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狼人いねーな

1 :名無し募集中。。。:2007/01/31(水) 21:32
3ちゃんねるにも人いねーな

14 :ぱにぽに:2007/09/12(水) 17:34
そして私は、握り締めた500円玉を力いっぱい高橋にブン投げた。
そうだよ、逆ギレだよ。ちょっとは心配してほしかったんだよ…
「ふん!アデュー、ワンコインの女…」

15 :名無し娘。:2007/09/12(水) 23:59
高橋に己の魂をぶつけた新垣。
文句を言う高橋を尻目に、新垣はあることに気付いた。
「一応メンバー全員に報告したほうがいいのかな・・・」

16 :C7 ◆bCOnXQpIRI :2007/09/13(木) 00:00
>>15
名前忘れてました

17 :しないよ:2007/09/13(木) 00:28
ここで説明しよう。メンバーというのは英語である。
集団を構成する人。構成員。という意味なのだが特殊な使い方もある。
例えば警察沙汰を起こした場合は「田中メンバー」なんて風にも使うのだ。

18 :流れ新垣 ◆MSUJIAEFes :2007/09/13(木) 03:31
私はメンバー全員に挨拶することに決めた。
人として挨拶は大事なのだ。一番大事なのだ。
高橋と亀井には会ったからあとは道重と田中と久住と光井とジュンジュンとリンリンなのだ

19 :三年ROM夫 ◆3YEARS16Y :2007/09/13(木) 21:31
「よし、次は田中…はやめて道重さゆみに挨拶に行くことにするのだ」
私は颯爽と歩き出した。その道すがら寺田光男♂氏から伝書鳩が届いた。
悪趣味な花柄の便箋にはこう書いてあった。

20 :dazzle ◆AB3iV60dIQ :2007/09/13(木) 23:17
『流浪人ってロックやん。なあ俺も流れていい?』
普通に返事をするのも面倒だったのでその辺の鳩をつかまえて手紙を括りつけてみた。
『ロックよ、静かに流れよ。なのだ』

21 :C7 ◆bCOnXQpIRI :2007/09/13(木) 23:24
しかしさすが普通の鳩。
待てども待てども飛び立つ気配は無く、気付けば日付が変わっていた。
そこで私はようやく「道重さゆみに挨拶に行く」という目的を思い出した。

22 :しないよ:2007/09/14(金) 19:08
いつまでも飛び立たない鳩に背を向けて歩き出そうとした私の頭に
ふと奇妙な疑問が浮かんだ。この鳩は鳩にしては鳩胸過ぎないかと。
鳩にしてはおっぱいちゃん過ぎる。もしかすると鳩ではないのかも知れない。

23 :C7 ◆bCOnXQpIRI :2007/09/14(金) 22:37
確かめるにはやはりこの鳩胸を揉む他にはない。
そう思った私は不意に後ろから鳩らしきものの両乳をわしづかみ、乳首辺りをこねくり回した。
すると鳩らしきものは思いもよらぬ反応を示した。

24 :dazzle ◆AB3iV60dIQ :2007/09/14(金) 22:49
何と突然白光を発したかと思うと、一陣の風を残して鳩らしきものは消えてしまった!
後には一枚の布だけが残されている。どうやら誰かが放った式神だったらしい。
私はやれやれと頭を振って、この放浪の旅が何者かに監視されているのではないかという疑念を振り払おうとした。

25 :流れ新垣 ◆MSUJIAEFes :2007/09/14(金) 23:41
私は道重に挨拶に行くためにタクシーを探す
渋谷の街を行くタクシーを捕まえ颯爽と乗り込み運転手に言う
「山口まで」

26 :dazzle ◆AB3iV60dIQ :2007/09/15(土) 22:20
「山口ってあのフグとかウニの山口っすか? お客さんちょっと無理言っちゃいけねえや」
「いいから黙って出すのだ。金はうなるほどあるのだ」
とは言ったものの全財産は2156円しか持ってなかった。あ、いやさっき500円投げたので1656円也。

27 :流れ新垣 ◆MSUJIAEFes :2007/09/15(土) 22:38
1656円では山口どころか福井も行けぬ。中国本土など夢のまた夢。
仕方なくあたしは都内にある事務所に向かう。
誰かいるんじゃないかなと思ったら案の定そこには小春ちゃんとみっつぃーがいた。

28 :しないよ:2007/09/16(日) 03:24
ふたりはソファーに座って寄り添っていた。みっつぃーが何か言っている。
私は後ろからこっそり近づいて聞き耳を立てた。え?私は自分の耳を疑った。
「あっ・・・久住さん駄目です。それは梅干じゃなくて・・・あぅっ」

29 :dazzle ◆AB3iV60dIQ :2007/09/16(日) 23:11
よく見ると小春がみっつぃーの顎に向かって執拗に箸を突き出していた。
梅干が好き過ぎて顎の皺にも食欲をそそられたのだろうか。
私は黙って見てるのもアレなのでずびしと指をさして高らかに告げた。

30 :流れ新垣 ◆MSUJIAEFes :2007/09/16(日) 23:20
「あたしこれから流れてくるから!もう決めたんだから!」
箸で顎をつついたまま小春はあたしの方も向かずに軽い口調でこう答えた。
「いってらっしゃ〜い」

31 :アイカーマスク ◆AiKA/UeweA :2007/09/17(月) 20:32
「ちょっと待ってください!新垣さんもつまんで行きませんか?」
背後からみっつぃーの声が聞こえたが気にしない。
私は部屋を後にした。

32 :しないよ:2007/09/17(月) 20:58
外に出ると澄み渡った青い空が広がっていた。
青空の10人か。懐かしいな。もう随分前の事のように思える。
吉澤さん、ミキティ、5期のみんな、さゆえり、小春。あれ?誰か足りない。

33 :流れ新垣 ◆MSUJIAEFes :2007/09/17(月) 23:39
長い時間思い出そうとしたがどうしても思い出せない
諦めて私は隣の長いビルに入る
そこではジュンジュンとリンリンが日本語のレッスンをしているはずなのだ

34 :アイカーマスク ◆AiKA/UeweA :2007/09/18(火) 22:52
ビルにはエレベーターがあったが、あえて階段を使うことにした。
「って、これは発汗コマーシャルじゃな〜い!!」
自分で自分につっこんでみたが、声が空しく響くだけだった。

35 :流れ新垣 ◆MSUJIAEFes :2007/09/18(火) 22:58
階段をカンカンと上っていく
部屋をコンコンとノックする
中にはジュンジュンとリンリンがいた

36 :しないよ:2007/09/18(火) 23:04
コンコンとノック?あれ?いつの間にか横にはコンコンが居た。
「ガキさん久しぶり元気だった?」
懐かしさと嬉しさで私はリンリン、ジュンジュンなんかどうでも良くなった。

37 :流れ新垣 ◆MSUJIAEFes :2007/09/19(水) 00:10
コンコンの後ろにはマコそっくりの女の子がいた。
誰がどこからどう見てもマコだけどマコのはずはない。
マコは語学を勉強するために海外に留学しているはずなのだ。

38 :しないよ:2007/09/19(水) 22:05
試しに私はカメから教えてもらった取って置きの英語の挨拶をしてみた。
「ヤッターマンコーヒーライター」
ほら別人だ。マコらしき人はポカンと口を開けて私を見ている。

39 :流れ新垣 ◆MSUJIAEFes :2007/09/20(木) 00:03
私はマコに激似の女の子を無視してコンコンに話しかける
「あたし、流れることになったから。止めても無駄だから」
「流れる?ガキさん、流れるってどういう意味?」

40 :しないよ:2007/09/21(金) 22:40
「流れる。を説明すれば長くなるよ。3日くらいかかるよ」
「いいよ。3日くらいだったら」
さすがコンコン気が長い。仕方ないので説明する事にした。

41 :流れ新垣 ◆MSUJIAEFes :2007/09/21(金) 23:42
それから三日の時間が流れた
どうやらコンコンは私の説明を理解してくれたらしい
あとはジュンジュンとリンリンに説明するだけなのだ

42 :しないよ:2007/09/22(土) 21:30
説明しようと部屋を覗き込む。おかしい。
3日前には居たはずのジュンジュン、リンリンが居ない。
「しまった。逃げられちゃった。追いかけよう!」

43 :流れ新垣 ◆MSUJIAEFes :2007/09/22(土) 23:42
私はジュンジュンとリンリンを探すために部屋の外に出た
扉を開けた瞬間、そこにはなぜか田中っちがいた
丁度良いから先に田中っちに挨拶することにしよう

44 :しないよ:2007/09/23(日) 22:59
「田中っち。おはよう」
「おはようガキさん」
よし挨拶は終わった。

45 :流れ新垣 ◆MSUJIAEFes :2007/09/23(日) 23:48
田中っちとの悲しい別れを終えてあたしは建物を出る
前を行く二人の女の子の後姿が見える。
あれがジュンジュンとリンリンかな?ちょっと声をかけてみよう。

46 :しないよ:2007/09/24(月) 22:14
「おーい。ふたりとも待って!話があるんだけど」
「何やねんお前。金なら無いで」
「食べ物以外の美味しい話ならお断りれすよ」

47 :流れ新垣 ◆MSUJIAEFes :2007/09/24(月) 23:27
あたしはその場から猛烈ダッシュで立ち去る。
事務所の人からあの人たちには近づくなと言われているのだ。
がむしゃらに走っているうちに、今度こそジュンジュンとリンリンを見つけた。

48 :しないよ:2007/09/25(火) 21:18
さっさと挨拶しようとふたりに近寄ったがなんだか様子がおかしい。
リンリンは「うわはははよく来たなサブリーダー。いやさ流れ新垣!」と笑った。
そしてジュンジュンが「組織の命令だ。死んでもらう」と叫び襲い掛かってきた。

49 :流れ新垣 ◆MSUJIAEFes :2007/09/25(火) 23:11
よく見るとジュンジュンとリンリンの後ろに誰か人がいる。
黒装束に身を包んでいるので誰だかわからない。
だがどうも私がよく知っている人間のような気した。

50 :しないよ:2007/09/26(水) 21:28
おっと!目の前の敵を倒すのが先だ。
私は挨拶がわりに眉毛ビームを出してみた。当たった。
不意を突かれたジュンジュンとリンリンは吹っ飛んだ。

51 :dazzle ◆AB3iV60dIQ :2007/09/26(水) 22:59
チッという舌打ちが黒い人影から聞こえた。どこかで聞いたような声だ。
というよりあれは本当に黒装束だろうか。衣装というよりは全体的に黒い。
まるで漆黒の闇から抜け出してきたかのような黒さだ。私はその黒いものを見極めようと目を凝らした。

52 :流れ新垣 ◆MSUJIAEFes :2007/09/26(水) 23:02
「おい!貴様この新垣の邪魔をするつもりか!」あたしがそう言うと
「し、しないよ」と謎の女はそういい残してその場から消えていった
あたしは倒れたジュンジュンとリンリンを起こして挨拶する。

53 :ぱにぽに:2007/09/27(木) 21:07
「ごめんね、痛かったでしょ?いきなりだったから手加減できなかったの…」
「その声は新垣さん…?」「あれ?私達…どうしてここに?」それは私も知りたい…
だからとりあえずここは「流れてくるから!」とだけ言い残し私は謎の女を追った。

54 :しないよ:2007/09/27(木) 22:18
女は公園の中にある建物の中に逃げた。逃がすか。
建物はどうやら公衆トイレのようだ。私はその女の後を追ってドアを開けようとした
が開かない。どうやら内側から鍵をかけられてしまったようだ。

55 :流れ新垣 ◆MSUJIAEFes :2007/09/27(木) 22:29
「あらガキさんじゃないの。こんなところで何をしてるの?」
聞き覚えのある声がしたので振り返ってみたらなぜか石川さんがそこにいた。
何をしてるって…そうだ思い出した。わたしは流れないといけないのだ。

56 :dazzle ◆AB3iV60dIQ :2007/09/27(木) 22:51
私はついさっきまで敵を追ってたような気がしていたが、そんな思いはあっという間になくなっていた。
そうだ流れ者とはありとあらゆる世情から離れ、孤独にさすらう者なのだ。
たとえ石川さんが悪でもトイレで何かを生み出したとしていてもそれは私とは無縁のことなのだ。

57 :しないよ:2007/09/28(金) 18:16
せっかくなんで石川さんにも挨拶しておこう。
「石川さん私はちょっと流れてます。お元気で」
「気をつけてねガキさん。時々ちゃんと流れない事があるから」

58 :ぱにぽに:2007/09/28(金) 19:15
こうしてようやく流れ始めようとしたのもつかの間、私はある重大な事に気づいた。
「そうだ…まだ重さんに挨拶していない…メンバー全員に挨拶して流れるつもりだったのに…」
私は踵を返し、重さんを探しに行った。

59 :dazzle ◆AB3iV60dIQ :2007/09/28(金) 20:11
重さんはメガマックの山に埋もれていた。発掘するのに三日かかった。
それからアイドルとしてまともなレベルまで更生させるのに一週間かかった。
そして爽やかに別れを告げた私は妙な達成感と高揚する心を感じていた。これからは未知なる世界が待っているのだ。

60 :アイカーマスク ◆AiKA/UeweA :2007/09/28(金) 21:25
それにしても、未知なる世界ってどんな感じなのだろう。
「ミチ」だけに重さんばっかりだったりして。
そんな事を妄想したらこれまでの疲れがどっと出てきた。

61 :流れ新垣 ◆MSUJIAEFes :2007/09/28(金) 23:47
そして、流れ新垣は再び旅に出た。
その後の新垣の足取りは知られていない。
しかし誰も新垣の事を忘れることはなかった。    おしまい

62 :名無し娘。:2007/10/07(日) 22:36
age

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