
そう言うとゆっくりとリールを巻き始める真里っぺ。
ロッドアクションは・・・・まあこんなもんか。
ロッドをただ左右に振っているだけであったが良く考えたら
それしか教えていなかった様な気もする。
- 175 :名無し娘。:2004/04/12(月) 20:33
- 「来い来い・・・・」
真里っぺはそう呟きながらリールを巻く。けれどアタリは無い。
「駄目か・・・んじゃこっちに・・・」
そう言って真里っぺが再度キャストをしようとすると
「真理ちゃん、ルアー変えてやってみな」
おっちゃんが言う。
「おい、真里ちゃんにワームつけてやれ。それの方が釣れるだろう」
「えっ?だってさっき駄目だって・・・・」
「それはお前の話。真理ちゃんだったらOKだよ」
ずるい。そんなのありなのか?俺はそう思いながらもワームを用意する。
この池なら・・・ホワイトのグラブだろうか?そう思いながら準備していると
「いやそれじゃない方が良いな。こっちだ」
おっちゃんはそう言うと長めのワームを指差した。
- 176 :名無し娘。:2004/04/12(月) 20:34
- 「こいつでダウンショット・・・・あとはひたすら待つ」
ダウンショットとはワームの仕掛けの一種で、こう言った管理釣り場では
けっこう用いられるのである。
「おっちゃんキタネーよ。これじゃあ釣るんじゃなくて釣らせてんじゃん」
「まあ固い事言うな。お前だって大した腕じゃないんだから
理屈こねるよりどうしたら真理ちゃん達が喜ぶかわかるだろ」
ちょっとムカついたが確かにその通りだ。
今の場合は方法より釣れるかどうかである。
俺は考え直すと真里っぺに言った。
「よし、とにかく一匹釣ろう。方法はおっちゃんが言った通り。
後はポイントだ。ここじゃなくてさっきルアーを投げた場所。
あそこに行って糸を垂らすだけ。良いか?」
「うん。やってみるよ」
真里っぺは思ったより真剣になっている様だ。
見ると意外にもなっちも夢中になっている。
- 177 :名無し娘。:2004/04/12(月) 20:34
- 「ここでいいの?」
「ああ、そこで軽くロッドを振って足元にワームを落す様に・・・・」
真里っぺは俺に言われた通りにワームを足元に落す。
すると言ってもいないのにロッドを軽く上下に動かし始めた。
「バッチリだ。あとは辛抱強く待つ。アタリがあっても焦るなよ。
重くなったらロッドを上げるんだ」
「うん、解った・・・・・」
真里っぺはそう言うと真剣な眼差しでラインを見つめている。
なっちも同じ様にラインを見つめていた。
- 178 :名無し娘。:2004/04/19(月) 20:29
- 五分くらい経ったであろうか?真里っぺの表情が変わった。
「何?来たの?」
なっちが話し掛ける。
「ん、ちょっとまって・・・・」
真里っぺはそう言うと右手に集中する。
ロッドの先が明らかにアタリを示している。そして次の瞬間!
「えいっ!」
真里っぺは勢い良くロッドを持ち上げる。
一気にしなるロッドの先端が獲物の大きさを物語っていた。
「うわっ!凄い!頑張れ!」
横にいたなっちが飛び跳ねている。
- 179 :名無し娘。:2004/04/19(月) 20:29
- 「真里っぺ!ロッドを立てろ!それから・・・」
「解ってるよ、魚の動きにあわせて・・・・でしょ?」
相手は俺がさっき釣り上げたヤツより明らかに大きい。
ホームセンターで1000円買ってきた安物のロッドは大きく弧を描いている。
俺がいつも使っているロッドであれば、それ程苦労はしない相手かも知れない。
しかし、安物のロッドにまだ釣りに不慣れな真里っぺ・・・・
けれどそれでも何とか相手の動きに合わせ、ロッドを操っていた。
「この・・・・・いい加減諦めろ!」
「ああっ!凄い竿が曲がってるよ!大丈夫?うわぁ、跳ねた!」
マジモードの真里っぺの横で闇雲に叫ぶなっち。
俺は思わずなっちの手を引っ張った。
「なっち、真里っぺは大丈夫だよ。だから少し黙って見てようよ」
「えっ?あっ・・・・ごめんなさい・・・うるさかった?」
それきりなっちも黙って真里っぺを見つめていた。
左右に必死に走るバス。それに合わせて真里っぺも動く。
必死の真里っぺに相手のバスも弱って来たようだ。
- 180 :名無し娘。:2004/04/19(月) 20:29
- 「よし!そのままこっちに寄せて・・・・そう、上手いぞ!」
なんとかロッドを操り岸にバスを寄せる真里っぺ。
俺は寄ってきたバスを取り上げた!
「・・・・やったぁ!!釣れたよ!」
「凄い!凄い!矢口!やったね!」
大喜びの2人。俺とおっちゃんは早速大きさを測った。
「・・・・32cm・・・・」
おっちゃんが驚いた様に言う。
「マジで?俺より大きいじゃねーか!」
「驚いたな!新記録だ!こいつを釣り上げるとはな・・・・」
おっちゃんの話によるとこいつがこの池で一番大きいサイズのバスらしい。
いわばこの池の主を真里っぺは釣り上げたのだ。
「ははは・・・・てことは・・・オイラの勝ちだね」
「ああ、真理ちゃんの勝ちだ」
真里っぺとおっちゃんはそう言うと俺の方を見た。
- 181 :名無し娘。:2004/04/19(月) 20:30
- 「・・・・確かに・・・これじゃあ完敗だよ。参ったな」
俺はそう言うと笑うしかなかった。
馬鹿にしていた真里っぺに完全に負けたのだ。
「あら・・・真里ちゃん凄いじゃない!」
「あっ、おばちゃん!」
脱力感で一杯の俺たちの所に、おばちゃん・・つまりおっちゃんの奥さんがやって来た。
「真里ちゃんの勝ちみたいね。お父さん、これじゃあお祝いしなくちゃね」
「ああ、そうだな。真里ちゃんの大物賞のお祝いだ!」
時間は午後の2時近くになっていた。
俺達は食事もしないで釣りをしていたので、おばちゃんは呼びに来てくれたのだ。
片付けを終えて食堂に行くとバーベキューの用意がしてあった。
どうやらおっちゃんがふんぱつしてくれたらしい。
「うわぁ・・・凄い。おっちゃん良いのこんなに?」
真里っぺは驚いておっちゃんを見た。
- 182 :名無し娘。:2004/04/19(月) 20:30
- 「言っただろう?大物新記録のお祝いだ!遠慮はいらないよ」
おっちゃんの言葉に真里っぺは大喜びである。
「やった!なっち早く食べようよ」
「うん、なっちおなかペコペコだよ」
そう言うと2人は鉄板に食材をどんどん置いていった。
見ているこっちが圧倒される様だ。
「兄ちゃんも早く!」
「ああ、これ吸ったらな」
「まったく・・・煙草は女の子に嫌われるぞ!」
「へいへい・・・・」
夢中の2人を少し離れた所で煙草を吸いながら見ていると
まるでTVを見ている様であった。
いつかの・・・そうだ!ハロモニの北海道ロケ。
俺はこの場所にいながらも何か別の場所にいるんじゃないかと思えて来た。
「どうした?食べないのか?」
おっちゃんがやって来て俺に聞く。
- 183 :名無し娘。:2004/04/19(月) 20:30
- 「いや・・・あの2人の勢いが・・・・」
「なんだ、おまえらしくもない」
「そうですか?」
「いや、そうでもないかな。ははは・・・でも真里ちゃんは変わらんな」
「えっ?」
「昔のままだ。ああやって食べてる姿なんか見てると余計そう思うよ」
おっちゃんの意外な言葉に俺は驚いた。
真里っぺが変わっていない・・・・?いや、俺にはそう思えなかった。
「そんな事ないと思う。真里っぺは昔の真里っぺじゃないですよ」
「そうか?」
「ええ、今の真里っぺは真里っぺじゃなくて矢口真里なんです」
「矢口真里?」
「そう、モーニング娘の矢口真里。俺の後ろについて来ていた真里っぺじゃない」
俺がそう言うとおっちゃんは笑った。
- 184 :名無し娘。:2004/04/19(月) 20:31
- 「はははは・・・それは違うな!真里ちゃんが変わったんじゃない。
お前が変わったんだ。お前は真里ちゃんの邪魔をしない様にしてるんじゃないか?
いや、お前の今の生活が真里ちゃんによって壊れるんじゃないかって心配してる。
そりゃ、従兄妹がアイドルなんて周りに知れたら大変だろう。
それでお前は真里ちゃんと距離を置こうとしてるんだ」
おっちゃんの言葉に俺は反論した。
「俺が変わった?そんな事ないですよ。だって俺は真里っぺに・・・・」
「まあそう言うな。お前が意識をしていないだけだ。
現に昔のお前だったら既にあそこで真里ちゃんと肉の取り合いをしてる。
それになさっき釣りをしていた時も、昔のお前なら真里ちゃんを放って置いただろう?
それがお前は釣りに集中していなで何かを気にしている様子だった」
「何かに・・・?真里っぺを・・・って事ですか?」
「そうだな。怪我でもしないかと見ている感じで、まったくマネージャーみたいに」
「そりゃそうですよ。万が一真里っぺやなっちに何かあったら・・・」
「それで良いのか?」
「はい?」
おっちゃんはそう言うと俺の煙草を一本奪うと火をつけて深く吸い込みこう言った。
- 185 :名無し娘。:2004/04/19(月) 20:31
- 「前に・・・・まだお前が真里ちゃんを連れて来るようになってすぐの頃だったか・・・
ほら、真里ちゃんが自転車で転んで捻挫した事あっただろう」
「ああ、あそこの傾斜を俺の自転車で下って行って・・・自転車壊した時だ」
「あの時お前は自転車にまたがる真理ちゃんを最初は止めたが
結局チャレンジさせたよな。で、結局転んで自転車壊されて怪我して・・・
でもお前は怒りもしないでここまで真里ちゃんを背負って来た」
「・・・何が言いたいんですか?」
「今のお前だったら真里ちゃんにチャレンジさせるどころか
自転車を取り上げてるだろう?馬鹿な事はするな。良く考えろって・・・」
おっちゃんの言葉に俺はハッとした。確かにその通りかも知れない。
あの頃の俺だったら今日の釣りだって自分で好きにやっていたに違いない。
「真里ちゃんにはそれが解っていたんじゃないか?
実はな、お前の所に真理ちゃんが行く様になってから一度
真里ちゃんから電話があったんだ。兄ちゃんがおかしいってな・・・」
真里っぺがおっちゃんの所に連絡を入れていた。まったく知らなかった。
まあ、家族や俺の両親に相談するよりは相談し易い相手ではある。
しかし・・・って事は真里っぺは最近おっちゃんと連絡を取ったんじゃないか。
「おっちゃん元気なの?」ここに来た時に真里っぺは俺にそう聞いた。
あれは何だったんだ?今日ここに来たのもひょっとしたら・・・・
俺の実家に行こうと言えば俺がここに来る事は真里っぺなら
大体予想出来たであろう。そうなると・・・・
- 186 :名無し娘。:2004/04/19(月) 20:32
- (パシッ)
そこで俺の頭を殴るやつがいた。振り返ると真里っぺが立っている。
「やっと解ったか?ばかちん」
「何だよ?」
「兄ちゃんはオイラの事気にしすぎなんだよ。芸能人だからってさ・・・・
でもね、オイラはオイラなんだ。兄ちゃんの前では真里っぺで良いんだよ」
「は?」
「あーもう。まだ解んないの?兄ちゃんはオイラのマネージャーじゃないの!
だからね、体調がどうとか、無理するなとか、そう言う事を気にしなくて
良いって事。最近の兄ちゃんはそんな事ばっか言ってるじゃん!」
「あっ・・・そう言えば・・・・」
これは迂闊であった。いつの間にか俺は真里っぺの仕事の事しか
気にしなくなっていたらしい。だからあの時も・・・・真里っぺが最初に
なっちの卒業の話をしに来た時に「兄ちゃんは解ってない・・・」
そう言った言葉の意味がやっと理解出来た。
きっとあの時真里っぺは、昔の様にそれだったらあれをやろうとか
これをやってみようとか・・・俺がそう言いだすのを期待していたに違いない。
- 187 :名無し娘。:2004/04/19(月) 20:32
- 「いやー・・・まったく気がつかなかったよ。そうだよな。おかしいよな」
「解ればよろしい。ほら早くこないと全部食べちゃうぞ!」
「ああ、でも真里っぺ。って事は今日ここに来たのは・・・・」
「馬鹿!そんな訳無いでしょ!今日はなっちとの思い出作りなの。
兄ちゃんの事なんか関係ないよ!」
「そうだよな・・・・」
「ははは・・・でも予想はしてた。多分ああいえば兄ちゃんはここに来る。
ここに来ればおっちゃんがきっと兄ちゃんを何とかしてくれるってね」
結局全ては真里っぺの思惑通りになっていた様だ。
一石二鳥とはこの事だろうか・・・?悔しいけど真里っぺに感謝である。
夕方になり真里っぺとなっちはまたあの窓際の席に座っていた。
「うわー!本当に夜景が凄いね」
「でしょ?これがオイラとなっちの記念の灯だよ」
なんだかやっとそれらしく見えて来た。なっちとの思い出つくり・・・
真里っぺはああ言っていたが、きっと俺の事も心配していたに違いない。
けれどそれも解決した。真里っぺの笑顔がどこか変わって見えたのは
気のせいではないだろう・・・・
- 188 :名無し娘。:2004/04/19(月) 20:32
- それからしばらく経っての事である。真里っぺは相変わらず忙しく仕事をしていた。
辻加護の卒業発表。そして・・・なっちの卒業・・・・・色々大変である様だが
うたばんでのなっちの卒業企画時の真里っぺには吹きだした。
あれは本当なのか?しかしそれを聞いたらぶっ飛ばされる。
流石に真相は聞く気にはなれなかった。
そんな中久々に真里っぺの事務所から俺の携帯に連絡が入った。
何でも腸炎かなんかで入院したらしい。
「すいません。ご迷惑をおかけします・・・」
病院に着くと俺はマネージャーさんに言う。
「いえ、こちらこそわざわざすみません。真里がどうしても実家より
そちらに連絡してくれってきかないもので・・・」
「構いませんよ。で?どうなんですか?」
「はい、2・3日入院すれば大丈夫らしいのですが・・・」
「そうですか。だったら大丈夫ですね。顔、見せて良いですか?」
俺がそう言うとマネージャーさんは病室に案内してくれた。
ベットに横たわる真里っぺは思ったより元気そうだ。
- 189 :名無し娘。:2004/04/19(月) 20:33
- 「よう、大丈夫か?」
「うん、わざわざごめんね」
「いや良いよ、実家には俺から連絡しとくよ。心配ないってな」
「うん、ありがとう。頼むよ」
真里っぺはそう言うと安心した様な表情になり笑う。
それは真里っぺの笑顔だ。
そこにいるのはアイドル矢口真里である。
しかしそれ以前に従兄妹の真里っぺである。
おれは早々に病院を引き上げると、真里っぺの実家に連絡を入れる為
携帯を開いた。
「そこにいるのは矢口真里」
おしまい
- 190 :名無し娘。:2004/04/19(月) 20:34
- (〜^◇^)ノ<これでおしまいだよ。読んでくれた人ありがとね!
- 191 :名無し娘。:2004/04/25(日) 12:14
- _、_
( _ノ`)ъ
- 192 :名無し娘。:2004/04/25(日) 20:32
- GJ
- 193 :名無し娘。:2004/05/03(月) 17:10
- お疲れ様でした
- 194 :名無し娘。:2004/05/12(水) 20:25
- そこにいたのは矢口真里
- 195 :名無し娘。:2004/06/05(土) 00:13
- 川σ_σ||<さあ、始めよう。後ろ振り向かず。さあ素晴らしい明日を探しに行こう!
( `_´)<レッツ・サーチフォートゥモロウ。
【メロン亭司馬太の大喜利修行】
( ‐ Δ‐)←大師匠
( `_´)←摩叉緒兄さん
ノノ “ З.“)←緋兎味姉さん
川σ_σ||←司馬太
- 196 :名無し娘。:2004/06/05(土) 00:13
- ( ‐ Δ‐)<芸の道は険しい。日々精進せよ。
今日のお題はこちら!
【今、自分が一番恐れている事】
「大師匠のお手本」
( ‐ Δ‐)<今、自分が一番恐れている事
「中澤さんのお誕生日」
- 197 :名無し娘。:2004/06/05(土) 00:14
- 「マサオ兄さん」
( `_´)<今、自分が一番恐れている事
「つんく♂さんの引き出しの数」
( ‐ Δ‐)<精進せよ。
「ヒトミねえさん」
ノノ “ З.“)<今、自分が一番恐れている事
「井上和香と私のキャラがかぶりまくり」
( ‐ Δ‐)<精進・・・・視力の矯正せよ。
「シバタ」
川σ_σ||<今、自分が一番恐れている事
「新しいコーラの味」
( ‐ Δ‐)<精進せよ。
- 198 :名無し娘。:2004/06/05(土) 22:26
- 川σ_σ||<右向け右!首だけ動かすと怒られます。
( `_´)<左を向いたら紺野さんです。
【メロン亭司馬太の大喜利修行】
( ‐ Δ‐)←大師匠
( `_´)←摩叉緒兄さん
ノノ “ З.“)←緋兎味姉さん
川σ_σ||←司馬太
- 199 :名無し娘。:2004/06/05(土) 22:26
- ( ‐ Δ‐)<芸の道は険しい。日々精進せよ。
今日のお題はこちら!
【あなたは有能な探偵。しかしうっかり敵に捕まってしまいました。
敵の親分の前でその命も風前のともし火。そこで一言】
「大師匠のお手本」
( ‐ Δ‐)<そこで一言
「ののたんは奇跡」
- 200 :名無し娘。:2004/06/05(土) 22:27
- 「マサオ兄さん」
( `_´)<そこで一言
「アホアホマーン助けて〜」
( ‐ Δ‐)<精進せよ。
「ヒトミねえさん」
ノノ “ З.“)<そこで一言
「貴方には私は殺せない筈よ、だってこれは運命だから」
( ‐ Δ‐)<ジャジャジャン、ジャジャジャン・・・・・長い。
「シバタ」
川σ_σ||<そこで一言
「僕は死にましぇん。貴方が好きだから」
( ‐ Δ‐)<そうきたか。
194KB
続きを読む
掲示板に戻る 全部 前100 次100 最新50