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俺と娘。の夢物語〜in 狩狩〜
338 :
とある夢見男1号
:2004/02/14(土) 01:59
今日、仕事も終わって帰ろうとしたその時。
・・・バタッ、バタバタバタッ!
背後から聞こえるけたたましい足音に、僕は思わず振り返る。と、そこには息を切らせた高橋さん。
「・・・はぁ、はぁ・・・い、一緒に帰りましょう・・・」
「・・・お、おう」
高橋さんの何だか有無を言わせない雰囲気に、僕はただ頷くしかなかった。
「それにしても、15人分のチョコは凄かった。みんなでかかっても余ったもんなー」
今日は、恒例のみんなでバレンタインチョコの持ち寄り。さっきまでバクバク食べていた。
「・・・・・・あ」
「・・・どうしたの?」
その時、高橋さんが急にしょんぼりと肩を落とす。気になった僕は、高橋さんの顔を覗き込んだ。
「・・・あ、あの、やっぱり、もうチョコいらんですよね・・・」
「え? うん、まあ・・・い、いや、そんなことないかなー。結構チョコ好きだしなー、ははは」
僕の素直な返事で一気に暗くなる高橋さんを見て、僕は慌てて言葉を訂正する。
「ほんとですか!? 実は、まだあるんです」
そう言ってニッコリ笑顔を取り戻した高橋さんは、大急ぎで鞄をゴソゴソし始めた。
「・・・何で2つ?」
今、僕の手には綺麗に包装された2つの箱。そんな僕の疑問に、高橋さんは恥ずかしそうに口を開いた。
「1つは私の作ったやつで、もう1つはお店で買ってきたやつです。ええと、それで・・・」
そこで、高橋さんは頬を赤くしてさらに口ごもる。
「あ、あの、もし私の作ったやつがまずかったらどうしようって思ったから・・・それで・・・」
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0ch BBS 2006-02-27