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最新50
ロード・オブ・ザ・ウェディング
1 ：
名無し娘。
：2006/08/31(木) 22:29
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
ひとつの指輪は、すべてを統べ
ひとつの指輪は、すべてを見つけ・・・
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
2 ：
名無し娘。
：2006/08/31(木) 22:29
はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・・・っっ・・・！！
3 ：
名無し娘。
：2006/08/31(木) 22:29
ヴァギンズ・・・どこに行った・・・！！
4 ：
名無し娘。
：2006/08/31(木) 22:30
┃ ┃ ┃ │ ∥ |
┃ ┃ │ │|| ||│ │∥∥|│ │ │┃
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┃∥|│ ∥| │∥┃∥||| ||│|∥┃ |∥
│∥┃∥|||||│|∥┃ │∥┃∥|| |||│|∥┃ |∥
＼WWWVMMMMMWWWWＶWWMMMMMMVMMMWWWWWＶMM／
＜ ＞
＜ ・・・ヴァギイィィィイィィィンズッッッ！！！！！！！ ＞
＜ ＞
／VVMMMMMMNNNNNWWWWWＶWWWMMＶWMＶWNNNNWWW＼
│∥┃∥|||||│|∥┃ │∥┃∥|| |||│|∥┃ |∥
┃∥|│ ∥| │∥┃∥||| ||│|∥┃ |∥
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5 ：
名無し娘。
：2006/08/31(木) 22:30
（●；´ー｀）＜ ・・・はぁっ、はぁっ。
（●；´ー｀）＜ し、しつこい妖怪野郎だべ。妖怪のくせにいっぱい小銭貯めこんでる
もんだから、ちょっくら素敵なお宝をパクっただけなのに、ここまで執
拗に追ってくるとは思わなかったべ。
裁判に訴えられる前に、あやまったほうがいだべか・・・？
（●；´ー｀）＜ こんな、なんの飾り気もないチンケな指輪ひとつ、パクったところで
事務所がもみ潰してくれるんじゃないかなどという考えが甘かったべ。
（●；´ー｀）＜ ・・・それにしても・・・・・・。
（●´ー｀）＜ この指輪、素敵だな・・・・・・。
（●´ー｀）＜ ・・・・・・。
（●；´ー｀）Σ＜ ハッ！いかんべいかんべ！チンケな指輪などとゆーとるそばから、
心そそられてるべ！なんだか、不思議な魅力がある、指輪だべねえ
・・・。
6 ：
名無し娘。
：2006/08/31(木) 22:30
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
ひとつの指輪は、すべてをとらえて
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
7 ：
名無し娘。
：2006/08/31(木) 22:31
＜ ・・・・・・・・・ッッ！！！
（●；´ー｀）Σ＜ ゲッ、あの妖怪、もうこんなところまで追ってきたべ！
（●；´ー｀）＜ かっ、返さなきゃ、返さなきゃ。この指輪を返さなきゃ、あの妖怪の
胃袋にパックリおさめられてしまうべっ！！
＜ ・・・待てええぇぇ！！！
（●；ＴーＴ）＜ あああああ、どーするべどーするべえっ！？捕まったら食われるべ！
でもでもでも、あああああ、返すに返せぬこの恋にも似たもどかしい
想い、今夜あなたにひっそり伝えたいっっ！！
＜ ・・・むわぁぁてえぇぇえええぇえ！！！！！
（●；ＴーＴ）Σ＜ うひゃあっ、怖いべ怖いべ！事務所のみんな、ごめんなさあぁぁーいっ！！
やっぱり逃げるべごめんねごめんねえええええっっっ！！！
＜ ヴァギナァァアァアッッ！！！
（●；´ー｀）＜ え？
＜ ああ、いや、ヴァギイィィィイィィィンズッッッ！！！！！！！
（●#´ー｀）＜ 「ああ、そのネタやりたいがだけのために、わざわざ下唇を噛んだ
ハイカラな読み方にしたんだな」と思われるような呼び方はやめる
べー――っっ！！！！！
8 ：
名無し娘。
：2006/08/31(木) 22:31
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
くらやみのなかにつなぎとめる・・・・・・
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
9 ：
名無し娘。
：2006/08/31(木) 22:32
はるか遠い昔、アイドルアースと呼ばれる世界において
繰り広げられた、愛と希望と破滅の物語。
かつて魔王の野望のために作られた、アイドルアースを滅ぼす指輪。
アイドルアースに住む、ホッカイド族と呼ばれる温和な種族のひとり、
ビルボッチ＝ヴァギンズがある指輪を手にしたことから、全ての物語
は幕を開けたのでした。
10 ：
名無し娘。
：2006/08/31(木) 22:32
そして、年月は経ち・・・・・・。
11 ：
名無し娘。
：2006/08/31(木) 22:32
＊＊ アイドルアース ホッカイド庄 ＊＊
::::::::::...... .................................................... .........::::
:::::::::::::::::::::::............................ ...............:::::::::::::::::::
/~ ＼.............. .................:::::::::::........... ............:::::::::::::::::::::::__ノ
__ .........::::::::::::::::::::::::::.......... .............:::::::__/彡
＼ ヽ:::::::::/~ ￣￣:::::::::......-ー::::::::::..................::::::::::::::::::ニ､ー'~
ミ､ ＼::::::........ ＿,,,;;;;:::::::...............:::::::;;;;;;;;;;ーー'''''~~~
ゝ ト、 λ-ーｰ＜ ノﾐ~~~ － ― ......＿＿＿:::::::::::::
λ ヽ ~''ー λ.............:::::::::::::::::::::::／彡
＿＿,,,∠彡 ＝＝========＝三::::......
__=-―'~￣ ＿ .............
ー､,,,＿∠~￣~＼__...... ....... ￣~－ー＝=ー、
_,,､=～ ￣''=っ
ー＝＜~ ..............::::::::::::::ノﾐ
ーi､,,,,_＿wwjklwjklw ゝ:::::::::::...............
￣ / /￣/ニlーiニトーi---i-=､,,,,____
￣ ￣￣ ∠/￣|ニi―-i==､＿_jkjlwjiwjjilwi
ヽニヽー-､,,＿
∠ニiー-┬-
￣
12 ：
名無し娘。
：2006/08/31(木) 22:33
ぱっかぱっかぱっか
Å
/＝ヽ
/＿ ヽ
||| ゜～゜)∥
│─── |￣lつつ /l//l/l.
│￣￣￣ ∠ノーｎ＼＼＿_〆〆 ´｀＼
ヽ._￣:￣￣￣:￣ノ匚|ＪJヽ＞ｰ|--|---‐ﾒ､ﾟ_ﾟ）
__/､| ,ゝ__,､__,､:_./､|,ゝ匚ニニニニニｺ .〈ｺ
￣＼|‐＊‐）─＊-）|‐＊‐）＊-）〉／/ /｀ｰ､ヽ
ヽ､|_ﾝ ヽ､|_ﾝ ヽ､|_ﾝ ､.|_ﾝ〈/〈/ヽ〉 ヽ〉ヽ〉
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
13 ：
名無し娘。
：2006/08/31(木) 22:33
||| ゜～゜)∥＜ ふう、ひさしぶりのホッカイド庄ね。心なごむわ・・・さっそく旧友の
ビルボッチに会って、カニでも食べさせてもらおうかしら・・・。
(o･ⅴ･)ノ＜ わー、カオリンダルフだ！！
州*‘ o‘ﾘノ＜ カオリンダルフ！カオリンダルフ！
||| ゜～゜)∥＜ おお、ごくろうごくろう、ホッカイド庄の子供ＡとＢ。関東出身のくせに
ホッカイド庄でそのいけしゃあしゃあとした笑顔、嫌いじゃないわよ。
(o･ⅴ･)ノ＜ ねえ、魔法やってよ！
州*‘ o‘ﾘノ＜ ねえ、魔法やって！！
||| ゜～゜)∥＜ 魔法とか・・・ローリングプレイングだかいうゲームのやりすぎね。
本当の魔法使いは、そう簡単に魔法を使っちゃいけないの。またね。
(o･ⅴ･)ノ＜ ええー、ねえ、魔法やってよー！
州*‘ o‘ﾘノ＜ ねえねえ、魔法やって！！
||| ゜～゜)∥＜ しつこいわねぇ。あんまりうるさいと、魔法で戦闘ロボにして、その未成熟な
おっぱいを回収不可能のミサイルにして発射させるわよ！じゃね！
(o･ⅴ･)ノ＜ 待ってよカオリンダルフー！
州*‘ o‘ﾘノ＜ 待ってよアタシのおっぱーい！
|||；゜～゜)∥＜ あっ。発射してるっ。
14 ：
名無し娘。
：2006/08/31(木) 22:33
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q_q_q_q_q_q_q_q_q_q_q_q_q_q_ q尋_q_q_
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15 ：
名無し娘。
：2006/08/31(木) 22:34
指輪の呪いか・・・
16 ：
名無し娘。
：2006/08/31(木) 22:36
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17 ：
名無し娘。
：2006/08/31(木) 22:36
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ri q�r- q�riq"q_qﾉq､q`xmqｿqﾂqa
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18 ：
名無し娘。
：2006/08/31(木) 22:45
|||；゜～゜)∥＜ 申し訳ないんだけど、諸事情により、このコの顔を魔法で変えてやったわ。
(o･▽･)＜ うひー。
19 ：
名無し娘。
：2006/08/31(木) 22:46
(o･▽･)ノ＜ ねえ待ってよカオリンダルフー！
州*‘ o‘ﾘノ＜ ねえ、魔法やってー！！
|||；゜～゜)∥＜ しつこいわね！さっさと自分の右乳探しに行きなさいよ！
(o･▽･)ノ＜ ねえ、魔法やってよ！
州*‘ o‘ﾘノ＜ ねえ、魔法やって！！
|||；゜～゜)∥＜ しつこいっっ！！！！！
μ ’ヮ ’μ＜ ねえ、笑って。
|| ゜∇゜)∥＜ アハハハハハハハッ！！！
Å
) /＝ヽ
ノノハヽ /＿ ヽ
μ ’ヮ ’μ ||(ﾟ ∇ﾟ |||
│∪─∪─ |￣lつつ /l//l/l.
│￣￣￣ ∠ノーｎ＼＼＿_〆〆 ´｀＼
ヽ._￣:￣￣￣:￣ノ匚|ＪJヽ＞ｰ|--|---‐ﾒ､ﾟ_ﾟ） ノハヽ 〃ﾉﾊヾヽ
__/､| ,ゝ__,､__,､:_./､|,ゝ匚ニニニニニｺ .〈ｺ (･▽･o) (‘ o‘*州
￣＼|‐＊‐）─＊-）|‐＊‐）＊-）〉／/ /｀ｰ､ヽ U U U U
ヽ､|_ﾝ ヽ､|_ﾝ ヽ､|_ﾝ ､.|_ﾝ〈/〈/ヽ〉 ヽ〉ヽ〉 ししｉ ししｉ
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
20 ：
名無し娘。
：2006/08/31(木) 22:46
μ ’ヮ ’μ＜ ぅわあ、まるで死期を悟った小象のような、素敵な笑顔。
|| ゜∇゜)∥＜ あはははは。
μ ’ヮ ’μ＜ おひさしぶり、わたしだけの、青い鳥。
|| ゜∇゜)∥＜ あはははは。
μ ’ヮ ’μ＜ あなたの黒く長い髪は、ふたりの道のりでもあるのね。
|| ゜∇゜)∥＜ ・・・・・・。
μ ’ヮ ’μ＜ 見て、あの空では、黄色い太陽がお月様から逃げている。
|||；゜～゜)∥＜ ・・・ひさしぶりね・・・ミウド。
μ ’ヮ ’μ＜ ううん、違うの。太陽は、殺されたがっているの。
|||；゜～゜)∥＜ あの・・・ミウド、あなたのおじさんの、ビルボッチに会いにきたんだ
けど・・・。
μ ’ヮ ’μ＜ うふふ。おひさしぶり、魔法使いカオリンダルフ！
ビルボッチおじさんね。おじさんなら・・・。
||| ゜～゜)∥＜ そうそう。元気にしてる？
μ ’ヮ ’μ＜ あはは。見て、お空をおっぱいが、おっぱいが飛んでいる。
|||；゜～゜)∥Σ＜ やべっ！魔法解くの忘れてたっ！！
21 ：
名無し娘。
：2006/08/31(木) 22:47
┌──────────────────────────
│ ・・・あいかわらずの不思議ちゃんだわね、ミウド。
│ さすがはヴァギンズの血を受けるもの、とっぴょーしもない
│ 頭のつくりなのはビルボッチにそっくりね。
│ てゆーかアイツは頭の形が絶壁なだけだけど。
└──────────ｙ───────────────
┌────────────────────
│ なちヲタにも認知されてないような絶壁ネタは
│ いい加減自分の胸の内に封印すべきですよー。
└────ｙ────────────────
) /＝ヽ
ノノハヽ /＿ ヽ ﾊﾟｯｶﾊﾟｯｶ ≡Θ
μ ’ヮ ’μ |||；゜～゜)∥
│∪─∪─ |￣lつつ /l//l/l.
│￣￣￣ ∠ノーｎ＼＼＿_〆〆 ´｀＼ ｳﾜｰﾝ
ヽ._￣:￣￣￣:￣ノ匚|ＪJヽ＞ｰ|--|---‐ﾒ､ﾟ_ﾟ） ｵｯﾊﾟｲﾏﾃｰ ｶﾝﾎﾞﾂﾁｸﾋﾞﾆﾐｴﾙﾖｰ
__/､| ,ゝ__,､__,､:_./､|,ゝ匚ニニニニニｺ .〈ｺ
￣＼|‐＊‐）─＊-）|‐＊‐）＊-）〉／/ /｀ｰ､ヽ ≡ ﾍ○ﾉ ≡ ﾍ○ﾉ
ヽ､|_ﾝ ヽ､|_ﾝ ヽ､|_ﾝ ､.|_ﾝ〈/〈/ヽ〉 ヽ〉ヽ〉 ﾉ┐ ﾉ┐
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
22 ：
名無し娘。
：2006/08/31(木) 22:47
μ ’ヮ ’μ＜ ビルボッチおじさんも、カオリンダルフに会いたがってましたよー。
||| ゜～゜)∥＜ ふむ・・・、アイツとは、つきあい長いからね。カッペぞろいのホッカイド
族のなかで、アイツは風変わりなほどに、目立つやつだったわ。
μ ’ヮ ’μ＜ 北海道人に喧嘩売ってますか？
||| ゜～゜)∥＜ ・・・・・・。
μ ’ヮ ’μ＜ 誰のおかげで美味しいカニが食べられると思ってるんですか？
誰のおかげで、美味しいシャケが食べられると思ってるんですか？
||| ゜～゜)∥＜ ・・・・・・。
μ＃’ヮ ’μ＜ ・・・誰のおかげで、ＧＬＡＹのコピーバンドを結成できるんですか！？
誰のおかげで、スナックのマスターがなぜか大概、松山千春の「長い
夜」を必ず熱唱する（しかも似てる）んですかっっ！？
||| ゜～゜)∥＜ ミウド・・・。
μ＃’ヮ ’μ＜ ミウドは・・・ミウドは！ホッカイド族であることにっ！！深く深く！！
誇りを持っているのよ、カオリンダルフゥー――ッッ！！！！！
||| ゜～゜)∥＜ アンタ確か、静岡・・・。
μ ’ヮ ’μ＜ ♪こぉほぉいぃにいぃ～、ゆぅれへぇるぅ～、こっころほぉ～♪
|||；゜～゜)∥Σ＜ うわ、似てるっっ！！！
23 ：
名無し娘。
：2006/08/31(木) 22:48
μ ’ヮ ’μ＜ カオリンダルフが持ってるこの立派な剣も、ビルボッチおじさんとの
冒険で、手に入れたものでしょう？
||| ゜～゜)∥＜ そうね、ビルボッチとは、いろんなところで、いろんな冒険をしたわ。
ミウド、エルフという種族をご存知？
μ ’ヮ ’μ＜ もちろんよ、カオリンダルフ。香りと食感が、たまらないわ。
||| ゜～゜)∥＜ うん、それトリュフね。でなくて、永遠の命をもつ、美しき森の住人。
古代より生きてこのアイドルアースを見守る、半神的種族。
この剣は、エルフが精魂込めて丹精に熟成させたお宝よ。
μ ’ヮ ’μ＜ うちの庭師のミキワイズも、エルフに会いたい、死ぬ前に一度だけ
見てみたいって言ってたなあ・・・。
||| ゜～゜)∥＜ ま、俺なんかもうマブなんだけどね。エルフと。
μ ’ヮ ’μ＜ 嫌な人ですね。
||| ゜～゜)∥＜ うふふ、いずれ、機会があれば、あなたにも会わせてあげるわ、ミウド。
μ ’ヮ ’μ＜ 約束よ！カオリンダルフ！
||| ゜～゜)∥＜ 約束よ。そのときこそ、この剣をエルフの血で染めてみせようっっ！！
μ ；’ヮ ’μΣ＜ なんでじゃいっっっ！！？
24 ：
名無し娘。
：2006/08/31(木) 22:48
＊＊ ビルボッチの家 ＊＊
||| ゜～゜)∥＜ ふふ、変わらないわね、この山の絶壁をくりぬいて作った洞穴の家。
μ ’ヮ ’μ＜ なんで絶壁にこだわるのかがよくわからないけど、とりあえず、
おじさま～、ビルボッチおじさまあ～！！
（●#´ー｀）＜ ・・・みうな！探してたべ！ナッチが執筆中の詩集にワケのわからん
ポエムを書いたのはおまえか！？
||| ゜～゜)∥＜ ナッチって誰だよ。そしてまた危ない橋を渡ろうとしてんな。
（●；´ー｀）Σ＜ カ・・・！
||| ゜～゜)∥＜ おひさしぶり、ビルボッチ。
（●；´ー｀）＜ カルメン・マキ・・・！
||| ；゜～゜)∥＜ なにそれ。
（●´ー｀）＜ カオリンダルフじゃねえべか！！ひさしぶりだぁ！！よくきた、よく来た
なああー――っ！！！
||| ゜～゜)∥＜ ふふ・・・忘れるわけないでしょ、親友のあなたの誕生日・・・。
聞いたわよ、かなり盛大に誕生パーティーやるらしいじゃないの。
μ ’ヮ ’μ＜ そうか・・・！それで万里の波濤を越えて、来てくれたのね、カオリン
ダルフ！！とてもメルヘンチックだわ、カオリンダルフ！
（●´ー｀）＜ こらこらミウド。あんまりメルヘンメルヘン言うんじゃないべさ。カオリン
ダルフは重度のメンヘルなんだから。
||| ゜～゜)∥＜ 大きなお世話よっ。
25 ：
名無し娘。
：2006/08/31(木) 22:48
||| ゜～゜)∥＜ 今回はかなり派手に誕生パーティーやるそうじゃないの。
さすがはホッカイドの顔、ビルボッチね。
（●´ー｀）＜ なんのなんの、大泉洋に比べればＤＶＤの売り上げも全然だべさ。
せいぜい派手にやって、今まで応援してくれたみんなに売上を還元する
ような勢いで、盛大にいこうって思ってるべさあ。
||| ゜～゜)∥＜ そうねー、ソロでCMやったりして、小銭稼いでたもんねー。
ま、私も協力するわよ、どーせ腐れ縁だし。ただ、どうやら・・・。
（●´ー｀）＜ ・・・・・・。
||| ゜～゜)∥＜ それだけじゃ、なさそうね？
（●´ー｀）＜ ・・・さすが、カオリンダルフだべ。・・・実は・・・これは、ミウドにも、聞か
れたくないことなんだべが・・・・・・。
||| ゜～゜)∥＜ 大丈夫よ。あのコなら、なぜかさっき金魚のお墓を作ってたから。
（●；´ー｀）＜ きのう文鳥のお墓を作ってたばかりなのに・・・。まあいいべ、どうせ
いつものように、いつの間にか頭がメルヘンになっただけだべ。
カオリンダルフ・・・今度の旅は、長くなりそうだべ・・・。
||| ゜～゜)∥＜ ・・・ホッカイドを、離れる気？昔のように・・・。
（●；´ー｀）＜ そう、昔のように・・・。
26 ：
名無し娘。
：2006/08/31(木) 22:49
＊＊ その夜 ビルボッチの盛大な誕生パーティー ＊＊
（●´ー｀）＜ ・・・やあやあ、お集まりのみなさん！愛すべきホッカイド族の方々！
ジャガイモのゆで加減はいかがですかな？今宵はゆっくりお楽しみ
になるがいいべさ！
||| ゜～゜)∥＜ ふうむ、さすがは有名人のビルボッチの誕生パーティーね。ホッカイド
庄の、名だたる一族が勢ぞろいだわ。トゥック家、ブランディバック家・・・。
（ 助清）＜ いいぞー、ビルボッチ！！
μ ’ヮ ’μ＜ 犬神家もいますね。
||| ゜～゜)∥＜ いてどーすんだよあいつは。
（●´ー｀）＜ 今宵は、心ゆくまで、飲んで食って騒いで吐いて、ちょっぴりエッチな
気分になるまで、盛り上がってくださいべさあ！！
（ 大泉）＜ いいぞー、ビルボッチ！！
μ ’ヮ ’μ＜ 大泉洋もいますね。
||| ゜～゜)∥＜ だからいるなっつーの。
μ ’ヮ ’μ＜ なにか、カリカリしてますね、カオリンダルフ？
||| ゜～゜)∥＜ ・・・まあね、今夜はあいつの最後の・・・ウホンウホン。でも・・・何かしら。
今夜はやけに、ビルボッチとの想い出がよみがえってくる。まるで、今夜で
すべてが終わるような・・・いいえ、これからすべてが始まるような・・・・・・。
27 ：
名無し娘。
：2006/08/31(木) 22:49
（●´ー｀）＜ いよいよ宴もたけなわだべねえ。さあて、そろそろウチの
噛み噛みスピーチでもおっぱじめるべかねえ。
μ ’ヮ ’μ＜ あっ、おじさんのスピーチがはじまるようですよ、カオリンダルフ！
||| ゜～゜)∥＜ ・・・・・・。
。ζ''~ ;ヾ ;ヾ ;ヾ ;ヾ ;";ヾ ;ヾ ;"ヾ ; ;" ; ヾ 〃";ヾ ;
,,○ ;ヾ;" "ヾ;" i i l ";ヾ ;;ヾ
☆κ ｵｻｴﾃｵｻｴﾃ _" ; ;ヾ|i l l i|/"/
" ;ヾ ;ヾ; " ヾ|ll l | |゛l|/"
〃~ヽヽヽ ヾ;"ヾ゛ || | ｌl | |
(ヽ（´ー｀●）/) | ｌ | ゛ | | |
日 / ||｜ | ゛｜
┃ ） || | ゛ | ｌ |、
┃| | │ ＿＿＿＿
ヒューヒュー ∧ (＿_) ／|
／ ／
|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣| ビルボッチー！
( ´д) ﾊﾟﾝﾂ
( ´д) ( ´)/) (∀ﾟ ) (д｀ )
(д｀ ) (д｀ )
( ´) ( ﾟ∀) ( ) (ヽ(｀ )
ビルボッチー！
28 ：
名無し娘。
：2006/08/31(木) 22:50
（●´ー｀）＜ やあやあ、お集まりのみなさん。親愛なる、我がホッカイド族の同胞よ！
今宵は、このビルボッチの誕生パーティーにご足労いただき、誠にあり
がとうございますべさあ！！
（ﾎｯｶｲﾄﾞA）＜ あんたのためなら、例え名古屋球場にだって駆けつけるさ！
（ﾎｯｶｲﾄﾞＢ）＜ まったく、あんたの笑顔は天使のようだぜコンチキショー！！
（●´ー｀）＜ ありがとうありがとう。ハイそこの最前列、ポケットから右手を出すように。
さてさて・・・そんな親愛なるホッカイド族の皆さん。今夜はひとつ、皆さんに
ご報告したいことがあるんだべであります！
||| ゜～゜)∥＜ ・・・・・・。
（●´ー｀）＜ わたくし、ビルボッチ＝ヴァギンズは・・・そこにいる（チラリ）
|| ゜～゜)∥＜ ！
μ ’ヮ ’μ＜ やだ、おじさまったらイヤらしい目つき！
（●´ー｀）＜ なんでやねんっ。・・・そこにいる、我が盟友、我が親友、大魔法使い
カオリンダルフとともに、様々な地を旅し、色んな種族と出会い・・・平
和なホッカイド庄では想像もつかない冒険にめぐり合ってきただべ。
（ﾎｯｶｲﾄﾞA）＜ カオリンダルフ！カオリンダルフ！
（ﾎｯｶｲﾄﾞＢ）＜ 偉大な魔法使い、カオリンダルフに乾杯だあー！！
|||*゜～゜)∥＜ あらやだ、照れるじゃない。
州*‘ o‘ﾘ＜ カオリンダルフ、おっぱい返してー。
||；゜～゜)∥Σ＜ まだ探してたのアンタッッ！！？
29 ：
名無し娘。
：2006/08/31(木) 22:50
（●´ー｀）＜ 幾多の我らの冒険行・・・ある時はチラシを配り、またある時は街中での
宣伝活動・・・そして極めつけはヲタ族とのベトベト握手会・・・すべてがドキ
ドキの初体験、そして手にした数々の富と栄光！！
（ﾎｯｶｲﾄﾞ）＜ あんたは大した男だよ、ビルボッチ！！
（ﾎｯｶｲﾄﾞ）＜ ビルボッチ！！ビルボッチ！！
（●´ー｀）＜ おさえておさえて。生写真は禁止だべ。しかし、だがしかし！
ウチが出会った数ある種族の中でも、ホッカイド族は・・・最高
にクールなイケメン種族だべさあ！！
（ﾎｯｶｲﾄﾞ）＜ （ワアー―――ッッ！！）ビルボッチ、ばんざーいっ！！
μ ’ヮ ’μ＜ うふふ、おじさん、盛り上げますねー。
||| ゜～゜)∥＜ なんだかんだ言っても、あのコはホッカイドの顔よねえ。
（●´ー｀）＜ ・・・コホン、さて・・・そんなイケメンラッパーなおまえらに、少々
言いにくい発表があるんだべが・・・。
μ ’ヮ ’μ＜ おしりにできたゴマ粒大のニキビの事なんか隠しておけばいいのに・・・。
||| ゜～゜)∥＜ 違うと思うぞ。・・・言いにくい発表か・・・なんだろう、なぜこんなに胸が
騒ぐのかしら・・・。
μ ’ヮ ’μ＜ これがホントの、ハートフルトークね。
|||＃゜～゜)∥＜ どのへんがホントなのか、さー――っっっぱりわからんっっっ！！！
30 ：
名無し娘。
：2006/08/31(木) 22:51
（●´ー｀）＜ その・・・とても、みんなには、言いづらいんだべが・・・。
||| ゜～゜)∥＜ ・・・・・・。
（●´ー｀）＜ ・・・・・・。
|||；゜～゜)∥Σ＜ ・・・そのほほえみ・・・つんく♂をだまくらかした、その笑顔！！
ただ、もう一度旅に出たいというだけじゃない、なんかもうひとつ
腹黒いこと考えてるわね、ビルボッチッッ！！！
μ ；’ヮ ’μΣ＜ カオリンダルフっておじさんのアンチなのっっ！？
（●´ー｀）＜ みんな・・・お別れだべ・・・。（ごそごそ）
μ ；’ヮ ’μ＜ ！？
|||；゜～゜)∥＜ ・・・・・・なに、ビルボッチがポケットから取り出したものは・・・・・・？
・・・・・・「指輪」！！？
μ ；’ヮ ’μ＜ 「指輪」！！
|||；゜～゜)∥＜ ビルボッチ、アンタ、その「指輪」・・・っっ！！！
┃ ┃ ┃ │ ∥ |
│∥|│ ∥| |∥ ||││∥┃∥|||||│|∥┃ |∥
┃∥|│ ∥| │∥┃∥||| ||│|∥┃
│∥┃∥ |||||│ |∥┃ │∥┃∥|| |||│|∥┃ |∥
＼WWWVMMMMMWWWWＶWWMMMMWWWMMMMWWWWＶWMMM／
＜ ＞
＜ みんな・・・さようならだべえぇぇー――っっっ！！！！！ ＞
＜ ＞
／VVMMMMMMNNNNNWWWWMMMMWWWWＶWWWMWWWWＶWＶW＼
│∥┃∥|||||│|∥┃ │|∥┃ │∥┃∥|| |||│|∥┃ |∥
|│ ∥| |∥ ||││∥┃∥|||||│|∥
┃ ┃ ┃ │ ∥
31 ：
名無し娘。
：2006/08/31(木) 22:52
。ζ''~ ;ヾ ;ヾ ;ヾ ;ヾ ;";ヾ ;ヾ ;"ヾ ; ;" ; ヾ 〃";ヾ ;
,,○ " ;ヾ ヾ ;" " ;ヾ ;ヾ; " ;ヾ;" "ヾ;" i i l ";ヾ ;;ヾ
☆κ _" ; ;ヾ|i l l i|/"/
ヾ; " ヾ|ll l | |゛l|/"
〃~ヽヽヽ ノハヽ || | ｌl | |
（´ー｀●） （お塩 ） | ｌ | ゛ | | |
（ 日 （ ） ||｜ | ゛｜
| | ..┃ | | | || | ゛ | ｌ |、
(__ ┃ (__(＿）
∧ ／|
／ ／
|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣|
( ´д)
( ´д) ( ´) (∀ﾟ ) (д｀ )
(д｀ ) (д｀ )
( ´) ( ﾟ∀) ( ) (｀ )
/ノハヽ ノﾉハヽ
∥||| ゜～) ﾘμ’ヮ)
32 ：
名無し娘。
：2006/08/31(木) 22:53
┌─────────
│
│ お塩と、結婚します。 ヾ ;ヾ ;"ヾ ; ;" ; ヾ 〃";ヾ
│ "ヾ; ;";ヾ ;;" i l ";ヾ ;;ヾ
└────ｙ───── ; ;ヾ|i l l i|/"/ﾞ
ヾ; " ヾ|ll l | |゛l|/"
〃~ヽヽヽ ノハヽ ;"ヾ゛ || | ｌl | |
（´ー｀●） （お塩* ） | ｌ | ゛ | | |
（ 日 （ ） ||｜ | ゛｜
| | ..┃ | | | || | ゛ | ｌ |、
(__ ┃ (__(＿）
∧ ／|
／ ／
|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣|
＼从／
( ；´д) 从从／
( ；´д) ( ；´) (∀ﾟ ) Σ(д｀； )
＼ ＼从／ Σ(д｀ ) Σ(д｀ )
( ；´) ( ﾟ∀) ( ) Σ(｀； )
＼WWWVMMMMMWWWWＶWWMMWWWWWWWＶMM／
＼从从／ ＼从／ ＜ ＞
/ノハヽ ノﾉハヽ ＜ なんじゃい、そりゃああぁぁあー――っっ！！？ ＞
∥|||；゜～) ﾘ"μ；’ヮ) ＜ ＞
／VVMMMMMMNNNNNWWWMMMNNNNNWMMMNNN＼
33 ：
名無し娘。
：2006/08/31(木) 22:53
（；ﾎｯｶｲﾄﾞA）＜ けけけ、結婚っっ！？お塩と、ビルボッチが！？
（；ﾎｯｶｲﾄﾞＢ）＜ う、嘘だ嘘だっっ！アキコはどうするんだっっ！！？
|||；゜～゜)∥＜ そういう問題じゃないわよ、それも問題だけどっっ！！
どどど、どういうつもり、いったい、何の真似、ビルボッチ！！？
μ ；’ヮ ’μ＜ お、おじさま・・・！？
（●´ー｀）＜ ミウド、ウチの財産は全部おまえに残していくべ。ウチはもう、
疲れたんだべ・・・休養が必要なんだべ・・・。
μ ；’ヮ ’μ＜ でも・・・でも、だからって・・・結婚なんて！！！
（；ﾎｯｶｲﾄﾞ）＜ 急すぎだよ、吐き気がするよウワァァァン！！
・ﾟ．（ﾎ（○＝|||；゜～゜)∥＜ ビ、ビルボッチ、あんた・・・・・・。
↑ﾎｯｶｲﾄﾞ
（●´ー｀）＜ カオリンダルフ・・・許してくれだべ・・・わかってる・・・アイドル
アースに生きるものにとって・・・・・・。
|||；゜～゜)∥＜ ・・・よくわかってるじゃないの、ビルボッチ！アイドルアースに生きる者に
とって、「結婚」とは、最大のタブー！！アイドルとしての資質に恵まれた
あなたが突然結婚だなんて、気でも狂ったの！！？
（●´ー｀）＜ アイドルなんて・・・もう疲れたべ。これからはお塩とともに、ひとりの普通の
人間として歩いてゆくべさ・・・。
（*お塩）＜ 最近稼ぎが無いんですけどボチボチ頑張りますんで・・・。
|||；゜～゜)∥＜ おう、格闘技頑張れよ。じゃなくて、そんなことはどーでもよくてぇっ！！
34 ：
名無し娘。
：2006/08/31(木) 22:54
|||；゜～゜)∥＜ おかしいわ・・・おかしいわよビルボッチ・・・アンタの絶壁頭くらい・・・。
アンタが突然そんなこと言い出すなんて・・・まさか・・・。
μ ；’ヮ ’μ＜ おじさま・・・・・・。
（●´ー｀）＜ ミウド・・・おまえも、いつまでもメルヘンな頭でとっぴょーしもないこと
ばかり言ってないで、現実を厳しく見つめるべさ・・・。おじさんが選んだ
道は、人間として、堅実な、正しい「旅立ち」なんだべ・・・。
μ ；’ヮ ’μ＜ 旅・・・・・・。
|||；゜～゜)∥＜ まさか・・・まさか、その「指輪」・・・・・・。
（●´ー｀）＜ じゃあな、ミウド。おじさんは、愛しのお塩とともに、環状線をはーれー
でいびっどそんで爆走したあとハワイでお塩の肉という肉にまんべんなく
サンオイルを塗りたくってくるべ・・・。
μ ；Ｔヮ Ｔμ＜ おじさまっ、行かないでおじさまあー――っっ！！！
|||；゜～゜)∥＜ 待ちなさい、ビルボッチ！！
（●´ー｀）＜ 世話になったな、カオリンダルフ、ミウドのことを・・・。
|||；゜～゜)∥＜ ・・・あなた、「全財産を、ミウドに残す」って言ったわね・・・だったら！
だったらその「指輪」も！置いていきなさいっっ！！！
（●；´ー｀）＜ ！！！
35 ：
名無し娘。
：2006/08/31(木) 22:54
（●；´ー｀）＜ これは・・・・・・この「指輪」はっ・・・・・・！！
つづく
36 ：
名無し娘。
：2006/09/01(金) 07:49
すごいことになってるな
37 ：
名無し娘。
：2006/09/01(金) 07:58
いきなり素敵だなから入るのかよ
38 ：
名無し娘。
：2006/09/01(金) 09:38
なんかみうなのキャラが素敵。
39 ：
名無し娘。
：2006/09/01(金) 11:05
ポケットから右手ﾜﾛｽ
40 ：
名無し娘。
：2006/09/01(金) 21:23
呪いっつーより女神の祝福だろ
あやうく笑い死ぬとこだった
41 ：
名無し娘。
：2006/09/02(土) 14:55
この物語より、はるかはるか昔のこと。
魔王の作り上げた「指輪」によって、アイドルアースは滅ぼされようとし、
これに危機感を抱いたエルフ族と人間族の連合軍が、果敢にもこの
魔王と「指輪」に戦いを挑みました。
未曾有の戦乱、強大な魔王の軍勢と「指輪」の力の猛威。
しかし、絶望的と思われたこの戦いも、人間族の王による奇跡的な
「指輪奪取」によって、辛くも勝利をおさめ得たのでした。
それでも、「指輪」そのものは、失われることはありませんでした。
長い長い年月、欲望という禍々しいものに身を浸し、その姿を隠し、
そして今・・・・・・。
42 ：
名無し娘。
：2006/09/02(土) 14:56
||| ゜～゜)∥＜ ビルボッチ、その「指輪」は、置いていくべきね・・・。
（●；´ー｀）＜ ・・・・・・。
||| ゜～゜)∥＜ そんなチンケな指輪置いていったところで、そこの甲斐性無しに
また買ってもらえばいいじゃない。
（＃お塩）Σ＜ ファッキンッ！！！
（●；´ー｀）＜ だって・・・だってこの指輪は・・・この指輪が無いと・・・！！
||| ゜～゜)∥＜ むうっ・・・やはりね、何となく思ったとおりだわ。その指輪は魔性の
もの、ビルボッチは、なにやらおかしな力に、魅了されてるよーな
気がするわ！多分！
μ ’ヮ ’μ＜ その自信なさげなキャラクターも相変わらずですね。
（●；´ー｀）＜ こ、これがあるから、この指輪があるからナッチは・・・ナッチは晴れて
お塩と結婚できるんだべ・・・！！
||| ゜～゜)∥＜ ナッチって誰よ。いいから、はやく、その指輪を、こちらへ渡しなさい！
やはり、魔性の指輪ね、多分・・・。
ビルボッチ、目を覚ましなさいっ！！若き日の過ちを繰り返しては
ならないわっ！！
（●；´ー｀）＜ うう・・・っ！ああ、ばら色の結婚生活・・・夜を徹したプレステ・・・
あの夜を、あの夜を忘れられるわけないっしょおー――！！！
43 ：
名無し娘。
：2006/09/02(土) 14:57
＼WWWVMMMMMWWWWＶWWMMMMWWWMMMM／
＜ ＞
＜ ・・・あっ、逃げた！鈍足のくせに！！ ＞
＜ 待ちなさい、ビルボッチィー――ッッ！！！ ＞
＜ ＞
／VVMMMMMMNNNNNWWWWMMMMWWWWWWW＼
＼从从／
∠＼ ↓ｶﾀﾑｲﾃﾙ
/＝ヽ ）
/__＿ ヽ ＠ ででで 〃~ヽヽヽ
|||；゜～゜)∥┃ ≡ (ヽ（●ＴーＴ）
/ |つ /つ ─ ＝ ヽ ○
/ 丿. ┃ 三 （ __ (⌒)
/ ／ / ┃ （⌒;;） / /
～(＿)__) （⌒;;） (＿)
＼WWWVMMMMMWWWWＶWWMMMMWWWMMMM／
＜ ＞
＜ ・・・かかってこいやぁぁあああっっっ！！！ ＞
＜ ＞
／VVMMMMMMNNNNNWWWWMMMMWWWWWWW＼
∠＼
/＝ヽ
/__＿ ヽ ＠ ノハヽヽ
|||；゜～゜)∥┃ :（お塩＃ ）:
/ |つ /つ ⊂ ⊃: ─ ＝
/ 丿. ┃ ヽ ヽ:
/ ／ / ┃ / /＼ ＼: （⌒;;） ≡
～(＿)__) (＿) （＿_） （⌒;;）
44 ：
名無し娘。
：2006/09/02(土) 14:57
∠＼
/＝ヽ
/__＿ ヽ ＠ ノハヽヽ
|||；゜～゜)∥┃ （お塩＃ ）
/ |つ /つ / ○ ）
/ 丿 .┃ ○ ヽ ヽ
/ ／ / ┃ / /＼ ＼
～(＿)__) (＿) （＿_）
. ┌────────────
. │
. │ うわあああああああっっ。
. │
.*･゜ﾟ･*:.｡..｡.:*･゜ﾟ･*:.｡. └──────ｙ───── ( ｀д)
( ｀д) ( ﾟ∀) ≡ ( ｀д) ( ｀д) ( ｀д)
∠＼ ヒュッ ─ ( ｀д) ( ｀д) ( ｀д) ( ｀д)
/＝ヽ ≡ ( ｀д) ( ｀д) ( ｀д) ≡≡ ( ｀д) ( ﾟ∀)
＠ /__＿ ヽ ＠ ─ ( ｀д) ( ｀д) ( ｀д) ( ｀д) ( ｀д)
ヽ ||| ゜～゜)∥ / ─ ( ｀д)( ﾟ∀) ≡ ( ｀д) ( ｀д) ( ｀д) ( ｀д)
⊂ヾ￣￣）彡 ＝ ( ｀д) ( ｀д) ( ｀д) ( ｀д) ( ｀д) ( ｀д)
/|ヽヽ ヽ ─ ( ｀д) ≡≡ ( ｀д) ( ｀д) ( ｀д) ( ｀д)
/ | ヽ ＼ ─ ( ｀д) ( ｀д) ≡≡ ( ｀д) ( ｀д)( ﾟ∀)
( ﾟ∀)~(__ ～～ ( ｀д) ( ｀д) ( ｀д)( ﾟ∀) ( ｀д) ( ｀д) ( ｀д) ( ｀д)
┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨
45 ：
名無し娘。
：2006/09/02(土) 14:58
||| ゜～゜)∥＜ 秘奥義、『５１人殺し』！！
μ ’ヮ ’μ＜ ５０人と喧嘩して勝ったさしものお塩先生も、ナッチヲタ５１人には
かなわなかったのね！ヒマな人は数えてみよう！
||| ゜～゜)∥＜ ビルボッチ！あんたのハズバンドはすでにルーザーよ！
μ ’ヮ ’μ＜ ロックね！
（●；:::）ー｀）＜ ・・・・・・。
||| ゜～゜)∥＜ あっ、戻ってきた。
（●；:::）ー｀）＜ なんか知んないけど、向こうでアキコって女にビンタされたべ・・・。
目が覚めたべ・・・。
|||；゜～゜)∥＜ うーん、なんかすごくドロドロした目の覚まされ方だけど、よしとするか。
μ ’ヮ ’μ＜ でもおじさま。アキコはお塩にバレンタインデーすっぽかされて、
その濃密な仲も危ないみたいですよ。ファイト！
|||；゜～゜)∥＜ 年初めの女性週刊誌持ち出して事を荒立てようとするんじゃないっっ！！！
さあ、ビルボッチ。とりあえず、家に戻りましょう、そしてその呪われた指輪を、
封印するのよ・・・。
（●:::）ーＴ）＜ ううっ・・・。
46 ：
名無し娘。
：2006/09/02(土) 14:58
＊＊ ホッカイド庄 ビルボッチの家 ＊＊
μ ’ヮ ’μ＜ ただいま～。あっ、飼ってたハムスターがお星様になってる。
さっそく庭にお墓をつくって星に向かって泣かなきゃ・・・。
|||；゜～゜)∥＜ アンタのメルヘンにつきあわされる小動物たちがフビンだわね。
その前に、お茶を入れてちょうだい、疲れたわ。それと・・・。
μ ’ヮ ’μ＜ え？
||| ゜～゜)∥＜ この「指輪」は、アンタが持っておくのよ、ミウド。
μ ’ヮ ’μ＜ うっひょ～い。お姫様みた～い。
||| ゜～゜)∥＜ トンチキな浮かれかたしてんじゃないわよ。いいこと、それを
どこかに隠して、決してビルボッチに渡さないようにするのよ！
μ ’ヮ ’μ＜ わかった！ハムスターといっしょにお墓に埋めてくるわ！
|||；゜～゜)∥＜ 気味悪いことすんじゃないわよっ！まあ、どこでもいいけど、
とにかく、その「指輪」は危険よ。ビルボッチがまた変にサカって
ぬっちを働かないように、しっかり保管してね！
μ ’ヮ ’μ＜ わかった。
||| ゜～゜)∥＜ 私は、しばらく旅に出るわ。
47 ：
名無し娘。
：2006/09/02(土) 14:59
μ ’ヮ ’μ＜ もう行っちゃうんですか？私のハーヴティーは心の傷に染みますか？
|||；゜～゜)∥＜ 本気で拾いにくいから、不思議発言はほどほどにしてよ。マジで。
作者がキャラ作りに頭抱えてるから、ホントに。
（●；´ー｀）＜ カオリンダルフ、迷惑かけたな・・・。
||| ゜～゜)∥＜ いいのよ。・・・ただ、その「指輪」、魔法の産物だとしても、これまで
その魔力に耐えてきたビルボッチが、急に結婚するだなんて、ちょっ
と引っかかるの。
μ ’ヮ ’μ＜ おしっこがズボンにひっかかるよりも引っかかるのね？
||| ゜～゜)∥＜ 無視。死ねよ。とにかく、その指輪に関して、調べられるだけ調べて
みるつもりよ。なんだか、ひどい胸騒ぎがするのよ・・・。
・
・
・
― そして再び、時は流れて・・・・・・
48 ：
名無し娘。
：2006/09/02(土) 14:59
＊＊ ホッカイド庄 ビルボッチの家 ＊＊
μ ’ヮ ’μ＜ （ざっくざっく・・・）くすん、くすん・・・。さようなら、お星様になった
コモドオオトカゲさん・・・お空に昇っても、ミウドと過ごした日々を
忘れないでいてね。
・・・あー、しゃがんでお墓作ってたら腰にいたずらデビルさんが
居座っちゃったみたい！あたたかいお風呂で、デビルさんをとろ
かしちゃうぞー！ｷｬｯｷｬｯ。
あ゛～･･･
＿ ∬
┻┓∬( 。) ノﾉハヽ
||| 。o∬ ⊂μ’ヮ ’μつ
(￣￣￣o)￣￣￣￣￣○￣￣)
i￣○￣ i￣￣○￣￣￣o ゜￣i
(＿＿oノ＿O＿＿゜＿＿。＿ ノ
)) ((o o。o)) ○(
49 ：
名無し娘。
：2006/09/02(土) 15:00
＼WWWVMMMMMWWWWＶWWMMWWWWWWWＶMM／
＜ ＞
＜ ・・・ミウドォォオオオォオオオッッッ！！！！ ＞
＜ ＞
／VVMMMMMMNNNNNWWWMMMNNNNNWMMMNN＼
ばっしゃああっっ！！！
∠＼
/＝ヽ. ＠
/__＿ ヽ ┃ ＼WWWVMMMMMWWWWＶWW／
ｏ 。゜ ∥|||；゜～)○ o ＼从从／ ＜ ＞
|∥ |||｡|. o ﾟ ノﾉハヽ ＜ ひぎいぃいっっ！！？ ＞
从|ノヽ｡ﾊ人| | μ’ヮ ’；μつ ＜ ＞
(￣￣￣o)￣￣￣￣￣○￣￣) ／VVMMMMMMNNNNNWWWM＼
i￣○￣ i￣￣○￣￣￣o ゜￣i
(＿＿oノ＿O＿＿゜＿＿。＿ ノ
)) ((o o。o)) ○(
μ Ｔヮ Ｔμ＜ いやぁーっ！！チカンよぅっ！！両目にそこはかとない哀しみを
たたえたチカンよぅっ！！でも最後の一線だけは施すわけには
いかないのよぅー―っっ！！！
|||；゜～゜)∥＜ 人生に疲れぬいたおっさんに哀れみを覚えて本番行為を許して
しまいそうな風俗嬢みたいなこと言ってる場合ではないっ！！
・・・はやく、はやく家中の鍵を閉めて！私たちふたりだけなのを、
確認してっ！！
μ ’ヮ ’μ＜ あっ、カオリンダルフ。おひさしぶりぶりー☆
|||；゜～゜)∥＜ 早く家のカギを閉めてっ！だ、誰もいないねっ！？
μ ’ヮ ’μ＜ ・・・いま確認してきたけど、大丈夫ですー。
|||；゜～゜)∥＜ 素っ裸で家の中ウロチョロすんなよっっ！！
μ ’ヮ ’μ＜ どっちなんですか。何をそんなにあわてているの、カオリンダルフ？
50 ：
名無し娘。
：2006/09/02(土) 15:00
||；゜～゜)∥＜ ぜいぜい、ご、ごめんなさい。少々テンパっちゃって・・・。
ミウド・・・大変な・・・大変なことがわかったのっ！！！
μ ’ヮ ’μ＜ 大変なこと・・・？
||；゜～゜)∥＜ ビルボッチの・・・誕生パーティー覚えてる・・・？
μ ’ヮ ’μ＜ う、うん・・・覚えてますよ・・・！
||；゜～゜)∥＜ ・・・わずか２日違いなのに、私の誕生パーティーはどうな
ってたのかしらー―――っ！！？？
μ ；’ヮ ’μ＜ ・・・・・・。
||＃゜～゜)∥＜ そんなもん、どーでもいいのよっっ！！！
μ ’ヮ ’μ＜ ほんとですね。少し落ち着いて、カオリンダルフ・・・。
||；゜～゜)∥＜ ゼィゼィ、誕生パーティー・・・あの誕生パーティーで、ビルボッチが
使ったあの「指輪」・・・そう、そうよ、あの「指輪」！
「指輪」はどこ！？あの「指輪」はどこなのっ！？
μ ；’ヮ ’μ＜ こ、怖いですよカオリンダルフ・・・大丈夫、あの指輪なら、ちゃんと
小動物といっしょに庭のお墓に埋めてますから・・・。
||＃゜～゜)∥＜ 気持ち悪いことすんなっつっただろぉがあああー――っっっ！！！！！
51 ：
名無し娘。
：2006/09/02(土) 15:01
'⌒' '⌒' Ｉ
Ｉ ┃ '⌒';
┃ '⌒'; ..;;''⌒';::. ┃
..;;''⌒';::. ┃ ..;;''⌒';::
Π ..;;''⌒';::. Π
Π ..;;''⌒';::. Π ..;;''⌒';::
..;;''⌒';::. Π ..;;''⌒';::. Π
Π ..;;''⌒';::. ..;;''⌒';::. / ＞
..;;''⌒';::. /＝ヽ
/__＿ ヽ ノﾉハヽ
( |||∥|∥ ( μヽヽヾ
'⌒' '⌒' Ｉ
Ｉ ┃ '⌒';
┃ '⌒'; ..;;''⌒';::. ┃
..;;''⌒';::. ┃ ..;;''⌒';::. ┌────────────────
Π ..;;''⌒';::. Π │
Π ..;;''⌒';::. Π ..;;''⌒';::. │ どのお墓に埋めたかわかんない・・・。
..;;''⌒';::. Π ..;;''⌒';::. Π │
Π ..;;''⌒';::. ..;;''⌒';::. ∠＼ └────ｙ───────────-
..;;''⌒';::. /＝ヽ从／
/__＿ ヽ ノﾉハヽ
|||∥＃ﾟ～） (ヮＴμヽヾ
＼WWWVMMMMMWWWWＶWWWWWWWWWMMWWWWWWWＶMM／
＜ ＞
＜ ・・・お星様にしすぎだあぁぁああー――っっっ！！！！！ ＞
＜ ＞
／VVMMMMMMNNNNNWWWMMMNNNNNWMMNNNNWMMMNNN＼
＊＊ つづく ＊＊
52 ：
名無し娘。
：2006/09/03(日) 08:25
みうな全開だな
53 ：
名無し娘。
：2006/09/03(日) 17:27
５１人殺しﾜﾛﾀ
54 ：
名無し娘。
：2006/09/03(日) 20:43
|||；゜～゜)∥＜ いいこと、ミウド・・・。
μ ’ヮ ’μ＜ いったい、何をそんなにおびえているの、カオリンダルフ？
|||；゜～゜)∥＜ ・・・それはそうと、誰もいないって言ってたけど、ビルボッチは
どうしたのよ？
μ ’ヮ ’μ＜ さあ・・・だいぶ前に「次のバレンタインデーでアキコとガチで
やりあってくる」っておもむろにつぶやいたまま高級チョコを
探しに旅に出たみたいだけど・・・。
|||；゜～゜)∥＜ こ、この非常事態に・・・ハッ！ま、まさかあの浮かれ四捨五入
三十路、あの「指輪」を持っていったんじゃないでしょうねっ！？
μ ’ヮ ’μ＜ 大丈夫ですよ、ちゃんと掘り返してきました。ホラ、ここに。
|||；゜～゜)∥＜ ふむ・・・間違いない、この指輪ね。なんか小動物の一部らしき
ものがくっついてる以外は・・・。
μ ’ヮ ’μ＜ 命はこの指輪に受け継がれたのね、イリオモテヤマネコさん、
くすん・・・。
|||；゜～゜)∥Σ＜ 天然記念物をお星様にしてんじゃねぇーよっ！！！！！
μ ’ヮ ’μ＜ そんなケモノのことより、話を聞かせて、カオリンダルフ。
|||；゜～゜)∥Σ＜ うわぁおっ！ひょっこりのぞいた邪悪な部分っっ！！
55 ：
名無し娘。
：2006/09/03(日) 20:44
|||；゜～゜)∥＜ いいこと、ミウド。これから話すことは、それはもうおそろしゅーて
おそろしゅーて、しっこもうんこもダダ漏れしかねんくらいおそろしい
話だから、しっかりトイレをすませておきなさい。
μ ’ヮ ’μ＜ わかりました。
|||；゜～゜)∥＜ その指輪・・・ビルボッチを狂わせた「指輪」・・・。
その「指輪」を求めて、恐怖の大王が空から降ってこようとしている！
μ ；’ヮ ’μΣ＜ この２０００年代にっっ！！？
|||；゜～゜)∥＜ じょーだんよ。そんなもん今さら降ってこられても「チッ、空気
読めてねー」とか言われてダダ凹みしながら空に帰るしかない
運命よ。
それはどうでもよくて、・・・魔王が復活しようとしているわ！
μ ；’ヮ ’μ＜ ・・・じょーだんとか挟むから一気に信憑性が薄れたですよ。
|||；゜～゜)∥＜ いやごめんっ！いやマジなんだって！この数年、ヤフーやグーグル
のみならず動画ファイルナビゲーターも駆使して調べた情報なんだ
から、ホントだって！！
μ ；’ヮ ’μ＜ 動画ファイルナビゲーターなら間違いないですね・・・！！
|||；゜～゜)∥＜ サンプル動画でも結構いいもんあるのよね。
・・・それはともかぁくっ！！かつて、遠い昔、このアイドルアースを
滅亡寸前に追いやった、あの魔王が蘇えろうとしている！
56 ：
名無し娘。
：2006/09/03(日) 20:44
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
それは、千年のむかし・・・・・・
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
日
┃
┃
∧
57 ：
名無し娘。
：2006/09/03(日) 20:44
ててて
ノハヽヽ
≡ 从#~∀~从 日
＝ / ヽ)(/. ┃
≡ , ヽ Y. ┃
し(＿_) ∧
58 ：
名無し娘。
：2006/09/03(日) 20:45
┌─────────────────────-
│ ・・・ハイどうもどうもナカザワなんですけども～。
└──────────ｙ───────────
ノハヽヽ
从#~∀~从
（ 日⊂
| |┃|
(＿ .┃)
∧
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
|||；゜～゜)∥＜ かつて、一流アイドルの長として絶大な力を
有したナカザワ・・・。
μ ；’ヮ ’μ＜ 漫談師じゃんっっ！！？
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
59 ：
名無し娘。
：2006/09/03(日) 20:45
．
（
ﾀﾞﾚｶﾞﾐｿｼﾞｼﾞｬｺﾞﾙｧｰ!! ）
/
ノハハヽ /
从~∀~#从/
ｶﾝﾆﾝﾔｰ ﾋｰﾝ ＼从／ (⌒二つ
＠ノハ＠ ∋oノハo∈ )__ ）つ日←ﾜﾝｶｯﾌﾟ
（;‘д‘; )⌒(;´ⅴ｀; )⌒) (⌒）＿／
U U U U (＿ヽ (＿）
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
|||；゜～゜)∥＜ 慢心していったナカザワは、酒に幼児虐待に
やりたい放題・・・。
μ ；’ヮ ’μ＜ ショッカーみたいな悪者ですね・・・。
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
60 ：
名無し娘。
：2006/09/03(日) 20:46
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
この世の全ての栄華を手に入れんとしたナカザワの、最後の
野望・・・。
ナカザワは、ついにその野望を達成させるべく、その「指輪」を
作り上げた・・・・・・！！
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
．
(
) ﾋﾟｼｯ ｷｬｰ
ｶｰﾝｶｰﾝ 丿ハヽ /
。 。 (∀~#从/） @ﾊ@ φﾊφ
＼ | []==⊂ ) ヽ(::)ﾛ`)ノ ヽ( 'ｖ`)ﾉ
.＿＿＿ ( __ ） / /
) ( ヽ) □ ノ┐ ノ┐ 日←ﾜﾝｶｯﾌﾟ
61 ：
名無し娘。
：2006/09/03(日) 20:46
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
呪われた、『 婚約指輪 』 を・・・・・・！！！
+
○
↑ﾕﾋﾞﾜ
μ ；’ヮ ’μΣ＜ 指輪のAA見つからなかった感まる出しー――っっ！！
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
62 ：
名無し娘。
：2006/09/03(日) 20:47
|||；゜～゜)∥＜ ナカザワの最後の野望！それは、芸能界の美味しい汁を
ちゅーちゅーしゃぶりつくしたあと、適当な金持ちイケメンと
結婚して寿引退するという、女性アイドル勝ち組への道っ！！！
μ ；’ヮ ’μ＜ やばい！おそろしすぎてチビりそうっ！
|||；゜～゜)∥＜ 『婚約指輪』の力は、想像を絶するものだった・・・。
アイドルアースのアイドルたちはみなその『婚約指輪』の誘惑に
敗北し、次々と単なる主婦と化していった・・。
μ ；’ヮ ’μ＜ アイドルが、アイドルが消えた世界なんて・・・ありえみうな！
|||；゜～゜)∥＜ なにそれ。・・・名だたる伝説のアイドル勇者たち・・・ヒナガタ、
イマイエリコ、ウタダ、オトハ、タムラリョｰコ・・・。
彼女らもまた『婚約指輪』に敗北し、世界は暗黒に包まれ・・・。
μ ；’ヮ ’μ＜ ひとりツッコみたい勇者がいますけど、まあいいです。
で、でも、いま現在こうやって私たちがいるということは、
そのナカザワの野望というのは、挫かれたんじゃないの？
||| ゜～゜)∥＜ そうね、その通り。ひとりの人間族の英雄が奇跡を起こしたわ。
ナカザワから『婚約指輪』を奪い、その企てを葬り去った。
そのとき、ナカザワも一緒に、滅びてしまった・・・。
μ ；’ヮ ’μ＜ な、なーんだ。じゃあ、魔王ナカザワの復活なんて・・・。
|||；゜～゜)∥＜ わかってないわね。滅びたものがよみがえる・・・それが「復活」よ！
魔王ナカザワと、その『婚約指輪』は一体なの！いまのナカザワの
肉体は枯れきった四十路手前の肉体だけど、その『婚約指輪』と
ひとつになった時・・・おそろしい力を回復させるわ！！！
63 ：
名無し娘。
：2006/09/03(日) 20:47
μ ’ヮ ’μ＜ えーと・・・ってことは・・・・・・。
|||；゜～゜)∥＜ すぐにこの地を離れるのよ、ミウド！！
魔王ナカザワの狙いは、その『婚約指輪』！すでにこの指輪を
狙って、追っ手が放たれてるとみていいわ！！
μ ；’ヮ ’μΣ＜ ちょちょ、ちょっとマイッチングですよぅっ！なにそれ！？
なんで私が狙われるの！？
|||；゜～゜)∥＜ あるゴブリンがヴァギンズの名を・・・そんなもんどーでもいいわ！
すぐに、この『婚約指輪』を持って、ホッカイドから逃げなさい！
μ ；’ヮ ’μ＜ じょーだんじゃないですようっ！そ、そんなおそろしい指輪なら、
カオリンダルフが持っててくださいよぉっ！！！
|||＃゜～゜)∥＜ あほんだらあっっ！！そんなもん私が持ってたら、私が結婚
しとーてしとーてたまらんようになってしまうだろうがあーっ！！
μ ；Ｔヮ Ｔμ＜ そんなの私だって一緒じゃないですかあっ！いつか花畑牧場の
白馬に乗って、王子様が迎えに来るんだからあーっっ！！
|||＃゜～゜)∥＜ 安心しろ！花畑牧場でのおまえの知名度は低い！ありえん！
この静岡野郎が！ペッペッ！！
μ ；Ｔヮ Ｔμ＜ ひぃー！！
||| ゜～゜)∥Σ＜ むっ・・・窓の外に人の気配っ！？なにやつ！？
64 ：
名無し娘。
：2006/09/03(日) 20:47
＼WWWVMMMMMWWWWMMMWWWWＶWMMM／
＜ ＞
＜ ・・・そこかぁあー――っっっ！！！！！ ＞
＜ ＞
／VVMMMMMMNNNWWＶWWWMWWWWＶWＶW＼___ _
三三三二二≡＝─ /￣/ //__/ ＿/￣/＿
三三三二 ∠＼ ─ / ﾞー-; / ＿＿ /
三二─ /＝ヽ. / /ｰ--'ﾞ ー' ___ノ /
二＝ /__＿ ヽ ＝ 从 /＿/ /____／
≡＝ ∥|||；゜～) ;;''"´"'''::;:,,,
三= （ ＝三￣|つ━＠ ,,;;;;´"'''
三＝ / ﾉ 丿 ´''::;;;;::'''"´
三─ / ／ =
二＝ ～～～～ｿ ─
三三二 (＿） (＿） ＝─
65 ：
名無し娘。
：2006/09/03(日) 20:48
（
ノノノハヽ
(ヽ(＇v＇＃从/)
/ ／
/ ／⌒）
／＞ ／ __,, ／ ／
/＝ヽ. ／ ／ （＿）
/__＿ ヽ（＿_）
・ﾟ．( |||∥|∥ヾ ＿ -＿
ヽ ￣|つ ＼ - ＝＿...─.─
ヾ ヽ ＠
丿
～～～～ｿ
(＿）
66 ：
名無し娘。
：2006/09/03(日) 20:48
从＃＇v＇)＜ ・・・ててて、てめぇいきなりビームたぁ、どーゆー了見だ、この
ババァー――ッッ！！！
μ ；’ヮ ’μΣ＜ ミ、ミキ！ミキワイズ＝ギャムジー！！
・・・いつから庭に！？
从＃＇v＇)＜ だいぶ前からいましたよ、ミウド様！真面目に庭のお手入れ
してりゃあ、そこのモウロクババァ、いきなり・・・！
|||；:::）～゜)∥＜ ミ、ミキワイズ・・・！貴様、一介の庭師の分際で、この大魔法
使いカオリンダルフの渾身の必殺ビームをかわしていいと思って
るのか！？だいいち、貴様・・・
从＃＇v＇)＜ うるせえ！見ろ！てめえのおかげで、ミウド様の大事なお庭が
一面黒こげだっ！！
μ ；’ヮ ’μ＜ えっ・・・。
|||；:::）～゜)∥＜ ミキ！いまはそのようなことにかかずらわってるヒマはないのだ！
この極秘中の極秘である話、貴様聞いていたなっ！？
μ ；’ヮ ’μ＜ カ、カエルさんのお墓が・・・サソリさんのお墓が・・・・・・。
|||；:::）～゜)∥＜ ミキ！貴様、どこまで話を聞いた！？場合によっては・・・このまま
帰すわけにはいかぬっっ！！
μ＃’ヮ ’μ＜ ミキ・・・やっておしまいなさい。
|||；:::）～゜)∥＜ えっ・・・？
67 ：
名無し娘。
：2006/09/03(日) 20:49
＼WWWVMMMMMWWWWＶWWMMMMWWWWＶWWWWWMMM／
＜ ＞
＜ ・・・すんませんっ！ホンマすんませんっ！！いたっ！ ＞
＜ も、もう二度と生意気なくちききませんからっ、ホンマ ＞
＜ すんませんっしたっ！カンベンしてくださいっ！あひっ！ ＞
＜ ＞
／VVMMMMMMNNNNNWWWWWＶWWWMWWWＶWWWＶWＶW＼
ボコッ!! ／＞
ノノﾉハヽ /＝ヽヾ ズガッ!!
从ﾉﾉ 从＃) /__＿ ヽ
（| < ＼从(;゜～(:::；||| |・ﾟ．
（__ ○⌒） ￣|つ ＼
≡ > ） ゲシッ!! ～ ⊃ヾ
(＿_) ）＿） ━━＠
ﾌﾟｽﾌﾟｽ ノハヽヽ ┌──────────────────────
∬ μＴヮ Ｔ μ ＜ ・・・ごめんねごめんね、リュウキュウヤマガメさん。
┓ ○ξ(ヽ ） └──────────────────────
..;;''⌒';::. ( ( ＿ヽ ＊＊ つづく ＊＊
68 ：
名無し娘。
：2006/09/03(日) 20:53
ここのＡＡが好き
69 ：
名無し娘。
：2006/09/03(日) 22:57
この会話の切れ味最高だ
70 ：
名無し娘。
：2006/09/04(月) 21:40
テンション高すぎw
71 ：
名無し娘。
：2006/09/05(火) 09:38
なんつーか、ここまでみうなのキャラを生かしたネタスレははじめてな気がする。
72 ：
名無し娘。
：2006/09/09(土) 18:58
＊＊ ホッカイド庄 庭師ギャムジー家の家 ＊＊
川 ＇v＇)＜ おはよう、おっかさん。
川 ´ v ´从＜ ・・・あら、おはよう、少し髪型を変えたミキちゃん。どうしたの？
今朝はずいぶんはやいお目覚めねえ。
川 ＇v＇)＜ ああ、ちょっと今日は、早めにミウド様のところに仕事しにいか
なきゃならないんでね。
川 ´ v ´从＜ あらそう・・・ヴァギンズ家の庭師の仕事も、あなたに任せるよう
になってずいぶん経つわねえ。ミウド様、相変わらずおひとり？
川 ＇v＇)＜ うん、まあ元気にやってらっしゃるようだよ。
川 ´ v ´从＜ うーん、でもねえ、ビルボッチの旦那が旅に出て、やっぱりお一人
だと何かと大変だと思うのよ。そろそろ、ね？素敵な、ホラ・・・
川；＇v＇)＜ ・・・また見合いの話もっていこうってのか、このヒマ人主婦は。
川；´ v ´从＜ だってだってえ、ひとり身の寂しさと体のうずきは、ママもよく
わかってるもの！だからこないだの、ね？ママが合コンで知り
あった渋いチョビヒゲのカッコメンの息子さんがミウド様のことを・・・
川；＇v＇)＜ オメ、ゴーコンとか行ってんの！？マジで！？
73 ：
名無し娘。
：2006/09/09(土) 18:59
川；＇v＇)＜ まったく・・・じゃあねおっかさん！行ってくるよ！
川 ´ v ´从＜ あらミキちゃん！朝ごはんのコッテリ焼肉も食べずにいっちゃうの？
・・・ホラホラ、あなたがヴァギンズ家の庭でこっそり栽培してた上質の
大麻も忘れていってるわよ！・・・ほんとにもう、ママがいないと、何も
できないんだから・・・。
川 ＇v＇)＜ ・・・・・・。
川 ´ v ´从＜ ・・・はい、お弁当に、焼肉詰めておきましたからね！それはもう、
お昼休みに弁当開いてみたらごはんが隅っこに寄っちゃってて
いろんな汁でぐっちゃぐちゃになってしまう余地も無いほどに
ギュウギュウに詰めましたからね！
川 ＇v＇)＜ ・・・・・・サンキュー。モツはみでてるけどサンキュー。
川 ´ v ´从＜ ミキちゃんにこそ、素敵なお婿さんが必要ね！うふふ。
川 ＇v＇)＜ なに言ってんだよ・・・じゃあね、行ってくるよ。
川 ´ v ´从＜ いってらっしゃい、ミキちゃん・・・。
川 ＇v＇)＜ ふん・・・ママ、ママ・・・あんたこそ、もしミキがいなくなっても・・・・・・。
おっといけねえ、もうこんな時間か。ミウド様が待っている・・・。
川 ´ v ´从＜ さてと、ミキがいない間にドレスアップして、チョビヒゲに抱かれる
用意しなきゃ・・・。
74 ：
名無し娘。
：2006/09/09(土) 18:59
＊＊ ヴァギンズ家の屋敷 ＊＊
川 ＇v＇)＜ ミウド様、おはようさんでーす。
μ ’ヮ ’μ＜ ・・・紫の魚。
川 ＇v＇)＜ え？
μ ’ヮ ’μ＜ かつて火星において栄えたエンジェルパパイヤ星人が、その
膨れ上がった人口を支えるべく開発した幻の熱帯魚。
川；＇v＇)＜ はあ！？
μ ’ヮ ’μ＜ でも、紫はいつまでも紫ではないわ！！
川；＇v＇)＜ あの・・・何の話・・・。
μ ’ヮ ’μ＜ やがて蝶になり、その堕落しきった体毛を羽に巻きつかせながら
断末魔のように迎えるエクスタシーは地獄の使者ケルベロスの燃え
あがる舌の前に無残にもチンコマンコチンコマンコ！！！
川；＇v＇)Σ＜ ミ、ミウド様、いったい何をワケのわからんことを口走りな
さっておるのですかー――っっっ！！！！？？？
μ ﾟ'ヮ ﾟ' μ＜ そして私はみなみーに向いーてるまっどっ、開っっけえー！！！
川；＇v＇)＜ あっそーか。ババァの魔法で焼けちゃった大麻の煙の残りを
吸っちゃったんだね、あっはっは。いやー、ヤバいヤバい。
75 ：
名無し娘。
：2006/09/09(土) 19:00
μ ’ヮ ’μ＜ あらミキ、いらっしゃい！
川 ＇v＇)＜ 小一時間ばかり全裸のままつま先立ちで「魅せられて」を
熱唱してたのは黙っておいたほうがよさそうだ・・・。
μ ’ヮ ’μ＜ 準備は万端みたいね。
川 ＇v＇)＜ ええ、約束どおり、誰にもしゃべっちゃいませんよ。・・・勿論、
おっかさんにもね。
μ ’ヮ ’μ＜ ごめんねミキ・・・息子の食が細いばっかりに・・・。
川；＇v＇)＜ 読者を惑わすような天然はいいから、さっさと出かける用意
してください。
μ ’ヮ ’μ＜ おじさまさえ、こんな呪われた指輪をぬっちらなければ・・・
私もミキも、こんな危険な旅に出なくてすんだのに・・・。
川 ＇v＇)＜ しょーがないよ。あいつバカだもん。
μ ’ヮ ’μ＜ 今日が出発の日だというのに、とうとうカオリンダルフは来て
くれなかったね。ミキがカオリンダルフの骨盤をへし折ったり
なんかするから・・・。
川 ＇v＇)＜ あのババァムカつくんだもん。なんとなく。・・・まあしょうがありま
せんや、ミウド様。今夜はいい月夜になる、楽しく出立しましょう
や！ほら、大麻でも吸って。
76 ：
名無し娘。
：2006/09/09(土) 19:00
＊＊ さてその頃・・・カオリンダルフは ＊＊
ﾊﾟｯｶﾊﾟｯｶ
／＞
/＝ヽ
/__＿ ヽ
(゜～゜ |||
＿∧ /~ Ｙ ）
（ ・ ヾ ヽ< ヽ
￣| ヽ（/ ゝ ヽ～
> (/ ～～～
ヽ)~| |￣￣￣< 丿
. |_| ヽ）
77 ：
名無し娘。
：2006/09/09(土) 19:01
／＞
/＝ヽ
/__＿ ヽ
(～゜ |||||
＿∧ /~ Ｙ ）
（ ・ ヾ ヽ< ヽ
￣| ヽ（/ ゝ ヽ
ヽ (/ ～～ノ
| || |￣￣￣| | |
. |_||_| |_|_|
78 ：
名無し娘。
：2006/09/09(土) 19:01
／＞
/＝ヽ
/__＿ ヽ
(～゜ |||||
＿∧ /~ Ｙ ）
（ ・ ヾ ヽ< ヽ
￣| ヽ（/ ゝ ヽ ﾌﾟﾘ
ヽ (/ ～～ノミ
| || |￣￣￣| | | ﾐ
. |_||_| |_|_| ●
79 ：
名無し娘。
：2006/09/09(土) 19:01
ﾊﾟｯｶﾊﾟｯｶ
／＞
/＝ヽ
/__＿ ヽ
(゜～゜ |||
＿∧ /~ Ｙ ）
（ ・ ヾ ヽ< ヽ
￣| ヽ（/ ゝ ヽ～
> (/ ～～～
ヽ)~| |￣￣￣< 丿
. |_| ヽ）
80 ：
名無し娘。
：2006/09/09(土) 19:02
／＞
/＝ヽ
/__＿ ヽ
(～゜ |||||
＿∧ /~ Ｙ ）
（ ・ ヾ ヽ< ヽ
￣| ヽ（/ ゝ ヽ
ヽ (/ ～～ノ
| || |￣￣￣| | |
. |_||_| |_|_|
81 ：
名無し娘。
：2006/09/09(土) 19:02
／＞
/＝ヽ
/__＿ ヽ
(゜ |||||∥||
＿∧ /~ Ｙ ）
（ ・ ヾ ヽ< ヽ
￣| ヽ（/ ゝ ヽ
ヽ (/ ～～ノ
| || |￣￣￣| | |
. |_||_| |_|_|
82 ：
名無し娘。
：2006/09/09(土) 19:03
＊＊ 「白」の賢者、サルマリの塔 ＊＊
`-,,,,-'--'':::￣:::::::''ニ;;-==,_____
￣::::::::::::::::;;;;----;;;;;;;;::::`::"''::---,,_
'i| ￣|i'
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.i| |i ;゛;:゛;:; ,.゛：; i! ;`;゛;:゛;:; ,
.i| ,,-､ ､ |i ,.：゛;:;`;゛;:゛：;:; ,.゛;:ﾞ ;.;!i`;゛;:゛;:; ,
i| ノ::::i:::トiヽ､_.|i .`;゛;:゛;:; ,.：゛;:;`;゛;:゛;:; ,.：゛;ﾞｉﾞｉ:;゛;:゛;:; ,.
;：、;:;":;"//;`;:;"：、;:;":;";i|/"ヽ／:iヽ!::::::::ﾉ:::::Λ::::ヽ|i__n､ト､ ;:;`;゛;:゛;:; ,.､...,.;`;゛;:゛ﾞ_,,;:; ,.：_!,i!;;-'''゛'''''
,,／^ヽ,-''":::i／::::::::／:::::|i／;;;;;;/::::;;;;ノ⌒ヽノ::::::::::::ヽ,_Λ,,__::.;;'' ;;:;: :::''::.;;'' ;;:;: :::''' ;;:;: :::'
;;;;;;:::::;;;;;;;;;;:::::;;;;;;;;:::/;;;;;;:::::::::;;;;;;/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:::::::::::;;:;;;;:::ヽ "'"￣'"":..'"￣':‐.:':'"￣'‐:'"
.. . .. . .. . .. . .. . .. . .. . .. ヽ ......:::.:::.::./:::.:.::.:.:......... . .. . :; ,.：゛;:;`;゛;:゛;::;`;;
／＞
/＝ヽ
/__＿ ヽ
(゜ |||||∥||
＿∧ /~ Ｙ ）
（ ・ ヾ ヽ< ヽ
￣| ヽ（/ ゝ ヽ
ヽ (/ ～～ノミ
| || |￣￣￣| | | ● ∫ ∬
. |_||_| |_|_| ● ● ●
83 ：
名無し娘。
：2006/09/09(土) 19:03
||| ゜～゜)∥＜ たのもーう！「白」のサルマリ殿！「灰色」のカオリンダルフが
ただいま参上したぞーっ！！
＜ ・・・いぃやあああぁぁあぁあああっっっ！！！
|||；゜～゜)∥＜ ん？
＜ いかないでっ、捨てないでええええっっっ！！！
|||；゜～゜)∥＜ な、なにごとだ・・・たのもう、「白」のサルマリ！
我らアイドル賢者の筆頭、サルマリ殿はいずこかーっ！？
＜ キャハハハハ・・・。
|||；゜～゜)∥＜ むっ、あのカンにさわる機械的な笑い声は。
（～；＾◇＾）＜ キャハハハハ！誰だい誰だい、オイラを呼ぶのは。
・・・おおっ、芸能活動も灰色のカオリンダルフ！！
|||；゜～゜)∥＜ 大きなお世話よ。あいかわらずファンデ濃ゆ過ぎて顔が
真っ白ね。さすがは白のサルマリ。ところで、さっきの叫び
声は、あなた？
（～；＾◇＾）＜ い、いや、気にしないでくれ、キャハハ。ところでずいぶん
ご無沙汰だったけど、元気してた？キャハハハ。
|||；゜～゜)∥＜ サルマリ、久闊を叙したいところだけども、そうも言ってられ
ないの。あなたの知恵を借りねばならぬ大変な事態が・・・。
84 ：
名無し娘。
：2006/09/09(土) 19:04
（～＾◇＾）＜ キャハハハ、みなまでゆーな。指輪のことだね？
|||；゜～゜)∥＜ おおぅ、すでに知っていたのね。さすがはネットジャンキー、
耳が早いわ。・・・長い年月を経て、ついにあの『婚約指輪』が
姿を現したのよ！
しかもあの平和なホッカイド庄に！！！
（～＾◇＾）＜ らしいねえ。
|||；゜～゜)∥＜ あのかつてのナカザワの大乱以来、あなたは「指輪」に関する
研究を重ね、いまでは第一人者という。早急に、あなたの力で
あの「指輪」をなんとかしなければ！
（～＾◇＾）＜ ど～かねえ～・・・？
|||；゜～゜)∥＜ ・・・ちょっと何よアンタ、その気の抜け加減。再びアイドル
アースが滅亡の危機に瀕してるのよ！ヤバいじゃん！
（～＾◇＾）＜ ナカザワの復活と、アイドルアースの滅び、か・・・。
それはそれで、もうしょうがないんじゃない？
|||；゜～゜)∥Σ＜ なっ・・・！！
（～＾◇＾）＜ 無駄だよ・・・もう終わりにしようよ、カオリンダルフ・・・すべては
終わったんだよ・・・オイラには、もうどうすることもできない・・・。
|||；゜～゜)∥＜ アンタ・・・アンタなに言ってんの！？自分がなに言ってるか、
わかってんの！？
85 ：
名無し娘。
：2006/09/09(土) 19:04
（～＾◇＾）＜ これが、研究の末の、おいらの結論だよ。・・・カオリンダルフ、
おまえにもわかってるはずさ！指輪の誘惑に勝てるか！？・・・
その『婚約指輪』で、いっそ結婚して寿引退したいという誘惑に、
勝てるのか、いー齢こいた我々が！？キャハハハ。
|||；゜～゜)∥＜ うう・・・私は・・・勝てなかったわ。あの誘惑に・・・負けそうに
なった・・・あの『婚約指輪』を見た途端、素敵な旦那様に「裸に
エプロン」を要求されて嫌がりながらも断れないウブな新妻姿の
私に凄まじく憧れちゃったのはあえて否定しない！！
（～；＾◇＾）＜ そのマニアックな妄想はあえて否定しろこの淫乱女狐がっ！！
カオリンダルフ、無理なんだよ！あの『婚約指輪』には、もう
逆らえない！！
|||；゜～゜)∥＜ でも・・・だからといって、この地に住む、幾多の若手アイドル
たちまで、滅んでいいというの！？彼女らの未来まで、彼女らの
ムチムチグラビア写真集発売まで、スポットライトを照り返すが
ごときツヤツヤのお肌と臆面なくはけるホットパンツまで、滅ぼ
していいと思ってるのおぉーっ！！？
（～＾◇＾）＜ ・・・いいんじゃない？
||| ゜～゜)∥＜ うん、いいような気がしてきた。憎い。若さが憎い。みんな死ね。
86 ：
名無し娘。
：2006/09/09(土) 19:05
|||；゜～゜)∥＜ ・・・じゃないのよっ！危ない危ない、さすがは白のサルマリ、
危うく術中におちいるところだったわ。
（～＾◇＾）＜ そういうわけだ。あの指輪をどうこうしようなんて、考えるだけ
無駄だよ、キャハハ。
|||；゜～゜)∥＜ アンタ・・・なにか企んでるわね？
（～＾◇＾）＜ ・・・ナカザワが勝つさ。
|||；゜～゜)∥＜ ・・・・・・。
（～＾◇＾）＜ またあの時のように、人間族とエルフ族の連合軍でも組んで
対抗するかい？だがそれも無理なのは、カオリンダルフ、お
まえもわかってる。
今のエルフたちは、往年の力を失ってしまっているのだから。
|||；゜～゜)∥＜ あなたは・・・そうか、「敵」になったのね、賢者サルマリ・・・。
（～＾◇＾）＜ おまえらが、あくまで『婚約指輪』に逆らおうと言うならね。
||| ゜～゜)∥＜ ならば・・・ここでお別れね、サルマリ！我が盟友よ、今度会う
ときは、互いに地獄であろうぞよ！
（～＾◇＾）＜ 期待しているぞ、カオリンダルフ！我が良き敵となることを！
87 ：
名無し娘。
：2006/09/09(土) 19:05
カッカッカッ
∠＼
/＝ヽ
/__＿ ヽ ＠
＝ || ||| ﾟ ～) /
─ ／~ >/
／ ／ |ゝ
≡ ～～ ～ ヽ ────────
（＿） （＿）
──────────────────────────────
88 ：
名無し娘。
：2006/09/09(土) 19:05
┌───────
│ おっと・・・。
└───ｙ───
∠＼
/＝ヽ
Σ/__＿ ヽ
|| ||| ﾟ ～) ｶﾗﾝ
／~ >
／ ／ |ゝ ミ 从／
～～ ～ ヽ
（＿） （＿） ━━━＠
──────────────────────────────
89 ：
名無し娘。
：2006/09/09(土) 19:06
∠＼
/＝ヽ
/__＿ ヽ
〆||| ゜～゜)∥
────── （ ソ 丿 > ─────
／ ）＿）ヽ)━＠
~~~~~~~~ ＿＿＿
／ ／
￣￣￣
90 ：
名無し娘。
：2006/09/09(土) 19:06
ヽ
ヽ
ヽ |￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣|
= = | |
＿＿＿ ＼ | |
┃┃┃￣￣￣￣￣￣ / ￣￣￣￣ /
┃┃┃ ○ l / グッバイマイラヴ /
┃┃┃ | / /
┃┃┃ | / しゅん /
┃┃┃ /⌒ヽ、_ / ＿＿＿＿ /
┃┃┃ / ／ ／
┃┃┃ ノ ／ ／
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
91 ：
名無し娘。
：2006/09/09(土) 19:06
∠＼
/＝ヽ
/__＿ ヽ
〆|||；゜～゜)∥
────── （ ソ 丿 > ─────
／ ）＿）ヽ)━＠
~~~~~~~~ ＿＿＿
／ ／
￣￣￣
92 ：
名無し娘。
：2006/09/09(土) 19:07
┌────────────────
│
│ ・・・見られたからにゃあ、生かしちゃ
│ おけねえなぁ、キャハハハ・・・・・・。 ＼WWWVMMMMMWWWWMMMWWWWＶWMMM／
│ ＜ ＞
└────────ｙ────────＜ ・・・なによなによ何事なのよっっ！！！ ＞
＜ あれアンタ宛て！？アンタ宛の手紙！？ ＞
ｽﾞ～ﾙ ＜ ねえってば！ちょっとねぇってばねえっ！！＞
>oノハヽo< ｽﾞ～ﾙ ＜ ＞
+ （＾◇＾＃）○ ／VVMMMMMMNNNWWＶWWＮWMWWWWＶWＶW＼
←(/ヽ < ＼ ＿＿Σ/__＿ ヽ
し-ヽﾉ ＼iI|∥||||||(゜～゜；|||つ━@ ＊＊ つづく ＊＊
93 ：
名無し娘。
：2006/09/09(土) 20:42
しゅんｗ
94 ：
名無し娘。
：2006/09/09(土) 21:54
いつになく長文が多い更新ですね
95 ：
名無し娘。
：2006/09/10(日) 00:21
>>76-82
シブカワのＡＡには奇妙な味がある
96 ：
名無し娘。
：2006/09/10(日) 07:39
>>90
最高
97 ：
名無し娘。
：2006/09/10(日) 17:16
ﾒｻﾒｻﾜﾛﾀ
98 ：
名無し娘。
：2006/09/10(日) 18:51
μ ’ヮ ’μ＜ わあ～、素敵なお月様。わたし、お月様が、大好きよーっ！！
川；＇v＇)＜ ミウド様、こんな夜更けに月に向かって青春するのはどーかと
思いますよ。そんなことより、食料はちゃんと持ちましたか？
μ ’ヮ ’μ＜ うん。・・・ねえミキ。
川 ＇v＇)＜ なんですか？
μ ’ヮ ’μ＜ もともと、ミキは何も関係ないんですもの。嫌なら、ホッカイドに
残ってもいいのよ？
川 ＇v＇)＜ へん・・・くやしいが、カオリンババァの話を聞いちまったのが、
運の尽きですよ。それに、関係ないなんて、言わなねえでくだ
せえ。ミキワイズ＝ギャムジーは、ミウド様に仕える庭師ですよ！
μ ’ヮ ’μ＜ 心強いわ、ミキワイズ！ありがとう！
川 ＇v＇)＜ よしてくだせえ・・・とりあえず、カオリンダルフが言ってた村に
さっさと向かいましょう。
μ ’ヮ ’μ＜ ・・・ガッテンしょーちのすけ！うふふふ捕まえてごらんなさーい
うふふふふふぁははははははは！！！！！
川；＇v＇)＜ うぉぅ、夜の静寂を蹴破るようにけたたましい笑いをあげながら
全力疾走なさっているっっ。
99 ：
名無し娘。
：2006/09/10(日) 18:52
川 ＇v＇)＜ さてと、今夜はこのあたりで野宿しますか。
μ ’ヮ ’μΣ＜ ・・・あっ、シャンプーハット忘れてきちゃった！
川；＇v＇)＜ ・・・風呂なんか無いですし、そもそもアンタいまだにシャンプー
ハットとか使ってるんですか。
μ ’ヮ ’μ＜ だってアレがないと眠れないんだもん！
川；＇v＇)＜ いつもシャンプーハットかぶって寝てるんスかッッ！！？
μ ’ヮ ’μ＜ しかたない。天井のシミを数えてれば眠くなるかしら。
川；＇v＇)＜ せっかく野宿なんだからそーゆー淫靡な想像してないで星の
数を数えろよっっ！！
μ ’ヮ ’μ＜ カリカリしてないで、ミキも眠ったら？
川；＇v＇)＜ ああ、なんかね、どうも旅立ちの第一夜なせいか、気が昂ぶ
って・・・。誰かにつけられてるような気もして。
μ ’ヮ ’μ＜ つけられ・・・あはは、わざわざ夜中に家を出てきたのよ。
ホッカイドの人たちには、気付かれてるはずないわ。
川；＇v＇)＜ あいかわらず陽気な脳みそでうらやましいですが、まあ今夜は
ミキが寝ずの番をしますから、ミウド様は休んでくださいよ・・・。
100 ：
名無し娘。
：2006/09/10(日) 18:52
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どすっ |lli l!i::''''
ZZZ… // ﾌｶﾞｰ |i lii!ll::ll|
＼从 |llli!!l ;;;il|
ノハ （⌒─ヽ ノﾉハヽヽ '''"''''"''' | li!ll ll;;lii!| (O)
,, ,,-‐'""`"''''`"''' μ~ヮ ￣；μ／ ＼(~ v ~ 川 `" ノ;;ﾍ::､ﾊ':､wWww､lﾍ,,
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