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レス数が950を超えています。1000を超えると表示できなくなるよ。
俺と娘。の夢物語〜in 狩狩〜

1 :名無し娘。:2003/09/09(火) 18:55
前スレ

俺と娘。の夢物語
http://teri.2ch.net/mor2/kako/977/977128657.html
俺と娘。の夢物語〜第2章〜
http://teri.2ch.net/mor2/kako/986/986831774.html
俺と娘。の夢物語〜第3章〜
http://www.metroports.com/test/read.cgi/morning/1004618557/

このスレを狩と共に終わらせてしまうのは、
余りにも惜しい。

552 :名無し娘。:2004/05/24(月) 01:42
てとさんのネタ好きだけど、546に同じ・・・

553 :てと:2004/05/24(月) 21:31
>>552 もしかして被ってたりしました?!
    とりあえず意味を教えていただきたいのですが・・。

554 :てと:2004/05/24(月) 22:20

 「これからどうなるのかな?」

 ミュージカルの練習が行われている場所の近くの公園で、
 僕は暮れゆく空を見上げながら呟く。
 ごっちんの時以来、僕はこの言葉を口にしたと思う。
 暗黙の了解で知らず知らずのうちに禁句とされていた話題だけど、
 言わずにはいられなかった。
 そんな中、藤本さんはそんな僕と同様、胸に蟠りを潜めていた。
 
 「なんか着々と、じゃないけど・・・なんか嫌な予感がする。」
 「嫌な予感?」
 「うん・・・。加護ちゃん辻ちゃんの時といい、伏線かなって。」

 言葉を濁し、含みを持たせたけど、僕は藤本さんが何を言いたいのか、
 よく分かった。そしてそれが、言ってはいけない事だと言うことも。

 「次は多分、美貴か愛ちゃんか、あんたをソロにする。」

555 :てと:2004/05/24(月) 22:20

 「俺?」

 いきなり振られて動揺してしまった。藤本さんはなんでもない顔で、答える。
 
 「そ。で、梨華ちゃんが卒業したらいよいよ・・・かもね。」
 「・・・・・・・。」

 二人きりと言うこともあってか、やけに空気が重苦しかった。
 でも、藤本さんはその空気をガラッと変えてみせる。

 「させないけどね。」
 「え?」
 「今美貴達に出来ることは、今以上に仕事を頑張って、どうにかして売れる。
 美貴が意地でも娘。を殺さない。」

 その目には決意の色が見えた。でも、

 「顔、赤くなってるよ。」
 「うるさい!夕陽だよ!!」
 
 藤本さんはそう声を張り上げると、恥ずかしそうに笑った。

556 :名無し狼。:2004/05/24(月) 23:31
もうすぐミュージカル初日。いよいよリハーサルも大詰めだ。
俺はラジオのコメント録りで他のメンバーよりちょっと遅れて
スタジオ入り。ちょうど休憩時間らしく、皆それぞれ自分なりの
リラックス法を実行中だった。

「…っと、うわ!」

何かにつまづきかけて、足元を見たらそれが体育座りをしていた
新垣さんだと気付いた。

「あっ、先輩、おはよーございまーす」

いつもの飄々とした口調で体育座りのままこっちを向いて軽く会釈する。
けれど心ここにあらずといった感じだ。そしてまた視線を元あった
方向に戻して微動だにしなくなった。

その先には…飯田さんがいた。

同じ場所をぐるぐる歩きつつ、矢口さんや吉澤さんらと談笑しながらも、
リハーサル中に決まっていつも噛んでしまう長台詞を天井を
見つめながらくり返し唱えていた。
そして…あ、やっぱり転んだ。既に何度も見かけた光景である。

「相変わらずだな。ウチのリーダーは学習するってことを知らない
のかね。ね、ガキさん?」

ボヤきながら振り向くと、いつの間にか新垣さんはひざに顔を
うずめて、さっきにもまして小さくうずくまっていた。

「ガキさん?」

「…先輩」

「ん?」

「今のこの瞬間があしたもあさっても、ずーっと続いて欲しいのって、
やっぱりワガママですよね? 後ろ向きでダメな考え方ですよね?」

「………」

結局、俺はその問いに答えることができなかった。

557 :名無し娘。:2004/05/25(火) 21:26
1年後には現実かも((((((; ゚Д゚)))))ガクガクブルブル

558 :てと:2004/05/25(火) 21:54
雑誌の『Tarzan』を読んでいると、加護ちゃんが覗き込んできた。
なんだか妙に真剣な表情なので黙ってみていると、突然、

「よし!うちも肉体改造や!!」
『はい?!』

加護ちゃんの発言に楽屋はどっと沸いた。みんなの色々な声が混じりあって
楽屋は凄いことに。そんな中、道重さんの声は何故かすっと掻い潜ってきた。

「それ以上がたい良くするんですか?」

 道重さんの暴言で、一瞬“間”が出来るも、加護ちゃんはめげない。

 「かっけーボディーになって浜ちゃんを見返したる!」
 「でもさ・・・・。」

 僕は、この場にいる全員が思っているであろう一言を、口にした。

 「スコーン(バーベキュー味)持って言われても。」

 さっきより長い“間”が場を包む。ちょっとして楽屋は爆笑の渦。
 加護ちゃんは顔を真っ赤にして、

 「明日や!明日から始めるで!!」

 次の日はチーズ味だった。 

559 :名無し娘。:2004/05/25(火) 23:50
最後の1行にコーヒー吹き出した。

560 :名無し娘。:2004/05/26(水) 08:04
>>558
ワロタ。

でも、松っちゃんのがよかったかな。

561 :てと:2004/05/26(水) 22:29
 
 ガチャッ

 「ごっちん、CD・・・あれ?」

 ごっちんが僕の持っているCDを借りたい、と言ったので楽屋を訪れたけど、
 ごっちんの返事がなかった。でもすぐに何故か分かった。
 「・・・・・・・・・・・。」

 眠り姫。
 仕方なくCDをこの場に置き、紙に一言書こうと、ごっちんの横に座り、
 紙に一言書く。そして立ち上がろうとしたら、

 びーんっ
 
 「あれ?」
 
 服の袖をがっちり掴まれてしまった。でもごっちんは一向に起きる気配がない。
 しょうがないから、時間もあるし、僕はそのまま待つ事にした。
 なんだか安らかな寝顔を見ていると、こっちまで安らぐ気がする。

562 :てと:2004/05/26(水) 22:29

 「んあ?」
 
 ごっちんは突然起きた。

 「どしたの?」
 
 まだ開かない目を擦りながら、ごっちんは僕を見た。僕がCDを掲げて見せると、

 「んあ!ありがと〜。」

 凄い嬉しそうな顔を見せてくれた。僕はCDを手渡しすると、

 「じゃあ俺はもう行くね。」
 「うん。あたしは寝直す。」

 僕が楽屋を出たときには、ごっちんはもう静かに寝息を立てていた。

563 :名無し娘。:2004/05/26(水) 22:43
イイヨイイヨー

564 :名無し娘。:2004/05/27(木) 02:45
流れる空気がごくごくわずかに暖かいのがいいな。

565 :てと:2004/05/27(木) 21:29

 「あの先輩。」
 「何?」
 
 呼ばれて後ろを向くと、そこにいたのは亀井さん。なんか黒い紙・・・
歌詞カードを持ってこっちを見ている。なんか少し困ったような顔で。

 「この間『君が好き』歌ってましたよね。」
 「うん。」
 「ミスチル聞くんですか?」
 「この間のアルバムは聞いたよ。」

 そう言うと困った表情は笑顔に変わる。
 
 「ここの歌詞の意味がよく分からなくて。教えてください。」

 僕は歌詞カードを渡されると、亀井さんは指を刺した。

566 :てと:2004/05/27(木) 21:30

 「ここの、『ファンタジスタって呼ばれてぇよ 夜だけじゃなくて昼も』」

 ブッ
 
 僕は思いきり噴出す。でも亀井さんはそんなの全然気にせず、

 「教えてください。」

 とこっちの目を見て笑顔。教えてくださいって・・・。
 本当に分からないのだろうか。笑顔なのが余計に答えずらい。

 「えーーっと・・・聞きたい?」
 「はい!」

 気づいていないのか、純なのか・・・。僕がそっと耳打ちすると、
 亀井さんの顔はどんどん紅く染まってゆく。

 「お、教えて下さいなんて言っちゃっ・・・
 でも先輩になら、って何言ってんだ!あ〜。」

 なんか高橋さんみたいに色々早口に言いながら、亀井さんは逃げるように去ってゆく。

567 :てと:2004/05/27(木) 21:31

 亀井さんは少ししたら戻ってきて、

 「さっきは取り乱してすみませんでした。」

 わざわざ謝りに来た。

 「いや、俺もあんなストレートに言っちゃって悪かった。」
 「いえ、その方が分かりやすくてよかったです。
 ・・・さっきえりが言ってた言葉、どうとってももらっても、いいですよ?」

 亀井さんはそれだけ言うと、また逃げるように去っていった。
 


 ・・・・・どういう意味?

568 :名無し娘。:2004/05/27(木) 21:48
僕にはわかる!
わかるよ、えりりん

569 :名無し娘。:2004/05/27(木) 22:43
>>てとさん

いろいろな切り口がいい感じ。がんばって。

570 :名無し娘。:2004/05/27(木) 23:52
最近いいペースで更新してますね。
頑張って下さい作者タン

571 :てと:2004/05/28(金) 23:55


  コンビニからスタジオに帰ってきて、レコーディングの順番を待ちながら、
お菓子を食べる。今日買ってきたのはダースだった。
さて、食べるか、疲れた時は甘いもんだよな〜。

572 :てと:2004/05/28(金) 23:56

「あ、せんぱい。一つ頂きます。」

「さゆだけずるいたい!」

「えりもえりも!」

「おいらも食べるぞ〜。」

「美味しいですね。」
「(紺野さんもう食ってる?!)」

「あたしもいただきま〜す。」

「まこっちゃん言う前に食べてんじゃん!!この新垣にもお一つ!!」

「はっぴ〜。」
「(ことわりなしかよ!!)」

「俺もも〜らったっ!」


573 :てと:2004/05/28(金) 23:56

ここで一人からの視線に気がつく。物欲しそうな顔をして見ているのは・・・
高橋さん。

「・・・・食べる?」
「はい!」
10

やれやれ、結局食べられるのはいつも数個なんだよな、何て思いつつ、
残り2つを、

ガチャッ。

その時ブースから出てきたのは・・・。

「あ〜チョコなのれす!!」
「なんや、うちらだけのけものか?」
「いや、俺まだ1個も・・・。」

574 :てと:2004/05/28(金) 23:57












11
12
「おいしいのれす。」
「せやな。」

二人はさっきの泣きそうな顔から一転、満面の笑みになっていた。

575 :名無し娘。:2004/05/29(土) 02:17
ワラタ
ダースなんか買ってくるからだ。

576 :名無し娘。:2004/05/29(土) 13:48
川VoV从    >
( ゜皿 ゜) >わたしたちは?

577 :名無し娘。:2004/05/29(土) 14:27
>>576
 もう一度ダースを買いに行く
        ↓
また2名食べられない人がいる
        ↓
 もう一度ダースを買いに行く
        ↓
 また2名食べられない人が(r
        ↓
   永久ループ(+д+)マズー

578 :てと:2004/05/29(土) 18:38
>>576 ( ゜皿 ゜)は一番大人だからたからないと勝手に判断。
    川VoV从 はかなり食いつきそうだけど数の都合で(ry
>>577 最初から”僕”は頭数に入っていないようでw

579 :てと:2004/05/29(土) 18:38

  昨日テストが帰って来たのか、紺野さんと小川さんがテストの結果を
 見せ合っていた。

 「あさ美ちゃん高すぎ〜!!!」

 まあ学校も学校だしなぁ、僕もよく吉澤さんとやってたっけ・・・。
 いい感じにしみじみしていると、

 「じゃあジュースね。」

 去ってゆく二人。ああそれもよくやった。で、低すぎて山Pによく
 奢らされて泣いてたっけ。
 
 しばらくして紺野さんは一人で戻ってきて、ジュースを鞄の中へ。
 

 ・・・・?なんかおかしくない?

580 :てと:2004/05/29(土) 18:39

  辻ちゃん入室。すぐにテストを取り出す。

 「勝負だ!」

 いや、無謀ですよ。いざ、オープンザ答案。

 45対91。

 「あ!惜しい!」

 辻ちゃんの一言に僕は思わず横でこけそうになる。
 
 「(どこが?!)」
 「ハンデ2倍だったのに〜。」
 「(2倍?!)」
 「じゃ、ジュースジュース!」
 「ちぇーっ」
 「(え?また?)」

581 :てと:2004/05/29(土) 18:40

  しばらくすると、今度は違うジュースを持って、鞄の奥へ。
 まさか・・・。

 「勝った方がジュースやったな。」
 「うん。」
 
 加護ちゃんは60点。
 
 「危なかったぁ。」
 「(またハンデ?!)」

 また違うジュースを持って来た紺野さん。また鞄の奥へ。

 ・・・・でもぬるくならないのか?
 ってあれ、クーラーボックス?!!

 「えっ?!」

 思わず声を上げてしまった。すると紺野さんはこっちを見て、

 「何か言いましたかぁ?」

 見たことのないような笑顔の紺野さんに、僕は何も言えなかった。

582 :てと:2004/05/30(日) 17:31

楽屋で全員、なんとなくテレビを見ている。
その時、不意にスクリーンから松浦さんが顔をのぞかせ、

<ポッポッポッ
「ポポポポー!!」

いきなり辻ちゃん加護ちゃんが同時に立ち上がり、全員びっくりする。

『ポッポポポポポー3時だよ〜♪
ポッポポポポポポポポポポポポポポ3時のおやつは3時の、紅茶!』
「うるさい!!!」

終わった瞬間飯田さんの檄が飛んだ。


次の日。

『つっぱりつっぱりつっぱり!!』
「ええ?!」
 
ガキさん先頭に3人でfeat.


次の日。

「シャバダバダドァバァッドゥ♪」
「みんなで午後ティー飲んで騒ぐな!!」

ただ一人乗り遅れて、周りの陽気な外国人役Mになり損ねた飯田さんが叫んだ。

583 :名無し娘。:2004/05/30(日) 21:17
いいねえ。新風だね。

584 :名無し娘。:2004/05/31(月) 11:07
楽屋でありそう。
ここんとこ毎日更新乙です。

585 :てと:2004/05/31(月) 21:37
今月の終わりはある人へのリスペクトを込めたオマージュで。


 
 「あ・・あ・・・。」
 「もう待てないよ。」
 「だめ、だめ・・。あ、あ、あ・・・。」
 「いや、もう待てない。」
 「いや、・・・・だめ、あ、あ、あ」
 
 バン!!!

 「何してるんですか!!!」
 「『愛のままに(略)』だ!!」
 「ブー。『愛のために』です、残念!・・・どうしたの高橋さん。凄い顔して。」
 「・・・・・え?」

 物凄い剣幕で入ってきた高橋さんは、僕と藤本さんを見てきょとんとしている。

 「覚えるしりとり(曲名編)なんかもう二度とやんない!」

586 :てと:2004/05/31(月) 21:38

 それを聞いた瞬間、高橋さんの顔が見る見るうちに赤くなっていく。

 「いや、その、あの、
 決して変なことしてるんじゃないかとかそんな事は全く考えてませんよ?
 考えてませんけどあんな変な声出されたりしたら誰だって・・・。」

 あまりの早口に僕と藤本さんは目を回す。ほとんど聞き取れないうちに
 高橋さんはいつもの位置に座ると、すぐに本を読み出してしまった。

 「高橋さん。」
 「は、はい?!」
 「本逆。」
 「え?!」

 ますます慌てる中、藤本さんがゆっくりと高橋さんへと近づいてゆく。
 そして耳元で何かを囁いた。
 すると高橋さんは更に顔を赤く染める。藤本さんはそのままドアの方へと。
 
 「なんて言ったの?」
 「ちょっとね〜♪」

 バタン

 ドアが閉まった瞬間、「負けないがし」って小さな声で聞こえたけど、
 何の事だかよく分からなかった。

587 :名無し娘。:2004/05/31(月) 21:58
ハァ━━━━━━ *´Д`* ━━━━━━ン!!!

588 :名無し娘。:2004/06/01(火) 03:53
川*VvV从<美貴と○○はもう通じ合ってるから。××済みだし。
川*’ー’)<…

川*’−’)<マケナイガシッッ

589 :てと:2004/06/01(火) 22:18

  撮りも順調に進んで早く終わったし、せっかくだからみんなでサッカーでも
 見ましょうということになり、僕達はスタジオのセットをモニター以外片付け、
 みんなでサッカー観戦。
 こういうことが出来るのは、やっぱハロモニが内輪番組だからかな〜、
 なんて思いつつ、みんなで日本を応援した。
 でも人によってモチベーションが大分違った。

 「阿部行くべさ〜!!!」
 「今野頑張れ!」

 名前が被っているから応援する娘。

 「ケガってかなしいね・・・。」
 「ケガで出ないからあんまり面白くないたい。」

 被ってる人がケガでいないから気合の入らない娘。そして、


 「頑張れ〜!!!・・・っしゃ〜先制!!!!」

 何故か明らかに黒い人達を応援する娘。

 「矢口さん非国民〜。」
 「るせ〜マリがおいらを呼んでるんだ!」

 なんだかよく分からない事を言って先制したマリに一人大喜び、周りから
 非国民コールを浴びてもめげない矢口さん。

590 :てと:2004/06/01(火) 22:19


 『大久保〜!!!!』


 全員テンションが上がりに上がりまくっている中、一人だけ地べたに倒れこんでる人がいた。

 「別にカメラ回ってませんよ。」

 僕が言うと、本気で凹んでるのか、何も言わない矢口さん。
 矢口さんを気にする事無くガンガン盛り上がるみんな。
 そして試合はそのまま・・・。

 
 <ここでホイッスルが鳴りました。


 『ああ〜・・・・・。』

 全員の溜息がスタジオ中を響く。みんなであと10分あればね〜とか話していると、
 矢口さんは立ち上がって、

 
 「アテネでは勝つ!!」


 と謎の台詞を残して走り去ってしまった。

591 :てと:2004/06/02(水) 22:43

 「If I can, change the world〜♪I will be a sunrise in the universe♪」

 僕がロッキーズにせがまれギターを弾きながら歌っていると、
 部屋の反対側から声が聞こえてきた。歌いながらその会話を聞く。

 「もし世界が変えられたらどうする?」
 「男皆イケメンにするしかなくない?」

 藤本さん、そう言う意見は・・・。まあ楽屋だからいいんだけどさ。

 「同意〜。」

 同意者出ちゃったよ!僕は誰が言ったかは見ないことにした。
 どうせ声で分かっちゃうけど。

 「あたし一度男になってみた〜い。」

 それって世界っていうか自分が変えてるじゃん・・・。

592 :てと:2004/06/02(水) 22:43

 「なんでいきなりこんな話になったの?」

 妙に的外れな人が一人。舌っ足らずなこの喋りは・・・。
 そんな辻ちゃんに対して吉澤さんが、

 「歌ってたじゃん。」
 「え?・・・え?」
 「If I can, change the world〜♪って。」
 「・・・・・英語?」
 「いや分かってくれよ。」
 「じゃあよっすぃ〜全部訳してよ!!」
 「・・・全部?」
 「全部。」
 「・・・・それとこれとは関係ないでしょ!!」

 議論は何故か「あの英語はどういう意味なのか?」に移行。
 みんな、勉強しよ?
 一方僕はというと、今度は最近コカコーラのCMで流れている
 エアロの曲を歌わされ、「アコギだとしょぼいですね」なんて言われていた。

593 :てと:2004/06/03(木) 23:02

 「う〜ん・・・・。」

 辻ちゃんが珍しく悩んでいると思ったら、コップに入った飲み物×3と、
 にらめっこ。見た感じ、アミノサプリ?か何かの色だけど・・・。
 向かい側の紺野さんは真剣な表情で迷う辻ちゃんを見ていた。
 辻ちゃんの人差し指が3つのコップ上を揺れる。
 そして漸く左のコップ上に指を止め、

 「左から3,2,1!!」
 「ファイナルアンサー?」
 「ファイナルアンサー。」
 「・・・・・・・・・・。」

 紺野さんがみのもんた?役なのか、凄い表情でにらめっこ。
 辻ちゃんが変顔で笑わそうとするも、紺野さんは動じない。

594 :てと:2004/06/03(木) 23:03

 「残念!!右から燃焼系アミノ式1000mg、燃焼系アミノ式2000mg、
 アミノサプリでした!!」

 燃焼系はアミノ酸の量で判断?!てかわかんないよ・・・。

 「やっぱり2000mgは当ててきましたね。」
 「(嘘―!!!?)」
 「倍なんだから当たり前れす。」
 「(むしろアミノ酸で判断?!)」

 辻ちゃんは一段落つくと、オレンジジュースを取り出し、

 「こっちはオレンジジュースのメーカー当てれす!」
 「あ〜ヤマ外したぁ〜。」
 「(ヤマ?!)」
 
 ある日、楽屋での一コマでした。

595 :名無し娘。:2004/06/04(金) 00:48
>>579
山P?

596 :てと:2004/06/04(金) 01:29
>>595  いや、その、学校同じかなって・・・・。
    これ以上は言わない方が良さそうな気がするのでメル欄参照です。

597 :名無し娘。:2004/06/04(金) 13:55
芸能人=堀○なイメージれすね(俺もだが

598 :てと:2004/06/04(金) 21:28

 「あちぃ〜・・・。」

 ジュースを買おうと財布を取り出すと、500円玉しかなかった。
 とりあえずその500円玉を入れると、不意に話しかけられた。

 「せんぱ〜い!」

 亀井さんが、小走りで現れた。妙に元気が良くてびっくりする。

 「どうしたの?そんな大きな声出しちゃって。」
 「今日暑いですね!」
 「そうだね。」
 「こんな暑いと汗とかいっぱいかいちゃいますよね!」
 「うん。」
 「喉も渇いちゃいますよね!」
 「(あ、嫌な予感。)」

599 :てと:2004/06/04(金) 21:29

 「あれ〜、何で500円玉入れたんですか?」
 「いや、これは他に細かいのがないからであって決して」
 「奢るためですよね!!」

 声をさえぎられ、今日一番の大声。

 「・・・・・・何が飲みたい。」

 もう観念した。すると亀井さんは、

 「ごちになりま〜す!」

 と言って、更に大きな声で、

600 :てと:2004/06/04(金) 21:29
 「今だ、ロッキーズ出動」
 「え?」
 
 ピッピッピッピッ
 ゴトン
ゴトン
ゴトン
ゴトン
 チャリーン

 「あの〜なんで藤本さんまで?」

 僕は2枚の銅貨を手に言った。

 「なんでって・・・ロッキーズ。」

 親指で自分を指差す藤本さん。

 「俺のジュース・・・。」
 「男は細かい事気にしたらだめとよ!出世できませんよ!」
 「ここは可愛いさゆに免じて許してやってください。」
 「やっぱ暑い日は炭酸ですよね〜。」
 「なんなら口移しなんてど〜よ?」

 完全敗北_| ̄|○ 

601 :名無し娘。:2004/06/05(土) 14:55
ミキサマミキサマクチウツシキボンヌ

602 :名無し娘。:2004/06/05(土) 16:08
>>601
愛ちゃんが大騒ぎしそうだ

603 :てと:2004/06/05(土) 23:26

 「田中さん。」
 「なんですか?」
 「噂で聞いたんだけど・・・。」

 僕は真相が確かめたいがため、言った。と言っても別に週刊誌とかそういうのは
 全く関係ない目撃情報なんだけど。

 「上京の日福岡空港で泣いてたって本当?」
 「!!」
 「友達に大きくて可愛いぬいぐるみもらってそれ抱えて泣いてたって・・。
  知り合いに聞いたんだけど、意外だな〜って。本当なの?」
 「・・・・そ」
 「そ?」
 「そんなことなか!」

 ドン!!
 
 「ぐは!!」
 
 僕はいつかに食らった一撃をもろで浴び、田中さんは走り去ってしまった。
 そして僕はやはり後頭部を強打。



 ・・・・・で、どうなの?
 

604 :てと:2004/06/06(日) 23:48
「おいおい今年はどうしたんだよ〜。」

最近こんな言葉を石川さんにかける人がたくさんいる。
別に本人の話ではない。

 「今に上がります!!!」

そう、阪神の話だ。
 今年混戦のセリーグから抜け出せず、赤星の不調、アリアスのケガもあり、
 今現在5位という成績。でもこの間井川が完封した時のテンションは、
 やばかった。

  「待ってろ読売!!」

 なんて仕事の打ち合わせ中にも拘らず絶叫。そのせいで次の日福原が
打たれた時は、ほとんどみんな石川さんを弄り倒した。
 石川さんはそれで思い切り凹んで、ネガティブモード。そんな石川さんに、

 ポンッ。

 「まああと18年待て。」

 矢口さんは肩を叩くと、ニコッと笑い、スタスタと歩いていった。

605 :てと:2004/06/07(月) 21:47
  オフの日、矢口さんが地元の美味しい中華料理屋さんに連れて行ってくれた。
 ちょうど今が食事時のピークだったのか、人が大勢いてバレないかと一瞬ひやひや。
 でもよく考えてみると、
 
 「矢口さん小さいからバレませんよね。」
 「うるさい!」

 僕らは人ごみを掻き分けながら、目的の店を目指す。
 店の料理は矢口さんの言った通り本当に美味しくて、僕は思わず唸った。

 「弁当ばっかりだったから余計に美味しく感じますね。」

 矢口さんは口いっぱいに中華まんを頬張りながら頷く。
 そして口の中身が全部なくなると、

 「だろ〜?ここは本っ当に美味しいんだよ!」

 なんだか自分が誉めてもらったみたいに喜んだ。

606 :てと:2004/06/07(月) 21:47

  外を出るとついさっきまでは明るかったのにもう暗く、珍しく星達が
 キレイに輝いている。人気のあまりないベイエリアの方まで移動し、
 しばらく星をじっと眺めた。

 「はぁ〜・・・・。」

 思わず溜息をついてしまう情景。僕が星に見惚れていると、
 不意に矢口さんが呟く。

 「あれって、おいら達みたいだよね。」
 「・・・星がですか?」
 「うん、一人一人は、もしかしたら小さいのかもしれない。
  でも、みんなで集まる事で一つの夜空を彩っていく・・・。」
 「矢口さんは体も小さいですけどね。」
 「こら!茶化すな!」

 矢口さんは精一杯背伸びして僕の頭を掴もうとしたけど、届かなかった。

607 :てと:2004/06/08(火) 22:38
 
 楽屋に松浦さんが遊びに来た。見た瞬間、僕は思わず、

 「最近CM多くない?」

 率直な感想をコメントした。午後ティーだけで3種類くらいあったような。

「そうですかぁ〜?ありがとうございま〜す!」

 松浦さんはなんか妙に引っ付いてくる。僕が微妙な表情を浮かべているのに
 気がついたのか、はたまた・・・。
 とにかく、藤本さんが救いの手を差し伸べてくれた。

 「嫌がってない?」
 
 うわぁ、超直球ですね。

 「そんな事無いよぉ。ねぇ先輩?」 

608 :てと:2004/06/08(火) 22:39
 
 ぐいっ。

 松浦さんが僕の右手を引っ張る。藤本さんはそれを見て、何も言わずに
 左手を引っ張った。
 いつか聞いた、aikoさんのラジオのワンコーナーのハガキを思い出す。

 『僕の夢はあややとミキティが僕の取り合いをして、僕の右手と左手を
  引っ張り合う事です』

 ・・・・・実際やられるとかなりきついっす。

 「二人とも、嫌がってますよ!!」

 高橋さん乱入。高橋さんは何をとち狂ったか、僕の頭を引っ張る。
 僕が苦しんでいるのを見て面白がった加護ちゃんと辻ちゃんが、
 それぞれ左足と右足を掴んだ。

609 :てと:2004/06/08(火) 22:40

 「嘘―――?!」

 いつぞやの時代の処刑方法に似てるぞこれ。

 「なんや、SMか?」

 騒ぎを聞きつけて今度は中澤さんが乱入してきた。

 「!!中澤さん・・・・なんで笑っているんですか?」

 恐る恐る聞くと、中澤さんは、

 「・・・・・ニヤリ。」
 「ああああああ!!!!」

 ガチャッ!!!!
 
 「うるさくて寝れないよ!!!」
 「・・・・・・すみません。」

 ごっちん最強説浮上?

610 :名無し娘。:2004/06/08(火) 23:57
ちと意味わからないがご苦労様といってみるテスト

611 :名無し娘。:2004/06/09(水) 02:13
両手両足と頭以外で、体でつかめるところってあとどこよ?
という話でいいんだろうな。
姐さんこわいっすw

612 :名無し娘。:2004/06/09(水) 09:43
掴まれてぇ。

613 :名無し娘。:2004/06/09(水) 13:16
まんなかのあ(r

614 :名無し娘。:2004/06/09(水) 20:37
掴み返した俺。

615 :てと:2004/06/09(水) 23:15
 
 「よっしゃ行くぞ〜!」
 『お〜!』
 
 吉澤さんの掛け声に、4人で元気良く答える。
 かなり久々に4期と僕という形でカラオケに行くことになった。
 というわけで、仕事が終わると同時に直行。
 
 このカラオケ、かなり侮れない。何歌おうかな〜なんて考えてたら、
 すぐに予約曲が8曲くらい入ってて、全然歌えないのだ。
 だから僕は急いで入力するも、既に5曲も予約されていた。

 『〜〜〜♪』

 石川さんの的外れな音程が耳を揺さぶる中、4人で笑う。
  
 当然ながら男は僕だけだから、歌う曲が被ることはとりあえずない。
 でも一つ、僕達のカラオケにはルールがあった。それをあろうことか、
 今日に限って僕はすっかり忘れる。

616 :てと:2004/06/09(水) 23:16

 『If I can♪Change the world〜♪』

 みんなの視線を見て思う。やばい。

 「みんな、ここに非国民がおるで。」
 「本当なのれす。」
 「こりゃ1曲」
 「歌ってもらうっきゃないでしょ!」

 洋楽禁止ルール。僕達の間にある、謎のルール。英語を毛嫌いするみんなが
 決めたんだけれど、特に辻ちゃんがこのルールを押している。無理も無いか。
 そしてこのルールを破ると、罰ゲームが待っている。僕の場合、

 『あやや!あやや!』

 室内中を4人のあややコールがこだまする。・・・・・。

 「あ、いくよ?1,2,3♪」

 当然のように振り付き。僕が泣きそうになりながら歌う中、
 みんなはお腹を抱えて笑っていた。

617 :名無し娘。:2004/06/10(木) 01:07
>609-614   ……六根清浄、六根清浄……
      ☆ノハヽノノノハヽ
       ♀*´ー`)♀T▽T)
       ○ヽy/と○ヽy/と)
        |!ニニ△ |!ニニ△ チリンチリーン
        |i_ _!_i..|i_ _!_i
        |∪ ∪  |∪ ∪

>616  「燃えよドラゴン」はルール的にどうなの?(←そもそも歌なのか、アレは)

618 :名無し娘。:2004/06/10(木) 12:20
>617 誤爆?

619 :名無し娘。:2004/06/10(木) 19:50
>>617
むしろ罰ゲームかと

620 :てと:2004/06/10(木) 23:15

  最近何故か忙しく、みんな寝不足。僕も例に漏れる事無く、楽屋での待ち時間、
 今にも寝てしまいそうになりながらも、必死に歯をくいしばっていた。
 そんな時、加護ちゃんが、

 「なあ、勝負せぇへんか?」
 「なんの?」
 「先に寝た方が勝ち。」
 「ああかなり前にメチャイケでやってたね。ごっちん呼ぶ?」
 「アホ、ハマグチェ呼ぶようなもんやぞ。タイマンや。」
 「やるか。」

 なんか大事な事を忘れていた気がしたけど、たまたま楽屋にいたのが
 二人だけだったから、止める人も誰もいない。

 「レディー・・・ステディーゴー!」

 なんだか違和感を感じつつ開始。本当に眠かったからか、僕達はあっという間に、
 夢の世界へ・・・。あれ?・・・これ判定する方法なくな・・・・・zzz

 
 
 「ちょっとあんた達リハ押しちゃって・・・・・何寝てるの!!!!」

621 :てと:2004/06/11(金) 21:58
楽屋に紙コップと3ℓのペットボトルを持ち込み、みんなで飲んでいると、

 「待ちなさい!コップは1人1個までよ!ていうかあたし達多いから
 3人で1個くらいがちょうどいいくらいよ!」

 ここ最近石川さんが細かい事にうるさい。
うるさいって言っちゃまずいんだろうけど、道重さんと一緒にかなり精力的。
流石エコモ二。でもこのコンビ、ほんわかと抜け目が多い。

 ドンッ。

 「あ。」

 ボトッ。
 ドボドボドボ・・・・。

 「あ〜!!!!!」

 ジュースをこぼした環境大臣なのに黒っぽい少女は、慌ててペットボトルを立て、
 ティッシュを総動員して噴出した。

 「あ〜勿体無い。」
 「てか梨華ちゃんの服の生産中止にした方が絶対環境にいいって。誰も買わないもん。」
 「うぅ・・・・・。」

 石川さんが悲しそうに、ハンカチも補強して拭いていると、

 「不祥事で大臣交代ですね・・・。」

 道重さんはそんな事を呟いていた。

622 :名無し娘。:2004/06/12(土) 01:50
さゆ野心家だなさゆ。

623 :てと:2004/06/12(土) 22:50

 「この間さー。」

 藤本さんは携帯をいじりながら、いきなり僕に言った。

 「この間っていつの事?」

 あまりにも漠然としていたので僕は聞き返す。

 「覚えるしりとりの後。美貴が部屋出た後、愛ちゃんなんか言ってた?」
 「え?う〜ん・・・・・。」

 なんだったかな・・・。あ!そういえば。僕は何とか思いだし、

 「『負けないがし』とか言ってた。」
 「ほほう。」

 それを聞くと、藤本さんは意味深に笑い、
 
 「ありがと。」

 とだけ言って、行ってしまった。そのままロッキーズの方へと。
 そしてなにやら話し出すと、みんなで会議室の方へと歩き出した。



 今回から更新が2日に一度となります。理由はメル欄参照。

624 :名無し娘。:2004/06/13(日) 11:05
がんがれよ

625 :名無し娘。:2004/06/14(月) 10:57
狩狩れすか?

626 :名無し娘。:2004/06/14(月) 19:11
どこだよ

627 :てと:2004/06/14(月) 21:31
狩狩です。あとはメル欄参照。

 一人での収録が終わって楽屋に帰ると、中には亀井さんしかいなかった。
 なんだか良く分からないけど少しだけこわばった面持ちで、こっちを見ている。
特に話す話題もなかったので、僕は本を読んでいた。すると、

「せ、先輩!」
「何?」

亀井さんの方へと振り向いて目を見ると、突然言葉が詰まる。

「えっ・・・と・・・・。」
「?」

僕が困った顔を見せたせいか、亀井さんは慌てていきなり、

「6月って祝日がなくて嫌ですよね!」
「え・・・それってうちらあんまり関係なくない?」
「あ!そ、そうですよね!」

なんかそわそわとくねくねする亀井さん。

ガチャッ。

「失格〜。」
「?」

突然楽屋に現れ、謎の言動を発する藤本さん。いきなり言い放った一言は、
ちょっと僕には理解出来ない。

「すみませ〜ん。」
「何の話?」
「こっちの話、ほら、練り直しだ。」

藤本さんは亀井さんを連れ、楽屋を出て行ってしまった。

628 :名無し娘。:2004/06/15(火) 02:39
孤軍奮闘乙。 毎日チェックしてます。

629 :名無し娘。:2004/06/15(火) 09:52
37 名前:名無し娘。[supersage] 投稿日:2004/06/15(火) 00:33
羊のどこで書いてるの?

630 :てと:2004/06/16(水) 21:38

 お昼時、ケータリングに行こうと思い立って立ち上がった時、
 紺野さんに声をかけられた。

 「あの、先輩。」
 「何?」
 「おなかすいてませんか?」

 さっきから手を後ろに回したままの仕草が気になる。
 とりあえず気にせずに僕は答えた。 

 「うん。これからケータリングに行くんだけど、一緒に行く?」
 「いや、そうじゃなくて。おべ」
 「あ、あさ美ちゃんお弁当持って来たの?」
 「え?!」

 小川さんが紺野さんに話しかけると、紺野さんは凄く驚き、
 困った顔をしてそっちを向いた。

 「あたしも持って来たから、一緒に食べよ!」
 「あ、・・・うん。」

 紺野さんはそのまま小川さんと一緒に部屋の奥へと行ってしまった。
 ・・・・何事?

631 :てと:2004/06/16(水) 21:39

 ケータリングから戻って来てドアを開けると、藤本さんとすれ違う。
 藤本さんは何も言わずに、紺野さんを引っ張って歩いて行ってしまった。

632 :名無し娘。:2004/06/17(木) 10:36
定期更新ご苦労様です
楽しみにROMしてますよー

633 :名無し娘。:2004/06/17(木) 14:40
っていうか、連動しているスレを知らないと話が半分わからないよね。
なぜ、紺野さんが藤本さんに引きずられてってしまったのか、とか。

≫632さん。頑張って探してください。
ここにヒントを書くと作者様に怒られそう。

634 :てと:2004/06/17(木) 18:45
ヒントですか・・・。現在supersage中ですので下の方にあるのは確かです。
下から20番くらいには入ってると思います。

635 :632:2004/06/17(木) 18:56
一番下から探してここまで上って来てしまった…
見落としてるのかな…_| ̄|○

636 :てと:2004/06/17(木) 19:29
>>632
   あ、AAです。それで見落としたのかもしれません。

637 :名無し娘。:2004/06/18(金) 09:36
なんでそんなまどろっこしいことしてもったいぶってんの?
ヒントとか言ってないで教えちゃえばいいじゃん。
結局ごちゃごちゃと関係ないレスが付いちゃうくらいなら、そっちのがよっぽど良いと思うんだけど?

638 :名無し娘。:2004/06/18(金) 10:40
>>637
オマエモナ〜

639 :637:2004/06/18(金) 14:50
>>638
意味ワカンネ。
俺は見てないし探してないから知らんし知ったことじゃないのに「オマエモナー」て言われてもな・・・
あれか、覚えたての神々しい言葉を使いたいだけかw

640 :名無し娘。:2004/06/18(金) 15:05
正直このスレで連動ネタはどうかと思う

641 :てと:2004/06/18(金) 19:48
>>637 そうですね。争いが起こってもしょうがないので貼ります。
   http://www.omosiro.com/~sakuraotome/live/test/read.cgi/bbs/1077313135/

>>640 思いつきでやってしまったので、すみません。   

642 :名無し娘。:2004/06/18(金) 20:55
あっちを見て思ったのだが・・・連動させる意味無くね?

643 :てと:2004/06/18(金) 21:49
>>642 藤本がよく分からない行動をしている意図を示す上で、
    このスレで「僕」以外の視点で話を動かすのはおかしいかな、と思いまして。
    なんせ「僕と娘。の夢物語」ですし。
    でもそう思われるのもしょうがないかもしれません。

644 :てと:2004/06/18(金) 23:16
 コンビニにお弁当を行こうと思い立って立ち上がった時、
 田中さんに声をかけられた。
 「あの、先輩。」
 「何?」
 「おなかすいてませんか?」

 さっきから手を後ろに回したままの仕草が気になる。
 この間とおんなじ匂いが。でもアレは何がなんだかだったな。
 とりあえず気にせずに僕は答えた。

 「うん。これからコン」
 「これ食べてください!!」

 僕の声をさえぎるように、田中さんは弁当箱を差し出してきた。

 「?ありがと。」

 お礼を言い、椅子に座る。みんなに冷やかしを受けながら、
 弁当箱を開けると、

 「肉?!」

 肉、肉、とにかく肉。下に御飯があるんだろうけど
 それすら見えない。とりあえずもらったものだし、僕は口に運んだ。

 「どうですか?」
 「・・・しょっぱい。」

 その声を聞いた瞬間、後ろにいた藤本さんが田中さんを掴み、
 攫っていった。
 
 ・・・・流石親戚焼肉屋。

645 :名無し娘。:2004/06/19(土) 01:47
>642-643
企画としては面白いと思うけどなぁ。
少なくとも同じスレでやっちゃったら面白くも何ともないし。

とりあえず楽しみに読んでるのがいる事を表明しておく。

646 :名無し娘。:2004/06/19(土) 23:06
好きなようにやってみたらいいんじゃない

647 :てと:2004/06/20(日) 23:08
  空き時間がたっぷりあったので、皆でサッカーボールを何個か持って、
 近くの公園にサッカーをしに行くことに。平日で、時間も時間なだけに
 人の気配すらほとんどなく、僕達は人の目を気にする事無くサッカーをすることが
 出来た。
  僕がリフティングをしていると、道重さんがこっちを見て言った。

 「せんぱい、フェイントを上手くやる方法教えてください。」

 僕はボールを足に乗せ、地面へと置くと、少し考える。そのとき、
 道重さんはこう付け加えた。
 
 「かわいく。」
 「へ?」
 「かわいいフェイントを教えてください!」

 かわいい・・・。しばし本気で悩む。

 「かわいく・・・。」

648 :てと:2004/06/20(日) 23:09
 ボールを持ちながら、僕は道重さんの顔をじっと見る。目が合った瞬間、
 身体を左へと出す。道重さんもそれに反応してこっちの方向へと来る。
 身体が近づいた瞬間、僕は素早く囁く。

 「かわいいよ。」

 ニコッと笑って言うと、道重さんも笑顔になって動きが一瞬止まった。
 一瞬の隙を利用して、左足のヒールでボールを右へ蹴る。
 道重さんがハッとして左足を大きく開いた瞬間、股を素早く抜いた。
 
 「よっしゃ〜!」

 僕がそのまま少しだけドリブルをして戻ると、

 「だめです、かわいくないです。」

 ぐはっ。

 「でも・・・。」
 「でも?」
 「かっこよかったです。」

 いきなりそんな事を言われて、なんだか首筋が凄く熱くなった気がした。
 
 「おーい!もうそろそろ行くよ〜!」
 
 キャプテン吉澤さんの声が聞こえる。僕達は慌てて皆の後を追いかけた。

649 :名無し募集中。。。:2004/06/21(月) 18:21
ハァ━━━━━━ *´Д`* ━━━━━━ン!!!

650 :てと:2004/06/22(火) 23:03
 「先輩、今日の一緒に帰りませんか?」
 「ごめん、ちょっと用があって。」

 僕は高橋さんの誘いを断ると、荷物をまとめる。高橋さんは少し寂しげな
 顔で僕を見ている気もした。用、というのは・・・。
 2時間前。

 「せんぱい。」
 
 話しかけられて後ろを振り向くと、道重さんだった。
 なんだか最近よく話しかけられる気がする。なんだろう?

「今日の帰り、CDショップに行くんですけど、一緒に行きませんか?」

 この時点で特に断る理由もなかったから、僕はそのまま行くことにした。
 ただ、

 「せんぱい、行きましょ〜。」

 高橋さんと藤本さんのあまりに対照的な視線が気になる・・・。

651 :てと:2004/06/23(水) 22:56
向こうのスレでも書いたのですが、私情によりで休業いたします。
私のせいでずっとかけなかった人もいるかと思います。
私は再来週の水曜まで帰ってこない(はず)です。
どんどん書いちゃってください。

652 :名無し娘。:2004/07/02(金) 22:57
>>651
待ってます。

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