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石川・・・・・ボケー!!
- 128 :吉澤承太郎 ◆JOJO7O5k :2004/06/13(日) 07:55
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【第八章】
- 129 :吉澤承太郎 ◆JOJO7O5k :2004/06/13(日) 07:55
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そんなにかんたんに えらべるくらいなら
なんの迷いもなく 幸せになれるか
- 130 :吉澤承太郎 ◆JOJO7O5k :2004/06/13(日) 07:56
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辻希美 17歳
- 131 :吉澤承太郎 ◆JOJO7O5k :2004/06/13(日) 07:56
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彼女はかつて17歳だった。
彼女はかつて17歳だった頃の自分をふと思い出す。
- 132 :吉澤承太郎 ◆JOJO7O5k :2004/06/13(日) 07:57
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加護と一緒の卒業だった。
加護は自分ほど泣いてはいなかったが、
加護の方が多分ずっと辛い思いをしている。彼女はそう感じた。
加護の発する悲しみのオーラはいつにも増して強烈だったが、
彼女はそれを避けようとは思わなかった。
- 133 :吉澤承太郎 ◆JOJO7O5k :2004/06/13(日) 07:58
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彼女は自分の将来についてかなり楽観していた。
加護とも、これからもわりあい上手くやっていけるだろうと思っていた。
性格は全然違うが、そんなことはあまり大きな問題じゃなかった。
彼女はこれからも、今までのように自分の直感を信じていこうと思っていた。
- 134 :吉澤承太郎 ◆JOJO7O5k :2004/06/13(日) 07:59
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残されたメンバーもきっと上手くやっていくだろうと思っていた。
まだ吉澤がいた。石川もいた。
彼女は石川とじゃれていた日々を思い出す。
あれほど鬱陶しい人間もなかなかいない。
何度も泣かしたがそれもいい思い出だった。
向こうはどう思っていたか知らないが、誰が何と言おうと、
彼女が石川に注いだのは、憎しみではなくて愛情だった。
- 135 :吉澤承太郎 ◆JOJO7O5k :2004/06/13(日) 07:59
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全然性格が合わない人間だからこそ教えられることもある。
例えば、愛することも、愛されることも、そんなに難しくないってこと。
みんなが私に、私がみんなに、求めてきたものを
ひとつずつ、ひとつだけ、返していけばいい。
- 136 :吉澤承太郎 ◆JOJO7O5k :2004/06/13(日) 08:00
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彼女が17歳だった頃
彼女がモーニング娘。だった頃
- 137 :吉澤承太郎 ◆JOJO7O5k :2004/06/13(日) 08:00
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【第八章 了】
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