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レス数が950を超えています。1000を超えると表示できなくなるよ。
俺と娘。の夢物語〜in 狩狩〜
1 :
名無し娘。
:2003/09/09(火) 18:55
前スレ
俺と娘。の夢物語
http://teri.2ch.net/mor2/kako/977/977128657.html
俺と娘。の夢物語〜第2章〜
http://teri.2ch.net/mor2/kako/986/986831774.html
俺と娘。の夢物語〜第3章〜
http://www.metroports.com/test/read.cgi/morning/1004618557/
このスレを狩と共に終わらせてしまうのは、
余りにも惜しい。
571 :
てと
:2004/05/28(金) 23:55
コンビニからスタジオに帰ってきて、レコーディングの順番を待ちながら、
お菓子を食べる。今日買ってきたのはダースだった。
さて、食べるか、疲れた時は甘いもんだよな〜。
572 :
てと
:2004/05/28(金) 23:56
「あ、せんぱい。一つ頂きます。」
1
「さゆだけずるいたい!」
2
「えりもえりも!」
3
「おいらも食べるぞ〜。」
4
「美味しいですね。」
「(紺野さんもう食ってる?!)」
5
「あたしもいただきま〜す。」
6
「まこっちゃん言う前に食べてんじゃん!!この新垣にもお一つ!!」
7
「はっぴ〜。」
「(ことわりなしかよ!!)」
8
「俺もも〜らったっ!」
9
573 :
てと
:2004/05/28(金) 23:56
ここで一人からの視線に気がつく。物欲しそうな顔をして見ているのは・・・
高橋さん。
「・・・・食べる?」
「はい!」
10
やれやれ、結局食べられるのはいつも数個なんだよな、何て思いつつ、
残り2つを、
ガチャッ。
その時ブースから出てきたのは・・・。
「あ〜チョコなのれす!!」
「なんや、うちらだけのけものか?」
「いや、俺まだ1個も・・・。」
574 :
てと
:2004/05/28(金) 23:57
11
12
「おいしいのれす。」
「せやな。」
二人はさっきの泣きそうな顔から一転、満面の笑みになっていた。
575 :
名無し娘。
:2004/05/29(土) 02:17
ワラタ
ダースなんか買ってくるからだ。
576 :
名無し娘。
:2004/05/29(土) 13:48
川VoV从 >
( ゜皿 ゜) >わたしたちは?
577 :
名無し娘。
:2004/05/29(土) 14:27
>>576
もう一度ダースを買いに行く
↓
また2名食べられない人がいる
↓
もう一度ダースを買いに行く
↓
また2名食べられない人が(r
↓
永久ループ(+д+)マズー
578 :
てと
:2004/05/29(土) 18:38
>>576
( ゜皿 ゜)は一番大人だからたからないと勝手に判断。
川VoV从 はかなり食いつきそうだけど数の都合で(ry
>>577
最初から”僕”は頭数に入っていないようでw
579 :
てと
:2004/05/29(土) 18:38
昨日テストが帰って来たのか、紺野さんと小川さんがテストの結果を
見せ合っていた。
「あさ美ちゃん高すぎ〜!!!」
まあ学校も学校だしなぁ、僕もよく吉澤さんとやってたっけ・・・。
いい感じにしみじみしていると、
「じゃあジュースね。」
去ってゆく二人。ああそれもよくやった。で、低すぎて山Pによく
奢らされて泣いてたっけ。
しばらくして紺野さんは一人で戻ってきて、ジュースを鞄の中へ。
・・・・?なんかおかしくない?
580 :
てと
:2004/05/29(土) 18:39
辻ちゃん入室。すぐにテストを取り出す。
「勝負だ!」
いや、無謀ですよ。いざ、オープンザ答案。
45対91。
「あ!惜しい!」
辻ちゃんの一言に僕は思わず横でこけそうになる。
「(どこが?!)」
「ハンデ2倍だったのに〜。」
「(2倍?!)」
「じゃ、ジュースジュース!」
「ちぇーっ」
「(え?また?)」
581 :
てと
:2004/05/29(土) 18:40
しばらくすると、今度は違うジュースを持って、鞄の奥へ。
まさか・・・。
「勝った方がジュースやったな。」
「うん。」
加護ちゃんは60点。
「危なかったぁ。」
「(またハンデ?!)」
また違うジュースを持って来た紺野さん。また鞄の奥へ。
・・・・でもぬるくならないのか?
ってあれ、クーラーボックス?!!
「えっ?!」
思わず声を上げてしまった。すると紺野さんはこっちを見て、
「何か言いましたかぁ?」
見たことのないような笑顔の紺野さんに、僕は何も言えなかった。
582 :
てと
:2004/05/30(日) 17:31
楽屋で全員、なんとなくテレビを見ている。
その時、不意にスクリーンから松浦さんが顔をのぞかせ、
<ポッポッポッ
「ポポポポー!!」
いきなり辻ちゃん加護ちゃんが同時に立ち上がり、全員びっくりする。
『ポッポポポポポー3時だよ〜♪
ポッポポポポポポポポポポポポポポ3時のおやつは3時の、紅茶!』
「うるさい!!!」
終わった瞬間飯田さんの檄が飛んだ。
次の日。
『つっぱりつっぱりつっぱり!!』
「ええ?!」
ガキさん先頭に3人でfeat.
次の日。
「シャバダバダドァバァッドゥ♪」
「みんなで午後ティー飲んで騒ぐな!!」
ただ一人乗り遅れて、周りの陽気な外国人役Mになり損ねた飯田さんが叫んだ。
583 :
名無し娘。
:2004/05/30(日) 21:17
いいねえ。新風だね。
584 :
名無し娘。
:2004/05/31(月) 11:07
楽屋でありそう。
ここんとこ毎日更新乙です。
585 :
てと
:2004/05/31(月) 21:37
今月の終わりはある人へのリスペクトを込めたオマージュで。
「あ・・あ・・・。」
「もう待てないよ。」
「だめ、だめ・・。あ、あ、あ・・・。」
「いや、もう待てない。」
「いや、・・・・だめ、あ、あ、あ」
バン!!!
「何してるんですか!!!」
「『愛のままに(略)』だ!!」
「ブー。『愛のために』です、残念!・・・どうしたの高橋さん。凄い顔して。」
「・・・・・え?」
物凄い剣幕で入ってきた高橋さんは、僕と藤本さんを見てきょとんとしている。
「覚えるしりとり(曲名編)なんかもう二度とやんない!」
586 :
てと
:2004/05/31(月) 21:38
それを聞いた瞬間、高橋さんの顔が見る見るうちに赤くなっていく。
「いや、その、あの、
決して変なことしてるんじゃないかとかそんな事は全く考えてませんよ?
考えてませんけどあんな変な声出されたりしたら誰だって・・・。」
あまりの早口に僕と藤本さんは目を回す。ほとんど聞き取れないうちに
高橋さんはいつもの位置に座ると、すぐに本を読み出してしまった。
「高橋さん。」
「は、はい?!」
「本逆。」
「え?!」
ますます慌てる中、藤本さんがゆっくりと高橋さんへと近づいてゆく。
そして耳元で何かを囁いた。
すると高橋さんは更に顔を赤く染める。藤本さんはそのままドアの方へと。
「なんて言ったの?」
「ちょっとね〜♪」
バタン
ドアが閉まった瞬間、「負けないがし」って小さな声で聞こえたけど、
何の事だかよく分からなかった。
587 :
名無し娘。
:2004/05/31(月) 21:58
ハァ━━━━━━ *´Д`* ━━━━━━ン!!!
588 :
名無し娘。
:2004/06/01(火) 03:53
川*VvV从<美貴と○○はもう通じ合ってるから。××済みだし。
川*’ー’)<…
川*’−’)<マケナイガシッッ
589 :
てと
:2004/06/01(火) 22:18
撮りも順調に進んで早く終わったし、せっかくだからみんなでサッカーでも
見ましょうということになり、僕達はスタジオのセットをモニター以外片付け、
みんなでサッカー観戦。
こういうことが出来るのは、やっぱハロモニが内輪番組だからかな〜、
なんて思いつつ、みんなで日本を応援した。
でも人によってモチベーションが大分違った。
「阿部行くべさ〜!!!」
「今野頑張れ!」
名前が被っているから応援する娘。
「ケガってかなしいね・・・。」
「ケガで出ないからあんまり面白くないたい。」
被ってる人がケガでいないから気合の入らない娘。そして、
「頑張れ〜!!!・・・っしゃ〜先制!!!!」
何故か明らかに黒い人達を応援する娘。
「矢口さん非国民〜。」
「るせ〜マリがおいらを呼んでるんだ!」
なんだかよく分からない事を言って先制したマリに一人大喜び、周りから
非国民コールを浴びてもめげない矢口さん。
590 :
てと
:2004/06/01(火) 22:19
『大久保〜!!!!』
全員テンションが上がりに上がりまくっている中、一人だけ地べたに倒れこんでる人がいた。
「別にカメラ回ってませんよ。」
僕が言うと、本気で凹んでるのか、何も言わない矢口さん。
矢口さんを気にする事無くガンガン盛り上がるみんな。
そして試合はそのまま・・・。
<ここでホイッスルが鳴りました。
『ああ〜・・・・・。』
全員の溜息がスタジオ中を響く。みんなであと10分あればね〜とか話していると、
矢口さんは立ち上がって、
「アテネでは勝つ!!」
と謎の台詞を残して走り去ってしまった。
591 :
てと
:2004/06/02(水) 22:43
「If I can, change the world〜♪I will be a sunrise in the universe♪」
僕がロッキーズにせがまれギターを弾きながら歌っていると、
部屋の反対側から声が聞こえてきた。歌いながらその会話を聞く。
「もし世界が変えられたらどうする?」
「男皆イケメンにするしかなくない?」
藤本さん、そう言う意見は・・・。まあ楽屋だからいいんだけどさ。
「同意〜。」
同意者出ちゃったよ!僕は誰が言ったかは見ないことにした。
どうせ声で分かっちゃうけど。
「あたし一度男になってみた〜い。」
それって世界っていうか自分が変えてるじゃん・・・。
592 :
てと
:2004/06/02(水) 22:43
「なんでいきなりこんな話になったの?」
妙に的外れな人が一人。舌っ足らずなこの喋りは・・・。
そんな辻ちゃんに対して吉澤さんが、
「歌ってたじゃん。」
「え?・・・え?」
「If I can, change the world〜♪って。」
「・・・・・英語?」
「いや分かってくれよ。」
「じゃあよっすぃ〜全部訳してよ!!」
「・・・全部?」
「全部。」
「・・・・それとこれとは関係ないでしょ!!」
議論は何故か「あの英語はどういう意味なのか?」に移行。
みんな、勉強しよ?
一方僕はというと、今度は最近コカコーラのCMで流れている
エアロの曲を歌わされ、「アコギだとしょぼいですね」なんて言われていた。
593 :
てと
:2004/06/03(木) 23:02
「う〜ん・・・・。」
辻ちゃんが珍しく悩んでいると思ったら、コップに入った飲み物×3と、
にらめっこ。見た感じ、アミノサプリ?か何かの色だけど・・・。
向かい側の紺野さんは真剣な表情で迷う辻ちゃんを見ていた。
辻ちゃんの人差し指が3つのコップ上を揺れる。
そして漸く左のコップ上に指を止め、
「左から3,2,1!!」
「ファイナルアンサー?」
「ファイナルアンサー。」
「・・・・・・・・・・。」
紺野さんがみのもんた?役なのか、凄い表情でにらめっこ。
辻ちゃんが変顔で笑わそうとするも、紺野さんは動じない。
594 :
てと
:2004/06/03(木) 23:03
「残念!!右から燃焼系アミノ式1000mg、燃焼系アミノ式2000mg、
アミノサプリでした!!」
燃焼系はアミノ酸の量で判断?!てかわかんないよ・・・。
「やっぱり2000mgは当ててきましたね。」
「(嘘―!!!?)」
「倍なんだから当たり前れす。」
「(むしろアミノ酸で判断?!)」
辻ちゃんは一段落つくと、オレンジジュースを取り出し、
「こっちはオレンジジュースのメーカー当てれす!」
「あ〜ヤマ外したぁ〜。」
「(ヤマ?!)」
ある日、楽屋での一コマでした。
595 :
名無し娘。
:2004/06/04(金) 00:48
>>579
山P?
596 :
てと
:2004/06/04(金) 01:29
>>595
いや、その、学校同じかなって・・・・。
これ以上は言わない方が良さそうな気がするのでメル欄参照です。
597 :
名無し娘。
:2004/06/04(金) 13:55
芸能人=堀○なイメージれすね(俺もだが
598 :
てと
:2004/06/04(金) 21:28
「あちぃ〜・・・。」
ジュースを買おうと財布を取り出すと、500円玉しかなかった。
とりあえずその500円玉を入れると、不意に話しかけられた。
「せんぱ〜い!」
亀井さんが、小走りで現れた。妙に元気が良くてびっくりする。
「どうしたの?そんな大きな声出しちゃって。」
「今日暑いですね!」
「そうだね。」
「こんな暑いと汗とかいっぱいかいちゃいますよね!」
「うん。」
「喉も渇いちゃいますよね!」
「(あ、嫌な予感。)」
599 :
てと
:2004/06/04(金) 21:29
「あれ〜、何で500円玉入れたんですか?」
「いや、これは他に細かいのがないからであって決して」
「奢るためですよね!!」
声をさえぎられ、今日一番の大声。
「・・・・・・何が飲みたい。」
もう観念した。すると亀井さんは、
「ごちになりま〜す!」
と言って、更に大きな声で、
600 :
てと
:2004/06/04(金) 21:29
「今だ、ロッキーズ出動」
「え?」
ピッピッピッピッ
ゴトン
ゴトン
ゴトン
ゴトン
チャリーン
「あの〜なんで藤本さんまで?」
僕は2枚の銅貨を手に言った。
「なんでって・・・ロッキーズ。」
親指で自分を指差す藤本さん。
「俺のジュース・・・。」
「男は細かい事気にしたらだめとよ!出世できませんよ!」
「ここは可愛いさゆに免じて許してやってください。」
「やっぱ暑い日は炭酸ですよね〜。」
「なんなら口移しなんてど〜よ?」
完全敗北_| ̄|○
601 :
名無し娘。
:2004/06/05(土) 14:55
ミキサマミキサマクチウツシキボンヌ
602 :
名無し娘。
:2004/06/05(土) 16:08
>>601
愛ちゃんが大騒ぎしそうだ
603 :
てと
:2004/06/05(土) 23:26
「田中さん。」
「なんですか?」
「噂で聞いたんだけど・・・。」
僕は真相が確かめたいがため、言った。と言っても別に週刊誌とかそういうのは
全く関係ない目撃情報なんだけど。
「上京の日福岡空港で泣いてたって本当?」
「!!」
「友達に大きくて可愛いぬいぐるみもらってそれ抱えて泣いてたって・・。
知り合いに聞いたんだけど、意外だな〜って。本当なの?」
「・・・・そ」
「そ?」
「そんなことなか!」
ドン!!
「ぐは!!」
僕はいつかに食らった一撃をもろで浴び、田中さんは走り去ってしまった。
そして僕はやはり後頭部を強打。
・・・・・で、どうなの?
604 :
てと
:2004/06/06(日) 23:48
「おいおい今年はどうしたんだよ〜。」
最近こんな言葉を石川さんにかける人がたくさんいる。
別に本人の話ではない。
「今に上がります!!!」
そう、阪神の話だ。
今年混戦のセリーグから抜け出せず、赤星の不調、アリアスのケガもあり、
今現在5位という成績。でもこの間井川が完封した時のテンションは、
やばかった。
「待ってろ読売!!」
なんて仕事の打ち合わせ中にも拘らず絶叫。そのせいで次の日福原が
打たれた時は、ほとんどみんな石川さんを弄り倒した。
石川さんはそれで思い切り凹んで、ネガティブモード。そんな石川さんに、
ポンッ。
「まああと18年待て。」
矢口さんは肩を叩くと、ニコッと笑い、スタスタと歩いていった。
605 :
てと
:2004/06/07(月) 21:47
オフの日、矢口さんが地元の美味しい中華料理屋さんに連れて行ってくれた。
ちょうど今が食事時のピークだったのか、人が大勢いてバレないかと一瞬ひやひや。
でもよく考えてみると、
「矢口さん小さいからバレませんよね。」
「うるさい!」
僕らは人ごみを掻き分けながら、目的の店を目指す。
店の料理は矢口さんの言った通り本当に美味しくて、僕は思わず唸った。
「弁当ばっかりだったから余計に美味しく感じますね。」
矢口さんは口いっぱいに中華まんを頬張りながら頷く。
そして口の中身が全部なくなると、
「だろ〜?ここは本っ当に美味しいんだよ!」
なんだか自分が誉めてもらったみたいに喜んだ。
606 :
てと
:2004/06/07(月) 21:47
外を出るとついさっきまでは明るかったのにもう暗く、珍しく星達が
キレイに輝いている。人気のあまりないベイエリアの方まで移動し、
しばらく星をじっと眺めた。
「はぁ〜・・・・。」
思わず溜息をついてしまう情景。僕が星に見惚れていると、
不意に矢口さんが呟く。
「あれって、おいら達みたいだよね。」
「・・・星がですか?」
「うん、一人一人は、もしかしたら小さいのかもしれない。
でも、みんなで集まる事で一つの夜空を彩っていく・・・。」
「矢口さんは体も小さいですけどね。」
「こら!茶化すな!」
矢口さんは精一杯背伸びして僕の頭を掴もうとしたけど、届かなかった。
607 :
てと
:2004/06/08(火) 22:38
楽屋に松浦さんが遊びに来た。見た瞬間、僕は思わず、
「最近CM多くない?」
率直な感想をコメントした。午後ティーだけで3種類くらいあったような。
「そうですかぁ〜?ありがとうございま〜す!」
松浦さんはなんか妙に引っ付いてくる。僕が微妙な表情を浮かべているのに
気がついたのか、はたまた・・・。
とにかく、藤本さんが救いの手を差し伸べてくれた。
「嫌がってない?」
うわぁ、超直球ですね。
「そんな事無いよぉ。ねぇ先輩?」
608 :
てと
:2004/06/08(火) 22:39
ぐいっ。
松浦さんが僕の右手を引っ張る。藤本さんはそれを見て、何も言わずに
左手を引っ張った。
いつか聞いた、aikoさんのラジオのワンコーナーのハガキを思い出す。
『僕の夢はあややとミキティが僕の取り合いをして、僕の右手と左手を
引っ張り合う事です』
・・・・・実際やられるとかなりきついっす。
「二人とも、嫌がってますよ!!」
高橋さん乱入。高橋さんは何をとち狂ったか、僕の頭を引っ張る。
僕が苦しんでいるのを見て面白がった加護ちゃんと辻ちゃんが、
それぞれ左足と右足を掴んだ。
609 :
てと
:2004/06/08(火) 22:40
「嘘―――?!」
いつぞやの時代の処刑方法に似てるぞこれ。
「なんや、SMか?」
騒ぎを聞きつけて今度は中澤さんが乱入してきた。
「!!中澤さん・・・・なんで笑っているんですか?」
恐る恐る聞くと、中澤さんは、
「・・・・・ニヤリ。」
「ああああああ!!!!」
ガチャッ!!!!
「うるさくて寝れないよ!!!」
「・・・・・・すみません。」
ごっちん最強説浮上?
610 :
名無し娘。
:2004/06/08(火) 23:57
ちと意味わからないがご苦労様といってみるテスト
611 :
名無し娘。
:2004/06/09(水) 02:13
両手両足と頭以外で、体でつかめるところってあとどこよ?
という話でいいんだろうな。
姐さんこわいっすw
612 :
名無し娘。
:2004/06/09(水) 09:43
掴まれてぇ。
613 :
名無し娘。
:2004/06/09(水) 13:16
まんなかのあ(r
614 :
名無し娘。
:2004/06/09(水) 20:37
掴み返した俺。
615 :
てと
:2004/06/09(水) 23:15
「よっしゃ行くぞ〜!」
『お〜!』
吉澤さんの掛け声に、4人で元気良く答える。
かなり久々に4期と僕という形でカラオケに行くことになった。
というわけで、仕事が終わると同時に直行。
このカラオケ、かなり侮れない。何歌おうかな〜なんて考えてたら、
すぐに予約曲が8曲くらい入ってて、全然歌えないのだ。
だから僕は急いで入力するも、既に5曲も予約されていた。
『〜〜〜♪』
石川さんの的外れな音程が耳を揺さぶる中、4人で笑う。
当然ながら男は僕だけだから、歌う曲が被ることはとりあえずない。
でも一つ、僕達のカラオケにはルールがあった。それをあろうことか、
今日に限って僕はすっかり忘れる。
616 :
てと
:2004/06/09(水) 23:16
『If I can♪Change the world〜♪』
みんなの視線を見て思う。やばい。
「みんな、ここに非国民がおるで。」
「本当なのれす。」
「こりゃ1曲」
「歌ってもらうっきゃないでしょ!」
洋楽禁止ルール。僕達の間にある、謎のルール。英語を毛嫌いするみんなが
決めたんだけれど、特に辻ちゃんがこのルールを押している。無理も無いか。
そしてこのルールを破ると、罰ゲームが待っている。僕の場合、
『あやや!あやや!』
室内中を4人のあややコールがこだまする。・・・・・。
「あ、いくよ?1,2,3♪」
当然のように振り付き。僕が泣きそうになりながら歌う中、
みんなはお腹を抱えて笑っていた。
617 :
名無し娘。
:2004/06/10(木) 01:07
>609-614 ……六根清浄、六根清浄……
☆ノハヽノノノハヽ
♀*´ー`)♀T▽T)
○ヽy/と○ヽy/と)
|!ニニ△ |!ニニ△ チリンチリーン
|i_ _!_i..|i_ _!_i
|∪ ∪ |∪ ∪
>616 「燃えよドラゴン」はルール的にどうなの?(←そもそも歌なのか、アレは)
618 :
名無し娘。
:2004/06/10(木) 12:20
>617 誤爆?
619 :
名無し娘。
:2004/06/10(木) 19:50
>>617
むしろ罰ゲームかと
620 :
てと
:2004/06/10(木) 23:15
最近何故か忙しく、みんな寝不足。僕も例に漏れる事無く、楽屋での待ち時間、
今にも寝てしまいそうになりながらも、必死に歯をくいしばっていた。
そんな時、加護ちゃんが、
「なあ、勝負せぇへんか?」
「なんの?」
「先に寝た方が勝ち。」
「ああかなり前にメチャイケでやってたね。ごっちん呼ぶ?」
「アホ、ハマグチェ呼ぶようなもんやぞ。タイマンや。」
「やるか。」
なんか大事な事を忘れていた気がしたけど、たまたま楽屋にいたのが
二人だけだったから、止める人も誰もいない。
「レディー・・・ステディーゴー!」
なんだか違和感を感じつつ開始。本当に眠かったからか、僕達はあっという間に、
夢の世界へ・・・。あれ?・・・これ判定する方法なくな・・・・・zzz
「ちょっとあんた達リハ押しちゃって・・・・・何寝てるの!!!!」
621 :
てと
:2004/06/11(金) 21:58
楽屋に紙コップと3ℓのペットボトルを持ち込み、みんなで飲んでいると、
「待ちなさい!コップは1人1個までよ!ていうかあたし達多いから
3人で1個くらいがちょうどいいくらいよ!」
ここ最近石川さんが細かい事にうるさい。
うるさいって言っちゃまずいんだろうけど、道重さんと一緒にかなり精力的。
流石エコモ二。でもこのコンビ、ほんわかと抜け目が多い。
ドンッ。
「あ。」
ボトッ。
ドボドボドボ・・・・。
「あ〜!!!!!」
ジュースをこぼした環境大臣なのに黒っぽい少女は、慌ててペットボトルを立て、
ティッシュを総動員して噴出した。
「あ〜勿体無い。」
「てか梨華ちゃんの服の生産中止にした方が絶対環境にいいって。誰も買わないもん。」
「うぅ・・・・・。」
石川さんが悲しそうに、ハンカチも補強して拭いていると、
「不祥事で大臣交代ですね・・・。」
道重さんはそんな事を呟いていた。
622 :
名無し娘。
:2004/06/12(土) 01:50
さゆ野心家だなさゆ。
623 :
てと
:2004/06/12(土) 22:50
「この間さー。」
藤本さんは携帯をいじりながら、いきなり僕に言った。
「この間っていつの事?」
あまりにも漠然としていたので僕は聞き返す。
「覚えるしりとりの後。美貴が部屋出た後、愛ちゃんなんか言ってた?」
「え?う〜ん・・・・・。」
なんだったかな・・・。あ!そういえば。僕は何とか思いだし、
「『負けないがし』とか言ってた。」
「ほほう。」
それを聞くと、藤本さんは意味深に笑い、
「ありがと。」
とだけ言って、行ってしまった。そのままロッキーズの方へと。
そしてなにやら話し出すと、みんなで会議室の方へと歩き出した。
今回から更新が2日に一度となります。理由はメル欄参照。
624 :
名無し娘。
:2004/06/13(日) 11:05
がんがれよ
625 :
名無し娘。
:2004/06/14(月) 10:57
狩狩れすか?
626 :
名無し娘。
:2004/06/14(月) 19:11
どこだよ
627 :
てと
:2004/06/14(月) 21:31
狩狩です。あとはメル欄参照。
一人での収録が終わって楽屋に帰ると、中には亀井さんしかいなかった。
なんだか良く分からないけど少しだけこわばった面持ちで、こっちを見ている。
特に話す話題もなかったので、僕は本を読んでいた。すると、
「せ、先輩!」
「何?」
亀井さんの方へと振り向いて目を見ると、突然言葉が詰まる。
「えっ・・・と・・・・。」
「?」
僕が困った顔を見せたせいか、亀井さんは慌てていきなり、
「6月って祝日がなくて嫌ですよね!」
「え・・・それってうちらあんまり関係なくない?」
「あ!そ、そうですよね!」
なんかそわそわとくねくねする亀井さん。
ガチャッ。
「失格〜。」
「?」
突然楽屋に現れ、謎の言動を発する藤本さん。いきなり言い放った一言は、
ちょっと僕には理解出来ない。
「すみませ〜ん。」
「何の話?」
「こっちの話、ほら、練り直しだ。」
藤本さんは亀井さんを連れ、楽屋を出て行ってしまった。
628 :
名無し娘。
:2004/06/15(火) 02:39
孤軍奮闘乙。 毎日チェックしてます。
629 :
名無し娘。
:2004/06/15(火) 09:52
37 名前:名無し娘。[supersage] 投稿日:2004/06/15(火) 00:33
羊のどこで書いてるの?
630 :
てと
:2004/06/16(水) 21:38
お昼時、ケータリングに行こうと思い立って立ち上がった時、
紺野さんに声をかけられた。
「あの、先輩。」
「何?」
「おなかすいてませんか?」
さっきから手を後ろに回したままの仕草が気になる。
とりあえず気にせずに僕は答えた。
「うん。これからケータリングに行くんだけど、一緒に行く?」
「いや、そうじゃなくて。おべ」
「あ、あさ美ちゃんお弁当持って来たの?」
「え?!」
小川さんが紺野さんに話しかけると、紺野さんは凄く驚き、
困った顔をしてそっちを向いた。
「あたしも持って来たから、一緒に食べよ!」
「あ、・・・うん。」
紺野さんはそのまま小川さんと一緒に部屋の奥へと行ってしまった。
・・・・何事?
631 :
てと
:2004/06/16(水) 21:39
ケータリングから戻って来てドアを開けると、藤本さんとすれ違う。
藤本さんは何も言わずに、紺野さんを引っ張って歩いて行ってしまった。
632 :
名無し娘。
:2004/06/17(木) 10:36
定期更新ご苦労様です
楽しみにROMしてますよー
633 :
名無し娘。
:2004/06/17(木) 14:40
っていうか、連動しているスレを知らないと話が半分わからないよね。
なぜ、紺野さんが藤本さんに引きずられてってしまったのか、とか。
≫632さん。頑張って探してください。
ここにヒントを書くと作者様に怒られそう。
634 :
てと
:2004/06/17(木) 18:45
ヒントですか・・・。現在supersage中ですので下の方にあるのは確かです。
下から20番くらいには入ってると思います。
635 :
632
:2004/06/17(木) 18:56
一番下から探してここまで上って来てしまった…
見落としてるのかな…_| ̄|○
636 :
てと
:2004/06/17(木) 19:29
>>632
あ、AAです。それで見落としたのかもしれません。
637 :
名無し娘。
:2004/06/18(金) 09:36
なんでそんなまどろっこしいことしてもったいぶってんの?
ヒントとか言ってないで教えちゃえばいいじゃん。
結局ごちゃごちゃと関係ないレスが付いちゃうくらいなら、そっちのがよっぽど良いと思うんだけど?
638 :
名無し娘。
:2004/06/18(金) 10:40
>>637
オマエモナ〜
639 :
637
:2004/06/18(金) 14:50
>>638
意味ワカンネ。
俺は見てないし探してないから知らんし知ったことじゃないのに「オマエモナー」て言われてもな・・・
あれか、覚えたての神々しい言葉を使いたいだけかw
640 :
名無し娘。
:2004/06/18(金) 15:05
正直このスレで連動ネタはどうかと思う
641 :
てと
:2004/06/18(金) 19:48
>>637
そうですね。争いが起こってもしょうがないので貼ります。
http://www.omosiro.com/~sakuraotome/live/test/read.cgi/bbs/1077313135/
>>640
思いつきでやってしまったので、すみません。
642 :
名無し娘。
:2004/06/18(金) 20:55
あっちを見て思ったのだが・・・連動させる意味無くね?
643 :
てと
:2004/06/18(金) 21:49
>>642
藤本がよく分からない行動をしている意図を示す上で、
このスレで「僕」以外の視点で話を動かすのはおかしいかな、と思いまして。
なんせ「僕と娘。の夢物語」ですし。
でもそう思われるのもしょうがないかもしれません。
644 :
てと
:2004/06/18(金) 23:16
コンビニにお弁当を行こうと思い立って立ち上がった時、
田中さんに声をかけられた。
「あの、先輩。」
「何?」
「おなかすいてませんか?」
さっきから手を後ろに回したままの仕草が気になる。
この間とおんなじ匂いが。でもアレは何がなんだかだったな。
とりあえず気にせずに僕は答えた。
「うん。これからコン」
「これ食べてください!!」
僕の声をさえぎるように、田中さんは弁当箱を差し出してきた。
「?ありがと。」
お礼を言い、椅子に座る。みんなに冷やかしを受けながら、
弁当箱を開けると、
「肉?!」
肉、肉、とにかく肉。下に御飯があるんだろうけど
それすら見えない。とりあえずもらったものだし、僕は口に運んだ。
「どうですか?」
「・・・しょっぱい。」
その声を聞いた瞬間、後ろにいた藤本さんが田中さんを掴み、
攫っていった。
・・・・流石親戚焼肉屋。
645 :
名無し娘。
:2004/06/19(土) 01:47
>642-643
企画としては面白いと思うけどなぁ。
少なくとも同じスレでやっちゃったら面白くも何ともないし。
とりあえず楽しみに読んでるのがいる事を表明しておく。
646 :
名無し娘。
:2004/06/19(土) 23:06
好きなようにやってみたらいいんじゃない
647 :
てと
:2004/06/20(日) 23:08
空き時間がたっぷりあったので、皆でサッカーボールを何個か持って、
近くの公園にサッカーをしに行くことに。平日で、時間も時間なだけに
人の気配すらほとんどなく、僕達は人の目を気にする事無くサッカーをすることが
出来た。
僕がリフティングをしていると、道重さんがこっちを見て言った。
「せんぱい、フェイントを上手くやる方法教えてください。」
僕はボールを足に乗せ、地面へと置くと、少し考える。そのとき、
道重さんはこう付け加えた。
「かわいく。」
「へ?」
「かわいいフェイントを教えてください!」
かわいい・・・。しばし本気で悩む。
「かわいく・・・。」
648 :
てと
:2004/06/20(日) 23:09
ボールを持ちながら、僕は道重さんの顔をじっと見る。目が合った瞬間、
身体を左へと出す。道重さんもそれに反応してこっちの方向へと来る。
身体が近づいた瞬間、僕は素早く囁く。
「かわいいよ。」
ニコッと笑って言うと、道重さんも笑顔になって動きが一瞬止まった。
一瞬の隙を利用して、左足のヒールでボールを右へ蹴る。
道重さんがハッとして左足を大きく開いた瞬間、股を素早く抜いた。
「よっしゃ〜!」
僕がそのまま少しだけドリブルをして戻ると、
「だめです、かわいくないです。」
ぐはっ。
「でも・・・。」
「でも?」
「かっこよかったです。」
いきなりそんな事を言われて、なんだか首筋が凄く熱くなった気がした。
「おーい!もうそろそろ行くよ〜!」
キャプテン吉澤さんの声が聞こえる。僕達は慌てて皆の後を追いかけた。
649 :
名無し募集中。。。
:2004/06/21(月) 18:21
ハァ━━━━━━ *´Д`* ━━━━━━ン!!!
650 :
てと
:2004/06/22(火) 23:03
「先輩、今日の一緒に帰りませんか?」
「ごめん、ちょっと用があって。」
僕は高橋さんの誘いを断ると、荷物をまとめる。高橋さんは少し寂しげな
顔で僕を見ている気もした。用、というのは・・・。
2時間前。
「せんぱい。」
話しかけられて後ろを振り向くと、道重さんだった。
なんだか最近よく話しかけられる気がする。なんだろう?
「今日の帰り、CDショップに行くんですけど、一緒に行きませんか?」
この時点で特に断る理由もなかったから、僕はそのまま行くことにした。
ただ、
「せんぱい、行きましょ〜。」
高橋さんと藤本さんのあまりに対照的な視線が気になる・・・。
651 :
てと
:2004/06/23(水) 22:56
向こうのスレでも書いたのですが、私情によりで休業いたします。
私のせいでずっとかけなかった人もいるかと思います。
私は再来週の水曜まで帰ってこない(はず)です。
どんどん書いちゃってください。
652 :
名無し娘。
:2004/07/02(金) 22:57
>>651
待ってます。
653 :
てと
:2004/07/07(水) 18:23
CDショップに着くと、僕達は早速CDを漁った。
道重さんが何を聞くのか、ちょっと興味深かったから見ていると、
「だめです。」
と言っていたずらに笑った。ウロウロとその場を動いていると、
自分達のポスターが視界に飛び込んできた。
こういうのを見ると未だに照れくさくなったりする。
「自分らのポスター貼ってあるとちょっとドキドキしない?
バレないかな?なんて。」
そう言っているとなんだかちらちら視線を感じ出した。
道重さんはニコッと笑うと、
「そうですね〜。さゆはよく気づかれちゃいます。
やっぱ可愛いと苦労しますよね〜。あ、これ買います♪」
楽しそうに去ってゆく道重さんを見ながら、僕は呟いた。
「・・・多分見つかる理由ちょっと違うと思うよ。」
多分飯田さんとおんなじ・・・・。
654 :
名無し娘。
:2004/07/07(水) 19:54
更新お疲れ様です。
あっちのほうが更新されていたのでもしかしたらと思ったら、やっぱりでした。
これからも、自分の時間を大切にしつつ、小説も頑張ってください。
655 :
てと
:2004/07/09(金) 21:27
「最近行く暇なかったんでやっと買えましたぁ。」
CDを手に、道重さんはご満悦。左手に袋を持って、僕の左側に立っていた。
二人で歩いていると、
「あの、手、繋いでもいいですか?」
ちょっとだけ見上げ気味に、上目遣い言われてちょっとドキッとした。
一瞬迷ったけど、
「いいよ。」
そういえば前繋いだ事あったな(
>>493
)と思い出し、ここで断るのは変かな、
と思って手を握った。道重さんは握られた瞬間、
「せんぱいの手、暖かいです。」
少しだけ微笑んだ。またドキッとしたけど、僕は何も言わなかった。
656 :
てと
:2004/07/11(日) 21:48
道重さんと買い物へ行った次の日の朝楽屋に入ると、
高橋さんがいきなり凄い剣幕で僕の前にやってきた。
「どうしたの?怖い顔しちゃって。」
「・・・ちょっと来て下さい。」
「?うん。」
来たばかりなのに、楽屋の外へ出るとは。
バタンッ。
バタンッ。
少し歩いた所でまたドアの開く音がした気がした。
657 :
てと
:2004/07/11(日) 21:49
僕はそのまま社内の階段の踊り場まで連れて行かれた。
皆普段この階段を使わないから人気も無い。妙な静寂が気まずかった。
高橋さんは相変わらず怖い顔のまま、
「先輩。」
「はい。」
思わず出た返事が「はい」だった。
「シゲさんとはどういう関係ですか?」
「え?・・・どういうって?」
「昨日見ました、シゲさんと手を繋いで歩いている所。」
不意打ちを食らった気がした。なんだか気配を感じていたけど、
高橋さんだったのか。しかも誤解を招きそうなところをきっちり
見られている。
別にごまかしたりする必要なんて何も無い。僕はありのままに
話す事にした。
658 :
てと
:2004/07/11(日) 21:50
「前転んだ道重さんが転ばないようにって、1回手を繋いだ事があったんだ。
だから特に深い意味は無」
「うそ、そんなのウソです。何も思わないはずが無いじゃないですか。」
そう言われると少し苦しかった。僕が言葉に詰まっていると、
「・・・・・っ!」
タタタタタタタ・・・・。
高橋さんは走り去ってしまった。
「・・・・・。」
どうしていいのか分からない僕に、誰かが後ろから叫んだ。
「追いかけろ!」
「・・・藤本さん?なんで」
「いいから行け!」
横にいた道重さんが物凄く気になったけど、突き飛ばされた勢いで僕は
走り出した。
659 :
てと
:2004/07/11(日) 21:51
なんとか高橋さんに追いついたけど、高橋さんはなんとか逃げ出そうと
必死に動きまわった。なんとか落ち着かせ、僕は言った。
「ごめん、気づいてたよ。」
「・・・・・え?」
高橋さんの顔はなんとなく赤みを帯びていた。
「気持ち、気づいてたよ。」
僕はふーっ、と呼吸を一息つくと、続けた。
「でも道重さんの方が先に誘ってきたんだよ。」
「はいっ?!」
顔の赤かった高橋さんの顔が一変する。なんだか拍子抜けした顔だ。
660 :
てと
:2004/07/11(日) 21:51
「え?断って道重さんと行った事が問題じゃ・・。」
「・・・もういいです!!!」
「?違うの?」
高橋さんは怒っているような声だったけど、顔は笑っていた。
「許して欲しかったら・・・。名前で呼んでください。」
「名前?」
「はい・・・。」
「分かった。愛ちゃん。」
「は、はい。」
なんだかぎこちない返事に、思わず二人で笑った。
661 :
てと
:2004/07/12(月) 19:24
いつかの話。
「誰かセカチュウ見に行こうぜ〜。」
矢口さんのそんな呼びかけに、ちょうど見たいと思っていた僕は行くことにした。
でも他のメンバーはどうやら都合が悪いらしい。
「なんだよつれないな〜。」
矢口さんはそんな愚痴を笑いながらこぼしている。
映画もクライマックスに差し掛かってきて、館内では少しずつすすり泣く
声が聞こえてきた。僕はちょっとジーンと来ていたところ、ふと横を見ると、
「・・・・っ・・。」
目が合う。
「・・泣いてねぇぞぉ・・・。」
矢口さんはそう強がっていたけど、矢口さんの涙は暗闇の館内の中光って見えた。
662 :
名無し娘。
:2004/07/12(月) 20:42
やぐたん!
ハァ━━━━━━ *´Д`* ━━━━━━ン!!!
663 :
てと
:2004/07/13(火) 22:07
ある日電車を降りて駅を出ようとすると、外は凄い雨だった。
地下鉄だから気がつかなかった、傘持ってきてよかった、なんて
考えながら傘を開こうとすると、
「先輩!」
「愛ちゃん。」
後ろからいきなり話しかけられ振り向くと、
「傘入れてください。」
「え、あ、うん。いいよ。」
ようやく愛ちゃんって呼ぶの慣れたな。そんな事を思いながら傘の中に入れて、
ゆっくりと歩き出す。雨は大分強くて驚いた。あっと言う間に出来る
水溜り達を避けながら、進んでゆく。
「先輩、肩すごい濡れちゃってるじゃないですか。」
「いいよ別に。風邪ひいちゃうでしょ?」
愛ちゃんの方を見て軽く微笑むと、愛ちゃんは軽く俯いて首を振った。
鞄から折り畳み傘がはみ出ているのは見なかった事にしよう・・・。
664 :
てと
:2004/07/14(水) 21:50
「・・・・・無理だ。」
「先輩何やってるんですか?」
「あ、小川さん。これ高2終了程度のレベルらしいよ。」
僕が小川さんに差し出したのは英検準2級の問題集。小川さんは少しだけ見ると、
見る見るうちに顔が青ざめていった。
「・・・・なんですかこれ。」
めちゃイケも結局中学レベルだし・・・なんて言い訳して逃げ出したくなる。
「うわ、こんなの持ってきちゃ駄目ですよ。」
うわ、と露骨に嫌な声を出したのは紺野さん。
「そういえば英語苦手だっけ。」
「英語以外は完璧です!」
紺野さんは「完璧」をやけに強調していた。
665 :
てと
:2004/07/14(水) 21:55
「こういうのは4択だからえんぴつ転がすんですよ〜。」
ひょこっと小さな顔を出したのは新垣さん。最初から運頼み。
高橋さんもやってきて、僕の周りを5期全員集合。
高橋さんはくるなり言った。
「でもなんでこんなのやってるんですか?」
「いとこが取ったらしくて試しに買ってみたんだけど・・・。」
「じゃあやってみましょうよ!」
『え゛?!』
提案者新垣さんに賛同出来ない全員。特に紺野さんの嫌そうな顔は目立った。
とりあえず1問、ためしにやってみて全員思い思いの数字を選ぶ。
「真面目に答えた人が不正解で、鉛筆転がした里沙ちゃんが正解って
どうなのよ。」
小川さんは頭を抱えてぼやいている。新垣さんは得意そうに眉毛を動かしている。
「あっしは惜しかったやよ〜。」
4択に惜しいという概念はあるのだろうか・・・。
「もう1問!」
『えー。』
新垣さんの笑顔と手のひらの鉛筆が光って見えた。
666 :
名無し娘。
:2004/07/15(木) 01:22
なんかほのぼのしててイイですね
667 :
てと
:2004/07/15(木) 22:15
エコモニ。は活動が終了しても楽屋では活動が続いている。
ちょっとしたことがあると大臣は空気も読まずにはしゃぎまくっていた。
「矢口さーん!!割り箸もらってきちゃだめですよ!!」
「あ〜なんだようるさいな〜。」
今日も奮闘中。でも今日は紺野さんが遊撃した。
「石川さん。」
「何?今は大臣よ!」
「割り箸って、切らないといけない木を切ってるんで、資源の無駄では
ないんですよ。」
「・・・・・え?」
大臣の動きが完全に止まった。紺野さんは間髪入れずに続ける。
「伐採しないと養分がちゃんと行き渡らなくて共倒れしちゃうんですよ。
だからある程度は伐採して、その木を割り箸などに使うんですけど・・・
って大臣さん?」
大臣さんは既に地面にひれ伏していた。
「期間中だったらさゆが大臣だったのに・・・。」
道重さんはまだそんな事を呟いていた。
668 :
てと
:2004/07/16(金) 18:45
空き時間、楽屋でただただボーっとしていると、珍しく本を読んでいる
辻ちゃんが目に映った。しかも文章ばっかり。意外だな〜と思ってみていたら
なんだか悩み始めた。
「ん〜・・・・・・。」
辻ちゃんは持っている本片手に、横にいた加護ちゃんに訪ねた。
「あいぼん、これってどう読むの?」
「これ?ん〜。かくかくやろ。」
ブッ!!!
「あ、矢口さん汚〜い!」
なんだ?!僕はためしに近づいて本を覗き込むと・・・各々だった・・・。
つんくさん、大丈夫なんですか?卒業させて。
669 :
名無し娘。
:2004/07/17(土) 13:39
紺野と藤本がニュースステーションで柔道して、
紺野の背負い投げでミキティの胴衣がはだけておっぱい丸見えって夢を見た。
670 :
名無し娘。
:2004/07/17(土) 18:53
シンプルだが実にイイッ!!
671 :
てと
:2004/07/17(土) 23:18
某日某所。僕達はロケで或る場所へとそれぞれ向かった。現地集合なので
当然早く来る人、遅く来る人、遅刻する人・・・色々いる。
今日は田中さんが来なかった。仕方無く亀井さんが電話をかけることに。
「あ、れいな?今何処?」
『えり?ごめん、電車が人身事故で止まっちゃった。』
「電車が止まっちゃったみたいです。」
亀井さんは皆に向かってそう伝えるとマネージャーさんが今どこにいるのか
聞くように指示した。
「今何処?・・・・分かった。じゃあ急いでね。」
いや、電車止まってるし急げないのでは・・・。なんて思いながら、
電話を切った亀井さんを見た。亀井さんはマネージャーさんに言った。
「”はるにち”駅にいるらしいです。」
『?』
「・・・・・・・・・・春日(かすが)。」
頭を抱えて矢口さんが言った。つい先日の悪夢が蘇えったような、
そんな顔をして。
つんくさん、 メンバー内にも似たような輩がいます。僕たち大丈夫
なんでしょうか?
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