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問題小説「娘。が消えた日」
- 1 :0^〜^)津軽産ノニジュース:2005/01/10(月) 09:11
- 昨日のオーディションでは7期該当者0人でしたので残念です。
そこでもし7期合格者が出ていたらどうなっていたのか。
それを小説にしてまとめてみました。
構想期間12日という少なさで批判もあると思うのだが見て下され。
- 2 :0^〜^)津軽産ノニジュース:2005/01/10(月) 09:14
-
−序章 「破滅」−
。
。。。
。。。。。。
。。。。。。。。。。。
「はぁ・・・はぁ・・・」
あれ・・・?私はなぜこんな所にいるのだろう?
一体何があったのだろう?
「嫌・・・私はいつの間にかこんな物を・・・?」
私の手には刃先に血の付いたナイフが握られていた。
そして、私の足元には藤本さんが血まみれになって倒れていた。
「どうしよう・・・私、人を殺してしまった・・・」
何があったのか把握できないまま、私は立ち尽くしている・・・。
- 3 :0^〜^)津軽産ノニジュース:2005/01/10(月) 09:16
- 窓から漏れる月明かりが私を照らしていた。
「は、早く逃げないと大変な事に・・・」
私はこう言うものの、怖くて動けなかった。
しばらくすると、私の部屋に吉澤さんが来た。
吉澤さんは、固まっている私に声をかけて来た。
「麻琴?」
「よ、吉澤さん・・・」
「一体どうしたの?」
「私、怖い・・・」
「怖いって、一体何があったの?」
私は我慢できなくなって、ついに泣き出した。
「ほら、落ち着いて・・・何故こうなったか最初から話してみて」
吉澤さんは私に話し掛けてくれた。
そして、私はこの出来事を最初から話し始めた。
- 4 :0^〜^)津軽産ノニジュース:2005/01/10(月) 09:19
- 〜1時間前〜
私は外に出るのが嫌で、ずっと部屋の中に閉じこもっていた。
時折、電話が掛かってくるが取らなかった。
「ポイントに振り回されるのってもうたくさんだ・・・」
ずっと私はそう思っていた。
しばらくすると、私の部屋のドアを叩く音が聞こえてきた・・・。
思えばこれが悲劇の始まりだった・・・。
- 5 :0^〜^)津軽産ノニジュース:2005/01/10(月) 09:22
- 私は恐る恐るドアを開けた。
「フン、やっぱり出て来たな・・・」
この男みたいな声で初めて味方だと感じた。
そう、藤本さんが私の部屋に来たのである。
藤本さんは私に話し掛けた。
「何でスタジオに来ねぇんだよ・・・」
「嫌です・・・私は外になんて出たくありません」
「何だと!?」
「ポイント制だなんて私には絶えられないの・・・」
「だからと言ってずっと仕事を休むわけにもいかねぇだろ・・・」
「・・・」
私は言葉を失っている。
- 6 :0^〜^)津軽産ノニジュース:2005/01/10(月) 09:26
- 「ほら、わかったらさっさと来るんだよ・・・」
藤本さんは私を部屋の外に出そうとした。
だが、私は聞かなかった。
「ダメ・・・もうたくさんだよ・・・出たくないの・・・」
私はこう言って、藤本さんの手を振り解いた。
「何だよ!小川が来なけりゃ仕事にならねぇよ・・・皆も心配してるんだよ」
「もう嫌なの、こんなの・・・行きたくないよ」
「だ・・・黙れ貴様ぁ!」
藤本さんはこう言うと私の頬を思いきり平手打ちした。
私はビックリして頬を押さえた。
「俺が来いって言ってるんだから素直に来るんだよ!」
藤本さんは怒った声で私にこう言った。
とうとう私はキレてしまい、立ち上がると同時にこう叫んだ。
「なぁ、藤本さんならわかるでしょ?こんな下らない決まりなんて・・・そろそろ考え直せよ!?」
「何!?」
あとは取っ組み合いの喧嘩となった。
そして私は無意識のうちに机の上にあったナイフで、藤本さんの腹を刺した。
「ううぅぅぅぅ〜〜」
藤本さんはこう言って倒れこんだ。
- 7 :0^〜^)津軽産ノニジュース:2005/01/10(月) 09:31
- 「・・・そうか、こんな事があったんだな」
私の話を聞いた吉澤さんはこう言った。
「どうしよう・・・この事が世間に知られたら私は・・・」
私は心配になってこう言った。
「よし、私は救急車を呼ぶから麻琴はこの部屋を片付けておくんだ」
「でも・・・どうやって?」
「私にまかせて・・・」
吉澤さんはこう言うとすぐに救急車を呼ぶため、部屋の外に出た。
*
しばらくすると、救急車のサイレンの音が聞こえてきた。
「救急車が来たよ・・・」
吉澤さんは私にこう言った。
私は吉澤さんに話しかけた。
「吉澤さん・・・藤本さんは大丈夫ですよね・・・?」
「きっと大丈夫よ・・・落ち着いてね・・・」
「うん、でも・・・」
「どうかしたの?」
「本当に大丈夫なのかな・・・それとも自首しようかな・・・?」
「だめ・・・ばれたら私達の将来が台無しになるのよ」
吉澤さんはこう言って私を引き止めた。
こうして、救急車は藤本さんを乗せると、病院へと向かっていった。
- 8 :0^〜^)津軽産ノニジュース:2005/01/10(月) 09:40
- ここは、某所にある病院。
7期メンバーの白井さんは息を切らしながら病室にやってきた。
白井さんはベッドに変わり果てた姿で載っている藤本さんをみて言った。
「美貴さん・・・?」
「遅かったね・・・未央さん?」
「どうして・・・?美貴さんがこんな事に?」
「なーに、安心して・・・ちょっと休んでるだけだからね・・・美貴は」
「・・・」
「フッ・・・突っ走ってきたからね、昔から・・・でもその内普通に起きてくるわ、必ずね・・・」
「そんな・・・」
「死ぬわけないのよ・・・美貴が」
吉澤さんは涙をこらえて白井さんにこう言った。
- 9 :0^〜^)津軽産ノニジュース:2005/01/10(月) 10:51
- そう、すべては半年前の1月・・・
飯田さんが脱退した翌日から始まった・・・
あのいやなマネージャー交代劇があったその日から・・・
- 10 :0^〜^)津軽産ノニジュース:2005/01/10(月) 11:06
- −第1章「新しき娘たち」−
1月31日。
モーニング娘。は飯田さんが脱退し、国分さん、白井さん、辻本さんが加入して16人編成になった。
私たちは都内某所にあるスタジオに呼ばれていた。
「一体何があるというのだろう・・・?」
私はずっとそう思っている。
しばらく待っていると見たことのない男性が現れた。
その男性は私たちに向かってこう言った。
「みんな、始めまして――――」
「はじめまして」
「私は今日からみんなのマネージャーをすることになりました○○○○です」
「はい」
「先日は結成からのメンバーでした飯田圭織さんが脱退しました」
「・・・」
「そして同じ日に3人の新メンバーが加入しましたね」
新しいマネージャーとなった男性は私たちに言った。
- 11 :0^〜^)津軽産ノニジュース:2005/01/10(月) 11:17
- さらにマネージャーはこう続けた。
「そこで、今までの娘たちはいなくなるわけですが、マネージャーも替わるということである試みを行います」
「それは・・・?」
「完全ポイント制であります」
「・・・」
「これはみんなが1回活躍するごとにそれ相当のポイントを給与するという事なのです。」
「活躍ですか・・・?」
「そのとおりです」
マネージャーは私たちに言った。
これが私たちの運命を変える事になるとはこの時点では思わなかった。
- 12 :0^〜^)津軽産ノニジュース:2005/01/13(木) 11:24
- 翌日。
私はあさ美と一緒に都内某所の歩道を歩いていた。
そこで私はあさ美に話し掛けた。
「今日は飯田さんの送別会だね?」
「そう」
「場所は?」
「どこかの会館とは言ってたみたい・・・」
あさ美は言った。
しばらくすると私たちは『花知会館』に到着した。
「ほら、付いたよ」
あさ美はこう言うと早速中に入っていった。
- 13 :0^〜^)津軽産ノニジュース:2005/01/13(木) 11:28
- あさ美が階段を上っていると一人の男性に出会った。
その男性はあさ美に話し掛けた。
「おお、紺野じゃないか・・・」
「どうもお久しぶりです」
「今日はまたどうしたのか?」
「今日はここで集まりがあるの。」
「圭織さんの送別会か?他の関係者はあまり出たがらないけど・・・偉いの〜紺野、この集まりに顔出して損はしないぜ」
「はい、ありがとうございます・・・」
あさ美は言った。
するとあさ美はホールの中に入っていった。
- 14 :0^〜^)津軽産ノニジュース:2005/01/13(木) 11:33
- 実はこの日、私たちが先日新しいマネージャーから受け取ったPDAに連絡が入った。その内容によると
「明日行われる飯田圭織さんの送別会に参加したら10点プラスする」
「その送別会で酔ったらさらに20点プラスの可能性有り」
私はしょうがないと心の中でそう思った。
- 15 :名無し娘。:2005/01/13(木) 22:12
- ポイント制って、仕事と関係ないのかよ
- 16 :名無し娘。:2005/01/14(金) 01:54
- たぶん、これも仕事。
- 17 :0^〜^)津軽産ノニジュース:2005/01/14(金) 10:12
- 参考文献
KC講談社コミックス「GTO」20巻(著:藤沢とおる)
- 18 :0^〜^)津軽産ノニジュース:2005/01/18(火) 10:41
- こうして、飯田さんの送別会は始まった。
司会者であるつんくさんは、始めの挨拶を行っていた。
「飯田さんが脱退して結成当初からのメンバーはいなくなりましたが・・・」
その話をも聞かず、私はあさ美に話し掛けた。
「そこでは必ず酔わなきゃダメかな?」
「たぶん、年齢など関係ないと想いますね。」
あさ美は言った。
しばらくすると送別会は司会者の乾杯の音頭で盛り上がり始めた。
- 19 :0^〜^)津軽産ノニジュース:2005/01/22(土) 09:27
- しばらくすると石川梨華は私に話し掛けた。
「まこっちゃん」
「?」
「今日は時間などを気にしないで楽しんでね」
「わかった」
私はこう言うとグラスに残ったビールを一気に飲み干した。
- 20 :0^〜^)津軽産ノニジュース:2005/01/22(土) 09:33
- 〜新マネージャー○○○○の戦略〜
日本歌謡史上初となるオリジナルメンバー不在のグループとなったモーニング娘。を手直しする方法は次のとおり。
一、一日一日を楽しめ
一、レッスンは週2〜3回行うものとする。他の日は僕と楽しめ
一、依頼は絶対断らない
一、法律などに縛られず、自由に活動せよ
- 21 :0^〜^)津軽産ノニジュース:2005/01/23(日) 09:39
- 送別会は大分楽しく盛り上がってきた。
すると3人の女性が入ってきた。
その内の一人が私に話し掛けてきた。
「あの・・・」
「何ですか?」
「“かじり会館”ってここですか?」
「?」
「ほら、飯田さんの送別会が行われている所ですが」
「はい」
「やっぱりそうだったか・・・」
女性はこう言うと帽子とサングラスを外した。
そう、女性とは松浦さんだったのである。
「麻琴も相変わらず楽しんでいるね」
「松浦さんはどうしたんです?」
「何でも○○さんに呼ばれたんですよ。」
松浦さんは私にこう言った。
- 22 :0^〜^)津軽産ノニジュース:2005/01/23(日) 09:46
- 残り二人の女性も同じように帽子とサングラスを外した。
それは大谷さんと斉藤さんだった。
そして私に話し掛けた。
「小川の新しいマネージャーもすごい事考えるね〜」
「?」
「私たちもここに呼ばれたのよ・・・」
「そう?」
「飯田さんには長いことお世話になったって事でね」
「・・・まぁ、せっかく来たんだから楽しんでいくといいよ」
私は松浦さん達にこう言った。
- 23 :0^〜^)津軽産ノニジュース:2005/01/24(月) 13:13
- しかし、斉藤さんだけは携帯であの掲示板を見ていた・・・。
その内容はこうであった。
川‘〜‘)||の送別会を見守るOFF
201 名前:エージェント・774 :05/02/01 16:40 ID:XXXXXXXX
かじりキタ━━━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━━ !!
202 名前:エージェント・774 :05/02/01 16:41 ID:abcd1234
「花知(かじり)会館」ではモ娘殆ど全員います。
203 名前:川o・-・)<いない! :05/02/01 16:43 ID:Ko/nws2h
・゚・(ノД`)・゚・ 生娘。ですわ・・・
そこで私は斉藤さんに話し掛けてみた。
「斉藤さん」
「?」
「2ちゃんねるですか?」
「そうよ」
「外はどうでしたか?」
「この板に書き込んでいる方がいっぱいいたよ」
斉藤さんは私にこう言った。
- 24 :0^〜^)津軽産ノニジュース:2005/01/25(火) 12:57
- しかし楽しい時間というのは早く過ぎて行く物である。
送別会はもうすぐ終わりの時間となった。
そこで、司会者のつんくさんが舞台に登場してこう言う。
「本日の送別会は終了致します。お帰りの際は足元にお気をつけて下さい」
「は、早いんだな・・・」
司会者の話にあさ美は多少驚いた声で言った。
そしてすぐに外に出る事にした。
私達は席を立つと一斉に外に出ていった。
- 25 :0^〜^)津軽産ノニジュース:2005/02/05(土) 08:51
- ここは、『花知会館』の出入り口前である。
私達はここで軽いお喋りをしていた。
「麻琴はどうする?」
「だからね・・・帰りが心配だけど・・・」
「そうだ、仲のいいメンバーに送ってもらえば?」
「それがいいね」
「じゃあちょっと待っててね」
安倍さんはそう言うと公衆電話の方に向かった。
私はこの様子を黙って見続けていた。
しばらくすると安倍さんが戻ってきた。
そこであさ美は安倍さんに話し掛けた。
「どうだった?」
「OKだって」
安倍さんはこう言った。
- 26 :0^〜^)津軽産ノニジュース:2005/02/05(土) 09:03
- しばらくすると会館内に一台のワゴン車が入ってきた。
そしてワゴン車から一人の女性が降りてきた。
その女性は三好さんで、私達とは「H.P.A.S」で一緒だった。
「なっち久しぶり、H.P.A.S以来だね」
「こちらこそ無理に頼んで悪いね」
「で、今日はどうしたの?」
「麻琴を送ってもらいたいんだけど・・・」
「大丈夫だよ、今日はあたしの部屋に泊めてあげる・・・もう他に予定はないって事もあるから」
「そうですか・・・」
安倍さんはこう言った。
すると安倍さんは私をワゴン車に乗せた。
「じゃあ、あたしはこの辺で帰るね」
「うん、三好ちゃん・・・麻琴の事をよろしく頼む」
「わかった」
三好さんは言った。
するとワゴン車は三好さんの部屋に向かうために走っていった。
−つづく−
- 27 :0^〜^)津軽産ノニジュース:2005/02/07(月) 13:07
- −第2章「高得点の採り方」−
同日夜。新宿歌舞伎町にある某料亭。
娘。の新マネージャー○○は同業者の男性と話を交わしていた。
「では○○さん、初めてのマネージャー業はどうですか?」
「大丈夫のようです」
「貴方様は存続の危機にあるグループ再建のために私らから雇われているのです・・・」
「任せてください、私がきちんと立て直してみせます・・・」
「頼んだぞ・・・全ては貴方様の能力にあるので」
「はい・・・」
- 28 :0^〜^)津軽産ノニジュース:2005/02/12(土) 09:06
- 翌朝。
私は三好さんの声で目がさめた。
「目がさめましたね」
「ここは・・・?」
「あたしの部屋です」
三好さんはこう言うと自分のポジションに戻ってPCを再びやり始めた。
私は早速三好さんに話し掛けた。
「あの・・・」
「どうした?」
「昨日私はどうなったのかな?」
「まこっちゃんは少し飲み過ぎのようでした」
三好さんはインターネットをしながらこう言った。
「では、どのようにしてここに来たのかな?」
「あたしが車で送ってあげたのです」
三好さんは言った。
- 29 :0^〜^)津軽産ノニジュース:2005/02/12(土) 09:57
- しばらくすると私のPDAにまた連絡が入った。
「今日、千葉県浦安市において『Gatas Brilhantes H.P.』対『笑っていいとも!』のフットサル練習試合を行う。」
「5点差以上で勝利なら20点、それ以外の勝利または引き分けで10点プラスする」
「なお、小川麻琴はこの試合より復帰とする」
私は以前同じチームにいたのでよかったと思った。
復帰戦なので私は頑張ることにした。
- 30 :0^〜^)津軽産ノニジュース:2005/02/14(月) 17:22
- 同じ頃。港区にある廃校となった小学校の校舎内。
この場所はBerryz工房の秘密基地。
娘。たち同じようにBerryz工房もマネージャーが替わった。
○○が好きだったビートたけしこと北野武である。
「最近、モー娘。はポイント制とかいって我が物顔で君臨していやがる」
武はBerryz工房キャプテン、清水佐紀にいった。
「何ですか?」
「1回活躍ごとに点数が貰えるってものだ」
「そんなものか?」
「気に入らないから工房全員で…」
「何をするんですか?」
「娘。たちを一気に潰しかけろ」
「わかりました」
佐紀は言った。
- 31 :0^〜^)津軽産ノニジュース:2005/02/15(火) 17:22
- 「あ〜気に入らん・・・どうしてこんな時に召集掛けられなければならないのか・・・」
あさ美はこう言いながら浦安の体育館に向かっていた。
すると、あさ美は佐紀に出会った。
「佐紀ちゃん?」
あさ美が佐紀にこう話し掛けた。
「あさ美さん・・・悪いけどここで寝ててくれ」
「あの・・・」
何か言おうとするあさ美の顔面を、佐紀の裏拳が捉えた。
あさ美はそのまま倒れると気を失った。
- 32 :0^〜^)津軽産ノニジュース:2005/02/19(土) 09:04
- しばらくすると私は浦安市体育館に到着した。
ここには他の娘。たちが来ていたのだが・・・。
「まこっちゃん」
石川さんは私に話し掛けた。
「?」
「あさ美がまだ来ていないの・・・」
「まだ来ていない・・・?珍しいこともあるんだ・・・」
「どうしたのかな?」
石川さんがこう言ったと同時に吉澤さんが来た。
そして私たちにこう言った。
「大変よ」
「どうしたの?」
「あさ美ちゃんが向こうで倒れているの」
「何だって?」
私は驚いた声で言った。
- 33 :0^〜^)津軽産ノニジュース:2005/02/19(土) 09:11
- 私たちはある裏道に到着した。
するとそこにあさ美が倒れていた。
私はあさ美に話し掛けた。
「あさ美・・・大丈夫?しっかりして」
「麻琴・・・?」
「どうしたの?」
「体育館に行く途中・・・佐紀ちゃんに・・・やられた・・・」
「佐紀ちゃん?」
「顔面をやられたの・・・」
あさ美は力ない声でこう言った。
その顔は鼻血まみれで痛そうだった。
- 34 :0^〜^)津軽産ノニジュース:2005/02/20(日) 10:08
- 結局、あさ美はこの日のフットサルの練習試合には出場できない。
私はあさ美の分まで頑張ることにした。
マネージャーはこの様子を見てこう言った。
「まずいぞ・・・紺野ちゃんが壊されるとは・・・」
「何でもBerryz工房のメンバーがやったそうです」
亀井絵里はマネージャーに言った。
- 35 :0^〜^)津軽産ノニジュース:2005/02/20(日) 10:15
- この日の試合は2対1で私たちが勝った。
あさ美が出られなかった分、みんなも頑張った。
試合終了後、私たちはマネージャーに呼び出された。
「紺野ちゃんの事なんだが・・・」
「はい」
「何でも私のやる事に不満を持つ人がやったようだ」
「そうですか」
「そこで、私が復讐(リベンジ)決めんぞ?」
マネージャーは私たちに言った。
- 36 :0^〜^)津軽産ノニジュース:2005/02/23(水) 11:20
- 再びBerryz工房の秘密基地。
武はメンバー達にこう言った。
「佐紀が頑張ったお陰で、娘一人を潰す事が出来た」
「はい」
「この調子で頼みましたぞ」
「わかりました…子役が一番偉い事を証明してやりますよ」
佐紀は言った。すると…
「それは調子が良すぎるんじゃないか…?」
○○の声がどこからか聞こえてきた。
- 37 :0^〜^)津軽産ノニジュース:2005/02/26(土) 08:52
- 「誰だい?」
武は声のした方を向いてこう言った。
すると○○はこう言いながら現れた。
「別に名乗るほどの者じゃないんだが…」
「ああ、貴方はモー娘。の新しいマネージャーさんですか」
「私が好きなタレントだった人がどうしてここに?」
「副業として始めたのさ」
「それはそれとして私の所の事だが」
「どうした?」
武は言った。
- 38 :0^〜^)津軽産ノニジュース:2005/02/27(日) 10:22
- すると○○は武にこう言った。
「なぜ紺野ちゃんを潰したのかね?」
「さあ?」
「今日は大事な仕事があったんだよ」
「そうだ…その事だが」
「?」
「手直しとか上手いこと言って本当は娘たちを自分の物にしようって魂胆じゃないかな?」
「何?」
「この方法はもう効かないです…最近は子役が一番出来るって事だよ」
武は言った。
- 39 :0^〜^)津軽産ノニジュース:2005/02/27(日) 10:33
- すると佐紀は○○にこう言った。
「武さんの言う通りだよ」
「清水か?」
「今までの娘たちはすごく良かったですよ?みんなよくがんばったから」
「それは…」
「でも今は新メンバーが18歳以上しかいないって事だよ…」
「それを私が育ててやってるんだ、今までの娘に戻すために」
「ポイントを付けると元に戻るのかな?そんな事をして大丈夫か…」
佐紀は言った。
すると○○は佐紀の髪を掴んでこう言った。
「な…何を話しているんだ、この化け物が…私のする事に不満があるのかい?」
「いや…それは…」
佐紀がこう言い終わらない内に○○は佐紀の腹に3発ほどパンチを見舞った。
「!?」
佐紀は何も言えずに倒れこんだ。
- 40 :0^〜^)津軽産ノニジュース:2005/03/03(木) 10:35
- 武はこの場面を見てこう言った。
「ほう、少しは骨のある人なんだな…」
「今のは紺野ちゃんと他のメンバーの分だ…この痛みを胸に明日からも頑張るといいのだ…」
○○はこう言うと静かにこの場を後にした。
- 41 :0^〜^)津軽産ノニジュース:2005/03/05(土) 09:15
- −第3章「石川との別れ」−
梨華さんがモー娘。に入ったのは5年前の事。
私が加入する以前に入ってきた。
マネージャーが変わる前から梨華さんには大変お世話になってきた。
でもそれも、あと1ヶ月でおしまい。
あと1ヶ月で梨華さんは娘としての活動を終えるのだ。
- 42 :0^〜^)津軽産ノニジュース:2005/03/12(土) 09:00
- 私は○○マネージャーに梨華さんとの共同生活を命じられた。
残り1ヶ月をすごしてもらおうというのだ。
何でも、7期生のレッスンを強化することらしい。
私は梨華さんに話し掛けた。
「梨華さん」
「?」
「これからもよろしくね」
「こちらこそ」
梨華さんは私にこう言った。
- 43 :0^〜^)津軽産ノニジュース:2005/03/30(水) 10:13
- 作者は現在NES(ファミコン)などのエミュレータにハマっております。
再開までしばらくお待ちください。
- 44 :0^〜^)津軽産ノニジュース:2005/05/05(木) 17:52
- 5月7日にこの作品は復活します。
- 45 :名無し娘。:2005/05/05(木) 18:50
- 高まる期待
- 46 :0^〜^)津軽産ノニジュース:2005/05/07(土) 18:50
- だが、矢口さんがマネージャーに脱退を要請してきたのは14日のこと。
原因は一部で熱愛が報じられたからである。
私たちにも激震が走った。
- 47 :0^〜^)津軽産ノニジュース:2005/05/14(土) 09:24
- 翌朝になって、私達はマネージャーに呼ばれたのだ。
マネージャーは私達に言った。
「矢口の芸能生活を奪った男とは人気俳優だそうだ。」
「それで?」
「浜崎組の幹部とも親しみのあるという事だが」
「また浜崎か・・・」
「今度の新曲で一気に浜崎討ちと行こうぞ」
「はい」
そこから私達の反撃が始まった。
- 48 :0^〜^)津軽産ノニジュース:2005/05/14(土) 09:42
- モーニング娘。の新曲「大阪 恋の歌」がオリコン1位を獲得したのがその1週間後であった。2位の浜崎とは大きく差をつけての1位。
これは即ち、娘。の復活の序曲でもあったという。
娘。達のライバルでもあるBerryz工房も結成以来初めての6位を獲得。
これですべてがうまくいくはずだった・・・。
- 49 :0^〜^)津軽産ノニジュース:2005/05/20(金) 10:01
- そして、5月7日。
石川さんの卒業ライブの日である。
このライブではメンバーみんなが悔いの残さないようがんばった。
ライブが閉会すると、石川さんは5年間の活動に終止符を打った。
- 50 :0^〜^)津軽産ノニジュース:2005/05/20(金) 10:12
- 第4章からは趣向を変えてみます。
小川に刺された藤本が亡くなり、その小川は逮捕。
そんな中で娘達のライバルであるBerryz工房から昇格した2人のメンバー。
「不慮の事故をこれ以上起こすまい…」そんな思いをしている娘達にまた新たなる衝撃が走る。
上戸彩率いる「汐留連合」との対立…
「伝説の自転車(チャリ)」を巡る闘争…
7期メンバーの辻本はるかが中心となり、娘としての生活を生きてゆく。
第4章「楽園〜辻本はるかの時代〜」乞うご期待
- 51 :0^〜^)津軽産ノニジュース:2005/05/23(月) 11:29
- −第4章「楽園〜辻本はるかの時代〜」−
「残念ながら、藤本さんはたった今…」
医師の無情な言葉が、私(辻本はるか)の胸に深く突き刺さる。
泣き崩れる他のメンバー達。
吉澤さんは取り乱している。
「…そんな事ない!美貴さんが死ぬなんて」
私はこう言いながら美貴さんの体を何回も揺すってみた。
しかし何の反応もなかった。
私は改めて、今の状況を知った。
- 52 :0^〜^)津軽産ノニジュース:2005/05/25(水) 11:34
- 翌日。
麻琴さんは私に付き添われ、警察に自首した。
麻琴さんはその場で逮捕された。
○○マネージャーはこの場面を見てこう思った。
「ちょっと大変な事が起こったが、ここから巻き返しを図るとするか」
私が警察署から出るとマネージャーは私にこう言った。
「辻本さん、これからちょっと付き合ってくれ」
「わかりました」
私はこう言うとマネージャーと共にある場所へ向かった。
- 53 :0^〜^)津軽産ノニジュース:2005/05/30(月) 11:27
- 私はマネージャーの運転する車に乗っていた。
マネージャーは私にこう言った。
「いいか、この道はBerryz工房のメンバーが通る道であるぞ」
「そうですか」
「すでにそのメンバーは私たちの所に昇格が決まっている」
「それで…」
「どの方法を使ってでも連れてくるのだ」
「わかりました」
私は言った。
しばらくすると嗣永桃子が歩いてくるのが見えた。
「嗣永だ、間違いないぞ」
マネージャーは言った。
- 54 :0^〜^)津軽産ノニジュース:2005/06/05(日) 09:17
- 「昇格が決まっているとも知らずにいいカッコしてるじゃないか」
「ついに見つけましたね〜」
「よし、後ろから近づいて捕まえるのだ」
「わかりました」
私は言った。
すると私は嗣永桃子の顔を塞ぐといそいでマネージャーの車に乗せた。
「行くぞ」
マネージャーは言った。
すると車は在る場所へと向かった。
- 55 :0^〜^)津軽産ノニジュース:2005/06/06(月) 11:29
- 私たちはマネージャーの家に到着した。
その中に入るとすでにリーダーの吉澤さんや他のメンバーが来ていた。
吉澤さんは桃子にこう言った。
「娘。へようこそ…ワシが娘。のリーダー吉澤ひとみじゃ…」
「…」
「アンタも知ってのとおり私たちグループは大変な事になっておる」
「それで…私に何をしろと?」
「娘。に来てほしいんじゃ」
「なぜそんな事を!?」
「残念ながらアンタの親御さんや工房の仲間にも話を通してある…断ったら大変なことになるぞ」
「そんな勝手な事を…許さん!」
桃子はこう言うと吉澤さんに殴りかかった。
「仕方ないな…こうなりゃ力ずくでも入れてやる」
吉澤さんはこう言った。
- 56 :0^〜^)津軽産ノニジュース:2005/06/06(月) 11:35
- 「なぜなんだ…なぜアンタがこんな事しちゃうんだ…」
桃子は吉澤さんに捕まったままこう言った。
すると吉澤さんはこう言った。
「いくら騒いでも隣には聞こえないぞ…この家は防音効果があるからな…」
「そんな…」
「石村は簡単にOKしてくれたんだ…後は桃子だけだ」
「舞波が?」
「そうだ…今の私たちの状況を知ってすぐにOKしてくれたんだ」
「そういう事なら私も入るから離してくれ…」
桃子は言った。
すると吉澤さんは桃子を解放した。
- 57 :0^〜^)津軽産ノニジュース:2005/06/07(火) 11:25
- すると部屋の中に石村舞波が入ってきた。
「おいおい…何しよんなおどれらぁ…」
舞波はこの場面を見てこう言った。
「桃子がなかなかウチに入らんからこうしただけだ」
「はぁ終わりか?」
「そうだな…これで工房からは二人目であるぞ」
マネージャーは言った。
- 58 :0^〜^)津軽産ノニジュース:2005/06/15(水) 09:01
- 家の外では上戸彩が中の様子を見ていた。
「モー娘。とはこんな事もするか…よし、ここで戦争の準備と行くか」
彩はこう呟いた。
- 59 :0^〜^)津軽産ノニジュース:2005/06/20(月) 11:41
- 翌朝。
私たちは赤坂の新スタジオに来ていた。
今までのスタジオではなく、ここ赤坂で新しい仕事に取り組むというのだ。
しばらくするとマネージャーがスタジオの中に入っていった。
そしてマネージャーは言った。
「今日からここを新しいスタジオとする」
「?」
「最近上戸彩を始めとする『汐留連合』が活躍を始めたらしい」
「それで?」
「私たちも負けないように頑張ろうではないか」
「わかりました」
私は言った。
- 60 :0^〜^)津軽産ノニジュース:2005/06/22(水) 11:38
- ここから伝説のアイドル「岡田有希子」が所有していた“伝説の自転車(チャリ)”を巡る争いが始まった。
私は舞波と一緒に後楽園にあるホテルの一室に来ていた。
そこで私は舞波に話し掛けた。
「わざわざこの場所まで来てもらってすみませんです」
「で…話ゆうのは何なら?」
「この抗争にはあの新潟最大のグループが参戦するらしいです」
「どこや?」
「長岡瑛李庵倉珠と言ってたようです」
「そりゃあの久住小春がおる所な?」
「何でも『伝説の自転車』を取ったら一番になれるらしいのですよ」
「ワシらは何としてもそれを守ったるんじゃ…」
舞波は言った。
- 61 :0^〜^)津軽産ノニジュース:2005/07/05(火) 11:31
- 「くそっ…美貴さんを殺った小川は絶対許せねぇ…出所したらやっつけてやる」
村上愛はあの事件以来こう思っていた。
それは愛本人にも凶暴性が芽生えていく瞬間でもあった。
そこで、愛は℃−uteのメンバー達にこう言った。
「℃−ute全員で伝説の自転車を手に入れて力をつけるんだ」
「へい!」
「二度とあんな事を起こさないために、皆の力を貸すのだぞ」
「へい!」
メンバー達は全員こう言った。
- 62 :0^〜^)津軽産ノニジュース:2005/07/08(金) 10:30
- 「ハロー!プロジェクト暴走の謎!!」という記事がゴシップ雑誌に掲載された。
元メロン記念日のメンバー村田めぐみ容疑者は先月23日、同じメンバーであり、リーダーの斎藤瞳さんを沖縄県恩納村のまつり会場で暴力をはたらき、
異常に気が付いた周囲が石川署に通報、駆け付けた警察官に逮捕された、と記事には書かれていた。
「どうしろというのか!」
その雑誌をみていたW(ダブルユー)の辻希美はこう呟いた。
そこで私は希美に話し掛けた。
「希美さん」
「?」
「私はつまらん事をいいました・・・」
「何もはるかさんが謝る事はない」
「ハロプロの中で最初に消えたのがメロンの連中だったから・・・とりあえず残りのメンバーだけでもやらしてください」
「いや、その必要はない」
「え?」
「○○という人がそれを保護してるんだ」
希美は言った。
- 63 :0^〜^)津軽産ノニジュース:2005/07/08(金) 10:42
- さて、ここは○○の夢の中。
そこでは○○が故郷、沖縄の伊是名島で軽トラックに載っている爆弾の模擬品を見てこう言っていた。
「ば、爆弾・・・ぼくの爆弾」
○○はこう言いながら軽トラックに近寄った
「おい、止めろ・・・何をするんだ」
軽トラックの所持者である若者はこう言って○○を阻止した。
○○と若者がもみ合いになっている内に爆弾の模擬品は軽トラックの荷台から落ちた。
○○はそれを取ろうとするのだが若者の運転する軽トラックに邪魔された。
- 64 :0^〜^)津軽産ノニジュース:2005/07/08(金) 10:49
- 「○○さん?」
大谷雅恵の声で○○は目覚めた。
「・・・どうかしたんですか?」
雅恵は○○にこう話し掛けた。
すると○○はこう言った。
「・・・やっぱり私はおかしいのかな」
「?」
「最近、自分で自分がよくわからなくなった・・・」
○○はこう言った。
すると柴田あゆみは○○にこう言った。
「大丈夫ですよ・・・」
「?」
「あの事は忘れたほうがいいんですよ」
「わかった・・・」
○○は言った。
- 65 :名無し娘。:2005/07/26(火) 15:25
- ○○?
- 66 :0^〜^)津軽産ノニジュース:2005/07/30(土) 09:16
- 第5章の予告
ついに本格派した伝説の自転車を巡る闘争。
そんな中新潟・長岡から県内最強のチームが参戦する。
そしてマネージャーである○○の本名と過去が明らかになる。
混乱が続く中ついに村上愛率いる℃-uteが動き出した。
第5章「鬼の眼〜闘争本格化〜」は間もなく公開。
- 67 :0^〜^)津軽産ノニジュース:2005/08/13(土) 09:16
- −第5章「鬼の眼〜闘争本格化〜」
神奈川・横須賀の電器量産店。
ここには是永美記が働いていた。
私はその人に話を伺っていた。
「実は私の兄さんがあなた方のマネージャーをやらしてもらってると聞いたんですが大変なことばかりで・・・」
「他の芸能人達と抗争みたいなことをしてるとも聞いたんです」
美記はこう話した。
- 68 :0^〜^)津軽産ノニジュース:2005/08/13(土) 09:24
- 再びここは都内某所。
℃-uteのメンバーは元の同僚達と勝負をしていた。
「なぜなんだ?村上までこんなことしちゃうのか・・・?」
嗣永桃子は傷だらけの体で村上愛にこう言った。
「悪く思うな・・・伝説は一番先に私達がいただくのだ」
「やめてくれ・・・私達は仲間だったじゃないか」
「それは今までの話で今は違うのだよ」
愛は言った。
- 69 :0^〜^)津軽産ノニジュース:2005/08/23(火) 09:11
- 「…待ってください、村上さん」
どこからか声が聞こえてきた。
「誰?」
愛は言った。
すると元娘である人たちが現れた。
W(ダブルユー)の辻希美と加護亜依、そして飯田圭織に美勇伝の石川梨華である。
「おぉ、みんな」
桃子は言った。
すると希美は愛にこう言った。
「そんな事をしても何も無いよ」
「どうして?」
「戦いはやりたくないといってるのだ」
「いや、伝説を手に入れるなら仕方の無いことだ」
愛は言った。
- 70 :0^〜^)津軽産ノニジュース:2005/08/31(水) 08:59
- すると舞波が愛達の所へやってきた。
「そんなに慌てていったいどうしたのだ?」
愛は舞波に言った。
すると舞波はこう言った。
「愛理がやられよったで」
「何?」
「何でも父親に暴行されたぁゆぅて…」
「暴力か?」
「今は病院におるらしいんじゃ」
「わかった」
愛は言った。
- 71 :0^〜^)津軽産ノニジュース:2005/09/12(月) 09:37
- ここは、都内にある某病院。
愛達はこの中にいた。
そこで愛は言った。
「普通あんなに殴られたら死んでたぞ・・・」
「なのに重症で済むとはね・・・」
「で、愛理の父親はどうしたんなら?」
「今刑事達に連れられていったよ」
愛は言った。
- 72 :0^〜^)津軽産ノニジュース:2005/09/12(月) 11:20
- 一週間後。
舞波が卒業する前日。
娘。達は赤坂のスタジオで最終調整に入っていた。
マネージャーの○○もそれを見守っている。
するとその雰囲気を壊すような声が聞こえてきた。
そう、プロデューサーのつんく♂だった。
「みんな、大変だ!」
「どうした?」
「テレビを見てみろ」
「何かあったのか?」
○○はテレビを見てみた。
すると武装集団がテレビのスタジオに現れたのである。
「青春を謳歌してる平和ボケな諸君に告ぐ・・・今からこのTV局は我々が乗っ取った・・・」
「何だと!?」
「今からここにいる芸能人・有名人200人を人質と致す」
武装集団のリーダーらしき人は言った。
- 73 :0^〜^)津軽産ノニジュース:2005/09/12(月) 11:32
- 「兄さん」
是永美記はスタジオ内に入ってきた。
「美記か?」
「今乗っ取られてるTV局はUBSだ」
「何?」
「今まで『オールスター毛遊び』という番組をやってたんだが」
美記は言った。
すると人質に銃を向けていた武装集団のリーダーはこう言った。
「人質を解放したければ、次の事に従うことだ」
「何だ?」
「一つ、Berryz工房の遊び頭である石村舞波の卒業撤回をすること」
「?」
「一つ、UBSの一億円分の株券を用意すること」
「・・・」
「以上である。今から24時間待つが、もしそれまでに用意できなければ・・・」
リーダーはこう言うと同時に銃を乱射した。
その弾はモニターに当たる。強烈な火花と共にそれは爆発した。煙が治まるとモニターは只の鉄の残骸と化した。
「人質200人はこのモニターのようになるぞ・・・先に言っておくが警察やヒーローに通報しても同じ事になる」
リーダーは言った。
- 74 :0^〜^)津軽産ノニジュース:2005/09/12(月) 11:41
- 同じ頃。
調布市にあるUBSの第4スタジオ。
矢口真里と美勇伝の3人は『オールスター毛遊び』という番組に参加していた。
美勇伝の岡田唯が『Period.2』のトップ賞になったとの事でボーナスクイズに挑もうとした矢先に武装集団が乱入したのである。
当然、真里達も人質になった。
司会者の島田紳介やアシスタントの島崎和歌子も同様に人質になっている。
「何でだ・・・何でこんな事になったんだ・・・」
唯はこう思った。
- 75 :0^〜^)津軽産ノニジュース:2005/09/20(火) 11:30
- さらにリーダーはこう続けた。
「それから、モーニング娘。の新マネージャーである是永灰二」
「私の事か・・・」
「そんなに学力が必要なら無理して入れる必要はないぜ」
「・・・」
「では、楽しみにしているぞ・・・」
リーダーがこう言い終わったと同時にTV画面は「しばらくお待ちください。」と書かれている画面に切り替わった。
「あの方が何故私の名前を知っているのか・・・」
灰二はこう言った。
- 76 :0^〜^)津軽産ノニジュース:2005/09/30(金) 11:03
- 灰二はしばらくするとBerryz工房のマネージャーである武に連絡を入れた。
「武さん、大変です」
「そうですな・・・」
「舞波のためにTV局が乗っ取られているのだが・・・」
「警察等に通報も出来ないそうですな」
「そこで今から私が尋ねてきます・・・どうにかして対策を相談しましょう」
「他の娘達は待機させるのかい?」
「残念だがそれしか方法はない」
「わかった、待ってるので来て下さいよ」
武がこう言った途端、電話は切れた。
灰二はすぐに武のいる家へと向かった。
- 77 :0^〜^)津軽産ノニジュース:2005/10/02(日) 08:55
- 灰二は武の家に到着した。
家の前には武が待っていた。
「待ってましたよ・・・」
「あれから何か動きはありました?」
「まだありません・・・では早速中に入りましょう」
武はこう言うと灰二を家の中に入れた。
- 78 :0^〜^)津軽産ノニジュース:2005/10/02(日) 09:06
- 家の中では灰二と武が話し合っていた。
「あの武装集団は何故私の名前を知っていたんでしょう・・・」
「どうやら貴方と深い関係にあるのでは?」
「それは置いといてこれからどうしようか考えましょう」
「こうなったら私達がUBSに乗り込んで武装集団と戦うか」
「そういう手もあるようだが・・・」
「何か問題でも・・・?」
「警察等にも通報できないぐらいだから私達が乗り込んで逆に捕まったら・・・?」
「その時は大丈夫だ・・・ちゃんと手は打ってある」
灰二は言った。
- 79 :0^〜^)津軽産ノニジュース:2005/10/02(日) 09:27
- しばらくすると「しばらくお待ちください。」と出たまま動かなかったTV画面が再びついた。
画面には武装集団のリーダーが映っている。
「TVを見ているみんなに忠告する」
「何だ?」
「今から犯行声明文をこの番組の司会者とやらに読ませる・・・よく聞け」
リーダーはこう言った。
しばらくすると司会者の島田紳介が画面中央に現れた。
と同時に武装集団が出した犯行声明文を読み始めた」
「TVの前の人民に告ぐ。我々は武装集団『瑛李庵倉珠』である。今から我々の出す要求に従えば人質は解放する」
「一つ、学業専念を理由に脱退が決まっているBerryz工房の石村舞波を残すこと」
「一つ、UBSの一億円分の株券と東京脱出用の小型飛行機を用意することだ」
「これらを明日の夜9時までに用意できなかった場合、想像できない地獄絵図がお茶の間に流れることとなる」
島田は犯行声明文を読み終えた。
さらにリーダーはこう続けた。
「我々と人質200人は今から休憩させる・・・何かを口にさせないと監禁という事でまずいからな・・・」
「・・・」
「それとモー娘。マネージャーとBerryz工房のマネージャーよ、このTVを見ているかも知れないので忠告しておく」
「何だ?」
「明日の朝一番にUBSの第4スタジオに来るのだ。」
「?」
「我々のいるスタジオだ・・・ここで駆け引きと行こうじゃないか」
「・・・」
「では、待っているぞ」
リーダーはこう言った。
すると画面は再び「しばらくお待ちください。」の画面に切り替わった。
- 80 :0^〜^)津軽産ノニジュース:2005/10/02(日) 09:39
- 町田市近郊にある市営アパートの一室。
℃-uteのメンバー全員がいる部屋でもこの事態を見ていた。
村上はこれを見ながらこう言った。
「とうとう瑛李庵倉珠も動き出したな・・・」
「生放送を乗っ取るとはなかなか大胆なことをするな」
「でも、待てよ・・・何かおかしくないか?」
「何が?」
「武装集団の一人が何やら小川そっくりな体型だったが?」
「・・・みたいですね」
「まさか瑛李庵倉珠の面々は出所したての小川を拾ったのでは?」
「それは分からない・・・」
村上と一緒にいた矢島舞美はこう言った。
- 81 :0^〜^)津軽産ノニジュース:2005/10/03(月) 11:09
- UBSの第4スタジオの隣にある休憩所のような所に人質は送られた。
ここでは只ならぬ雰囲気に包まれた。
シェフ達も暗い表情のまま料理作りに没頭していた。
「よーし、みんなはここで15分間休んでいいぞ・・・ただし守ってほしいことがあるからよく聞けよ」
リーダーは人質に言った。
「一人でも逃げる素振りを見せたら構わず発砲する」
「我々がよしと言うまでこの場を離れるな」
リーダーが話を続けている間、唯は隣にいた三好絵梨香に話し掛けた。
「どうしたの?絵梨香・・・具合でも悪いの?」
「・・・」
絵梨香は何も言わず首を横に振った。
- 82 :0^〜^)津軽産ノニジュース:2005/10/11(火) 11:02
- 「?」
リーダーは何かの気配を感じた。
と同時に唯達に話し掛けた。
「そこ!今何話していた?」
「・・・」
唯は何も言わず黙っていた。すると・・・
「スパイめっ!」
リーダーはこう叫ぶと同時に銃を乱射した。
その弾は屋台にいたシェフに直撃した。
撃たれて力尽きたシェフはそのまま鉄板に顔をつけて倒れた。
「きゃあああっ!」
人質達はそれを見て絶叫した。
「いいか?君達はすでに我々に捕らわれている・・・変な素振りを見せない事だ」
リーダーは人質達にこう言った。
- 83 :0^〜^)津軽産ノニジュース:2005/10/23(日) 10:11
- 同じ頃、灰二は次の内容のメールをみた。
TO:momusu-xxx@dream.com
FROM:chop0418@freasheye.com
SUBJECT:Re:我に力を。
>元気?
>私はもう駄目です。助けて…
>では
あの武装集団のことだな?あれは私もTVで見たよ。
こうなったら私も一緒に戦いましょう。
明日は一緒にUBSに乗り込もう・・・
「斉藤だな?このメールを送ったのは・・・」
灰二はこう呟くと早速翌日の準備を始めた。
- 84 :0^〜^)津軽産ノニジュース:2005/10/23(日) 10:29
- しばらくすると武は灰二に話し掛けた。
「どうした?」
「明日、私達と戦いたい人が現れたようだ。」
「?」
「おそらく、その人は斉藤だと思うが・・・」
「それはいい考えだ・・・明日は3人で武装集団に立ち向かうぞ」
武は言った。
するとTV画面には再びあのスタジオが映った。
画面にはリーダーが映っている。
そのリーダーはこう言った。
「人質200人は再びこの場所に戻した・・・」
「?」
「今時間は午後9時47分を回ったところだ。我々はこの時間をもって一時休戦とする」
「何だ?」
「午後9時54分・・・即ち5〜6分後には我々のやっている事を報道番組として流すぞ・・・それではまた明日の朝にお目に掛かろう」
リーダーがこう言うと画面には「オールスター毛遊び'05秋 END」の文字と共にUBS上空の映像が出た。
「放送局が乗っ取られました・・・この後は報道特別番組をお送りします」
ニュースキャスターがこう言うとTV画面は何もなかったかのようにCMが流れ出した。
- 85 :0^〜^)津軽産ノニジュース:2005/10/29(土) 09:06
- 第6章の予告
テレビ局であるUBSが乗っ取られた事で本格派した抗争。
別のテレビ局でも同じ内容の特別番組が放送されている中OB達は立ち上がった。
新旧メンバーの戦いが始まる。
しかし武装集団の中に、逮捕されたはずの小川麻琴が入っていた。
一体どうなってしまうのか・・・
第6章「逆転の鬼〜調布抗争編〜」は間もなく公開。
- 86 :名無し娘。:2005/10/29(土) 12:23
- 高まる期待
- 87 :0^〜^)津軽産ノニジュース:2005/11/02(水) 16:33
- −第6章「逆転の鬼〜調布抗争編〜」−
午後9時54分になった。
TVではDHKを初めとする放送局全体が特別番組を始めた。
私は赤坂のスタジオ内にいた。要するにマネージャーからの連絡が来るまで帰れない状況である。
そこで私はTVのチャンネルをお台場テレビに合わせてみた。
「えー、『プレミアム洋画劇場』の途中ですが、ここからの時間は予定を変更しましてUBS占拠事件関連のニュースをお伝えします。」
それを見て私はこう呟いた。
「どのチャンネルも同じ番組だ・・・」
私は次に日之本テレビを合わせてみる。
「こんばんわ。時刻は午後9時54分になりました・・・この時間は予定を変更致しましてテレビ局乗っ取り事件の速報をお伝えします。『エンタの黒幕』はお休みします。ご了承下さい。」
次にテレビ新麻布に合わせた。
しかしここだけは普通の番組が放映されていたが、L字で事件の現状況が紹介されているだけだった。
TVから離れると私はマネージャーからの連絡を待ってみた。
- 88 :0^〜^)津軽産ノニジュース:2005/11/05(土) 10:09
- 同じ頃。
灰二はまだ武の家にいた。
TVではあの特別番組が放映されている。
「人気グループ、モーニング娘。・・・このグループは今年、すごい行動を発動した・・・」
聞いた事のあるナレーションが出てきた。
映像では『Hello!Project2005Summer』の様子が映し出された。
「得点制である。実はこの制度で娘達は復活の予感が出てきた・・・」
「しかし、グループ内で起きた事件をきっかけに再び堕落していく・・・これは娘達の今までを綴ったドラマである・・・」
このナレーションを聞いていた武はこう言った。
「これはDHKの番組と同じだ・・・」
「他のバラエティー番組でも同じことするのは見た事があるが・・・」
灰二は言った。
しばらくするとTV画面ではあの音楽に乗せて『プロジェクトM−俺の仲間たち−』というタイトルが出てきた。
- 89 :0^〜^)津軽産ノニジュース:2005/11/11(金) 11:42
- ♪風の中のすーばるー 砂の中のぎーんがー
(平成17年初頭 ある男の登場)
♪みんなどこへいったー みおくーられーるこーとーもーなくー
(存続の危機に晒されたグループ再建へ)
♪草原のペーガーサスー 街角のヴィーナスー
(謎の得点制 立ち直りつつある娘達)
♪みんなどこにいったー みまもーられーるこーとーもーなくー
(久しぶりのオリコン1位獲得)
♪地上にあるー星を 誰も覚えーていなーいー 人はー空ばーかーりみーてるー
(しかし 事態は急変した)
♪つーばーめーよー たかーいそーらかーらー おしーえーてーよー ちーじょーの ほしーをー
(再び立ち直せるか 元の状態に)
♪つーばーめーよー 地上のー星ーはー いまーどーこーにー あーるーのーだーろうー
タイトル「人気グループ再建作戦〜あの活躍を再び取り戻せ〜」
- 90 :0^〜^)津軽産ノニジュース:2005/11/13(日) 09:13
- 「こんばんわ」
TV画面中央にこの番組の司会者とアシスタントが現れてこう言った。
3人は挨拶の後話を続ける。
「えー、我らUBSのスタジオが武装集団に占拠されました・・・」
「そこでこの時間は同じUBSの報道スタジオからお送りします」
TV画面を見ていた灰二は武に話してみた。
「やはりDHK教育と関東放送以外この手の番組だな」
「そうですな」
「テレビ新麻布では通常どおり『土曜スペシャル』という番組を行っているが」
「何か違いでも?」
「L字で今の状況を伝えているのだよ」
灰二は言った。
- 91 :0^〜^)津軽産ノニジュース:2005/12/03(土) 08:56
- 再び第4スタジオ。
逮捕されたはずの小川麻琴はこう言った。
「ベタなモーニング娘。は私が消してやる・・・」
「そう焦るな。明日の朝にすべて我々の指示の元消させてあげるよ」
「ポイントで私を束縛したグループはいらねえ・・・」
「そなたもそう思われですか」
「そうだ・・・あんなグループは私たちの手で消してやる」
麻琴は言った。すると・・・
―ベタなグループでも、怒るときは怒るもんだよ・・・
どこからか聞き覚えのある声が聞こえてきた。
- 92 :0^〜^)津軽産ノニジュース:2005/12/08(木) 09:39
- 「誰だ?」
麻琴は言った。
すると、私はこう言った。
「今まで私達の仲間だったのにこのような迷惑な事するのかい?」
「?」
「丁度マネージャーから出動命令が出て、いまここに私達がいる」
「自ら罠にかかったとはな・・・明日の朝を待つ手間が省けたものだ・・・」
武装集団のリーダーはこう言った。
その後私は捕らわれていた人質を解放した。
- 93 :0^〜^)津軽産ノニジュース:2005/12/08(木) 10:34
- 「ワシゃあすでに堀越の方に転校したで・・・」
舞波はそう言うといきなり第4スタジオに入ってきた。
「?」
「ワシのためにこんな事になると思ったんじゃ」
「何だそれは?初めて聞くぞ・・・」
「ワシはあれから芸能活動との両立が可能な堀越の中等部に転校した」
「武さんが後押ししたんですよね・・・」
「これ以上はおどれらの好きにはさせん!ぶっ殺してやる゛あっ!」
舞波はこう言うと武装集団に立ち向かっていった。
「よし、みんな・・・舞波に続け」
私は他の娘達に声をかけた。
- 94 :0^〜^)津軽産ノニジュース:2005/12/09(金) 13:08
- 「えー、たった今第4スタジオの方で動きがあったようです・・・」
TVでは報道番組のアシスタントがこう言っていた。
「ほら、私たちの娘が動き出したぞ」
「よし・・・私も動き出そう」
武は灰二に言った。
「この番組の題材となっているモーニング娘。の皆さんが第4スタジオに乗り込み、武装集団と戦っている模様です・・・」
TV画面ではまさに娘たちが武装集団と戦っている様子が映し出された。
- 95 :0^〜^)津軽産ノニジュース:2005/12/27(火) 09:44
- 「ガキの遊びの範囲を越えたぞ…生放送を乗っ取ったんだから」
私は武装集団の人達にこう言った。
「娘達の法律により君達を裁く」
吉澤さんもこう言っていた。
するとマネージャーが仲間と一緒にこのスタジオに来た。
- 96 :0^〜^)津軽産ノニジュース:2005/12/31(土) 13:19
- 「よくやったぞ、辻本さん…後は私達に任せよ」
マネージャーは私に言った。
「武装集団め…次は私共が相手だ」
「なるほど、みんなして殺られにきたとはな」
「娘。達を敵に回してただで済むとは思ってないな?」
「そうだ…みんなを一網打尽にしてやるぞ」
武装集団のリーダーはこう言った。
すると、マネージャーは他の娘に言った。
「さあ、行くぞ」
「わかりました…」
他の娘達もこう言った。
- 97 :0^〜^)津軽産ノニジュース:2005/12/31(土) 13:22
- 私はあれから何が起こったのかわからなかった。
ただ覚えていることはみんなが武装集団に勝ち、身柄を警察に引き渡した事だけである。
こうして、私達の長い一日は終わった。
- 98 :0^〜^)津軽産ノニジュース:2005/12/31(土) 13:29
- 第7章の予告
武装集団に勝った娘達だが、そこに新たな敵が現れた。
舞台は沖縄県美浜。
「モー娘。ハロー連合会」までもが伝説を獲ろうとしているのだ。
地元のイベントで次の戦いが待ち受ける。
激戦の予感が巻き起こる。
第7章「南国の決闘!沖縄アウトロー伝説」は年明け公開予定。
- 99 :0^〜^)津軽産ノニジュース:2006/01/06(金) 17:33
- −第7章「南国の決闘!沖縄アウトロー伝説」−
武装集団との戦いから一ヶ月経った。
私たちの新曲である「直感2〜逃した魚は大きいぞ〜」も人気である。
そんな私たちに新たな仕事が入ってきた。
「沖縄県交通安全フェアというイベントに石川が出演するので、娘。達も3人ほど共演させて欲しい」
ということである。
- 100 :0^〜^)津軽産ノニジュース:2006/01/13(金) 09:11
- 「よりによって私の故郷でイベントとはすごい」
マネージャーは私に言った。
そこで私はマネージャーに言った。
「マネージャーって沖縄出身ですか?」
「伊是名島という島で生まれたのだ」
「でも今回のイベントは沖縄本島であるようです」
「北谷町というところですな」
「私たちも当然出演するんですか?」
「その話は出ていると思う」
マネージャーは言った。
- 101 :0^〜^)津軽産ノニジュース:2006/01/17(火) 10:56
- その夜。
都内某所にある石川梨華の自宅。
そこには梨華と同期である後藤真希が来ていた。
そこで真希は言った。
「梨華一人でイベント出演とはすごいね」
「いや、他の娘たちも出るらしいよ」
「4人も出るって事か」
「そうね・・・久しぶりに沖縄まで行くって事で」
「頑張っておいでね」
「わかった」
梨華は言った。
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