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俺と娘。の夢物語〜in 狩狩〜
369 :
とある夢見男1号
:2004/03/03(水) 01:44
今日、楽屋にいると、亀井さん道重さん田中さんが雛祭りの話をしていた。
「お雛様しまうの遅かったら、お嫁に行き遅れるたい」
「お嫁さんになるには、やっぱり料理できないとダメだよね」
田中さんと亀井さんの会話は、雛祭りから離れて結婚の話になりつつある。
「3人とも、料理できるの?」
そう尋ねた僕に対し、一瞬顔を見合わせた3人。次いで口々に答え始めた。
「れいなは何でもできますよ」「えりもできるもん」「・・・できる。かわいくできる」
そんなこんなで、結局、次の日に3人がお弁当を作って持ってくることになってしまった。
そして、翌日。
「「はい、どーぞ!」」
僕の目の前には、3つのお弁当箱と、何だか妙な自信がみなぎる3人の笑顔。・・・ちょっと怖い。
「これ、えりのです」
まずは、亀井さんのお弁当。開けると・・・半分が日の丸御飯で、半分がスクランブルエッグ。
「卵料理、得意なんです。それから、その梅干しは今えりがハマってるやつです!」
そう元気いっぱいにアピールする亀井さんに、田中さんが一言。
「そんなん簡単やん。ぐちゃぐちゃ卵やろ?」
一触即発な亀井さんと田中さんを尻目に、今度は道重さんのお弁当を開けてみた。
「・・・あれ?」
仕切りや飾りで、きれいにかわいく彩られたお弁当・・・でも、中身がない。
「・・・がんばってたら、料理する時間がなくなりました」
「アホっちゃ、さゆは。中身が大事やけん、中身が」
そう言いながら、自信満々にお弁当箱を差し出す田中さん。僕は少し期待して蓋を開けた。
「「肉だけかよ」」
次の瞬間、亀井さんと道重さんと僕が、同時に同じツッコミをする。手元には、御飯に焼肉がどっさり盛られたお弁当。
「なっ・・・見た目じゃないです! 味はいいんですよ! 味付けが絶妙やけんね、味付けが」
3人の冷たい視線に囲まれた田中さんは、時折同期の2人を睨みながら慌てて弁解を繰り返している。
「うーん、御飯に合わすにしてはスクランブルエッグのしょっぱさが足んないべさ。あのね、なっちの家はね・・・」
と、いつの間にか亀井さんのお弁当を食べている安倍さん。・・・早く進行の台本、覚えて下さい。
「空のお弁当なんて持ってくんじゃねーよ。悲しくなるだろ!」「まったくです。期待させといて、あんまりです!」
と、これまた、いつの間にか道重さんのお弁当を開けて嘆き悲しむ辻ちゃんと紺野さん。・・・さっき食ってなかったか?
「ダメ。全然なってない。焼肉ってもんが全っ然分かってない・・・座れ」
と、僕の横から田中さんのお弁当をつまんで半切れになる藤本さん。・・・やばい、目がマジだ。
・・・んー、雛人形しまうの早くても、これじゃみんな嫁に行き遅れるかな、たぶん。
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