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レス数が1000を超えています。残念ながら全部は表示しません。
川’−’)<哀とさみしくサッカーを語るやよ

1 :名無し娘。:2003/09/04(木) 13:42
川’−’)<今のベッカムには妙に親近感がわくやよ

(;‘ д‘)<うちはラウルに親近感が沸くわ

川o・-・)<きっとラウルがベッカム係ですね

∬;´▽`)<前のベッカム係のマクマナマンはにげちゃいましたね

753 :アイボマさん ◆X7AIBOMA :2006/06/10(土) 23:59
清水秀彦さんの解説って落ち着いていて良い感じですよね
聞いていて疲れないし、試合の邪魔にならないので好きです。

754 :名無し娘。:2006/06/11(日) 00:15
オーウェンは調子が悪いと言うよりやる気がないような感じでしたね
ルーニーの復活が待ち遠しい

755 :名無し娘。:2006/06/11(日) 00:18
ルーニーの老け顔力は凄い

756 :アイボマさん ◆X7AIBOMA :2006/06/11(日) 03:00
予選グループB
トリニダード・トバゴ 0−0 スウェーデン

スウェーデンは圧倒的にボールを支配しながら攻め切れず。
あれだけたくさん崩しても点が取れないとは残念でした。
スウェーデンにとっては敗北に等しい引き分けでしょう。
でも内容は悪くなかったです。特に守備の堅さが光りました。
2枚のセンターバックはTV画面を通してもわかるほど堅固で、
たとえ強豪国が相手でも簡単に崩されることはないでしょう。
守備が計算できるチームってのは強いですよね。

一応最後まで守りきったトリニダード・トバゴ。
しかしながら中盤のキープ力があまりにも貧弱。
アンカーマンを務めたヨーク以外のところでは
ほとんどボールを奪われていたような気がします。
守るだけのサッカーでは正直しんどいでしょうね。
今後にはあまり期待できないような気がします。

それでも勝ち点1が取れたのは、退場者を出した後も
FWを投入して前線の人数を減らさなかったことでしょう。
守り一辺倒だったら最後まで守りきれなかったと思います。
この辺りベン・ハーカー監督の采配が老獪でしたね。
まあそれでもこの組はやはりスウェーデンとイングランドの力が
突出していると思います。パラグアイとトリニダード・トバコは
今後も苦戦を強いられることになるでしょうね。

757 :アイボマさん ◆X7AIBOMA :2006/06/11(日) 03:04
木村和司さんは解説者になりたての頃は結構嫌味なことも言ってたのですが・・・
最近はそういうことを言わなくなりましたね。老成したのかな。
解説というより感想という感じですが、落ち着いているので結構好きです。

758 :名無し娘。:2006/06/11(日) 03:40
波のあるズラタン、今日はダメな日でした
相手キーパーのファインセーブもあったけど

>>755
顔もプレーも20歳とは思えないですよねー

759 :名無し娘。:2006/06/11(日) 03:42
トリニダード・トバコはまるで優勝したみたいな喜びようだったな

760 :名無し娘。:2006/06/11(日) 05:51
いやぁ、面白い試合でしたね〜
アルゼンチンが完勝すると思ってたんですけど、
アフリカ系の身体能力は恐ろしい!
コートジボワールのこのスピードと高さはオランダや
セルビア・モンテネグロのようなヨーロッパ勢にはやりにくいかも
C組は面白くなりそうだw

>>759
格上相手に一人少ない状況での引き分けでしたからね。。。
これが次の試合への自信に繋がるんじゃないでしょうか
あっでも、次の対戦国はイングラry

761 :アイボマさん ◆X7AIBOMA :2006/06/12(月) 00:05
予選グループC
オランダ 1−0 セルビア・モンテネグロ

オランダがW杯に帰ってきました。
攻撃サッカーといえば世界王者ブラジルが有名ですが、
「リスクを恐れずに攻める」ということに関しては
ブラジルよりもオランダの方が上かもしれません。

「そんなに薄くて大丈夫なの?」というくらい
最終ラインに人数をかけずに守り、
攻撃となるや後ろからもガンガン攻め上がり
素早いパスワークと鋭いドリブルで相手を翻弄します。

オランダのサッカーには「攻めて勝つんだ」という強い意志と
「俺たちのサッカーは美しいんだ」という強烈な自負を感じます。
自国のフットボールに対する誇りがひしひしと伝わるんですよ。
その攻撃精神は本当に見ていて清清しいです。

特に素晴らしかったのが1998年フランスW杯のチーム。
フランク・デ・ブールとスタムという最強のセンターバックコンビに
ロナルド・デ・ブールとオーフェルマルスのサイボーグのようなドリブル。
見ている者を魅了してやまない素敵なサッカーでした。
ベストマッチとなったアルゼンチン戦におけるベルカンプの
実にアイス・クールなトラップからの決勝ゴールを
覚えている人も多いのではないでしょうか。

762 :アイボマさん ◆X7AIBOMA :2006/06/12(月) 00:05
一方のセルビア・モンテネグロ。旧ユーゴスラビアの一つですね。
こちらはなんといっても1990イタリア大会のチームでしょう。
現市原のオシム監督に率いられたこのチームは
妖精・ストイコビッチを擁してベスト8まで進出。
スペイン戦のストイコビッチのFKの軌道は本当に美しかった。

ちなみにユーゴとオランダは1998年フランス大会の
決勝トーナメント一回戦で対戦しています。
この大会の前に「優勝チームはどこになると思いますか?」
と聞かれたストイコビッチは「オランダに勝った国だ」と答えたとか。
その試合は2-1でオランダの勝利。
ユーゴのエース、ミヤトビッチのPKが激しくバーを叩いたときの
「パーン」という乾いた音が印象に残っています。

残念ながら1998年の時のユーゴは1990年のときのような
インパクトを残すことなく大会を去ることとなってしまいました。
8年という時の流れの残酷さを感じたものです。

763 :アイボマさん ◆X7AIBOMA :2006/06/12(月) 00:05
さて試合の方ですがボール支配率はオランダ優位。
グラウンドを広く使った3トップの攻撃はまさにオランダ。
特に切れていたのが左サイドのロッペン。
欧州最高の左サイドの名に相応しい鋭いドリブルでした。
ただそれ以外のところではオランダの攻撃はいまひとつ。
期待のファン・ニステルローイも存在感希薄であっさりと途中交替。
1998年のチームに比べるとやや小粒な印象は拭えませんでした。

セルビア・モンテネグロの方はかなり泥臭いサッカーでしたね。
華麗なパスをつないでいた、かつてのユーゴっぽさは皆無でした。
でもしぶとい。サッカーを本当によく知っているという感じ。
要所ではしっかりキープして急所にパスを入れていました。
守備も堅く、失点以外はほとんど決定機を与えませんでしたし、
アルゼンチンやコートジボアール相手にもかなりやりそうです。

ちょっと試合内容とか関係ない話なんですが・・・・・
今大会の会場の芝生ってやけにスリッピーじゃないですか?
昨晩も見ていて思ったのですが、雨も降ってないのに
芝生に足を取られてしまう選手が多すぎるのでは?
やりにくそうにプレーする選手を見るのは心苦しいので、
なんとかなるものならなんとかしてほしいものです。

764 :アイボマさん ◆X7AIBOMA :2006/06/12(月) 00:07
反町さんは「もっと喋ってほしいな」と思う数少ない解説者です。
寡黙っていうわけでもないんですが、反町さん自身が話したいと思っている
半分くらいしか話せていないような気がします。

765 :アイボマさん ◆X7AIBOMA :2006/06/12(月) 02:59
予選グループD
メキシコ 3−1 イラン

日本にもお馴染みの中東の雄・イランが登場。
2005年のW杯予選では2回に渡り日本と激突。
ダエイ、マハダビキア、カリミ、ネコウネム、ハシェミアン、ミルザプール・・・
聞いたことがある名前の選手も多いのではないでしょうか。

対するは中南米王者にして世界の曲者・メヒコ。
2005年のコンフェデ杯では日本とも試合をしていますね。
中盤でいいようにパスを回されて完敗したのは記憶に新しいです。
メヒコサッカーの特徴と言えば、さして大きくない体格、
中盤の激しいプレス、じっくりキープして細かくパスをつなぐ・・・・
この特徴、どこかで聞いたことがありませんか?

そうです。サッカーフリークが集まって「日本サッカーの理想像」を
語る時に非常によく引き合いに出されるのがメヒコサッカーなのです。
日本が世界と互角に戦うためのヒントがメヒコサッカーには
多く含まれているように感じられるのです。

そんなメヒコが世界のアウトサイダーだったのも80年代以前まで。
90年代以降は世界の強豪国の一つと認められ、
今大会の予選分けの時にはオランダやポルトガル、チェコなどを
差し置いて、堂々と第一シード国に選ばれています。

766 :アイボマさん ◆X7AIBOMA :2006/06/12(月) 03:01
さて試合の方はメヒコが中盤でイランを圧倒。
イランは中盤の要となるはずのカリミの不調があまりにも大きかった。
彼はまだ怪我から完全に復調していないのでしょうか・・・・・
2004年アジア杯で見せたような圧倒的な支配力が
この大会で見られないようなら、イランは苦しいでしょう。
セットプレー以外では点が取れそうにありませんでした。

前半はイランの激しい守備に手を焼いていたメヒコ。
しかしながらとにかくグラウンドを広く使い、イランの選手を
走らせます。これがボディーブローのように効きましたね。
最後にはイランの選手の足が完全に止まってしまいました。
まあ暑さや疲れを考慮しても、メヒコの2点目につながった
イランの二つの致命的なミスはいただけませんがね・・・・・

メヒコは決して身長が高いわけではないのですが、
セットプレーも上手かったです。いかにも入りそうな感じでした。
やはりセットプレーは高さではなくキックの質なんですね。
ボルヘッティの怪我(肉離れ?)が気になるところですが、
今大会もメヒコは我々を楽しませてくれそうです。

767 :アイボマさん ◆X7AIBOMA :2006/06/12(月) 03:02
セルジオ越後さんは大好きな解説者の一人です。
この人はちょっと熱くなるときがあるのですが、今日のような
日本とは関係ない試合のときは落ち着いて聞いていられます。

768 :名無し娘。:2006/06/12(月) 23:54
オーストラリア相手に、終盤なにやってんだ。

769 :名無し娘。:2006/06/13(火) 00:04
1点を守るサッカーが出来なかったのが敗因ですね
中盤の守りの薄さ、体力不足
今大会は全敗もありえるね

770 :アイボマさん ◆X7AIBOMA :2006/06/13(火) 00:08
予選グループF
オーストラリア 3−1 日本

負けるべくして負けた感じでしたね。
3−1というスコアは両チームの力関係から言っても妥当なところでしょう。
今日の日本は中盤がほとんど機能しませんでした。
つなげないパス。作れない決定機。これじゃ勝てない。
やっぱりゴールの数は作った決定機の数に比例するんです。
FWがあれだけ決定機にからめないとゴールは生まれないですよ。

中村も中田も元気なかったですね。
あの程度の運動量では中盤が三人っていうのはきつい。
あれだけこぼれ玉を拾われたら最終ラインは我慢しきれませんよ。
ドイツの暑さがフィジカルの弱い日本にとっては仇となりました。
これでいきなり予選突破が厳しくなりました。
当たり前ですがW杯は四年に一度です。貴重な場なんです。
気持ちを切らさずに頑張ってほしいです。

あとオーストラリアはあんまり強くなかったと思います。
このレベルの国に勝てないようでは・・・・・って感じです。
まあ、日本はそんなオーストラリアよりも弱かったんですけど。
それにしてもなんで中盤であんなミスが多かったんでしょう。
中村はもっとできる選手だと思うんですけどね・・・・・

771 :名無し娘。:2006/06/13(火) 00:12
http://ex11.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1150122466/

http://ex11.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1150123326/

772 :名無し娘。:2006/06/13(火) 00:17
よし、もしこのまま日本代表が予選落ちしたら、帰国時に成田空港で日本代表に卵を投げよう。

773 :名無し娘。:2006/06/13(火) 00:25
>>770
オーストラリア強く無かったですね
攻めの形は終始ロングボールを上げるだけの単純な攻撃だった
1点取った時点で対策のしようはあったとオモ

>>772
誰に投げる?戦犯は帰ってこないぞ


今回サントス見せ場が多かったけど、サントスが上がりすぎたのがいけなかったのかも

774 :名無し娘。:2006/06/13(火) 00:44
>>773
とりあえずジーコのハゲかけてる頭に投げ付けよう。

775 :名無し娘。:2006/06/13(火) 00:54
小野投入の意図が不明
大黒出すの遅すぎ
高原躊躇しまくり疲れまくり

776 :アイボマさん ◆X7AIBOMA :2006/06/14(水) 23:50
予選グループH
スペイン 4−0 ウクライナ

スペインといえば98年のナイジェリア戦や
02年の韓国戦など負けた試合の印象が強いですね。
強固や最終ライン中央部や高い決定力とは裏腹に
構成力の乏しい中盤の苦労していたような記憶があります。
98年はグアルディオラが怪我して出れませんでしたしね。

ところが06年のチームは中盤のパス回しが華麗でした。
特に運動量が豊富というわけでもなかったのですが、
ピッチ上に均等にパスコースを作るポジショニングが絶妙。
動き出しの早さと判断の速さ。この二つが本当に際立っていました。
選手交替後もペースが落ちなかったのも地味に凄い。
4点目のゴールなどは今大会のベストゴールの一つになるのでは。

特にこれといった見せ場のなかったウクライナ。
退場者を出したあともそれなりにボールをキープして
それなりにチャンスを作ったのですが・・・・・ただそれだけ。
「まるで日本みたい」と言ったら怒られるかもしれませんが、
決定的な場面になると妙にプレーに落ち着きがなくなるんですよね。
チュニジアやサウジ相手にも意外と苦戦するかもしれませんね。

777 :アイボマさん ◆X7AIBOMA :2006/06/16(金) 00:07
予選グループA
エクアドル 3−0 コスタリカ

中盤でたくさんパスのつながる楽しい試合でした。
エクアドルの選手はいかにも南米といった感じで
競り合いの時の体の使い方とかが上手かったですね。
一対一の場面で常に優位を保っていたように見えました。
次の試合でドイツに勝ったとしても全然驚きませんね。

コスタリカはちょっと力が及ばないような感じでした。
中盤ではまだパスを回せるんですが、最後の崩しが不正確。
不正確というか単調というか・・・・・てきとーなんですよね。
「そんな簡単なパスで崩せれば誰も苦労はしないよー」と
言いたくなるような見え見えのスルーパスばっかりでした。

コスタリカとか日本とか、勝てないでいる国を見ていると、
W杯では「ちょっと上手い」くらいじゃ全然意味ないんだなと
思いましたね。スーパーじゃないと通用しないんです。
この試合のエクアドルの1点目や3点目なんかもまさに
「パーフェクト!」と言いたくなるような見事なゴールでした。

それくらいじゃないとW杯ではゴールって決まらないのかなと。
W杯の最終予選レベルなら決まっているようなゴールも
本大会の予選グループではとても決まらないみたいですね。
点が取れるスーパーな選手のいない国には辛い結果しか
待っていない、厳しい大会なんだなと改めて思いました。

778 :アイボマさん ◆X7AIBOMA :2006/06/16(金) 03:01
予選グループB
イングランド 2−0 トリニダード・トバゴ

イングランド強しを印象付けた試合でした。
圧倒的にボールを支配し続けひたすら攻める。
もちろんトリニダード・トバコのゲームプランもあったのでしょうが、
それにしても中盤のキープ力・構成力の高さは凄い。
注文をつけるとすれば、前半はやや右のベッカムからの
攻めが不十分という印象。引いて守る相手には
アーリークロスってあんまり効果的じゃないんですよね。

それでも後半はそこにレノンを投入して局面を変える
あたりエリクソン監督も策士でしたね。この采配が当たりました。
若いレノンがガンガン仕掛けていったおかげで、その後ろに
位置するベッカムがかなり余裕ももってプレーできました。
こういう有機的な采配って本当に素晴らしいと思います。

トリニダード・トバコは10人になってしまったスウェーデン戦に
比べればかなりカウンターで攻めるチャンスがあったと思います。
そこで1点決めていれば面白かったのですが・・・・・
なかなか計算通りにはいかないですよね。
イングランドもセンターのディフェンスはメチャクチャ堅いですから。
それでもスウェーデン戦よりも内容の濃い良い試合だったと思います。

それにしてもジェラードは凄い。
いかにも入りそうな体勢だなーっと思いながら見てたら本当に入った。
あれだけ相手にミドルシュートをケアされている選手も珍しいですけど、
それでもたった一度のチャンスをゲットするあたり並の選手じゃない。
いや、並の選手じゃないことは知っていたんですが…本当に凄い。
決勝トーナメントでも良いコンディションを維持して活躍してほしい選手です。

779 :アイボマさん ◆X7AIBOMA :2006/06/17(土) 00:03
予選グループC
アルゼンチン 6−0 セルビア・モンテネグロ

ただひたすらアルゼンチンの強さばかりが目立つ試合でした。
全員で守って全員で攻める。
当たり前のことを淡々とやっているのですがそのレベルが高い。
パスを回しながら攻撃の人数を徐々に増やしていくんですよね。
最後に一気に崩すときのスピードアップが特に鋭かったです。

アルゼンチンみたいなサッカーを見ていたら、
日本でよく語られているような、3バックがどうの4バックがどうの
とかいう議論って本当にバカバカしくなっちゃいますよね。
まずボールに近い人間からパスコースを作る。
パスが出たらそこに近い人間がまた新しいパスコースを作る。
その繰り返し、その連動性からゴールが生まれるんですよね。

基本もできてないのに応用編ばっかり、それも多くのオプションを
やろうとしている(ように見える)日本の中盤が少し悲しくなってきます。
「誰かがやるんじゃなくてみんなでやるんだ」
アルゼンチンの選手を見てるとこういう気持ちの強さを感じました。
みんな責任感が強いですよね。背負っているものが違うのでしょうか。

まあ、ああいったシンプルなショートパス主体のサッカーって
アルゼンチンのアタッカーがやるとすっごい簡単そうに見えますけど、
あのパススキルとトラップのスキルの高さは相当なものだと思います。
どの選手もトップスピードでボールを扱う技術が桁外れに高かったです。
それにしてもリケルメのボールタッチにはため息が出ました。
プレッシャーの厳しい現代サッカーでも、まだああいった
クラシカルなプレイヤーが活躍できる場所があるんですね。

780 :アイボマさん ◆X7AIBOMA :2006/06/17(土) 00:07
サッカーのTV中継でお笑い芸人を喋らせるのはやめてほしいです。
どうしてもやりたいなら副音声でやってください。
いくらTV局がミーハーとはいえその程度の節度はあってもいいと思います。

781 :名無し娘。:2006/06/17(土) 00:17
圧倒的でしたね
1〜3点目はチームプレイ、4〜6点目は個人技って感じで
今大会、一番楽しみだったメッシとテベスが見れただけでも大満足でした
しかし、ケジュマンへのレッドカードは厳しすぎるなぁ。。。

あっ、あと試合とは関係ないけど、
たまに映るマラドーナのはじけっぷりにワロタw

782 :名無し娘。:2006/06/17(土) 00:19
2点目のカンビアッソのゴールが美しかった

783 :名無し娘。:2006/06/17(土) 00:34
>>782
きれいな流れでしたよね〜
アレ絶対、総集編とかで使われますよw

784 :名無し娘。:2006/06/17(土) 00:35
落としたクレスポのヒールキックの強さが絶妙

785 :名無し娘。:2006/06/17(土) 00:35
マラドーナって貴賓席とかじゃなくて普通にスタンドで見てるんだな

786 :名無し娘。:2006/06/17(土) 02:54
うーん、波乱を期待してたのですが
コートジボワールは攻めきれないし、決めきれませんでしたね
アルゼンチン戦もそうだったけど非常に惜しかった〜

>>785
FIFAとの確執がなんとかかんとか
ホントかどうかわからないですけど。。。
「自分よりペレの方が目立つ演出だから」という理由で
開会式を欠席するような人ですし、何を考えてるのかわかりません

787 :アイボマさん ◆X7AIBOMA :2006/06/17(土) 02:58
予選グループC
オランダ 2−1 コートジボワール

両チームの力の拮抗した好勝負だったと思います。
オランダは初戦に比べてやや内容が良かったのでは。
左のロッベンだけではなく右のファン・ペルシからも鋭い攻撃を仕掛けてました。
ファン・ニステルローイもなんだかんだいってゴールを上げたわけですし、
決勝トーナメントでも良いサッカーができそうな予感です。

勝ち点までもう一歩のところだったコートジボワール。
速さと強さという自分達の長所をよく理解してましたよね。
もちろん中盤のつなぎとかは欧州チックなんですが、
最後の崩しのところは個の強さをグイグイと押し出してました。
アフリカ勢にこういうサッカーされたら本当に怖いですよね。
結果は出ませんでしたが、忘れがたい好チームだったと思います。
最後のセルビア・モンテネグロ戦では是非とも勝ってほしいです。

オランダは最終ラインがよく踏ん張りきったのが勝因でしょうか。
センターバックコンビは国際経験の乏しさを懸念されてたらしいですが、
なかなかどうして落ち着いた対応をしていたと思います。
なんかね、「速くて強いFWとの一対一」をやり慣れているという印象。
オランダ国内にもそういうFWはたくさんいるんでしょうね。
どうやって抑えればいいかという経験値をたくさん持ってる気がしました。

788 :アイボマさん ◆X7AIBOMA :2006/06/17(土) 03:00
奥寺さんは大好きな解説者です。
なんかね、一つ一つの言葉が重いんですよね。やっぱり開拓者ですから。
何気ない一言なんかでもじっくりと聞き入ってしまいます。

789 :アイボマさん ◆X7AIBOMA :2006/06/17(土) 03:01
>>786
>「自分よりペレの方が目立つ演出だから」という理由で
>開会式を欠席するような人ですし、何を考えてるのかわかりません


あの人ちょっとおかしいよね。
でも私はそんなマラドーナが大好きです。

790 :名無し娘。:2006/06/17(土) 20:09
マラドーナは永遠のガキんちょ

791 :アイボマさん ◆X7AIBOMA :2006/06/18(日) 00:05
予選グループD
ポルトガル 2−0 イラン

各選手のボールキープ力の差が如実に出た試合でした。
とにかくボールが奪えないイラン。
ポルトガル選手の巧みなボール捌きに体がついていってませんでした。
とにかくボールがつなげないイラン。
誰がボールを持っても全然ボールが落ち着かないんですよね。
悲しいくらいボールが言う事を聞いてくれませんでした。

ポルトガルは最後の決定機を作る部分でやや工夫が足りない
感じもしましたが、それでも相手を押し込むだけの迫力は十分。
独りでバタバタしていたイラン攻撃陣に助けられた部分も
ありますが、二試合続けて完封できたのも大きいのでは。
勝ち抜けを決めた後のメキシコ戦でどう戦うのか要注目ですね。

イランの完敗は衝撃的でした。
まあ、勝てないとは思っていましたがここまで通用しないとは。
おそらくカリミが本調子であっても結果は変わらなかったでしょう。
アジアレベルと世界レベルの差をまざまざと見せ付けられました。
やっぱりアジアのサッカーを語るときには軽々しく
「今のプレーはワールドクラスですねー」などと言ってはいけないのでしょう。
この試合とか見てるとアジア枠に4.5は多すぎると思わざるをえません。

792 :アイボマさん ◆X7AIBOMA :2006/06/18(日) 00:11
清水秀彦さんも好きな解説者の一人です。
実況の人が要求してることに過不足なく答えてくれるんですよね。
実況と解説がかみ合わない時ほど聞き苦しい放送はありませんから。
この人はそういうことがほとんどないので好きです。

793 :名無し娘。:2006/06/18(日) 02:47
ガーナのオフサイドがいっぱいだよ〜サッカー面白かった
お前絶対ルールわかってないやろって感じ

794 :アイボマさん ◆X7AIBOMA :2006/06/18(日) 02:59
予選グループE
ガーナ 2−0 チェコ

最初から最後までガーナがコントロールしていた試合でした。
アフリカの選手というのは多くが欧州でプレーしてるわけで
最近ではナショナルチームも欧州的なサッカーをするようになっています。
2002年のセネガルなどはその典型例と言えるチームでしょう。
でも今大会のガーナはアフリカの香りが残っているチームという感じです。
1990年のカメルーンほどではないですが荒々しさがありますよね。

ガーナは守備面では数的優位を作るのが上手かったです。
相手ボールになるとさあっと素早くポジションを取るんですよね。
そして一人一人の守備範囲もかなり広い。
あのディフェンスを崩すのはかなり難しそうに見えました。
チェコも最後まであの4人のラインを崩せませんでしたよね。

そしてガーナは攻撃陣もかなりパワフルでスキルフルでした。
山ほどあった決定機のほとんどを外したのは頂けませんが、
それだけの決定機を作り出したショートパスは本当に上手かった。
どの選手もアタッキングゾーンに入ってもあわてないんですよね。
決してスピードを上げすぎることなく状況をコントロールしてました。
でも決定機は決めないとね。得失点差とかもあるわけですし。

チェコはどうもディフェンスが落ち着きませんでしたね。
一人退場になったとはいえ、一点を返すために攻めているとはいえ、
あまりにも簡単に決定機を作らせすぎではなかったでしょうか。
選手交替もなんだか裏目に出ていたように思います。
最終戦の相手はイタリア。予選突破は厳しくなってしまいました。

795 :名無し娘。:2006/06/18(日) 03:01
ガーナは絶対オフサイドのルールを知らないよなぁw

796 :名無し娘。:2006/06/18(日) 03:03
一人明らかに動きがおかしいFWいたよね

797 :名無し娘。:2006/06/18(日) 03:04
あの試合見て思ったんだけど
昔のミランみたいにラインを上げるチームってなくなったねえ

798 :名無し娘。:2006/06/18(日) 03:07
俺はガーナのFWの名前がピンポンっていうのに笑った

799 :名無し娘。:2006/06/18(日) 03:08
(´・ω・`)ガーナ勝ったがーな

800 :名無し娘。:2006/06/18(日) 21:40
アイボマさん ◆X7AIBOMA氏はほんとサッカーを知ってるね
ってかよく観てるわ〜

まあもう今から日本戦始まるがまたあとで感想よろ
いろいろと聞いてみたい事もあるしさ

とりあえず祈るか・・・(神頼み)

801 :名無し娘。:2006/06/18(日) 22:53
サントスが穴

802 :アイボマさん ◆X7AIBOMA :2006/06/19(月) 00:09
予選グループF
日本 0−0 クロアチア

とりあえず1998年よりは両国の力関係は拮抗していました。
それをもってこの8年間で日本のサッカーが進歩したと
とらえても、それは間違いじゃないと思います。
日本の内容もそんなに悪くはありませんでしたし、
クロアチアの力から考えても引き分けは妥当な結果でしょう。
でもこれで日本の予選突破は非常に厳しくなりました。

日本はやはり一番最後の崩しのところで慌てますね。
それでもアジアレベルやフレンドリーマッチではゴールできてきたわけですが、
W杯本大会ではあの程度の技術ではゴールを許してはくれません。
おそらく10回試合したら7回くらいは無得点で終わるでしょう。
悲しいですがそれが現時点の日本代表の実力なのでしょう。
そしてそれは久保が好調でも変わらなかったと思います。

DFも無失点で抑えたとはいえ、安定感はありませんでした。
最終ラインの勝負ではどうしても後手を踏んでしまうんですよね。
列強の屈強なセンターバックが少し羨ましくなってしまいました。
ここのポジションはストライカー同様、日本の最重点強化領域でしょう。
4年後には185cmくらいの頑強なセンターバックを2枚揃えたいものです。

ジーコ監督の采配はこの試合ではごく普通だったと思います。
オーストラリア戦でこういう普通の采配ができていれば・・・・・
ブラジル戦もこの4−4−2で行くんじゃないでしょうか。
前線・中盤・最終ライン。全てに人材が足りない感は否めませんが、
それでもこれが現時点で日本最強の11人です。それは間違いない。
ブラジル戦ではこれが日本のサッカーだという試合を見せてほしいです。

803 :名無し娘。:2006/06/19(月) 00:13
へなぎのアレが決まっていればなぁ…

804 :名無し娘。:2006/06/19(月) 00:24
個人がどうこうっていうレベルじゃなかったな

805 :アイボマさん ◆X7AIBOMA :2006/06/20(火) 00:02
予選グループG
スイス 2−0 トーゴ

スイスのしたたかな試合運びが光った試合でした。
堅守速攻という言葉がありますが、スイスのサッカーはまさにそれ。
攻めるときは攻める、守るときは守るというメリハリが利いてました。
守りも中盤では相手に比較的自由にプレーさせながら、
最終ラインのところではガツガツと厳しくアタックしていました。
さすがにレベルの高い欧州でもまれているという感じがしましたね。
強い相手とやり慣れてる感じがしていましたから。

スイスの選手は攻撃のときも落ち着いていました。
少ないチャンスしかない劣勢の試合をやり慣れてる感じでした。
チャンスを作れなくても全然あわてないんですよね。
そして数少ない決定機には確実に決める。
簡単そうに見えますが、それがいかに難しいことなのかは
日本代表の試合を見ていればよくわかるかと思います。

トーゴはスイスにボールを持たされてる感じでした。
サイドを使って崩そうとしているのはよくわかったのですが、
クロスの質が低くてどうにも点が入りそうにありませんでした。
中盤もつなぎもそんなにレベル高くなかったですね。
行き当たりばったりなサッカーをしてる印象でした。

806 :名無し娘。:2006/06/20(火) 23:49
個人技のみのガチンコ勝負でオージーやクロアチアとやったらあんなもんじゃないかね
日本お得意の組織サッカーって部分でどれだけ得点力や身体的なハンデを補えるかが重要

ジーコの4年間はそれがなかったから、チームとしての進化は乏しかったなぁ
(就任時からある程度予測できたが)
逆にあれだけ戦えたっていう、98年からの選手個々の力量の進化部分を褒めるべきなのか・・・

807 :アイボマさん ◆X7AIBOMA :2006/06/21(水) 01:02
予選グループA
ドイツ 3−0 エクアドル

既に決勝トーナメント進出を決めていた両国。
案の定というか迫力に欠ける試合になってしまいました。
エクアドルは守備が緩慢でしたね。
先制点や二点目のシーンでも寄せが遅かったです。
状況が違えばもっとタイトに守ったんでしょうがね。
まあ二位通過でもいいやという考え方がはっきりしてました。

開催国ということもあって露骨に手抜きもできないドイツ。
メンバーを落とすこともなく試合に臨みましたが、
やはり展開がスローでスピードに欠ける感じでした。
バラックもとても真剣に試合してるようには見えませんでしたし。
3点は取ったんですがあまり迫力は感じませんでした。

ドイツはやはり他の優勝候補の国に比べると
中盤のつなぎがぎこちない感じですね。
いくらバラックがフルパワーで働いてもそれは変わらないでしょう。
高い選手を揃えている割にセットプレーが拙いのも気になります。
ちょっと良いボールを蹴れば入りそうなんですけどねえ。
決勝トーナメントでは後手に回る試合が増えそうです。

808 :名無し娘。:2006/06/22(木) 20:10
MONIX君元気かな

809 :アイボマさん ◆X7AIBOMA :2006/06/23(金) 01:10
予選グループE
イタリア 2−0 チェコ

イタリアのゲームプラン通りの試合だったのではないでしょうか。
これまでのトニ・ジラルディーノ・トッティの3トップから2トップに変更し、
その分、中盤に守備の堅い選手を揃えてチェコの中盤を抑える。
攻撃は個人技を生かしたセットプレーとカウンター中心。
本当に狙った通りの試合内容だったと思います。
リッピ監督の鋭い監督采配がズバリといった感じでした。

チェコは最後まで自慢の中盤が機能しませんでした。
前半からボールは支配してパスをつなぐんですが、
チャンスらしいチャンスはほとんどありませんでした。
ボール支配率ではチェコが上だったかもしれませんが、
効率という点でははるかにイタリアの方が上でした。
イタリアは攻撃回数こそチェコに劣ったものの、ゴールしそうな
場面というのはチェコよりも多く作り出していたと思います。

前半終了間際にチェコの選手が一人退場になった結果、
もう後半はチェコが勝てない展開になってしまいました。
それにしてもイタリアの中盤というのは無駄のない、
効率的な守備・攻撃をするものですね。
アルゼンチンやスペインとは全く方法論が異なるのですが、
怖さという点では両国に全く見劣りしません。

ノックアウト式の決勝トーナメントでも、イタリアは負けにくい、
したたかな戦いを続けていくのではないでしょうか。

810 :名無し娘。:2006/06/23(金) 01:19
ホントにリッピの采配は素晴らしかったですね!
そんなリッピをどついたガッツにワロタwwww

あとネドベドをもうちょっとだけ見たかったよ。。。

811 :名無し娘。:2006/06/23(金) 01:24
確かにリッピはガットゥーゾのパンチにむっとしてたよねwwwwwww

812 :アイボマさん ◆X7AIBOMA :2006/06/23(金) 06:10
予選グループF
ブラジル 4−1 日本

ボールキープ力の差が如実に出た試合でした。
とにかく相手ボールが取れない日本。
とにかくマイボールがキープできない日本。
ひたすらボールを失い、ひたすら体力を失ってしまいました。
先制点は見事でしたが他に見るべきものはありませんでした。

3試合を通じて日本の最大の誤算は豪州戦の敗戦でしょう。
ブラジル戦やクロアチア戦は豪州戦の結果に引きずられた印象です。
豪州戦の結果が違えば残り2戦の戦い方も変わっていたでしょうし。
返す返すも豪州戦の中途半端な戦い方が悔やまれます。
あの小野投入は1997W杯予選韓国戦のロペスout秋田inとともに
日本のサッカー史に残る采配ミスになるのではないでしょうか。

そして3試合ともチームが機能しなかった最大の要因は中村の不調。
豪州戦のラッキーゴール以外では全く決定機を演出できず。
決定機を作るどころかミス連発で完全に日本の攻撃のブレーキに。
プレースキックも全く得点の可能性を感じさせませんでした。
正直言ってここまで通用しないとは思いませんでした。
得点の可能性を求めて積極的にプレーしてた中田英とは
対照的に、無難で退屈で消極的なプレーに終始していました。

このチームはずっと中村を中心に動いてきたチームなわけで
彼が攻撃にからめないと日本のダイナミズムは半減してしまいます。
中村だけは替えのきかない選手だったのです。
ジーコ監督は中村と心中するつもりだったのでしょうが、
文字通り悪い意味で心中してしまいました。
4年をかけてまで作ったチームだったわけですが、中盤もDFラインも
最後までアンバランスな印象を拭えなかったチーム編成だったと思います。

813 :名無し娘。:2006/06/23(金) 09:35
禿同

最後まで中村と心中だった。
選手の心の傷が心配だ。
特に小野、中村、柳沢、高原・・
まあー戦犯ですが

814 :ふとー:2006/06/23(金) 09:53
監督批判をあちこちで聞きますが「サッカーの強い日本」の大きな布石につながったと思います。
もし、違う監督であれば決勝トーナメント出場は可能だったでしょう
しかし、50年計画の「サッカーの強い国」を作るための最短距離を進ませた監督だったはずです
結果は散々足るものですがジーコ自身の仕事はワールドカップ出場の時点で
終わっていたのではないでしょうか。

いろいろ不満もあるでしょうが日本代表は確実に強くなっています。
個人を責める前に日本全体のレベルの低さを見直してください。
世界で通用する選手は何人いますか?
中田、中村、小野、稲本、川口。この選手でも<普通>のレベルですよ?

>>812
中村の不調というより、中田中村の相性の悪さではないでしょうか?
スタイルこそ違えど本来中田と同じポジションで最高のパフォーマンスを見せる彼ですから
しかし、中村のキックの正確さは今の日本には必要だったからポジションを変えて出たのでしょう。
その点トルシエの考え方は勝つためには的確だったのかもしれません。

さて、次の監督は誰でしょう。今から楽しみです。
個人的に弁ゲルきぼー

815 :名無し娘。:2006/06/23(金) 10:11
川渕さんは今回の結果をどう考えてるのかな

816 :名無し娘。:2006/06/23(金) 17:53
昨日の試合の高原に平家のみっちゃんを垣間見た

817 :名無し娘。:2006/06/24(土) 00:09
ジーコのコメント見たけど意外と女々しい性格してるね

818 :名無し娘。:2006/06/24(土) 00:58
ウクライナ決勝T進出、シェバおめおめ!

>>814
ベンゲルはアーセナルに残留か、銀河系最強軍団(笑)に行くとか。。。
今のところ名前が挙がってるのは、元フランス代表キャプテンのデシャン
日韓大会の時のドイツ代表監督、フェラー
現ドイツ代表のテクニカルディレクター、ザマー
ジェフ千葉の監督、オシム氏らしいです

個人的にはデシャン希望〜

819 :アイボマさん ◆X7AIBOMA :2006/06/24(土) 01:13
予選グループH
スペイン 1−0 サウジアラビア

日本がW杯に出場することなど夢のまた夢だった
90年代前半頃まで、W杯をTVで見る時のアジア勢と
いうのは格好のやられ役として見ていたような気がします。
いわゆる優勝候補国と対戦したときはスター選手の
ゴールラッシュを期待しながら見ていたように思います。
実際、アジアの国というのはかなり弱かったですし。

時は経て21世紀。日本がW杯に出場することが
現実的になってからはアジア勢の戦いというのは
日本と世界の距離を計る一つの物差しとして
見るように変化してきたように思います。
もう日本にとっても他人事ではなくなったわけですね。

アジア予選では日本と鎬を削る相手なわけですし、
惨敗とかされると悲しくなってくるんですよ。
アジアのレベルを上げていくためにも勝ってほしいし、
現実問題としてあまりにも弱いとアジア枠が削られる
可能性もありますからね(まあ実際にアジア枠は多いですが)。

820 :アイボマさん ◆X7AIBOMA :2006/06/24(土) 01:15
そういうわけでサウジアラビアです。
2002年のチームは醜態を晒しましたが、94年はベスト16進出。
W杯における実績は日本とほぼ同じくらいと言っていいのでは。

日本とは古くは92年のアジアカップ決勝(高木の左足ボレー!)、さらに
93年ドーハのW杯最終予選(福田のシュートをデアイエが左足一本でセーブ!)、
そして95年アトランタ五輪最終予選(前園さんの2ゴールに川口奮闘)に
00年アジアカップ決勝(川口鬼セーブ連発で1-0勝利!)などなど。

サウジアラビアというのはなぜか日本にとっては相性の良い相手で、
これまであまり手痛い敗戦をくらった記憶というのはないのですが、
何度も何度もアジアトップレベルで対戦してきた国なわけです。
こういう国がW杯で列強国と一体どういう戦いをするのか。
何とも興味をひかれるところです。

821 :アイボマさん ◆X7AIBOMA :2006/06/24(土) 01:17
そんなサウジアラビアのサッカーのイメージといえば
堅い守備とジャックナイフのような鋭いカウンターアタック。
ところがこのスペインとの試合では守備がかなり不安定でした。
とにかく球際に弱いんですよね。競り負けが多すぎました。
スペインもそんなに選手が大柄というわけではないのですが、
芯の強さが違うというか、体に無理が利くんですよね。

サウジアラビアは攻撃も全然ダメでした。
中盤の本当にイージーなつなぎの部分でミスを連発。
日本の中村やイランのカリミのようなアジアの中盤の
スター選手は今回のW杯では全然通用しなかったわけですが、
サウジアラビアもアジアレベルではつなげるパスが全然つながらず。
やっぱり世界レベルではプレッシャーの早さとかが違うんでしょうか。

結局点差以上に欧州とアジアのレベルの差を見せ付けられました。
日本もサウジアラビアも同じような問題点を抱えていると思います。
そしてそれを解決するのは非常に時間がかかるような印象を受けました。
このままではまぐれで一つくらい勝つことはできても
トーナメントを勝ち上がっていくことはできないでしょうね。
アジアの可能性が全く見えない残念な試合でした。

試合とあんまり関係ないんですがスペインのホアキンって
ランニングフォームやキックフォームがイングランドのジェラードにそっくりですね。
浮いたボールの抑え方とか瓜二つでした。

822 :名無し娘。:2006/06/24(土) 06:02

 決勝トーナメント


           ドイツ ───┐                                  ┌─── イングランド
                  ├───┐                  ┌───┤
      スウェーデン ───┘      |                  |      └─── エクアドル
                          ├───┐        ┌───┤
        アルゼンチン ───┐      |      |        |      |      ┌─── ポルトガル
                  ├───┘      |        |      └───┤
           メキシコ ───┘              |        |              └─── オランダ
                            ├─決勝─┤
           イタリア ───┐              |        |              ┌─── ブラジル
                  ├───┐      |        |      ┌───┤
.      オーストラリア ───┘      |      |        |      |      └─── ガーナ
                          ├───┘        └───┤
          スイス ───┐      |                  |      ┌─── スペイン
                  ├───┘                  └───┤
          ウクライナ ───┘                                  └─── フランス

823 :名無し娘。:2006/06/24(土) 06:02

一回戦

06/24(土)
ドイツ×スウェーデン(23:40〜 日テレ/23:45〜 BS1)
アルゼンチン×メキシコ(03:45〜 NHK、BS1)

06/25(日)
イングランド×エクアドル(23:45〜 NHK、BS1)
ポルトガル×オランダ(03:45〜 NHK、BS1)

06/26(月)
イタリア×オーストラリア(23:40〜 TBS/23:45〜 BS1)
スイス×ウクライナ(03:45〜 NHK、BS1)

06/27(火)
ブラジル×ガーナ(23:40〜 TBS/23:45〜 BS1)
スペイン×フランス(03:45〜 BS1)

824 :名無し娘。:2006/06/24(土) 21:30
サッカー日本代表:次期監督、オシム氏就任へ
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20060625k0000m050073000c.html
オシム氏が就任へ ジーコ監督の後任監督
http://sports.yahoo.co.jp/hl?c=japansoccer&a=20060624-00000161-kyodo-spo
日本代表監督にオシム氏確実
http://sports.yahoo.co.jp/hl?c=japansoccer&a=20060624-00000046-jij-spo
ジーコ監督後任にオシム氏と交渉
http://sports.yahoo.co.jp/hl?c=japansoccer&a=20060624-00000010-spnavi-spo

人事は決定するまで絶対に漏らしちゃダメだろ
川淵も何考えてんだか

825 :アイボマさん ◆X7AIBOMA :2006/06/25(日) 01:57
決勝トーナメント一回戦
ドイツ 2−0 スウェーデン

私はホームアドバンテージというものを殊更強調するのは
あまり好きではないのですが、この試合に関しては
さすがにそういったものを意識せずにはいられませんでした。
2002年のときのような露骨なジャッジがあるわけではないのですが、
会場の雰囲気やちょっとした試合の流れの積み重ねが
ドイツにとって大きなアドバンテージになっているように感じました。
彼の地で開催国・ドイツを破るのはかなりの難事となりそうです。

でもやっぱりドイツって他の優勝候補に比べたら弱い。
そしてそれは国民もプレーしてる選手も実感してると思います。
でも今大会に関してはそれがプラスになっているのではないでしょうか。
「俺たちは他国ほどは強くない」という微妙な劣等感と、
それでも勝たなければならないという開催国の責任感、
そして偉大な歴史を持つサッカー大国としての矜持。
そういったもろもろが混ざり合って、奢らず怯まず、
丁度良い精神状態で試合に臨めているように感じます。

それは守備面で顕著だったと思います。
本当に捨て身になったときのドイツは強いですよね。
スウェーデンは試合開始直後からずっと受身になってしまい、
最後まで主導権を握れませんでした。
削り合いでボールが収まらず、ロングボール主体の組み立てに
なってしまいましたが、それはドイツの得意とする展開ですからね。
相手に合わせたサッカーをしてしまったという印象です。

今大会のスウェーデンはかなり前評判が高かったのですが、
さしたるインパクトを残すことなく大会を去ってしまうこととなりました。
タレントでいえばドイツを凌駕していたのかもしれませんが、
どうも自分達の良さを生かしきれなかったように思います。
全力を出し切って燃え尽きたというよりは、
消化不良のまま終わってしまったのではないでしょうか。

826 :アイボマさん ◆X7AIBOMA :2006/06/25(日) 10:41
決勝トーナメント一回戦
アルゼンチン 2−1 メキシコ

非常に攻守の切り替えが速いハイペースな試合でした。
口の悪い人はW杯に対して「CLの方がレベル高いじゃん」
などと言ったりもしていますが、この試合に関しては
CLにも見劣りしないハイレベルな試合だったのではないでしょうか。
まあ、CLは決勝しか見てないんでよくわからないんですが。

お互い中盤ではあまりパスをつなげなかったのですが、
それでも見ていて退屈な試合だとは思いませんでした。
中盤の潰し合いが激しかったわけですが、それでも
タックルそのものはそこそこクリーンでフェアなものでしたし、
そういった激しいチェックをかわしていこうとするテクニックは
本当にレベルが高くて見ていてドキドキしてしまうほどでした。

それにしてもアルゼンチンの中盤はボール奪取能力が高い。
相手がディフェンダーを背負ってボールをキープしようとしても
足を伸ばして巧妙にからみつくようにボールを奪ってました。
寄せも速かったですし、あれでメヒコのパスワークを完全に
シャットアウトしていましたね。各選手のコンディションも良さげでした。

それでも果敢にアルゼンチンに挑んでいたメヒコ。
ボールキープ率で劣っても精神的に後手に回ることはありませんでした。
彼らの中ではアルゼンチンという国は決して格上ではないのでしょうね。
そういった精神的な強さは本当に見ていて羨ましい限りでした。
結局今大会もメヒコはベスト16で終わったわけですが、それでも
メヒコサッカーの芯の強さは十分にアピールできたのではないでしょうか。

827 :アイボマさん ◆X7AIBOMA :2006/06/26(月) 02:08
決勝トーナメント一回戦
イングランド 1−0 エクアドル

なんだかフレンドリーマッチのようなゆるーい試合でした。
もしかしたらエクアドルはベスト16に来た事で満足して
しまったのかもしれませんね。02年の時の日本のように。
それに暑さも影響してたのでしょうか。両チームとも全員、
前半は体力を温存しながらプレーしてたように見えました。

イングランドはルーニーを1トップにした4-5-1でしたが、
前半はこれがあんまり上手くいってませんでした。
エクアドルはイングランドのパス回しに落ち着きのなかった
前半のうちにリードを奪っておきたかったのですが、
どうも攻め手に欠けていたように思います。
イングランドのディフェンスも決して安定感があったとは
言いがたいのですが、そこにつけ込むことができませんでした。

イングランドは1点先制してからは若干パス回しに余裕が
出てきたような気がしましたが、それにしても1トップだと
ルーニーにかかる負担が大きすぎるように感じました。
このまま1トップで行くなら絶対決勝まで体がもたないですよ。
やっぱりクラウチとの2トップにしてボールの収まり所を
作った方が中盤も組み立て易いと思うんですけどね。

それにしてもベッカムのFKは見事でした。独特の軌道。
随分おっさんになったベッカムは運動量もスピードも
それにクロスの精度もかなり落ちているのですが、それでも
一発で試合を決めるキックというのは持っているのですね。
でも見るからに体が重そうでした。前半からずっと。
流れの中では効果的なプレーできませんでしたし。
まあ、ここまで来たら外せないプレーヤーですし、色んな意味で
イングランドの命運を握っているのはやっぱりこの男だと思います。

828 :アイボマさん ◆X7AIBOMA :2006/06/27(火) 02:13
決勝トーナメント一回戦
イタリア 1−0 オーストラリア

この試合を見ると、大会前に日本人がいかに
豪州を過小評価していたかがよくわかります。
いや、実際日本のサッカー関係者は昔から
豪州のサッカーをかなり高く評価し続けていたんですよね。
このW杯で日本と豪州が同じグループに入るまでは。

少し古い話ですが97年のW杯最終予選、
韓国に次ぐ二位でプレーオフに回ることが確定的になった時、
プレーオフの相手に関しての日本サッカー協会関係者の
分析コメントがサッカーダイジェストに載っていました。
「相手がサウジアラビアなら多分大丈夫。イランが相手なら
ちょっと厳しいかも。豪州と戦うことになるなら相当厳しい」
というものだったと記憶しています。そしてそれを読んだ
当時の感想は「当たり前すぎるコメントだな」というものでした。

当時からそのくらい豪州に対する評価は高かったんです。
アジアのどの国よりも多くの選手を欧州のリーグに
送り込んでいましたから。明らかにアジア勢よりも強かった。
日本のサッカーファンも豪州のサッカーは強いと認識していました。
「オセアニアじゃなければ何度もW杯に出てたかもね」
などとやや同情的な見方をしていたと思います。

それがW杯の組み合わせが決まって日本と豪州が同組に
入った途端、「豪州には勝てる」という雰囲気になってしまいました。
まあ「勝たなければ予選を突破できない相手」というのは
確かにそうなのですが、「勝てる相手」というのは明らかに
甘い分析だった。みんな舞い上がっちゃってたのかもしれません。

監督がヒディングだとかそういうことは全然重要じゃなかったのでは。
戦術戦略云々を言う前に、本当に豪州の選手の質は高いんですよ。
豪州が日本よりも格上の相手だと冷静に分析していれば
日本の戦い方ももう少し違うものになっていたかもしれません。
もっともジーコ監督や日本代表スタッフが豪州に対して
どういう評価をしていたかというのはよくわからないのですが。

829 :アイボマさん ◆X7AIBOMA :2006/06/27(火) 02:16
試合の方ですが、やはりイタリアはしたたかでした。
普通、優勝候補国と新興国の試合が0−0で進めば
優勝候補国の方が焦ってしまいがちなのですが、
イタリアの場合はそういう焦りを最後まで感じませんでした。
試合を決定付ける瞬間というのはそんなにたくさんない。
本当に一つか二つなんだということをよく知っている感じです。

後半、退場者が出て劣勢になったイタリアでしたが
それでも不思議と負けそうな雰囲気はありませんでした。
勝利の立役者はブッフォンとカンナバーロでしょう。
彼らがいるとディフェンスに一本芯が通ったような感じで、
やられそうな気がほとんどしませんでした。
特にブッフォンの存在感は大きかったです。

それでもイタリアはストライカーが結果を残していないことが
やや気がかり。スキラッチ、バッジョ、ビエリなどW杯でのイタリアは
常にエースストライカーが結果を残すことで勝利を収めています。
トニかジラルディーノが爆発しなければイタリアの優勝は難しいのでは。
まあ、82年に優勝したときのロッシも爆発したのは
大会の後半でしたから、まだまだわかりませんけどね。

豪州は延長戦のことを考えてなのか3人の交代枠を
使い切らずに戦いを進めたことが裏目に出てしまいました。
一人少ない相手にちょっと消極的でしたね。
あと二人フレッシュでスピーディーなアタッカーを投入していれば
また結果は違ったものになっていたかもしれません。

まあ采配ミスというほどのことではありませんでしたが、
常に先手先手で攻撃的な選手を投入することで
チームに推進力と勇気を与えていたヒディング監督にしては
意外な選択だったなあ、というのが正直な印象でした。

830 :アイボマさん ◆X7AIBOMA :2006/06/27(火) 02:19
相馬さんは解説者になったばかりとは思えないくらい喋りが上手かったですね。
言わなければいけないことをちゃんと言ってくれるのが嬉しい。
もう少し滑舌が良ければ言うことないですね。

831 :MONIX ◆XBvOzcZfYg :2006/06/27(火) 03:13
物凄い久しぶりにこのスレに書き込み・・・

>>アイボマさん
秀逸なレポート乙です!
イタリアは2002年同様にそんな役回りに
なってしまうのかとも思われましたが
今回は何とか避けましたね〜。

上の方でマラドーナに関する話題が
出てますが確かあの人ってペレが人間的に
嫌いだったと思いますよ。きっかけはペレが
マラドーナは人間的にできてない。
見たいなことを言ったからだと思います。

ただなんにせよ、彼には貴賓席での静かな
観戦なんて全く似合いませんw
ボカのホーム「ボンボネーラ」の時と同じように
アルゼンチン代表に声援を送ってこそ
マラドーナでしょうねw

832 :名無し娘。:2006/06/27(火) 03:23
MONIXもW杯見てたのか
ブログに書くなりすればいいのに

833 :MONIX ◆XBvOzcZfYg :2006/06/27(火) 13:27
>>832
見るのと録画するのにいっぱいいっぱいで
中々書く事ができなかったんすよ。
しかもブログも移転を考えて試行錯誤してたんで・・・。

ようやく移転も終わったんで色々と書こうかなと
思っておるしだいです。

やべぇ、夢物語スレのネタも作らなきゃ・・・(汗)

834 :名無し娘。:2006/06/27(火) 16:56
できれば夢物語の方を優先してほしい

835 :名無し娘。:2006/06/27(火) 23:07
イタリア代表とくにトッティの馬鹿さが凄すぎる件
http://ex11.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1151390909/

836 :アイボマさん ◆X7AIBOMA :2006/06/28(水) 02:08
決勝トーナメント一回戦
ブラジル 3−0 ガーナ

この試合のガーナのようにディフェンスラインを高く設定して
オフサイドを取りにいくチームは久しぶりに見ました。
でもブラジル相手にこの戦術はどうだったでしょうか。
高いボールキープ力を持つ相手にこの戦術で挑むのは
失敗だったかもしれません。案の定スコスコ破られました。

ブラジルの2点目3点目はオフサイドっぽかったですが、
ラインを高くするとこういう誤審は必ずついて回るんですよね。
それゆえ我らがジーコやJリーグで活躍したアルディレス監督など
基本的に審判を信用しない人は絶対にこの戦術を用いません。
今では欧州のクラブチームでもあまりこういうサッカーを
するチームはないですよね。やっぱりリスクが高いんです。

ガーナは攻撃ではブラジル以上に上手くパスを回していました。
シュートの部分での不正確さは頂けませんが、
攻撃力の高さは存分に見せ付けたと思います。
90年のカメルーンや94年のナイジェリア、そして02年のセネガル。
過去に高い身体能力と個人技を見せた国はありましたが、
ここまでチームとしてパスをつなぐアフリカの国は初めて見ました。
それだけにあっけない失点シーンが悔やまれます。

ブラジルは余力たっぷりといった感じでした。
ガーナの高いラインを相手に、ここが腕の見せ所と
言わんばかりに高いボールキープ力とパス能力を披露。
ディフェンスでやや脆さを見せましたが、とにかく無失点。
良いサッカーをしているとは言いがたいのですが、
個人能力でゴールが奪えるのはブラジルくらいでしょう。
ちょっとチーム全体のテンションが低いところが気になりますけどね。

837 :名無し娘。:2006/06/28(水) 06:02

           ドイツ ━━━┓2                                1┏━━━ イングランド
                  ┗━━━┐                  ┌━━━┛
      スウェーデン ───┘0     |                  |     0└─── エクアドル
                          ├───┐        ┌───┤
        アルゼンチン ━━━┓2     |      |        |      |     1┏━━━ ポルトガル
             延長 ┗━━━┘      |        |      └━━━┛
           メキシコ ───┘1             |        |             0└─── オランダ
                            ├─決勝─┤
           イタリア ━━━┓1             |        |             3┏━━━ ブラジル
                  ┗━━━┐      |        |      ┌━━━┛
.      オーストラリア ───┘0     |      |        |      |     0└─── ガーナ
                          ├───┘        └───┤
          スイス ───┐0     |                  |     1┌─── スペイン
             PK 3-0┏━━━┘                  └━━━┓
          ウクライナ ━━━┛0                                3┗━━━ フランス

838 :名無し娘。:2006/06/28(水) 06:02

準々決勝

06/30(金)
ドイツ×アルゼンチン(23:50〜 NHK、BS1)
イタリア×ウクライナ(03:40〜 テレ朝/03:45〜 BS1)

07/01(土)
イングランド×ポルトガル(23:40〜 日テレ/23:45〜 BS1)
ブラジル×フランス(03:45〜 NHK、BS1)

839 :名無し娘。:2006/06/28(水) 08:16
スペイン負けちまったか

840 :アイボマさん ◆X7AIBOMA :2006/07/01(土) 03:02
準々決勝
ドイツ 1−1 アルゼンチン
 (PK 4−2)

アルゼンチンのチグハグな戦いが目に付く試合でした。
まず先発にサビオラに代えてテベス。これがどうだったか。
サビオラはゴールにからむことは少なかったのですが、
このチームの命であるリケルメとの相性が最も良かった選手。
サビオラがいなくなったことでリケルメの選択肢が減ってしまいました。

代わってスタメンに選ばれたテベスですが、とにかくボールを
持ちたがる選手。球離れが悪いわけではないのですが、
前を向いてドリブルをしたがる選手なので、これがアルゼンチンの、
リケルメのショートパス主体のサッカーと最後までマッチしませんでした。
道連れ的に相方のクレスポ(クルス)の良さも消してましたし。
ちょっと2トップが点を取れそうにありませんでしたね。

そして驚いたのがリケルメの交替。
彼は怪我でもしない限り絶対替えない選手だと思っていました。
もし替えるとしたら代役としてアイマールを用いるか、
メッシなどを入れて前線の枚数を増やすときか。それくらいかと。
ところがあっさりとディフェンシブハーフのカンビアッソと交替。
これによってアルゼンチンの攻撃が完全に止まってしまいました。

このまま逃げ切れればよかったのでしょうが、
それにしても守備固めに入るにはあまりにも時間帯が早過ぎた。
残り5分を切った時点でもよかったのではないでしょうか。
同点になった時点でアルゼンチンが勝てない試合になってしまいました。

まあ、確かにリケルメの出来もそんなに良くなかったですけど、
それでも致命傷になりそうなほど悪くもなかった。
リケルメよりもずっと調子が悪そうだったバラックを
最後まで替えなかったドイツと対照的でしたね。
ドイツは一戦ごとに守備が良くなっていますが、攻撃はまだ不十分。
バラックが動けない分、シュバインシュタイガーやラームらがもっと
アグレッシブにプレーしないとチャンスは作れないでしょうね。
でも負けそうにないです。負けにくいチームに仕上がってます。
そしてそれが実にドイツらしい。「なんでこのチームで勝てるの?」
とか言われながら優勝カップをさらっていってしまうかもしれませんね。

841 :アイボマさん ◆X7AIBOMA :2006/07/01(土) 06:05
準々決勝
イタリア 3−0 ウクライナ

イタリアの積極的な試合運びが印象に残った試合でした。
試合開始直後の猛攻はまさに圧巻の一言。
「イタリアどうしちゃったの?」と言いたくなるくらいパスをつなぐ。
前へ前へとボールを進める圧力でウクライナを圧倒してました。
イタリアがこれほどの怒涛の攻めを見せたのは94アメリカ大会
準決勝の対ブルガリア戦の前半以来ではないでしょうか。
先制点はザンブロッタのミドルシュートでしたが、
チーム全体の積極さで奪い取ったような得点だったと思います。

イタリアは守備でもチームワークが良かったです。
日本語で「チームワークが良い」というとなぜか「仲が良い」
みたいな意味になってしまうのですが、この試合の
イタリアはまさに「チーム単位で仕事をこなす」という感じでした。
中盤の4人の選手が相手の選手を囲い込んでボールを奪う。
その運動量の多さ、出足の鋭さはこの大会一番の出来でした。

ウクライナも前半は積極的に中盤で仕掛けていたのですが、
密集地帯でのボールのつなぎに関してはイタリアが一枚上手でした。
どうしても取りたい場所でボールが取れず、
良い形で攻撃を仕掛けることができませんでした。
ビックチャンスはセットプレーくらいでしたね。

イタリアはトッティも調子を上げてきているのが心強い。
トニも2ゴールで良い感じですし、こういう試合ができれば
準決勝の相手が開催国のドイツでも怖くないのではないでしょうか。
イタリアならスウェーデンやアルゼンチンほどは開催国に有利な
状況も苦にはしないような気がします。百戦練磨ですしね。
準決勝は欧州の盟主を決める激しい戦いになることでしょう。

842 :アイボマさん ◆X7AIBOMA :2006/07/01(土) 06:07
松木さんは相変わらず
「うわーーーー!」「おおおーーー!!]みたいな絶叫が多いですね。
これがないだけでも大分印象が良くなると思うのですが。
あと実況の人「シェフチェンコ」連呼しすぎ。
サッカーは個人競技ではないのでああいう実況はしないでほしかったです。

843 :名無し娘。:2006/07/02(日) 02:46
うっしゃ!ポルトガルきたよ!おめおめェぇぇぇぇえぇええええぇえええええ!!!!!111111

844 :アイボマさん ◆X7AIBOMA :2006/07/02(日) 02:52
準々決勝
ポルトガル 0−0 イングランド
    (PK 3−1)

退場者が出るまでは拮抗した試合でした。
イングランドは一回戦の時と比べてジェラードとランパードが
より高く位置していたのでルーニーがプレーしやすそうでした。
孤立することなくMFと上手く連携できていましたし。
中盤の底のハーグリーブスも攻守によく効いてました。

しかしながらイングランドはルーニーが退場になりジ・エンド。
退場そのものはやや疑問が残るだけに非常に残念でした。
10人になってからは大幅なペースダウンを余儀なくされ、
自慢の中盤も完全に死に体となってしまいました。
それでも集中を切らさずに最後まで0点で
凌ぎきったディフェンスは素晴らしかったですが…。
負けてしまっては何の慰めにもならないですよね。

ポルトガルは全員がコンディション良さげでした。
おっさんのフィーゴを含めて全員がアスリートとしての能力が高く、
走れる選手、闘える選手が集まったチームだったと思います。
イングランドが10人になってからはボールを広く散らして
必死にイングランドディフェンスの穴を探していましたが、
最後の最後で決めきれなかったところにやや不満が残ります。
でもそれは割り切って守りを固めたイングランドが相手だったから
というのが大きかったのかもしれません。
華麗な攻撃は準決勝の試合に期待したいと思います。

イングランドには悲しい結末となってしまいました。
もう少し上を狙えるチームだっただけに残念です。
この試合に関してはランパードがやや消えていたような。
そしてベッカム、ジョー・コールの両サイドも不発。
消化不良のままドイツを去ることとなってしまいました。

845 :アイボマさん ◆X7AIBOMA :2006/07/02(日) 06:07
準々決勝
フランス 1−0 ブラジル

最後の一秒までハラハラドキドキさせられる試合でした。
フランスはシステムがどうのコンビネーションがどうのと言う前に
とにかくジダンの出来が素晴らしかったです。
記憶に残るようなビックプレーを連発したわけでは
なかったのですが、チーム全体を前へ前へと
推し進めるゲームメイキングが本当に上手かったです。
その姿はまさに「コンダクター」の名に相応しいものでした。

フランスはジダンを支える周りのMFも良かったです。
運動量豊富で体の切れ、スピート、そして闘志゙も十分。
精力的なフリーランニングを繰り返してジダンを支えていました。
おそらく決定機の数でもブラジルを上回っていたでしょう。
勝利は極めて妥当な結果だと思います。

ブラジルは最後までミラクルなプレーを披露できませんでした。
中盤のパスワークやスピーディなドリブルは非常に素晴らしく、
その出来はとても「平凡」とは言えない高いレベルにあったと
思いますが、それでもフランスを打ち破るには不十分でした。
ブラジルの選手は個々にはもてる力を十分に発揮しましたが、
観客を驚かすような予想外なプレーを見せることはありませんでした。

とうとう準決勝までたどり着いたフランス。
前評判は芳しいものではありませんでしたが、
選手個々の能力はベスト4に残ったチームの中では一番では。
ブラジルを破ったことでホッと一息ついてしまうのが怖いですが、
準決勝でもクオリティの高い試合を見せてくれそうです。
ジダン怪我とかしないでね。お願いします。

846 :名無し娘。:2006/07/03(月) 00:01

           ドイツ ━━━┓2                                1┏━━━ イングランド
                  ┗━━━┓1                0┌━━━┛
      スウェーデン ───┘0     ┃                  |     0└─── エクアドル
                          ┗━━━┐        ┌━━━┓
        アルゼンチン ━━━┓2     | PK 4-2|        | PK 3-1┃     1┏━━━ ポルトガル
             延長 ┗━━━┘1     |        |     0┗━━━┛
           メキシコ ───┘1             |        |             0└─── オランダ
                            ├─決勝─┤
           イタリア ━━━┓1             |        |             3┏━━━ ブラジル
                  ┗━━━┓3     |        |     0┌━━━┛
.      オーストラリア ───┘0     ┃      |        |      |     0└─── ガーナ
                          ┗━━━┘        └━━━┓
          スイス ───┐0     |                  ┃     1┌─── スペイン
             PK 3-0┏━━━┘0                1┗━━━┓
          ウクライナ ━━━┛0                                3┗━━━ フランス

847 :名無し娘。:2006/07/03(月) 00:02

準決勝

07/04(火)
ドイツ×イタリア(03:45〜 NHK、BS1)

07/05(水)
ポルトガル×フランス(03:35〜 テレ東/03:45〜 NHK、BS1)

848 :名無し娘。:2006/07/03(月) 22:43
中田英寿:現役引退を表明 “新たな自分”探しの旅にと
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20060704k0000m050124000c.html
中田英寿が現役引退 公式HPで発表
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/japan/column/200607/at00009794.html
中田英が現役引退 W杯3大会、全試合出場
http://flash24.kyodo.co.jp/?MID=RANDOM&PG=STORY&NGID=spot&NWID=2006070301002905
鮮やかでさわやかな決断 川淵・日本サッカー協会会長
http://flash24.kyodo.co.jp/?MID=RANDOM&PG=STORY&NGID=spot&NWID=2006070301003015
中田英が現役引退=日本の中心選手として活躍−サッカー
http://wc2006.yahoo.co.jp/hl?c=event&a=20060703-00000142-jij-spo

849 :アイボマさん ◆X7AIBOMA :2006/07/05(水) 06:59
準決勝
イタリア 2−0 ドイツ

欧州と南米。
ともに競い合いながら世界のサッカーをリードしてきました。
南米最強のサッカー大国と言えばなんといってもブラジル。
アルゼンチンもマラドーナ登場以降は世界でも
特別な位置を占める存在となりましたが、
南米ナンバー1はW杯優勝5回を誇るブラジル以外考えられません。

では欧州最強国はどこか?
答えはイタリアとドイツで分かれるのではないでしょうか。
共に古い歴史とW杯優勝3回の実績を持つサッカー大国。
かたや欧州選手権も含めて代表でコンスタントに結果を残すドイツ。
かたやセリエAという世界で最も厳しい国内リーグを擁するイタリア。
どちらがサッカー大国として上かを判断するのは難しいです。

両チームの選手にはそんなサッカー大国のDNAが感じられました。
例えばCLの上位で活躍しているような選手の
数でいえばイングランドの方が多いと思います。
ですが両国の選手には世界的には無名なチームに所属する
選手にもしっかりと欧州最強国の血が感じられるのです。
そのプレーの質の高さにはため息が出るばかりでした。

技術の高さはもちろんですが勝利への執念が凄いんですよね。
大国のプライドが凡庸な敗退など許さないという感じでした。
やはりクラブチームにはクラブチームの、
そしてナショナルチームにはナショナルチームの意義があるのでしょう。
いくらCLのレベルが高くなろうとも、
W杯の存在が特別であることに変わりはないと思います。

850 :アイボマさん ◆X7AIBOMA :2006/07/05(水) 07:01
イタリアは先発5人のMFの連携は素晴らしかったです。
しかしながら1トップのトニがやや孤立気味。
試合を支配した割には決定機を作れませんでした。
それでもやはり守備は堅い。
何度も書きますがカンナバーロの守備は凄い。
94W杯決勝でロマーリオを完封したバレージを彷彿とさせる、
と言っても誉めすぎではないでしょう。とにかく凄かったです。

ドイツは最後までバラックに存在感がありませんでした。
2トップの連携は良かっただけに、中盤の選手がこの2トップに
絡めなかったのが痛かった。ボロウスキーも悪くなかったんですが・・・
ちょっとゴールが決まるシーンがイメージできなかったですね。

最後は2点を取られましたが、守備は良かったです。
メルテザッカーとメツェルダーはイタリアの1トップに何もさせませんでしたし、
中盤も厳しい当たりでトッティを自由にさせませんでした。
ただピルロを少し自由にし過ぎかなあと思っていたんですが・・・
彼に気分良くサッカーをさせ過ぎたことが先制点に
つながってしまったと言えば言いすぎになるのでしょうか。

それにしても両国の選手はともに試合の流れを読むのが上手い。
監督の選手交替の意図をはっきりと理解して
途中出場の選手を上手く使っていましたし、
相手側も敵の途中出場選手の特徴を良く理解して
怖いところではちゃんと厳しく対応していました。
こういう意味での「戦術理解」というものも、
日本人選手に身に付けてもらいたいところですね。

851 :アイボマさん ◆X7AIBOMA :2006/07/05(水) 07:02
敗れたドイツはベスト4で大会を去ることになりました。
大会前の低い評判から言えば健闘したと言えるのでしょうが、
選手の心に残ったのは「優勝まで届かなかったのか」
という無念の気持ちだけだったのではないでしょうか。
敗戦後に泣き崩れる選手達の表情は優勝候補筆頭と
言われていたブラジルの選手なんかより100倍悔しそうでした。


「これがフットボールさ」


そう言ってしまうのは達観し過ぎでしょうか。
でも心に残る良い試合でした。
ブラジルやスペインなど消化不良で終わってしまった国が多い中で
(というか普通は負ければ「もっとできたのでは?」と思いがちです)
ドイツは持てる力を全て、いや持っているもの以上の力を
出したと思います。ドイツの名に恥じない好チームでした。

それにしてもグロッソのゴールは凄かった。
解説の井原さんじゃないですがまさに「ここしかない」というシュート。
もうボール一個外側ならポストに弾かれていたでしょうし、
内側ならレーマンがブロックしていたでしょう。
「この流れは典型的なイタリアの負け試合かな」と私はPK戦に
なるんだろうと思っていたのですが、イタリアの執念には脱帽しました。
デルピエロがゴールを決めた瞬間は鳥肌が立ちましたよ。

リッピ監督の采配も素晴らしかったです。
決勝では是非とも今日のようなイタリアらしい、
なおかつ痺れるような好ゲームを見せてもらいたいものです。

852 :アイボマさん ◆X7AIBOMA :2006/07/05(水) 07:04
録画して今日の夜に見ようかとも思っていたのですが、
リアルタイムで見てよかったです。
まさか途中からNHK教育に切り替わるとは思いませんでした。
まあこればっかりは国防にかかわることですから仕方ないですよね。

853 :アイボマさん ◆X7AIBOMA :2006/07/05(水) 07:27
>>852
補足説明しておくとこのこの試合は最初は
NHK総合で放送されていたのですが、深夜3時ごろに
北朝鮮から日本に向けてミサイルが発射されたとかで
(ミサイルは日本海に着弾したそうです)
延長戦の途中からNHK総合では報道番組に切り替わり、
W杯の試合はNHK教育で放送されるという事態になってしまいました。

録画して後で見ようと思っていた人は
おそらく試合が決した残り5分の攻防は見ることができなかったのでは・・・・・
なんとも残念なことでしょうが、
こればっかりは国防にかかわることですから仕方ないですよね。

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