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二枚舌足らず
1 :
名無し募集中。。。
:2006/08/08(火) 22:55
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:.:...:.:.:.:.....:.. ..: ..: ノハヽヾ ..:.. ..: oノハヽo ..: .. .: :... :. .: .: . .. :. :: .. . :.:.: .:. : ..: .:.. ..: :.::.:.::. ::.:.:.:.. :.::
. :.. :.:.. .:... .. . . (^ー^*bリ . .: . :. (・ 。.・*从σ
.: . .: .. :.: . :..:.: .cく:*:y:*:ヽ.:. : .. cく:::*:l i:*::ノ
.: .: ..: . :. . ::. ....: . l====U .: . : .. .. |:::/, l::l~ 浴衣がほどけはしたが、どうにか花火に間に合った。
. : .: .. . .:.,:.. . :. .. .|ヽ__| .: .....: . .. |:ノY |~ この夏は彼女たちにとって、かけがいのないものになるだろう。
. :. . :. .. :.: . .:. . . し' `J ...:. . .:..: . し'`J
.: ...〃ノハヾ :.: . ..: . .... : :. .. :. :. . . .: : ..
.: ..从从; ・e) .. :. .: . . .:.. .: .: .: . .:.: . :.. おわり
276 :
さゆえりれいなの不動産屋さん(新生活の心得)
:2006/09/23(土) 03:21
______________/
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∋oノノハヽ ノノノハヾ |
从从 `) リd*^ー^) .|
( ) ( ) |
l l | | l l |
 ̄ ̄ ̄(_(_) ̄ ̄ ̄ (_)_)  ̄\
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277 :
さゆえりれいなの不動産屋さん(新生活の心得)
:2006/09/23(土) 03:21
______________/
l
ドーン
∋oノノハヽ ノノノハヾ l
从从; `) リd*^ー^) |
( ) (o `、゙l て
l l | ) )'⌒(⌒)て
 ̄ ̄ ̄(_(_)  ̄ ̄ ̄(_) `ミ て\
\
278 :
さゆえりれいなの不動産屋さん(新生活の心得)
:2006/09/23(土) 03:21
______________/
l
|
∋oノノハヽ ノノノハヾ |
从从; `) リd*^ー^) | Y,k
( ) ( ) | ,i/´
l l | | l l | ノ゙`
 ̄ ̄ ̄(_(_) ̄ ̄ ̄ (_)_)  ̄\
\
279 :
さゆえりれいなの不動産屋さん(新生活の心得)
:2006/09/23(土) 03:22
「ね?」
「何がね?じゃ!ヒビ入ったじゃろが!」
「脚力の賜物ですよ?」
「お前の脚力なんか知らんわバカ」
とか何とか言いながら……
280 :
さゆえりれいなの不動産屋さん(新生活の心得)
:2006/09/23(土) 03:22
「どうです?こんないい物件、他じゃ見つかりませんよ?」
「ん〜……迷うっちゃねー。」
ピンポーン
「あ、来ました」
インターフォンに写った顔を覗いてみると……
281 :
さゆえりれいなの不動産屋さん(新生活の心得)
:2006/09/23(土) 03:23
ガーン
oノハヽo
从*・ 。.・)
282 :
さゆえりれいなの不動産屋さん(新生活の心得)
:2006/09/23(土) 03:23
「遅れてごめ〜ん」
「遅いよ〜」
283 :
さゆえりれいなの不動産屋さん(新生活の心得)
:2006/09/23(土) 03:23
________________/
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∋oノノハヽ ノノノハヾ oノハヽo
从从; `) リd*^ー^) (・ 。.・*从
( ) ( っ⊂ ⊂ )|
l l | | l l ( ( ( .|
 ̄ ̄ ̄(_(_) ̄ ̄ ̄ (_)_) ̄(__(_)\
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284 :
さゆえりれいなの不動産屋さん(新生活の心得)
:2006/09/23(土) 03:24
「だ、誰?」
「道重さゆみと申します。私たち……」
285 :
さゆえりれいなの不動産屋さん(新生活の心得)
:2006/09/23(土) 03:24
________________/
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∋oノノハヽ ノハヽヾ oノハヽo
从从; `) (^ー^*bリ (・ 。.・*从
( ) ( っ⊂ ⊂ )|
l l | | l l ( ( ( .|
 ̄ ̄ ̄(_(_) ̄ ̄ ̄ (_)_) ̄(__(_)\
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286 :
さゆえりれいなの不動産屋さん(新生活の心得)
:2006/09/23(土) 03:24
「……今度から一緒にこの部屋に住もうと思ってるんです」
「勝手にやっとって!」
おわり
287 :
さゆえりれいなの不動産屋さん(新生活の心得)
:2006/09/23(土) 03:25
<ディレクターズカット>
288 :
さゆえりれいなの不動産屋さん(新生活の心得)
:2006/09/23(土) 03:25
「どうです?こんないい物件、他じゃ見つかりませんよ?」
「ん〜……迷うっちゃねー。」
ピンポーン
「あ、来ました」
インターフォンに写った顔を覗いてみると……
289 :
さゆえりれいなの不動産屋さん(新生活の心得)
:2006/09/23(土) 03:26
ガーン
oノハヽo
(・ 。.・*从
290 :
さゆえりれいなの不動産屋さん(新生活の心得)
:2006/09/23(土) 03:26
「遅れてごめんねー」
「遅いよー」
291 :
さゆえりれいなの不動産屋さん(新生活の心得)
:2006/09/23(土) 03:26
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∋oノノハヽ ノノノハヾ oノハヽo
从从; `) リd*^ー^) (・ 。.・*从
( ) ( っ⊂ ⊂ )|
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 ̄ ̄ ̄(_(_) ̄ ̄ ̄ (_)_) ̄(__(_)\
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292 :
さゆえりれいなの不動産屋さん(新生活の心得)
:2006/09/23(土) 03:27
「だ、誰?」
「道重さゆみと申します。私たち……」
293 :
さゆえりれいなの不動産屋さん(新生活の心得)
:2006/09/23(土) 03:27
________________/
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∋oノノハヽ ノハヽヾ oノハヽo
从从; `) (^ー^*bリ (・ 。.・*从
( ) ( っ⊂ ⊂ )|
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 ̄ ̄ ̄(_(_) ̄ ̄ ̄ (_)_) ̄(__(_)\
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294 :
さゆえりれいなの不動産屋さん(新生活の心得)
:2006/09/23(土) 03:27
「……今度から一緒にこの部屋に住もうと思ってるんです」
「えっ?!三人で?!三人は無理っちゃろ〜。…でも、でも……。考えてみてもよかっちゃよ〜。アハハ〜」
295 :
さゆえりれいなの不動産屋さん(新生活の心得)
:2006/09/23(土) 03:27
数ヵ月後……
296 :
さゆえりれいなの不動産屋さん(新生活の心得)
:2006/09/23(土) 03:28
ブーン
ノノノハヾ . .
リd*^ー^) . ∽ . ノハハヽo
( ) ノノハヽo∈ (。.・*从从
| l l ⊂ノノノ,, _と⌒ と )
(_)__) (_,,っっ
297 :
さゆえりれいなの不動産屋さん(新生活の心得)
:2006/09/23(土) 03:29
育てられないなら飼うな!
おわり
298 :
名無し娘。
:2006/09/23(土) 10:58
玄関の狭さの表現が上手いっすね
299 :
名無し娘。
:2006/09/23(土) 21:29
ブラックやなあ
でもワロタ
300 :
名無し娘。
:2006/09/24(日) 09:48
ののたんに捧げる300ゲット
301 :
都市に眠る魔界シリーズ
:2006/10/04(水) 01:21
コンクリートジャングル東京。
この冷たい街で人はすぐに息切れてしまう。
福岡出身の田舎者田中れいなは田舎者なので特に息切れが激しかった。
302 :
都市に眠る魔界シリーズ
:2006/10/04(水) 01:22
| ̄ ̄|\
| |\\ _____
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| |\\||========|. |[][][]||:.:...
| |\\||三三三三| ゼ |[][][]||:.:..
| |\\||三三三三| イ |[][][]||:.:..
| |\\||三三三三| ゼ |[][][]||:.:..
| |\\||三三三三| イ |[][][]||:.:...
| |\\||三三 :: : : | : |[][][]||:..:.
| |\\|l三:. : ∋oノハヽヾ |[][][]||::...
| |\\||三:. : .:.. .(` ロ´ ;从 |[][][]||:.:...
303 :
都市に眠る魔界シリーズ
:2006/10/04(水) 01:22
そんな田舎者の彼女が安息できる唯一の場所。
それは人通りの少ない路地裏にひっそりとまつられているお社の中だった。
そのお社が何をまつっているのかれいなは知らない。
ただ決まって油揚げが何枚か供えてあり、
お社に忍び込む前にその油揚げを二、三枚いただくのがれいなの癖になっていた。
304 :
都市に眠る魔界シリーズ
:2006/10/04(水) 01:23
ムシャムシャ
∋oノハヽヾ
(` ロ´ 从
[油]c )
305 :
都市に眠る魔界シリーズ
:2006/10/04(水) 01:23
ウッ
∋oノハヽヾ
(` ロ´ili从
[油]c )
306 :
都市に眠る魔界シリーズ
:2006/10/04(水) 01:23
ウマー
∋oノハヽヾ
(` ヮ´ 从
[油]c )
307 :
都市に眠る魔界シリーズ
:2006/10/04(水) 01:24
息を整えて仕事場に戻ってくると、
いつもの様にヒャクマミでオル゙ァでピートゥーパーだった。
308 :
都市に眠る魔界シリーズ
:2006/10/04(水) 01:24
ヒャクマミ
ノノノハヾ
リd*^ー^)
( ) ∋oノハヽヾ
(` ロ´ ;从
( っ っ
309 :
都市に眠る魔界シリーズ
:2006/10/04(水) 01:24
オル゙ァ
ノノノハヾ ノ_,ハ,_ヽヾ
リd*^ー^) (VoV从
( ) ノノハヾo∈ ( )
从; ` ロ´)
⊂ ⊂ )
310 :
都市に眠る魔界シリーズ
:2006/10/04(水) 01:25
ピートゥーパー
ノノノハヾ ノ_,ハ,_ヽヾ
リd*^ー^) (VoV从
( ) ∋oノハヽヾ ( )
(` ロ´ ;从
( っ っ
311 :
都市に眠る魔界シリーズ
:2006/10/04(水) 01:26
れいなにはこんな時の二人の目が釣り上がって見えるのだった……。
312 :
都市に眠る魔界シリーズ
:2006/10/04(水) 01:27
ある日、いつも通りお社に行くと、珍しく人だかりが出来ていた。
「何があったとですか」
「神主さんがお祓いしている。お社が何者かによって荒らされたらしい。
お供え物も盗まれていたそうだ……」
お社に向かって手を合わせて祈っている年寄りの声が、れいなの耳に聞こえてきた。
「おキツネ様の祟りがありませんように…南無南無……」
313 :
都市に眠る魔界シリーズ
:2006/10/04(水) 01:28
ハッ
∋oノハヽヾ
(` ロ´ ;从
314 :
都市に眠る魔界シリーズ
:2006/10/04(水) 01:29
それかられいなはお社に忍び込むのをやめ、
油揚げをお供えに行く様になった。
毎日毎日、それを繰り返した。
315 :
都市に眠る魔界シリーズ
:2006/10/04(水) 01:30
ある日の事。
その日もお社から仕事場に戻ってきた。
316 :
都市に眠る魔界シリーズ
:2006/10/04(水) 01:30
ヒャクマミ
ノノノハヾ
リd*^ー^)
( ) ∋oノハヽヾ
(` ロ´ ;从
( っ っ
317 :
都市に眠る魔界シリーズ
:2006/10/04(水) 01:31
オル゙ァ
(( ノノノ
ノノノハヾ ノノ⌒ヽヾ
リd*^ー^) (VoV从
( ) ノノハヾo∈ ( )
从; ` ロ´)
⊂ ⊂ )
318 :
都市に眠る魔界シリーズ
:2006/10/04(水) 01:31
(( ノノノ
ノノノハヾ ノノ⌒ヽヾ
リd*^ー^) (V V从
( ) ノノハヾo∈ ( )
从 ` ヮ´)σ
( /
ヒャッヒャッヒャ
319 :
都市に眠る魔界シリーズ
:2006/10/04(水) 01:32
グエー
ノハヽo∈ ノ_,ハ,_ヽヾ
(`ロ((;:○ニ(VoV从
( っ っ ≡ ヽ o)
320 :
都市に眠る魔界シリーズ
:2006/10/04(水) 01:32
本人の性格が一番の原因なのである。
おわり
321 :
名無し娘。
:2006/10/04(水) 02:07
すげぇ。。
322 :
名無し娘。
:2006/10/04(水) 09:39
なんちゅうオチや
323 :
名無し娘。
:2006/10/04(水) 12:05
ワロタ
324 :
都市に眠る魔界シリーズ
:2006/10/05(木) 01:36
>>301-320
は第一話 狐
325 :
都市に眠る魔界シリーズ
:2006/10/05(木) 01:37
第二話 水虎
326 :
都市に眠る魔界シリーズ
:2006/10/05(木) 01:37
コンクリートジャングル東京。
この冷たい街で人はすぐに息切れてしまう。
福岡出身の田舎者田中れいなは田舎者で性格的にも難があるので特に息切れが激しかった。
327 :
都市に眠る魔界シリーズ
:2006/10/05(木) 01:38
| ̄ ̄|\
| |\\ _____
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328 :
都市に眠る魔界シリーズ
:2006/10/05(木) 01:39
そんな田舎者で性格的にも難がある彼女が安息できる唯一の場所。
それは人通りの少ない路地裏から、ほんの少し歩いた所にある川沿いの土手だった。
れいなはそこに伸びている草をちぎって口にくわえてみた。
昔ながらの番長スタイルである。
そして土手を歩きながら、川沿いの土の香りを楽しむのであった。
329 :
都市に眠る魔界シリーズ
:2006/10/05(木) 01:39
ノハヽヾo∈
\_,´ 从
( ) ,,
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330 :
都市に眠る魔界シリーズ
:2006/10/05(木) 01:40
∋oノノハヾ
从 `,_/
,, ( )
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. : : : : :.: : : : : : : : :
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331 :
都市に眠る魔界シリーズ
:2006/10/05(木) 01:40
ノハヽヾo∈
\_,´ 从
( ) ,,
~"'"~'"~'"'~"'~"'"'"~'"~'"~"'~'"~~"'"~'"~'"'~"'~"'"'"~'"~'"~"'~'"~
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: : : : : : : :
~"'"~'"~'"'~"'~"'"'"~'"~'"~"'~'"~~"'"~'"~'"'~"'~"'"'"~'"~'"~"'~'"~'~'"~
332 :
都市に眠る魔界シリーズ
:2006/10/05(木) 01:41
ウッ
ノハヽヾo∈
\_,´ili从
( )
~"'"~'"~'"'~"'~"'"'"~'"~'"~"'~'"~~"'"~'"~'"'~"'~"'"'"~'"~'"~"'~'"~
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: : : : : : : :
~"'"~'"~'"'~"'~"'"'"~'"~'"~"'~'"~~"'"~'"~'"'~"'~"'"'"~'"~'"~"'~'"~'~'"~
333 :
都市に眠る魔界シリーズ
:2006/10/05(木) 01:41
ペッ
ノハヽヾo∈
,(,ロ´ 从
'。゚' ( )
, "
~"'"~'"~'"'~"'~"'"'"~'"~'"~"'~'"~~"' 。 ゚' ~'"'~"'~"'"'"~'"~'"~"'~'"~
. : : : : :.: : : : : : : : :
: : : : : : : :: :
: : : : : : : :
~"'"~'"~'"'~"'~"'"'"~'"~'"~"'~'"~~"'"~'"~'"'~"'~"'"'"~'"~'"~"'~'"~'~'"~
334 :
都市に眠る魔界シリーズ
:2006/10/05(木) 01:43
息を整えて仕事場に戻ってくると、
いつもの様にヒャクマミでオル゙ァでピートゥーパーだった。
335 :
都市に眠る魔界シリーズ
:2006/10/05(木) 01:43
>>308-310
336 :
都市に眠る魔界シリーズ
:2006/10/05(木) 01:44
れいなにはこんな時の二人のデコが光って見えるのだった……。
337 :
都市に眠る魔界シリーズ
:2006/10/05(木) 01:45
ある日、いつも通り土手に行くと、珍しく人だかりが出来ていた。
「何があったとですか」
「子供が溺れ死んだ。潜水調査してる所だが水が濁ってて苦労してるようだ。」
川に向かって手を合わせて祈っている年寄りの声が、れいなの耳に聞こえてきた。
「川のぬしに引きずり込まれたに違いない…南無南無……」
その時、れいなは川の水がぴしゃりとはねるのを見た。
338 :
都市に眠る魔界シリーズ
:2006/10/05(木) 01:46
ハッ
∋oノハヽヾ
(` ロ´ ;从
339 :
都市に眠る魔界シリーズ
:2006/10/05(木) 01:47
川の水は遥々と流れて水道局の浄水場に辿り着いた。
そして、そこに設置された様々なろ過装置を通り、化学薬品による処理を施されて我々の元に運ばれてくる。
この塩素まみれの水道水こそが、飲み水や風呂の水として使われているのだ。
340 :
都市に眠る魔界シリーズ
:2006/10/05(木) 01:49
だから肌や頭髪がこんな風になるのである。
341 :
都市に眠る魔界シリーズ
:2006/10/05(木) 01:50
___________
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||
(( ノノノ .(( ノノノ \\ ||
ノノハヽヽ.ノノ⌒ヽヾ. ||バヽヾ
从从从∩)V V∩ ||ー^*bリ
/ / ヽ / |と ヽ
┗┳━ ) ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ..:).::)
∪┃ し'___________| ノ ノ ノハヽヾo∈
┻ し'`J (´ 从从
( )
おわり
342 :
名無し娘。
:2006/10/05(木) 12:39
このシリーズいいな
343 :
名無し娘。
:2006/10/06(金) 11:27
れいなかわいいよれいな
344 :
名無し募集中。。。
:2006/10/17(火) 00:47
次から書く話を読む前に、飼育前スレの『ガキ祭り』をさらりと流し読みしておくと良いでしょう。
http://m-seek.on.arena.ne.jp/cgi-bin/test/read.cgi/black/1106660332/563-575
これは飼育スレ立て一周年記念として、飼育以前に狼で書いたのを書き直したもので、
この手のものとしては一番最初に書いたものであります。
345 :
夏のうろこ
:2006/10/17(火) 00:51
絵里のお婆ちゃんが行方不明になりました。
家から買い物に出たっきり、それっきり。
いつまで経っても帰ってきませんでした。
お婆ちゃんと仲の良かった絵里はすっかり気落ちしてしまいました。
同級生のA君とガキさんは絵里を毎日励ましました。
夏が始まって間もなく起きたこの事件のために、
彼らの夏休みの予定は全て凍り付いてしまったのです。
いつも通り絵里を励まし終えた、彼女の家からの帰り道の事です。
ガキさんが神妙な顔で呟きました。
「ババちゃんに頼んでみるか……」
ババちゃんというのはガキさんのお婆ちゃんで、横浜のビルの一室を借りて占いめいた事をやっています。
以前、白目占いで内臓が悪いのを当ててもらった事があるA君は絵里の白目を想像しました。
346 :
夏のうろこ
:2006/10/17(火) 00:52
ノノ_,ハ,_ヾ クアッ
lc| ・e・リ
( ) ノハヽヾ
(゚ 从从
( )
347 :
夏のうろこ
:2006/10/17(火) 00:53
「ちょっと!今あんたが白目になってどうすんの」
「えりりんの白目とくしゃみどっちがレアだろう」
「知るか〜」
翌日、二人は絵里を横浜へ連れ出しました。
絵里は家から出たくないと嫌がったのですが、ガキさんがとにかくしつこく誘いました。
348 :
夏のうろこ
:2006/10/17(火) 00:54
イキタクナイ
ノノノハヾ ノ_ハ_ヽヾ
リd*´ー`) (・e・ bリ
( ) ( )
349 :
夏のうろこ
:2006/10/17(火) 00:56
ビル! ビル! ビル!
ビル! ハニホヘト! ビル!
ビル! ジュマペール!
ノノノハヾ ノ_ハ_ヽヾ ビル! ビル! ビル!
リd; ´ー`) (・e・*bリ∩ ブットイマン! ビル!
( ) (っ ⊂彡 ビル! ビル! ビル!
続く
350 :
名無し娘。
:2006/10/17(火) 01:51
すげー続き気になります
351 :
夏のうろこ
:2006/10/18(水) 00:59
事件が起きてからの絵里はといえば、引きつったような笑顔しか見せませんでしたが、
その日は、横浜を案内するガキさんの活き活きとした立振舞いに、
いつもの柔らかで自然な笑みをこぼすのでした。
それを見てA君もガキさんも少しホッとしました。
352 :
夏のうろこ
:2006/10/18(水) 00:59
「来て良かったね」
「うん。やっぱり横浜だね」
絵里がトイレに席を外してる間、お茶を飲みながら二人はそんなことを言い合いました。
353 :
夏のうろこ
:2006/10/18(水) 01:00
ノノ_ハ_ヽ
lcl ・e・)
( ) ノハヽヾ
 ̄ ̄日 ̄ ̄( 从从
日/ ( )
354 :
夏のうろこ
:2006/10/18(水) 01:01
ノノ_ハ_ヽ
lcl -e-)
( っ日) ノハヽヾ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄( 从从
日/ ( )
355 :
夏のうろこ
:2006/10/18(水) 01:01
ノノ_ハ_ヽ
lcl ・e・)
( ) ノハヽヾ
 ̄ ̄日 ̄ ̄( 从从
日/ ( )
356 :
夏のうろこ
:2006/10/18(水) 01:01
ノノ_ハ_ヽ
lcl ・e・)
( ) ノハヽヾ
 ̄ ̄日 ̄ ̄( 从从
日/ ( )
357 :
夏のうろこ
:2006/10/18(水) 01:02
「トイレ遅いね」
「カメはいつもこんなもんだよ」
「ほう……」
358 :
夏のうろこ
:2006/10/18(水) 01:02
ノノ_ハ_ヽ
lcl ・e・)
( ) ノハヽヾ
 ̄ ̄日 ̄ ̄从从 )
日/ ( )
359 :
夏のうろこ
:2006/10/18(水) 01:02
ノノ_ハ_ヽ
lcl -e-)
( っ日) ノハヽヾ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄从从 )
日/ ( )
360 :
夏のうろこ
:2006/10/18(水) 01:02
ノノ_ハ_ヽ
lcl ・e・)
( ) ノハヽヾ
 ̄ ̄日 ̄ ̄从从 )
日/ ( )
361 :
夏のうろこ
:2006/10/18(水) 01:02
ノノ_ハ_ヽ
lcl ・e・)
( ) ノハヽヾ
 ̄ ̄日 ̄ ̄从从 )
日/ ( )
362 :
夏のうろこ
:2006/10/18(水) 01:03
「……うんこかな」
「だったらカメはもうちょっとかかる」
「ほう……」
363 :
夏のうろこ
:2006/10/18(水) 01:03
ノノ_ハ_ヽ
lcl ・e・)
( ) ノハヽヾ
 ̄ ̄日 ̄ ̄从从 )
日/ ( )
364 :
夏のうろこ
:2006/10/18(水) 01:04
ノノ_ハ_ヽ
lcl ・e・)
( ) ノハヽヾ
 ̄ ̄日 ̄ ̄从从 )
日/ ( )
365 :
夏のうろこ
:2006/10/18(水) 01:04
ノノノ_ハヾ
ノlcl ・e)
( ) ノハヽヾ
 ̄ ̄日 ̄ ̄从从 )
日/ ( )
366 :
夏のうろこ
:2006/10/18(水) 01:04
ノノノ_ハヾ
ノlcl ・e)
( ) ノハヽヾ
 ̄ ̄日 ̄ ̄从从 )
日/ ( )
367 :
夏のうろこ
:2006/10/18(水) 01:04
「……遅いよな」
「……うん、ちょっと見てくる」
368 :
夏のうろこ
:2006/10/18(水) 01:06
ノハヽヾ
 ̄ ̄日 ̄ ̄从从 )
日/ ( )
369 :
夏のうろこ
:2006/10/18(水) 01:07
ノハヽヾ
 ̄ ̄日 ̄ ̄( 从从
日/ ( )
370 :
夏のうろこ
:2006/10/18(水) 01:07
ノハヽヾ
 ̄ ̄日 ̄ ̄从从 )
日/ ( )
371 :
夏のうろこ
:2006/10/18(水) 01:08
ガキさんの「アンター」「コラー」という声がいつまで経っても聞こえてこないので、
不自然に思ったA君もトイレを見に行きました。
372 :
夏のうろこ
:2006/10/18(水) 01:08
( っ
) ) )
(_)__)
ノノ_,ハ_ヽ
lcl; ・e・)
( )
373 :
夏のうろこ
:2006/10/18(水) 01:09
絵里はトイレの壁に張り付くようにして動かなくなっていたのでした。
374 :
夏のうろこ
:2006/10/18(水) 01:10
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| .::(`*bllリ |
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|,,/(__ )_) )_,.`( |
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続く
375 :
名無し娘。
:2006/10/18(水) 11:41
さなぎ?
376 :
夏のうろこ
:2006/10/20(金) 23:22
A君とガキさんは二人がかりで絵里をどうにか壁から引き剥がしましたが、
そのまま絵里は押し黙ってしまいました。
その後、絵里の両親に迎えに来てもらい、結局ババちゃんの所に行くのは取り止めになりました。
目的をなくした二人は、ただ横浜をぶらぶらと歩きまわるのでした。
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